JP2007222299A - サウナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者各人の所望に最適なサウナ室内雰囲気を実現し、気分や体調等の心身の状態や使用目的に適応する事が可能なサウナ装置を提供する。
【解決手段】室内2aにおいて、少なくとも温熱機構を含む雰囲気形成手段を備えており、前記雰囲気形成手段は、制御手段によって動作するようプログラムされたプログラムモードにより動作を行って室内に雰囲気を形成するようにしたサウナ装置1aであり、前記プログラムモードの少なくとも1以上のプログラムを任意に作成及び記憶するための任意プログラム作成記憶機能を設けた構成にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、血行を促進させて発汗作用を促すサウナ浴のためのサウナ装置に関するものである。
従来から、使用者に対して温熱効果による血行促進作用や、サウナ効果による発汗作用をもたらすサウナ装置があるが、最近では、サウナ浴室内の温度等を電子回路からなる制御手段により電子制御して、より一層快適なサウナ浴を得る事ができるようにしたものも存在している。
例えば、図13及び図14に示したものは、室内の温度等を制御できるようにしたサウナ装置を示したものであるが、該サウナ装置1は、室内温度設定手段と、室内温度検出手段と、室内を加熱する加熱手段と、室内温度設定手段で設定された温度と室内温度検出手段で検出される室内温度とに基づいて加熱手段を制御して室内温度設定手段で設定された温度より低い準備温度に室内温度を維持し且つ入浴開始信号にて設定温度まで室内温度を上げる制御手段とを備えていることを特徴とするものであり、家庭に通常設けられる浴室において使用され、放熱部材15により加温された空気が、吹き出し口11から送風機13により吹き出され、浴室の温度を高めてサウナ浴が可能となるよう構成しており、操作パネル2に設けられた温度センサー19と制御手段により、前記送風機13の動作を制御することで室内温度を調節するようにしている。
また、前記操作パネル2には、他にも温度調節つまみ23、マニュアルスイッチ24、コース選択スイッチ21等が設けられており、マニュアルスイッチ24の操作時は、温度調節つまみ23により使用者の好みに応じた温度調節が適宜可能となっている。
更に、前記サウナ装置1は、快適なサウナ浴を得させるために温度が経時的に変化するよう予めプログラムとして設定された各種動作コースが設けられており、前記コース選択スイッチ21により各動作コースを選択し、選択された動作コースのプログラムにしたがって温度調節が経時的に自動制御されるようにしている。
特開平6−261927号公報(第8頁、図2)
ところで、前述のようなサウナ装置は、あくまでも、予め設定された各動作コースの範囲でしか選択する事ができず、使用者各人の所望に最も適うサウナ室内雰囲気を実現するには限りがあった。
また、単に発汗作用を促進させる事を目的にするのみならず、気分や体調等の心身の状態や使用目的にも適応する事も需要となっており、例えば、気分をリフレッシュさせる事を目的とするのか、或いは専ら健康に寄与する事を重視しているのかによって、その適応も異なってくるが、そのような極めの細かい適応が可能なサウナ装置の実現化が課題となっていた。
そこで、本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、使用者各人の所望に最適なサウナ室内雰囲気を実現し、気分や体調等の心身の状態や使用目的にも可及的に適応する事が可能なサウナ装置を提供する事を目的とするものである。
すなわち、本発明のサウナ装置は、室内において、少なくとも温熱機構を含む雰囲気形成手段を備えており、前記雰囲気形成手段は、制御手段によって動作するようプログラムされたプログラムモードにより動作を行って室内に雰囲気を形成するようにしたサウナ装置であり、前記プログラムモードの少なくとも1以上のプログラムを任意に作成及び記憶するための任意プログラム作成記憶機能を設けている。
また、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードが複数設けられ、予め動作がプログラムされた少なくとも1以上のプログラムモードと、前記任意プログラム作成記憶機能により作成及び記憶された少なくとも1以上のプログラムモードの一つを選択するためのプログラム選択手段を設け、前記プログラム選択手段により選択されたプログラムモードにより前記雰囲気形成手段は動作を行う事を特徴としている。
また、本発明のサウナ装置は、前記雰囲気形成手段は前記温熱機構の他に、酸素発生機構、ミスト発生機構、芳香発生機構、色光発生機構のいずれかを含む事を特徴としている。
更に、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードは、動作内容及び動作時間からなる一つのステージ、または複数の前記ステージの組み合わせから構成されている事を特徴としている。
また、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードは上書きしてプログラムを書き替える事が可能である事を特徴とするものである。
更に、本発明のサウナ装置は、前記プログラム選択手段または前記雰囲気形成手段の選択状態または動作状態を表示部により表示する事を特徴としている。
更にまた、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードの前記任意プログラム作成記憶機能による作成または上書き時に、前記プログラムモードの少なくとも動作内容を記入選択するためのプログラム作成表を備えた事を特徴とするものである。
よって、本発明のサウナ装置は、前記雰囲気形成手段は、制御手段によって動作するようプログラムされたプログラムモードにより動作を行って室内に雰囲気を形成するようにしたサウナ装置であり、前記プログラムモードの少なくとも1以上のプログラムを任意に作成及び記憶するための任意プログラム作成記憶機能を設けている為、使用者各人の所望に最も適う仕方でサウナ室内雰囲気を実現する事ができるし、任意に作成したプログラムを記憶する事ができるので、何度も再現する事が可能となる。
