JP4466099B2 - サウナシステム - Google Patents

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Description

本発明は、浴室に使用されるサウナ装置と浴室乾燥機からなるサウナシステムに関する。
従来、この種のサウナシステムの一例として、浴室を利用して日本古来の釜風呂のように比較的低温多湿のサウナ空間を作るものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、そのサウナシステムについて図15を参照しながら説明する。
図に示すように、加温装置と加湿装置を内蔵したサウナ装置本体101が浴室102内に設置され、サウナ装置本体101に設けた吸い込み口103、103aより空気を取り入れ、サウナ装置本体101に設けた吐き出し口104、104aよりサウナ装置本体101にて加温や加湿された空気を吹出し吐き出している。
そして、吸い込み口103、103a近辺に設けられた温度センサー105、湿度センサー106により浴室102内の空気の温度や湿度を検出し、浴室102内の温度を43〜60℃、浴室102内の湿度を50〜80%というサウナ空間に保つようにサウナ装置本体101に内蔵の加温装置と加湿装置を制御している。
また、温度湿度共に高く、湿度も上げようとすると温度も上がってしまい、前記設定の温度湿度に入らないときは換気扇107を作動させて、一旦新しい空気を浴室102内に取り入れて温度や湿度を下げ、前記設定温度湿度範囲内に保とうとしていた。
特開平5−317377号公報
このような従来のサウナシステムでは、単に発汗を促進するだけで汗が気化する前にかなりの量がサウナ浴者の体より流れ落ちてしまい、サウナ浴の目的の一つであり日本人の多くが嗜む肥満減量浴(社団法人日本サウナ協会ホームページURL:http://www.sauna.or.jp/jsaannai.htmの2004年1月14日に掲載された「サウナ健康読本」記載の図5サウナ浴の目的によると男性の19%は肥満減量目的、女性の32%が肥満減量全身美容目的となっている。)となる、発汗による一時的な水分の減量ではなく汗を気化して蒸発させサウナ浴者の体より気化熱を奪う効果が弱いという課題があった。
また、肥満減量浴の効果を上げるためにはサウナ浴を繰り返す反復浴が必要(前記「サウナ健康読本」記載の目的別サウナの利用法の肥満減量浴の項参照)で、反復浴を可能とさせ得るサウナ浴者がリフレッシュできるクールダウン状態にさせるためにはサウナ浴者自身が浴室内から一旦浴室外に出るか、特許文献1の実施例の段落番号0015記載の「・・・浴室内でシャワーを浴びて体を冷やし・・・」とある様に浴室内で冷水を浴びるなど、サウナ浴者がサウナシステムの操作とは関係ない別の行動を起こす必要があり不便であるとともに操作性も悪いという課題があった。
また、浴室内に設けた一つのサウナシステムを嗜むサウナ浴者は、一般に複数人(例えば、家族)であって、各個人の好みに適した反復浴時間の設定が必要であるが、個別に設定できないという課題があった。
また、一般的にサウナ浴者は静止した姿勢でサウナ浴を嗜むので、体感的な爽快感だけでは長時間の反復浴を継続し難いという課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、サウナ浴者から効率良く気化熱を奪い、肥満減量効果の高いサウナシステムを提供することを目的としている。
また、浴室に居ながらにして簡単にサウナ浴者をクールダウン状態にせしめるとともにさらに反復浴が簡単に長時間嗜めるサウナシステムを提供することを目的としている。
また、複数人の好みの反復浴時間を個別に設定でき、複数人の好みの反復浴を簡単に嗜めるサウナシステムを提供することを目的としている。
本発明のサウナシステムは、上記目的を達成するために、浴室の空気を加湿する加湿手段と、浴室の湿度状態を検出する湿度センサーと、前記加湿手段を制御するサウナ側制御手段とを設けたサウナ装置と、浴室の空気を加熱する加熱手段と、浴室の温度状態を検出する温度センサーと、浴室の空気を循環する循環送風手段と、送風方向を誘導する風向手段と、前記加熱手段と前記循環送風手段を制御する乾燥機側制御手段とを設けた浴室乾燥機とを備え、サウナ浴者が十分に発汗した後で、前記加湿手段を停止させて前記加熱手段と前記循環送風手段により加熱生成された温風を前記風向手段により前記サウナ浴者に向けて送風するようにしたものである。
