JP4463640B2 - 共用映像と楽曲専用映像作品とを使い分けするカラオケ演奏端末 - Google Patents

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Description

この発明は、カラオケ背景映像の編成方法に関し、とくに共用の背景映像と楽曲専用の映像作品を適宜に使い分けてカラオケ演奏時の背景映像として表示する技術に関する。
レーザーカラオケとよばれるカラオケ装置がある。このカラオケ装置のコンテンツは、実際に演奏されたカラオケ伴奏演奏を録音したオーディオ信号と、その楽曲に合わせて制作・編集されたムード映像に楽曲の進行に合わせて歌詞字幕を付加した歌詞付きムード映像とを、蓄積メディア(この例ではレーザーディスク)に記録したものである。
また、蓄積メディアとしてビデオCDを利用したカラオケ装置もあるが、コンテンツの構成はレーザーカラオケと同様である。
これらのカラオケ装置に対して、現在の主流は通信カラオケとよばれるものである。通信カラオケのコンテンツは、シンセサイザを制御して伴奏音楽のオーディオ信号を生成するMIDIデータ(音楽演奏データ)と、バックコーラスなどをディジタル録音したPCMデータと、歌詞字幕を伴奏音楽と同期して表示するための歌詞描出データなどで構成されるカラオケ楽曲データである。これらのデータは、実際に演奏された伴奏音楽を録音したオーディオ信号のデータ量より圧倒的に小さく、カラオケ楽曲データ全体としても十分に小さいため、各地に散在して運用されているカラオケ端末装置に対して、カラオケホスト装置から通信網を介して、時々に新曲のカラオケ楽曲データを配信する方式をとっている。
ただし通信カラオケにおいては、楽曲専用の歌詞付きムード映像は用意されておらず、適宜に区分された長時間分の映像を共用映像データベースに蓄積しておき、楽曲にあわせて適宜な映像区間を取り出して歌詞字幕の背景映像とする方式をとっている。たとえば2万曲分のカラオケ楽曲データが用意されていて、その演奏時間合計が2万×5分としても、共用映像データベースには、再生時間合計がその数百分の1程度の映像を用意して、共用の背景映像としてまかなっているのが通常である。
共用の背景映像は、楽曲のジャンルによって変えるなど、楽曲の内容との調和が不自然にならないように工夫はされているものの、楽曲専用に歌詞の内容や伴奏音楽の進行に合わせて制作・編集された映像作品を背景映像とする場合にくらべて見劣りがするのは致し方ない。前述のとおり用意されている共用の背景映像は全楽曲の演奏時間に比べて圧倒的に少ないので、異なる楽曲で同じ背景映像が表示されることも頻繁に起こるため、カラオケをある程度続けると同じ背景映像ばかりで飽きてしまうこともある。全楽曲について、楽曲専用に映像作品を用意して背景映像とするのが望ましいことは明白である。
しかし近年では、次々と配信されるカラオケの新曲数と、それらの新曲の配信までのスピードは、ともに増す一方である。いわゆるビデオクリップのように、カラオケ楽曲の歌詞の内容や伴奏音楽の進行に合わせて優れた映像作品を制作・編集することは、映像作家や俳優やカメラマンが多大な労力をかけて行うことであり、多大な費用がかかる作業である。したがって、すべての新曲について楽曲専用の映像作品を新曲配信と同時に用意するのは実質的に極めて困難であるし、そもそも流行るかどうかがわからない新曲にそのような多大な初期投資をすることは事業者にとって現実的ではない。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カラオケ演奏時の背景映像として、流行るかどうかわからない新曲にはとりあえず安上がりな共用映像で済ませておき、人気のあるカラオケ楽曲にはそれにふさわしい専用映像を用意して利用者へのサービス向上を図る、といった柔軟な事業展開を行えるような仕組みを提供することにある。
この発明に係るカラオケ演奏端末は、分説すると、つぎの事項(1)〜(11)により特定されるものである。
(1)待ち行列に登録された楽曲IDに基づいてカラオケ楽曲データベースから該当のカラオケ楽曲データを抽出してカラオケ演奏を行うとともに、共用映像データベースから映像データを抽出して表示するカラオケ演奏端末であること
(2)データベースアクセス手段と、索引情報メモリと、ユーザインタフェースと、制御手段を備えること
(3)データベースアクセス手段は、楽曲専用映像データベースにアクセス可能とすること
(4)楽曲専用映像データベースは、楽曲に固有の楽曲専用映像作品を楽曲IDに対応付けて格納すること
(5)索引情報メモリは、楽曲専用映像データベースの索引情報を格納すること
(6)索引情報は、楽曲専用映像作品が対応づけされた楽曲の楽曲IDを示すこと
