JPH0981706A - 防水ファスナー付きカードホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】社内等で通常携帯する必要のあるカード型電
卓、名札、磁気カード等をコンパクトに収納し、防水機
能を備えたカードケースを提供する事を目的とする。 【構成】（イ）概略カードの形状でカードサイズより幾
分大きな寸法のプラスチックシートの張り合わせででき
た中板（４）の一辺に帯状の板バネ（５）をはめ込み、
長穴又は丸穴形状のクリップ用取付穴（３）を設けた吊
り下げ部（８）を一辺の中央に設ける。 （ロ）透明なプラスチックシート製の表ポケット（２）
を中板（４）の表側に溶着等により設け、この内側の、
板バネ（５）の有る一辺に沿って防水ファスナー（１）
を対抗する中板（４）との間に設ける。 （ハ）一辺が開いた形状のプラスチックスシートででき
た透明若しくは不透明の裏ポケットＡ（６）及び透明の
裏ポケットＢ（７）を中板（４）の裏側に、入り口部に
段差を付けて、重ねて溶着等で設ける。以上の構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、カードサイズの電卓
や入退出用磁気カード、名札、社員証等、最近携帯する
ことが多くなってきている概略カードサイズの携帯用ホ
ルダーに関する発明である。

【０００２】

【従来の技術】従来、会社等で常時携帯する必要のあ
る、名札、社員証、入退出用磁気カード更にカード電卓
等を持ち運ぶ際に定期入れや財布若しくはワイシャツ等
の胸ポケット等に別別に入れて運んでいた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来から有るこれらの
ものは出し入れがしにくくかつ落ちやすかったり、落下
した際、水などに対しては弱かったり、壊れたり、汚れ
易かった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）概略カードサイズの形状でカードサイズより幾分
大きな寸法のプラスチックシートの張り合わせでできた
中板（４）の一辺に帯状の板バネ（５）をはめ込み、長
穴や丸穴形状のクリップ用取付穴（３）を設けた吊り下
げ部（８）を一辺の中央に設ける。 （ロ）透明なプラスチックシート製の表ポケット（２）
を中板（４）の表側に溶着等により設け、この内側の、
板バネ（５）の有る一辺に沿って防水ファスナー（１）
を対抗する中板（４）との間に設ける。 （ハ）一辺が開いた形状のプラスチックスシートででき
た透明若しくは不透明の裏ポケットＡ（６）及び透明の
裏ポケットＢ（７）を中板（４）の裏側に、入り口部に
段差を付けて、重ねて溶着等で設ける。この際釣り下げ
部（８）は一辺の中央以外の位置でもよいし多数箇所設
けても良い、板バネは用い無くてもよい。又裏ポケット
の段差を設けなくても良いし、二枚以外の構成で用いて
も良い。

【０００５】

【作用】本発明品を用いる場合、例えば防水の必要な機
器例えばカード型電卓を携帯する場合は表ポケット
（２）の防水ファスナー（１）を開き直接操作できるよ
うに電卓の表側が見えるように収納し、再びファスナー
を閉じ、使用する。又防水の必要の無いもの例えば名札
を収納する場合は裏ポケットＢ（７）に表から見えるよ
うに収納し、又例えば磁気カード等頻繁に出し入れする
ものは裏ポケットＡ（６）に収納して用いる。これを携
帯する場合は吊り下げ部（８）に有るクリップ用取付穴
（３）に名札の固定に通常用いられるクリップ（９）を
組み込み、男性の場合はワイシャツの胸ポケットに吊り
下げたり、女性の場合はスカートのベルトから吊るして
用いたりする。又紐を用いた場合は首等に掛けて用い
る。

