JP4466220B2 - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示デバイスとして知られるプラズマディスプレイパネルの製造方法に関するものである。
プラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と略記する)は、大画面、薄型、かつ軽量であることを特徴とする視認性に優れた表示デバイスである。PDPの放電方式としてはAC型とDC型とがあり、電極構造としては3電極面放電型と対向放電型とがある。そして現在は、高精細化に適し、しかも製造の容易なことからAC型かつ面放電型であるAC面放電型PDPが主流となっている。
AC面放電型PDPは、一般に、対向配置された前面板と背面板との間に多数の放電セルを形成したものである。前面板は、前面側のガラス基板上に表示電極として走査電極と維持電極とを互いに行に複数対形成し、この表示電極を覆うように誘電体層および保護層を形成したものである。背面板は、背面側のガラス基板上にアドレス電極を互いに行に複数形成し、これらを覆うように誘電体層を形成し、そしてこの誘電体層上にアドレス電極と行に隔壁を複数形成し、そして誘電体層の表面と隔壁の側面とに蛍光体層を形成したものである。そして、表示電極とデータ電極とが直交するように前面板と背面板とを対向させて気密に接合する、いわゆる封着を行い、その後、内部の放電空間に放電ガスを封入することでPDPを構成する。
以上のようにして組み立てたPDPは、一般にパネルを全面均一に点灯させるために必要な電圧(以下、「動作電圧」と略記する)が高く、放電自体も不安定である。この原因は、一般にMgOで形成される保護層の表面にHO、CO、炭化水素系ガス等の不純ガスが吸着しているためである。そこで、PDPの製造工程ではエージングを行い、これらの吸着ガスをエージングでの放電によるスパッタによって除去することで、動作電圧を低下させるとともに、放電特性を均一化かつ安定化させている。
このようなエージングの方法としては、従来より、走査電極と維持電極との間に交番電圧として逆位相の矩形波のパルス電圧を長時間にわたり印加する方法がとられてきた。しかし、エージング時間を短縮するために、例えば、表示電極間に逆位相の矩形波のパルス電圧を印加するとともに、アドレス電極にも維持電極に印加する電圧波形と同相の波形のパルス電圧を印加して、走査電極と維持電極との間での放電と同時に、走査電極とアドレス電極との間での放電も積極的に発生させる方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
特開2002−231141号公報
しかしながら上述のエージング方法によっても、エージングを完了させるまで、すなわち、動作電圧を下げかつ放電を安定させるまでには10時間程度必要であった。このような長時間のエージング工程は、消費電力が膨大となりPDP製造時のランニングコストを増加させると同時に、工場の敷地面積を増大させる、あるいは空調設備等の工場の環境を維持するための設備が増大する等の要因にもなっている。そしてこのような問題は、今後のPDPの大画面化、生産量増大に伴って、さらに一層大きくなることは明白である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することを目的とする。
本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、走査電極、維持電極、アドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルに対して少なくとも走査電極と維持電極との間に走査電極用パルス電圧と維持電極用パルス電圧とを交互に印加してエージング放電を行うエージング工程において、少なくとも、立上りタイミングが走査電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期しかつパルス幅が走査電極用パルス電圧より狭い第1のアドレス電極用パルス電圧、または、立上りタイミングが維持電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期しかつパルス幅が維持電極用パルス電圧より狭い第2のアドレス電極用パルス電圧を、アドレス電極に印加することを特徴とする。この方法により、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することができる。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、第1のアドレス電極用パルス電圧のアドレス電極への印加を休止する場合、または第2のアドレス電極用パルス電圧のアドレス電極への印加を休止する場合が存在することが望ましい。この方法によっても、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することができる。