JP6673662B2 - カードケース - Google Patents

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Description

本発明は、IDカード等を収納するカードケースに関する。
近年、社会における機密保持に対する関心が高まり、セキュリティに対する取り組みが強化されている。その一環として、勤怠管理や訪問客のエリア別入場制限など、IDカードによるセキュリティ管理が求められるようになった。そして、IDカードはその性質上、携帯性や視認性が要求されている。その結果、IDカードを周囲から見え易いように携帯可能なカードケースの需要が高まっている。
特に、外部からの力の作用や衝撃に強いハードタイプのカードケースの需要が高まっている。このハードタイプのカードケースは、カードの保護能力が高いだけでなく、複数枚のカードを収納可能にし、カードの出し入れも容易である。
このようなハードタイプのカードケースとしては、例えば、図14に示したようなものが挙げられる。この従来のカードケース100は、開口部100aからカードを出し入れし、カードケース100の裏壁面103に設けられた凸部104に形成された懸吊穴104aに、ベルトやリング、ナスカンといった吊着治具(不図示)を通して首から吊るして使用する。
しかしながら、このカードケース100では、カードケースの裏壁面103に凸部104を設けているために、形状が複雑で体積が大きくなり、重量も重くなり、梱包や移動の際に必要なスペースが大きくなっていた。また、カードケース100を成形するために必要な樹脂材料の量も多くなり、非経済的であった。また、構造が複雑であるために、金型の構成も複雑になってしまっていた。さらに、使用時にはカードケース100の裏壁面103のさらに後側で吊るされるので、使用時にカードケースが前傾姿勢になり、カードの視認性が悪くなっていた。
上記のような構造にせざるを得ない理由の一つは、懸吊穴が形成された懸吊部材が、カードを出し入れするための開口部の上方またはその近傍に配置されると、懸吊部材自体あるいは、使用時に懸吊穴に装着される吊着治具が邪魔になって、カードの出し入れが著しく困難になることであった。
仮に、このような不都合を避けるために、カードの出し入れのための開口部を、使用状態におけるカードケースの上面でなく側面に形成したとすると、使用者の運動による衝撃や振動でカードがカードケースから脱落し易くなる可能性があった。そして、カードがカードケースから脱落しないように、カードケース壁面の内側に突起を設ける対策が必要になったが、この対策を行った場合には、カードの出し入れの際に、突起とカードの表面とが擦れるため、カードを傷めることがあった。
また、ハードタイプに限らず、柔軟な樹脂フィルムを袋状に貼り合わせて形成したソフトタイプのカードケースも用いられている。このようなソフトタイプのカードケースとしては、例えば、図15に示したようなものが挙げられる。図15(A)に示すように、カードケース200は、ほぼ矩形の外形形状であって、下辺200b、左辺200l、右辺200rの3辺がシールされ、上辺200aがカードを出し入れするための開口となっている。
上辺200aの左右方向中央部には、上方へ台形に突出した懸吊部210を具備し、懸吊部210の中央に横長の懸吊穴210aを有している。
この従来のカードケース200は、図15(b)に示すように、上辺200aの懸吊部210に設けられた懸吊穴210aに、ベルトやリング、ナスカンといった吊着治具290を通して首から吊るして使用する。
しかしながら、横長の懸吊穴210aにナスカン290を通して使用した場合、ナスカン290が懸吊穴210aの端に位置すると、左右のバランスが崩れて、カードケース200が傾いてしまい、視認性が悪くなってしまう。
特開2012−88458号公報 特開2009−268714号公報 特開2006−235793号公報
本発明は、上記したような従来技術の問題を鑑みて成されたものであり、その目的は、カードが好適に保護され、且つ、カードを視認性の良い状態で保持することができる技術を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、平板状の表壁部及び裏壁部と、リブ状の側壁部とによって、収納部を形成し、裏壁部における、収納部の上辺付近に、懸吊穴を有する懸吊部が設けられ、この懸吊穴が、ベルト状の吊着治具を装着可能な横長穴と、下方に切り欠いた下切欠部と、該横長穴の長手方向中央に上方へ凸状に設けられた凸状切欠部とを有することを最大の特徴とする。
より詳しくは、平板状の表壁部と、
平板状の裏壁部と、
前記表壁部と前記裏壁部とを間隔を隔てて保持し、前記表壁部と前記裏壁部との間にカードの収納部を形成し、前記収納部の側壁を成す側壁部と、
