JP6635520B2 - キャディバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフのキャディバッグに関する。
ゴルフのキャディバッグの機能として、ラウンド時必要なゴルフクラブを取り出し易く、挿し込み易く傷つけることなく収容し、ゴルフボール等の小物を出来るだけ多く収納し、軽く、小さい物が望まれる。又乗用ゴルフカートにしっかりと安定して積載され、丈夫なものが望まれる。更に担いでラウンドするために軽く、担ぎ易く自立出来るタイプや運搬する時引っ張って歩けるタイプが望まれる。更にラウンド時ショートアイアンやウエッジやパター(以下ショートアイアン等と称する)を数本持ち運ぶためのクラブケースで自立出来るタイプが望まれる。
これらの機能を有するキャディバッグとして、カート型キャディバッグ、スタンド型キャディバッグ、キャスター付キャディバッグ等がある。カート型キャディバッグは、乗用ゴルフカートの荷台に積載した時にしっかりと安定して載置される構造で丈夫に作られている。スタンド型キャディバッグは、ラウンド時担いで廻るもので軽量に出来ていて担ぎやすく、スタンド脚で自立するように出来ている。キャスター付キャディバッグは、底部にキャスターが取付けられ運搬する時引っ張って歩けるように出来ている。これらはそれぞれに機能的で、特徴があるがいずれも別々の物として存在し、多くのメーカーから個々に製造販売されている。
最近、ゴルフはセルフプレーが多くなり実際のラウンドでパターやショートアイアン等を数本持ち運ぶためにセルフスタンドケース(以下スタンド付クラブケースと称する)が多用され出した。これは実際のラウンドでとても便利でゴルフボールの位置で芝やライの状況により使用するゴルフクラブが異なる状況でも乗用ゴルフカートまで取りに戻る必要が無く、自立式のスタンド付でゴルフクラブの出し入れが簡単に出来スムースなプレーが出来る。又、ゴルフクラブの置き忘れを軽減し、乗用ゴルフカートに戻るとそのまま荷台のどこかに引っ掛けて次のコースに行けるなどの特徴があるため、キャディバッグとは別にスタンド付クラブケースとして多くのメーカーから製造販売されている。
反面、キャディバッグとは別なため運送や運搬などの取り扱いに問題があり、特にラウンド時乗用ゴルフカートのどこに引っ掛けるかの問題がある。キャディバッグは場所も決められきちっと固定されているが、スタンド付クラブケースは適当に引っ掛けてしまうしかない。適当に引っ掛けると同伴者に迷惑だったり、移動中に脱落したり、抱えて乗ると安全面で問題がある。
この取り扱いで、例えば特許文献1、2に示すようなキャディバッグと一体として運送に便利なキャディバッグや特許文献3に示すようなキャディバッグの口枠にクラブケースを挿し込み可能となるような工夫をしたキャディバッグがあるが、実用に供しているとは言えない。
特開2017-104232(P2017-104232A)「キャディバッグ」 特開2016-147078(P2016-147078A)「キャディバッグ」 特開2016-96939(P2016-96939A)「キャディバッグ」
ゴルフ学校(http://golf-gakko.com/caddie-bag-2-13405 バッグの選び方)
従来のキャディバッグの用途別種類としてカート型キャディバッグ、スタンド型キャディバッグ、キャスター付キャディバッグ等があり、又従来のキャディバッグとは別にスタンド付クラブケースがある。これらはそれぞれに機能的で多くの特徴がある。しかし現在はいずれも別々の物として存在し、多くのメーカーから個々に製造販売されている。これらを実用的な一つの物に集約することが課題である。
前記スタンド型キャディバッグは、スタンド脚の開閉のための接地部が底部に取り付けられているため、底部の接地面積が小さく直立で部屋に置く時などは不安定である。又接地部があるためキャスターを取り付けることは構造上難しく制約がある。更にスタンド型キャディバッグは、担いでラウンドするための物で乗用ゴルフカートの荷台に積載すると不安定である。
最近、ゴルフはセルフプレーが多くなり実際のラウンドでパターやショートアイアン等を数本持ち運ぶためにスタンド付クラブケースが多用され出した。便利な反面、キャディバッグと共にゴルフ場までの運送、ゴルフ場で乗用カートに積み込むまでの運搬、ラウンド時乗用ゴルフカートのどこに引っ掛けるか、帰りに忘れずに車に積み込んだか等問題がある。特に、ラウンド時乗用ゴルフカートのどこに引っ掛けるかが問題である。