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、少なくとも、第1のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないようにアドレス電極に印加する、または第2のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないようにアドレス電極に印加することがさらに望ましい。この方法によっても、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することができる。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法の第1のアドレス電極用パルス電圧および第2のアドレス電極用パルス電圧の電圧値は、走査電極用パルス電圧の電圧値および維持電極用パルス電圧の電圧値を越えないことを特徴とする。この方法によって、走査電極と維持電極との間のエージング放電に影響を与えることなく、安定したエージングを行うことができる。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、エージング工程において、少なくとも、走査電極用パルス電圧、維持電極用パルス電圧、アドレス電極用パルス電圧のいずれかの電圧値を時間とともに減少させてもよい。この方法により、エージング電力を低減することができる。
本発明によれば、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法を用いて製造されるPDPの構成を示す断面斜視図である。
PDP1の前面板2は、ガラス等の基板3上に走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6を複数形成し、表示電極6を覆うように低融点ガラス材料による誘電体層7を形成し、さらに誘電体層7上に保護層8を形成することにより構成している。保護層8は、プラズマによる損傷から誘電体層7を保護するために、例えばMgOを用いて形成される。なお、走査電極4および維持電極5は、それぞれ、放電電極となる透明電極4a、5a、およびこの透明電極4a、5aに電気的に接続された、例えばCr/Cu/CrやAg等からなるバス電極4b、5bとから構成されている。
また、背面板9は、ガラス等の基板10上に、アドレス電極11を複数形成し、アドレス電極11を覆うように誘電体層12を形成している。そして誘電体層12上の、隣り合うアドレス電極11の間の位置には隔壁13を設けており、誘電体層12の表面と隔壁13の側面に、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の蛍光体層14R、14G、14Bを設けている。
そして表示電極6とアドレス電極11とが直交し、かつ放電空間15を形成するように、前面板1と背面板9とが隔壁13を挟んで対向して配置されている。そして放電空間15には、放電ガスとして、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうち、少なくとも1種類の希ガスが66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入されている。こうして、アドレス電極11と表示電極6との交差部がそれぞれ隔壁13によって仕切られて、放電セル16を形成する。そして、PDP1のアドレス電極11および表示電極6に駆動電圧を印加することによって放電を発生させ、このとき生じる紫外線が蛍光体層14R、14G、14Bにより可視光に変換され、画像表示を行う。
このようなPDP1の製造直後は、動作電圧が高く放電自体も不安定である。この原因は、保護層8であるMgO表面に、HO、CO、炭化水素系ガス等の不純ガスが吸着しているためである。そこで、エージング放電(以下、「放電」と略記する)によるスパッタによってこれらの吸着ガスを除去し、動作電圧を低下させるとともに放電特性を均一化かつ安定化させるためにエージング工程を行う。エージング工程では、表示電極6やアドレス電極11に所定のパルス電圧を印加して放電空間15内で放電を発生させる。ここで、パルス電圧の電圧は、パネルを全面点灯させる必要があるので、少なくともそのときのパネルの動作電圧以上に設定される。
以下に、本発明の実施の形態によるPDPの製造方法におけるエージング工程について説明する。なお、エージング工程までのPDP1の製造工程は、従来のPDPの製造方法と同様である。
図2は、本発明の実施の形態におけるエージング工程でのPDPとエージング装置との接続状態を示す図である。エージング時には、それぞれの走査電極X1〜Xn(図1の走査電極4)を短絡電極101を用いて短絡し、エージング装置104に接続されている。それぞれの維持電極Y1〜Yn(図1の維持電極5)およびそれぞれのアドレス電極A1〜An(図1のアドレス電極11)についても同様に短絡電極102および短絡電極103を用いて短絡し、エージング装置104に接続されている。
