JP4464347B2 - ゴルフバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフバッグに関し、特に、一部の収納領域が他の収納領域に組み込むことが可能なゴルフバッグに関する。
一般に、ゴルフバッグは、ウッド、アイアンあるいはパターなどの複数のゴルフクラブが収納される。この従来のゴルフバッグは、開口部を複数の収納領域に仕切る仕切り部材を有し、ゴルフクラブは、各種類ごとに、各収納領域に収納される。そして、ゴルフバッグに収納するゴルフクラブの種類および本数に合わせて、仕切り部材で仕切られている収容口の大きさを変更できるゴルフバッグが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2004−81297号公報
近年、パターのヘッドが大型化している。このため、パターをどの収納領域に収納したとしても、パターが収納された収納領域では、ゴルフクラブが密集した状態となる。このため、ゴルフバッグを持ち運びする際や、乗用カートに乗せて搬送する際等において、ゴルフクラブ同士が衝突して、損傷するという問題があった。ここで、上記特開2004−81297号公報に記載されたゴルフバッグにおいて、パターが収納される収納領域が大きくなるように仕切ることにより、パターが収納された収納領域内でゴルフクラブ同士が衝突することを抑制する方法が考えられる。
しかし、パターが収納される収納領域を大きく仕切ることにより、他の収納領域が狭くなり、この他の収納領域では、ゴルフクラブが過密状態となり、ゴルフクラブ同士が衝突する恐れが生じる。また、コースを周回する際には、一般に、パターは、乗用カートに設けられたパターボックス内に入れ替えられるため、コースを周回する際に、パターが収納されていた収納領域では、ゴルフクラブが過疎状態となる一方で、他の収納領域では、ゴルフクラブが過密状態となる。このため、ゴルフクラブが過密状態の収納領域からゴルフクラブを抜き差しすることが困難なものとなっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送時において、ゴルフクラブ同士の衝突を抑制すると共に、コースを周回する際に、ゴルフクラブの抜き差しも良好に行うことができるゴルフバッグを提供することである。
本発明に係るゴルフバッグは、筒状の本体と、本体の開口部に設けられた口枠と、口枠に設けられ、案内溝が形成されると共に間隔をあけて設けられた第1固定隔壁および第2固定隔壁と、第1および第2固定隔壁に向けて進退可能に設けられた支点部とを備える。上記支点部から第1固定隔壁に向けて突出して、第1固定隔壁に形成された案内溝と係合する第1脚部と、第2固定隔壁に形成された案内溝と係合する第2脚部とを含み、弾性変形可能な部材により形成された隔壁部とを備える。上記第1脚部は、第1固定隔壁の案内溝と係合すると共に、案内溝内を移動可能な第1凸部を含む。上記第2脚部は、第2固定隔壁の案内溝と係合すると共に、案内溝内を移動可能な第2凸部を含む。上記隔壁部は、支点部が第1および第2固定隔壁から退避した第1状態においては、第1収納領域と第2収納領域とを区画するが、支点部を第1および第2固定隔壁に近接させた第2状態においては、第2収納領域が第1収納領域に組み込まれるように変形可能とされる。好ましくは、第1固定隔壁および第2固定隔壁は、口枠に固定され、第2収納領域と連通する第3収納領域を区画し、第2状態において、第1脚部は、第1固定隔壁の下面側に延在し、第2脚部は、第2固定隔壁の下面側に延在する。好ましくは、第2収納領域にゴルフクラブが収納され、隔壁部が第2状態とされることにより、ゴルフクラブは、第3収納領域に移動可能とする。好ましくは、隔壁部は、口枠の内周部に設けられ、隔壁部の一部は、内周部に沿うように、変形可能とする。
本発明に係るゴルフバッグによれば、搬送時において、ゴルフグラブ同士の衝突を抑制することができ、コースを周回する際に、ゴルフクラブの抜き差しも良好に行うことができる。