また、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードが複数設けられ、予め動作がプログラムされた少なくとも1以上のプログラムモードと、前記任意プログラム作成記憶機能により作成及び記憶された少なくとも1以上のプログラムモードの一つを選択するためのプログラム選択手段を設け、前記プログラム選択手段により選択されたプログラムモードにより前記雰囲気形成手段は動作を行う事を特徴としている為、さらにプログラムモードの選択肢が広がり、多種多様なサウナ浴を楽しむことができる。
また、本発明のサウナ装置は、前記雰囲気形成手段は前記温熱機構の他に、酸素発生機構、ミスト発生機構、芳香発生機構、色光発生機構のいずれかを含む事を特徴としている為、単に温熱機構による発汗作用を促進させる事を目的にするのみならず、気分や体調等の心身の状態や使用目的にも適応する事が可能となる。
更に、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードは、動作内容及び動作時間からなる一つのステージ、または複数の前記ステージの組み合わせから構成されている事を特徴としている為、一つの動作内容を選択してからそれに対する動作時間を選択する事ができるので設定し易い。
また、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードは、上書きしてプログラムを書き替える事が可能である事を特徴とするものである為、使用者の状態や好みの変化に対応して、常に最適なサウナ室内雰囲気を作り出す事ができる。
更に、本発明のサウナ装置は、前記プログラム選択手段または前記雰囲気形成手段の選択状態または動作状態を表示部により表示する事を特徴としている為、前記プログラムモードの前記任意プログラム作成記憶機能による作成や上書き時に、設定し易く、雰囲気形成手段の動作時においては、動作の視認が確実に行える。
更にまた、本発明のサウナ装置は、前記プログラムモードの前記任意プログラム作成記憶機能による作成または上書き時に、前記プログラムモードの少なくとも動作内容を記入選択するためのプログラム作成表を備えた事を特徴とするものである為、このように、前記プログラムシート7aを作成すれば、プログラムモードの作成、或いは上書き作業をよりスムーズに行う事ができるし、また作成したプログラム作成表を保存して、適宜プログラムを再現する事ができる。
以下に、本発明のサウナ装置を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1は本発明のサウナ装置の一実施形態を示す斜視説明図であり、図2は本発明のサウナ装置である収納部及び収納開閉扉の一実施形態を示す平面説明図、図3は本発明のサウナ装置である室内操作部の一実施形態を示す正面図であり、図4乃至図6は本発明のサウナ装置である室外操作部の一実施形態を示す説明図であり、図7は本発明のサウナ装置におけるプログラムモードの一実施形態を示す表図である。また図8乃至図11は本発明のサウナ装置における操作の一実施形態を示す流れ図であり、図12は本発明のサウナ装置に使用するプログラム作成表の一実施形態を示す説明図であり、図13及び図14は従来技術を示す参考図である。
すなわち、本発明のサウナ装置1aは、図1の実施形態で示したように、室内2aに使用者が入室できるボックス型であり、また、家屋室内の適所に移動自在に設置したり、または家屋壁面内部にビルトインして据え付けたりするなどして使用する事ができるものである。
前記サウナ装置1aの前面中央には、前記室内2aへ使用者が入室するための入室扉11aを開閉自在に蝶設している。該入室扉11aには、図示しないが室内2aに入室した使用者の状態を室外から他者が確認できるよう、適所に透明なガラス素材や樹脂素材で形成される窓を嵌着してもよい。
前記室内2aの右側下部には、使用者が着座するための着座部12aを設けている。使用者が該着座部12aに着座すると、使用者の左側面が前記サウナ装置1aの前面に向かう態様になる。すなわち図1に示すように、着座部12aに着座した使用者にとって正面には正面壁13a、背面には背面壁14a、左右側面には夫々側面壁15a・15aが位置するよう構成している。
前記正面壁13a、前記背面壁14a、前記側面壁15a・15a、そして使用者の足裏が接する床面16aには、雰囲気形成手段である温熱機構、すなわち面状ヒータ21aを夫々配設している。
前記面状ヒータ21a(温熱機構)は、例えば使用者の身体に遠赤外線を照射し得るものであってもよい。すなわち、電気不良導体の基盤に炭素粉末とポリエチレン等の結合材を混合したものを面材に塗布して、所要の電気抵抗を有する抵抗膜を形成するように製造されたものを採用する事ができる。
このように前記室内2aの各面に前記面状ヒータ21a(温熱機構)を配設する事により、使用者の全身に対して隈無く熱照射を行う事ができる。
尚、前記面状ヒータ21aは遠赤外線ヒータに限定されず、使用者の身体に熱照射を行う事ができれば、どんな種類のヒータであってもよい。
前記各面状ヒータ21aは、夫々個別に作動するよう構成し、照射温度調整も各面状ヒータ21a毎に行える。照射温度によっては、使用者の身体を温め、血行を良好にする温熱効果や、発汗作用を促すサウナ効果をもたらす事ができる。
前記サウナ装置1aの上部には、収納部18aを設けており、該収納部18aに、各種雰囲気形成手段である酸素発生機構22a、ミスト発生機構23a、芳香発生機構24a、それに記憶されたプログラムに基づいて電子制御を行うための電子回路を構成した制御手段6aの各構成体を設置するようにしている。
前記酸素発生機構22aは、天面17aから下方へ突設するノズル221aを介して前記室内2aに空気よりも酸素濃度の高い濃縮酸素を供給するものであり、濃縮酸素を人体に取り入れて人体血液中の酸素濃度を高める事により、疲労の元になる乳酸の分解を促進したり、血行を良好にしたりする等のリフレッシュ効果をもたらす事ができる。さらには、前記面状ヒータ21aの熱照射による発汗時のリフレッシュ作用を与えるものとなる。
また、前記ミスト発生機構23aは、水を霧状化してミストを発生させ、前記天面17aに配設したミスト噴出口231aから室内2aに噴出させるものである。これにより、前記室内2aにおいて適度な湿度を保てるだけでなく、例えば運動後または前記面状ヒータ21aによる高体温になった身体の温度を効果的に下げたりする事ができる。また、前記面状ヒータ21aの熱照射と共に同時期に併用するならば、該面状ヒータ21aに温められたミストが使用者の全身を包み込んで温熱効果やサウナ効果を効果的にもたらす事ができる。加えて、肌に潤いを与えて美容効果も同時に期待できる。
