JP4463737B2 - プログラム開発システム - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム開発システムに係り、より詳しくは、センサを実装した携帯情報装置において実行され、携帯情報装置の加速度又は姿勢角に関するセンサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発するためのプログラム開発システムに関する。
従来から、携帯電話装置を代表とする携帯情報装置が広く普及している。かかる携帯情報装置、特に携帯電話装置に関する技術の進歩は目覚しいものがあり、様々な種類のゲーム等のアプリケーションも実装されるようになっている。
また、携帯情報装置に、自身に作用している加速度、自身の姿勢角等を計測するためのセンサを実装し、当該センサによる計測結果を、携帯情報装置において実行されるアプリケーションで利用することが提案されている。例えば、加速度又は角速度を計測するセンサを備え、当該センサによって計測された加速度又は角速度に関するデータを表示手段に表示する携帯電話装置が提案されている(特許文献1等参照)。
こうしたアプリケーションのプログラム開発に際しては、パーソナルコンピュータシステムにプログラム開発環境を構築することが一般的に行われている。ここで、上記のようなセンサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムの場合には、パーソナルコンピュータシステムの記憶装置に、想定される計測結果の擬似データを予め用意しておく。そして、パーソナルコンピュータシステムで動作する開発中のアプリケーションプログラムからのデータ要求があった場合には、当該記憶装置内に用意されたデータを当該アプリケーションのプログラムに提供するようになっている。
特開2001−272413号公報
上述した従来のプログラム開発システムは、コンパクトなプログラム開発環境を提供するという観点からは優れたものである。しかしながら、従来のプログラム開発システムでは、携帯情報装置に実装されたセンサの計測結果を利用するアプリケーションのプログラムの開発に適用する場合には、上述のセンサによる計測結果に対応するデータ又は擬似データを用意することが必要であった。
ところで、携帯情報装置に実装されたセンサの計測結果は、携帯情報装置の運動に伴って変化することが通常である。例えば、センサが、携帯情報装置の加速度又は姿勢角を計測するものである場合には、センサの計測結果は、携帯情報装置の運動に伴って刻々変化する。
このため、センサによる計測結果に対応する擬似データを作成するためには、携帯情報装置の運動を想定して作成することが必要である。しかしながら、携帯情報装置の運動態様には様々なパターンが有り、こうしたパターンの全てについて擬似データを作成しておくには非常に多くの労力を要することになるので、現実的ではない。
そこで、限定された携帯情報装置の運動態様のパターンについて擬似データを用意することになるが、それではアプリケーションのプログラムの開発におけるデバッグ等が不十分となってしまう結果を招いてしまう。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、センサを実装した携帯情報装置において実行され、センサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発する際に良好な開発環境を提供することができるプログラム開発システムを提供することを目的とする。
本発明のプログラム開発システムは、携帯情報装置に実装されるべきアプリケーションのプログラムの開発に際して、開発中プログラムを実行する開発支援装置と、前記携帯情報装置と同等の動作環境で開発後のプログラムを実行する通常モード、及び、前記開発支援装置の開発環境を整える開発モードを選択的に設定可能であり、設定されたモードで動作する開発用携帯情報装置と、を備えるプログラム開発システムであって、前記開発用携帯情報装置は、前記開発用携帯情報装置の加速度及び姿勢角を計測するセンサと;前記開発支援装置からの開発モード設定要求に応答して、前記開発モードの設定を行い、前記開発モードの設定中には、前記開発支援装置からの計測開始要求に応じて、前記センサによる計測動作を開始させるとともに、前記センサによる計測結果を前記開発支援装置へ送り、前記通常モードの設定中には、前記開発後のプログラムからの第1センサ計測開始指令に応じて、前記センサによる計測動作を開始させるセンサ制御手段と;前記センサによる計測結果に対応する計測データを記憶する第1収集計測データ記憶手段と;を備え、前記センサ制御手段は、前記通常モードの設定中に、前記開発後のプログラムからの第1計測データ収集開始指令に応じて、前記計測結果に対応する計測データの収集を開始し、収集された計測データを前記第1収集計測データ記憶手段に格納する第1計測データ収集手段と;前記通常モードの設定中に、前記開発後のプログラムからの第1計測データ報告要求に応じて、前記第1収集計測データ記憶手段に格納された計測データのうちで、前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを前記開発後のプログラムへ報告する第1計測データ報告手段と;を備え、前記開発支援装置は、指令入力が行われる入力手段と;前記入力手段に開発モード設定指令が入力された場合に、前記開発モード設定要求を前記開発用携帯情報装置へ送る開発モード指令手段と;前記センサによる計測結果に対応する計測データを記憶する第2収集計測データ記憶手段と;前記開発中プログラムからの第2センサ計測開始指令に応じて、前記計測開始要求を前記開発用携帯情報装置へ送るセンサ計測制御手段と;前記開発中プログラムからの第2計測データ収集開始指令に応じて、前記計測結果に対応する計測データの収集を開始し、収集された計測データを前記第2収集計測データ記憶手段に格納する第2計測データ収集手段と;前記開発中プログラムからの第2計測データ報告要求に応じて、前記第2収集計測データ記憶手段に格納された計測データのうちで、前記第2計測データ報告要求が伴う前記報告条件を満たす計測データを前記開発中プログラムへ報告する第2計測データ報告手段と;を備える、ことを特徴とするプログラム開発システムである。
このプログラム開発システムでは、開発支援装置の入力手段に開発モード設定指令が入力されると、開発モード指令手段が、開発モード設定要求を開発用携帯情報装置へ送る。この開発モード設定要求を受けた開発用携帯情報装置では、センサ制御手段が開発モードの設定を行う。
こうして、開発用携帯情報装置において開発モードが設定された後、開発支援装置のセンサ計測制御手段が、開発中プログラムからの第2センサ計測開始指令に応じて、計測開始要求を開発用携帯情報装置へ送ると、開発用携帯情報装置のセンサ制御手段が、センサによる計測動作を開始させる。この結果、センサによる計測動作が開始し、センサによる計測結果がセンサ制御手段に継続的に通知される。センサ制御手段は、計測結果の通知を受ける度に、通知された計測結果を開発支援装置へ送る。
センサによる計測動作の開始と相前後して、開発支援装置において開発中プログラムが第2計測データ収集開始指令を行うと、第2計測データ収集手段が計測データの収集を開始し、収集された計測データを第2収集計測データ記憶手段に格納する。そして、開発中プログラムが第2計測データ報告要求を行うと、第2計測データ報告手段が、第2収集計測データ記憶手段に格納され計測データのうちで、第2計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを開発中プログラムへ報告する。