(実施の形態1)
図1から図5を用いて、本発明に係る実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態1に係るゴルフバッグの正面図である。この図1に示されるように、ゴルフバッグ1は、上端部に開口部Pが形成された筒状の胴体部(本体)2と、この胴体部2の正面に形成され、この胴体部2の長手方向に延在する肩掛けベルト3と、胴体部2の正面の下端部側に形成された収納部5と、胴体部2の両側面に形成された収納部6とを備えている。なお、図示されない胴体部2の背面側にも、複数の収納部が形成されている。
図2は、開口部Pに設けられた口枠10の平面図である。この図2に示された口枠10は、図1に示す胴体部2の開口部Pに設けられ、布製等の内皮により覆われている。口枠10は、胴体部2の開口部Pに沿うように延びる周壁部11と、この周壁部11に固定され、案内溝13が形成された2つの案内部材(固定壁部)12と、案内部材12より図1に示す胴体部2の背面側に配置され、一部が案内部材12に沿うように変形可能とされた隔壁部14と、隔壁部14に対して案内部材12と反対側に配置され、周壁部11に固定された仕切り部材15とを備えている。
各案内部材12は、周壁部11の内壁面に沿う方向に隣接するように配置されている。この各案内部材12は、周壁部11のうち、図1の胴体部2の正面側から開口部Pの内方に向けて突出している。そして、各案内部材12は、周壁部11側から先端部側に向かうに従って、案内部材12間の間隔が狭くなるように延在している。そして、先端部では、互いに離間している。この案内部材12は、周壁部11と共に、収納領域P1を区画する。
この案内部材12に形成された溝部13は、案内部材12に沿うように延在している。この案内溝13の両端部は、案内溝13の延在方向に対して屈曲して、隔壁部14の端部を係止する係止部13a,13bとが形成されている。なお、係止部13bは、案内溝13の周壁部11側の端部に形成されており、係止部13aは、案内溝13の他方の端部に形成されている。そして、案内部材12のうち、この係止部13a、13bの周囲に位置する部分には係止部13a、13bに沿うように溝部13cが形成されている。
隔壁部14は、弾性変形可能な部材により形成されており、たとえば、プラスチックや合成樹脂などから構成されている。隔壁部14は、板状に形成された支点部14dと、この支点部14dから、図1に示す胴体部2の両側面側に向けて延在し、周壁部11に設けられた軸部14b1を中心として回動可能に支持された脚部14bと、支点部14dから、案内部材12に向けて突出して、端部が案内溝13と係合する脚部14aとを備えている。脚部14bは、周壁部11に枢機構等により、周壁部11に回動可能に設けられている一方で、脚部14bの支持位置は固定されている。脚部14aの端部には、案内溝13と係合し、案内溝13内を移動可能な凸部14cが形成されている。このため、隔壁部14は、案内部材12に向けて進退可能に設けられている。
隔壁部14の第1状態においては、隔壁部14の脚部14aは、案内部材12の先端部側から、開口部Pの内方向けて延在している。このため、隔壁部14は、案内部材12の先端部より、口枠10の内方に位置している。そして、脚部14aに形成された凸部14cは、案内溝13の係止部13aと係合しており、隔壁部14の第1状態が維持されている。この隔壁部14の第1状態においては、支点部14dと、脚部14aとにより、収納領域P1より図1に示す胴体部2の背面側に収納領域P2が区画され、収納領域P1と収納領域P2とは連通状態とされている。
ここで、隔壁部14と案内部材12と周壁部11とにより区画される収納領域P1および収納領域P2の合計の収納容量は、パターとウッドとを収納したとしても、互いのヘッド部同士が接触することを抑制することが可能な程度とされている。このため、パターをゴルフバッグ1に収納して持ち運びする際において、パターとウッドを収納領域P1および収納領域P2に収納することにより、各ヘッド部が損傷することを抑制することができる。なお、収納領域P2の収納容量は、近年のヘッドが大型化したパターを収納可能な程度とされており、収納領域P1の収納容量は、ウッドを収納可能な程度とされている。