によって、カードを収納可能なカードケースであって、
前記裏壁部における、前記収納部の上辺付近に、吊着治具を装着するための懸吊穴を有する懸吊部が設けられ、
前記懸吊穴が、ベルト状の吊着治具を装着可能な横長穴と、該横長穴の長手方向よりも短い幅で下方に切り欠いた下切欠部と、該横長穴の長手方向中央に上方へ凸状に設けられリング状の吊着治具を装着可能な凸状切欠部とを有することを特徴とする。
これによれば、横長穴の幅や高さをベルト状の吊着治具が貫通するのに必要十分なサイズに合わせて形成しても、ベルトの固定具は、下切欠部が形成された部分を通ることができるため、貫通可能であり、且つベルトがサイズの合った横長穴と接続されるためカードケースが安定的に懸吊される。ここで、ベルトが貫通するのに必要十分なサイズとは、接続が想定されるベルトに適した所定範囲の幅及び高さであり、例えばベルトに対して±1mmの幅及び高さである。更に、リングやナスカン等の湾曲した吊着治具であっても下切欠部が形成された部分を通すことで、容易に貫通させることができ、且つ、リング状で幅狭の吊着治具が凸状切欠部に嵌るため、カードケースがカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
また、本発明においては、前記裏壁部の一部分に設けられた前記懸吊部は、前記裏壁部の他の部分に対して前記収納部と反対側へ突出して形成されてもよい。
即ち、本発明においては、懸吊部が裏壁部の他の部分と比べて後側に突出して形成されているため、吊着治具を装着した状態でも、カードケースの開口部からカードを取り出す又は開口部へカードを挿入する際にカードと吊着治具との干渉が少なく、カードの出し入れを円滑に行うことが可能である。
また、本発明においては、前記表壁部又は前記裏壁部と直交する方向において、前記側壁部が前記裏壁部より裏側へ突出して形成されてもよい。
即ち、本発明においては、表壁部又は裏壁部と直交する方向(表裏方向)において、側壁部が前記裏壁部より裏側へ突出して形成されていることにより、カードケースの重心が後側へ寄り、懸吊部が後側に突出して形成されてもカードケースの前傾が抑えられ、視認性を良好に維持できる。また、複数のカードケースを表壁部と裏壁部とが接するように重ねて箱等に収納する場合でも、側壁部が懸吊部と同様に後側へ突出しているため、懸吊部が他のカードケースの表壁部と接して潰れることがなく、緩衝材を別に用意しなくても重ねて収納でき、収納性が良い。
また、本発明においては、前記表壁部及び前記裏壁部における、前記収納部の上辺付近に、前記懸吊部が設けられ、
前記懸吊穴が、前記表壁部及び前記裏壁部を貫通して設けられてもよい。
即ち、本発明においては、懸吊穴が、表壁部から裏壁部にかけて長く形成されているため、幅狭の吊着治具を接続した場合でも、凸状切欠部と吊着治具との接触面積が大きくなり、カードケースが安定的に懸吊される。
また、本発明においては、前記凸状切欠部は、切欠きの幅が、上部から下部にかけて広くなるように形成されても良い。
即ち、本発明においては、凸状切欠部の切欠きの幅が、上部から下部にかけて広くなるように形成されている。このように凸状切欠部の横長穴側の開口が広く形成されていることで、リング状で幅狭の吊着治具が嵌り込み易くなり、吊着治具20が凸状切欠部から外れて横長穴内に位置し、カードケースがカードの法線の周りに傾いた状態となっても、カードケースの揺れなどによって、カードケースと吊着治具が相対的に移動し、吊着治具が凸状切欠部に再び嵌り、カードケースの傾きが是正される。
また、本発明においては、前記懸吊穴を第一の懸吊穴とし、前記第一の懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に、前記第一の懸吊穴と水平方向に並ぶ位置に第二の懸吊穴が設けられてもよい。
即ち、本発明においては、複数の懸吊穴を並設し、この複数の懸吊穴に複数の吊着治具を接続することで、カードケースが鉛直線周りに回転して裏向きとなり、カード表面を視認できなくなることを抑制できる。また、数の吊着治具を接続することで、万一、吊着治具の一つが破断してもカードを紛失する等の事態を避けることができる。
また、本発明においては、前記懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に、前記収納部が上方に開口するように形成されてもよい。
また、本発明においては、前記懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に、前記収納部が側方に開口するように形成されてもよい。
また、本発明においては、前記横長穴の長手方向の幅が、12.5mm〜13.5mmであり、前記凸状切欠部における凸状部の曲率半径が2.5mm〜3.5mmであってもよい。更に、下切欠部の幅L2を横長穴の幅L1より狭く、10.5mm〜11.5mm