前記芳香発生機構24aは、芳香剤241aより発生する芳香気体を、前記天面17aに配設するファン242aにより、前記室内2aへ送気するよう構成している。該芳香発生機構24aは芳香療法(アロマテラピー)として、鎮静作用、興奮作用、薬理作用などをもたらす。
前記室内2aの前記天面17aにおいて、前記着座部12aに座った使用者の頭上付近に位置するよう、換気ファン25aが設けられている。これは、室内2aにこもった空気を室外に排出して、室内2aの雰囲気をクリアにするためのものである。
また、前記室内2aに雰囲気形成手段である色光発生機構、すなわちヒーリングライト26aを備えている。
前記ヒーリングライト26a(色光発生機構)は、赤(R)・緑(G)・青(B)の色を発光するようにしており、前記天面17aと前記背面壁14aとが交差する付近において取り付けている。
前記ヒーリングライト26a(色光発生機構)は、高輝度カラーLEDによるものであり、所望する色が発光する事により、前記室内2aの前記正面壁13a、前記背面壁14a、前記側面壁15a、前記床面16a、前記天面17aの夫々に反射して、室内2a全体が該色で包まれたように使用者は視認する。このように使用者の視覚に特定の色光が影響を与え、例えば、赤色の色光であれば気持ちを活性化させたり、逆に青色の色光であれば鎮静化させたりする作用をもたらし、また緑色の色光は爽快さや新鮮さを感じさせて心身共にリフレッシュするよう働きかける。尚、該ヒーリングライト26aとは別に、天面17aの中央には白色に近い光を発する複数の高輝度LEDからなる室内灯27aが設けられている。
図2は、前記収納部18aに設置されている前記ミスト発生機構23aと芳香発生機構24a及び主電源の入切を行う主電源入切部5aへ夫々通じる各収納開閉扉181aを設けたものを示している。
それら前記収納開閉扉181aは、前記入室扉11aの内側に設けられているため、まず入室扉11aを開けてからでなければ、該収納開閉扉181aを開閉する事はできない。よって、不使用時に不意に主電源入切部5aが操作されないようにして安全性を高めている。また、サウナ装置1aの前面に各収納開閉扉181aが備えられているので、使用者はサウナ装置1aの前面から、芳香剤241aの補充や入れ替え、またミスト発生機構23aに必要な水の供給を行う事ができて便利である。
尚、図2に示すように、前記主電源入切部5aの右側に、複数種の芳香剤241a・241a・・を設置しており、使用者の好みに応じた芳香を選択するようにしている。選択された芳香剤241aを記主電源入切部5aの左側に位置する前記収納開閉扉181aに設置して、該収納開閉扉181aを閉めて、前記ファン242aにより前記室内2aへ送気するようにしている。
図1に示すように、前記サウナ装置1aの前面左側適所には、室外操作部3aを、また前記正面壁13aの中央付近においては、室内操作部4aを夫々配設しており、これら室外操作部3a及び室内操作部4aから出される指示による前記各機構等の作動を前記制御手段6aにより制御するようにしている。
前記室外操作部3aには図4に示すように、予め動作がプログラムされたプログラムモード設定部31a、表示部である時間表示部321aを備えたタイマー設定部32a、また、使用者が所望に応じてマニュアル設定するためのマニュアルモード設定部33aを夫々備え、他に、設定をクリアにするクリアボタン34a、前記面状ヒータ21aによる予熱を開始させる準備予熱ボタン35a、前記室内2aの空気を換気始動させる換気ボタン36aがある。さらに、前記酸素発生機構22aに備えるフィルター(図示せず)交換を促したり(例えば500時間毎に交換時期を設定できる)、前記ミスト発生機構23aに供給する水の不足を知らせるための警告灯37aや、主電源入切部5aの入切を示す主電源灯38aが設けられている。該室外操作部3aの内部基板には、音声を発する音発生部39aも備えている。
図3に示す室内操作部4aは、サウナ装置1aの動作の残り時間及び動作終了を示す表示部41a、前記室内灯27aの点灯消灯を手動選択するための室内灯ボタン42a、前記室内2aの温度を感知する温度センサ43aを夫々設けてなる。該室内操作部4aの内部基板には、音声を発する音発生部44aも備えている。
前記表示部41aは、デジタル式の数値で表示するようにしており、また残り時間が無くなると、「終了しました」の文字が現れるようにしている。
図4に示す前記室外操作部3aにおける前記タイマー設定部32aにおいては、前記プログラムモード設定部31a及び前記マニュアルモード設定部33aで設定された動作の時間設定を行うようにしている。該タイマー設定部32aには、デジタル表示式の前記時間表示部321a、時間調節ボタン322a及び設定ボタン323aを設けており、該時間調節ボタン322aは数値上昇ボタン及び数値下降ボタンにより構成している。
使用者は前記時間表示部321aを確認しながら、前記時間調節ボタン322aを操作して使用者の所望する時間値になるよう調節する。尚、時間調節ボタン322aの数値上昇ボタンと数値下降ボタンは長押しすると、数値の変化が速くなるようにしている。また、時間表示部321aにおける動作時間表示の単位は分とする。さらに、安全のためサウナ装置1aの動作時間設定の上限を60分としてもよい。
前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aと前記室内操作部4aの前記表示部41aとは、サウナ装置1aの動作残り時間の表示において連動するようにしている。前記サウナ装置1aの動作開始後は、前記タイマー設定部32aにより使用者が設定した動作時間から1を引いた数値が、残り時間として時間表示部321aと表示部41aとに表示され、経時と共に減少する。
前記室外操作部3aの前記マニュアルモード設定部33aに関して、図4に示すように「エアロマスター」モード、「ウォームモード」、「サウナモード」というように夫々マニュアルモード名が名付けられ、「エアロマスター」モードでは、前記酸素発生機構22a、前記ミスト発生機構23a、前記ヒーリングライト26a、前記芳香発生機構24aの夫々の動作を、マニュアル設定する事ができる。