そして、脚部14bは、周壁部11と、仕切り部材15と共に、収納領域(第2収納領域)P4を区画している。この収納領域P4は、収納領域P2より、図1に示す胴体部2の背面側に形成されており、収納領域P4の収納容量は、たとえば、ロングアイアンやミドルアイアンなどを収納可能な程度とされている。
脚部14aと、脚部14bとは、案内部材12と共に、収納領域P3を区画する。収納領域P3は、収納領域P1および収納領域P2の両側面側に規定され、この収納領域P3の収納容量は、ウッドなどが収納可能な程度とされている。
さらに、仕切り部材15と、周壁部11とにより、収納領域P5が区画されている。この収納領域P5は、収納領域P4より、図1に示す胴体部2の背面側に位置している。この収納領域P5の収納容量は、ショートアイアンやウェッジ等が収納可能な程度とされている。
このように、隔壁部14が案内部材12から退避した第1状態においては、パターを収納領域P1および収納領域P2内に収納することにより、ヘッドが大型化されたパターであっても、他のゴルフクラブのヘッドと衝突することが抑制することができると共に、他の収納領域P3〜P5に収納されたゴルフクラブ同士の衝突を抑制することができる。なお、係止部13aの付根部においては、凸部14cの幅よりも狭く形成されており、係止部13aと凸部14cとの係合状態が解除されることが抑制されている。ここで、係止部13aは、各係止部13a間の間隔が広くなる方向に屈曲しており、かつ、脚部14aは、脚部14a同士間の間隔を広げる方向の内部応力を有している。このため、凸部14cが係止部13a内に入り込むと、凸部14cは、互いに離間する方向に変位して、凸部14cと係止部13aとの係合状態は、良好に維持される。このようにして、ゴルフバッグ1の搬送時において、隔壁部14の第1状態を良好に維持することができる。
ここで、一般に、コースを周回する際には、ゴルフバッグ1は、乗用カートに乗せられて、パターは、乗用カートに設けられたパター収納ボックスなどに収められる。このように、パターをパター収納ボックス内に収納された後に、支点部14dを押圧して、凸部14cと、係止部13aとの係合状態を解除して、隔壁部14を変形させて、隔壁部14を第2状態とする。
図3は、隔壁部14を変形させて、隔壁部14を案内部材12に近接させた第2状態を示す口枠10の平面図である。この図3に示すように、隔壁部14を第2状態とするには、まず、図2において、支点部14dを、胴体部2の正面側に向けて押圧する。支点部14dが押圧されると、案内部材12のうち、係止部13aの近傍に形成された溝部13cと、係止部13aとの間に位置する部分が、凸部14cに押圧されて変形する。このため、係止部13aの付根部に位置する案内溝13の幅が広くなり、凸部14cが通過可能な程度の幅となり、凸部14cと係止部13aとの係合状態が解除される。そして、凸部14cは、案内溝13に沿って移動して、係止部13bと係合し、隔壁部14は、第2状態となる。係止部13bも係止部13aと同様に構成されており、係止部13bと凸部14cとの係合状態は、良好に維持される。この際、脚部14aは、案内部材12に沿うように変形すると共に、案内部材12の下面側に延在する。
このように、隔壁部14が変形すると、図3に示されるように、支点部14dは、案内部材12の先端部と当接または近接し、案内部材12間の隙間を閉塞するように位置する。
このため、収納領域P1は、案内部材12と、隔壁部14と、周壁部11とにより区画されることとなり、図2に示された収納領域P2は、収納領域P4や、収納領域P3に組み込まれる。