この手段により、サウナ浴者が発汗し皮膚表面にある汗をより素早く気化して蒸発させ、サウナ浴者の体から効率良く気化熱を奪い肥満減量を促進するサウナシステムが得られる。
また他の手段は、浴室の空気を換気する換気手段を乾燥機側制御手段に接続し、風向手段によりサウナ浴者へ向けて前記浴室の空気を送風するときに、前記換気手段により外気を導入する構成とし、サウナ浴者の皮膚表面にある汗を素早く蒸発させるとともに、クールダウンを行うようにしたものである。
この手段により、サウナ浴者が発汗し皮膚表面にある汗をより素早く気化して蒸発させ、サウナ浴者の体から効率良く気化熱を奪うともに浴室に居ながらにして簡単にサウナ浴者のクールダウンも促進できるサウナシステムが得られる。
また他の手段は、送風方向を可変する風向可変手段として可変可能な風向板を浴室乾燥機に取付け、サウナ浴者が発汗した後に循環送風手段を運転し、かつ送風を前記サウナ浴者へ向けるために前記風向板を可変動作させることで、サウナ浴者の身体全体に送風し皮膚表面にある汗をより素早く蒸発させるとともに、サウナ浴者のクールダウンを素早く行うようにしたものである。
この手段により、サウナ浴者が発汗し皮膚表面にある汗をより素早く全身よりむらなく気化して蒸発させ、サウナ浴者の体からさらに効率良く気化熱を奪うサウナシステムが得られる。
また他の手段は、乾燥機側制御手段内に予め設定された運転パターンを記憶したタイマーを設け、このタイマーの運転パターンにより、浴室乾燥機およびサウナ装置の2つの装置を運転操作できる構成としたものである。
この手段により、サウナ浴者が設定することなく、発汗を促進するサウナ状態と皮膚表面にある汗を気化して蒸発させサウナ浴者の体から効率良く気化熱を奪う状態を繰り返す反復浴が簡単に嗜めるサウナシステムが得られる。
また他の手段は、サウナ装置と浴室乾燥機の運転および停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチと、この設定スイッチの設定を記憶させることができる複数のお好みスイッチを設けた操作部Aを乾燥機側制御手段に接続し、かつサウナ浴者が操作できるように浴室に取り付ける構成とし、複数人の好みの反復浴時間を個別に設定し、複数人の好みの反復浴を簡単に嗜めるようにすることを特徴としたものである。
この手段により、複数人(例えば、家族)の好みの反復浴時間を個別に設定でき、複数人の好みの反復浴を簡単に嗜めるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、サウナ装置と浴室乾燥機の運転および停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチと、この設定スイッチの設定を記憶させることができる複数のお好みスイッチと、前記お好みスイッチの過去のデータを記憶している学習スイッチを設けた操作部Bを乾燥機側制御手段に接続し、かつサウナ浴者が操作できるように浴室に取り付ける構成としたものである。
この手段により、サウナ浴者が反復浴時間の設定を気にすることなしに、サウナ浴者自身の反復浴を嗜んだ過去の習慣より好みの反復浴時間が調整設定され反復浴が簡単に嗜めるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、乾燥機側制御手段に接続した発汗量測定手段をサウナ浴者に取りつけ発汗量を測定する構成としたものである。
この手段により、定量的にサウナ浴者の発汗量を検知できるので、タイミング良く最適に汗を素早く気化させサウナ浴者の体からさらに効率良く気化熱を奪うことのできるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、体脂肪率付き体重計を乾燥機側制御手段に接続し、サウナ浴者の体脂肪率、体重を測定できる構成としたものである。
