JP4466304B2 - 会議呼制御プログラム、会議呼制御装置 - Google Patents

会議呼制御プログラム、会議呼制御装置 Download PDF

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Description

本発明は電話会議に関し、特に大がかりな電話会議専用の設備を必要とせずにインターネット上に接続されているパソコンを用いて3者間での電話会議を可能とさせる会議呼制御の技術に関するものである。
従来、電話会議を行うためにはそれぞれの拠点に電話会議を行うための専用の電話会議装置が必要であった。そのため、電話会議に参加する者は予め電話会議装置を設置した電話会議専用の会議室に出向く必要があり、また、電話会議専用の会議室の予約も必要となり、急を要する会議には利用できないなど不便な点が多々あった。
更に、例えばAさんとBさんが電話中であったときに、新たにCさんを交えて3者で会議をしたい場合でも上記のような電話会議装置を設置した電話会議専用の会議室が必要となり効率的な会議の開催が出来ず不便であった。
例えば、電話会議システムの形態や電話会議予約方式に関しては、「総ての電話会議装置が保有するリソースの使用状態を、共通のリソース共通管理手段で一括して、または各電話会議装置に設けられたリソース相互管理手段で相互に連繋し乍ら分担して管理し、また総ての契約済加入者の加入者情報を、共通の加入者情報共通管理手段で一括して、または各電話会議装置に設けられた加入者情報相互管理手段で相互に連繋し乍ら分担して管理する電話会議予約方式」が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−51483号公報 (第2−5頁)
これからはユビキタス社会と言われているように、いつでもどこでもネットワークに参加できるようになれば、人々は電話代や時間やアクセスの速度を気にせずに情報の交換をすることができるようになる。このような時代に、電話会議をやるのにいちいち電話会議専用の装置が必要であったり、電話会議専用の装置が設置されている会議室の予約が必要であっては電話会議のメリットはないも等しいものになってきてしまう。
本発明は、特に大がかりな電話会議専用の設備を必要とせずに、かつ不正に電話会議に参入されることなく、インターネット上に接続されているパソコンを用いて3者間での電話会議を可能とさせることを目的としている。
図1は、本発明の実施例の全体構成図が示してある。本発明の会議呼制御プログラム100は会議呼制御クライアントA1として振る舞うコンピュータのCPUである会議呼制御装置10上で実行され、例えば会議呼制御クライアントB2、及び会議呼制御クライアントC3との3者間における電話会議を可能とするものである。
会議呼制御プログラムは、第1接続呼で左右何れかの受話器を使用するかの受話器選択情報を記憶装置に記憶させる受話器情報記憶手段と、ユーザからの入力情報、およびユーザに対する出力情報の入出力制御を行う入出力制御手段と、通信ネットワークを介して接続先のクライアント宛て制御信号を送信し、接続先のクライアントからの制御信号を受信する信号処理手段と、前記入出力制御手段が入力したユーザの入力情報と前記信号処理手段が受信した接続先のクライアントからの制御信号に基づき会議呼の状態制御、接続先のクライアント宛て制御信号の生成、及び前記受話器選択情報に基づき送話・受話の音声接続制御情報を生成する呼制御手段と、前記音声接続制御情報に基づき、音声制御装置からの送話入力を送話パケットとして通信ネットワークを介して接続先クライアントに送信し、通信ネットワークを介して接続先クライアントから受信した受話音声パケットを音声制御装置に出力する音声制御手段としてコンピュータを機能させることにより、専用の電話会議装置を必要とすることなくインターネットに接続されている3台のパソコン間での電話会議が可能となる。
また、電話会議の発起人となる会議呼制御クライアントの呼制御手段は、会議毎にユニークな会議IDを生成し、前記会議IDを接続先のクライアント宛て制御信号に付加して信号処理手段に送信することにより、例えばユーザAの会議呼制御クライアントとユーザBの会議呼制御クライアント間が接続確立され、ユーザBの会議呼制御クライアントとユーザCの会議呼制御クライアント間が接続確立されているときに、悪意をもったユーザDがユーザCになりすまし会議に参加しようとしても、電話会議の発起人となる会議呼制御クライアント生成する会議IDを知ることができないため不正な会議参加の防止が可能となる。
電話会議専用の設備を必要とせずに、インターネット上に接続されているパソコンを用いて3者間での電話会議が可能となる。
図1には本発明に係る実施例の全体構成図が示してある。通信ネットワーク4を介して、会議呼制御クライアントA1、会議呼制御クライアントB2、及び会議呼制御クライアントC3が接続されており、ユーザは各クライアントに接続されているヘッドセットを使用して電話会議を行う。それぞれのクライアントの構成は同一であるため、会議呼制御クライアントA1を例にして会議呼制御クライアントの構成を説明する。
会議呼制御クライアントA1には、会議呼制御装置10として振る舞うCPU、記憶装置11、内部スピーカ14やヘッドセット15とのインタフェースである音声制御装置12、及び通信回線とのインタフェースであるNetwork Interface Card13備え、通話状態を表示したりユーザが操作入力するための入出力装置16、電話器の働きをするヘッドセット15が接続されている。ヘッドセット15には、左側の受話器L151、右側の受話器R152、及び送話器(マイク)153が組み込まれている。