ここで、パターは、既に抜かれているため、図2において、収納領域P1および収納領域P2内には、ウッドのみが収納されている。このため、図3に示すように、収納領域P2を他の収納領域P3、P4に組み込み、ウッドを収納領域P1において収納することとしても、何等問題は生じない。特に、収納領域P1の収納容量は、ウッドを収納可能な程度とされているため、良好に、収納領域P1に収納されたウッドを抜き差しすることができる。
さらに、隔壁部14を第2状態とすることにより、収納領域P2が、収納領域P3および収納領域P4に組み込まれ、収納領域P3の収納容量と収納領域P4の収納容量とは、いずれも、隔壁部14が第1状態のときと比べて大きくなり、ゴルフクラブの密集状態が緩和される。
このため、収納領域P3および収納領域P4内に収納されたゴルフクラブの抜き差しを良好に行うことができる。すなわち、本実施の形態1に係るゴルフバッグ1によれば、パターを収納した状態で、ゴルフバッグ1を持ち運びする際においては、各ゴルフクラブが損傷することを抑制することができる一方で、ゴルフバッグ1が乗用カート等に乗せられて、パターが抜き取られた後においては、隔壁部14を第2状態とすることにより、良好にゴルフバッグ1内のゴルフクラブの抜き差しを行うことができる。
さらに、支点部14dを押圧するというワンタッチ動作で、パターが収納されていた収納領域P2を他の収納領域P3、P4に組み込むことができるので、コース周回中においても、パターを差し替えた際に、瞬時に、収納領域P3、P4の収納容量を大きくして、ゴルフクラブの抜き差しを容易にすることができる。
なお、図1において、胴体部2は、その内部に筒状の本体を有しており、口枠10は、この筒状の本体の開口部に設けられている。そして、図2において、隔壁部14の脚部14aおよび支点部14dを覆うと共に、垂下し、筒状の本体の底面に接続された布製の仕切りを設けてもよい。さらに、仕切り部材15を覆うと共に、垂下して、上記筒状の本体の底部に接続された布製の仕切りをさらに設けてもよい。さらに、脚部14aにも、同様の仕切りを設けても良い。このような仕切りを設けることにより、胴体部2の下端部側においても、各ゴルフクラブを各収納領域P1、P3、P4、P5内に収納することができる。
また、隔壁部14は、上記構成に限られない。たとえば、図4は、口枠10の変形例を示す平面図であり、隔壁部14の第1状態を示すものであり、図5は、隔壁部14が第2状態における口枠10の平面図である。図4に示されるように、この口枠10は、案内部材12と、この案内部材12に連設され、周壁部11の内周壁に固定された仕切り部材16と、両端部が案内部材12の係止部13aに係合する隔壁部14と、仕切り部材15とを備えている。
この隔壁部14は、案内部材12のみに支持されており、支点部14dと、この支点部14dに接続された脚部14aとから構成されている。このため、収納領域P3は、案内部材12と、仕切り部材16と、周壁部11とにより規定されている。このため、図5に示すように、図4に示す収納領域P2が全て収納領域P4に組み込まれることとなる。このため、図4において、収納領域P2に収納されていたパターを抜き取った後、図5に示すように、隔壁部14を第2状態とすることにより、収納領域P4内に収納されたゴルフクラブの抜き差しを非常に良好に行うことができる。
ここで一般に、収納領域P4に収納されたアイアンは、コース上において、複数本抜き差しされることが多い。その一方で、このゴルフバッグ1によれば、隔壁部14を第1状態から第2状態とすることにより、収納領域P2の全ての領域を収納領域P4に組み込むことで、収納領域P4の収納容量を大きくすることができ、良好にアイアンの抜き差しを行うことができる。
なお、このゴルフバッグにおいては、隔壁部14を第1状態から第2状態にすることにより、パター以外のゴルフクラブが収納される収納領域P3、P4、P5のいずれにおいても、収納容量が小さくなることはない。また、本実施の形態1に係るゴルフバッグ1においては、ウッドが収納される収納領域P1を区画する案内部材12に変形可能な隔壁部14を設けることとしているが、これに限られない。たとえば、収納領域P5を規定する仕切り部材15の一部を変形可能な隔壁部14としてもよい。