図3は、エージング装置104から走査電極4、維持電極5およびアドレス電極11に印加する走査電極用パルス電圧、維持電極用パルス電圧、アドレス電極用パルス電圧(以下、「パルス電圧」と略記する)の波形を模式的に示したものである。走査電極4と維持電極5とにはパルス電圧として電圧Vsの台形波あるいは矩形波を繰返し周期Tで交互に印加する。また、アドレス電極11には、走査電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつ走査電極用パルス電圧よりパルス幅の狭い台形あるいは矩形のパルス電圧、すなわち第1のアドレス電極用パルス電圧を印加する。したがって、アドレス電極11に印加するパルス電圧の立下りタイミングは走査電極4に印加するパルス電圧の立下りタイミングよりも早くなる。また、維持電極5にパルス電圧を印加するときにはアドレス電極11にはパルス電圧を印加しないので、アドレス電極11に連続してパルス電圧を印加することはない。さらに、このときのパルス電圧の電圧は電圧Vsよりも低い電圧Vdに設定した。
なお、アドレス電極11に、維持電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつ維持電極用パルス電圧よりパルス幅の狭い台形あるいは矩形のパルス電圧、すなわち第2のアドレス電極用パルス電圧を印加しても以下に説明する結果と同様の結果が得られる。
次に、このようなエージング工程によりエージングを行った結果について説明する。なお、以下の説明においては、対角42インチ、画素数1028×768のPDPを用いてエージングを行った。また、電圧Vsは350V、電圧Vdは100Vでそれぞれ一定とし、走査電極用パルス電圧および維持電極用パルス電圧の繰返し周期Tは25μsとした。また、比較のために、図4に示すような、走査電極4と維持電極5との両方のパルス電圧に対して、毎回、立上りは同期させ立下りは早くしたパルス電圧、すなわち第1のアドレス電極用パルス電圧と第2のアドレス電極用パルス電圧とを連続してアドレス電極へ印加した場合についても検討を行った。
図5は、エージング工程において、放電セル内でエージング放電が発生する最低電圧(以下、「放電開始電圧」と略記する)の時間変化を示す図であり、横軸はエージング時間、縦軸は走査電極4と維持電極5との間での放電開始電圧である。図5には図3および図4に示したパルス電圧によるエージングの結果を示している。なお、放電開始電圧が所定の設定電圧以下にまで低下し、かつ安定した時点がエージング工程の終了であると判断する。図4に示したパルス電圧によるエージング(図5の「比較例」)では、12時間経過しても放電開始電圧は下がり切っておらず、また、安定していないことから、エージングは終了していない。一方、図3に示したパルス電圧によるエージング(図5の「本発明」)では、およそ6時間でエージングが終了する。このように、本発明の実施の形態によればエージング時間の短縮が可能であり、これにより電力効率のよいエージングを行うことが可能である。
本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法のエージング工程によってエージング時間が短縮できる理由は以下のように考えられる。
図6(a)〜(f)は、図3に示したパルス電圧を用いてエージングを行ったときの放電セル16内での各電極の壁電荷の動きを予想した図である。図6(a)は、周期Tのエージング放電が終了した直後、言い換えれば次の周期Tのエージング放電が開始する直前の壁電荷の配置を示しており、走査電極4側には正の壁電荷、維持電極5側には負の壁電荷が蓄積し、アドレス電極11側にはわずかに正の壁電荷が蓄積している。
維持電極5は電圧0Vに接地された状態で、走査電極4およびアドレス電極11に、同期したパルス電圧が印加される。パルス電圧の電圧が上昇する過程で、図6(a)中に矢印Aで示すように、維持電極5側の電子がアドレス電極11の正の電荷および正の電位に引き寄せられ弱い放電が発生する。維持電極側電子は正イオンより軽く、またMgO保護層は2次電子放出係数が大きく電子が飛び出し易いこともこの弱い放電を生じる理由と考えられる。この弱い放電が引き金となって走査電極4と維持電極5との間の距離の近い領域で強い放電が発生し、図6(a)中に矢印Bで示すように正イオンと電子とが互いに逆の方向に移動する。その結果、図6(b)に示すように、放電の発生した領域で壁電荷の極性が反転する。さらに印加電圧を上昇させ、走査電極4の電圧がVs、アドレス電極11の電圧がVdに至ると、最初の放電で発生した荷電粒子、励起原子、励起分子、ラジカル等の粒子(以下、「プライミング粒子」と略記する)が引き金となって、走査電極4と維持電極5との間の距離の遠い領域で強い放電が発生し、矢印Cで示すように電子と正イオンとが互いに逆の方向に移動する。そして、図6(c)に示すように、走査電極4、維持電極5上の壁電荷が反転し、走査電極4上には負の壁電荷、維持電極5上には正の壁電荷が蓄積する。また、アドレス電極11に電圧Vdが印加されているため、アドレス電極11上にはわずかに負の壁電荷が蓄積する。
