JP4465161B2 - 支持具及び日除け器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被係止物に係止する係止部に凸設された屈曲可能な支持部の先端部に被支持物を支持する支持具、及び支持具と遮光板とを備える日除け器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
被係止物に係止する係止部に凸設された屈曲可能な支持部の先端部に被支持物を支持する支持具が従来からある。
【0003】
このような支持具を備える日除け器具として、バネ体の付勢力により被取付体を掴持する掴持部、及び屈曲可能な芯材にゴム製の蛇腹状をなす弾性チューブが外嵌されたフレキシブルシャフトを有する支持体と、この支持体に支持される遮光板とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
支持具となる前記支持体は、掴持部により、ベビーカーの手押し部又は自動車の車室内に設けられたグラブレール等の被取付体に取り付けることができると共に、フレキシブルシャフトを曲げたり、捩ったりすることにより被取付体への取付位置を変えることなく遮光板の位置及び角度を変えることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−326726号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された支持体のフレキシブルシャフトは、遮光板をフレキシブルシャフトの軸心回りに回動した場合、フレキシブルシャフトが捩れて一定以上の回動が規制されるという問題があった。
【0007】
また、支持体の被取付体への取付強度は、掴持部のバネ体の付勢力により左右されるが、取付強度を強くするためにバネ体の付勢力を強く設定した場合には、支持体を被取付体に取り付けるとき、掴持部を操作するために強い力が必要であるという問題があった。
【0008】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、屈曲可能な支持部を複数の部材にて構成し、この部材を単純な形状にすることにより、支持部に支持された被支持物の回動が規制されず、製作コストも低い支持具を提供することを目的とする。
【0009】
また、被係止物に係止する係止部に一端部を取り付けた係止用ベルトを備え、この係止用ベルトを、ベルト固定時に強い力を必要とせず、かつ無段階に固定できる構成とすることにより、係止のために強い力を必要とせず、また、被係止物に係止用ベルトが掛け易く、種々の大きさの被係止物に簡単確実に係止できる支持具を提供することを目的とする。
【0010】
また、係止部に、被係止物を掴持する掴持部材と、掴持部材を固定するねじ軸とを備えることにより、係止部を被係止物に取り付けるときに強い力を必要とせず、固定が確実にできる支持具を提供することを目的とする。
【0011】
さらに、日差しを避ける部材を前述の支持具に取り付けることにより、前記部材の位置が自由に変えられ、回動も規制されない日除け器具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る支持具は、被係止物に係止する係止部に凸設された屈曲可能な支持部の先端部に被支持物を支持する支持具において、一側に雄部が設けられ、他側に雌部が設けられた複数の連結部材を、一の連結部材の前記雄部を他の連結部材の前記雌部に連結して相互に揺動及び回動可能とした屈曲体を前記支持部に備え、前記連結部材は合成樹脂製であり、前記雄部は球状をなし、前記一側の端面に開口した肉抜き穴を有しており、前記雌部は前記雄部の形状に対応した嵌合穴を有しており、該嵌合穴の開口部の内径は、前記雄部の直径より小さく、前記嵌合穴の深さの寸法は、前記雄部の直径より短く、かつ前記雄部の半径より長く、前記肉抜き穴は、前記雄部及び雌部の連結部分に底壁を有することを特徴とする。
【0013】
第1発明においては、一の合成樹脂製の連結部材の一側に設けた球状の雄部を、他の合成樹脂製の連結部材の他側に設けた雌部の嵌合穴に圧入すると、一側の端面に開口した肉抜き穴を有すると共に該肉抜き穴の底壁を雄部及び雌部の連結部分に設けた雄部は外径が小さくなるように弾性変形して該雄部の形状に対応した嵌合穴に嵌合し、圧入後は雄部は弾性変形して外径が元の径に戻る。これにより雄部は雌部から外れず、複数の連結部材は、相互に揺動及び回動ができ、支持部全体として屈曲及び軸心回りの回動が可能である。連結部材の回動は規制されず、支持部に支持された被支持物の回動も規制されない。連結部材同士の連結は、雄部を雌部に圧入するだけであるから、屈曲体の組立工数は少なく、支持具全体のコストも抑えられる。