とし、凸状切欠部を除く横長穴と横長穴の高さL3を3mm〜4mmとしてもよい。
即ち、本発明においては、これらの寸法をとることにより、吊着治具が、リング状の幅狭のものであっても、吊着治具が凸状切欠部に確実に嵌り、カードケースを使用者の首に吊した状態で、カードケースがカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明によれば、カードケースにおいて、カードが好適に保護され、且つ、カードを視認性の良い状態で保持することができる。
本発明の実施例1に係るカードケースの六面図である。 本発明の実施例1に係るカードケースの斜視図である。 本発明の実施例1に係るカードケースに吊着治具を装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る懸吊部の斜視図である。 図1の線Aにおける断面図である。 図1の線Bにおける断面図である。 本発明の実施例1に係る懸吊穴の拡大図である。 本発明の実施例1に係る懸吊部の変形例を示す図である。 本発明の実施例2に係るカードケースの六面図である。 本発明の実施例2に係るカードケースの斜視図である。 本発明の実施例2に係るカードケースに吊着治具を装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係るカードケースの懸吊部に吊着治具を装着した状態を示す部分断面図である。 変形例に係る凸状切欠部を示す図である。 従来のカードケースの例を示す図である。 従来のカードケースの例を示す図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
<実施例1>
本実施例に係るカードケース1は、一枚または複数枚のカードを収納可能なカードケースである。図1には、本実施例に係るカードケース1の六面図を示す。図1(a)はカードケース1の正面図、図1(b)はカードケース1の底面図、図1(c)はカードケース1の裏面図である。同じく、図1(d)は上面図、図1(e)は左側面図、図1(f)は右側面図である。本実施例1では、図1(a)に示す上下方向、左右方向を基準として方向の説明をする。また、図1(a)の奥行方向を表裏方向とする。このカードケース1は、大まかには、透明なプラスチック製の表壁面2及び裏壁面3と、表壁面2と裏壁面3の左右側面側及び底面側の周縁に挟まれる形で設けられ、収納されたカードの側面に対向する側壁面を形成するリブ部4とにより構成されている。本実施例のカードケース1においては、上記した表壁面2、裏壁面3及びリブ部4によってカードを収納する空間、即ち収納部23が形成されている。そして、上面図1(d)に示すように、カードケース1の上面側が開放し開口部1aが形成されている。なお、ここで表壁面2は表壁部に、裏壁面3は裏壁部に相当する。また、リブ部4は側壁部に相当する。
リブ部4は、その厚みが、収納可能なカードの合計厚み以上に設定されている。すなわち、このリブ部4の厚みを変更することにより収納できるカードの枚数を増減させることが可能である。また、開口部1aにおいて、裏壁面3は表壁面2より上下方向に長く(高く)形成されており、カードを開口部1aから挿入する際のガイドの役割を果たしている。また、開口部1aにおける、裏壁面3が表壁面2より長く形成されている部分には、左右二箇所の押し込み凹部3bが形成されている。
この押し込み凹部3bの最も深い部分は、カードケース1の上方からカードを挿入した場合に、カードの上端がくる高さより若干低くなるように形成されている。また、表壁面2の、上述の押し込み凹部3bの最も深い部分に対向する場所にも、押し込み凹部2bが形成されている。これにより、カードをカードケース1に上方から挿入する場合に、例えば両手の親指で押し込むことで、しっかりとカードの下端が底面側のリブ部4に当接するまで挿入することが可能になっている。
裏壁面3の底面側の両脇の2箇所には押し出し穴としての穴部3aが形成されている。この穴部3aは、カードをカードケース1から取り出す際に、指で直接カードに触れ、押し出すためのものである。例えば両手または片手の親指でカードを上面側に押し出すことで、円滑にカードを開口部1aから排出することが可能になっている。この穴部3aは、親指を挿入することができ、且つ上方にある程度の移動距離が確保できる大きさであれば良い。
また、カードケース1は、図1(a)におけるリブ部4の左側面側に設けられ、リブ部4の内側に突出した弾性部材5を備えている。弾性部材5はゴム製であり、収納されたカードの左側面をカードの右側面側に押圧する。弾性部材5によって押圧されたカードは、右側面側のリブ部4と弾性部材5との間に狭持されて、カードケース1内に安定して保持される。弾性部材5は円柱形であり、その中心の穴部5aに表壁面2及び裏壁面3に固定された軸が貫通しており、軸を中心として回転自在である。