会議呼制御装置10では、第1接続呼で左右何れかの受話器を使用するかの受話器選択情報を記憶装置11上に置いた図2で示す呼制御ブロック(CCB:Call Control Block)に記憶させる受話器情報記憶手段101と、入出力装置16を介してユーザからの入力情報、およびユーザに対する出力情報の入出力制御を行う入出力制御手段104と、通信ネットワーク4を介して接続先のクライアント宛て制御信号を送信し、接続先のクライアントからの制御信号を受信する信号処理手段103と、入出力制御手段104が入力したユーザの入力情報と前記信号処理手段が受信した接続先のクライアントからの制御信号に基づき会議呼の状態制御、接続先のクライアント宛て制御信号の生成、及び記憶装置11に記憶させておいた受話器選択情報に基づき送話・受話の音声接続制御情報を生成する呼制御手段102と、呼制御手段102が生成した音声接続制御情報に基づき、音声制御装置12からの送話入力を送話パケットとして接続先クライアントに送信し、通信ネットワーク4を介して接続先クライアントから受信した受話音声パケットを音声制御装置12に出力する音声制御手段105から構成される会議呼制御プログラム100が実行する。
なお、記憶装置11は主記憶装置である必要はなく、外部記憶装置であっても構わない。また、図2で示す呼制御ブロックはクライアントのハードウェア構成の状況に応じて情報を部分的に主記憶装置と外部記憶装置に分離して記憶させても構わない。
図2は、呼制御ブロックの例が示してある。発起人は会議を設定・確立する人を指定し、URI(Uniform Resource Identifiers)などで表す。会議設定方法はP1,P2,P3−1,P3−2で指定する。詳細については図9を参照されたい。受話器優先度は、#1接続の受話器のR(右)/L(左)を指定する。会議IDは、会議の識別番号/トークンを指定する。会議設定方法P1のループバック設定方式の場合,最終接続(C→A)でAが発行したCIDをCから来たものと照合チェックを行い、OKであれば受け入れるがNGの時は、拒否する。P3の場合でも最終接続(C→B)で、BはAが発行したCIDをCから来たものと照合チェックを行いOKであれば受け入れるがNGの時は拒否する。
名前は、各接続先相手の名称を指定する。電話番号は、各接続先相手の電話番号を指定する。URIは、各接続先相手のURIを指定する。IPアドレスは、各接続先相手のIPアドレスを指定する。Portは、各接続先相手のPort番号を指定する。呼状態は、各ユーザのクライアントの呼状態を、空(呼出待ち)、呼出中、被呼出中、通話中、中断中(通話中であったが、割り込みによって中断)で指定する。送話接続状態は、○(接続上他)、△(中断状態)、×(非接続状態)で指定する。
受話接続状態のR/Lは、各接続先から受信する音声をヘッドセットのR(右)の受話器で受けるか、L(左)の受話器で受けるかを指定する。受話接続状態の接続は、受話接続状態を、空、呼出中、被呼出中、通話中、中断中で指定する。B−C間接続状態は、接続相手の2者間の接続状態を、○(接続状態)、>(#1接続相手から#2接続相手を呼出中)、<(#2接続相手から#1接続相手を呼出中)、0(非接続状態)で指定する。なお、略称は会議通話制御データの各項目を本明細書の中で説明するときに使用するものである。
図3は、図9で示す本発明の3者会議通話方式における会議確立パターンP1の状態遷移図が示してある。なお、この状態遷移図には、ユーザA,B,CのAgentのプログラムの処理の流れについても示してある。先ずユーザAのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S1A0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザAからユーザBに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザAからの会議設定方法P1でユーザBへ会議接続要求を受けて、ユーザB(IPアドレスIPb)へCIDデータを含む呼出信号を送出するとともに、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1A1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S1A1)。
CS#1=呼出中
この状態で、ユーザBのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザBとの呼出接続処理を行う。このユーザA−B間の応答接続処理は、ユーザAからの送話パケットをユーザBに送り、ユーザBからの送話パケットを受話器の右又は左に出力することにより行う。更に、ユーザAのクライアントにはユーザBからの応答の表示又は呼出音を停止することによりユーザBが応答したことを通知する(T1A2)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S1A2)。なお、Ma→RbはユーザAのマイクから入力された音声情報がユーザBの受話器に出力されることを表している。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに対してユーザCからの呼出要求があった旨の呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1A3)。なお、この呼出表示には最初に発行したCIDの照合チェック結果を含む。状態は、以下のように「第2応答待ち」に遷移する。
CS#2=被呼出中
この状態で、ユーザAからユーザBに対して応答の指示操作が行われるとユーザAのAgentはユーザA−C間の応答接続処理を行い、ユーザCのクライアントへ応答信号を送出する。このユーザA−C間の応答接続処理は、ユーザAからの送話パケットをユーザCのクライアントに送り、ユーザCからの送話パケットを受話器の右又は左に出力することにより行う。また、ユーザBのクライアントに対してはA−C間の接続確立を通知し、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置に会議確立完了情報を送出する(T1A4)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移し(S1A4)、電話会議におけるユーザA、B、C間の接続が確立される。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