次にアドレス電極11の印加電圧をVdから0Vに減少させるが、蛍光体の2次電子放出係数は小さくMgOに比べて電子が飛び出しにくいため、蛍光体表面の電子が維持電極5側に移動しにくく弱い放電は生じにくい。そしてアドレス電極の印加電圧が0Vになった後、走査電極4の印加電圧をVsから0Vに減少させる。このときは、アドレス電極11側に蓄積した負の壁電荷によって走査電極4とアドレス電極11との間の電界が弱められるため弱い放電は生じにくく、走査電極4−維持電極5間の放電には至らない。なお、アドレス電極用パルス電圧が立下った後に走査電極用パルス電圧が立下るのは、立上りタイミングが走査電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつパルス幅が走査電極用パルス電圧より狭くなるように、アドレス電極用パルス電圧を設定しているからである。
次に図6(d)に示すように、走査電極4およびアドレス電極11を0Vとし、維持電極5側に電圧Vsのパルス電圧を印加すると、矢印Dで示すように、アドレス電極11上の電子が維持電極5側に引き寄せられ弱い放電が生じる。この放電が引き金となって走査電極4と維持電極5との間の距離の近い領域で強い放電が発生し、矢印Eで示すように正イオンと電子とが互いに逆の方向に移動する。その結果、図6(e)に示すように、放電の発生した領域で壁電荷の極性が反転する。さらに維持電極5への印加電圧を上昇させ、電極の電位がVsに至ると、プライミング粒子の影響を受けて、走査電極4と維持電極5との間の距離の遠い領域でも強い放電が発生し、矢印Fで示すように電子と正イオンとが互いに逆の方向に移動する。維持電極5側の電位がVsに到達して放電が終了した状態では維持電極5に対してアドレス電極11は陰極になるため、図6(f)に示すように、アドレス電極11上には正の壁電荷が蓄積している。また、走査電極4上には正の壁電荷、維持電極5上には負の壁電荷が蓄積している。
次に維持電極5の電圧をVsから0Vに減少させると、MgO保護層の2次電子放出係数が大きいため、維持電極側にたまった電子がアドレス電極側にたまった正電荷に引き寄せられて維持電極5とアドレス電極11間で弱い放電が生じ、走査電極4−維持電極5間の放電に至る。続けて図6(a)に示すように走査電極4の電圧をVsに増加させると同時にアドレス電極の電圧をVdに増加させる。その後、図6(b)、図6(c)、・・・となり、上記の動作を繰返す。以上の説明では、便宜上、図6(a)において、アドレス電極にパルス電圧Vdが印加された後、維持電極−アドレス電極間の弱い放電が生じるとしたが、正しくは図6(a)の前の状態、すなわち図6(f)の時点において弱い放電が生じている。
図7(a)〜(f)は、図4に示した、比較例の場合のパルス電圧を用いてエージングを行ったときの放電セル16内での各電極の壁電荷の動きを予想した図である。図7(a)は周期Tのエージング放電が終了した直後、言い換えれば次の周期Tのエージング放電が開始する直前の壁電荷の配置を示し、走査電極4側には正の壁電荷、維持電極5側には負の壁電荷が蓄積し、アドレス電極11側にはエージング放電時にVdの電圧を印加したために負の壁電荷が蓄積している。
維持電極5を電圧0Vに接地した状態で、走査電極4およびアドレス電極11に、同期したパルス電圧を印加する。このとき、アドレス電極11上の負の壁電荷がアドレス電極11と維持電極5との間の電界を緩和するので、図6(a)に矢印Aで示したようなアドレス電極11と維持電極5との間での弱い放電は図7(a)では発生しない。そして、走査電極4と維持電極5との間の電位差が大きくなって初めて、走査電極4と維持電極5との間の距離の近い領域で強い放電が発生し、矢印B’で示すような電荷の移動が起こる。その結果、図7(b)に示すように、放電の発生した領域で壁電荷の極性が反転する。さらに印加電圧を上昇させ、走査電極4の電圧がVs、アドレス電極11の電圧がVdに至ると、矢印C’で示すように、最初の放電で発生したプライミング粒子が引き金となって、走査電極4と維持電極5との間の距離の遠い領域で強い放電が発生しようとするが、アドレス電極11上の負の壁電荷が電子の移動を妨げ、この強い放電を妨げるように作用する。そのため、走査電極4と維持電極5との間の距離の、より遠い領域まで放電が発生せず、走査電極4および維持電極5上の壁電荷は図7(c)に示すように一部をのこして反転する。
次に走査電極4が0Vに接地された状態で、維持電極5に電圧Vsのパルス電圧を、アドレス電極11に電圧Vdのパルス電圧を印加すると、図7(a)において、走査電極4と維持電極5とを入れ替えたものと同様の動作を行う。すなわち、アドレス電極11上の負の壁電荷がアドレス電極11と走査電極4との間の電界を緩和し、アドレス電極11と走査電極4との間での弱い放電は発生しない。そして、走査電極4と維持電極5との間の電位差が大きくなって初めて、図7(d)に示すように、走査電極4と維持電極5との間の距離の近い領域で強い放電が発生し電荷の移動が起こる。さらに印加電圧を上昇させ、維持電極5の電圧がVs、アドレス電極11の電圧がVdに至ると、図7(e)に示すように、走査電極4と維持電極5との間の距離の遠い領域で強い放電が発生しようとする。しかし、アドレス電極11上の負の壁電荷がこの強い放電を妨げるので、走査電極4と維持電極5との間の距離の、より遠い領域まで放電が発生せず、走査電極4および維持電極5上の壁電荷は図7(f)に示すように一部をのこして反転する。