なお、本実施例のカードケース1の材質としては、具体的にはポリプロピレンを用いている。従って、カードケースが他のものにぶつかった際の音を小さくすることができ、軽量で耐久性も高くすることができる。しかしながら、材質は特に、ポリプロピレンに限定されるものではない。例えば、耐久性や重量、視認性の面から、透明な合成樹脂が望ましいが、これに限らず、不透明な合成樹脂や金属、皮革をカードケース1の一部又は全部に用いてもよい。
次に、図1〜図7を用いて、カードケース1をストラップなどで懸吊するための構成について説明する。ここで、図2は、カードケース1の斜視図である。図3は、カードケース1にベルト状の吊着治具20及びリング30が接続された状態を示す斜視図、図4は、懸吊部10の斜視図、図5は図1の線Aにおける断面図、図6は図1の線Bにおける断面図、図7は懸吊穴10cの拡大図である。
懸吊穴10cは、カードケース1にストラップを装着するための吊着治具20がベルト状のものである場合に、当該ベルト21が貫通できるような横長のベルト貫通部10dと、吊着治具が紐や金属のリング、ナスカン等である場合に、紐、リングやナスカンが貫通可能な凸状のリング貫通部10eと、前記ベルト21をループ状に固定するためのスナップ等の固定具22を貫通可能とするため、或はリングやナスカン等の湾曲した吊着治具を容易に貫通させるためのクリアランス部10fとが形成されている。リング貫通部10eは、ベルト貫通部10dの長手方向中央部に形成されている。また、リング貫通部10eは、正面図における形状が半円或は半円の下端を垂直に延伸した形状とし、幅狭の吊着治
具が嵌り込む形状としている。よって、吊着治具が、ベルト状の幅広のものであっても、リング状の幅狭のものであっても、カードケース1を使用者の首に吊した状態で、カードの法線の周りに傾くことを抑制できる。ここで、ベルト貫通部10dは横長穴に、リング貫通部10eは凸状切欠部に、クリアランス部10fは下切欠部に相当する。
この懸吊部10は、裏壁面3の一部分(上部)31に設けられ、裏壁面3の他の部分32に対して収納部と反対側、即ち表裏方向の裏側へ突出して形成されている。この突出した懸吊部10は、裏壁面3の上部31の左右方向中央部に設けられ、ベルト状又はリング状の吊着治具20が接続される第一懸吊部11と、当該第一懸吊部11の左右両脇に設けられ、ボールチェーン等が接続される第二懸吊部12とを有する。第一懸吊部11は、裏壁面3の他の部分32から裏面側の斜め上方へ延設された傾斜面11aと、傾斜面11aの先端から裏壁面3の他の部分32と平行に上方へ延設された懸吊面11bと、傾斜面11a及び懸吊面11bの側部に設けられ、傾斜面11a及び懸吊面11bを補強するリブ11cを具備している。
また、第二懸吊部12は、それぞれ他の部分32から裏面側の斜め上方へ延設された傾斜面12aと、傾斜面12aの先端から裏壁面3の他の部分32と平行に上方へ延設された懸吊面12bと、傾斜面12a及び懸吊面12bの側部に設けられ、傾斜面12a及び懸吊面12bを補強するリブ12cを具備している。
リブ11c,12cは、正面111,121が、裏壁面3の収納部側の面、即ち裏壁面3の正面と面一になっており、この正面111,121と連なる上部の面112,122が、正面111,121の上端から懸吊面11b、12bの上端にかけて斜め上方へ向けて架け渡された傾斜面となっている。
ここで懸吊面11bには、懸吊穴10cが設けられ、懸吊面12bには、懸吊穴10qが設けられている。即ち、懸吊穴10c,10qが、裏壁面3の懸吊部10以外の面と比べて表裏方向の裏側、換言するとカードケース1の後側に位置するため、懸吊穴10c,10qに吊着治具20を通して懸吊する位置が、裏壁面3の後側となっている。ここで、懸吊穴10cは第一の懸吊穴に相当し、懸吊穴10qは第一の懸吊穴の水平方向(左右方向)に並ぶように設けられた第二の懸吊穴に相当する。
また、本実施例のカードケース1では、図5、図6に示すように、リブ部4の表裏方向の長さが、収納部23を挟む表壁面2から裏壁面3までの表裏方向の長さ(厚さ)よりも長く形成され、リブ部4の後端面41が裏壁面3の後側となっている。
そして、懸吊穴10cは、ベルト貫通部10dの長手方向(左右方向)の幅(長さ)L1(図7)を12.5mm〜13.5mm、リング貫通部10eの凸状部の曲率半径φ1を2.5mm〜3.5mmとしている。また、クリアランス部10fの幅L2をベルト貫通部10dの幅L1より狭く、10.5mm〜11.5mmとし、リング貫通部10eを除くベルト貫通部10dとクリアランス部10fの高さL3を3mm〜4mm、ベルト貫通部10dの高さL4を1.5mm〜2.5mmとしている。