一方、開発支援装置による実行を行いつつ開発された開発後のプログラムは、通常モードの開発用携帯情報装置又はこれと同等に構成された携帯情報装置によって実行される。ここで、通常モードの開発用携帯情報装置で当該開発後のプログラムが実行されると、当該開発後のプログラムからの第1センサ計測開始指令に応じて、センサ制御手段が、センサによる計測動作を開始させる。この後、センサによる計測動作の開始と相前後して、当該開発後のプログラムからの第1計測データ収集開始指令に応じて、第1計測データ収集手段が、計測データの収集を開始し、収集された計測データを第1収集計測データ記憶手段に格納する。そして、当該開発後のプログラムからの第1計測データ報告要求に応じて、第1計測データ報告手段が、第1収集計測データ記憶手段に格納され計測データのうちで、第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを開発後のプログラムへ報告する。
なお、開発後のプログラム及び開発中プログラムは、第1及び第2センサ計測開始指令と第1及び第2計測データ収集開始指令とを同時に同一指令によって行ってもよい。
この結果、センサによる計測結果に対応する擬似データの作成を行うことなく、開発用携帯情報装置を実際に運動させることにより、運動態様の様々なパターンに対応するセンサの計測結果に対応する計測データが、開発後のプログラムが実装される開発用携帯情報装置で実行される当該開発後のプログラムの場合と同様に、開発中プログラムに提供される。ここで、バッファメモリとして機能する第1収集計測データ記憶手段を介して、計測データが開発後のプログラムに提供されるのと同様に、バッファメモリとして機能する第2収集計測データ記憶手段を介して、計測データが開発中プログラムに提供される。したがって、本発明のプログラム開発システムによれば、センサを実装し、通常モードに設定された開発用携帯情報装置又はこれと同様に構成された携帯情報装置において実行され、センサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発する際に良好な開発環境を提供することができる。
本発明のプログラム開発システムでは、前記センサを、前記開発用携帯情報装置において固有に定義される第1軸、前記第1軸と直交する第2軸、並びに前記第1軸及び前記第2軸と直交する第3軸の内の少なくとも2つの軸方向に沿った加速度と、前記開発用携帯情報装置の基準姿勢からの前記第1軸回りの回転角、前記第2軸回りの回転角及び前記第3軸回りの回転角とを計測するものとすることができる。
第1及び第2計測データ報告要求が報告条件を伴う場合には、前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを、前記第1収集計測データ記憶手段内における最も新しい計測データとするとともに、前記第2計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを、前記第2収集計測データ記憶手段内における最も新しい計測データとすることができる。この場合には、開発中プログラムは、開発後のプログラムの場合と同様に、データ要求時点におけるバッファメモリ内の最新の計測データを取得することができる。
また、第1及び第2計測データ報告要求が報告条件を伴う場合には、前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを、前回の第1計測データ報告要求に応じて報告された計測データよりも新しく前記第1収集計測データ記憶手段に格納され、かつ、前記第1収集計測データ記憶手段内に存在している計測データである報告可能データのうち、最も古いものから時間経過方向に沿った場合において前記開発後のプログラムにより指定された指定個数の計測データとするとともに、前記第2計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを、前回の第2計測データ報告要求に応じて報告された計測データよりも新しく前記第2収集計測データ記憶手段に格納され、かつ、前記第2収集計測データ記憶手段内に存在している計測データである報告可能データのうち、最も古いものから時間経過方向に沿った場合において前記開発中プログラムにより指定された指定個数の計測データとすることができる。この場合には、第1及び第2収集計測データ記憶手段をFIFO(First-In First-Out)型の記憶手段として使用することができる。
ここで、前記第1計測データ報告手段は、前記第1収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数の通知要求を前記開発後のプログラムから受けた場合に、前記第1収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数を前記開発後のプログラムに報告し、前記第2計測データ報告手段は、前記第2収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数の通知要求を前記開発中プログラムから受けた場合に、前記報告可能データの数を前記開発中プログラムに報告するようにすることができる。この場合には、第1又は第2計測データ報告要求の前に第1又は第2収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数を知ることができるので、所望数以上の報告可能データの存在を確認した後に、当該所望数を指定個数として指定して第1又は第2計測データ報告要求を行うことにより、開発後のプログラム又は開発中プログラムは、所望数の計測データを確実に取得することができる。
本発明のプログラム開発システムでは、前記第1及び第2計測データ収集開始指令は収集条件を伴い、前記第1計測データ収集手段は、通常モードの設定中には、前記収集条件を満たす計測データを収集し、第2計測データ収集手段は、前記収集条件を満たす計測データを収集するようにすることができる。この場合には、開発後のプログラムの場合と同様に、開発中プログラムが所望の収集条件を指定することにより、当該収集条件に適合する計測データが、第2計測データ収集手段により収集される。
ここで、前記収集条件を収集周期とすることができる。この場合には、第1又は第2計測データ収集開始指令後、第1又は第2計測データ収集手段が、収集周期が経過する度に、計測データを収集し、第1又は第2収集計測データ手段に格納する。
本発明のプログラム開発システムでは、前記第1計測データ収集手段は、前記開発後のプログラムからの第1計測データ収集停止要求に応じて、前記計測データの収集を停止し、前記第2計測データ収集手段は、前記開発中プログラムからの第2計測データ収集停止要求に応じて、前記計測データの収集を停止するようにすることができる。この場合には、開発中プログラムは、開発後のプログラムの場合と同様に、所望の時点で計測データ収集停止要求を発行することにより、第2計測データ収集手段による計測データの収集を停止させることができる。