ゴルフ場までの運送等の問題を解決するために、スタンド付クラブケースをキャディバッグと一体とし同時に運送するための工夫が、特許文献1、2、3等でなされている。特許文献1は、キャディバッグと一体として運送出来る補助用バッグを提供するもので、運送には便利であるが、ラウンド時補助用バッグを乗用カートのどこに収容するかの問題は解決していない。又、キャディバッグの背面側に補助用バッグを取付け両方の上部を共通に収納できる上部カバーを設けているため、補助用バッグの分荷物が大きくなり車での運送時スペースが必用で実用的とは言えない。
又、特許文献2はメインのキャディバッグとサブキャディバッグを一体とし運搬可能なものとしながら脱着操作を容易にしたキャディバッグで、これもサブキャディバッグを乗用カートのどこに収容するかの問題は解決していない。又、メインのキャディバッグとサブキャディバッグを係合させるため従来のキャディバッグと比べて口枠の形状が違い、大きくなり実用的とは言えない。
特許文献3は、キャディバッグおよびクラブケースの双方を使用する場合における、可搬性およびスペース効率の向上に寄与することのできる技術を提供するために、キャディバッグの口枠にクラブケースを差し込み可能となるような工夫をしたキャディバッグであるが、クラブケースにはドライバー等が収容され、キャディバッグにはアイアン等の比較的重く短いゴルフクラブを収容するようキャディバッグのハンドル側にクラブケースを配置している。このためゴルフのラウンド時クラブケースが収容された状態のキャディバッグがゴルフカートの荷台に積載された状態で、クラブケースにはドライバー等が収容され、一般的にショートアイアン等を収容してラウンドするためのスタンド付クラブケースとしては実用に供しない、仮にショートアイアン等をこのスタンド付クラブケースに収容した場合は手前にドライバー等が収容されるためクラブケースの取り出しが困難になる。
又、スタンド付クラブケースをハンドルと逆方向にそのままキャディバッグに収容する事も容易に考えられるが、スタンド部の容積の分キャディバッグの口枠を大きくする必要がありキャディバッグの重量や強度に影響する。市販の一般的なスタンド付クラブケースをキャディバッグに収容した場合スタンド部の容積だけで口枠の長径で約45mm大きくする必要がある。これは一般的なキャディバッグ9.5型の口枠の長径約240mmとすると約18%になり、かなり大型になり実用的とは言えない。
このため従来のキャディバッグとほぼ同じ大きさ、同じ形態でスタンド付クラブケースを一体としてキャディバッグに収容し、運送や運搬などの取り扱いが容易に出来、ゴルフのラウンド時スタンド付クラブケースを簡単にキャディバッグから取り出し、乗用ゴルフカートに戻るとキャディバッグに簡単に挿し込むことが出来るより実用的なキャディバッグの開発が望まれる。
このように本発明の課題は、従来別々の物として存在するスタンド付クラブケースやカート型キャディバッグやスタンド型キャディバッグやキャスター付キャディバッグ等のそれぞれの機能を活かし、従来のキャディバッグの大きさや形態を変えないでスタンド付クラブケースを一体として収容し、スタンド型キャディバッグやキャスター付キャディバッグとして使用出来るより機能的で、より実用的な一つの物として集約したキャディバッグを提供する事である。
本発明の課題を解決するために実施形態によるキャディバッグは、従来別々の物として存在するカート型キャディバッグやスタンド付クラブケースやスタンド型キャディバッグやキャスター付キャディバッグ等のそれぞれの機能を活かし、より機能的で、より実用的な一つの物として集約するために従来のカート型キャディバッグの大きさや形態を変えないでスタンド付クラブケースを一体として挿し込み自在に有し、スタンド型キャディバッグのスタンド脚としてスタンド付クラブケースのスタンド部を利用し、キャスターを制約無しに容易に取り付けることが出来る構造を有する。
実施形態によるキャディバッグは、ゴルフクラブを挿し込むための開口を有する口枠とは別にこの外側で、乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した状態で乗用ゴルフカートの荷台の載置側(キャディバッグの背面側と言う)に、スタンド付クラブケースのスタンド部を挿し込むための第2開口部を有する口部枠と底部枠を設け、この口部枠と底部枠は乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した時に荷台のバッグ受けバーとこのキャディバッグに於ける口枠及び底部との間にスタンド付クラブケースのスタンド部を挿し込むための一定の空間を形成し、しっかりと安定して載置されるように形成されている。