(7)ユーザインタフェースは、利用者に情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付け可能とすること
(8)制御手段は、待ち行列に登録された各楽曲IDに基づいて各楽曲の曲名を一覧表示する際、楽曲専用映像データベースの索引情報を参照して各楽曲IDに対応付けされた楽曲専用映像作品が存在するか否かを調べ、存在する楽曲には楽曲専用映像作品があることを該当の曲名に付加表示とすること
(9)制御手段は、待ち行列に基づいて曲名を一覧表示するとともに楽曲専用映像作品の有無を付加表示している状態において、表示上の曲名を特定して楽曲専用映像作品の表示を希望する操作入力を受け付けた際、待ち行列上の特定された曲名に対応する楽曲IDに希望フラグを対応づけするとともに、当該楽曲IDの楽曲専用映像作品を楽曲専用映像データベースから取得すること
(10)制御手段は、待ち行列に基づいて曲名を一覧表示するとともに楽曲専用映像作品の有無を付加表示する際、待ち行列上の楽曲IDに希望フラグが対応づけされている楽曲については、その曲名に楽曲専用映像作品を希望している旨を付加表示すること
(11)制御手段は、待ち行列上の楽曲IDに希望フラグが対応づけされている楽曲のカラオケ演奏を行う際、共用映像データベースの映像データに代えて、取得した楽曲専用映像作品を表示すること
この発明によれば、カラオケ演奏時の背景映像として、共用の背景映像と楽曲専用の映像作品を適宜に使い分けて表示することができる。このため、楽曲の歌詞の内容や音楽にぴったり合った映像作品を楽しめるものもあり、長時間のカラオケ利用者が異なった曲で何度も同じ背景映像を観なければならずに飽きてしまうという事態が避けられる。またカラオケ事業者にとっては、楽曲専用の映像作品の供給を新曲の配信ペースに合わせなくてもよいために余裕が生じ、よりよい映像作品が生まれる可能性が期待できる。さらに、広く一般から映像作品を募集するなど、多様な供給手段の可能性があるだけでなく、制作コストを抑えることもできるため、効率のよい事業運営が見込まれる。とくに一般から募集した映像作品を採用するサービスなどによれば、利用者にとっても、映像作品を制作して参加するという新たな楽しみが創出されるため、カラオケ業界の一層の活性化も期待できる。
===システム構成例===
多数の客室があるカラオケ店舗に装備されるカラオケ集合システムに本発明を適用したシステム構成例を図1に示している。各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演奏端末1および客室多用途端末2と、店舗に設置された1台の店舗サーバー3とを備え、これらがLAN8により接続されてクライアントサーバーシステムが構成されている。
各カラオケ演奏端末1は、直接または宅内交換機を介して公衆電話回線4に接続され、公衆電話回線4に接続されている外部のカラオケホスト装置5と通信するホスト間通信制御手段と、このホスト間通信制御手段によりカラオケホスト装置5から取得したカラオケ楽曲データを記憶装置に保存してカラオケ楽曲データベースとして管理する情報処理手段と、リクエスト曲を受け付けて待ち行列として管理するユーザインタフェースと、待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケ楽曲データをカラオケ楽曲データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞字幕とを同期して音響映像出力する演奏制御手段とを備えている。
店舗サーバー3はインターネットなどの外部ネットワーク6に接続していてプロキシーサーバーとしての機能を備え、前記LAN接続された各カラオケ演奏端末1および各客室多用途端末2と外部ネットワーク6上で運用されている外部サーバー7との間のTCP/IP通信を中継する。
各客室多用途端末2は、タッチパネル付きディスプレイを用いた対話型GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)と、客室多用途端末2において利用可能なコンテンツ(外部サーバー7が提供する情報サービス)を対話型GUIにより利用者に提示する手段と、利用者が選択したコンテンツを提供する外部サーバー7に店舗サーバー3を介してアクセスする手段とを備える。各客室多用途端末2にて利用した有料コンテンツの課金情報などを店舗サーバー3が記録して管理者に適時に提示する。
===カラオケ演奏端末1の構成例===
