JP4469733B2 - 削孔装置 - Google Patents
削孔装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4469733B2 JP4469733B2 JP2005025071A JP2005025071A JP4469733B2 JP 4469733 B2 JP4469733 B2 JP 4469733B2 JP 2005025071 A JP2005025071 A JP 2005025071A JP 2005025071 A JP2005025071 A JP 2005025071A JP 4469733 B2 JP4469733 B2 JP 4469733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight hammer
- rotating body
- spring
- hammer
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 title claims description 29
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 45
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 15
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
本発明者は、このような削孔装置として、垂直方向に固設されたガイドロッドに摺動自在に設けられたウエイトハンマと、該ウエイトハンマを持ち上げ、落下させるリフトと、前記ウエイトハンマの落下線上に設けられ、ウエイトハンマの落下により打撃されるハンマサブ(被打撃物)と、前記ウエイトハンマを付勢するばねとで構成されており、ウエイトハンマはリフトによって所定の高さまで持ち上げられては落下されるが、この時、ウエイトハンマがリフトにより持ち上げられるとばねが圧縮され、ウエイトハンマの落下時にはウエイトハンマを付勢するもの(例えば、特許文献1参照)を提案している。この削孔装置によれば、ハンマサブは、ウエイトハンマの自由落下の打撃力とばねの付勢力とが加重された打撃力で打撃される。
(1)ウエイトハンマを持ち上げては落下させて打撃するタイミングを合わせにくい。
(2)所定時間内での打撃数を余り増加させることができない。
(3)ウエイトハンマの移動距離(落下距離)が短い場合には採用が困難となる。従って、小型化にも支障する。
(4)少なくとも2個のスプロケットにチェーンを懸回するので、そのスペースが必要となり、その分大きくなるし、構造も複雑となる。
(5)スプロケット間に懸回されたチェーンでウエイトハンマを持ち上げ、落下させる構成なので、斜め方向や水平方向の削孔には不適である。
この発明は、このような課題を解決せんと提案されたものである。
前記回転体の係止爪は、回転体の胴部の両端に、径方向に外出して設けられ、ウエイトハンマの回転体のそれぞれの係止爪が係止する部分はそれぞれ切欠きされた切欠部に形成され、回転体の両端の係止爪は、ウエイトハンマの切欠部に位置しウエイトハンマの一部を両側から挟む格好でウエイトハンマを係止し、ばねの付勢力が増大する方向に移動させることを特徴とする。
また、回転体の係止爪は、ウエイトハンマの一部を両側から挟む格好で係止して持ち上げ、落下させるので、ウエイトハンマが軸廻りに回転したり、位置の乱れがなく、精度のよい作動が可能となる。
前記回転体の係止爪は、回転体の胴部の両端に、径方向に外出して設けられ、ウエイトハンマの回転体のそれぞれの係止爪が係止する部分はそれぞれ切欠きされた切欠部に形成され、回転体の両端の係止爪は、ウエイトハンマの切欠部に位置しウエイトハンマの一部を両側から挟む格好でウエイトハンマを係止し、ばねの付勢力が増大する方向に移動させることを特徴とする。
(1)打撃力としてウエイトハンマの自由落下による重力とばねの付勢力が加重される。従って、大きな打撃力を付与できると共に、打撃力を、ウエイトハンマの重量及び持ち上げの高さ(落下させる高さ)だけでなく、ばねでもコントロールできる。ウエイトハンマの自由落下より落下スピードが速くなるので打撃回数をふやすことができるし、削孔効率を向上させることができる。
(5)ウエイトハンマにはばねの付勢力が作用するので、打撃力は垂直方向だけでなく斜め方向にも付与することができる。
(7)回転体の係止爪は、ウエイトハンマの一部を両側から挟む格好で係止して持ち上げ、落下させるので、ウエイトハンマが軸廻りに回転したり、位置の乱れがなく、精度のよい作動が可能となる。
なお、ベースマシン1としては、クローラタイプでなく、戴置式であってもよい。
ドリルヘッド3は、ヘッド本体3a内にウエイトハンマ11と、このウエイトハンマ11に付勢力を付与する圧縮ばね12と、回転することによって原位置から前記ウエイトハンマ11を係止して前記圧縮ばね12の付勢力が増大する方向(本例では上方)に移動させると共に所定位置で係止を解除する係止爪14が設けられた回転体13とを具備する。回転体13の係止爪14は、回転体13の胴部13aより径方向(放射方向)に外出して設けられ、ウエイトハンマ11の回転体13の係止爪14が係止する部分は切欠きされた切欠部11aに形成され、回転体13の係止爪14は、ウエイトハンマ11の切欠部11aに位置して(即ち、切欠部11aに入り込んで)ウエイトハンマ11を係止するようになっている。回転体13にはモータ16(図1、図2参照)が連結されて回転駆動される。