(実施の形態2)
図6および図7と必要に応じて上記図1から図5とを用いて、本実施の形態2に係るゴルフバッグについて、説明する。なお、上記実施の形態1に係るゴルフバッグ1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。図6は、本実施の形態2に係るゴルフバッグに設けられる口枠10の平面図であり、隔壁部14の第1状態を示した平面図である。この図6に示されるように、口枠10は、周壁部11と、この周壁部11に固定され、収納領域P1を区画する仕切り部材18と、この仕切り部材18と周壁部11とに固定された仕切り部材17と、この仕切り部材17より図1に示す胴体部2の背面側に配置され、周壁部11に固定された仕切り部材15と、隔壁部14と、隔壁部14の少なくとも一部を案内する案内溝19を有する案内部材20とを備えている。
仕切り部材18は、周壁部11のうち、図1に示す胴体部2の正面側に設けられており、周壁部11と共にウッド等が収納される収納領域P1を区画する。仕切り部材17は、仕切り部材18と周壁部11と共に、ウッド等が収納される収納領域P3を区画する。仕切り部材17は、両端部が周壁部11に固定されると共に、その中央部で仕切り部材18にも固定されているため、収納領域P3は、収納領域P1の両側に形成される。仕切り部材15は、仕切り部材17より、図1に示す胴体部2の前面側に配置されており、その両端部は、周壁部11に固定されている。そして、この仕切り部材15は、仕切り部材17と周壁部11と共に、アイアン等が収納される収納領域P4を区画する。
案内部材20は、周壁部11のうち、図1に示す胴体部2の背面側に位置する部分に形成されており、案内溝19も、周壁部11の内周部11aに沿うように延在している。案内溝19の両端部には、係止部19a、19bが形成されており、各案内溝19に形成された各係止部19aは、案内溝19同士が最も近接した部分に形成されており、各係止部19bは、案内溝19同士が最も離間した部分に形成されている。なお、本実施の形態2においては、案内部材20が2箇所に形成されているが、これに限られず、少なくとも、2つの案内溝19が、周壁部11の内周部11aに沿う方向に延在しておればよい。
隔壁部14は、支点部14dと、この支点部14dに形成され、周壁部11に向けて延在する脚部14aと、この脚部14aの先端部に形成された凸部14cとを備えている。凸部14cは、案内溝19と係合すると共に、案内溝19内を移動可能とされており、また、係止部19a,19bにおいて、係止可能とされている。そして、各凸部14cが、それぞれ、係止部19aに係止されているときには、隔壁部14は、周壁部11の内周部11aから口枠10の内方に向けて膨出するように、湾曲している。このように、隔壁部14の第1状態においては、隔壁部14は、周壁部11から膨出した状態とされており、周壁部11と共に、パター等が収納される収納領域P2を区画する。この収納領域P2は、収納領域P5よりも、図1に示す胴体部2の背面側に位置している。
この収納領域P2に、たとえば、ヘッドが大型化されたパター等を収納することにより、パターのヘッドが他のゴルフクラブのヘッドと接触することを抑制することができる。
図7は、隔壁部14が第2状態における口枠10の平面図である。この図7に示されるように、各凸部14cは、各案内溝19の係止部19bに係止している。そして、脚部14aは、周壁部11の内周部11aに沿うように変形しており、支点部14dは、周壁部11の内周部11aに近接している。このため、図6に示すような第1状態の隔壁部14よって区画される収納領域P2は、隔壁部14が第2状態となることにより、収納領域P5に組み込まれることとなり、収納領域P5の収納容量が大きくなる。このため、収納領域P5に収納されていた、ショートアイアンや、ウェッジ等の抜き差しを容易に行うことができる。すなわち、本実施の形態1に係るゴルフバッグ1と同様の作用・効果を得ることができる。