すなわち、前記マニュアルモード設定部33aに含まれる酸素ボタン331aを操作する事により、酸素発生機構22aから発生する酸素を供給するか否かを選択するようにし、その選択状態を表示部である酸素選択表示灯331bにより示す。
また、ミストボタン332aを操作する事により、前記ミスト発生機構23aから発生するミスト量を弱く供給するか、或いは強くするか、または供給しないかのいずれかを順次選択できるようにし、その選択状態を表示部であるミスト選択表示灯332bにより示す。該ミスト発生機構23aの動作中は、前記換気ファン25aも同時に動作するように設定している。但し、その場合は前記室外操作部3aの前記換気作動表示灯361aは消灯状態となっている。
また、前記ヒーリングライト26aの色光を選択するために、色光選択ボタン333aを備えており、該色光選択ボタン333aを押す毎に、赤色(R)・緑色(G)・青色(B)・変色(F)の色光モード及び無点灯を順次切り替えて選択する事ができる。変色(F)の色光モードは、赤色(R)・緑色(G)・青色(B)の色光を順次またはランダムに、一定時間毎または不規則に自動変更するモードの事である。その選択状態を表示部である色光選択表示灯333bにより示す。
前記ヒーリングライト26aは、発照時において徐々に明るくなるようにしてもよい。例えば8秒かけて少しずつ明るくなるよう設定する事ができる。また、サウナ装置1aの動作が終了した時点で、8秒かけて少しずつ暗くなり無点灯になるようにしてもよい。
また、前記マニュアルモードでのサウナ装置1aの動作中においても、前記色光選択ボタン333aを操作して色光の変更を受付けるようにし、その変更時においても例えば8秒かけて現時まで発照していた色光を少しずつ暗くしてゆき、次いで変更した色光が8秒かけて少しずつ明るくなるようにする事もできる。
前記マニュアルモード設定部33aにある芳香選択ボタン334aは、これを操作する事により芳香発生機構24aから発生する芳香を供給するか否かを選択するようにしている。その選択状態を表示部である芳香選択表示灯334bにより示す。
また、前記マニュアルモード設定部33aの前記「ウォームモード」では、前記面状ヒータ21aからの熱照射によって、温熱効果を人体に付与する事ができる。
前記各面状ヒータ21aは、前述したように夫々個別に作動すると共に個別に温度調整が行えるように構成しており、ヒータ選択ボタン335aにより、前記正面壁13a、前記背面壁14a、前記側面壁15a、前記床面16aの各面壁に備えた面状ヒータ21aの作動を選択するようにしている。すなわち、該ヒータ選択ボタン335aとして、「前面」、「側面」、「背面」、「床面」の各ボタンを設けて、該ボタンを押す事により選択する。
前記ヒータ選択ボタン335aの各ボタンにより、前記各面状ヒータ21aの熱照射温度を個別に設定する事ができる。図面では「弱」、「中」、「強」の3段階の熱照射温度レベルを設け、ヒータ選択ボタン335aの各ボタンを押す事により、順次「弱」、「中」、「強」の照射温度及び無照射を選択するようにしている。その選択状態を表示部であるヒータ選択表示灯335bにより示す。
尚、前記ヒータ選択ボタン335aの「前面」ボタンによって操作される前記正面壁13aに備えた前記面状ヒータ21aは、前記照射温度の「弱」で35%の通電とし、「中」において55%の通電、「強」では65%の通電となるよう設定する事ができる。
また、前記ヒータ選択ボタン335aの「側面」ボタンによって操作される前記側面壁15aに備えた前記面状ヒータ21aは、前記照射温度の「弱」で30%の通電とし、「中」において45%の通電、「強」では65%の通電となるよう設定する事ができる。
また、前記ヒータ選択ボタン335aの「背面」ボタンによって操作される前記背面壁14aに備えた前記面状ヒータ21aは、前記照射温度の「弱」で20%の通電とし、「中」において35%の通電、「強」では55%の通電となるよう設定する事ができる。
さらに、前記ヒータ選択ボタン335aの「床面」ボタンによって操作される前記床面16aに備えた前記面状ヒータ21aは、前記照射温度の「弱」で20%の通電とし、「中」において35%の通電、「強」では45%の通電となるよう設定する事ができる。
前記マニュアルモード設定部33aの前記「サウナモード」は、前記「ウォームモード」よりも前記面状ヒータ21aからの熱照射を高レベルに設定し、発汗作用を伴うサウナ効果を人体に付与するようにしている。そのため、前記面状ヒータ21aの全てを同時期に作動するように設定する。該「サウナモード」でも、「弱」、「中」、「強」の3段階の熱照射温度のレベルを設け、サウナ選択ボタン336aを押す事により、順次「弱」、「中」、「強」の照射温度及び無照射を選択するようにしている。その選択状態を表示部であるサウナ選択表示灯336bにより示す。
前記「サウナモード」において、前記「弱」、「中」、「強」の3段階の熱照射温度は、前記室内操作部4aに設けた前記温度センサ43a及び前記制御手段6aにより、PID制御を行う。例えば、「弱」の熱照射温度では40℃、「中」では45℃、「強」で50℃を前記室内2aにおいて保つよう制御する事ができる。尚、温度センサ43aのサンプリングタイムは5秒間として設定してしてもよい。
尚、前記「サウナモード」において、選択した熱照射温度に達しない状況では、前記サウナ選択表示灯336bを点滅させ、熱照射温度に達した時点で、該サウナ選択表示灯336bを点灯させるようにするならば、使用者が状況を把握し易くなる。
また、前記室内2aの室温によっては、選択した熱照射温度に達する時間が異なるので、前記サウナ選択表示灯336bの点滅の時間を最大15分とし、該時間経過後は点灯状態に変更してもよい。
前記タイマー設定部32aでの設定と、前記マニュアルモード設定部33aでの設定とを完了した後、前記サウナ選択ボタン336aの下部に設けたマニュアルモード開始終了ボタン337aを押す事により、サウナ装置1aは使用者の設定したマニュアルモードでの作動を開始し、タイマー設定部32aで設定した設定時間が満ちると該作動は終了する。或いは、作動中にマニュアルモード開始終了ボタン337aを押すと、作動は中止するようにしている。