この手段により、体重と体脂肪率からサウナ浴者の発汗量が推定でき、タイミング良く最適に汗を素早く気化させサウナ浴者の体からさらに効率良く気化熱を奪うことのできる、個人個人に最適な肥満減量効果のあるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、報知手段を乾燥機側制御手段に接続し、サウナ浴者へ情報を提供できる構成としたものである。
この手段により、サウナ浴者が体感的な爽快感とは別の情報を刺激として入手し得るので反復浴を長時間嗜むことができるサウナシステムが得られる。
また、他の手段は、浴室内にベッドを備え、このベッドにサウナ浴者が横臥することができる構成としたものである。
この手段により、サウナ浴者が静止した姿勢ではあるが座る以外の自由で楽な姿勢を取れるので反復浴を長時間嗜むことができるサウナシステムが得られる。
本発明によれば、サウナ浴者が発汗し皮膚表面にある汗をより素早く気化して蒸発させ、サウナ浴者の体から気化熱を奪い肥満減量を促進することができるサウナシステムを提供できる。
また、浴室に居ながらにしてサウナ浴者のクールダウン状態も促進できるサウナシステムを提供できる。
また、浴室に居ながらにして反復浴が個人あるいは複数人の好みに応じて簡単に嗜めるサウナシステムを提供できる。
また、浴室に居ながらにして反復浴を長時間嗜むことができるサウナシステムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室1の空気を加湿する加湿手段としての加湿器2と、浴室の湿度状態を検出する湿度センサー11と、この加湿器2を制御するサウナ側制御手段3とを設けたサウナ装置4と、浴室1の空気を加熱する加熱手段としてのヒーター5と、浴室の温度状態を検出する温度センサー13と、浴室1の空気を循環する循環送風手段としてのファン9と、このファン9の送風方向を誘導する風向手段としての風向板30と、ヒーター5とファン9を制御する乾燥機側制御手段7を設けた浴室乾燥機8とを備える。
上記構成において、サウナ装置4は浴室1の天井に設置され、浴室1には加熱加湿空気が供給される開口(図示せず)を設け、浴室乾燥機8も浴室1の天井に設置されたサウナ装置4の近傍に設置され、浴室1には浴室1内の空気を循環する開口を設けて設置し、サウナ装置4のサウナ側制御手段3と浴室乾燥機8の乾燥機側制御手段7を電気的に接続する。
そして、サウナ側制御手段3に内蔵された湿度センサー11により浴室1の加湿状態を計測することができ、この計測状態に応じて加湿器2を動作させている。また、乾燥機側制御手段7に内蔵された温度センサー13により浴室1の温度計測を行い、この計測状態に応じてヒーター5、ファン9の制御を行っている。
そして、サウナ浴者6がサウナ浴を受けるときには、サウナ側制御手段3を介して運転し、サウナ装置4から加熱加湿空気を浴室1内に送りサウナ浴が行なわれる。このとき、サウナ側制御手段3から乾燥機側制御手段7に浴室乾燥機8が暖房運転を行なうように信号が送られ、浴室乾燥機8は、ヒーター5とファン9を運転させながらサウナ装置4を運転して加湿を行なうことで、サウナ浴の立ち上がり時間が短縮することになる。そして、サウナ浴者6が十分に発汗した後で、加湿器2を停止させて、ヒーター5とファン9により加熱生成された温風を風向板30にてサウナ浴者6に向けて送風することにより、サウナ浴者6の皮膚表面の汗を素早く蒸発させて、サウナ浴者6の体から気化熱を奪い肥満減量を促進することができる。
そして、サウナ装置4と浴室乾燥機8は浴室1の天井の一面に配設されることにより施工性も良く、サウナ装置4と浴室乾燥機8はサウナ側制御手段3と乾燥機側制御手段7との電気的な接続によりサウナ装置4と浴室乾燥機8との間で互いに通信できることとなり、効率良く運転することができることとなる。
なお、本実施の形態1では、サウナ装置4と浴室乾燥機8が分離したものをサウナシステムとしたが一つの箱体内にサウナ装置4と浴室乾燥機8を一体的に設けても同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