また、本発明のプログラム開発システムでは、前記センサ制御手段が、前記通常モードの設定中における前記開発後のプログラムからの第1計測停止指令に応じて、前記センサによる計測動作を停止させ、前記センサ計測制御手段が、前記開発中プログラムからの第2計測停止指令に応じて、前記開発用携帯情報装置へ計測停止要求を送り、前記センサ制御手段が、前記開発モードの設定中における前記第2計測停止要求に応じて、前記センサによる計測動作を停止させるようにすることができる。この場合には、開発中プログラムは、所望の時点で第2計測停止指令発行することにより、開発後のプログラムの場合と同様に、センサによる計測動作を停止させることができる。
なお、開発後のプログラム及び開発中プログラムは、第1及び第2計測停止指令と第1及び第2計測データ収集停止要求とを同時に同一指令によって行ってもよい。
以上説明したように、本発明のプログラム開発システムによれば、センサを実装した携帯情報装置において実行され、センサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発する際に良好な開発環境を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係るプログラム開発システム100の構成が概略的に示されている。図1に示されるように、プログラム開発システム100は、開発用携帯情報装置である開発用携帯電話装置10と、開発支援装置50とを備えている。
開発用携帯電話装置10は、プログラム開発システム100を利用して開発されたアプリケーションのプログラムが動作可能な携帯電話装置と同様の動作である通常モードの動作が可能であるとともに、開発用携帯電話装置10として独自の機能を果たす開発モードの動作が可能となっている。通常モードから開発モードへの切換及び開発モード時の動作態様については後述する。
開発用携帯電話装置10は、図2に示されるように、(a)携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を、後述する制御部21(図2参照)に入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、開発用携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
携帯電話本体11の内部には、図3に示されるように、(i)開発用携帯電話装置10全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)アンテナ17を介して、基地局との間で無線信号の送受信を行う送受信部22と、(iii)制御部21で実行されるプログラムや各種データを格納する、読出専用メモリ(ROM)素子やランダムアクセスメモリ(RAM)素子を有する記憶部23とを備えている。また、携帯電話本体11の内部には、(iv)開発用携帯電話装置10の姿勢角及び開発用携帯電話装置10に作用する加速度を計測するためのセンサユニット25と、(v)開発支援装置50との間で通信を行うためのインターフェース部29とを備えている。
記憶部23は、その内部に、収集した計測データを一時的に記憶する一時記憶領域24を含んでいる。この一時記憶領域24は、開発後のアプリケーションのプログラムが実装された場合に利用される。
センサユニット25は、開発用携帯電話装置10の姿勢角及び開発用携帯電話装置10に作用する加速度を検知し、アナログ電圧信号として出力するセンサ部26と、センサ部26から電圧信号の電圧値をデジタル値に変換するアナログデジタル(A/D)変換器27とを備えている。そして、A/D変換器27から出力されるデジタルデータが、計測生データとして制御部21へ通知される。また、センサユニット25は、制御部21からの計測開始指令により動作を開始し、制御部21からの計測停止指令により動作を停止するようになっている。
センサ部26は、操作部12のマトリクス状のキー配列における行方向をX軸とし、列方向をY軸方向とするとともに、本実施形態においては、XY面が水平面と平行であり、+Y方向が真北方向である姿勢を基準姿勢として、当該基準姿勢からのX軸回りの回転角(ピッチ角θX)、Y軸回りの回転角(ロール角θY)及び鉛直方向に平行なZ軸回りの回転角(ヨー角θZ)を検知する。また、センサ部26は、X方向の加速度(αX)及びY方向の加速度(αY)を検知する。そして、センサユニット25は、各計測時点におけるピッチ角θX、ロール角θY、ヨー角θZ、X方向加速度αX及びY方向加速度αYに対応する検知結果を1組にし、計測生データとして制御部21へ通知するようになっている。
制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成は、図3に示されるようになっている。
すなわち、制御部21において実行されるソフトウエアは、(i)携帯電話としての基本機能である通話機能、メール機能、文字入力機能を実現するとともに、上述した各種のハードウエア資源の制御を行う基本処理部31と、存在する場合には、(ii)ゲーム等の様々なコンテンツを利用者に提供するためのアプリケーションプログラム32(以下、単に「アプリケーション32」とも呼ぶ)とから構成されている。
基本処理部31は、計測データ処理部35を備えている。この計測データ処理部35は、収集報告制御部36と、データ収集部37と、データ報告部38とを備えている。
収集報告制御部36は、通常モード時にはアプリケーション32からのコマンドを処理し、開発モード時には、開発支援装置50からのコマンドを処理するとともに、センサユニット25の計測動作の制御、並びに計測データ処理部35全体の制御を行う。ここで、開発支援装置50からのコマンドには、通常モードから開発モードへ切り換える開発モード設定要求が含まれる。そして、開発モード設定要求を受けると、収集報告制御部36は、開発モード動作をすべき指令をデータ収集部37へ送る。この結果、計測データ処理部35は開発モード動作を行うようになる。
計測データ処理部35が開発モード動作を行っている間は、収集報告制御部36は、アプリケーション32からのコマンドを受けても、そのコマンドを無視する。また、計測データ処理部35が通常モード動作を行っている間は、計測データ処理部35は、動作モード設定コマンドを除いて、開発支援装置50からのコマンドを受けても、そのコマンドを無視する。
なお、開発用携帯電話装置10の電源がオンとされると、計測データ処理部35は通常モードの動作を行うようになっている。
データ収集部37は、通常モード時には、アプリケーション32により指定されたデータ収集条件を満たす計測データを上述した記憶部23内の計測データ一時記憶領域24に格納する。ここで、データ収集部37は、予め測定されたオフセット補正情報、及び、オフセット補正後のデータから角度や加速度といった物理量を直接的に反映したデータに変換するための物理量変換用情報を有している。そして、データ収集部37は、センサユニット25からの計測生データに対してオフセット補正及び物理量変換を順次施して、計測データを算出するようになっている。
なお、通常モード時においては、データ収集部37は、一時記憶領域24へのデータの格納に際しては、一時記憶領域24をリングバッファとして使用するようになっている。すなわち、データ収集部37は、一時記憶領域24の格納アドレスをデータ格納の度に順次更新する。そして、一時記憶領域24の最終アドレスまでデータを格納した後は、一時記憶領域24の先頭アドレスから新たなデータ格納を行う。