次に、ユーザBのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S1B0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザAのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザBのAgentはユーザBのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1B1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S1B1)。
CS#1=被呼出中
この状態で、ユーザBからユーザAに対して応答の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはユーザA−B間の応答接続処理を行い、ユーザAのクライアントへ応答信号を送出するとともに、ユーザBからユーザCへの接続要求の催促情報をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に送出する(T1B2)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S1B2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザBからユーザCへ接続要求の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはユーザC(IPc)のクライアントへ呼出信号を送出するとともに、ユーザBのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1B3)。なお、この呼出信号にはユーザAから発行されたCIDデータが含まれる。状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S1B3)。
CS#2=呼出中
この状態で、ユーザCのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザBのAgentはユーザB−C間の応答接続処理を行う(T1B4)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移し(S1B4)、会議確立が完了した旨の表示をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に表示する(T1B5)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
次に、ユーザCのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S1C0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザBのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1C1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S1C1)。
CS#1=被呼出中
この状態で、ユーザCからユーザBに対して応答の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザB−C間の応答接続処理を行い、ユーザBのクライアントへ応答信号を送出するとともに、ユーザCからユーザAへの接続要求の催促情報をユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に送出する(T1C2)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S1C2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCからユーザAに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザAのクライアントへ呼出信号を送出するとともに、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T1C3)。なお、この呼出信号にはユーザAから発行されたCIDデータが含まれる。状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S1C3)。
CS#2=呼出中
この状態で、ユーザAのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザA−C間の応答接続処理を行う(T1C4)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移し(S1C4)、会議確立が完了した旨の表示をユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に表示する。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
なお、入出力制御手段104、信号処理手段103、音声制御手段105は従来技術であるため処理の詳細については省略する。各ユーザのクライアントで会議呼制御プログラム100が上記の処理を行うことにより、特に大がかりな電話会議専用の設備を必要とせずに、かつ不正に電話会議に参入されることなく、インターネット上に接続されているパソコンを用いて3者間での電話会議を可能となる。また、ヘッドセットの代わりに、左右対のスピーカとマイクを使用することにより、複数の者が参加できる3拠点間の電話会議も可能となる。
図4は、図9で示す本発明の3者会議通話方式における会議確立パターンP2の状態遷移図が示してある。なお、この状態遷移図には、ユーザA,B,CのAgentのプログラムの処理の流れについても示してある。先ずユーザAのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S2A0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザAからユーザBに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザAからの会議設定方法P2でユーザBへ会議接続要求を受けて、ユーザB(IPb)へCIDデータを含む呼出信号を送出するとともに、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T2A1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S2A1)。