図4乃至図6において、ドリルヘッド3は、ヘッド本体3a内に、摺動自在に設けられたウエイトハンマ11と、このウエイトハンマ11に付勢力を付与するばね12と、回転することによって原位置から前記ウエイトハンマ11を係止して前記ばね12の付勢力が増大する方向に移動させると共に所定位置で係止を解除する係止爪14が設けられた回転体13と、該回転体13の回転でウエイトハンマ11を係止してばね12の付勢力が増大する方向に移動させ、所定位置で係止を解除することによってウエイトハンマ11がその重力とばね12の付勢力とによって原位置方向に移動し、ウエイトハンマ11の重力とばねの付勢力との加重された打撃力により打撃されるシャンクロッド15と、シャンクロッド15を回転させるモータ19の伝動機構20、などを大略内蔵する。
このように回転体13の係止爪14がウエイトハンマ11の切欠部11aに入り込んで係止する構成にすると、回転体13および係止爪14をウエイトハンマ11寄り(即ち、ベット本体3aの中心寄り)に寄せることができるので、ドリルヘッド3をその分小型化することが可能となるので好ましい。また、回転体13の係止爪14でウエイトハンマ11の一部11bを挟む格好で移動させると、ウエイトハンマ11の軸廻りの回転が防止できるし、位置ずれが生じないので好ましい。
なお、回転体13に設ける係止爪14は、単数でも複数でもよく、また、係止爪14を備える回転体13も単数でも複数でもよい。これに対応しウエイトハンマ11の切欠部11aも増減されるし、切欠部11aを設ける位置も変化する。
なお、伝動機構20は、シャンクロッド15の外周にスピンドルを回転不可で軸方向摺動自在に設け、このスピンドルにスピンドルギア22を設けるようにしてもよい。
また、モータ19の駆動を停止(OFF)してシャンクロッド15の回転を止め、モータ16による回転体13だけの駆動でウエイトハンマ11だけを作動させウエイトハンマ11の打撃力と給進力だけを付与することも、また、モータ16の駆動を停止してウエイトハンマ11の作動を止め、モータ19の駆動によりシャンクロッド15だけを回転させ、回転力と給進力だけを付与することも、選択的に施工することが可能となる。
2 リーダ
3 ドリルヘッド
3a ヘッド本体
8 削孔ロッド
9 スライド板
10a シリンダ
10b チェーン
11 ウエイトハンマ
11a 切欠部
12 ばね(圧縮ばね)
13 回転体
14 係止爪
15 シャンクロッド
16 モータ
17 収納室
19 モータ
20 伝動機構
21 ギア
22 スピンドルギア
Claims (2)
- 摺動自在に設けられたウエイトハンマと、このウエイトハンマに付勢力を付与するばねと、回転することによって原位置から前記ウエイトハンマを係止して前記ばねの付勢力が増大する方向に移動させると共に所定位置で係止を解除する係止爪が設けられた回転体とを具備し、回転体の回転でウエイトハンマを係止してばねの付勢力が増大する方向に移動させ、所定位置で係止を解除することによってウエイトハンマがその重力とばねの付勢力とによって原位置方向に移動し、ウエイトハンマの重力とばねの付勢力との加重された打撃力により被打撃体を打撃する削孔装置であって、
前記回転体の係止爪は、回転体の胴部の両端に、径方向に外出して設けられ、ウエイトハンマの回転体のそれぞれの係止爪が係止する部分はそれぞれ切欠きされた切欠部に形成され、回転体の両端の係止爪は、ウエイトハンマの切欠部に位置しウエイトハンマの一部を両側から挟む格好でウエイトハンマを係止し、ばねの付勢力が増大する方向に移動させることを特徴とする削孔装置。 - 摺動自在に設けられたウエイトハンマと、このウエイトハンマに付勢力を付与するばねと、回転することによって原位置から前記ウエイトハンマを係止して前記ばねの付勢力が増大する方向に移動させると共に所定位置で係止を解除する係止爪が設けられた回転体と、ウエイトハンマにより打撃されるシャンクロッドとを具備し、前記シャンクロッドにはスピンドルを介してまたは直接にスピンドルギアがスプライン結合により相対移動自在に設けられ、かつ、このスピンドルギアにモータのギアが噛合して回転可能となっており、前記回転体の回転でウエイトハンマを係止してばねの付勢力が増大する方向に移動させ、所定位置で係止を解除することによってウエイトハンマがその重力とばねの付勢力との加重された打撃力によりシャンクロッドを打撃する削孔装置であって、