エージングは、走査電極4および維持電極5上の保護層8表面に吸着した不純ガスを放電によるスパッタで除去し、放電セル16の放電開始電圧を低減するとともに放電を安定させることを目的として行うものである。この観点で図6および図7を比べてみると、図6に示したように本発明の実施の形態においては、走査電極4および維持電極5上での電荷の移動が放電セル内の広い領域にわたり均一に行われていると考えられる。しかし、図7に示した比較例の場合では、走査電極4と維持電極5との間の距離の遠い領域では十分な電荷の移動が行われていないと考えられる。すなわち、本発明の実施の形態によれば、走査電極4および維持電極5上の保護層8の表面が、比較例に比べ均一性よくスパッタされ、その結果、比較例に比べてエージング時間を短くすることが可能になるものと考えられる。
また、蛍光体層14R、14G、14B表面には排気工程で取りきれないHOやCO、炭化水素ガス等の不純物ガスが吸着しており、これらの吸着ガスをスパッタで叩き出しておかないと、使用中に徐々にこれらのガスが放電空間に放出されてMgO表面に吸着し、動作電圧を不安定にする。本発明の実施の形態においては図6(a)〜(f)で示すように蛍光体層14R、14G、14B表面の壁電荷が正と負に交互に変化している。そして壁電荷の極性が負から正へ変わるときに蛍光体層14R、14G、14B表面が正イオンにより叩かれ、蛍光体層表面に吸着している不純物ガスが効率よく叩き出されていることも動作電圧が速やかに安定させる要因のひとつである。一方、比較例の場合は図7(a)〜(f)に示すように常に蛍光体層14R、14G、14Bは負に帯電しており電荷の移動がない。そのため正イオンが蛍光体層を叩く機会が少なく動作電圧が安定するまでに時間を要すると考えられる。
このようにエージング工程では、走査電極4および維持電極5にパルス電圧を印加し、アドレス電極11にもパルス電圧を印加するエージング放電(図6(a)、(b)、(c)に対応)と、アドレス電極11にはパルス電圧を印加しないエージング放電(図6(d)、(e)、(f))とを交互に繰返すことが重要である。これによって、保護層8のMgO表面を均一にスパッタするとともに蛍光体表面をイオンが叩き、保護層8の表面および蛍光体表面に吸着されている不純ガスを除去することができ、効率のよいエージングを実施できる。
ここで、パルス電圧の波形としては、走査電極4には走査電極用パルス電圧、維持電極には維持電極用パルス電圧を交互に印加し、アドレス電極11にアドレス電極用パルス電圧を印加しないエージング放電と、アドレス電極用パルス電圧を印加するエージング放電とを繰返す、すなわち第1のアドレス電極用パルス電圧のアドレス電極への印加を休止する場合、または第2のアドレス電極用パルス電圧のアドレス電極への印加を休止する場合が存在すれば、図3に示した波形以外の波形であってもよい。上述したように、立上りタイミングが走査電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつパルス幅が走査電極用パルス電圧より狭い第1のアドレス電極用パルス電圧をアドレス電極に印加してもよい。また、立上りタイミングが維持電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつパルス幅が維持電極用パルス電圧より狭い第2のアドレス電極用パルス電圧をアドレス電極に印加する方法でもよい。さらにまた、少なくとも、第1のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないようにアドレス電極に印加する、または第2のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないようにアドレス電極に印加することによっても実現することができる。
図8は本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法におけるエージング工程の他のパルス電圧の波形を示す図である。図8(a)は、走査電極4に印加するパルス電圧の立上りに同期させてアドレス電極11にパルス電圧を印加させる場合と、維持電極5に印加するパルス電圧の立上りに同期させてアドレス電極11にパルス電圧を印加させる場合とを交互に繰返し、かつ、アドレス電極にパルス電圧を加えない期間を2回連続して設けた例である。すなわち、アドレス電極に、第1のアドレス電極用パルス電圧と第2のアドレス電極用パルス電圧とを連続させずに交互に印加した例である。また、図8(b)は、アドレス電極11にパルス電圧を印加させる期間を2回連続し、アドレス電極にパルス電圧を加えない期間を1回設けた例である。すなわち、アドレス電極に、第1のアドレス電極用パルス電圧と第2のアドレス電極用パルス電圧とを3回以上連続させずに交互に印加した例である。さらに、図8(c)は、アドレス電極11にパルス電圧を印加させる期間を2回連続し、アドレス電極にパルス電圧を加えない期間も2回連続して設けた例である。このようなパルス電圧の波形であっても上記と同様の効果が得られる。