実施形態によるキャディバッグは、その口枠を複数の開口部に分割するように間仕切られ、この内の一つであるキャディバッグの背面側の通常ショートアイアン等を挿し込むための第1開口部を有する第1開口部口枠にスタンド付クラブケースのクラブケースを挿し込むために、スタンド付クラブケースの第3開口部を有するクラブケース口枠は上記第1開口部口枠と同じ形状、同じ大きさに形成され、有底筒状でその先端を細く、丸く形成されたクラブケースが取付けられ、同時にこのクラブケース口枠の側面にキャディバッグの第2開口部に挿し込み可能なようにスタンド部がスタンド固定具で強固に固定され、この上面に持ち運び可能なように把手が固定されたスタンド付クラブケースを一体として挿し込み自在に有している。
実施形態によるキャディバッグは、スタンド付クラブケースを収容した状態で、このスタンド脚を開閉するためのフート式レバーがキャディバッグの底部の外側に強固に固定された底部枠に回転自在に取り付けられている。フート式レバーを足で踏むとスタンド付クラブケースの接地部を押し上げ、スタンド脚を開脚する。開脚した状態でキャディバッグを少し倒すとゴルフクラブを挿し込み易い角度で安定して自立し、スタンド型キャディバッグとして使用することが出来る。
実施形態によるキャディバッグは、キャスターを容易に取り付けることが出来、キャスターはキャディバッグの底部の外側に強固に固定された底部枠の両側面の外側端面で底部接地面側に、回転可能なように軸で固定されている。キャスター付キャディバッグとして使用する時は、キャスターの軸を支点にして少し倒してスタンド付クラブケースの把手を持って引っ張って歩くことが出来る。
本発明のキャディバッグは、従来別々の物として存在するスタンド付クラブケースやカート型キャディバッグやスタンド型キャディバッグやキャスター付キャディバッグ等のそれぞれの機能を活かし、従来のキャディバッグの大きさや形態を変えないでスタンド付クラブケースを一体として収容し、スタンド型キャディバッグやキャスター付キャディバッグとして使用出来、より機能的で、より実用的な一つの物として集約したキャディバッグを提供出来る特徴がある。
本発明のキャディバッグは、スタンド付クラブケースを一体としてキャディバッグに収容可能で運送や運搬などの取り扱いが容易に出来、ゴルフのラウンド時スタンド付クラブケースを簡単にキャディバッグから取り出し、乗用ゴルフカートに戻るとキャディバッグに簡単に挿し込むことが出来る特徴がある。
本発明のキャディバッグは、従来のキャディバッグとほぼ同じ大きさ、同じ形状に形成された第1開口部口枠にスタンド付クラブケースのクラブケースをそのまま挿し込み、キャディバッグの背面側で口枠の外側にスタンド付クラブケースのスタンド部を挿し込むため口枠の大きさは従来のキャディバッグと同じ大きさ、同じ形状で、運送や運搬は従来のキャディバッグと変わらない特徴がある。
又、本発明のキャディバッグは、従来のスタンド型キャディバッグと同じようにキャディバッグの背面側で口枠の外側にスタンド付クラブケースのスタンド部が挿し込まれているため、従来のスタンド型キャディバッグと同じ形態である。従って本発明のキャディバッグは、従来のキャディバッグとほぼ同じ大きさ、同じ形態でスタンド付クラブケースを収容出来る特徴がある。
本発明のキャディバッグは、スタンド付クラブケースに於けるクラブケースの底部を細く、丸く形成する等の工夫がされ、キャディバッグの筒の内部は口部から底部まで間仕切りシートで間仕切られ隣のゴルフクラブとの干渉をさけるような工夫がされ、クラブケースの挿し込みを容易に出来る特徴がある。
本発明のキャディバッグは、スタンド付クラブケースを収容した状態でキャディバッグの背面側にファスナーやホック等で開閉自在の背面カバーを取付け、スタンド部を隠し運送や運搬時にスタンド脚が誤って開脚するのを防ぐと同時にスタンド部の挿し込みを容易に出来、デザイン上も従来のカート型キャディバッグと同じに出来るなどの特徴がある。