以上、説明したとおり、本実施例におけるカードケース1によれば、一枚または複数枚のカードを収納することができるとともに、収納するカードの厚みの合計値が収納部23の厚み以下であれば、カードを厚み方向に押圧する力は作用しない。また、弾性部材5によって、収納されたカードの側面を押圧して反対側のリブ部4と弾性部材5とでカードの側面を挟んで固定する。よって、カードの表面に組み込まれたICチップなどを傷つけることなく、カードを安定して収納することができる。一般的なカードケースでは、カードを安定して保持するために、カードケース内にカード表面を抑えるため突起を備えている
場合もあるが、本実施例ではそのような突起を必要としないので、カード表面を傷めることもない。
また、本実施例1のカードケース1は、懸吊穴10cが、ベルト状の吊着治具を装着可能なベルト貫通部10dと、該横長穴の長手方向よりも短い幅で下方に切り欠いたクリアランス部10fと、有該横長穴の長手方向中央に上方へ凸状に設けられリング状の吊着治具を装着可能なリング貫通部10eとを有する。このため、ベルト貫通部10dの幅や高さを前記ベルト21が貫通するのに必要十分なサイズに合わせて形成しても、前記ベルト21の固定具22は、クリアランス部10fが形成された部分を通るため、貫通可能であり、且つベルト21がサイズの合ったベルト貫通部10dと接続されるためカードケース1が安定的に懸吊される。ここで、ベルト21が貫通するのに必要十分なサイズとは、接続が想定されるベルトに適した所定範囲の幅及び高さであり、例えばベルトに対して±1mmの幅及び高さである。更に、リングやナスカン等の湾曲した吊着治具20であってもクリアランス部10fが形成された部分を通すことで、容易に貫通させることができ、且つ、リング状で幅狭の吊着治具20がリング貫通部10eに嵌るため、カードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
また、懸吊部10は、裏壁面3の他の部分32と比べて後側に突出して形成されているため、吊着治具20を装着した状態でも、カードケース1の開口部1aからカードを取り出す又は開口部1aへカードを挿入する際にカードと吊着治具20との干渉が少なく、カードの出し入れを円滑に行うことが可能である。
そして、表壁面2又は裏壁面3と直交する方向(表裏方向)において、リブ部4が前記裏壁面3より裏側へ突出して形成されていることにより、カードケース1の重心が後側へ寄り、懸吊部10が後側に突出して形成されてもカードケース1の前傾が抑えられ、視認性を良好に維持できる。また、複数のカードケース1を表壁面2と裏壁面3とが接するように重ねて箱等に収納する場合でも、リブ部4が懸吊部10と同様に後側へ突出しているため、懸吊部10が他のカードケース1の表壁面2と接して潰れることがなく、緩衝材を別に用意しなくても重ねて収納でき、収納性が良い。
そして、懸吊穴10cは、ベルト貫通部10dの長手方向(左右方向)となる長さを幅と称し、前記横長穴の長手方向と直交し、前記懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に上下方向となる長さを高さと称した場合に、以下の寸法とする。
ベルト貫通部10dの幅(長さ)L1(図7)は、12.5mm〜13.5mm、好ましくは12.8mm〜13.2mm、本例では13.0mmとする。
また、ベルト貫通部10dの高さH1は、1.5mm〜2.5mm、好ましくは1.8mm〜2.2mm、本例では2.0mmとする。
ベルト貫通部10dの長手方向中央に設けたリング貫通部10eの凸状部の曲率半径φ1は、1.0mm〜2.0mm、好ましくは1.3mm〜1.7mm、本例では1.5mmとする。
更に、リング貫通部10eの高さH0は、1.5mm〜2.5、好ましくは1.8mm〜2.2mm、本例では2.0mmとする。
これにより、吊着治具20が、リング状の幅狭のものであっても、吊着治具20がリング貫通部10eに嵌り、カードケース1を使用者の首に吊した状態で、カードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
更に、クリアランス部10fの幅L2をベルト貫通部10dの幅L1より狭く、10.5mm〜11.5mm、好ましくは10.8mm〜11.2mm、本例では11mmとす
る。
また、クリアランス部10fの高さH2は、0.5mm〜1.5mm、好ましくは0.8mm〜1.2mm本例では1.0mmとする。
これにより、吊着治具20を通すのに必要十分な穴を確保しつつ無駄な遊びを無くして、リング状の幅狭の吊着治具20を接続した場合でも、リング状の吊着治具20がリング貫通部10eから逸脱してカードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
