JP2008006131A

JP2008006131A - ゴルフクラブバッグ

Info

Publication number: JP2008006131A
Application number: JP2006180740A
Authority: JP
Inventors: Yoshifumi Miyata; 美文宮田; Makoto Fujiwara; 誠藤原
Original assignee: Mizuno Corp
Current assignee: Mizuno Corp
Priority date: 2006-06-30
Filing date: 2006-06-30
Publication date: 2008-01-17

Abstract

【課題】荷物収納スペースが小さい車への積載が容易で、かつ、ゴルフクラブ使用時にはあえてゴルフクラブの入れ替え等を必要とせずそのまま使用することのできるゴルフクラブバッグを提供する。
【解決手段】複数本のゴルフクラブを収容する筒状のゴルフクラブバッグ本体と、ゴルフクラブバッグ本体の口枠に取り付け可能なフードとを備えており口枠の一部に仕切りによってウッド用バッグ収容部を設けたゴルフクラブバッグであって、ウッド用バッグ本体がウッド用バッグの口枠に取り付け可能なフードを備えており、ゴルフクラブバッグ本体のウッド用バッグ収容部にウッド用バッグを内装することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、荷物収納スペースが小さい車への積載が容易で、かつ、ゴルフクラブ使用時にはあえてゴルフクラブの入れ替え等を必要とせずそのまま使用することのできるゴルフクラブバッグに関する。

近年のウッドクラブは、飛距離を伸ばす為にシャフト部分が長く設計されているものが増えてきている。それに伴って、シャフトの長いウッドクラブを収納するために、ゴルフクラブバッグの全長も長く設計される傾向にある。
一方、プレイヤーはゴルフ場や練習場へは車で移動することが多い。ここで、ゴルフクラブバッグの全長が長い場合、全長が車のトランクの横幅より長いため車のトランク部分に入りきらず、アイアンクラブ等の短いクラブのみをゴルフクラブバッグに入れた上でフードを取り付け、さらにフードを折り曲げた状態でトランクに積載していた。そして、ウッドクラブ等の長いクラブは別途むき出しの状態で助手席等に積載していた。従って、ウッドクラブに傷等が着くという不具合が生じていた。

そこで、車への積載等を考慮して、１〜３本程度の少ない本数のゴルフクラブのみを分割して収納することの出来るゴルフクラブバッグが提案されている。

例えば、特開２０００−２０２０７８には、フードの側面に上端が上方に開口し下端が本体内部に通ずる縦方向の溝を設けて、ウッドクラブをその溝を介してゴルフクラブバッグ内に収納するゴルフクラブバッグが開示されている。
特開２０００−２０２０７８号公報

しかし、特開２０００−２０２０７８号に開示されるゴルフクラブバッグは、移動時にはウッドクラブのみを別途持ち運びできるものの、移動後ゴルフ場や練習場でゴルフクラブを使用する際には、ウッドクラブを筒体から取り出した後、ゴルフクラブバッグ本体のフードを取り外してから、再度ウッドクラブをゴルフクラブバッグ本体に入れ替えなければならないという問題点があった。荷物の多いプレイヤーにとって、これは非常に煩雑な作業であった。

本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、荷物収納スペースが小さい車への積載が容易で、かつ、ゴルフクラブ使用時にはあえてゴルフクラブの入れ替え等を必要とせずそのまま使用することのできるゴルフクラブバッグを提供することを目的とする。

前記目的を達成するため、請求項１に記載の発明は、
複数本のゴルフクラブを収容する筒状のゴルフクラブバッグ本体と、前記ゴルフクラブバッグ本体の口枠に取り付け可能なフードとを備え、前記口枠の一部に仕切りによってウッド用バッグ収容部を設けたゴルフクラブバッグであって、前記ウッド用バッグ本体が前記ウッド用バッグの口枠に取り付け可能なフードを備えており、前記ゴルフクラブバッグ本体の前記ウッド用バッグ収容部に前記ウッド用バッグが内装されることを特徴とするゴルフクラブバッグに関するものである。

前記目的を達成するため、請求項２に記載の発明は、
請求項１において、前記ゴルフクラブバッグの本体の全長が、９５０ｍｍ以上１１００ｍｍ以下であることを特徴とするゴルフクラブバッグに関するものである。

本発明は、荷物収納スペースが小さい車への積載が容易で、かつ、ゴルフクラブ使用時にはあえてゴルフクラブの入れ替え等を必要とせずそのまま使用することができるという特徴を有する。

以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。

図１は本発明の一実施態様によるゴルフクラブバッグ１の正面図であり、図２はゴルフクラブバッグ１においてフード２を取り外した場合の正面図であり、図３はウッド用バッグ１１においてウッド用バッグフード１２を取り外した場合の正面図である。また、図４は胴部２の上面図であり、図５は各々のフードを取り外した状態で胴部２にウッド用バッグ１１を挿入した場合の斜視図であり、図６は胴部２からウッド用バッグ１１を抜き出した場合の正面図であり、図７は車のトランクにゴルフクラブバッグ本体１を積載した際のイメージ図である。

図１および図２に示すように、ゴルフクラブバッグ本体１は、胴部２とフード４とで構成される。フード４は、口枠３においてスナップボタン、両面テープ、ファスナー等で胴部２に取り付けられる。
また、図３に示すように、ウッド用バッグ１１はウッド用バッグ胴部１２とウッド用バッグフード１４とで構成される。ウッド用バッグフード４は、ウッド用バッグの口枠１３においてスナップボタン、両面テープ、ファスナー等でウッド用バッグ胴部１２に取り付けられる。