【０００６】

【実施例】以下に本発明の実施例に関し図をもとに説明
する。 （イ）概略カードサイズの形状でカードサイズより幾分
大きな寸法のプラスチックシートの張り合わせでできた
中板（４）の一辺に帯状の板バネ（５）をはめ込み、長
穴や丸穴形状等のクリップ用取付穴（３）を設けた吊り
下げ部（８）を一辺の中央に設ける。 （ロ）透明なプラスチックシート製の表ポケット（２）
を中板（４）の表側に溶着等により設け、この内側の、
板バネ（５）の有る一辺に沿って防水ファスナー（１）
を対抗する中板（４）との間に設ける。 （ハ）一辺が開いた形状のプラスチックスシートででき
た透明若しくは不透明の裏ポケットＡ（６）及び透明の
裏ポケットＢ（７）を中板（４）の裏側に、入り口部に
段差を付けて、重ねて溶着等で設ける。 以上が本発明の構造である。これを用いる場合は、例え
ば防水の必要な機器例えばカード型電卓を携帯する場合
は表ポケット（２）の防水ファスナー（１）を開き直接
操作できるように電卓の表側が見えるように収納し、再
びファスナーを閉じ、使用する。又防水の必要の無いも
の例えば名札を収納する場合は裏ポケットＢ（７）に表
から見えるように収納し、又例えば磁気カード等頻繁に
出し入れするものは裏ポケットＡ（６）に収納して用い
る。これを携帯する場合は吊り下げ部（８）に有るクリ
ップ用取付穴（３）に名札の固定に通常用いられるクリ
ップ（９）を組み込み、男性の場合はワイシャツの胸ポ
ケットに吊り下げたり、女性の場合はスカートのベルト
に吊るして用いたりする。又紐を用いた場合は首などに
掛けて用いる。この際釣り下げ部（８）は一辺の中央以
外の位置でもよいし多数箇所設けても良い、板バネは用
い無くてもよい。又裏ポケットの段差を設けなくても良
いし、二枚以外の構成で用いても良い。

【０００７】

【発明の効果】

（イ）防水ファスナーがついているため電卓などを収納
して携帯する際に水等が掛かったり若しくは水の中に落
ちても問題が無い。又名札を収納する場合汚れやごみの
巻き込みを防ぐことができ、名札の寿命を長く保てる。 （ロ）クリップ用取付穴が有るため身体から落ちたり無
くしたりする心配が無い。 （ハ）透明のプラスチックスシートを用いているため表
ポケットから取り出すことなく電卓等の操作が可能であ
る。 （ニ）名札は裏ポケットＢに外側から見える様に収納で
き、更に社員食堂や入社や退社等に用いられるようにな
ってきている磁気カード等は裏ポケットＡに見えないよ
うに収納することができる。 （ホ）裏ポケットは二つ有り克つ入り口に段差が有るよ
うに構成できるため取り出す際、収納する際に混乱する
ことがない。 （ヘ）板バネに着色することにより見た目がきれいにで
き、おしゃれである。 （ト）板バネが有るためファスナーを開くときバネの力
で簡単に開くことができ閉じるときは板バネの堅さによ
り簡単、確実にファスナーを閉じることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用時の正面図である

【図２】本発明の使用時の背面図である

【図３】本発明の正面図である

【図４】本発明の背面図である

【符号の説明】

１防水ファスナー ２表ポケット ３クリップ用取付穴 ４中板 ５板バネ ６裏ポケットＡ ７裏ポケットＢ ８吊り下げ部 ９クリップ １０電卓 １１名札 １２磁気カード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ１１Ｂ 23/02 Ｇ１１Ｂ 23/02 Ｆ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）概略長方形の形状でカードサイズよ
   り幾分大きな寸法のプラスチックシートの張り合わせで
   できた中板（４）の一辺に概略帯状の板バネ（５）をは
   め込み、長穴若しくは丸穴形状等のクリップ用取付穴
   （３）を設けた吊り下げ部（８）を最低限、一辺に設け
   る。 （ロ）透明なプラスチックシート製の表ポケット（２）
   を中板（４）の表側に溶着等により設け、この内側の、
   板バネ（５）の有る一辺に沿って防水ファスナー（１）
   を対抗する中板（４）との間に設ける。以上の構成の防
   水ファスナー付きカードホルダー。
2. 【請求項２】（イ）概略長方形の形状でカードサイズよ
   り幾分大きな寸法のプラスチックシートでできた中板
   （４）の最低限、一辺に長穴若しくは丸穴形状等のクリ
   ップ用取付穴（３）を設けた吊り下げ部（８）を設け
   る。 （ロ）透明なプラスチックシート製の表ポケット（２）
   を中板（４）の表側に溶着等により設け、この内側の、
   一辺に沿って防水ファスナー（１）を対抗する中板
   （４）との間に設ける。 以上の構成の防水ファスナー付きカードホルダー。
3. 【請求項３】一辺が開いた形状のプラスチックスシート
   でできた透明若しくは不透明の裏ポケットＡ（６）又は
   透明の裏ポケットＢ（７）の少なくても一方を中板
   （４）の裏側に設けた請求項１又は請求項２の防水ファ
   スナー付きカードホルダー。