本発明のキャディバッグは、乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した時に従来のカート型キャディバッグに比べ、より安定してしっかりと載置される特徴がある。従来のカート型キャディバッグの口枠及び底部は、通常円形又は楕円形の筒状で出来ているため乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した時に、乗用ゴルフカートの荷台の口部バッグ受けバーと底部バッグ受けバーに線で接触するが、本発明のキャディバッグの口部枠と底部枠は、長方形の面で接触するような構造になっているため従来のカート型キャディバッグに比べ、より安定してしっかりと載置される。
本発明のキャディバッグは、キャディバッグにスタンド付クラブケースを収容した状態で、スタンド付クラブケースのスタンド脚を開脚するためのフート式レバーを有するため、開脚した状態でキャディバッグを少し倒しゴルフクラブを挿し込み易い角度で安定させて自立した状態で、スタンド型キャディバッグとして使用することが出来る特徴がある。
本発明のキャディバッグは、底部の外側に強固に固定された底部枠を有するためその分接地面を広く確保出来、部屋などで直立して置く時に、従来のキャディバッグと比べより安定して置ける特徴がある。
本発明のキャディバッグは、底部の外側に強固に固定された底部枠を有するためキャスターを容易に取付けることが出来、従来のキャスター付キャディバッグとして使用することが出来る特徴がある。
本発明に係るキャディバッグの実施例を示すもので、スタンド付クラブケースを収容した状態の側面図である。 図1と同じキャディバッグの平面図で、口枠及び口部枠を示す図である。 図1と同じキャディバッグの背面側から見た図で、背面カバーを取付けた状態を示す図である。 本発明に係るキャディバッグの実施例を示すもので、スタンド付クラブケースを取り外した状態の側面図である。 図4と同じキャディバッグの平面図で、口枠及び口部枠を示す図である。 図4と同じキャディバッグの背面側から見た図で、背面カバーを省略した状態を示す図である。 本発明に係るキャディバッグを乗用ゴルフカートの荷台に積載した状態を示す図である。 本発明に係るキャディバッグに収容されるスタンド付クラブケースの側面図である。 図8と同じスタンド付クラブケースをキャディバッグの背面側から見た図である。 図8と同じスタンド付クラブケースの平面図で、口枠を示す図である。 本発明に係るキャディバッグに収容されるスタンド付クラブケースの自立した状態の図で、スタンド部のスタンド脚を開脚した状態を示す側面図である。 本発明に係るキャディバッグの実施例を示すもので、スタンド付クラブケースを収容した状態でキャディバッグが自立した側面図で、スタンド部のスタンド脚を開脚した状態を示す図である。 図12におけるAA矢視の断面図で、フート式レバーを取付けた状態を示す図である。 図13のB部の拡大図である。 図14のCC矢視図で、フート式レバーを踏み込んでスタンド付クラブケースの接地部を押し上げた状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例で図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るキャディバッグの実施例を示すもので、スタンド付クラブケースを収容した状態の側面図である。図2、図3、図4、図5、図6は、図1の関連図である。図7は、本発明に係るキャディバッグを乗用ゴルフカートの荷台に積載した状態を示す図である。
これらの図で説明すると、本発明のキャディバッグ1は、課題の一つであるゴルフのラウンド時スタンド付クラブケース2を簡単に収容できるキャディバッグを提供するために、ゴルフクラブを挿し込むための開口を有する口枠101とは別に、キャディバッグの背面側にスタンド付クラブケース2のスタンド部201を挿し込むための第2開口部102を有する口部枠103と底部枠104が設けられている。
前記口部枠103は、キャディバッグ1の口枠101の外側に強固に固定され、この外側は口枠101とほぼ同じような装飾が施されている。同じく底部枠104は、キャディバッグ1の底部105の外側に強固に固定され、この外側は底部105とほぼ同じような装飾が施されている。図3に示すように口部枠103と底部枠104の内面は、スタンド付クラブケース2のスタンド部201を簡単に挿し込むことが出来るように丸面取り等の工夫が施されている。