CS#1=呼出中
この状態で、ユーザBのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザBとの呼出接続処理を行う。このユーザA−B間の応答接続処理は、ユーザAからの送話パケットをユーザBに送り、ユーザBからの送話パケットを受話器の右又は左に出力することにより行う。また、ユーザAのクライアントにはユーザBからの応答の表示又は呼出音を停止することによりユーザBが応答したことを通知するとともに、第2接続の催促を表示する(T2A2)。状態は以下のように、「第1接続完了」に遷移する(S2A2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザAからユーザCに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザCのクライアントに対して呼出信号を送出する(T2A3)。なお、この呼出信号にはCIDデータが含まれる。状態は以下のように、「第2接続応答待」に遷移する(S2A3)。
CS#2=呼出中
この状態で、ユーザCのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザA−C間の呼出接続処理を行う(T2A4)。なお、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置には会議確立が完了した旨の表示を行う。状態は以下のように、「第2接続完了」に遷移する(S2A4)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
次に、ユーザBのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S2B0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザAのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザBのAgentはユーザBのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T2B1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S2B1)。
CS#1=被呼出中
この状態で、ユーザBからユーザAに対して応答の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはユーザA−B間の応答接続処理を行い、ユーザAのクライアントへ応答信号を送出する(T2B2)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S2B2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザBのAgentはユーザBのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T2B3)。なお、この場合、ユーザAからのCIDとユーザCからのCIDの照合結果も表示する。状態は、以下のように「第2接続応答待」に遷移する(S2B3)。
CS#2=被呼出中
この状態で、ユーザBからユーザCに対して応答の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはユーザB−C間の応答接続処理を行い、ユーザCのクライアントへ応答信号を送出し、ユーザBのクライアントには会議確立完了情報を送出する(T2B4)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移する(S2B4)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
次に、ユーザCのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S2C0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザAのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T2C1)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S2C1)。
CS#1=被呼出中
この状態で、ユーザCからユーザAに対して応答の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザA−C間の応答接続処理を行い、ユーザAのクライアントへ応答信号を送出するとともに、ユーザCからユーザBへの接続要求の催促情報をユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に送出する(T2C2)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S2C2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCからユーザBに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザBのクライアントへ呼出信号を送出するとともに、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T2C3)。なお、この呼出信号にはCIDデータが含まれる。状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S2C3)。
CS#2=呼出中
この状態で、ユーザBのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザB−C間の応答接続処理を行う(T2C4)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移し(S2C4)、会議確立が完了した旨の表示をユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に表示する。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