この発明を適用したカラオケ演奏端末1のハードウェア主体の構成例を図2に示している。カラオケ演奏端末はパソコン相当のコンピュータ応用機器である。中央処理装置11がCPU・RAM・ROMを含んだコンピュータ本体であり、大容量の外部記憶としてハードディスク装置12とCD−ROM再生装置13とDVD−ROM再生装置14を備える他、加入者電話回線またはISDN回線を介してカラオケホスト装置と通信する通信制御装置15と、利用者からの入力と利用者に向けての応答とをやりとりする利用者インタフェース装置16と、MIDI形式の音楽演奏データに基づいて伴奏音楽の音響信号を生成する音楽生成装置17と、伴奏音楽やマイクロホンからの音響信号を増幅してスピーカから発音する音響装置18と、CRTやLCDあるいはPDPなどを用いたディスプレイ19と、このディスプレイ19に表示すべき映像データを処理する映像処理装置20とを備えている。CD−ROM再生装置13には多数のCD−ROMが着脱交換自在に装填されており、これらのディスクをチェンジャにより選択的に再生する複数台のディスクドライブを備えたものである。
===カラオケ演奏端末1のデータベースの構成例===
この実施例のカラオケ演奏端末1は、カラオケ楽曲データベースと共用映像データベースを保有しており、中央処理装置11はこれらのデータベースについての台帳をハードディスク装置12に作成して管理している。
カラオケ楽曲データベースは、ハードディスク装置12やCD−ROM再生装置13、DVD−ROM再生装置14を記憶資源として用いて構築されており、多数曲分のカラオケ楽曲データが、楽曲IDをキーとして集約され管理されている。1曲分のカラオケ楽曲データは、音楽演奏データや歌詞描出データや共用背景映像選択データを含んでいる。共用背景映像選択データは、伴奏音楽の音響出力期間に歌詞字幕の背景として表示すべき背景映像を指定するためのもので、音楽演奏データの時系列処理に合わせて、共用映像データの表示すべき映像区間を指定している。
共用映像データベースはCD−ROM再生装置13やDVD−ROM再生装置14を記憶資源として用いて構築されており、MPEG形式などの動画からなる長時間分の共用映像データがこのデータベースに含まれている。そして、たとえばディスク番号・トラック番号といった区分IDにより短く区切って特定できるようになっている。つまり、多数の映像区分が区分IDをキーとして集約されて管理されている。カラオケ演奏時には、各楽曲に付帯された共用背景映像選択データにしたがって指定された映像区間が取り出されるが、前述のとおり、この共用映像データは、すべてを再生しても全カラオケ楽曲の演奏時間の数百分の1程度のデータしか用意されておらず、必然的に同一の映像区間が多数の楽曲で使い回されるようになっている。
===映像サーバー9の構成例===
本実施例においては、前記の外部サーバーの一つとして、映像サーバー9がカラオケ事業者やサービス業者などによって運営されている。この映像サーバー9は、外部ネットワーク6を介して店舗サーバー3にLAN接続された各カラオケ演奏端末1および各客室多用途端末2と通信可能である。そして、適宜な記憶装置に蓄積された楽曲専用映像データを楽曲IDをキーとして集約し、楽曲専用映像データベースとして管理する情報処理手段を備えている。
楽曲専用映像データベースは、映像サーバー9に備わったハードディスク装置やCD−ROM再生装置やDVD−ROM再生装置などを記憶資源として用いて構築されており、多数曲分の楽曲専用映像データが楽曲IDをキーとして集約され管理されている。楽曲専用映像データは、各楽曲の歌詞の内容や伴奏音楽の進行に合わせて制作・編集された動画の映像作品であり、MPEG形式などでデータ表現されている。この楽曲専用映像データの再生を該当のカラオケ伴奏音楽の演奏と同期して開始するだけで、その楽曲にふさわしい専用の映像作品が表示される。
===楽曲専用映像データベースの索引情報の配信===
映像サーバー9では、楽曲専用映像データベースにどの楽曲IDに対応する楽曲専用映像データが含まれているかを示す索引情報を保有しており、新しい楽曲専用映像データが登録されるたびに更新されている。この索引情報はカラオケ演奏端末1との適宜な通信の機会に転送され、カラオケ演奏端末1のメモリにも記憶されている。また、随時最新の情報に更新されている。
===カラオケ演奏リクエスト受付処理===
カラオケ演奏端末1が利用者からカラオケ演奏のリクエストを受け取った場合の制御手順を図3に示した。カラオケ演奏端末1の中央処理装置11では、利用者インタフェース装置16を介して楽曲のリクエストを受け取ると(図3のステップ301)、リクエストの入力順に楽曲のIDを待ち行列で管理している(ステップ302)。このとき、メモリに記憶している楽曲専用映像データベースの索引情報を参照し、待ち行列に含まれる各楽曲IDに対応する楽曲専用の映像作品が存在するか否かを検索し(ステップ303)、存在する場合にはその旨を利用者に提示する(ステップ304)。たとえば図4に例示したように、客室多用途端末2のディスプレイに、リクエスト受付済みの楽曲を一覧的に縦に並べて表示し、各楽曲欄には楽曲専用の映像作品が存在する場合にのみ「あり」と表示しておく。