また、湿度センサー11、温度センサー13がそれぞれサウナ側制御手段3と乾燥機側制御手段に内蔵されているが、検知に最適な箇所に取りつけることは言いうまでもない。
また、加熱手段としてヒーター5を用いたが、温水などを用いてもよく、同様の作用効果を奏するものである。
また、風向手段として固定された風向板30を用いたが、ダクトなどを用いてもよく、同様の作用効果を奏するものである。
また、サウナ装置4のサウナ側制御手段3と浴室乾燥機8の乾燥機側制御手段7の接続は、サウナ側制御手段3に接続される受信手段と送信手段から成るサウナ側送受信手段と、乾燥機側制御手段7に接続される受信手段と送信手段から成る乾燥機側送受信手段を設けることで、ワイヤレス通信も可能である。
(実施の形態2)
図2に示すように、図1の構成に加えて換気手段として換気ファン14を乾燥機側制御手段7aに接続して浴室1の換気ができるように構成する。
上記構成において、サウナ浴者6が発汗した後に、ヒーター5は動作させずに、ファン9を運転し風向板30を用いてサウナ浴者6へ向けて送風させ、かつ換気ファン14を動作させることで、浴室1内を素早く低温低湿状態にして、サウナ浴者6の皮膚表面にある汗を素早く蒸発させるとともに、サウナ浴者6のクールダウンを行うことができる。
(実施の形態3)
図3に示すように、図1または図2の構成に加えて送風方向を可変する風向可変手段として可変可能な風向板30aを浴室乾燥機8bに取付ける構成とする。
上記構成において、サウナ浴者6が発汗した後に、ファン9を運転し、かつ送風をサウナ浴者6へ向けるために可変可能な風向板30aを動作させることで、サウナ浴者6の身体全体に送風し皮膚表面にある汗をより素早く蒸発させるとともに、サウナ浴者6のクールダウンを素早く行うことができる。
なお、本実施の形態3では、送風方向を可変する風向可変手段として風向板30aを用いたが、風向を可変できるものであればノズルなどでもよく、同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
(実施の形態4)
図4に示すように、図1〜図3のいずれかの構成に加えて、乾燥機側制御手段7bにタイマー16を追加して設けるように構成する。
上記構成において、タイマー16には予め設定された運転パターンが記憶され、このタイマー16の運転パターンにより、浴室乾燥機8cおよびサウナ装置4を自動運転でき、サウナ浴者6が設定することなく、発汗を促進するサウナ状態と皮膚表面の汗を蒸発させてサウナ浴者6から効率よく気化熱を奪う状態を繰り返す反復浴を簡単に行うことができる。
(実施の形態5)
図5に示すように、図1〜図3のいずれかの構成に加えて、操作部A17を乾燥機側制御手段7cに接続し、かつサウナ浴者6が操作できるように浴室1に取り付ける構成とする。
また、図6に示すように操作部A17はサウナ装置4、浴室乾燥機8dの運転/停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチ18とこの設定スイッチ18の設定を記憶させるお好みスイッチ19から構成されている。
そして、例えば家族等複数人の好みを設定する場合、父親(使用者A)がサウナのスイッチを押すことにより運転が開始され、設定スイッチ18により好みの温度や時間を設定し、この設定をお好みスイッチ19の例えば(お好み1)に記憶させる。
次に母親(使用者B)が設定スイッチ18により好みの運転モードや温度、時間を設定し、この設定をお好みスイッチ19の例えば(お好み2)に記憶させる。そして、長男(子供A)は(お好み3)、長女(子供B)は(お好み4)というように記憶させる。
上記構成において、父親(使用者A)は次回サウナ浴する場合に、このお好みスイッチ19の(お好み1)を押すことで好みの運転を行うことができる。
同様に母親(使用者B)は(お好み2)、長男(子供A)は(お好み3)、長女(子供B)は(お好み4)を押すことで、次回サウナ浴する場合に、好みの運転を行うことができる。