また、開口部1aにおいて、懸吊部10は表壁面2より高い位置に形成され、懸吊部10のリブ11c,12cは、正面111,121が、裏壁面3の収納部側の面と面一になっており、この正面111,121と連なる上部の面112,122が、斜め上方へ向けて延設された傾斜面となっており、カードを開口部1aから挿入する際のガイドとしても機能する。
懸吊穴10qの間隔L3は、27.0mm〜31.0mm、好ましくは28.0mm〜30.0mm、本例では29.2mmとする。また、懸吊穴10qの曲率半径φ2は、1.0mm〜2.0mm、好ましくは1.3mm〜1.7mm、本例では1.5mmとする。
なお、上記実施例1では、懸吊穴10cが形成された第一懸吊部11とは別に、懸吊穴10qが形成された第二懸吊部12を設けたが、図8に示すように、一体の懸吊部10に懸吊穴10cと、該懸吊穴10cの両脇に懸吊穴10qを設けた構成としても良い。なお、懸吊穴10qは、二カ所に限らず、何れか一方のみに設けても良い。
<実施例2>
本実施例2は、前述の実施例1と比べて、懸吊部10の構成が異なっている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
図9には、本実施例2に係るカードケース1Xの六面図を示す。図9(a)はカードケース1Xの正面図、図9(b)はカードケース1Xの底面図、図9(c)はカードケース1Xの裏面図である。同じく、図9(d)は上面図、図9(e)は左側面図、図9(f)は右側面図である。このカードケース1Xは、大まかには、透明なプラスチック製の表壁面2及び裏壁面3と、表壁面2と裏壁面3の左側面側、上面側及び底面側の周縁に挟まれる形で設けられ、収納されたカードの側面に対向する側壁面を形成するリブ部4とにより構成されている。本実施例のカードケース1Xにおいては、上記した表壁面2、裏壁面3及びリブ部4によってカードを収納する空間、即ち収納部23が形成されている。そして、上面図9(f)に示すように、カードケース1Xの右側面が開放し開口部1aが形成されている。なお、ここで表壁面2は表壁部に、裏壁面3は裏壁部に相当する。また、リブ部4は側壁部に相当する。
カードケース1Xは、図9(a)におけるリブ部4の上面側に設けられ、リブ部4の内側に突出した弾性部材5を備えている。弾性部材5はゴム製であり、収納されたカードの上面をカードの下面側に押圧する。弾性部材5によって押圧されたカードは、下面側のリブ部4と弾性部材5との間に狭持されて、カードケース1X内に安定して保持される。弾性部材5は円柱形であり、その中心の穴部5aに表壁面2及び裏壁面3に固定された軸が貫通しており、軸を中心として回転自在である。
次に、図9〜図11を用いて、カードケース1Xをストラップなどで懸吊するための構成について説明する。ここで、図10は、カードケース1Xの斜視図である。図11は、リング状の吊着治具20が接続された状態を示す斜視図である。本実施例2のカードケース1Xでは、懸吊部10が、表壁面2及び裏壁面3の上部に形成され、懸吊部10の表壁面2から裏壁面3を貫通して懸吊穴10rが形成されている。
懸吊穴10rは、カードケース1にストラップを装着するための吊着治具20がベルト状のものである場合に、当該ベルト21が貫通できるような横長のベルト貫通部10dと、吊着治具が紐や金属のリング、ナスカン等である場合に、紐、リングやナスカンが貫通可能な凸状のリング貫通部10eと、前記ベルト21をループ状に固定するためのスナップ等の固定具22を貫通可能とするため、或はリングやナスカン等の湾曲した吊着治具を容易に貫通させるためのクリアランス部10fとが形成されている。また、リング貫通部10eは、ベルト貫通部10dの長手方向中央部に形成されている。よって、吊着治具が、ベルト状の幅広のものであっても、リング状の幅狭のものであっても、カードケース1を使用者の首に吊した状態で、カードの法線の周りに傾くことを抑制できる。ここで、ベルト貫通部10dは横長穴に、リング貫通部10eは凸状切欠部に、クリアランス部10fは下切欠部に相当する。
なお、懸吊穴10rを正面から見た場合の形状及びサイズは、図7に示されている懸吊穴10cと同じである。但し、懸吊穴10rは表壁面2から裏壁面3にかけて貫通して設けられており、表裏方向の長さが、カードケース1の懸吊部10以外の部分と同じ長さ(厚さ)となっている。懸吊穴10rの表裏方向の長さ(厚さ)は、例えば、3.0mm〜6.0mm、好ましくは4.0mm〜5.5mmであり、本実施例2では、4.6mmである。
また、懸吊穴10rを第一の懸吊穴とし、この第一の懸吊穴10rと水平方向に並ぶ位置にボールチェーン等が接続される第二の懸吊穴12jが設けられている。なお、懸吊穴12jは、二カ所に限らず、何れか一方のみに設けても良い。