楽曲のリクエストを入力していない間に、利用者が客室多用途端末2のディスプレイを見るなどしてある楽曲について楽曲専用の映像作品が存在することを知り、共用の背景映像ではなく楽曲専用の映像作品を表示させたいと考えた場合には、表示希望の旨を操作入力する(ステップ305)。たとえば、客室多用途端末2の操作パネル等を用いて、カーソルを上下して目的の楽曲の欄にカーソルを移動させ、セットキーを押すと表示希望を受け付けるようにする。この状態で再度セットキーを押すと、表示希望を解除するようにしておく。そして、表示希望を受け付けた場合には、中央処理装置11は、利用者から表示希望の入力があった楽曲について、たとえば客室多用途端末2のディスプレイの該当の楽曲欄に「希望」などと表示するとともに、その楽曲IDを後述の楽曲専用映像データを取り寄せる処理を行うプロセスモジュールに通知する(ステップ306)。
===楽曲専用映像データを取り寄せる処理===
利用者が楽曲専用の映像作品を表示することを希望している場合に、カラオケ演奏端末1が映像サーバー9から楽曲専用映像データを取り寄せる処理の制御手順を図5に示した。カラオケ演奏端末1の中央処理装置11では、前述のカラオケ演奏リクエスト処理プロセスから楽曲IDを通知されると(図5のステップ501)、この楽曲IDを含めたデータ転送要求コマンドを店舗サーバー3を介して映像サーバー9に送達する(ステップ502)。データ転送要求コマンドを受け取った映像サーバー9から、この楽曲IDに対応づけられた楽曲専用映像データが返送されるので、受け取ったカラオケ演奏端末1はハードディスク装置12に記憶する(ステップ503)。さらに、該当の楽曲専用映像データ(楽曲専用の映像作品)を取り寄せ済みであることを利用者に提示する。たとえば、図4に例示した客室多用途端末2のディスプレイにて、楽曲専用映像作品「あり」の表示文字を点滅させて表示する(ステップ504)。
===カラオケ演奏処理===
図6にカラオケ演奏端末1におけるカラオケ演奏処理の制御手順を示した。演奏すべき楽曲の楽曲IDが決まったら(図6のステップ601)、その楽曲IDに対応するカラオケ楽曲データをカラオケ楽曲データベースから取り出す(ステップ602)とともに、この楽曲について、利用者が楽曲専用の映像作品の表示を希望しているか否かを確認する(ステップ603)。表示希望がある場合には、この楽曲に対応する楽曲専用映像データの取り寄せが完了しているか否かを確認する(ステップ604)。
これらの確認の結果、楽曲専用映像データが取り寄せ済みである場合には、この楽曲専用映像データを再生する(ステップ605)。ステップ603で利用者が楽曲専用の映像作品の表示を希望していない場合およびステップ604で楽曲専用映像データの取り寄せが完了していない場合には、カラオケ楽曲データに含まれる共用背景映像選択データに従って、共用映像データベースから共用映像データの映像区分を取り出して再生する。
上記のいずれかの背景映像再生処理と並行して、カラオケ楽曲データに含まれている音楽演奏データを音楽生成装置17に転送して伴奏音楽を生成させる(ステップ607)。生成された伴奏音楽と、マイクロホンにより採取した歌唱者の歌唱音声とを音響装置18にて混合し、スピーカから音響出力する。伴奏音楽の生成と同期して、歌詞描出データに基づいて歌唱すべき歌詞文字の色が変化する歌詞字幕映像を生成し、再生した背景映像と組み合わせてディスプレイ19に合成表示出力する。
なお、ステップ604にて、利用者が楽曲専用の映像作品の表示を希望しているが楽曲専用映像データの取り寄せが完了していない場合には、待ち行列の順番を順次繰り下げて、取り寄せが完了し次第カラオケ演奏処理を開始するようにすればよい。利用者の待ち時間が短縮されるなど利便性が向上する。
===他の実施形態===
前述の実施例においては、各楽曲に専用の映像作品は1つであることを前提としているが、1曲につき複数の映像作品が映像サーバー9に用意されている形態であってもよい。利用者が楽曲専用の映像作品の表示を希望する場合には、作者やタイトルなどの作品記述を一覧的に表示して、利用者に希望の作品を選択させるプロセスを加えればよい。たとえば、映像サーバー9の運営業者であるカラオケ事業者やサービス業者などが、素人や名のない映像作家などから映像作品を募って映像サーバー9に登録しておき、利用者に人気投票させたりすると面白い。さらに、最も人気の高い作品を表彰したりビデオクリップとして採用したりする奨励策を併用すれば、作品を応募する側にも熱が入り、質の高い作品が集まる効果も期待できる。