前記回転体の係止爪は、回転体の胴部の両端に、径方向に外出して設けられ、ウエイトハンマの回転体のそれぞれの係止爪が係止する部分はそれぞれ切欠きされた切欠部に形成され、回転体の両端の係止爪は、ウエイトハンマの切欠部に位置しウエイトハンマの一部を両側から挟む格好でウエイトハンマを係止し、ばねの付勢力が増大する方向に移動させることを特徴とする削孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005025071A JP4469733B2 (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 削孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005025071A JP4469733B2 (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 削孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006214094A JP2006214094A (ja) | 2006-08-17 |
JP4469733B2 true JP4469733B2 (ja) | 2010-05-26 |
Family
ID=36977545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005025071A Active JP4469733B2 (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 削孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4469733B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5298360B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2013-09-25 | 株式会社エムズ | 削孔装置 |
JP6504444B2 (ja) * | 2015-03-20 | 2019-04-24 | 株式会社エムズ | スプリング付勢式ブレーカ |
CN108716363A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-10-30 | 北京市轨道交通建设管理有限公司 | 一种冲击回转跟管钻进工具钻 |
CN115890926B (zh) * | 2023-02-24 | 2023-06-30 | 刘佳 | 一种建设工程用混凝土墙面定位钻孔装置 |
-
2005
- 2005-02-01 JP JP2005025071A patent/JP4469733B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006214094A (ja) | 2006-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4469733B2 (ja) | 削孔装置 | |
CN1944939B (zh) | 分离驱动式套管螺旋钻机及其施工方法 | |
CA2715249C (en) | Methods and apparatus for drilling directional wells by percussion method | |
JP2003236769A (ja) | 手工具装置の作動モード切替ユニット | |
JP4469738B2 (ja) | 削孔装置 | |
JP2006346852A (ja) | 回転工具 | |
JP5298360B2 (ja) | 削孔装置 | |
JP4479987B2 (ja) | 打撃力発生装置 | |
CN206899162U (zh) | 一种电锤离合机构 | |
JP4672577B2 (ja) | 削孔装置 | |
KR20080014198A (ko) | 삭공장치 | |
JP3704604B2 (ja) | 掘削装置 | |
US20070102193A1 (en) | Construction machine for foundation construction | |
JP3085813U (ja) | 削孔装置 | |
JP3085169U (ja) | 削孔装置 | |
JP2008231699A (ja) | 打撃貫入試験装置 | |
US4135585A (en) | Drill rig-casing driver assembly | |
CN216989995U (zh) | 一种冲击钻用离合凸轮结构 | |
CN114918461B (zh) | 多孔径一体化钻头及其工作方法 | |
CN107175628A (zh) | 一种电锤离合机构 | |
JP4776031B2 (ja) | 打撃貫入試験装置 | |
CN115199208B (zh) | 一种道路边坡钻孔装置 | |
US864838A (en) | Rock-drill. | |
JP2018131738A (ja) | 打撃力発生装置 | |
RU2232858C1 (ru) | Механизм ударного действия |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100128 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4469733 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |