JP4470266B2 - 潤滑油エマルション組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は潤滑油に使用される潤滑油エマルション組成物に関する。さらに詳しくは、水を含有するため難燃性であり、低泡性、良好な潤滑性および安定な乳化特性を示す、切削油、研削油、プレス油、圧延油、引き抜き油、押し出し油、作動油などに用いられる潤滑油エマルション組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属やセラミック加工に使用される潤滑油には、鉱物油や合成油をベースオイルとした非水溶性タイプやこれを含水させたエマルションタイプおよび水溶性ポリアルキレングリコール誘導体を水に希釈する水溶性タイプなどがある。近年、火災発生の危険性低減や、加工時の冷却効果および加工後の洗浄性向上などを目的として、組成中に水を含有する水溶性タイプやエマルションタイプが広く使用されてきているが、水溶性タイプについては泡立ちが激しく、廃水処理性が悪いなどの問題が指摘されている。
一方、エマルションタイプはポリオキシエチレンモノアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、カチオン活性剤、アニオン活性剤などを組み合わて乳化させているが(特開平10―17886号公報、特開平10−140176号公報)、この系では乳化安定性を維持することが難しいため、リサイクル使用時および貯蔵時の安定性、潤滑、加工性能の低下、発泡などの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水を含有しているため火災発生の危険性が低く、低泡性および良好な潤滑性を兼ね備え、特定構造の非イオン界面活性剤を使用することによって安定な乳化特性を実現し、リサイクル使用時や貯蔵時の安定性を向上した潤滑油用エマルション組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、
(1) 基油(A)、式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)および水を含有し、(A)/(B)の重量比が10/90〜99.9/0.1である潤滑油エマルション組成物、
【0005】
【化2】
【0006】
(ただし、Zは2〜8個の活性水素をもつ化合物の残基、A1O、A2Oは炭素数2または3のオキシアルキレン基、BOは炭素数4のオキシアルキレン基、(A1O)a、(BO)bおよび(A2O)cはそれぞれブロック状に付加しており、R1は炭素数1〜24の炭化水素基、R2は炭素数1〜24のアシル基、a、bおよびcは平均付加モル数を示し、0≦a≦100、2≦b≦150、0≦c≦100でaとcは同時に0になることはなく、0.1≦(a+c)/(a+b+c)≦0.9、分子量が3,500〜35,000、分子量に対する炭素数2のオキシアルキレン基の重量比が0.1〜0.9、0≦l、0≦m、0≦n、2≦l+m+n≦8である。)
【0007】
(2) 式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)のZが4〜6個の活性水素をもつ化合物の残基であり、0≦a≦50、5≦b≦100、0≦c≦50でaとcは同時に0になることはなく、4≦l+m+n≦6である(1)記載の潤滑油エマルション組成物、
(3) (1)または(2)記載の潤滑油エマルション組成物を用いることを特徴とする加工油、
(4) (1)または(2)記載の潤滑油エマルション組成物を用いることを特徴とする切削油である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、基油(A)としては鉱物油、アルキルベンゼン、ポリ−α−オレフィン、ポリブテンなどの炭化水素油、ヤシ油、パーム核油、ナタネ油、コーン油、牛脂などの動植物油、一価または多価アルコールと直鎖または分岐脂肪酸との合成エステルなどから選ばれる1種または2種以上の混合物が挙げられる。
【0009】
式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)において、Zは2〜8個の活性水素をもつ化合物の残基であり、例としてはエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン(3〜6量体)、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどの多価アルコールの残基、キシロース、グルコース、フルクトース、ガラクトース、ソルビトール、ソルビタン、ソルビタンアルキレート、アルキルグルコシドなどの糖類またはその誘導体の残基、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、オレイルアミン、ヤシ油アルキルアミン、牛脂アルキルアミン、硬化牛脂アルキルアミン、大豆油アルキルアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、アルキルアミノプロピルアミン、アルカノールアミンなどの含窒素化合物の残基などが挙げられ、好ましくは多価アルコールの残基および糖類またはその誘導体の残基である。
【0010】