ここで、隔壁部14を第1状態から第2状態に変形する際には、既にパターが収納領域P2から抜き出されており、この隔壁部14より、周壁部11側には、ゴルフクラブが存在しないものとなっている。このため、隔壁部14を第1状態から第2状態に変形する際に、収納されているゴルフクラブに衝撃力が加えられることが抑制することができ、隔壁部14を変形する際においても、ゴルフクラブ同士が衝突することを抑制することができる。なお、本実施の形態2に係るゴルフバッグにおいても、上記実施の形態1に係るゴルフバッグ1と同様に、ワンタッチ動作で、隔壁部14を変形することができ、上記実施の形態1に係るゴルフバッグ1と同様の効果を得ることができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ゴルフバッグに好適である。
実施の形態1に係るゴルフバッグの正面図である。 開口部に設けられた口枠の平面図である。 隔壁部を変形させて、隔壁部を案内部材に近接させた第2状態を示す口枠の平面図である。 口枠の変形例を示す平面図であり、隔壁部の第1状態を示すものである。 隔壁部が第2状態における口枠の平面図である。 実施の形態2に係るゴルフバッグに設けられる口枠の平面図である。 隔壁部が第2状態における口枠の平面図である。
符号の説明
1 ゴルフバッグ、2 胴体部(本体)、3 肩掛けベルト、10 口枠、11a 内周部、11 周壁部、12 案内部材、13a,13b 係止部、13 溝部、14 隔壁部、P1、P2、P3、P4、P5 収納領域。

Claims (4)

  1. 筒状の本体(2)と、
    本体(2)の開口部(P)に設けられた口枠(10)と、
    前記口枠(10)に間隔をあけて設けられ、案内溝(13)が形成された第1固定隔壁(12)および第2固定隔壁(12)と、
    前記第1および第2固定隔壁(12)に向けて進退可能に設けられた支点部(14d)と、前記支点部(14d)から前記第1固定隔壁(12)に向けて突出して、前記第1固定隔壁に形成された前記案内溝(13)と係合する第1脚部(14a)と、前記第2固定隔壁(12)に形成された前記案内溝と係合する第2脚部(14a)とを含み、弾性変形可能な部材により形成された隔壁部(14)と、
    を備え、
    前記第1脚部(14a)は、前記第1固定隔壁の前記案内溝(13)と係合すると共に、前記案内溝(13)内を移動可能な第1凸部(14c)を含み、
    前記第2脚部(14a)は、前記第2固定隔壁の前記案内溝(13)と係合すると共に、前記案内溝(13)内を移動可能な第2凸部(14c)を含み、
    前記隔壁部(14)は、前記支点部(14d)が前記第1および第2固定隔壁(12)から退避した第1状態においては、第1収納領域(P4)と第2収納領域(P2)とを区画するが、前記支点部(14d)を前記第1および第2固定隔壁(12)に近接させた第2状態においては、前記第2収納領域(P2)が前記第1収納領域(P4)に組み込まれるように変形可能とされた、ゴルフバッグ(1)。
  2. 前記第1固定隔壁および前記第2固定隔壁(12)は、前記口枠(10)に固定され、前記第2収納領域(P2)と連通する第3収納領域(P1)を区画し、
    前記第2状態において、前記第1脚部(14a)は、前記第1固定隔壁(12)の下面側に延在し、前記第2脚部(14)は、前記第2固定隔壁(12)の下面側に延在する、請求項1に記載のゴルフバッグ(1)。
  3. 前記第2収納領域(P2)にゴルフクラブが収納され、前記隔壁部(14)が前記第2状態とされることにより、前記ゴルフクラブは、前記第3収納領域(P1)に移動する、請求項2に記載のゴルフバッグ(1)。
  4. 前記隔壁部(14)は、前記口枠(10)の内周部(11a)に設けられ、前記隔壁部(14)の一部は、前記内周部(11a)に沿うように、変形可能である、請求項1に記載のゴルフバッグ(1)。
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