一方、開発モード時には、データ収集部37は、センサユニット25からの計測生データを受けると、その計測生データを、インターフェース部29を介して、開発支援装置50へ向けて送る。また、データ収集部37は、収集報告制御部36から計測データ変換用情報要求を受けると、計測データ変換用情報を、インターフェース部29を介して、開発支援装置50へ向けて送る。なお、計測データ変換用情報要求は、開発支援装置50からの計測データ変換用情報を受けた収集報告制御部36が、データ収集部37へ送るようになっている。
データ報告部38は、一時記憶領域24に記憶されている計測データのうち、アプリケーション32が発行するデータ要求のパラメータにより指定されたデータ報告条件を満たす計測データをアプリケーション32へ報告する。また、データ報告部38は、一時記憶領域24に記憶されている計測データのうちでアプリケーション32へ報告可能な計測データの数をアプリケーション32へ報告する。なお、開発モード時には、データ報告部38が動作することはない。
図1に戻り、開発支援装置50は、(i)開発支援装置50全体の動作を統括制御する制御部51と、(ii)様々なデータを格納する記憶部52と、(iii)開発支援装置50との間で通信を行うためのインターフェース部54とを備えている。ここで、記憶部52は、その内部に、収集した計測データを一時的に記憶する計測データ領域53を含んでいる。
また、開発支援装置50は、(iv)制御部51による制御のもとで画像や文字等を表示する液晶ディスプレイ装置等の表示デバイス56と、(v)制御部51へ向けてコマンドやデータを入力するキーボード等のストロークデバイス57と、(vi)制御部51へ向けて表示デバイス56の画面条の位置を入力するマウス等のポインティングデバイス58を備えている。
なお、本実施形態では、開発支援装置50が、パーソナルコンピュータシステムにより構成されている。
制御部51は、中央処理装置(CPU)等を備えており、様々な処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部51において実行されるソフトウエアの構成は、図5に示されるようになっている。
すなわち、制御部51において実行されるソフトウエアは、(i)プログラム開発用の様々の処理を行うとともに、開発支援装置50を統括制御する処理制御部61と、(ii)開発中アプリケーションプログラム62(以下、単に「開発中アプリケーション62」とも呼ぶ)と、(iii)開発中アプリケーションプログラム62に対して、開発支援装置50内における実行環境を提供する実行環境部63とを備えている。
ここで、開発中アプリケーション62は、開発後には、上述の開発用携帯電話装置10が通常モードで動作する場合と同様の動作を行う携帯電話装置に実装されるためのものである。また、実行環境部63は、開発中アプリケーション62と処理制御部61との間のコマンド変換、開発中アプリケーション62の管理等といった開発中アプリケーション62の実行を行うためのソフトウエア資源を提供する一組のプログラムである。この実行環境部63により、開発中アプリケーション62には、携帯電話装置に実装された場合と同様の動作環境が提供される。
処理制御部61は、計測データ処理部65と、開発モード指令部69とを備えている。ここで、開発モード指令部69は、開発支援装置の利用者、すなわちプログラム開発者によりストロークデバイス57又はポインティングデバイス58を介して行われた開発モード設定指令に応答して、開発用携帯電話装置10へ向けて、インターフェース部54を介して開発モード設定要求を送る。
計測データ処理部65は、収集報告制御部66と、データ収集部67と、データ報告部68とを備えている。
収集報告制御部66は、開発中アプリケーション62からの計測データの収集又は報告に関連するコマンドを処理する。また、収集報告制御部66は、開発用携帯電話装置10中に実装されているセンサユニット25の計測動作の制御、並びに計測データ処理部65全体の制御を行う。
データ収集部67は、開発中アプリケーション62により指定されたデータ収集条件を満たす計測データを上述した記憶部52内の計測データ領域53に格納する。ここで、データ収集部67は、開発用携帯電話装置10から予め報告された計測データ変換用情報を有している。そして、データ収集部67は、センサユニット25からの計測生データに対してオフセット補正及び物理量変換を順次実施して、計測データを算出するようになっている。
なお、データ収集部67が使用する計測データ変換用情報の開発用携帯電話装置10からの取得動作については後述する。
データ収集部67は、計測データ領域53へのデータの格納に際しては、計測データ領域53をリングバッファとして使用するようになっている。ここで、データ収集部67は、上述したリングバッファとして使用される計測データ領域53内における最も古い計測データの格納アドレスを示すためのスタートポインタと、次に格納される計測データの格納アドレスを示すためのエンドポインタとを管理している。そして、データ収集部67は、収集周期時間の通知を受けたときに、スタートポインタ値とエンドポインタ値とを同一の値(例えば、計測データ領域53の先頭アドレス)に設定するようになっている。なお、スタートポインタ値及びエンドポインタ値は、データ報告部68によって参照可能となっている。
データ報告部68は、計測データ領域53に記憶されている計測データのうち、開発中アプリケーション62が発行するデータ要求のパラメータにより指定されたデータ報告条件を満たす計測データを開発中アプリケーション62へ報告する。また、データ報告部68は、計測データ領域53に記憶されている計測データのうちで開発中アプリケーション62へ報告可能な計測データの数を開発中アプリケーション62へ報告する。
以上のように、開発支援装置50における計測データ処理部65は、開発用携帯電話装置10における計測データ処理部35とほぼ同様の構成を有しており、計測データ処理部35が通常モードの場合とほぼ同等の動作をする。この結果、開発支援装置50において、開発中アプリケーション62は、最終的に実装されるべき携帯電話装置で動作する場合との相違を意識することなく、動作可能となっている。
[計測データの取得]
次に、上記のように構成されたプログラム開発システム100における開発中アプリケーション62による計測データの取得動作について説明する。なお、開発用携帯電話装置10においては、事前測定により、計測データ変換用情報を得ているものとする。
開発中アプリケーション62による計測データの取得動作に先立って、開発用携帯電話装置10の動作モードを開発モードに設定する。この設定に際しては、開発者が、ストロークデバイス57又はポインティングデバイス58を操作して、開発用携帯電話装置10の動作モードを開発モードにすべきことを入力する。この入力に応じて、開発モード指令部69が、開発モード設定要求を、インターフェース部54を介して開発用携帯電話装置10へ送る。
開発用携帯電話装置10では、開発モード設定要求を、インターフェース部29を介して、収集報告制御部36が受ける。そして、開発モード設定要求を受けた収集報告制御部36は、開発モード動作をすべき指令をデータ収集部37へ送るとともに、開発支援装置50からのコマンドのみを処理するようになる。また、開発モード動作をすべき指令を受けたデータ収集部37は、センサユニット25からの計測生データを受けた場合には、その計測生データを、インターフェース部29を介して、開発支援装置50へ向けて送るようになる。