A1OおよびA2Oは炭素数2または3のオキシアルキレン基の1種または2種で、2種のときはブロック状に付加していてもランダム状に付加していても良い。炭素数2および3のオキシアルキレン基としてはそれぞれオキシエチレン基、オキシプロピレン基が挙げられる。BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、例としてはオキシブチレン基が挙げられ、ブチレン骨格は直鎖、分岐のどちらでも良く、好ましくは1,2−オキシブチレン基である。
【0011】
R1で表される炭素数1〜24の炭化水素基は飽和あるいは不飽和でも良く、また、直鎖状あるいは分岐状でも良い。例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、イソセチル基、オクタデシル基、イソステアリル基、オレイル基、オクチルドデシル基、ドコシル基、デシルテトラデシル基などの脂肪族炭化水素基、ベンジル基、クレジル基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基、ジオクチルフェニル基、ジノニルフェニル基、スチレン化フェニル基などの芳香族炭化水素基が挙げられ、好ましくは炭素数1〜8の炭化水素基、更に好ましくは炭素数1〜4の炭化水素基である。
【0012】
R2で表される炭素数1〜24のアシル基は飽和あるいは不飽和でも良く、また、直鎖状あるいは分岐状でも良い。例としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、アクリル酸、メタクリル酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、安息香酸などに由来するアシル基などが挙げられ、好ましくは炭素数2〜18のアシル基、更に好ましくは12〜18のアシル基である。
【0013】
本発明において、a、bおよびcはそれぞれのオキシアルキレン基の平均付加モル数を示し、aは0〜100、bは2〜150、cは0〜100であり、好ましくはaが0〜50、bが5〜100、cは0〜50であり、aとcが同時に0となることはない。a、bおよびcの比率としては(a+c)/(a+b+c)で示される値が0.1〜0.9になる範囲が適しているが、好ましくは0.2〜0.9、より好ましくは0.3〜0.8である。
式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)の分子量は3,500〜35,000の範囲が適しているが、好ましくは3,500〜30,000、より好ましくは4,000〜25,000である。
式(I)で示される非イオン性界面活性剤の分子量に対する炭素数2のオキシアルキレン基の重量比は0.1〜0.9になる範囲が適しているが、好ましくは0.2〜0.8、より好ましくは0.2〜0.7である。
l、mおよびnはそれぞれ0以上であり、かつl、mおよびnの和は2〜8である。好ましくは0≦l、m=0、0≦nであり、l、mおよびnの和は2〜8であり、より好ましくは2≦l、m=0、n=0である。l、mおよびnの和は好ましくは4〜8、より好ましくは4〜6である。l、mおよびnの和が2より小さいと安定なエマルションが得られず、8より大きいと安定なエマルションが得られないばかりか、粘度が高くなりすぎて作業性が悪くなる。
【0014】
式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)の合成は公知の方法を用いて製造できる。例えば下記の方法で行うことができる。
(イ)アルキレンオキシド付加
加圧反応器に活性水素を持つ開始剤となる原料化合物と触媒を仕込み、系内を窒素などの不活性ガスに置換する。ここで、触媒としては水酸化アルカリ、アルコールのアルカリ金属塩またはアルカノールアミンなどのアルカリ触媒または四塩化スズ、三フッ化ホウ素などの酸触媒を用いることができ、必要に応じて副生物の精製を抑制する目的で、攪拌しながら系内を80〜120℃に昇温して減圧下で系中の水分を除去する。この後、系内を100〜150℃に昇温し所定量のアルキレンオキシドを所定時間かけて圧入する。途中でアルキレンオキシドの種類を切り替えることによりブロック状の付加反応物が得られ、また、予め2種以上のアルキレンオキシドを混合したものを圧入したり、同時に2種以上のアルキレンオキシドを圧入することによりランダム状の付加物を得られるので、これら圧入方法の組み合わせで種々の目的構造を持つ化合物を得ることが出来る。反応終了後、必要に応じて、減圧条件下や不活性ガスを通じることによって未反応のアルキレンオキシドを除去する。得られた反応生成物に含まれるアルカリ成分を吸着剤または酸で中和し、必要に応じて系中の水分を80〜120℃、減圧下で除去し、吸着剤および析出した塩をフィルター等で除去することにより末端がすべて水酸基であるポリオキシアルキレン化合物が得られる。
【0015】
(ロ)末端水酸基変性
(イ)で得られたポリオキシアルキレン化合物のアルコキシドとハロゲン化アルキル(アルケニル)との反応、ポリオキシアルキレン化合物の末端をハロゲン化した後にアルコキシドとの反応、ポリオキシアルキレン化合物と硫酸ジアルキルとの反応などの方法によって、ポリオキシアルキレン化合物の末端水酸基を一部またはすべてアルキル(アルケニル)エーテル化したポリオキシアルキレン化合物の末端エーテル変性体が得られる。
また、酸またはアルカリ触媒存在下における(イ)で得られたポリオキシアルキレン化合物とカルボン酸、無水カルボン酸またはカルボン酸クロリドとのエステル化反応、アルカリ触媒存在下における(イ)で得られたポリオキシアルキレン化合物とカルボン酸アルキルエステルとのエステル交換反応により、ポリオキシアルキレン化合物の末端水酸基を一部またはすべてアシル化したポリオキシアルキレン化合物の末端アシル化変性体が得られる。