なお、アドレス電極にパルス電圧を連続して印加する場合は、20回以下とすることが好ましく、これ以上連続させると上述した効果は小さくなる。また、アドレス電極にパルス電圧を印加しないタイミングも20回以下とすることが好ましく、これ以上長くなると、やはり上述した効果は小さくなる。
また、アドレス電極用パルス電圧の形状は、立上りのタイミングでは走査電極用パルス電圧または維持電極用パルス電圧の立上りタイミングに同期させ、走査電極用パルス電圧または維持電極用パルス電圧が立下る前に立ち下げるものである。
また、アドレス電極11へのパルス電圧Vdの大きさは、上限としては走査電極4と維持電極5との間の放電に影響を与えないよう、走査電極および維持電極へのパルス電圧Vsを越えないように設定することが好ましい。一方、下限としては維持電極5とアドレス電極11間で少なくとも弱い放電を生じさせる電圧である。ただし、図6(a)のように各電極には電荷がたまっているため、放電開始電圧の半分程度である。なお、この放電開始電圧は、PDP放電セルの形状に依存するものである。典型的なPDPでは、Vdの大きさは50V〜150Vの範囲である。
また、アドレス電極11は、パルス電圧を加えないときは接地状態としたが、例えば図9に示すように、負の電圧Vd−を印加すると、図6(d)に示す状態において、維持電極5とアドレス電極11との間での弱い放電が生じ易くなり、かつ、エージング放電後、より多くの正の電荷がアドレス電極11側に蓄えられ、図6(a)に示す状態での維持電極5とアドレス電極11との間での弱い放電が生じ易くなるため、より好ましい。ただし、走査電極4と維持電極5との間の放電に影響を与えないようにするため、Vd+と|Vd−|との和が、Vsを越えないように設定する必要がある。
また、図2において、エージング装置104とPDP1との間の配線を極力短くすることで、配線のインダクタンスをできる限り小さくした場合には、図3に示すように、パルス電圧の波形がほぼそのままの形でPDP1に印加される。しかし、エージング装置104とPDP1との間にインダクタを挿入した場合はもちろんであるが、インダクタを用いなくても配線長が長く配線の浮遊インダクタンスが大きい場合には、PDP1の静電容量との共振によってパルス電圧にリンギングが重畳される。図10(a)は、エージング装置104から出力される走査電極用パルス電圧を示し、図10(b)はエージング装置104から出力される維持電極用パルス電圧を示している。また、図10(c)は走査電極X1〜Xnを短絡する短絡電極101におけるリンギングが重畳された走査電極用パルス電圧を示し、図10(d)は維持電極Y1〜Ynを短絡する短絡電極102におけるリンギングが重畳された維持電極用パルス電圧を示す。このように、パルス電圧の波形にリンギングが重畳している場合には、パルス電圧のピーク電圧がVsを遙かに越えるので、エージング装置104の出力端におけるパルス電圧の電圧値Vsは小さく設定することができる。また、このような場合、アドレス電極に印加されるパルス電圧もリンギングが重畳するが、走査電極あるいは維持電極の電圧波形のリンギングの立上りに同期させてアドレス電極の電圧波形のリンギングを立ち上げ、最初のリンギングの谷に合わせてアドレス電極の電圧波形が立下るようにすれば、リンギングに関係なくアドレス電極にパルス電圧を印加する効果は上記の矩形波の場合と同様に得られる。
また、本発明の実施の形態によれば、アドレス電極11にパルス電圧を印加することにより、維持電極5あるいは走査電極4とアドレス電極11との間で弱い放電を発生させ、そして維持電極5と走査電極4との間で強い放電を生じさせている。すなわち、弱い放電を種火として、維持電極5と走査電極4との間で強い放電を生じさせるため、小さいパルス電圧Vsでのエージング放電を可能にしている。これに対し、従来のエージング手法においては、アドレス電極11は接地した状態で走査電極4と維持電極5との間にパルス電圧を印加する方式であり、この場合、常にアドレス電極11側には正の電荷が蓄積された状態となるため、Vsを下げる効果はない。そしてVsが高いと、エージングに必要な消費電力が増大するだけでなく、PDP1内部で絶縁破壊が生じ易くなるという問題もあり好ましくない。