このように、サウナ浴者6が複数人であっても自分の好みに応じて、操作部A17を操作してサウナ装置4と浴室乾燥機8dの運転操作、温度設定、時間設定が自由にでき、しかもその設定をお好みスイッチ19のいずれかに記憶させることができ、次回サウナ浴する場合に、このお好みスイッチ19を押すことでサウナ浴者6の好みの運転を行うことができる。
なお、本実施の形態5では、運転モードをサウナで説明したが、サウナに限らず他のモードでも同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
(実施の形態6)
図7に示すように、図1〜図3のいずれかの構成に加えて、操作部B20を乾燥機側制御手段7dに接続し、かつサウナ浴者6が操作できるように浴室1に取り付ける構成とする。
また図8に示すように、操作部B20はサウナ装置4、浴室乾燥機8eの運転/停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチ18とこの設定スイッチ18の設定を記憶させるお好みスイッチ19と学習スイッチ21から構成されている。学習スイッチ21は、お好みスイッチ19の各スイッチ(お好み1、お好み2など)ごとの過去のデータを記憶している。
上記構成において、サウナ浴者6は自分の好みに応じて、操作部B20を操作してサウナ装置4と浴室乾燥機8eの運転操作、温度設定、時間設定が自由にでき、しかも学習スイッチ21を押すことにより、サウナ浴者6が操作した運転操作、温度設定、時間設定を自動的に記憶させることができる。
また、図9は本実施形態6のひとつのフローチャート例を表したものである。ステップ1はサウナ装置4の運転、ステップ2はサウナ装置4の運転時間のカウント、ステップ3は浴室乾燥機8eの送風運転、ステップ4は浴室乾燥機8eの運転時間のカウント、ステップ5はサウナ装置4と浴室乾燥機8eの運転回数のカウントを表している。
まずステップ1でサウナ装置4を運転し、ステップ2ではサウナ装置4の運転時間をカウントして、次のステップ3へ移行するまでのサウナ装置4の運転時間がカウントされ、カウントアップした後、次のステップ3へ行き、送風運転が始まる。次にステップ4にて浴室乾燥機8eの送風運転時間のカウントが行われる。そして次のステップ5へ移行するまでの浴室乾燥機8eの運転時間がカウントされ、カウントアップした後、ステップ5でこれらサウナ装置4と浴室乾燥機8eの運転回数をカウントして再度サウナ装置4と浴室乾燥機8eを運転するか判断して、規定の回数になった時に終了することとなる。
また、図10は本実施形態6のひとつの最適パターン推測手法を表したものである。サウナ浴者6が操作部B20を用いてサウナ装置4と浴室乾燥機8eの一連の運転を複数回行い、その運転時間、回数を平均化して最適な運転パターンを算出することを表現したものである。これによりサウナ浴者6の希望に沿った運転パターンを自動で作り出すことができる。
なおこの例では平均化という手法を用いたが、荷重平均などを用いてもよく同様の作用効果を奏するものである。
なお、本実施の形態では、このようなフローチャート例にて説明しているが、ファジィなど他の手法を用いてもよく同様の作用効果を奏するものである。
(実施の形態7)
図11に示すように、図1〜図3のいずれかの構成に加えて、発汗量測定手段として発汗量測定センサー22をサウナ浴者6に取りつけ、かつ乾燥機側制御手段7eに接続し、サウナ浴者6の発汗量を測定できるように構成する。
上記構成において、サウナ浴者6の発汗量に応じて、最適な皮膚表面の汗を蒸発させる運転パターンで自動的にサウナ装置4と浴室乾燥機8fを運転させることができる。
例えば、発汗量測定センサー22により測定した発汗量がある量を超えたら加湿器2を停止させて、ヒーター5とファン9により加熱生成された温風を風向板30にてサウナ浴者6に向けて送風することにより、サウナ浴者6の皮膚表面の汗を素早く蒸発させて、サウナ浴者6の体から気化熱を奪い肥満減量を促進する。
(実施の形態8)
図12に示すように、図1〜図3のいずれかの構成に加えて、体脂肪率付き体重計23を乾燥機側制御手段7fに接続し、サウナ浴者6の体脂肪率、体重を測定できるように構成する。