以上のようにして、開発用携帯電話装置10の動作モードが開発モードに設定された後、開発中アプリケーション62の主導による以下のような計測データの取得動作が行われる。
<データ収集中における最新データの取得>
データ収集中における最新データの取得では、図6に示されるように、まず、開発中アプリケーション62が、データ収集周期TP1をパラメータとする収集動作開始指令を、計測データ処理部65へ向けて送る。ここで、データ収集周期TP1としては、センサユニット25からの定期的な計測生データの通知周期の自然倍が指定される。
この収集動作設定指令により、データ収集条件を満たす計測データが、収集動作開始指令後に最初に得られた計測データ、及び、その後にデータ収集周期TP1を隔てて順次得られる計測データであることが、計測データ処理部65に通知される。
計測データ処理部65では、収集報告制御部66が、この収集動作開始指令を受ける。収集動作開始指令を受けた収集報告制御部66は、まず、計測データ変換用情報要求を、インターフェース部54を介して、開発用携帯電話装置10へ送る。開発用携帯電話装置10では、この計測データ変換用情報要求を、計測データ処理部35の収集報告制御部36が受ける。
計測データ変換用情報要求を受けた収集報告制御部36は、計測データ変換用情報の送信指令をデータ収集部37へ送る。この送信指令を受けたデータ収集部37は、保有している計測データ変換用情報を、インターフェース29を介して、開発支援装置50へ送る。
開発支援装置50では、収集報告制御部66が計測データ変換用情報を受ける。そして、収集報告制御部66は、受信した計測データ変換用情報をデータ収集部67へ送る。計測データ変換用情報を受けたデータ収集部67は、新たな計測データ変換用情報を受けるまで、計測生データから計測データへの変換に当該計測データ変換用情報を使用する。
次に、収集報告制御部66が、センサ計測開始要求を、インターフェース部54を介して、開発用携帯電話装置10へ送るとともに、データ収集部67に対して、データ収集条件であるデータ収集周期TP1を通知する。この通知を受けると、データ収集部67は、ステップS11のデータ収集処理を開始する。
開発用携帯電話装置10では、センサ計測開始要求を、計測データ処理部35の収集報告制御部36が受ける。センサ計測開始要求を受けた収集報告制御部36は、センサユニット25へ向けて、センサ計測開始指令を送る。センサ計測開始指令を受けると、センサユニット25は、センサ動作を開始し、センサ部26による検知結果をA/D変換器27によりデジタル化した後に、計測生データとして定期的(例えば、1msec周期)に制御部21(より詳しくは、データ収集部37)へ向けて出力する。
以後、計測生データを受ける度に、データ収集部37は、計測生データを、インターフェース部29を介して開発支援装置50へ向けて送る。
ステップS11において、データ収集部67は、開発用携帯電話装置10からの計測生データを最初に受けると、まず、オフセット補正及び物理量変換を順次施し、当該計測生データに対応する計測データを算出する。引き続き、データ収集部67は、算出された計測データを計測データ領域53に格納する。以後、データ収集部67は、周期時間TP1を隔てて開発用携帯電話装置10からの計測生データを受けるごとに、当該計測生データに対応する計測データを算出し、計測データ領域53に順次格納する。なお、データ収集部67は、計測データを計測データ領域53に格納する度に、エンドポインタ値(及び必要に応じてスタートポインタ値)を更新する。こうしたステップS11におけるデータ収集部67によるデータ収集動作及び計測データ領域53への格納動作が、図7に示されている。
図6に戻り、上記のデータ収集部67によるデータ収集中における所望の時点で、開発中アプリケーション62が、実行環境部63を介して、計測データ領域53内に記憶されている計測データにおける最新計測データの報告を要求することを指定したデータ要求(以下、「最新計測データ要求」という)を計測データ処理部65へ送る。計測データ処理部65では、収集報告制御部66が、この最新計測データ要求を受ける。引き続き、収集報告制御部66は、データ報告部68に対して、最新計測データ要求を受けた旨を通知する。この通知を受けたデータ報告部68は、ステップS12(図6においては、ステップS121又は122として示されている)のデータ報告処理を開始する。
ステップS12では、まず、データ報告部68がエンドポインタ値を参照する。引き続き、データ報告部68は、エンドポインタ値に基づいて計測データ領域から最新の計測データを読み出す。そして、データ報告部68は、読み出された計測データを報告データとして、実行環境部63を介して開発中アプリケーション62へ報告する。そして、データ報告部68は、データ報告が完了したことを収集報告制御部66へ通知する。こうして、ステップS12の処理が終了する。
なお、収集報告制御部36がセンサ計測開始指令を発行した後は、センサユニット25はセンサ動作を継続し、定期的に計測生データを出力し続ける。そして、データ収集部37は、センサユニット25からの計測生データの開発支援装置50への送信動作を継続する。こうした、センサユニット25及びデータ収集部37の動作の停止は、次のようにして行われる。
センサユニット25の検知動作及びデータ収集部37の計測生データ送信動作の停止に際しては、まず、開発中アプリケーション62が、所望の時に、収集動作停止指令を、計測データ処理部35へ向けて送る。計測データ処理部35では、この収集動作停止指令を、計測データ処理部35の収集報告制御部36が受ける。
収集動作停止指令を受けた収集報告制御部36は、収集動作の停止をデータ収集部67へ通知するとともに、センサ計測停止要求を、インターフェース部54を介して、開発用携帯電話装置10へ送る。開発用携帯電話装置10では、このセンサ計測停止要求を、計測データ処理部35の収集報告制御部36が受ける。センサ計測停止要求を受けた収集報告制御部36は、センサユニット25へ向けて、センサ計測停止指令を送る。センサ計測開始指令を受けると、センサユニット25は、センサ動作を停止する。この結果、センサユニット25からは計測生データの出力が停止するので、データ収集部37からの計測生データ送信動作が行われなくなる。
以上のような処理が行われることにより、開発中アプリケーション62は、計測データ領域53に記憶されている計測データのうちで最新のものを取得することができる。
<データ収集中における計測データの一括取得>
データ収集中における計測データの一括取得では、図8に示されるように、まず、開発中アプリケーション62が、データ収集周期TP2(上述のデータ収集周期TP1と同一であってもよいし、異なっていてもよい)をパラメータとする収集動作開始指令を、計測データ処理部65へ向けて送る。ここで、データ収集周期TP2としては、上述のデータ収集周期TP1の場合と同様に、センサユニット25からの定期的な計測生データの通知周期の自然倍が指定される。
この収集動作開始指令により、データ収集条件を満たす計測データが、収集動作開始指令後に最初に得られた計測データ、及び、その後にデータ収集周期TP2を隔てて順次得られる計測データであることが、計測データ処理部65に通知される。