【0016】
第3発明に係る支持具は、第1発明又は第2発明において、一端部を前記係止部に取り付けてあり、他端部に面ファスナを有する係止ベルトを備えることを特徴とする。
【0017】
第3発明においては、係止部を被係止物に当接し、係止ベルトを被係止物に巻き付け、係止ベルトを面ファスナにより固定する。係止ベルトの一端部は係止部に取り付けられているから、被係止物に係止ベルトを巻き付け易く、面ファスナにより係止ベルトを固定するから、係止ベルトを無段階に固定でき、固定時に強い力を必要としない。
【0018】
第4発明に係る支持具は、第1発明又は第2発明において、貫通孔が穿設された第1掴持片及び螺合部を有する第2掴持片を備え、前記第1掴持片及び第2掴持片間に前記被係止物を掴持する掴持部材と、一端部が前記貫通孔を挿通して前記第1掴持片に係合しており、他端部が前記螺合部に螺合したねじ軸とを前記係止部に備えることを特徴とする。
【0019】
第4発明においては、掴持部材により被係止物を掴持して支持具を取り付ける。掴持部材の掴持する力は、ねじ軸を螺合部にねじ込むことにより発生されるから、掴持部材を被係止物に取り付けるときに強い力が不要であるにも拘わらず、掴持部材は確実に被係止物を掴持する。
【0020】
第5発明に係る日除け器具は、第1発明乃至第4発明の何れかに記載の支持具と、該支持具に支持される遮光板とを備えることを特徴とする。
【0021】
第5発明においては、遮光板は支持具に支持され、支持具は被係止物に係止される。遮光板の位置及び角度は、支持具の屈曲体を屈曲及び回動することにより自由に変更できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0023】
実施の形態1
図1は、実施の形態1の支持具の斜視図であり、図2は、屈曲体の一部の断面図である。
【0024】
図において1は支持具であり、支持具1は、被係止物に係止する係止部3と、この係止部3に凸設された屈曲可能な支持部2と、係止部3に取り付けられた係止ベルト4とを備えている。
【0025】
支持部2は、棒状をなした屈曲可能な屈曲体6と、この屈曲体6に連結され、被支持物が組み付けられる組付部5とを有しており、屈曲体6は、複数の連結部材60,60,…から構成されている。この連結部材60,60,…は、夫々ポリプロピレン製の成型品であり、一側に球状をなす雄部61が設けられ、他側に雄部61の形状に対応した嵌合穴64を有する雌部62が設けられている。この嵌合穴64の開口部65は、連結部材60,60,…の他側の端面に設けられ、開口部65の内径は、嵌合穴64の内径及び雄部61の外径よりも適宜の寸法だけ小さくされている。また、嵌合穴64の深さの寸法は、雄部61の直径より短く、かつ雄部61の半径より長くされている。雄部61及び雌部62の連結部分の外径は、開口部65の内径よりも適宜の寸法だけ小さくされている。また、夫々の連結部材60,60,…には、適宜の内径を有する肉抜き穴63が一側の端面に開口して設けられており、この肉抜き穴63の深さは、雄部61が設けられた部分に対応している。
【0026】
このような連結部材60,60,…は、一の連結部材60の雄部61を他の連結部材60の雌部62にある嵌合穴64に圧入して全数を連結することにより屈曲体6としてある。連結部材60,60,…の一側には、肉抜き穴63が設けられており、外径が小さくなるように雄部61が弾性変形し易いから、雄部61を雌部62に圧入し易い。また、雌部62の嵌合穴64は、雄部61の形状に対応し、嵌合穴64の開口部65の内径が、雄部61の外径よりも小さく、嵌合穴64の深さの寸法は、雄部61の直径より短く、かつ雄部61の半径より長く、雄部61及び雌部62の連結部分の外径が、嵌合穴64の開口部65の内径よりも小さいから、雌部62の嵌合穴64に圧入された雄部61が外れることもなく、一の連結部材60と他の連結部材60とが相互に揺動及び回動でき、屈曲体6全体として屈曲及び軸心回りの回動が可能となる。一の連結部材60の回動は、他の連結部材60に対して規制されることもない。また、複数の連結部材60,60,…を連結して屈曲体6を構成したから、連結する連結部材60,60,…の数を増減すれば、屈曲体6の長さの変更も簡単にできる。
【0027】