以上、説明したとおり、本実施例2におけるカードケース1Xによれば、一枚または複数枚のカードを収納することができるとともに、収納するカードの厚みの合計値が収納部23の厚み以下であれば、カードを厚み方向に押圧する力は作用しない。また、弾性部材5によって、収納されたカードの側面を押圧して反対側のリブ部4と弾性部材5とでカードの側面を挟んで固定する。よって、カードの表面に組み込まれたICチップなどを傷つけることなく、カードを安定して収納することができる。一般的なカードケースでは、カードを安定して保持するために、カードケース内にカード表面を抑えるため突起を備えている場合もあるが、本実施例2ではそのような突起を必要としないので、カード表面を傷めることもない。
また、本実施例2のカードケース1Xは、懸吊穴10rが、ベルト状の吊着治具を装着可能なベルト貫通部10dと、該横長穴の長手方向よりも短い幅で下方に切り欠いたクリアランス部10fと、有該横長穴の長手方向中央に上方へ凸状に設けられリング状の吊着治具を装着可能なリング貫通部10eとを有する。このため、ベルト貫通部10dの幅や高さを前記ベルト21が貫通するのに必要十分なサイズに合わせて形成しても、前記ベルト21の固定具22は、クリアランス部10fが形成された部分を通るため、貫通可能であり、且つベルト21がサイズの合ったベルト貫通部10dと接続されるためカードケース1Xが安定的に懸吊される。ここで、ベルト21が貫通するのに必要十分なサイズとは、接続が想定されるベルトに適した所定範囲の幅及び高さであり、例えばベルトに対して±1mmの幅及び高さである。更に、リングやナスカン等の湾曲した吊着治具20であってもクリアランス部10fが形成された部分を通すことで、容易に貫通させることができ
、且つ、リング状で幅狭の吊着治具20がリング貫通部10eに嵌るため、カードケース1Xがカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
本実施例2の懸吊穴10rは、前述の図7に示す寸法をとることにより、吊着治具20が、リング状の幅狭のものであっても、吊着治具20がリング貫通部10eに確実に嵌り、カードケース1を使用者の首に吊した状態で、カードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。また、吊着治具20を通すのに必要十分な穴を確保しつつ無駄な遊びを無くして、リング状の幅狭の吊着治具20を接続した場合でも、リング状の吊着治具20がリング貫通部10eから逸脱してカードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。特に、本実施例2では、懸吊穴10rが、表壁面2から裏壁面3にかけて長く形成されているため、幅狭の吊着治具20を接続した場合でも、リング貫通部10eと吊着治具20との接触面積が大きくなり、カードケース1が安定的に懸吊される。また、図12に示すようにリング貫通部10eにリング状の吊着治具20を通した場合、吊着治具20の下端29がクリアランス部10fの下端f1に接するまで下げたとしても、吊着治具20の内周面28がリング貫通部10e内に位置することが多く、この状態で左右方向に外力が働いても吊着治具20がリング貫通部10eから逸脱することがない。このため、本実施例2では、多くの場合に、リング状の吊着治具20がリング貫通部10eから逸脱せず、カードケース1がカードの法線の周りに傾くことを抑制できる。
<変形例>
前記実施例1,2におけるリング貫通部10eは、正面図における形状が半円或は半円の下端を垂直に延伸した形状としたが、これに限定されるものではない。図13は、実施例1,2のリング貫通部10eと変形例の説明図である。
図13(A)は、実施例1,2のリング貫通部10eを示す正面図であり、半円状の切欠きの下端を垂直に延伸した形状である。これに対し、図13(B)の変形例では、リング貫通部10jの切欠きの幅が、上部から下部にかけて広くなるように形成されている。このようにリング貫通部10jのベルト貫通部10d側の開口が広く形成されていることで、リング状で幅狭の吊着治具20が嵌り込み易くなり、リング状の吊着治具20がリング貫通部10jから外れてベルト貫通部10d内に位置し、カードケース1がカードの法線の周りに傾いた状態となっても、カードケース1の揺れなどによって、カードケースと吊着治具が相対的に移動し、吊着治具20がリング貫通部10jに再び嵌り、カードケース1の傾きが是正される。なお、実施例1のリング貫通部10e及び実施例2のリング貫通部10eの何れを図13(B)のリング貫通部10jのように構成しても良い。