前記口部枠103と底部枠104は、乗用ゴルフカート3にキャディバッグ1を積載した時、乗用ゴルフカート3の荷台301の口部バッグ受けバー302と底部バッグ受けバー303に安定してしっかりと載置され、口部バッグ受けバー302とキャディバッグ1の口枠101との間及び底部バッグ受けバー303とキャディバッグ1の底部105との間にスタンド付クラブケース2のスタンド部201を挿し込むための一定の空間を形成する。
従来のカート型キャディバッグの口枠及び底部は、通常円形又は楕円形の筒状で出来ているため乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した時に、乗用ゴルフカートの荷台の口部バッグ受けバーと底部バッグ受けバーに線で接触するが、キャディバッグ1の口部枠103と底部枠104は、長方形の面で接触するような構造になっているため従来のカート型キャディバッグに比べ、より安定してしっかりと載置される。
キャディバッグ1の底部枠104は底部105の外側に固定されているため、従来のキャディバッグの底部の接地面より底部枠104の接地面の分接地面を広く確保出来、部屋などで直立して置く時従来のキャディバッグと比べより安定して置くことが出来る。
キャディバッグ1は、通常その口枠101を複数の開口部に分割するように間仕切られている。図5は5分割の実施例を示している。この内の一つであるキャディバッグの背面側の通常ショートアイアンを挿し込むための第1開口部106が形成され、ここにスタンド付クラブケース2のクラブケース202が挿し込まれる。このため第1開口部口枠101aは、クラブケース202が挿し込み易い形状で形成されている。又、クラブケース202が挿し込まれる時キャディバッグ1の口枠101に通常収容されている隣のゴルフクラブのヘッド部と干渉しないような工夫が施されている。更にキャディバッグ1の筒の内部は口部から底部まで間仕切りシート107で間仕切られ隣のゴルフクラブのシャフトやグリップ部との干渉をさけるようになっている。
キャディバッグ1の第1開口部口枠101aにスタンド付クラブケース2のクラブケース202が挿し込まれた時、スタンド付クラブケース2が前後左右に安定するようキャディバッグ1の第1開口部口枠101aとスタンド付クラブケース2のクラブケース口枠203とは、しっかりと嵌り合うような工夫がされ、そして簡単に外せるような工夫がされている。
図3に示すようにキャディバッグ1にスタンド付クラブケース2を収容した状態でキャディバッグの背面側にファスナーやホック等で開閉自在の背面カバー113が取付け可能である。スタンド式キャディバッグとして使用する時はこのカバーを開けて、ホック等で背面側収納袋に留めて使用する事が出来る。このカバーがスタンド付クラブケース2のスタンド部201を隠し、運送や運搬時にスタンド脚207,208が誤って開脚するのを防ぐ役目をし、デザイン上も従来のカート型キャディバッグと同じに見えるようにすることが出来る。
又、図示されていないが、従来のキャディバッグと同じような形状のフードがスタンド付クラブケースを収容した状態で問題ないよう工夫され取り付けられている。
このように本発明のキャディバッグ1にスタンド付クラブケース2を収容した状態で、従来のカート型キャディバッグと同じ大きさの第1開口部106にスタンド付クラブケース2のクラブケース202が挿し込まれるため口枠101の大きさは従来のカート型キャディバッグと同じ大きさ、同じ形状である。又、スタンド部201は、従来のスタンド型キャディバッグと同じようにキャディバッグの背面側で口枠101の外側に収容されるため従来のスタンド型キャディバッグと形態は変わらない。従って本発明に係るキャディバッグ1はスタンド付クラブケース2を収容した状態で従来のキャディバッグとほぼ同じ大きさ、同じ形態である。
図8、図9、図10は、本発明に係るキャディバッグに収容されるスタンド付クラブケースの図である。図11は、本発明に係るキャディバッグに収容されるスタンド付クラブケースの自立した状態の図で、スタンド部のスタンド脚を開脚した状態を示す側面図である。
これらの図で説明すると、スタンド付クラブケース2のクラブケース口枠203は、キャディバッグ1の第1開口部106を有する第1開口部口枠101aと同じ形状、同じ大きさに形成されている。このクラブケース口枠203には、ショートアイアン等を挿し込むための第3開口部204を有し、有底筒状でその先端を細く、丸く形成されたクラブケース202が取り付けられている。
