JP3631697B2 - カラオケ店で収録した歌声を音楽工房装置で音楽作品に仕上げて公開する音楽情報処理システム - Google Patents

カラオケ店で収録した歌声を音楽工房装置で音楽作品に仕上げて公開する音楽情報処理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、インターネットに接続されたWebサーバーを含んだコンピュータ情報処理システムであって、具体的には、カラオケ店で収録したカラオケ歌唱者の歌声をもとに音楽ソフトを編集してインターネット上で公開する音楽工房装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
歌うことが大好きな人はよくカラオケボックスを利用する。そこでは、高級なオーディオ装置で自宅ではだせないような大きな音で伴奏音楽を鳴らし、自身の歌声も大きく拡声して、きがねなく歌うことを楽しむことができる。カラオケボックスに通って好きな歌を繰り返し練習する人も多い。
カラオケボックスの中には録音装置を備えたところもある。カラオケ装置で希望の曲を演奏して自分で歌う。そのときの伴奏付きの歌声を録音し、コンパクトディスク(CD)やミニディスク(MD)などの媒体に記録して持ち帰ることができる。これを自宅のプレーヤでいつでも再生することができる。
【0003】
最近の多くのカラオケ装置においては、カラオケ伴奏音楽はMIDIで代表される電子楽譜式のデータで記述されており、その音楽データに従ってシンセサイザーを駆動して演奏する方式である。周知のように、電子楽譜式の音楽データはMIDI楽器やパソコンによるDTM(デスクトップミュージック)という技法を使って制作されるもので、実際に楽器を演奏してその楽器音を録音する音楽データとは異質のものである。
電子楽譜式の音楽データは短時間で安価に制作することができるものの、この音楽データでシンセサイザーを駆動して作り出すカラオケ伴奏音楽の作品としての品質は、一流の演奏家集団が実際に楽器を演奏して録音した音楽作品の品質に比べて劣ると言わざるを得ない。楽曲のジャンルや楽器編成によっては、シンセサイザーで演奏する音楽の品質の劣性は決定的なマイナス要因になり、歌い手や聴き手をガッカリさせることがある。
【0004】
とくに、録音設備付きのカラオケボックスで自身の歌を録音するような熱心な音楽好きにとっては、耳が肥えているだけに、MIDIシンセサイザーで演奏されるカラオケ伴奏音楽の質感に満足がいかないかもしれない。また、多くのカラオケボックスの音響環境は商用の録音スタジオのように整備されているわけではないので、プロのアーチストが演奏し歌っている音楽作品のCDと自分がカラオケボックスで録音してきたCDと聞き比べて、差が大きすぎると感じることもあるであろう。
【0005】
【発明の開示】
この発明にかかる音楽工房装置とは、カラオケボックスで自分の歌を録音して楽しむほどの音楽好きな人にかなりの満足感を与えることができるように、録音された歌声を高品質な音楽作品に編集し、歌声の本人だけでなく他人にも聞いてもらえるようにインターネット上で公開するコンピュータ情報処理システムである。
【0006】
この発明に係る音楽情報処理システムは、つぎの事項(1)〜(14)により特定されるもである。
(1)カラオケ店舗システムと、音楽工房装置を備え、カラオケ店で収録した歌声を音楽工房装置で音楽作品に仕上げて公開する音楽情報処理システムであること
(2)カラオケ店舗システムは、カラオケ演奏手段と、録音手段と、店舗通信手段を備えること
(3)カラオケ演奏手段は、電子楽譜データに基づいてシンセサイザーにより伴奏音楽を演奏すること
(4)録音手段は、カラオケ演奏手段により演奏された伴奏音楽に合わせて歌唱する人の歌声を収録すること
(5)店舗通信手段は、録音手段により収録した歌声録音ファイルを情報通信網を介して音楽工房装置に送信すること
(6)音楽工房装置は、通信手段と、記憶手段と、制御手段を備えること
(7)通信手段は、情報通信網を介して店舗通信手段と通信可能とするとともに、情報通信網を介してアクセスしてきた需用者コンピュータに対してWebサーバーとして通信可能とすること
(8)記憶手段は、歌声録音ファイルと、伴奏音楽ファイルと、音楽作品ファイルを格納すること
(9)伴奏音楽ファイルは、演奏家により実演された伴奏音楽を録音したものであること
(10)制御手段は、受信処理と、編集処理と、目録作成処理と、公開処理とを可能とすること
(11)受信処理は、店舗通信手段から歌声録音ファイルを受信して記憶手段に格納すること
(12)編集処理は、受信した歌声録音ファイルと、それと同一曲の伴奏音楽ファイルとを1つの音楽として混合編集加工して音楽作品ファイルを作成し、記憶手段に格納すること
(13)目録作成処理は、記憶手段に格納されている音楽作品ファイルの作品目録を作成すること