上記構成において、サウナ浴者6が体脂肪率付き体重計23により体脂肪率、体重を測定し、この測定値に応じて乾燥機制御部7fが最適なサウナ装置4と浴室乾燥機8gの運転パターンを計算し、サウナ浴者6の発汗、皮膚表面の汗の効率的な蒸発を行うことができる。
(実施の形態9)
図13に示すように、図1〜図5、図7、図11〜図12のいずれかの構成に加えて、報知手段として液晶モニター24とスピーカー25を乾燥機側制御手段7gに接続し、サウナ浴者6へ情報を提供できるように構成する。
上記構成において、液晶モニター24に例えば砂時計などの表示をして、時間になったらスピーカー25から音楽が流れたり、チャイムが鳴ったりする。あるいは液晶モニター24へ外部からのテレビ映像を流したり、ラジオからの音声をスピーカー25から流すこともできる。
また、この報知手段を用いて、サウナ浴者6へ水分補給のタイミングを知らせることもできる。
なお、報知手段として液晶モニター24を用いたが、通常のモニター、EL等でもよく同様の作用効果を奏するものである。
(実施の形態10)
図14に示すように、図1〜図5、図7、図11〜図13のいずれかの構成に加えて、ベッド26を浴室1に備え付けた構成とする。
上記構成において、サウナ装置4と浴室乾燥機8を運転させているときにサウナ浴者6が静止した姿勢ではあるが座る以外の自由で楽な姿勢を取れるので長時間、浴室1内でリラックスしてサウナ浴を受けることができる。
なお、ベッドに枕のような凸部を設けてもよく同様の作用効果を奏するものである。
サウナ装置と換気扇等を組み合わせることにより、ある程度の湿気を必要とする野菜等の栽培や、きのこ類の栽培分野等にも適用できる。
本発明の実施の形態1のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4のサウナ装置と浴室乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5のサウナシステムの構成を示すブロック図 同操作部Aの構成を示す構成図 本発明の実施の形態6のサウナシステムの構成を示すブロック図 同操作部Bの構成を示す構成図 同制御方法の一例を示すフローチャート 同最適運転予測方法を示す運転パターン図 本発明の実施の形態7のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態8のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態9のサウナシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態10のサウナシステムの構成を示すブロック図 従来のサウナ装置の構成図
符号の説明
1 浴室
2 加湿器
3 サウナ側制御手段
4 サウナ装置
5 ヒーター
6 サウナ浴者
7 乾燥機側制御手段
7a 乾燥機側制御手段
7b 乾燥機側制御手段
7c 乾燥機側制御手段
7d 乾燥機側制御手段
7e 乾燥機側制御手段
7f 乾燥機側制御手段
7g 乾燥機側制御手段
8 浴室乾燥機
8a 浴室乾燥機
8b 浴室乾燥機
8c 浴室乾燥機
8d 浴室乾燥機
8e 浴室乾燥機
8f 浴室乾燥機
8g 浴室乾燥機
8h 浴室乾燥機
9 ファン
11 湿度センサー
13 温度センサー
14 換気ファン
16 タイマー
17 操作部A
18 設定スイッチ
19 お好みスイッチ
20 操作部B
21 学習スイッチ
22 発汗量測定センサー
23 体脂肪率付き体重計
24 液晶モニター
25 スピーカー
26 ベッド
30 風向板
30a 風向板

Claims (10)

  1. 浴室の空気を加湿する加湿手段と、浴室の湿度状態を検出する湿度センサーと、前記加湿手段を制御するサウナ側制御手段とを設けたサウナ装置と、浴室の空気を加熱する加熱手段と、浴室の温度状態を検出する温度センサーと、浴室の空気を循環する循環送風手段と、送風方向を誘導する風向手段と、前記加熱手段と前記循環送風手段を制御する乾燥機側制御手段とを設けた浴室乾燥機とを備え、サウナ浴者が発汗した後で、前記加湿手段を停止させて前記加熱手段と前記循環送風手段により加熱生成された温風を前記風向手段により前記サウナ浴者に向けて送風することにより気化熱を奪うことを特徴とするサウナシステム。