前記クラブケース202は、ゴルフのラウンド時グリーン周りで必要なショートアイアン等を数本挿し込む事が可能で、有底筒状で先端を細く、丸く形成されているため乗用ゴルフカートに戻った時そのままの状態でキャディバッグ1の第1開口部106に簡単に収容出来る。又、クラブケース口枠203の内面はゴルフクラブの保護のために弾性部材が取り付けられ、運送や運搬時ゴルフクラブを傷つけることが無いよう工夫されている。
スタンド付クラブケース2のクラブケース口枠203の側面でキャディバッグの背面側に、スタンド付クラブケース2のスタンド部201がキャディバッグ1の第2開口部102に挿し込み可能なようにスタンド固定具205で強固に固定され、このスタンド部201の先端にある接地部214は挿し込み容易なように細く、丸い形状に形成されている。
スタンド固定具205の上面側に持ち運びが便利なように把手206が強固に取り付けられている。持ち運ぶ場合は、スタンド部201が上でクラブケース側を下にして持ち運ぶためプレーヤーが誤って接地してスタンド脚207,208を開いてプレーヤーの足を引っ掛ける心配が少ない。
このようにスタンド付クラブケース2は、キャディバッグ1の第1開口部口枠101aと同じ形状、同じ大きさのクラブケース口枠203と、この口枠203に取り付けられたクラブケース202、スタンド部201、把手206等で形成され、キャディバッグ1と一体として且つ収容自在に構成されている。
スタンド付クラブケース2のスタンド部201の構造について図面を参照しつつ説明する。
スタンドケース口枠203に強固に固定されたスタンド固定具205にスタンド支柱211が固定され、スタンド支柱211にスタンド脚固定具212、足受台210が固定され、スライダー213が上下に可動可能に取付けられている。スタンド脚固定具212には、スタンド脚207,208が回転自在に取付けられている。スタンド脚207,208に取付けられたスタンド脚支持棒209で接地部214に連結し、この接地部214を上下に動かしてスタンド支柱211に取付けられたスライダー213を介してスタンド脚207,208を開閉する構造になっている。
図9に示すように、スタンド脚207,208は常時閉じた状態を保つためにその上端にスプリング215で閉じる方向に引っ張られていて、閉じた時スタンド支柱211の接地部側に固定された足受台210にスタンド脚の先端が収まる。これらはスタンド部としての公知の技術の一つで、他にも公開されておりこれらを応用することも可能である。
図11は、スタンド付クラブケース2のスタンド部201のスタンド脚207,208を開脚した状態を示す側面図で、脚は3本で接地部214を支点にして図11のようにゴルフクラブを挿し込み易い角度で安定して自立することが出来、ゴルフのラウンド時ショートアイアン等の持ち運びに便利である。
キャディバッグの種類として、カート型キャディバッグやスタンド型キャディバッグ等がある。カート型キャディバッグは乗用ゴルフカートの荷台にしっかり安定して積載されるように頑丈に出来たキャディバッグである。スタンド型キャディバッグはゴルフのラウンド時乗用ゴルフカートを使用しないで担いでラウンドするためのもので軽量に出来ている。又練習場等に於いて自立で使用できるため便利である。本発明のキャディバッグ1をスタンド型キャディバッグとして使用するための実施例について図面を参照しつつ説明する。
図12は、本発明に係るキャディバッグの実施例を示すもので、スタンド付クラブケースを収容した状態でキャディバッグ本体が自立した状態の図で、スタンド部のスタンド脚を開脚した状態を示す側面図である。図13、図14、図15はこの関連図である。
キャディバッグ1にスタンド付クラブケース2を収容した状態で、スタンド付クラブケース2のスタンド脚207,208を開脚するために、キャディバッグ1の底部枠104の側面の内面側にレバー固定具109を取付け、これにフート式レバー110がピン111で回転自在に保持されている。このフート式レバー110の一端でフート側はキャディバッグ1の底部枠104に開けられた長穴を通して外側に突き出し、他端はスタンド付クラブケース2の接地部214に接している。
フート式レバー110のフート側を足で踏むとスタンド付クラブケース2の接地部214を押し上げ、スタンド支柱211に取り付けられたスライダー213を介してスタンド脚207,208を開脚する。開脚した状態でキャディバッグ1を少し倒すと、キャディバッグ1の底部枠104に取り付けられたキャスター108,108aを支点にしてゴルフクラブを挿し込み易い角度で安定して自立し、スタンド型キャディバッグとして使用することが出来る。