但し、前記「ウォームモード」及び前記「サウナモード」は、前記マニュアルモード開始終了ボタン337aを押さずとも、前記ヒータ選択ボタン335aまたは前記サウナ選択ボタン336aを操作した時点から、前記面状ヒータ21aの予熱を開始するように設定がなされている。
前記「ウォームモード」では、前記室内操作部4aに設けた前記温度センサ43aにより、室内2aの内部温度が感知され、例えば該温度が28度以下の場合は、全ての前記面状ヒータ21aが最高レベルの通電量となり、室内2aの内部温度が28度になるまで該通電を行う。
前記「サウナモード」は、前記サウナ選択ボタン336aで選択した照射温度になるまで、全ての前記面状ヒータ21aが最高レベルの通電量となる。
尚、このような前記「ウォームモード」または前記「サウナモード」の予熱制御に関しては、前記面状ヒータ21aの通電を前記制御手段6aで行う方式としてPID制御を採用している。
さらに、前記「ウォームモード」または前記「サウナモード」の予熱通電中は、前記予熱作動表示灯351aが点滅するようにし、予熱が完了するか、または該点滅時間が15分経過すると、予熱作動表示灯351aが点灯状態になるようにしている。その時点で前記室外操作部3aの前記音発生部39aや前記室内操作部4aの前記音発生部44aから、予熱完了を伝える音声を発生させてもよい。
さらに、前記温度センサ43aにより前記室内2aの内部温度が100度以上に達していると感知される場合は異常であるので、前記音発生部39aや前記音発生部44aから、通知音・又は音声を10秒間発音するようにすると共に、前記面状ヒータ21aの通電を遮断する。
前記マニュアルモード設定部33aにおけるマニュアルモードの操作流れ図として、図8に示す。
まず、前記主電源入切部5aを入れる事により、前記室外操作部3aの前記主電源灯38aが点灯し、「初期状態」となる。次いで、前記タイマー設定部32aにより動作時間を設定する。
次に、前記マニュアルモード設定部33aの「エアロマスター」モード、「ウォームモード」、「サウナモード」の各モードにおいて、所望する動作選択を行う。各モードは組み合わせて複合動作設定を行う事は可能であるが、「ウォームモード」と「サウナモード」は同時期に作動しないようにしている。
前記マニュアルモード設定部33aでの設定を全てクリアにする場合は、前記クリアボタン34aを押して、再度マニュアルモード設定部33aでの設定を行う事ができる。
前記マニュアルモード設定部33aでの設定完了後、前記マニュアルモード開始終了ボタン337aを押すならば、該設定通りにサウナ装置1aの動作を開始する事になる。尚、サウナ装置1aの動作中において、前記タイマー設定部32aで設定された動作時間内であれば、マニュアルモード設定部33aでの再設定を受け付けるようにし、該設定に基づいてサウナ装置1aは動作を変更する。
前記タイマー設定部32aにより設定した動作時間が満了した時点で、前記設定した動作は終了することになる。その終了と同時に、前記換気ファン25aが所定の時間、例えば10分間作動して、前記室内2aに滞留した空気を室外に排出するようにしている。換気中は前記室外操作部3aの前記換気作動表示灯361aが点灯する。
また、前記マニュアルモードの終了と共に、前記室内操作部4aの前記表示部41aに「終了しました」の文字が表示されると共に、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321a及び室内操作部4aの表示部41aの各残り時間は「0」を表示する。
尚、前記タイマー設定部32aにより設定した動作時間が満了しなくても、その途中で前記マニュアルモード開始終了ボタン337aを押すと、該動作は終了する。また、前記「初期状態」に戻して再度、タイマー設定部32aから始める場合は、前記クリアボタン34aを押す。
前述したマニュアルモードの動作時間設定は、前記時間調節ボタン322aの前記数値上昇ボタンと前記数値下降ボタンのいずれかを押して時間調節操作を開始した時点で、前記時間表示部321aに「30」の数値が表示されるようにし、その後該数値上昇ボタンと数値下降ボタンにより数値を調節するようにしてもよい。
次に、プログラムモードに関して以下に説明する。前記室外操作部3aの前記プログラムモード設定部31aにおいては、「リラックス」モード、「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードというように夫々プログラムモード名が名付けられると共に、予め夫々特有の動作内容及び動作時間がプログラムされたプログラムモードを、プログラム選択手段であるプログラム選択ボタン311aにより選択できるようにしている。その選択状態を表示部であるモード選択表示灯311bにより示す。
前記「リラックス」モード、「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードの各プログラムモードは、サウナ装置1aの動作内容及び動作時間からなるプログラムステージ毎に区切られており、一つのステージまたは複数の各ステージの組み合わせによって構成される。
前記各ステージの内容には、前記「エアロマスター」モードに含まれる前記酸素発生機構22a、前記ミスト発生機構23a、前記芳香発生機構24aの動作や、前記「ウォームモード」、前記「サウナモード」の動作を含める事ができる。例えば、前記「プレスレンダー」モードでは、該プログラムモードにおける最初のステージがサウナモードとなっており、その後前述した他の動作が設定されている別のステージが続くことになる。
前記各ステージの進行中において動作状態を視覚的に表示するために、該動作に該当するいずれかの前記室外操作部3aにある前記酸素選択表示灯331b、前記ミスト選択表示灯332b、前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、前記ヒータ選択表示灯335b、前記サウナ選択表示灯336bを点灯させるようにしている。
前記「リラックス」モード、「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードの各プログラムモードは、上書きして各プログラムを書き替える事ができる。その上書き手順を図9に示す。
最初に、上書きを所望する前記プログラムモードを前記プログラム選択ボタン311aにより選択し、次いで前記タイマー設定部32aの前記設定ボタン323aを長押しすると、選択したプログラムモードの前記モード選択表示灯311bが点滅して上書きモードに入る。