  2. 浴室の空気を換気する換気手段を乾燥機側制御手段に接続し、風向手段によりサウナ浴者へ向けて前記浴室の空気を送風するときに、前記換気手段により外気を導入する構成とし、サウナ浴者の皮膚表面にある汗を素早く蒸発させるとともに、クールダウンを行うことを特徴とする請求項1記載のサウナシステム。
  3. 送風方向を可変する風向可変手段として可変可能な風向板を浴室乾燥機に取付け、サウナ浴者が発汗した後に循環送風手段を運転し、かつ送風を前記サウナ浴者へ向けるために前記風向板を可変動作させることで、サウナ浴者の身体全体に送風し皮膚表面にある汗をより素早く蒸発させるとともに、サウナ浴者のクールダウンを素早く行うことを特徴とする請求項1または2記載のサウナシステム。
  4. 乾燥機側制御手段内に予め設定された運転パターンを記憶したタイマーを設け、このタイマーの運転パターンにより、浴室乾燥機およびサウナ装置を自動運転する構成とし、サウナ浴者が設定することなく、発汗を促進するサウナ状態と皮膚表面の汗を蒸発させて前記サウナ浴者から効率よく気化熱を奪う状態を繰り返す反復浴を簡単に行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサウナシステム。
  5. サウナ装置と浴室乾燥機の運転および停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチと、この設定スイッチの設定を記憶させることができる複数のお好みスイッチを設けた操作部Aを乾燥機側制御手段に接続し、かつサウナ浴者が操作できるように浴室に取り付ける構成とし、複数人の好みの反復浴時間を個別に設定し、複数人の好みの反復浴を簡単に嗜めるようにすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサウナシステム。
  6. サウナ装置と浴室乾燥機の運転および停止、温度設定、時間設定、運転モード設定をすることができる設定スイッチと、この設定スイッチの設定を記憶させることができる複数のお好みスイッチと、前記お好みスイッチの過去のデータを記憶している学習スイッチを設けた操作部Bを乾燥機側制御手段に接続し、かつサウナ浴者が操作できるように浴室に取り付ける構成とし、サウナ浴者が反復浴時間の設定を気にすることなしに、サウナ浴者自身の反復浴を嗜んだ過去の習慣より好みの反復浴時間が調整設定され反復浴が簡単に嗜めるようにすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサウナシステム。
  7. 乾燥機側制御手段に接続した発汗量測定手段をサウナ浴者に取りつけ発汗量を測定する構成とし、前記サウナ浴者の発汗量に応じて、最適な皮膚表面の汗を蒸発させる運転パターンで自動的にサウナ装置と浴室乾燥機を運転することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサウナシステム。
  8. 体脂肪率付き体重計を乾燥機側制御手段に接続し、サウナ浴者の体脂肪率、体重を測定できる構成とし、測定値に応じて前記乾燥機側制御手段が最適なサウナ装置と浴室乾燥機の運転パターンを計算し、前記サウナ浴者の発汗、皮膚表面の汗の効率的な蒸発を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサウナシステム。
  9. 報知手段を乾燥機側制御手段に接続し、サウナ浴者へ情報を提供できる構成とし、反復浴を長時間嗜みやすくしたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のサウナシステム。
  10. 浴室内にベッドを備え付けた構成とし、サウナ装置と浴室乾燥機を運転させているときに前記ベッドにサウナ浴者が横臥することで、長時間リラックスしてサウナ浴を受けやすくしたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のサウナシステム。
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