図5は、図9で示す本発明の3者会議通話方式における会議確立パターンP3−1の状態遷移図が示してある。なお、この状態遷移図には、ユーザA,B,CのAgentのプログラムの処理の流れについても示してある。先ずユーザAのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S3A0)。なお、「第1接続完了」までは、P1の場合と同様であるので説明は省略する。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
「第1接続完了」の状態は以下の通りである(S3A2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザAのAgentは、ユーザAへのクライアントに接続されている入出力装置に呼出表示を行う。この場合、「直接会議応答」または「中断応答」の選択が可能な応答オプションメニュ-を表示する(T3A3)。 状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S3A3)。
CS#2=被呼出中
この状態で、ユーザAからユーザCに対する直接会議応答の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザCのクライアントへ直接会議応答信号を送出するとともに、ユーザBに対しても直接会議応答信号を送出する(T3A4)。なお、何れの直接会議応答信号に対してもCID情報を含む。状態は、以下のように「会議応答状態」に遷移する(S3A4)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
この状態で、ユーザBのクライアントからB−C間接続確立のメッセージを受信するとユーザAのAgentは、会議接続確立の旨をユーザAのクライアントに接続されている入出力装置に出力する(T3A5)。
次に、ユーザBのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S3B0)。なお、「第1接続完了」までは、P1の場合と同様であるので説明は省略する。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
「第1接続完了」の状態は以下の通りである(S3B2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザAのクライアントから直接会議応答信号を受信すると、ユーザBのAgentは会議応答の旨をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に出力する(T3B3)。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S3B3)。
CS#2=空
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザBのAgentはユーザCからの呼出しの旨をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に出力する(T3B4)。なお、この場合、ユーザAからのCIDとユーザCからのCIDの照合結果も表示する。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S3B4)。
CS#2=被呼出中
この状態で、ユーザBからユーザCに対して応答の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはユーザB−C間の応答接続処理を行い、ユーザCのクライアントへ応答信号を送出するとともに、ユーザAのクライアントへはB−C間接続確立の旨の情報を送出する。そして、ユーザBのクライアントに接続されている入出力装置には会議確立完了の旨を表示する(T3B5)。状態は、以下のように「会議設定完」に遷移する(S3B5)。以降は従来の電話会議の処理であるため省略する。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
次に、ユーザCのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S3C0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザCからユーザAに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザAのクライアントへ呼出信号を送出するとともにユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T3C3)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S3C3)。
CS#1=呼出中
この状態で、ユーザAのクライアントからの直接会議応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザA−C間の呼出接続処理を行うとともにユーザCのクライアントに接続されている入出力装置にユーザAからの「直接会議応答」及びユーザBに対する「接続催促」を表示する(T3C4)。状態は、以下のように「第1接続完了」に遷移する(S3C4)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCからユーザBへの接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザBのクライアントへ呼出信号を送出するとともに、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T3C5)。なお、この呼出信号にはCIDデータが含まれる。状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S3C5)。
CS#2=呼出中