(14)公開処理は、アクセスしてきた需用者コンピュータに作品目録を送信し、目録中の指定された音楽作品ファイルを需用者コンピュータに送信すること
【0009】
【発明の実施の形態】
===全体システムの概要===
この発明の一実施例にかかる音楽工房装置10と、多数の客室(カラオケボックス)があるカラオケ店舗に装備されるカラオケ集合システムと、後述する音楽ソフトの需要者コンピュータ20とを含んだ全体システムの概略構成例を図1に示している。
まずは、素材音楽情報を発信するカラオケ店舗におけるカラオケ集合システムを説明し、ここからの情報の流れに沿って音楽工房装置10の構成および動作を順次説明する。
【0010】
カラオケ集合システムは、各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演奏端末1および客室多用途端末2と、店舗に設置された1台の店舗サーバー3とを備え、これらがLAN8により接続されてクライアントサーバーシステムが構成されている。LAN8は、たとえば10BASE−Tによるイーサネットを用いており、LAN接続された各カラオケ演奏端末1と各客室多用途端末2と店舗サーバー3間でTCP/IPやその他のプロトコルに従った相互通信を行えるようになっている。
【0011】
また、同じ客室内に設置された1台のカラオケ演奏端末1と1台の客室多用途端末2とは、それぞれのコンピュータがRS−232Cケーブルで接続されてデータ通信可能であるとともに、オーディオ信号ケーブルでも接続されており、カラオケ演奏端末1から出力される伴奏音楽と歌唱者の音声のオーディオ信号をそれぞれ別系統のラインで客室多用途端末2の録音入力インタフェースに導入できるように構成されている。
【0012】
===通信カラオケシステムとしての基本構成===
各カラオケ演奏端末1は、直接または宅内交換機を介して公衆電話回線4に接続し、公衆電話回線4に接続されている外部のカラオケホスト装置5と通信するホスト間通信制御手段と、このホスト間通信制御手段によりカラオケホスト装置5から取得したカラオケデータ(伴奏音楽を生成するデータと歌詞を表示するためのデータを含んでいる)をハードディスク装置に保存して楽曲データベースとして管理する情報処理手段と、リクエスト曲を受け付けて待ち行列管理するユーザインタフェースと、待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケデータを楽曲データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞とを同期して音響映像出力する演奏制御手段とを備えている。また各カラオケ演奏端末1は、演奏履歴や自己診断プログラムの実行結果などをデータ化してハードディスク装置に記録する稼働履歴作成手段と、公衆電話回線4を介してカラオケホスト装置5と通信する適宜な機会に、記録してある演奏履歴や自己診断結果などを通知する履歴報告手段を備えている。
【0013】
===インターネット接続機能===
店舗サーバー3はインターネット6に接続していてプロキシーサーバーとして機能し、前記LAN接続された各カラオケ演奏端末1および各客室多用途端末2と外部ネットワーク6上で運用されている外部サーバー7との間のTCP/IP通信を中継する。この発明にかかる音楽工房装置10は外部サーバー7の1つとして位置づけされるものである。
【0014】
各客室多用途端末2は、タッチパネル付きディスプレイを用いた対話型GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)と、電話機の送受話器(ハンドセット)のような形態の音声入出力手段と、客室多用途端末2において利用可能なコンテンツ(外部サーバー7が提供する情報サービスや、後述するLAN8上の店舗内のサーバーが提供する情報サービス)を対話型GUIにより利用者に提示する手段と、利用者が選択したコンテンツを提供する外部サーバー7に店舗サーバー3を介してアクセスする手段とを備える。
【0015】
各客室多用途端末2はブラウザーを搭載したウエブ・クライアント・コンピュータとしての機能を備えており、プロキシーサーバーとしての店舗サーバー3の管理下でインターネット6上の外部サーバー7とHTTP通信などを行う。店舗サーバー3は、客室多用途端末2と外部サーバー7との通信を管理しており、各客室多用途端末2にて利用した有料コンテンツの課金情報などを店舗サーバー3が記録して管理者に適時に提示する。
【0016】
===カラオケ録音機能===
カラオケボックスの利用者が客室多用途端末2を操作してカラオケ録音サービスを利用する旨を入力すると、客室多用途端末2は、カラオケ演奏端末1と連携してカラオケ伴奏音楽の演奏と並行してマイクロホンからの歌声信号を取り込んでデジタル変換してハードディスク装置に記録する。つまりデジタル録音する。このとき歌声録音トラックと時間軸を合わせてカラオケ伴奏音楽の基本リズム信号などを同期情報として記録する。これらを所定のデータ構造で表現した歌声録音ファイルとして取り扱う。