図４に示すように、ゴルフクラブバッグ本体１の胴部２は、仕切り板５により、複数のゴルフクラブを分割して収納するための幾つかのスペースに仕切られており、そのうちの一つとしてウッド用バッグの胴部１２を収容できる挿入スペース６が設けられている。
ウッド用バッグ胴部１２の断面形状は、挿入スペース６に収容できる形状になっており、図５に示すように、胴部２に挿入および抜き出して用いる。

車等に積載する際には、まずゴルフクラブバッグ本体１の口枠３にフード４を取り付け、またウッド用バッグ２のウッド用バッグの口枠１３にウッド用バッグフード１４を取り付けた状態で、ウッド用バッグ１１をゴルフクラブバッグ本体１の挿入スペース６から抜き出す。
図１に示すように、挿入スペース６にウッド用バッグ１１が挿入された状態では、ゴルフクラブバッグ本体１の全長Ｌは、非常に長いものになるが、図６に示す様に、挿入スペース６からウッド用バッグ１１を抜き出すことにより、ゴルフクラブバッグ本体１の全長Ｌ‘は比較的短くなり、胴部２にフード４を取り付けた長さとなる。これにより、図７に示す様に、荷物収納スペースの小さい車のトランクにも容易に積載することが出来る。また、ウッド用バッグ１１の胴部１２はゴルフクラブバッグ本体１と比較すると細いので、ウッド用バッグ１１は助手席等の狭いスペースにも置くことが出来る。
もちろん、荷物収納スペースの大きい車に積載する場合には、ゴルフクラブバッグ本体１の挿入スペース６にウッド用バッグ１１を挿入した状態で積載すれば良い。

ゴルフ場および練習場等でゴルフクラブを使用する場合には、ウッド用バッグ１１をゴルフクラブバッグ本体１の挿入スペース６に挿入し、ゴルフクラブバッグ本体１のフード４およびウッド用バッグ１１のウッド用バッグフード１４を取り外した状態で用いる。

また、練習場等に行く際には、ウッド用バッグ１１に必要なゴルフクラブのみを入れて、ウッド用バッグ１１のみを使用することも出来る。

なお、挿入スペース６は、ゴルフクラブバッグ本体１の持ち手側に設けると良い。これは、ゴルフ場で使用する際に、ゴルフクラブバッグ１をカートに乗せる場合には持ち手側をカートの奥になるように配置して乗せる場合が多く、その場合に、シャフト長さが長いウッドクラブが奥にあった方が取り出しやすいからである。

ゴルフクラブバッグ本体１の長さＬは、９５０ｍｍ以上とするのがよい。
女性用ゴルフクラブは、ゴルフクラブとしては短い方であるが、全長９００ｍｍ程度の女性用クラブの５番アイアンを収納し、かつ底部および上方の余裕を考慮した場合に適した長さだからである。

ゴルフクラブバッグ本体１の長さＬは、１１００ｍｍ以下とするのがよい。
男性用クラブの３番アイアンはゴルフクラブとしては最も長い方であるが、全長１０５０ｍｍ程度の男性用クラブの３番アイアンを収納し、かつ底部および上方の余裕を考慮した場合に適した長さだからである。

ゴルフクラブバッグ本体１のフード４とウッド用バッグ１１のウッド用バッグフード１４とを連結させることのできる構造としてもよい。この場合、フード４とウッド用バッグフード１４の取り外しが一度に出来るという利点がある。

本発明の活用例としては、ゴルフクラブバッグが考えられる。

本発明の一実施態様によるゴルフクラブバッグ１の正面図である。ゴルフクラブバッグ１においてフード２を取り外した場合の正面図である。ウッド用バッグ１１においてウッド用バッグフード１２を取り外した場合の正面図である。胴部２の上面図である。各々のフードを取り外した状態で胴部２にウッド用バッグ１１を挿入した場合の斜視図である。胴部２からウッド用バッグ１１を抜き出した場合の正面図である。車のトランクにゴルフクラブバッグ本体１を積載した際のイメージ図である。

符号の説明

１：ゴルフクラブバッグ本体
２：胴部
３：口枠
４：フード
５：仕切り板
６：挿入スペース

１１：ウッド用バッグ
１２：ウッド用バッグの胴部
１３：ウッド用バッグの口枠
１４：ウッド用バッグフード

Ｌ：ゴルフクラブバッグ本体の全長

Claims

複数本のゴルフクラブを収容する筒状のゴルフクラブバッグ本体と、前記ゴルフクラブバッグ本体の口枠に取り付け可能なフードとを備え、前記口枠の一部に仕切りによってウッド用バッグ収容部を設けたゴルフクラブバッグであって、
前記ウッド用バッグ本体が前記ウッド用バッグの口枠に取り付け可能なフードを備えており、前記ゴルフクラブバッグ本体の前記ウッド用バッグ収容部に前記ウッド用バッグが内装されることを特徴とするゴルフクラブバッグ。
請求項１において、
前記ゴルフクラブバッグの本体の全長が、９５０ｍｍ以上１１００ｍｍ以下であることを特徴とするゴルフクラブバッグ。