また、上記構成においては、エージング電圧のパルス電圧Vs、Vdは一定としたが、図11に、一例として示すように、走査電極4および維持電極5へのパルス電圧Vsおよび/またはアドレス電極11へのパルス電圧Vdを、エージングの進行による放電開始電圧の低下に応じて減少させると、エージング電力を低減できるので、より好ましい。ここで、図11(a)は、連続的に電圧を変化させた場合の一例であり、変化のさせ方は直線的であってもよい。また図11(b)はエージング開始後、所定の時間は一定とし、その後電圧値を減少させた例である。減少のさせ方は階段状でもよく徐々に電圧を下げる形であってもよい。電圧の変化のさせ方は、この例の電圧および形に限るものではなく、エージング時の動作電圧の変化に応じて、プロファイルを決定すればよい。ここで、放電開始電圧よりも大きな印加電圧Vsが印加されるとPDP1内部での絶縁破壊が発生し易くなるので、放電開始電圧の減少に合わせてVsを下げるのが好ましい。
上記実施の形態では周波数を40kHzとしたが、数kHz〜100kHzの範囲で使用可能である。そしてパルス電圧の電圧Vs、Vdの値も、PDP1の構造に合わせて最適な値に設定すればよい。
以上述べたように本発明によれば、エージング時間を短縮し、電力効率のよいエージングを行うことが可能なPDPの製造方法を実現することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法を用いて製造されるPDPの構成を示す断面斜視図 本発明の実施の形態におけるエージング工程でのPDPとエージング装置との接続状態を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法のパルス電圧の波形を模式的に示す図 比較例におけるパルス電圧の波形を模式的に示す図 エージング工程における放電開始電圧の時間変化を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法のエージング工程での放電セル内での壁電荷の動きの予想を示す図 比較例におけるエージング工程での放電セル内での壁電荷の動きの予想を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法の他のパルス電圧の波形を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法のさらに他のパルス電圧の波形を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法に用いるエージング装置から出力されるパルス電圧を示す図 本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法のパルス電圧の電圧値の時間変化を示す図
符号の説明
1 PDP
4 走査電極
5 維持電極
6 表示電極
11 アドレス電極
15 放電空間

Claims (5)

  1. 走査電極、維持電極、アドレス電極を有するプラズマディスプレイパネルに対して少なくとも前記走査電極と前記維持電極との間に走査電極用パルス電圧と維持電極用パルス電圧とを交互に印加してエージング放電を行うエージング工程において、
    少なくとも、
    立上りタイミングが前記走査電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつパルス幅が前記走査電極用パルス電圧より狭い第1のアドレス電極用パルス電圧、
    または、
    立上りタイミングが前記維持電極用パルス電圧の立上りタイミングと同期し、かつパルス幅が前記維持電極用パルス電圧より狭い第2のアドレス電極用パルス電圧
    を、前記アドレス電極に印加することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 前記第1のアドレス電極用パルス電圧の前記アドレス電極への印加を休止する場合、または前記第2のアドレス電極用パルス電圧の前記アドレス電極への印加を休止する場合が存在することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  3. 少なくとも、前記第1のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないように前記アドレス電極に印加する、または前記第2のアドレス電極用パルス電圧を3回以上連続しないように前記アドレス電極に印加することを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 前記第1のアドレス電極用パルス電圧および前記第2のアドレス電極用パルス電圧の電圧値は、前記走査電極用パルス電圧の電圧値および前記維持電極用パルス電圧の電圧値を越えないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 前記エージング工程において、
    少なくとも、前記走査電極用パルス電圧、前記維持電極用パルス電圧、前記アドレス電極用パルス電圧のいずれかの電圧値を時間とともに減少させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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