【0017】
利用者が、前記の歌声録音ファイルを本発明の音楽工房装置10に送って編集加工してもらうことを希望する場合、客室多用途端末2を操作してそのコマンドを入力する。すると、客室多用途端末2のハードディスク装置に一時記憶されている前記歌声録音ファイルが店舗サーバー3に転送され、店舗サーバー3からインターネット上の音楽工房装置10に送達される。
【0018】
===音楽工房装置10===
この実施例にかかる音楽工房装置10の概略構成を図2に示している。この音楽工房装置10は、前記店舗サーバー3や後述の音楽ソフト需要者コンピュータ(一般のブラウザー搭載パソコンである)20と通信するWebサーバー部11と、店舗サーバー3から送達されてきた前記歌声録音ファイルを記憶しておくための素材音楽記憶部12と、カラオケ演奏端末1で演奏される伴奏音楽と同一楽曲について実際に演奏家により器楽演奏されてデジタル録音された伴奏音楽ファイルを蓄積してある伴奏音楽記憶部13と、素材音楽記憶部12に格納された前記歌声録音ファイルと伴奏音楽記憶部13に格納された前記伴奏音楽ファイルとを混合編集して音楽ソフトを作成する編集加工部14と、この編集加工部14で作成された多数の音楽ソフトを蓄積しておく作品記憶部15とを備えている。
【0019】
音楽工房装置10に用意されている伴奏音楽ファイルは、たとえば弦楽オーケストラやジャズオーケストラの演奏を含んだ、音楽作品としての品質の高い伴奏音楽をデジタル録音したものである。このような伴奏音楽作品の制作にはきわめて多くの時間と費用がかかるので、カラオケで歌えるすべての楽曲について生演奏タイプの伴奏音楽ファイルを用意できない。しかし、歌うことの大好きな人たちがフルオーケストラの伴奏で歌いたいと思うであろう楽曲は的が絞られる。そのような限られた数の楽曲について、十分な時間と費用をかけて高品質の伴奏音楽作品を録音して音楽工房装置10に用意しておく。
【0020】
したがって、音楽工房装置10で取り扱うことのできる楽曲は限られている。客室多用途端末2などにて利用者に音楽工房装置10が提供するサービス内容を提示する際に、前記の取り扱い楽曲のリストを示す必要がある。
【0021】
音楽工房装置10の編集加工部14において、同一楽曲についての歌声録音ファイルと伴奏音楽ファイルとが混合編集されて音楽ソフトの作品になる。カラオケ演奏端末1において標準テンポでカラオケ伴奏音楽を演奏したのであれば、その音声録音ファイルの同期情報と音楽工房装置10に用意されている伴奏音楽ファイルのテンポはぴったり一致する。そのようにカラオケ伴奏音楽と伴奏音楽ファイルが制作されている。したがって、歌声録音ファイルと伴奏音楽ファイルとのスタートを一致させることで容易に両者を適正に混合することができる。
【0022】
歌声を録音する際にカラオケ伴奏音楽の演奏テンポを標準値から変えていたのであれば、編集加工部14では歌声録音ファイルに含まれている前記同期情報を分析することで容易にそのことが認知できる。その場合、編集加工部14におけるデジタルシグナルプロセッサを使って、歌声録音ファイルの歌声信号のピッチを変えずに時間軸を微調整して伴奏音楽ファイルのテンポに合わせてから両者を適正に混合する。また、カラオケ伴奏音楽のテンポが完全に一定であるのに対し、生演奏を録音した伴奏音楽ファイルのテンポが曲中で微妙に変化している場合、その変化に合わせて歌声録音ファイルの該当フレーズのピッチを変えずに時間軸を微妙に伸び縮みさせる加工を行って両者を適正に混合する。
【0023】
編集加工部14はデジタルシグナルプロセッサによる音程修正機能を備えている。これは歌声録音ファイルの歌声の旋律が楽曲本来の旋律と違っている場合に、その部分を修正する機能である。もちろん、歌声の特質(音色)を変えずにピッチを修正する。修正の基準となる楽曲本来の旋律データは伴奏音楽ファイルの付属トラックに記録しておく。なお、この音程修正機能を使うのか使わないのかを利用者(歌唱者)によって事前に選択させてもよいし、音程修正機能を使った音楽ソフトと使わない音楽ソフトの両方を編集してもよい。
【0024】
===音楽ソフトの公開===
編集加工部14により作成した音楽ソフトは、たとえばMP3形式などでデジタル圧縮符号化して作品記憶部15にデータベース化する。また、これらの音楽ソフトの目録を作成する。目録には、曲名や伴奏音楽のアーチストや楽曲ジャンルなどとともに、歌声を録音した人(歌手)の氏名・年齢などを掲載する。
【0025】
