JP4468202B2 - 葬祭具 - Google Patents
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Description
一方、後飾りの準備にあたって、白布をかける適当な小机や箱などがない場合、仏壇が未だない場合等があり、肉親等の遺骨に尊敬の念がありながらその遺骨を大切に安置できない問題や、また弔問客に後飾りの祭壇でお参りしていただくうえで不十分な対応しかとれない問題があった。
請求項1の発明のごとく骨壷と該位牌を詰め合わせるようにした収納ケースを具備すると、位牌,骨壷を一人で楽に持てるようになる。位牌の他に骨壷が2つがあっても、骨上げ後に、これらを一人で楽に持てる。また、このような箱本体と蓋体からなる収納ケースであると、取り扱い易く、しかも安定して且つ確実に持ち運べる。さらに、斯る箱本体,蓋体であると、仏壇が未だなくても仏画を祭壇に飾り、厳かな後飾りを用意できる。また、このような蓋体と箱本体の構成にすると、後飾りの準備にあたって、白布をかける適当な小机や箱などがなくても、蓋体の上に箱本体を載せることによって、箱本体が一段高くなるので、収納ケース自体が白布をかける箱や小机等の役割を果たせるようになる。
加えて、箱本体(2)にその上縁(211)よりも上方に突き出して分骨容器(5b)が収容されても、前記蓋体(3)の側壁高さ(h 2 )を前記箱本体(2)の側板部高さ(h 1 )より高くすると共に、補強リブ(33)が設けられ、箱本体(2)に蓋体(3)で蓋をしたときに蓋体(3)の側壁下縁(321)が箱本体(2)の底板部(21)よりも上方に位置するので、不都合なく骨壷入れ(5)を箱本体(2)に納めた状態で蓋することができる。さらに、前記蓋体(3)の天壁内面(31b)の全域及び側板(32)の内面側に仏画(34)が描かれると、仏壇が未だなくても厳かな後飾りを形成できる。蓋体の内面が見えるように起立させることによって、仏画を拝むことができるので厳粛な後飾りになる。遺骨,位牌,遺影の背後に蓋体を起立させ、蓋体内面に描かれた阿弥陀如来等の仏画が礼拝する人達の方へ向けられると、後飾りの前に坐ったときに正面に阿弥陀如来等を臨むことになるので、たとえ仏壇がなくても十分なもてなしができる。さらにいえば、前記蓋体(3)の天壁内面(31b)の全域及び側板(32)の内面側に仏画(34)が描かれると共に、これら以外の天壁外面(31a),側板(32)で、外観に現れる部分の地色を全て黄金色とし、また前記箱本体(2)も、外面のみならず箱本体(2)の内面も併せて外観に現れる部分の地色を全て黄金色とし、加えて、仕切壁(23)も外面になる部分を全て黄金色とすると、厳かな容器に仕上がる。
請求項2に記載の葬祭具は、請求項1で、故人の喉仏が収納される舎利箱(6)をさらに備え、該舎利箱(6)と、前記位牌(4)と、前記骨壷入れ(5a)と、前記分骨容器(5b)と、前記骨上箸(7)と、前記仕切壁(23)を入れて該舎利箱(6)と該位牌と該骨壷入れ(5a)と該分骨容器(5b)と該骨上箸を詰め合わせるようにした収納ケース(1)と、を具備し、前記収納ケース(1)が、該舎利箱(6)と前記骨壷入れ(5a)と前記分骨容器(5b)と前記位牌(4)を詰め合わせるようにした前記箱本体(2)と、該箱本体(2)に該舎利箱(6)と前記骨壷入れ(5a)と前記分骨容器(5b)と前記位牌(4)が箱詰めされ、さらに、それらの上に前記骨上箸(7)が載せられて、該箱本体(2)に上から被せて嵌合することのできる前記蓋体(3)と、からなり、加えて、前記箱本体(2)の底板部(21)と側板部(22)の外面に蓮の図柄が描かれ、また前記蓋体(3)の天壁外面(31a)と側壁(32)の外面にも蓮の図柄が描かれることを特徴とする。
請求項2の発明のごとく舎利箱(6)をさらに備えても、一人で持ち運べるので、少人数の遺族にあって非常に助かる葬祭具となる。さらに前記箱本体(2)の底板部(21)と側板部(22)の外面に蓮の図柄が描かれ、また前記蓋体(3)の天壁外面(31a)と側壁(32)の外面にも蓮の図柄が描かれると、葬儀の厳粛な雰囲気を醸し出す。
収納ケース1は仕切壁23を入れて骨壷50と位牌4を詰め合わせるようにした容器である。ここでの収納ケース1は段ボール製で、箱本体2と蓋体3とからなる。箱本体2は図1,図2に示すごとく、底板部21と側板部22とで上面開口20の中空直方体状にして仕切壁23で内部が区画化され、骨壷50と位牌4を詰め合わせるための収納ケース主部になっている。一枚ものの段ボール紙を裁断加工した後、底板部21から延設する側板形成部を上面開口縁221で内折りして、上面を除き、周りを長方形の板部からなる底板部21,側板部22で囲む上面開口20の中空直方体を形成する。そして、別途、骨壷50,舎利箱6と位牌4とを区分けする板状の仕切壁23aを設け、また骨壷50,舎利箱6を仕切る板状の仕切壁23bを設けて、それぞれ区画化された空所S1〜S4に位牌4と骨壷50と舎利箱6が収まる大きさの箱本体2とする。箱本体2の側板部高さh1は骨壷50を納める白木の箱51の高さにほぼ同じくする。符号24は所定空所に納められる位牌4がガタツキなく収納されるようにする係止部材で、符号25は位牌4が底板部21から所定高さ位置で見栄え良く収められるようにするための底上げ部材を示す。符号26は舎利箱6がガタツキなく収納されるよう調整するスペーサを示す。