この状態で、ユーザBのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザC−B間の呼出接続処理を行うとともに、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に会議確立完了の表示を行う(T3C6)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移する(S3C6)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
図6は、図9で示す本発明の3者会議通話方式における会議確立パターンP3−2の状態遷移図が示してある。なお、この状態遷移図には、ユーザA,B,CのAgentのプログラムの処理の流れについても示してある。先ずユーザAのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S4A0)。なお、「第1接続完了」までは、P1の場合と同様であるので説明は省略する。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
「第1接続完了」の状態は以下の通りである(S4A2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザAのAgentは、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置に呼出表示を行う。この場合、「直接会議応答」または「中断応答」の選択が可能な応答オプションメニュ-を表示する(T4A3)。 状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S4A3)。
CS#2=被呼出中
この状態で、ユーザAからユーザBに対する中断応答の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザCのクライアントへ応答信号を送出するとともに、ユーザBに対する接続は中断する(T4A4)。状態は、以下のように「中断応答状態」に遷移する(S4A4)。
CS#1=通話中、MS#1=△、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
この状態で、ユーザAから会議設定要求の指示操作が行われると、ユーザAのAgentはユーザBのクライアントとユーザCのクライアントへ会議設定信号を送出し、中断していたユーザA−B間の接続を復旧する(T4A5)。なお、この会議設定信号には、CIDを含む。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S4A5)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
この状態で、ユーザBのクライアントから「B−C間接続確立」の旨のメッセージを受信すると、ユーザAのクライアントに接続されている入出力装置に「会議確立完了」の旨表示を行う(T4A6)。状態は、以下のように「会議設定完」に遷移する(S4A6)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
次に、ユーザBのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S4B0)。なお、「第1接続完了」までは、P1の場合と同様であるので説明は省略する。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
「第1接続完了」の状態は以下の通りである(S4B2)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
この状態で、ユーザAのクライアントから中断応答信号を受信すると、ユーザBのAgentは中断応答の旨をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に出力する(T4B3)。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S4B3)。
中断復旧待ち
この状態で、ユーザAのクライアントから「会議設定」の旨のメッセージを受信すると、ユーザBのAgentは会議設定の旨をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に出力する(T4B4)。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S4B4)。
被呼出待ち
この状態で、ユーザCのクライアントから呼出信号を受信すると、ユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に呼出の旨とCIDの照合結果を表示する(T4B5)。状態は、以下のように「会議設定応答待」に遷移する(S4B5)
被呼出中
この状態で、ユーザBからユーザCへの応答の指示操作が行われると、ユーザBのAgentはB−C間の応答接続処理を行い、応答信号をユーザCのクライアントに送信する。また、ユーザAのクライアントに対しては、B−C間接続完了の旨のメッセージを送信する。更に、ユーザBのクライアントに接続されている入出力装置には「会議確立完了」の旨の表示を行う(T4B6)。
次に、ユーザCのAgentの状態遷移と処理の流れについて説明する。「初期状態」は以下の通りである(S4C0)。
CS#1=空、MS#1=×、RS#1=×
CS#2=空、MS#2=×、RS#2=×
この状態で、ユーザCからユーザAに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザAのクライアントへ呼出信号を送出するとともにユーザCのクライアントに接続されている入出力装置又はスピーカに、呼出表示情報又は呼出音情報を送出する(T4C3)。状態は、以下のように「第1接続呼出中」に遷移する(S4C3)。
CS#1=呼出中
この状態で、ユーザAのクライアントから中断応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはA−C間の呼出接続処理を行う(T4C4)。状態は、以下のように「割込接続状態」に遷移する(S4C4)。