上記のエーテル化反応およびエステル化反応を組み合わせることにより、末端の水酸基、炭化水素基およびアシル基が任意の割合の式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)を得ることが出来る。
【0016】
本発明の潤滑油エマルション組成物はそのバランスによって、W/O型およびO/W型のどちらのエマルションタイプにもすることができる。潤滑油エマルション組成物に占める水の含有率は任意であるが、火災発生の危険性低減、加工時の効率的な冷却効果および経済性の観点から、基油(A)、非イオン性界面活性剤(B)および水からなる潤滑油エマルション組成物に占める水の含有率は3〜98重量%が適しており、好ましくは5〜98重量%であり、使用する水は水道水、工業用水、イオン交換水などいずれでもよく、硬水、軟水を問わない。
基油(A)と非イオン性界面活性剤(B)との重量比(A)/(B)は10/90〜99.9/0.1であり、好ましくは20/80〜99.9/0.1である。10/90より小さいと十分な潤滑性が得られず、99.9/1より大きいと安定なエマルションが得られない。
本発明の潤滑油エマルション組成物は基油(A)、非イオン性界面活性剤(B)および水からなるが、本発明の効果を損なわない範囲で、他の界面活性剤、防錆剤、酸化防止剤、極圧剤、消泡剤などの各種添加剤を任意の量で添加することも出来、エマルションの調整やそれぞれの添加剤の配合順序、温度などの条件は特に限定されない。
本発明の潤滑油エマルション組成物は、切削油、研削油、プレス油、圧延油、引き抜き油、押し出し油、作動油に使用できるが、切削油、研削油、プレス油、圧延油、引き抜き油、押し出し油などの加工油として用いることが好ましく、切削油として用いることが特に好ましい。
【0017】
【実施例】
次に、本発明を具体的に実施例により説明する。
1.エマルション組成物の調整
潤滑油基油(被乳化物質)に表1に示す界面活性剤A〜Lを添加し、室温にてホモミキサーを用いて5,000rpmで均一に溶解または分散するまで攪拌した後、同一条件で攪拌しながら25℃の水を規定量になるまで少しずつ添加しエマルション組成物を調整した。それぞれの配合比率を表2に示す。
調整したエマルション組成物を下記の方法によって評価を行った。結果を表2に示す。
【0018】
2.乳化安定性試験
1.で調整したエマルション組成物をそれぞれ100ml共栓付メスシリンダーに100ml入れ、25℃にて5日間放置した後、液の状態を以下の基準に沿って観察した。
評価基準
分離が全く生じていない :◎
分離量が全体の5%より少ない:○
分離量が全体の5〜10% :△
分離量が全体の10%を超える:×
【0019】
3.泡立ち性
1.で調整したエマルション組成物を、調整後30秒以内にそれぞれ100ml共栓付メスシリンダーに100ml入れ、泡が消えるまでの時間を以下の基準で観察した。
評価基準
1分以内に消える :◎
5分以内に消える :○
10分以内に消える:△
10分以上消えない:×
【0020】
4.潤滑性試験
四球試験機における潤滑性試験をJIS−2519に基づき以下の条件で実施し、摩耗痕を以下の基準で観察した。
【0021】
【表1】
【0022】
*1 G〜Kは比較例に用いる界面活性剤のため、Zに1個の活性水素を持つ化合物の残基を、またA1Oに炭素数4のオキシアルキレン基を含む。
*2 EOはエチレンオキシド、POはプロピレンオキシド、BOは1,2−ブチレンオキシドである。
*3 非イオン性界面活性剤(B)の分子量に対するEOの重量比を示す。
【0023】
【表2】
【0024】
* トリメチロールプロパンとオレイン酸のエステル化物
** パラフィン系鉱物油:動粘度(40℃)15mm2/s
【0025】
表2の結果から、界面活性剤G〜Jを用いた比較例1〜4、7〜10はBOを含有していない、分子量が小さいなどの理由から、実施例に比べ乳化安定性、泡立ち性に劣り、基油として鉱物油を用いた比較例7〜11は潤滑性でも劣っているのがわかる。界面活性剤Kを用いた比較例5および11はEOとBOがランダム状に結合しているため、実施例と比較して、乳化安定性、泡立ち性および潤滑性に劣っていることがわかる。また、界面活性剤Lを用いた比較例6および12ではEO含有量が低いため、実施例に比べ乳化安定性、潤滑性に劣っているのがわかる。
【0026】
【発明の効果】
本発明のエマルション組成物は、乳化安定性に優れ、低泡性でありかつ潤滑性を兼ね備え、水を含んでいるため火災発生の危険性が低く安全性に優れた、切削油、研削油、プレス油、圧延油、引き抜き油、押し出し油、作動油などを始めとする幅広い潤滑油に使用することが出来る。
Claims (4)
- 基油(A)、式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)および水を含有し、(A)/(B)の重量比が10/90〜99.9/0.1である潤滑油エマルション組成物。
- 式(I)で示される非イオン性界面活性剤(B)のZが4〜6個の活性水素をもつ化合物の残基であり、0≦a≦50、5≦b≦100、0≦c≦50でaとcは同時に0になることはなく、4≦l+m+n≦6である請求項1記載の潤滑油エマルション組成物。
- 請求項1または請求項2記載の潤滑油エマルション組成物を用いることを特徴とする加工油。
- 請求項1または請求項2記載の潤滑油エマルション組成物を用いることを特徴とする切削油。
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