計測データ処理部65では、収集報告制御部66が、この収集動作設定指令を受ける。引き続き、上述したデータ収集中における最新データの取得の場合と同様に、収集報告制御部66が、開発用携帯電話装置10からの計測データ変換用情報の取得を行う。この後、収集報告制御部66は、開発用携帯電話装置10へのセンサ計測開始要求の送信を行うとともに、データ収集部67へのデータ収集条件であるデータ収集周期TP1の通知を行う。この通知を受けると、データ収集部67は、ステップS21のデータ収集処理を開始する。このステップS21では、データ収集周期がT2であることを除いて、上述したステップS21と同様の処理が行われる。こうしたステップS21におけるデータ収集部67によるデータ収集動作及び計測データ領域53への格納動作が、図9に示されている。
図8に戻り、上記のデータ収集部67によるデータ収集中における所望の時点で、開発中アプリケーション62が、計測データ領域53内に記憶されている計測データのちで報告可能なものの数(以下、「報告可能データ数」又は単に「データ数」という)の要求を計測データ処理部65へ送る。計測データ処理部65では、収集報告制御部66が、報告可能データ数の要求を受ける。引き続き、収集報告制御部66は、データ報告部68に対して、報告可能データ数の要求を受けた旨を通知する。この通知を受けたデータ報告部68は、ステップS22のデータ数報告処理を開始する。
ステップS22では、まず、データ報告部68がスタートポインタ値及びエンドポインタ値を参照する。引き続き、データ報告部68は、スタートポインタ値及びエンドポインタ値を利用して報告可能データ数を算出する。そして、データ報告部68は、算出された報告可能データ数を開発中アプリケーション62へ報告する。報告可能データ数の報告を受けたアプリケーション62は、報告可能データ数が所望のデータ数以上となったか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、開発中アプリケーション62は、その後の所望の時点における、報告可能データ数の要求の発行と、その時点における報告可能データ数が所望のデータ数NF以上となったか否かを判定を、判定結果が肯定的になるまで繰り返す。
そして、報告可能データ数が所望のデータ数以上となったことが確認されると、開発中アプリケーション62が、所望の計測データ数NGをパラメータとする一括取得のデータ要求を計測データ処理部65へ向けて送る。この一括取得のデータ要求により、データ報告条件を満たす計測データが、データ要求の発行時点よりも前にデータ収集部67により収集された計測データであって、古いものから順にNG個の計測データであることが、計測データ処理部65に通知される。
計測データ処理部65では、収集報告制御部66が、この一括取得のデータ要求を受ける。引き続き、収集報告制御部66は、データ報告部68に対して、一括取得のデータ要求を受けた旨及び計測データ数NGを通知する。この通知を受けたデータ報告部68は、ステップS23のデータ報告処理を開始する。
ステップS23では、まず、データ報告部68が、スタートポインタ値を参照する。引き続き、データ報告部68が、スタートポインタ値が表わす計測データ領域53のアドレスにおける計測データから時間経過方向に沿ってNG個の計測データ(図9参照)を、報告データとして、開発中アプリケーション62へ報告する。そして、データ報告部68は、スタートポインタ値を、報告された計測データのうちで最新のものの次に収集された計測データの格納アドレスに設定し、データ報告が完了したことを収集報告制御部66へ通知する。こうして、ステップS23の処理が終了する。
以上のような処理が行われることにより、開発中アプリケーション62は、計測データ領域53に記憶されている計測データのうちで古いものから順に所望数の計測データを取得することができる。
なお、センサ計測動作の停止処理は、上述したデータ収集中における最新データの取得の場合と同様にして行われる。
以上説明したように、本実施形態では、開発支援装置50における計測データ処理部65の収集報告制御部66が、開発中プログラム62からの収集条件を伴う収集動作開始指令に応じて、センサ計測開始要求を開発用携帯電話装置10へ送ると、開発用携帯電話装置10における計測データ処理部35の収集報告制御部36が、センサによる計測動作を開始させる。この結果、センサ部26による計測動作が開始し、計測生データが計測データ処理部35のデータ収集部37に継続的に通知される。データ収集部37は、計測生データの通知を受ける度に、通知された計測生データ結果を開発支援装置50へ送る。
また、開発支援装置50における計測データ処理部65の収集報告制御部66は、開発中プログラム62からの収集動作開始指令に応じて、データ収集部67に計測データの収集を開始させる。そして、開発中プログラム62からの報告条件を伴うデータ要求に応じて、データ報告部68が、報告条件を満たす計測データを開発中プログラム62へ報告する。
この結果、センサ部26による計測結果に対応する擬似データの作成を行うことなく、開発用携帯電話装置10を実際に運動させることにより、運動態様の様々なパターンに対応するセンサ部26の計測結果に対応する計測データが開発中プログラム62に提供される。したがって、本実施形態のプログラム開発システム100によれば、自身の加速度及び姿勢角センサを実装した携帯電話装置において実行され、センサ部による計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発する際に良好な開発環境を提供することができる。
また、報告条件を満たす計測データを、計測データ領域53内における最も新しい計測データとすることができる。このため、開発中プログラム62は、データ要求時点における最新のデータ収集条件を満たした計測データを取得することができる。
また、報告条件を満たす計測データを、前回の一括データ要求に応じて報告された計測データよりも新しく計測データ領域53に格納され、かつ、計測データ領域53内に存在している計測データである報告可能データのうち、最も古いものから時間経過方向に沿った場合において、開発中プログラム62により指定された指定個数の計測データとすることができる。このため、計測データ領域をFIFO(First-In First-Out)型の記憶手段として使用することができる。
また、データ報告部68が、報告可能データの数の通知要求を開発中プログラム62から受けた場合に、報告可能データの数を開発中プログラム62に報告する。このため、一括データ要求の前に計測データ領域53内の報告可能データの数を知ることができる。このため、所望数以上の報告可能データの存在を確認した後に、当該所望数を指定個数として指定して計測データ要求を行うことにより、開発中プログラム62は、所望数の計測データを確実に取得することができる。
また、開発中アプリケーションが収集条件である収集周期を伴う収集動作開始指令を発行する。このため、開発中プログラムが所望の収集周期を指定することにより、当該消耗の収集周期を隔てて開発用携帯電話装置10から受信した計測生データに対応する計測データを収集することができる。