また、楽曲専用の映像作品を有料コンテンツとしてもよい。たとえば、各客室多用途端末2のディスプレイには、図4に例示した情報の他に各作品の料金も表示するようにしておく。そして、利用に応じた課金情報を客室多用途端末2で記憶しておき、会計時に店舗サーバー3にて集計するようにすればよい。楽曲専用の映像作品を供給する者が事業者であるか個人であるかに係わらずに制作の励みになるだけでなく、共用の背景映像と楽曲専用の映像作品の利用バランスを保つ上でも有効である。
なお、カラオケ演奏端末1が店舗サーバー3を介して通信する形態でなく、個別に映像サーバー9と通信する形態であってもよい。またこのとき、カラオケホスト装置5と映像サーバー9は同一ハードウェアに機能配備してもよい。
また、前述の実施例では、映像サーバー9から取り出した楽曲専用の背景映像をカラオケ演奏端末1のハードディスク装置12に記憶するようにしたが、店舗サーバー3またはカラオケ演奏端末1にキャッシュするようにしてもよい。
多数の客室があるカラオケ店舗に装備されるカラオケ集合システムに本発明を適用したシステム構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係るカラオケ演奏端末の構成例を示したものである。 本発明の一実施例に係るカラオケ演奏端末が実行するカラオケ演奏のリクエスト受付プロセスの制御手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る通信カラオケシステムにおいて利用者が楽曲リクエストを入力する際に客室多用途端末のディスプレイに表示されるメッセージを例示したものである。 本発明の一実施例に係るカラオケ演奏端末が楽曲専用映像データを映像サーバーから取り寄せるプロセスの制御手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るカラオケ演奏端末が実行するカラオケ演奏処理の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カラオケ演奏端末
2 客室多用途端末
3 店舗サーバー
4 公衆電話回線
5 カラオケホスト装置
6 外部ネットワーク
7 外部のサーバー
8 店舗内のLAN
9 映像サーバー
11 中央処理装置
12 ハードディスク装置
13 CD−ROM再生装置
14 DVD−ROM再生装置
15 通信制御装置
16 利用者インタフェース装置
17 音楽生成装置
18 音響装置
19 ディスプレイ
20 映像処理装置

Claims (1)

  1. 待ち行列に登録された楽曲IDに基づいてカラオケ楽曲データベースから該当のカラオケ楽曲データを抽出してカラオケ演奏を行うとともに、共用映像データベースから映像データを抽出して表示するカラオケ演奏端末であって、
    データベースアクセス手段と、索引情報メモリと、ユーザインタフェースと、制御手段を備え、
    データベースアクセス手段は、楽曲専用映像データベースにアクセス可能とし、
    楽曲専用映像データベースは、楽曲に固有の楽曲専用映像作品を楽曲IDに対応付けて格納し、
    索引情報メモリは、楽曲専用映像データベースの索引情報を格納し、
    索引情報は、楽曲専用映像作品が対応づけされた楽曲の楽曲IDを示し、
    ユーザインタフェースは、利用者に情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付け可能とし、
    制御手段は、待ち行列に登録された各楽曲IDに基づいて各楽曲の曲名を一覧表示する際、楽曲専用映像データベースの索引情報を参照して各楽曲IDに対応付けされた楽曲専用映像作品が存在するか否かを調べ、存在する楽曲には楽曲専用映像作品があることを該当の曲名に付加表示し、
    制御手段は、待ち行列に基づいて曲名を一覧表示するとともに楽曲専用映像作品の有無を付加表示している状態において、表示上の曲名を特定して楽曲専用映像作品の表示を希望する操作入力を受け付けた際、待ち行列上の特定された曲名に対応する楽曲IDに希望フラグを対応づけするとともに、当該楽曲IDの楽曲専用映像作品を楽曲専用映像データベースから取得し、
    制御手段は、待ち行列に基づいて曲名を一覧表示するとともに楽曲専用映像作品の有無を付加表示する際、待ち行列上の楽曲IDに希望フラグが対応づけされている楽曲については、その曲名に楽曲専用映像作品を希望している旨を付加表示し、
    制御手段は、待ち行列上の楽曲IDに希望フラグが対応づけされている楽曲のカラオケ演奏を行う際、共用映像データベースの映像データに代えて、取得した楽曲専用映像作品を表示する
    カラオケ演奏端末。
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