まず、第一ステージの動作内容及び動作時間を設定する。前記マニュアルモード設定部33aでの各ボタンを操作して所望する動作内容を選択する。その後、前記設定ボタン323aを押してその設定を確定する。それから第一ステージの時間設定を前記タイマー設定部32aにおいて行い、再度設定ボタン323aを押す事により第一ステージの上書きを終える。
前記第一ステージの上書きの後、すぐに第二ステージの上書きに入り、第一ステージの上書きと同様、動作内容と動作時間を設定する。このように順次各ステージの上書きを行っていく。プログラムモードの上書きを終了する場合は、前記設定ボタン323aを長押しする。この時、点滅していた前記モード選択表示灯311bは点灯状態となる。
前記各ステージを組み合わせて構成する各プログラムモードにおいて、動作時間の上限(例えば60分)を設ける場合は、該上限の動作時間内で各ステージの動作内容及び動作時間を変更させる必要がある。
尚、各ステージの設定における該マニュアルモード設定部33aでの各ボタンの操作が始まる前は、前記酸素選択表示灯331b、前記ミスト選択表示灯332b、前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、前記ヒータ選択表示灯335b、前記サウナ選択表示灯336bは、いずれも無点灯にし、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aは、「0」の数値を表示するようにしている。
また、前述とは異なってステージ毎の設定に先立ち、予め設定されている該ステージの動作内容が、前記酸素選択表示灯331b、前記ミスト選択表示灯332b、前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、前記ヒータ選択表示灯335b、前記サウナ選択表示灯336bのいずれかにより表示されると共に、予め設定されている該ステージの動作時間が前記時間表示部321aに示されるようにし、それに基づいて使用者が上書き変更するようにしてもよい。
例えば、前記「リラックス」モードの第一ステージの動作内容及び動作時間の例として図5において示すが、前記酸素選択表示灯331b、青(B)の前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、「床面」−「弱」の前記ヒータ選択表示灯335bが夫々点灯して第一ステージの動作内容を表示すると共に、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aには、「10」の数値を表示するよう設定がなされている。
前記「リラックス」モードの第一ステージ動作内容の変更を図6のように行う場合は、青(B)の色光を選択表示していた色光選択表示灯333bが、緑(G)の色光を選択表示選択表示されるよう前記色光選択ボタン333aを操作し、前記芳香選択表示灯334bが無点灯になるよう前記芳香選択ボタン334aを押して選択する。その後、前記設定ボタン323aを押してその設定を確定する。
次いで、前記タイマー設定部32aにおいて時間設定を行う。図6では、前記時間表示部321aが「15」の数値表示となるよう前記時間調節ボタン322aにより変更している。それから再度前記設定ボタン323aを押す事により第一ステージの上書きを終える。前記第一ステージの上書きの後、第二ステージの上書きに入り、第一ステージの上書きと同様、予め設定されている該第二ステージの動作内容及び動作時間が表示され、それに基づいて使用者は上書き変更する。
尚、各ステージのはじめに表示される予め設定されたステージの動作内容及び動作時間を変更しない場合は、ただ設定ボタン323aを押して次のステージにスキップさせる。
前記「リラックス」モードの他に、前記「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードも前述と同じようにして、書き替えを可能としている。
また、各プログラムモードの書き替え作業のために、図12に示すようなプログラム作成表であるプログラムシート7aを活用する事ができる。
前記プログラムシート7aは、前記プログラムモード毎に一枚ずつ使用し、各ステージ毎にサウナ装置1aの所望する動作内容及び動作時間に該当するプログラムシート7aに設けた升目71aに記入するか、塗りつぶすかして選択し作成する
このように、前記プログラムシート7aを作成すれば、前記室外操作部3aにおけるプログラムモードの書き替え作業をよりスムーズに行う事ができるし、また作成したプログラムシート7aを保存して、適宜使用する事ができる。
尚、書き替えがなされたプログラムモードを初期化(工場出荷時の状態)するために、例えば「床面」の前記ヒータ選択ボタン335aと前記芳香選択ボタン334aとを同時に長押して、初期化設定を行うようにしてもよい。
前記プログラムモード設定部31aには、使用者が所望するプログラムを夫々任意に作成して記憶させるようにする任意プログラム作成記憶機能を備えており、3パターンの作成プログラムモードを記憶する事ができるようにしている。そのため、前記プログラムモード設定部31a上には該3パターンとして「A」、「B」、「C」の各表示と、該作成プログラムモードの選択状態を示す表示部であるモード選択表示灯311bを夫々設けている。それらの「A」、「B」、「C」の各作成プログラムモードは、前記プログラム選択ボタン311aにより選択し、前記プログラムモード開始終了ボタン312aにより動作を開始する。
前記作成プログラムモードは、前記「リラックス」モード、「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードと同様、各ステージの組み合わせによって構成している。該各ステージは、夫々サウナ装置1aの動作内容及び動作時間からなる。
前記「A」、「B」、「C」の各作成プログラムモードにおける作成方法について、まず前記プログラムモード設定部31aで、前記「A」、「B」、「C」の各作成プログラムモードのうち一つを選択する。選択された該作成プログラムモードは、モード選択表示灯311bにより点灯する。
次に、前記タイマー設定部32aの前記設定ボタン323aを長押しすると、前記モード選択表示灯311bの点灯が点滅に変わり作成モードに入る。