また、開発支援装置50における計測データ処理部65の収集報告制御部66が、開発中プログラム62からの収集動作停止指令に応じて、センサ計測停止要求を開発用携帯電話装置10へ送ると、開発用携帯電話装置10における計測データ処理部35の収集報告制御部36が、センサによる計測動作を停止させる。また、開発支援装置50における計測データ処理部65の収集報告制御部66は、開発中プログラム62からの収集動作開始指令に応じて、データ収集部67に計測データの収集を停止させる。このため、開発中プログラム62は、所望の時点で収集動作停止指令を発行することにより、センサ部26による計測動作及びデータ収集部67による収集動作を停止させることができる。
なお、上記の実施形態では、開発中アプリケーション62が、収集動作開始指令時に収集条件を指定し、データ要求時に報告条件を指定するようにした。これに対して、開発中アプリケーション62が、収集動作開始指令時に収集条件及び報告条件の双方を指定するようにしてもよい。この場合には、データ収集部67が収集条件に適合する計測データの収集を行っている最中に報告条件を満たす計測データが揃うと、報告条件を満たすデータ又は報告条件を満たすデータが揃った旨を開発中プログラム62に報告するようにすることができる。したがって、所定の閾値で定まるデータ値範囲外の計測データが発生するまでの計測データの収集と、収集された計測データにおける所定数以下の最近のデータの報告等という処理に際して、開発中アプリケーションの付加を低減することができる。
また、上記の実施形態では、開発中プログラム62から収集動作開始指令に応じて、開発用携帯電話装置10におけるセンサ計測が開始されるとともに、データ収集部67による計測データの収集動作が開始されるようにした。これに対して、開発用携帯電話装置10におけるセンサ計測を開始させるための指令と、データ収集部67による計測データの収集動作を開始させるための指令とを、開発用アプリケーション62が別々に発行するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、開発中プログラム62から収集動作停止指令に応じて、開発用携帯電話装置10におけるセンサ計測が停止されるとともに、データ収集部67による計測データの収集動作が停止されるようにした。これに対して、開発用携帯電話装置10におけるセンサ計測を停止させるための指令と、データ収集部67による計測データの収集動作を停止させるための指令とを、開発用アプリケーション62が別々に発行するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、開発用アプリケーション62が報告条件として所望の計測データ数を指定してデータ要求を行うことにした。これに対して、所望のデータ数に代えて所望の時間間隔を報告条件として指定してデータ要求を行うようにすることもできる。この場合には、開発中アプリケーション62は、報告可能データ数の要求に代えて、データ収集条件の設定又は前回のデータ要求の発行からの時間を計時するようにすることが好ましい。
また、報告可能データ数がデータ要求で指定されたデータ数よりも少なかった場合には、データ報告部68が、報告データ数不足のエラー情報を開発中アプリケーション62へ報告するようにすることができる。また、データ報告部68が、データ要求を受けた時点における全ての報告可能データ及び報告した計測データの数の情報を報告するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、センサユニット25を開発用携帯電話装置10の内部に実装した。これに対して、センサユニット25を開発用携帯電話装置10の外部に配置し、開発用携帯電話装置10の不図示の外部機器接続用インタフェースポートを介して、センサユニット25と開発用携帯電話装置10とを接続するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、センサユニット25のセンサ部26を、ピッチ角θX、ロール角θY、ヨー角θZ、X方向加速度αX及びY方向加速度αYを検知する5軸センサとしたが、更にZ方向加速度αZの検知を行う6軸センサとすることもできる。
また、上記の実施形態では、キーが配列された操作部12と表示部13との位置関係が固定的ないわゆるストレート型の携帯電話装置としたが、いわゆるクラムシェル型、スライド型、レボルバ型等の携帯電話装置に本発明を適用することができる。
また、センサユニット25における計測の基準となる軸方向は、センサユニット25の配設位置や、携帯電話の機種に対応して決めることができる。
また、上記の実施形態では、携帯電話装置に実装されるアプリケーションの開発に対して本発明を適用したが、携帯型ゲーム機、カーナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistance)等の他の種類の携帯情報装置実装されるアプリケーションの開発に対しても本発明が適用できるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明のプログラム開発システムは、センサを実装した携帯情報装置において実行され、センサによる計測結果を利用するアプリケーションのプログラムを開発する際に使用されるプログラム開発システムに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るプログラム開発システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1の携帯電話装置の外観を概略的に示す図である。 図2の携帯電話装置の内部構成を説明するための機能ブロック図である。 図3の制御部で実行されるソフトウエアの構成を説明するための図である。 図1の開発支援装置の制御部で実行されるソフトウエアの構成を説明するための図である。 最新計測データの取得処理を説明するためのシーケンス図である。 最新計測データの取得処理におけるデータ収集を説明するための図である。 一括計測データの取得処理を説明するためのシーケンス図である。 一括計測データの取得処理におけるデータ収集を説明するための図である。
符号の説明
10…開発用携帯電話装置(開発用携帯情報装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶部、24…一時記憶領域(第1収集計測データ記憶手段)、25…センサユニット、26…センサ部(センサ)、27…A/D変換器、29…インターフェース部、31…基本処理部、32…アプリケーション、35…計測データ処理部(センサ制御手段)、36…収集報告制御部、37…データ収集部(第1計測データ収集手段)、38…データ報告部(第1計測データ報告手段)、50…開発支援装置、51…制御部、52…記憶部、53…計測データ領域(第2収集計測データ記憶手段)、54…インターフェース部、56…表示デバイス、57…ストロークデバイス(入力手段の一部)、58…ポインティングデバイス(入力手段の一部)、61…処理制御部、62…開発中アプリケーション(開発中プログラム)、63…実行環境部、65…計測データ処理部、66…収集報告制御部(センサ計測制御手段)、67…データ収集部(第2計測データ収集手段)、68…データ報告部(第2計測データ報告手段)、69…開発モード指令部(開発モード指令手段)

Claims (9)