この状態で、ユーザAのクライアントから会議設定のメッセージを受信すると、ユーザBへの接続催促をユーザBのクライアントに接続されている入出力装置に表示する(T4C5)。状態は、以下のように「会議設定待」に遷移する(S4C5)。
Bの呼出待
この状態で、ユーザCからユーザBに対して接続要求の指示操作が行われると、ユーザCのAgentはユーザBのクライアントへ呼出信号を送出する(T4C6)。なお、この呼出信号にはCIDデータを含む。状態は、以下のように「第2接続呼出中」に遷移する(S4C6)。
Bの応答待ち
この状態で、ユーザBのクライアントから応答信号を受信すると、ユーザCのAgentはユーザC−B間の呼出接続処理を行うとともに、ユーザCのクライアントに接続されている入出力装置に「会議確立完了」の旨の表示を行う(T4C7)。状態は、以下のように「第2接続完了」に遷移する(S4C7)。
CS#1=通話中、MS#1=○、RS#1=○
CS#2=通話中、MS#2=○、RS#2=○
C12=○
図7は、本発明の3者会議通話方式の送信側と受信側受話器との対応関係が示してある。例えば送信側Aは、受信側Bの受話器L(左)と受信側Cの受話器R(右)と接続されており、送信側Bは、受信側Aの受話器Rと受信側Cの受話器Lと接続されており、送信側Cは、受信側Aの受話器Lと受信側Bの受話器Rと接続されていることを示している。
図8は、本発明の3者会議通話方式の送信側(マイク)と受信側受話器との対応関係が図示してある。それぞれの対応関係は図7と同様であるため説明は省略する。
図9は、本発明の3者会議通話方式の会議確立パターンについて示してある。P1は、先ずユーザAのクライアントからユーザBのクライアントに呼出信号を送信してA−B間の接続を確立して、次にユーザBのクライアントからユーザCのクライアントに呼出信号を送信してB−C間の接続を確立して、最後にユーザCのクライアントからユーザAのクライアントに呼出信号を送信してC−A間の接続を確立することにより、会議確立を行うパターンである。
P2は、先ずユーザAのクライアントからユーザBのクライアントに呼出信号を送信してA−B間の接続を確立して、次にユーザAのクライアントからユーザCのクライアントに呼出信号を送信してA−C間の接続を確立して、最後にユーザCのクライアントからユーザBのクライアントに呼出信号を送信してC−B間の接続を確立することにより、会議確立を行うパターンである。
P3−1は、先ずA−B間の接続が既に確立しているところへ、ユーザCのクライアントからユーザAのクライアントに着信して、ユーザAが会議通話を指定してA−C間の接続を確立して、次にユーザCのクライアントからユーザBのクライアントに呼出信号を送信してC−B間の接続を確立することにより、会議確立を行うパターンである。
P3−2は、先ずA−B間の接続が既に確立しているところへ、ユーザCのクライアントからユーザAのクライアントに着信して、ユーザAがユーザBとの通話を一旦中断し、ユーザCと会話してから、会議通話を指定しA−B間の接続を復旧し、次にユーザCのクライアントからユーザBのクライアントに呼出信号を送信してC−B間の接続を確立することにより、会議確立を行うパターンである。
図10は、通話状態表示/操作ガイドが示してある。ユーザのクライアントに接続された入出力装置には、各接続先ユーザの情報や通話状態や、操作メニューが表示される。各接続先ユーザの情報には、例えば名前、電話番号、イメージアイコンなどが表示される。通話情報には、通話中であるとか着信があったなどのイベントが表示される。なお、例えばAさんから見て左側の受話器にはBさんからの音声が、右側の受話器にはCさんからの音声が聞こえているように、実際の受話器と接続先の相手との対応が分かるように表示することが可能である。操作メニューには、例えば着信に対して会議や中断で応答したり、着信内容をボイスメールで保存したり、コールバックや音声メッセージで拒否するなどが指定できる。
図11から図14は、図10で示した各会議確立パターン(P1、P2、P3−1、P3−2)のユーザクライアント(Agent)間の処理シーケンスを示してある。クライアント間の呼制御信号のやり取り、ユーザとのインタフェース及び各接続(A−B、B−C、C−A)の送話側と左右受話側の接続状況も示してある。
(付記1) 第1接続呼で左右何れかの受話器を使用するかの受話器選択情報を記憶装置に記憶させる受話器情報記憶手段と、
ユーザからの入力情報、およびユーザに対する出力情報の入出力制御を行う入出力制御手段と、
通信ネットワークを介して接続先のクライアント宛て制御信号を送信し、接続先のクライアントからの制御信号を受信する信号処理手段と、
前記入出力制御手段が入力したユーザの入力情報と前記信号処理手段が受信した接続先のクライアントからの制御信号に基づき会議呼の状態制御、接続先のクライアント宛て制御信号の生成、及び前記受話器選択情報に基づき送話・受話の音声接続制御情報を生成する呼制御手段と、
前記音声接続制御情報に基づき、音声制御装置からの送話入力を送話パケットとして通信ネットワークを介して接続先クライアントに送信し、通信ネットワークを介して接続先クライアントから受信した受話音声パケットを音声制御装置に出力する音声制御手段として
コンピュータを機能させることを特徴とする会議呼制御プログラム。
(付記2)電話会議の発起人となる会議呼制御クライアントの呼制御手段は、会議毎にユニークな会議IDを生成し、前記会議IDを接続先のクライアント宛て制御信号に付加して信号処理手段に送信することを特徴とする付記1記載の会議呼制御プログラム。)
(付記3)第1接続呼で左右何れかの受話器を使用するかの受話器選択情報を記憶装置に記憶させる受話器情報記憶手段と、
ユーザからの入力情報、およびユーザに対する出力情報の入出力制御を行う入出力制御手段と、
通信ネットワークを介して接続先のクライアント宛て制御信号を送信し、接続先のクライアントからの制御信号を受信する信号処理手段と、
前記入出力制御手段が入力したユーザの入力情報と前記信号処理手段が受信した接続先のクライアントからの制御信号に基づき会議呼の状態制御、接続先のクライアント宛て制御信号の生成、及び前記受話器選択情報に基づき送話・受話の音声接続制御情報を生成する呼制御手段と、