例えば、図7に示すような各ステージ毎における動作内容及び動作時間になるようプログラムを作成する場合、まず、第一ステージとして前記マニュアルモード設定部33aの前記酸素ボタン331aで前記酸素選択表示灯331bが点灯するよう選択し、前記色光選択ボタン333aで青(B)の色光選択表示灯333bが点灯するよう選択すると共に、前記芳香選択ボタン334aで前記芳香選択表示灯334bが点灯するようにする。その後、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aに動作時間として「5」の数値が表示されるように前記時間調節ボタン322aを操作する。続いて、設定ボタン323aを押する事により第一ステージの設定を完了する。
次に、第二ステージの作成に入り、前記酸素選択表示灯331bの点灯を継続させて、前記ミストボタン332aで「強」の前記ミスト選択表示灯332bが点灯するよう選択し、さらに前記色光選択ボタン333aで赤(R)の色光選択表示灯333bが点灯するよう選択すると共に、前記色光選択ボタン333aにより青(B)の色光選択表示灯333bの点灯が無点灯となるよう操作し、前記芳香選択ボタン334aで前記芳香選択表示灯334bも無点灯するよう選択する。さらに、前記サウナ選択ボタン336aで「強」のサウナ選択表示灯336bが点灯するようにする。その後、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aに動作時間として「10」の数値が表示されるように前記時間調節ボタン322aを操作する。その後、設定ボタン323aを押して第二ステージの設定を完了する。
第二ステージの設定の後、第三ステージは、前記酸素選択表示灯331b及び「強」の前記ミスト選択表示灯332bの点灯を継続させ、前記色光選択ボタン333aで赤(R)の色光選択表示灯333bが緑(G)を選択するようにし、前記芳香選択ボタン334aで前記芳香選択表示灯334bが点灯するよう選択する。また、前記サウナ選択ボタン336aで「強」のサウナ選択表示灯336bの点灯が無点灯になるよう選択する。その後、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aに動作時間として「5」の数値が表示されるように前記時間調節ボタン322aを操作する。その後、設定ボタン323aを押して第三ステージの設定を完了する。
続いて、第四、第五というように順次各ステージの動作内容及び動作時間を設定していく。仮に前述したようにサウナ装置1aの動作時間の上限を60分としているならば、該設定は該上限時間の範囲内とし、それを超過すると設定を受け付けないようにすればよい。
尚、前記任意プログラム作成記憶機能は、言うまでもなく何度も上書きしてプログラムを書き替える事ができる。
更に、前述した任意プログラム作成記憶機能により、プログラムモードを記憶する作業のために、図12に示すようなプログラムシート7aを前述した同じ方法で活用する事ができる。
図10に示すのは、前記各プログラムモードの動作内容を使用者が確認する手順である。まず、前記プログラム選択ボタン311aを押してプログラムモードを選択する。次いで前記プログラムモード開始終了ボタン312aを長押しすると、最初に第一ステージの動作内容が、前記酸素選択表示灯331b、前記ミスト選択表示灯332b、前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、前記ヒータ選択表示灯335b、前記サウナ選択表示灯336bにより表示されると同時に、該第一ステージの動作時間が時間表示部321aに示される。
次いで、一定の時間(例えば5秒)毎に各ステージの動作内容及び動作時間が順次表示されてゆき、最終ステージの表示に至る。その後、前記初期状態に戻る。
前記プログラムモード設定部31aにおけるプログラムモードの操作流れ図として、図11に示す。まず、前記主電源入切部5aを入れる事により、前記室外操作部3aの前記主電源灯38aが点灯し、「初期状態」となる。
次に、前記プログラムモード設定部31aの「リラックス」モード、「プレスレンダー」モード、「アフターマインド」モードの各プログラムモード、または前記任意プログラム作成記憶機能に記憶させた「A」、「B」、「C」の3パターンのプログラムモードのいずれかを、前記プログラム選択ボタン311aにより選択する。尚、前記プログラム選択ボタン311aによって選択されたプログラムモードの初期動作が「サウナモード」である場合は、該選択時点から、前述したように前記面状ヒータ21aの予熱を開始する。
前記プログラムモード設定部31aでの設定を全てクリアにする場合は、前記クリアボタン34aを押して、再度プログラムモード設定部31aでの設定を行う事ができる。
前記プログラムモード設定部31aでの設定完了後、前記プログラムモード開始終了ボタン312aを押すならば、該設定通りに作動を開始する事になる。尚、該作動中においてもプログラムモード設定部31aでの再設定を受け付けるようにしている。
前記各プログラムモードでの予め設定されている動作時間が満了した時点で、該動作は終了することになる。その終了と同時に、前記換気ファン25aが所定の時間、例えば10分間作動して、前記室内2aに滞留した空気を室外に排出するようにしている。換気中は前記室外操作部3aの換気作動表示灯361aが点灯する。
また、前記マニュアルモードの終了と共に、前記室内操作部4aの前記表示部41aに「終了しました」の文字が表示されると共に、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321a及び室内操作部4aの表示部41aの各残り時間は「0」を表示する。
尚、前記タイマー設定部32aにより設定した動作時間が満了しなくても、その途中で前記プログラムモード開始終了ボタン312aを押すと、該動作は終了する。また、前記「初期状態」に再度戻す場合は、前記クリアボタン34aを押す。
前述したマニュアルモードまたはプログラムモードでの作動時間外において、サウナ装置1aが前記初期状態の際に前記警告灯37aが点灯している場合は、前記室外操作部3aの前記プログラムモード開始終了ボタン312a及び前記マニュアルモード開始終了ボタン337aを操作しても、該作動を開始しないようにしている。