  1. 携帯情報装置に実装されるべきアプリケーションのプログラムの開発に際して、開発中プログラムを実行する開発支援装置と、前記携帯情報装置と同等の動作環境で開発後のプログラムを実行する通常モード、及び、前記開発支援装置の開発環境を整える開発モードを選択的に設定可能であり、設定されたモードで動作する開発用携帯情報装置と、を備えるプログラム開発システムであって、
    前記開発用携帯情報装置は、
    前記開発用携帯情報装置の加速度及び姿勢角を計測するセンサと;
    前記開発支援装置からの開発モード設定要求に応答して、前記開発モードの設定を行い、前記開発モードの設定中には、前記開発支援装置からの計測開始要求に応じて、前記センサによる計測動作を開始させるとともに、前記センサによる計測結果を前記開発支援装置へ送り、前記通常モードの設定中には、前記開発後のプログラムからの第1センサ計測開始指令に応じて、前記センサによる計測動作を開始させるセンサ制御手段と;
    前記センサによる計測結果に対応する計測データを記憶する第1収集計測データ記憶手段と;を備え、
    前記センサ制御手段は、
    前記通常モードの設定中に、前記開発後のプログラムからの第1計測データ収集開始指令に応じて、前記計測結果に対応する計測データの収集を開始し、収集された計測データを前記第1収集計測データ記憶手段に格納する第1計測データ収集手段と;
    前記通常モードの設定中に、前記開発後のプログラムからの第1計測データ報告要求に応じて、前記第1収集計測データ記憶手段に格納された計測データのうちで、前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データを前記開発後のプログラムへ報告する第1計測データ報告手段と;を備え、
    前記開発支援装置は、
    指令入力が行われる入力手段と;
    前記入力手段に開発モード設定指令が入力された場合に、前記開発モード設定要求を前記開発用携帯情報装置へ送る開発モード指令手段と;
    前記センサによる計測結果に対応する計測データを記憶する第2収集計測データ記憶手段と;
    前記開発中プログラムからの第2センサ計測開始指令に応じて、前記計測開始要求を前記開発用携帯情報装置へ送るセンサ計測制御手段と;
    前記開発中プログラムからの第2計測データ収集開始指令に応じて、前記計測結果に対応する計測データの収集を開始し、収集された計測データを前記第2収集計測データ記憶手段に格納する第2計測データ収集手段と;
    前記開発中プログラムからの第2計測データ報告要求に応じて、前記第2収集計測データ記憶手段に格納された計測データのうちで、前記第2計測データ報告要求が伴う前記報告条件を満たす計測データを前記開発中プログラムへ報告する第2計測データ報告手段と;を備える、
    ことを特徴とするプログラム開発システム。
  2. 前記センサは、前記開発用携帯情報装置において固有に定義される第1軸、前記第1軸と直交する第2軸、並びに前記第1軸及び前記第2軸と直交する第3軸の内の少なくとも2つの軸方向に沿った加速度と、前記開発用携帯情報装置の基準姿勢からの前記第1軸回りの回転角、前記第2軸回りの回転角及び前記第3軸回りの回転角とを計測する、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム開発システム。
  3. 前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データは、前記第1収集計測データ記憶手段内における最も新しい計測データであり、
    前記第2計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データは、前記第2収集計測データ記憶手段内における最も新しい計測データである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム開発システム。
  4. 前記第1計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データは、前回の第1計測データ報告要求に応じて報告された計測データよりも新しく前記第1収集計測データ記憶手段に格納され、かつ、前記第1収集計測データ記憶手段内に存在している計測データである報告可能データのうち、最も古いものから時間経過方向に沿った場合において前記開発後のプログラムにより指定された指定個数の計測データであり、
    前記第2計測データ報告要求が伴う報告条件を満たす計測データは、前回の第2計測データ報告要求に応じて報告された計測データよりも新しく前記第2収集計測データ記憶手段に格納され、かつ、前記第2収集計測データ記憶手段内に存在している計測データである報告可能データのうち、最も古いものから時間経過方向に沿った場合において前記開発中プログラムにより指定された指定個数の計測データである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム開発システム。
  5. 前記第1計測データ報告手段は、前記第1収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数の通知要求を前記開発後のプログラムから受けた場合に、前記第1収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数を前記開発後のプログラムに報告し、
    前記第2計測データ報告手段は、前記第2収集計測データ記憶手段内の報告可能データの数の通知要求を前記開発中プログラムから受けた場合に、前記報告可能データの数を前記開発中プログラムに報告する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム開発システム。
  6. 前記第1及び第2計測データ収集開始指令は収集条件を伴い、
    前記第1計測データ収集手段は、通常モードの設定中には、前記収集条件を満たす計測データを収集し、
    前記第2計測データ収集手段は、前記収集条件を満たす計測データを収集する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム開発システム。
  7. 前記収集条件は収集周期である、ことを特徴とする請求項6に記載のプログラム開発システム。
  8. 前記第1計測データ収集手段は、前記開発後のプログラムからの第1計測データ収集停止要求に応じて、前記計測データの収集を停止し、
    前記第2計測データ収集手段は、前記開発中プログラムからの第2計測データ収集停止要求に応じて、前記計測データの収集を停止する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム開発システム。
  9. 前記センサ制御手段は、前記通常モードの設定中における前記開発後のプログラムからの第1計測停止指令に応じて、前記センサによる計測動作を停止させ、
    前記センサ計測制御手段は、前記開発中プログラムからの第2計測停止指令に応じて、前記開発用携帯情報装置へ計測停止要求を送り、
    前記センサ制御手段は、前記開発モードの設定中における前記計測停止要求に応じて、前記センサによる計測動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のプログラム開発システム。
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