しかも、位牌4,骨壷50が納められた収納ケース1は地色が黄金色であるので、厳かな容器に仕上り、格調高い葬祭儀式用具になる。さらに蓋体3の外面、箱本体2の外面には蓮の図柄が描かれているので、葬儀の厳粛な雰囲気を醸し出す。
また、本葬祭具は仏壇が未だなくても厳かな後飾りを形成できる。蓋体3の内面31が見えるように起立させることによって、仏画34を拝むことができるので厳粛な後飾りになる。遺骨,位牌4,遺影の背後に、図6のように蓋体3を起立させ、蓋体内面31bに描かれた阿弥陀如来等の仏画34が礼拝する人達の方へ向けられると、後飾りの前に坐ったときに正面に阿弥陀如来等を臨むことになるので、たとえ仏壇がなくても十分なもてなしができる。通夜,葬式に参列できなかった弔問客等に後飾りの祭壇でお参りしていただく際にも失礼のない対応がとれる。
2 箱本体
20 上面開口
21 底板部
22 側板部
221 上縁
23 仕切壁
3 蓋体
30 下面開口(上面開口)
31 天壁
31a 天壁外面
31b 天壁内面
32 側壁
321 側壁下縁
321 側壁下縁
33 補強リブ
33a 一側(側縁)
33b 他側(側縁)
4 位牌
5a 骨壷入れ
5b 分骨容器
6 舎利箱
7 骨上箸
h1 側板部高さ
h2 側壁高さ
Claims (2)
- 位牌(4)と、骨壷入れ(5a)と、分骨容器(5b)と、骨を拾うのに使用される骨上箸(7)と、仕切壁(23)を入れて該位牌と該骨壷入れと該分骨容器と該骨上箸を詰め合わせるようにした収納ケース(1)と、を具備し、前記収納ケース(1)が、底板部(21)と側板部(22)とで上面開口(20)の中空直方体状にして仕切壁(23)で内部が区画化され、前記骨壷入れ(5a)と前記分骨容器(5b)と前記位牌(4)を詰め合わせるようにした箱本体(2)と、天壁(31)と側壁(32)とで該箱本体よりも一回り大きくした下面開口(30)の中空直方体状にして、該箱本体(2)にその上縁(221)よりも上方に突き出して収容される前記分骨容器(5b)と共に前記骨壷入れ(5a)と前記位牌(4)が箱詰めされ、さらに、それらの上に前記骨上箸(7)が載せられて、該箱本体(2)に上から被せて嵌合することのできる蓋体(3)と、からなり、
且つ前記蓋体(3)の側壁高さ(h2)を前記箱本体(2)の側板部高さ(h1)より高くすると共に、蓋体(3)に係る天壁内面(31b)側の4つの各角部で、該天壁内面(31b)に上縁が当接するようにし且つ角部を形成する隣り合う側壁部分(32A,32B)に両側縁(33a,33b)を支持させて高さ(h3)を同じくする補強リブ(33)がさらに設けられ、箱本体(2)に蓋体(3)で蓋をしたときに蓋体(3)の側壁下縁(321)が箱本体(2)の底板部(21)よりも上方に位置する一方、蓋体(3)を仰向けにしてその上面開口(30)から該蓋体内に箱本体(2)が底板部(21)を下にして収納されたときに該箱本体(2)が前記補強リブ(33)上に載置されて前記側板部(22)が前記側壁(32)よりも上方に露出してなり、さらに、前記蓋体(3)の天壁内面(31b)の全域及び側板(32)の内面側に仏画(34)が描かれると共に、これら以外の天壁外面(31a),側板(32)で、外観に現れる部分の地色を全て黄金色とし、また前記箱本体(2)も、外面のみならず箱本体(2)の内面も併せて外観に現れる部分の地色を全て黄金色とし、加えて、前記仕切壁(23)も外面になる部分を全て黄金色とすることを特徴とする葬祭具。 - 故人の喉仏が収納される舎利箱(6)をさらに備え、該舎利箱(6)と、前記位牌(4)と、前記骨壷入れ(5a)と、前記分骨容器(5b)と、前記骨上箸(7)と、前記仕切壁(23)を入れて該舎利箱(6)と該位牌と該骨壷入れ(5a)と該分骨容器(5b)と該骨上箸を詰め合わせるようにした収納ケース(1)と、を具備し、前記収納ケース(1)が、該舎利箱(6)と前記骨壷入れ(5a)と前記分骨容器(5b)と前記位牌(4)を詰め合わせるようにした前記箱本体(2)と、該箱本体(2)に該舎利箱(6)と前記骨壷入れ(5a)と前記分骨容器(5b)と前記位牌(4)が箱詰めされ、さらに、それらの上に前記骨上箸(7)が載せられて、該箱本体(2)に上から被せて嵌合することのできる前記蓋体(3)と、からなり、加えて、前記箱本体(2)の底板部(21)と側板部(22)の外面に蓮の図柄が描かれ、また前記蓋体(3)の天壁外面(31a)と側壁(32)の外面にも蓮の図柄が描かれる請求項1記載の葬祭具。
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JP2005040087A Active JP4468202B2 (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 葬祭具 |
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2005
- 2005-02-17 JP JP2005040087A patent/JP4468202B2/ja active Active
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