また、図13(B)のリング貫通部10eでは、リング貫通部10eの内周面e1と、ベルト貫通部10dの上面との接合部分に角部d2を形成していた。これに対し、図13(C)のリング貫通部10kでは、リング貫通部10kの内壁面(内周面)k1と、ベルト貫通部10dの上辺(上面)d1とを所定範囲の曲率半径の曲線で接続し、接続部k2を形成している。ここで、接続部k2の曲率半径は、例えば0.2mm〜1.0mm、好ましくは0.4mm〜0.7mmであり、本例では、0.5mmである。この構成により、リング状の吊着治具20が更にリング貫通部10kに嵌り込み易くなるようにしている。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限り、上記実施例及び変形例の各要素の変更や組み合わせを行っても良い。
1,1X・・カードケース
2・・・表壁面
3・・・裏壁面
3a・・・穴部
4・・・リブ部
5・・・弾性部材
10・・・懸吊部
10a・・・ヘッド部
10b・・・変形部
10c・・・懸吊穴
10d・・・ベルト貫通部
10e・・・リング貫通部

Claims (10)

  1. 平板状の表壁部と、
    平板状の裏壁部と、
    前記表壁部と前記裏壁部とを間隔を隔てて保持し、前記表壁部と前記裏壁部との間にカードの収納部を形成し、前記収納部の側壁を成す側壁部と、
    によって、カードを収納可能なカードケースであって、
    前記裏壁部における、前記収納部の上辺付近に、吊着治具を装着するための懸吊穴を有する懸吊部が設けられ、
    前記懸吊穴が、ベルト状の吊着治具を装着可能な横長穴と、該横長穴の長手方向よりも短い幅で前記横長穴に沿って横長に下方へ切り欠いた下切欠部と、該横長穴の長手方向中央に上方へ凸状に設けられリング状の吊着治具を装着可能な凸状切欠部とを有することを特徴とするカードケース。
  2. 前記下切欠部の幅が、10.5mm〜11.5mmであることを特徴とする請求項1に記載のカードケース。
  3. 前記裏壁部の一部分に設けられた前記懸吊部は、前記裏壁部の他の部分に対して前記収納部と反対側へ突出して形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカードケース。
  4. 前記収納部の上辺に位置する前記側壁部を懸吊部とし、当該懸吊部の左右方向中央付近に、吊着治具を装着するための懸吊穴が当該懸吊部の表裏にわたって貫通して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカードケース。
  5. 前記懸吊部の表裏方向の厚さが、3.0mm〜6.0mmであることを特徴とする請求項3に記載のカードケース。
  6. 前記凸状切欠部は、切欠きの幅が、上部から下部にかけて広く形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカードケース。
  7. 前記懸吊穴を第一の懸吊穴とし、前記第一の懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に、前記第一の懸吊穴と水平方向に並ぶ位置に第二の懸吊穴が設けられてることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカードケース。
  8. 前記横長穴の長手方向となる長さを幅とし、前記横長穴の長手方向と直交し、前記懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に上下方向となる長さを高さとし、
    前記横長穴の幅が、12.5mm〜13.5mm、
    前記横長穴の高さが、1.5mm〜1.8mm、
    前記凸状切欠部における凸状部の曲率半径が1.0mm〜2.0mm、
    前記凸状切欠部の高さが1.5mm〜2.5mm、
    前記下切欠部の幅が、10.5mm〜11.5mm、
    前記下切欠部の高さが、0.5mm〜1.5mm、
    であることを特徴とする請求項1,4〜7のいずれか一項に記載のカードケース。
  9. 前記横長穴の長手方向となる長さを幅、前記横長穴の長手方向と直交し、前記懸吊穴に前記吊着治具を装着して前記カードケースを吊した場合に上下方向となる長さを高さとし、
    前記横長穴の幅が、12.8mm〜13.2mm、
    前記横長穴の高さが、1.8mm〜2.2mm、
    前記凸状切欠部における凸状部の曲率半径が1.3mm〜1.7mm、
    前記凸状切欠部の高さが1.8mm〜2.2mm、
    前記下切欠部の幅が、10.8mm〜11.2mm、
    前記下切欠部の高さが、0.8mm〜1.2mm、
    であることを特徴とする請求項1,4〜7のいずれか一項に記載のカードケース。
  10. 前記横長穴と前記凸状切欠部との接続部分の曲率半径が0.2mm〜1.0mmであることを特徴とする請求項又はに記載のカードケース。
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