屈曲体6に連結された円筒状の組付部5は、ポリプロピレン製の成型品であり、連結部材60の雄部61と略同一形状をなす嵌合凸部(図示せず)を一端部に備え、この嵌合凸部を、屈曲体6の一端に位置する連結部材60の嵌合穴64に嵌合してある。また、組付部5の外周面の他端部側には、係止突起50が設けられており、外周面の係止突起50の周囲には、切り欠き51が設けられているから、係止突起50は、外周面に対して凹むように弾性変形する。
【0028】
屈曲体6の他端に位置する連結部材60の雄部61は、矩形の板状をなした基部30の一面の中央部に凸設された連結軸32に連結されている。この連結は、連結軸32の先端にあり、連結部材60の嵌合穴64と略同一形状をなす連結凹部(図示せず)に連結部材60の雄部61が嵌合されることによりなされている。基部30及び連結軸32はポリプロピレン製の一体成型品であり、基部30の一面に対向する他面には、矩形の組付凹部(図示せず)が設けてある。この組付凹部には、ポリプロピレン等の合成樹脂よりも摩擦係数が高い合成ゴム等の弾性材料により形成された別体の当接部31が組み付けられている。当接部31は、前記組付凹部に対応する断面を有し、適宜の厚さとされたブロック状の部材であり、前記組付凹部に組み付けられる側の逆側の面には、底面が半円状をなす係止溝33が横切るように形成されている。このような当接部31は、被係止物に当接され、被係止物との滑りによる支持具1の位置ずれを防止する。これらの連結軸32、基部30及び当接部31により係止部3が構成されている。
【0029】
基部30の一面及び他面を構成する一辺の近傍及びこの一辺に対向する他辺の近傍には、貫通孔34,34が設けられている。一方の貫通孔34には、この貫通孔34を挿通し、基部30の一部を内側に導入した環状部40が一端部に設けられた帯状の係止ベルト4が取り付けられている。この係止ベルト4は、面ファスナからなり、雄側突起及び雌側突起が一面側に混在して設けられ、他方の貫通孔34に他端部を挿通したとき、前記一面側が外向きになるように取り付けられている。このような係止ベルト4により支持具1は、被係止物に係止するときに強い力を必要とせず、簡単確実に係止できるようにしてある。
【0030】
図3は遮光板を組み付けた支持具1をベビーカーの手押し部に係止した状態を示す使用状態図、図4は遮光板を組み付けた支持具1をグラブレールに係止した状態を示す使用状態図、図5は支持具1の取り付けを説明する係止部3近傍の斜視図である。
【0031】
以上のように構成された支持具1の組付部5には、例えば、遮光板7が組み付けられ、日除け器具10となる。遮光板7は、透光性を有するポリプロピレン等の合成樹脂板を矩形になし、紫外線カット加工を施したものである。この遮光板7の一辺の中央部には、組付部5が内嵌される組付筒部70が連設されており、この組付筒部70には、組付部5に設けられた係止突起50の位置、形状及び大きさに対応する係止孔71が穿設されている。このような遮光板7は、支持具1の組付部5が組付筒部70に内嵌されることにより係止突起50が係止孔71に係止して固定される。
【0032】
このような日除け器具10は、図3に示す如く、ベビーカーの手押し部8とか、図4に示す如く、車室内の補助席側上部又は後部座席の上部に設けられたグラブレール9等の被係止物に係止する。この係止は、支持具1の当接部31に形成された係止溝33の内部に手押し部8等の被係止物を導入すると共に、係止ベルト4を手押し部8等の被係止物に巻き付け、基部30の他面側から他方の貫通孔34に導入して挿通した係止ベルト4の他端部を折り返して係止ベルト4自身に当接することによりなされる。
【0033】
ベビーカーの手押し部8等の被係止物に係止された日除け器具10は、屈曲可能な支持部2により遮光板7を支持するから、被係止物への係止位置を変えることなく支持部2の屈曲体6を曲げたり、捩ったりすることによって遮光板7の位置及び角度を自由に変えることができる。また、遮光板7を支持部2の軸心回りに回動させても、この回動が規制されることもない。
【0034】
実施の形態2
図6は実施の形態2の支持具の正面図であり、図7は図6のA−A線による断面図である。実施の形態2の支持具は、実施の形態1の支持具1に対して係止部3の構成が異なり、他の構成は同様のため、同様の構成には同じ参照符号を付し、その構成の詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0035】