通常スタンド型キャディバッグとして使用しない時は、フート式レバー110の接地部214と接する側はその自重で押し下げられて、キャディバッグ1の底部枠104に開けられた長穴で規制され水平を保っている。又、スタンド型キャディバッグとして使用する前に背面カバー113を開けてホック等で背面側収納袋に留めて使用する必要がある。
図1に示すようにキャスター108,108aが、キャディバッグ1の底部105の外側に強固に固定された底部枠104の両側面の外側端面で底部接地面側に、回転可能なように軸112で固定されている。このためキャスター108,108aは、制約無しに容易に取付けることが出来る。キャスター付キャディバッグとして使用する時は、軸112を支点にして把手206を持って少し倒して引っ張って歩くことが出来る。
このように本発明のキャディバッグ1は、スタンド付クラブケース2をゴルフのラウンド中でも簡単に挿し込むことが出来、スタンド付クラブケース2を一体として収容した状態で従来のカート型キャディバッグとほぼ同じ大きさ、同じ形状である。又、キャディバッグ1にスタンド付クラブケース2を収容した状態でスタンド型キャディバッグとして使用することが可能である。更に、キャスター108,108aを容易に取付けることが出来キャスター付キャディバッグとして使用することが可能である。
前途した実施例は一つの実施例であってこれらの実施形態に限定するものでなく、本発明の技術的範囲内で適宜変更して実施する事が出来る。
1 キャディバッグ
2 スタンド付クラブケース
3 乗用ゴルフカート
101 口枠
101a 第1開口部口枠
102 第2開口部
103 口部枠
104 底部枠
105 底部
106 第1開口部
107 間仕切りシート
108 キャスター
108a キャスター
109 レバー固定具
110 フート式レバー
111 ピン
112 軸
113 背面カバー
201 スタンド部
202 クラブケース
203 クラブケース口枠
204 第3開口部
205 スタンド固定具
206 把手
207 スタンド脚
208 スタンド脚
209 スタンド脚支持棒
210 足受台
211 スタンド支柱
212 スタンド脚固定具
213 スライダー
214 接地部
215 スプリング
301 荷台
302 口部バッグ受けバー
303 底部バッグ受けバー

Claims (3)

  1. ゴルフのキャディバッグであって、このキャディバッグに於けるゴルフクラブを挿し込むための開口を有する口枠とは別にこの外側でキャディバッグの背面側に、スタンド付クラブケースのスタンド部を挿し込むための第2開口部を有する口部枠と底部枠を設け、この口部枠と底部枠が乗用ゴルフカートにキャディバッグを積載した時に、荷台のバッグ受けバーとこのキャディバッグに於ける口枠及び底部との間にスタンド付クラブケースのスタンド部を挿し込むための一定の空間を形成し、キャディバッグをしっかりと安定して載置するように形成されていることを特徴とするキャディバッグ
  2. 前記キャディバッグの口枠は複数の開口部に分割するように間仕切られ、この内の一つであるキャディバッグの背面側の通常ショートアイアンやウエッジやパターを挿し込むための第1開口部を有する第1開口部口枠にスタンド付クラブケースのクラブケースを挿し込むために、スタンド付クラブケースの第3開口部を有するクラブケース口枠は、上記第1開口部口枠と同じ形状、同じ大きさに形成され、有底筒状でその先端を細く、丸く形成されたクラブケースが取付けられ、同時にこのクラブケース口枠の側面にキャディバッグの第2開口部に挿し込み可能なようにスタンド部がスタンド固定具で強固に固定され、この上面に持ち運び可能なように把手が固定されたスタンド付クラブケクラブケースを一体として挿し込み自在に有する請求項1に記載のキャディバッグ
  3. 前記キャディバッグの底部の外側に強固に固定された底部枠にスタンド付クラブケースのスタンド脚を開閉するためのフート式レバーが取り付けられ、スタンド付クラブケースを収容した状態でフート式レバーを操作することによりスタンド付クラブケースのスタンド脚を開閉し、スタンド型キャディバッグとして使用出来る請求項1又は2に記載のキャディバッグ
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