前記音声接続制御情報に基づき、音声制御装置からの送話入力を送話パケットとして通信ネットワークを介して接続先クライアントに送信し、通信ネットワークを介して接続先クライアントから受信した受話音声パケットを音声制御装置に出力する音声制御手段と
を有することを特徴とする会議呼制御装置。
(付記4)電話会議の発起人となる会議呼制御クライアントの呼制御手段は、会議毎にユニークな会議IDを生成し、前記会議IDを接続先のクライアント宛て制御信号に付加して信号処理手段に送信することを特徴とする付記3記載の会議呼制御装置。
(付記5)第1接続呼で左右何れかの受話器を使用するかの受話器選択情報を記憶装置に記憶させる受話器情報記憶ステップと、
ユーザからの入力情報、およびユーザに対する出力情報の入出力制御を行う入出力制御ステップと、
通信ネットワークを介して接続先のクライアント宛て制御信号を送信し、接続先のクライアントからの制御信号を受信する信号処理ステップと、
前記入出力制御ステップが入力したユーザの入力情報と前記信号処理ステップが受信した接続先のクライアントからの制御信号に基づき会議呼の状態制御、接続先のクライアント宛て制御信号の生成、及び前記受話器選択情報に基づき送話・受話の音声接続制御情報を生成する呼制御ステップと、
前記音声接続制御情報に基づき、音声制御装置からの送話入力を送話パケットとして通信ネットワークを介して接続先クライアントに送信し、通信ネットワークを介して接続先クライアントから受信した受話音声パケットを音声制御装置に出力する音声制御ステップと
を有することを特徴とする会議呼制御方法。
実施例の全体構成図 呼制御ブロック P1の状態遷移図(ユーザA/B/CのAgentの処理を含む) P2の状態遷移図(ユーザA/B/CのAgentの処理を含む) P3−1の状態遷移図(ユーザA/B/CのAgentの処理を含む) P3−2の状態遷移図(ユーザA/B/CのAgentの処理を含む) 3者会議通話方式(接続表) 3者会議通話方式(接続図) 3者会議通話方式(会議確立パターン) 通話状態表示/操作ガイド P1の接続確立シーケンス P2の接続確立シーケンス P3−1の接続確立シーケンス P3−2の接続確立シーケンス
符号の説明
1 会議呼制御クライアントA
2 会議呼制御クライアントB
3 会議呼制御クライアントC
4 通信ネットワーク
10 会議呼制御装置
11 記憶装置
12 音声制御装置
13 Network Interface Card
14 内部スピーカ
15 ヘッドセット
16 入出力装置
100 会議呼制御プログラム
101 受話器情報記憶手段
102 呼制御手段
103 信号処理手段
104 入出力制御手段
105 音声制御手段
151 受話器L
152 受話器R
153 送話器(マイク)

Claims (3)

  1. 第1、第2、および第3のクライアントの間の電話会議の発起人となる該第1のクライアントにおいて実行される会議呼制御プログラムであって、
    前記第1のクライアントを、
    会議毎に生成したユニークな会議IDを含む呼出信号を前記第2のクライアントへ送出する手段と、
    前記第2のクライアントから応答信号を受信した場合に、送話パケットを該第2のクライアントに送り、該第2のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの左右の受話器のうちいずれか一方の受話器に出力する手段と、
    前記会議IDを含む呼出信号を前記第3のクライアントから受信した場合に応答信号を該第3のクライアントへ送出する手段と、
    送話パケットを前記第3のクライアントに送り、該第3のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの前記左右の受話器のうち前記第2のクライアントからの送話パケットを出力しない他方の受話器に出力する手段、
    として機能させることを特徴とする会議呼制御プログラム。
  2. 第1、第2、および第3のクライアントの間の電話会議の発起人となる該第1のクライアントが備える会議呼制御装置であって、
    前記第1のクライアントが会議毎に生成したユニークな会議IDを含む呼出信号を前記第2のクライアントへ送出する手段と、
    前記第2のクライアントから応答信号を受信した場合に、送話パケットを該第2のクライアントに送り、該第2のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの左右の受話器のうちいずれか一方の受話器に出力する手段と、
    前記会議IDを含む呼出信号を前記第3のクライアントから受信した場合に応答信号を該第3のクライアントへ送出する手段と、
    送話パケットを前記第3のクライアントに送り、該第3のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの前記左右の受話器のうち前記第2のクライアントからの送話パケットを出力しない他方の受話器に出力する手段、
    とを有することを特徴とする会議呼制御装置
  3. 第1、第2、および第3のクライアントの間の電話会議の発起人となる該第1のクライアントにおいて実行される会議呼制御プログラムであって、
    前記第1のクライアントを、
    会議毎に生成したユニークな会議IDを含む呼出信号を前記第2および第3のクライアントへ送出する手段と、
    前記第2のクライアントから応答信号を受信した場合に、送話パケットを該第2のクライアントに送り、該第2のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの左右の受話器のうちいずれか一方の受話器に出力する手段と、
    前記第3のクライアントから応答信号を受信した場合に、送話パケットを該第3のクライアントに送り、該第3のクライアントからの送話パケットを、自クライアントの前記左右の受話器のうち前記第2のクライアントからの送話パケットを出力しない他方の受話器に出力する手段、
    として機能させることを特徴とする会議呼制御プログラム。
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