図において11は支持具であり、支持具11は、支持部2及び係止部20を備える。支持部2が有する屈曲体6の他端に位置する連結部材60の雄部61は、係止部20を構成する部材の一つである板状部材21に設けられた嵌合部21cに嵌め合わされている。
【0036】
板状部材21は、板部21aに軸部21bが連設されたものであり、軸部21bの一端部には、前述の嵌合部21cが設けられている。この嵌合部21cは、連結部材60の雌部62と略同一の形状とされており、前述したように、屈曲体6の他端に位置する連結部材60の雄部61が嵌め合わされている。また、板部21aの一面には、中央部に挿通孔21dが穿設されている。
【0037】
板部21aの一面側には、長手方向一端がヒンジ26によって開閉可能に連結され、他端に掴持凹部27,27を有する矩形の第1掴持片22a及び第2掴持片22bからなる掴持部材22が位置しており、第2掴持片22bの第1掴持片22a側の逆側の面が板部21aの一面に当接している。第2掴持片22bは、別体のねじ体25(螺合部)を有しており、このねじ体25は、板部21aの他面側に位置している。第1掴持片22a及び第2掴持片22bの間には、これらを離間方向へ付勢するコイルバネ24が介在されており、第1掴持片22a及び第2掴持片22bのヒンジ26及び掴持凹部27,27間には貫通孔22c,22cが穿設されている。この貫通孔22c,22c及び板部21aの挿通孔21dには、ボルトからなるねじ軸23が挿通しており、ねじ軸23の一端部に設けられた頭部23aは、第1掴持片22aに係合し、ねじ軸23の他端部は、板部21aの他面側に突出してねじ体25に螺合している。ねじ軸23及びねじ体25により掴持部材22は、板状部材21に対して回動自在に保持されている。なお、第1掴持片22a及び第2掴持片22bの内側には、合成ゴム等の弾性材料で作製された緩衝板28,28が保持されており、係止部20は、前述した板状部材21、掴持部材22、ねじ軸23、コイルバネ24、ねじ体25及び緩衝板28,28により構成されている。
【0038】
以上のように構成された支持具11は、実施の形態1の支持具1と同様に、遮光板7等の被支持物が組付部5に組み付けられ、係止部20をベビーカーの手押し部8又は車室内のグラブレール9等の被係止物に係止する。この係止は、掴持部材22が被係止物を掴持することにより行われる。
【0039】
掴持部材22は、ねじ体25を回動操作することにより、ヒンジ26を支点として第1掴持片22a及び第2掴持片22bを揺動させることができ、第1掴持片22a及び第2掴持片22b間の間隔を調節して被係止物を掴持することができるから、支持具11を被係止物に簡単に取り付けることが可能である。また、掴持部材22は、ねじ体25及びねじ軸23により、板状部材21に対して回動自在に保持されているから、板状部材21に連結された支持部2の角度調整ができる。
【0040】
なお、板部21a及び第2掴持片22bの対接面には、凹凸の菊座29が設けられており、この菊座29によって掴持部材22の回動位置を確実に維持することができるようにしてある。また、ねじ体25は、第2掴持片22bと別体にされているが、一体に形成してもよい。
【0041】
以上の実施の形態1又は2では、支持具1,11の組付部5に遮光板7を組み付けたが、組付部5に組み付ける被支持物は、遮光板7に限らず、種々の物品を組み付けることができ、例えば、組付部5に鏡を組み付けてもよい。鏡が組み付けられた支持具1,11をベビーカーの手押し部8又はフレームに係止し、ベビーカーを押す人からベビーカーに乗る子供が見えるように鏡の位置を調整すれば、ベビーカーを押す人は、ベビーカーを押しながらでも鏡を見ることにより子供の様子を確認できる。
【0042】
また、連結部材60,60,…、組付部5及び基部30をポリプロピレン製としたが、連結部材60,60,…、組付部5及び基部30の材料は、ポリプロピレンに限らない。
【0043】
また、連結部材60,60,…、組付部5及び基部30を成型品としたが、連結部材60,60,…、組付部5及び基部30は成型品に限らず、例えば、切削加工品でもよい。
【0044】
また、雄部61を球状とし、雄部61の形状に対応した嵌合穴64を雌部62に有したが、雄部61及び雌部62の形状は、これに限らない。
【0045】
また、係止ベルト4は、雄側突起及び雌側突起が一面側に混在して設けられた面ファスナとしたが、係止ベルト4は、これに限らず、例えば、雄側突起と雌側突起とが混在せず、適宜の範囲に分かれて設けられた面ファスナでもよい。また、係止ベルト4の全てが面ファスナである必要もなく、係止ベルト4の他端部に面ファスナが設けられていればよい。