また、前記「初期状態」においては、前記室外操作部3a上の全ての表示は、前記主電源灯38a及び前記警告灯37a以外、無表示となるようにしている。すなわち、前記プログラムモード設定部31aにおける前記モード選択表示灯311b、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321a、前記マニュアルモード設定部33aにおける前記酸素選択表示灯331b、前記ミスト選択表示灯332b、前記色光選択表示灯333b、前記芳香選択表示灯334b、前記ヒータ選択表示灯335b、前記サウナ選択表示灯336b、またその他の前記予熱作動表示灯351a、前記換気作動表示灯361aが、「初期状態」において無表示または無点灯状態となる。
本発明のサウナ装置1aにおけるその他の機能として、前記面状ヒータ21aの累積使用時間を、前記タイマー設定部32aの前記時間表示部321aから読み取る事ができるようにしている。これによりサウナ装置1aの使用状況を確認して、面状ヒータ21aやその他構成部分のメンテナンスに活かす事ができる。
前記面状ヒータ21aの累積使用時間の表示の仕方については、前記マニュアルモード設定部33aにある「前面」の前記ヒータ選択ボタン335aと、前記サウナ選択ボタン336aを同時に長押しする事により、前記時間表示部321aに該累積使用時間が表示されるようにする事ができる。
以上、本発明のサウナ装置1aの構成について詳細に説明したが、サウナ装置1aの動作すべては、前記制御手段6aにより制御する。
本発明のサウナ装置の一実施形態を示す斜視説明図である。 本発明のサウナ装置である収納部及び収納開閉扉の一実施形態を示す平面説明図である。 本発明のサウナ装置である室内操作部の一実施形態を示す正面図である。 本発明のサウナ装置である室外操作部の一実施形態を示す説明図である。 本発明のサウナ装置である室外操作部の一実施形態を示す説明図である。 本発明のサウナ装置である室外操作部の一実施形態を示す説明図である。 本発明のサウナ装置におけるプログラムモードの一実施形態を示す表図である。 本発明のサウナ装置における操作の一実施形態を示す流れ図である。 本発明のサウナ装置における操作の一実施形態を示す流れ図である。 本発明のサウナ装置における操作の一実施形態を示す流れ図である。 本発明のサウナ装置における操作の一実施形態を示す流れ図である。 本発明のサウナ装置に使用するプログラム作成表の一実施形態を示す説明図である。 従来技術を示す参考図である。 従来技術を示す参考図である。
符号の説明
1a サウナ装置
11a 入室扉
12a 着座部
13a 正面壁
14a 背面壁
15a 側面壁
16a 床面
17a 天面
18a 収納部
181a 収納開閉扉
2a 室内
21a 面状ヒータ(温熱機構)
22a 酸素発生機構
221a ノズル
23a ミスト発生機構
231a ミスト噴出口
332a ミストボタン
24a 芳香発生機構
241a 芳香剤
242a ファン
25a 換気ファン
26a ヒーリングライト(色光発生機構)
27a 室内灯
3a 室外操作部
31a プログラムモード設定部
311a プログラム選択ボタン
312a プログラムモード開始終了ボタン
311b モード選択表示灯
32a タイマー設定部
321a 時間表示部
322a 時間調節ボタン
323a 設定ボタン
33a マニュアルモード設定部
331a 酸素ボタン
331b 酸素選択表示灯
332a ミストボタン
332b ミスト選択表示灯
333a 色光選択ボタン
333b 色光選択表示灯
334a 芳香選択ボタン
334b 芳香選択表示灯
335a ヒータ選択ボタン
335b ヒータ選択表示灯
336a サウナ選択ボタン
336b サウナ選択表示灯
337a マニュアルモード開始終了ボタン
34a クリアボタン
35a 準備予熱ボタン
351a 予熱作動表示灯
36a 換気ボタン
361a 換気作動表示灯
37a 警告灯
38a 主電源灯
39a 音発生部
4a 室内操作部
41a 表示部
42a 室内灯ボタン
43a 温度センサ
44a 音発生部
5a 主電源入切部
6a 制御手段
7a プログラムシート
71a 升目

Claims (7)

  1. 室内において、少なくとも温熱機構を含む雰囲気形成手段を備えており、前記雰囲気形成手段は、制御手段によって動作するようプログラムされたプログラムモードにより動作を行って室内に雰囲気を形成するようにしたサウナ装置であり、前記プログラムモードの少なくとも1以上のプログラムを任意に作成及び記憶するための任意プログラム作成記憶機能を設けた事を特徴とするサウナ装置。
  2. 前記プログラムモードが複数設けられ、予め動作がプログラムされた少なくとも1以上のプログラムモードと、前記任意プログラム作成記憶機能により作成及び記憶された少なくとも1以上のプログラムモードの一つを選択するためのプログラム選択手段を設け、前記プログラム選択手段により選択されたプログラムモードにより前記雰囲気形成手段は動作を行う事を特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  3. 前記雰囲気形成手段は前記温熱機構の他に、酸素発生機構、ミスト発生機構、芳香発生機構、色光発生機構のいずれかを含む事を特徴とする請求項1及び請求項2記載のサウナ装置。
  4. 前記プログラムモードは、動作内容及び動作時間からなる一つのステージ、または複数の前記ステージの組み合わせから構成されている事を特徴とする請求項1乃至請求項3記載のサウナ装置。
  5. 前記プログラムモードは、上書きしてプログラムを書き替える事が可能である事を特徴とする請求項1乃至請求項4記載のサウナ装置。
  6. 前記プログラム選択手段または前記雰囲気形成手段の選択状態または動作状態を表示部により表示する事を特徴とする請求項1乃至請求項5記載のサウナ装置。
  7. 前記プログラムモードの前記任意プログラム作成記憶機能による作成または上書き時に、前記プログラムモードの少なくとも動作内容を記入選択するためのプログラム作成表を備えた事を特徴とする請求項1乃至請求項6記載のサウナ装置。






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