JP4375039B2 - プラズマディスプレイパネルのエージング方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態においてエージングすべきパネルの構造を示す分解斜視図である。パネル1は、対向して配置された前面基板2と背面基板3とを有している。前面基板2は、前面ガラス板4上に走査電極5と維持電極6とが互いに平行に対をなして複数対形成されている。そして、これらの走査電極5と維持電極6とを覆うように誘電体層7が形成され、この誘電体層7の表面を覆うように保護層8が形成されている。背面基板3は、背面ガラス板9上にデータ電極10が互いに平行に複数形成され、このデータ電極10を覆うように誘電体層11が形成されている。そして、この誘電体層11上にデータ電極10と平行に隔壁12が複数形成され、誘電体層11の表面と隔壁12の側面とに蛍光体層13が形成されている。さらに、前面基板2と背面基板3とに挟まれた放電空間14には、放電ガスが封入されている。
図5は本発明の実施の形態2のエージング方法における電極の印加電圧波形を示す図である。図5(a)、(b)は走査電極5、維持電極6の印加電圧波形を示しており交番電圧成分を含む電圧として単純な矩形波の繰り返しが印加されている。図5(c)はデータ電極10に印加される電圧波形を示している。本実施の形態におけるエージング方法が実施の形態1と異なるところは、消去放電を抑制する電圧が走査電極5、維持電極6ではなくデータ電極10に印加されている点である。データ電極10には大きな放電電流が流れないので消費電力が小さくかつ回路が簡単になるという利点もある。
図7は本発明の実施の形態3のエージング方法における電極の印加電圧波形を示す図である。図7(a)、(b)は走査電極5、維持電極6の印加電圧波形を示しており交番電圧成分を含む電圧として単純な矩形波の繰り返しが印加されている。図7(c)はデータ電極10に印加する電圧波形を示している。本実施の形態におけるエージング方法が実施の形態2と異なるところは、消去放電のうち一方のみを抑制するようにデータ電極10に電圧を印加している点である。特に、走査電極5に印加する電圧の増加あるいは維持電極6に印加する電圧の減少にともなって発生するエージング放電に付随して発生する消去放電、すなわち、走査電極5が維持電極6に対して高電圧側になるタイミングにおける自己消去のみを抑制している。したがって、次の放電、すなわち走査電極5に印加する電圧の減少あるいは維持電極6に印加する電圧の増加にともなって発生するエージング放電、あるいは同じことであるが走査電極5が維持電極6に対して低電圧側になるときのエージング放電が強調される。走査電極5が低電圧側になるタイミングの放電においては、放電空間内を走査電極5側に向かう正イオンに起因する走査電極5側のイオンスパッタが行われる。したがってデータ電極10に図7(c)に示す電圧波形を印加することによって、走査電極5側のエージングが維持電極6側よりも加速されることになる。
2 前面基板
3 背面基板
4 前面ガラス板
5,51〜5n 走査電極
6,61〜6n 維持電極
7 誘電体層
8 保護層
9 背面ガラス板
10,101〜10m データ電極
11 誘電体層
12 隔壁
13 蛍光体層
14 放電空間
15,151〜15n 走査電極端子部
16,161〜16n 維持電極端子部
171〜17m データ電極端子部
18 放電セル
20 放電ギャップ
21 隣接間ギャップ
110 エージング装置
115,116,117 短絡バー
120 電源部
130 印加電圧波形発生部
140 印加電圧波形設定部
Claims (4)
- 走査電極、維持電極、データ電極を有するプラズマディスプレイパネルに対して少なくとも前記走査電極と前記維持電極との間に交番電圧成分を含む電圧を印加してエージング放電を行うエージング工程において、前記エージング放電に付随して発生する消去放電を抑制する電圧を抑制電圧とするとき、前記交番電圧成分を含む電圧の立ち上がりから所定の時間間隔の後、電圧を上昇させることにより前記抑制電圧を前記走査電極または前記維持電極のうちの少なくとも1つの電極に印加することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- 走査電極、維持電極、データ電極を有するプラズマディスプレイパネルに対して少なくとも前記走査電極と前記維持電極との間に交番電圧成分を含む電圧を印加してエージング放電を行うエージング工程において、前記エージング放電に付随して発生する消去放電を抑制する電圧を前記データ電極に印加することを特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- 前記消去放電を抑制する電圧は、前記走査電極に印加する電圧の増加あるいは前記維持電極に印加する電圧の減少にともなって発生するエージング放電に付随して発生する消去放電を抑制するための電圧であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
- 前記走査電極に印加する電圧の増加あるいは前記維持電極に印加する電圧の減少にともなうエージング放電の発生するタイミングに印加される電圧は、前記走査電極に印加する電圧の増加あるいは前記維持電極に印加する電圧の減少にともなって発生するエージング放電に付随する消去放電の発生するタイミングに印加される電圧よりも高いことを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルのエージング方法。
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