【0046】
また、本発明に係る支持具1,11及び日除け器具10の形状及び構成は、前述した実施の形態1又は2に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にて変更することも可能であり、日除け器具10の支持具1は、実施の形態2の支持具11に変更可能であることは言うまでもない。
【0047】
さらに、前述の実施の形態1又は2では、本発明に係る支持具1,11をベビーカーの手押し部8又は車室内のグラブレール9に係止したが、支持具1,11を係止する場所は、ベビーカーの手押し部8又はグラブレール9に限らない。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述したように、第1発明に係る支持具は、複数の連結部材が相互に揺動及び回動できるから、支持部全体として屈曲及び軸心回りの回動が可能である。連結部材の回動は規制されないから、支持部に支持された被支持物の回動も規制されない。また、合成樹脂製の連結部材同士の連結が圧入によりできるから、屈曲体の組立工数が少なく、支持具全体のコストも抑えられる。
【0050】
また、第3発明に係る支持具は、面ファスナを有する係止ベルトにより被係止物に係止できるから、被係止物への係止時に強い力を必要とせず、簡単確実に係止できる。
【0051】
また、第4発明に係る支持具は、掴持部材の掴持片間にて被係止物を掴持することにより取り付けられ、被係止物を掴持する力は、ねじ軸をねじ体にねじ込むことにより発生する。これにより、掴持部材を被係止物に取り付けるときに強い力が不要であるにも拘わらず、掴持部材は確実に被係止物を掴持できる。
【0052】
さらに、第5発明に係る日除け器具は、遮光板の位置及び角度を自由に変更でき、遮光板の回動も規制されない等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の支持具の斜視図である。
【図2】屈曲体の一部の断面図である。
【図3】遮光板を組み付けた支持具をベビーカーの手押し部に係止した状態を示す使用状態図である。
【図4】遮光板を組み付けた支持具をグラブレールに係止した状態を示す使用状態図である。
【図5】支持具の取り付けを説明する係止部近傍の斜視図である。
【図6】実施の形態の支持具の正面図である。
【図7】図6のA−A線による断面図である。
【符号の説明】
1,11 支持具
2 支持部
3,20 係止部
4 係止ベルト
6 屈曲体
7 遮光板(被支持物)
8 手押し部(被係止物)
9 グラブレール(被係止物)
10 日除け器具
22 掴持部材
22a 第1掴持片
22b 第2掴持片
22c 貫通孔
23 ねじ軸
25 ねじ体(螺合部)
60 連結部材
61 雄部
62 雌部
64 嵌合穴
65 開口部

Claims (4)

  1. 被係止物に係止する係止部に凸設された屈曲可能な支持部の先端部に被支持物を支持する支持具において、
    一側に雄部が設けられ、他側に雌部が設けられた複数の連結部材を、一の連結部材の前記雄部を他の連結部材の前記雌部に連結して相互に揺動及び回動可能とした屈曲体を前記支持部に備え、
    前記連結部材は合成樹脂製であり、
    前記雄部は、球状をなし、前記一側の端面に開口した肉抜き穴を有しており、
    前記雌部は、前記雄部の形状に対応した嵌合穴を有しており、
    該嵌合穴の開口部の内径は、前記雄部の直径より小さく、
    前記嵌合穴の深さの寸法は、前記雄部の直径より短く、かつ前記雄部の半径より長く、
    前記肉抜き穴は、前記雄部及び雌部の連結部分に底壁を有することを特徴とする支持具。
  2. 一端部を前記係止部に取り付けてあり、他端部に面ファスナを有する係止ベルトを備えることを特徴とする請求項1に記載の支持具。
  3. 貫通孔が穿設された第1掴持片及び螺合部を有する第2掴持片を備え、前記第1掴持片及び第2掴持片間に前記被係止物を掴持する掴持部材と、一端部が前記貫通孔を挿通して前記第1掴持片に係合しており、他端部が前記螺合部に螺合したねじ軸とを前記係止部に備えることを特徴とする請求項1に記載の支持具。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の支持具と、該支持具に支持される遮光板とを備えることを特徴とする日除け器具。
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