図2における需要者コンピュータ20は、典型的には一般のブラウザ搭載パソコンである。需要者コンピュータ20で音楽工房装置10のWebサーバー部11に開設されている作品公開窓口にアクセスすると、前述の音楽ソフト目録の文書情報が需要者コンピュータ20に送達され、画面に表示される。この目録の中から自分が取得したい音楽ソフトを選択してダウンロード要求を発すると、音楽工房装置10のWebサーバー部11が作品記憶部15に格納されている該当の音楽ソフトを取り出して要求してきた需要者コンピュータ20に送達する。
【0026】
たとえば、自分がカラオケで歌った前記歌声録音ファイルを音楽工房装置10に送って音楽ソフトの作成を依頼した人が、編集された自分の音楽ソフトを需要者コンピュータ20を使ってダウンロードする。また同好の士は、自分もよく歌う楽曲を他人がどのように歌っているのか知りたがるもので、そういった人たちが手近な需要者コンピュータ20を使って音楽工房装置10の作品公開窓口を訪れる。
【0027】
===課金処理===
前述したように、カラオケボックスで歌って歌声録音ファイルを作り、これを音楽工房装置10に送って音楽ソフトの作成を依頼する場合、その録音段階や依頼段階で所定の料金を課金する処理を行う。この課金処理をカラオケ店の店舗コンピュータ3のみで行うこともできるし、店舗コンピュータ3と音楽工房装置10の両者が介在して行う仕組みにしてもよい。
【0028】
また、音楽ソフトのダウンロードを有料とするのであれば、需要者コンピュータ20が音楽工房装置10の作品公開窓口にアクセスして音楽ソフトをダウンロードするプロセスにおいて、音楽工房装置10が主体となってその需要者に課金する処理を実行すればよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、カラオケ愛好者につぎのような楽しみを提供することができる。よく訪れるカラオケ店でいつものように歌い、その歌声だけを録音してもらう。カラオケボックスでは誰にも邪魔されずに大きな音で歌うことができる。しかし、MIDIシンセサイザーを使ったカラオケ伴奏音楽の作品としての品質には多少不満があるし、カラオケボックスは録音スタジオのような良好な環境ではないので、カラオケボックスにおいてカラオケ伴奏音楽と自分の歌声を録音しても雰囲気のいい音楽ソフトには仕上がらなかった。ところが本発明の音楽工房装置に依頼することで、あこがれのフルオーケストラをバックにあの楽曲を自分で歌っているような音楽作品に仕上げてもらえる。しかも、その作品がインターネット上で公開されて他の人にも聞いてもらえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の音楽工房装置とこれに関連した構成要素の全体システムを示す概略図である。
【図2】この発明の一実施例による音楽工房装置の概略機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 カラオケ演奏端末
2 客室多用途端末
3 店舗コンピュータ
10 音楽工房装置
20 需要者コンピュータ

Claims (1)

  1. カラオケ店舗システムと、音楽工房装置を備え、カラオケ店で収録した歌声を音楽工房装置で音楽作品に仕上げて公開する音楽情報処理システムであって、
    カラオケ店舗システムは、カラオケ演奏手段と、録音手段と、店舗通信手段を備え、
    カラオケ演奏手段は、電子楽譜データに基づいてシンセサイザーにより伴奏音楽を演奏し、
    録音手段は、カラオケ演奏手段により演奏された伴奏音楽に合わせて歌唱する人の歌声を収録し、
    店舗通信手段は、録音手段により収録した歌声録音ファイルを情報通信網を介して音楽工房装置に送信し、
    音楽工房装置は、通信手段と、記憶手段と、制御手段を備え、
    通信手段は、情報通信網を介して店舗通信手段と通信可能とするとともに、情報通信網を介してアクセスしてきた需用者コンピュータに対してWebサーバーとして通信可能とし、
    記憶手段は、歌声録音ファイルと、伴奏音楽ファイルと、音楽作品ファイルを格納し、
    伴奏音楽ファイルは、演奏家により実演された伴奏音楽を録音したものであり、
    制御手段は、受信処理と、編集処理と、目録作成処理と、公開処理とを可能とし、
    受信処理は、店舗通信手段から歌声録音ファイルを受信して記憶手段に格納し、
    編集処理は、受信した歌声録音ファイルと、それと同一曲の伴奏音楽ファイルとを1つの音楽として混合編集加工して音楽作品ファイルを作成し、記憶手段に格納し、
    目録作成処理は、記憶手段に格納されている音楽作品ファイルの作品目録を作成し、
    公開処理は、アクセスしてきた需用者コンピュータに作品目録を送信し、目録中の指定された音楽作品ファイルを需用者コンピュータに送信する
    音楽情報処理システム。
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