JP4462229B2 - 多機能周辺装置 - Google Patents

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本発明は、少ない消費記憶容量でデータの管理形式が異なるコンピュータに画像データを表示することができる多機能周辺装置に関する。
従来より、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を有し、更にパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す)と通信可能な通信手段を備えた多機能周辺装置が知られている。この多機能周辺装置では、外部から受信したファクシミリデータ、スキャナから読み取ったスキャナデータ等の画像データは、所定のデータ管理形式に従ってメモリ装置に記憶され管理されている。
ここで、この多機能周辺装置において、何らかの機械的な故障によって印刷不可能な状態になった場合には、メモリ装置に記憶されている画像データを何等かの方法で取り出す必要がある。その方法の一つとして、代替用の多機能周辺装置に画像データを転送する方法が知られている。
尚、次の特許文献1には、入れ替え前の顧客ファクシミリ装置と入れ替え後の顧客ファクシミリ装置とが持つ各種情報のデータ構造が異なる場合に、入れ替え前の顧客ファクシミリ装置が有する各種情報のデータ構造を自動的に入れ替え後の顧客ファクシミリ装置が有する各種情報のデータ構造に変換することができるファクシミリ遠隔保守装置及びそれを用いるファクシミリ通信システムが開示されている。
特開2001−320520号公報(第0007段落等)
しかしながら、そもそも代替用の多機能周辺装置がない場合には、メモリ装置に格納されている画像データを取り出すことができないという問題点があった。また、特に、PCと通信可能な多機能周辺装置では、簡単にPCと通信できるので、わざわざ代替用の多機能周辺装置を用意することなく、PCに画像データを表示することが要望されている。
ここで、多機能周辺装置におけるデータの管理形式とPCにおけるデータの管理形式とが異なる場合に、画像データをPCにおけるデータの管理形式に適合するように変換し、多機能周辺装置のメモリ装置をリムーバルディスクに見せかけることで、PCに画像データを表示することも考えられるが、かかる場合には、多機能周辺装置のメモリ装置の消費容量が増大してしまうという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、少ない消費記憶容量でデータの管理形式が異なるコンピュータに画像データを表示することができる多機能周辺装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載の多機能周辺装置は、第1単位サイズのクラスタ単位でファイルデータを記憶する第1の記憶手段と、その第1の記憶手段に記憶される前記ファイルデータを表示可能な表示手段とを備えたコンピュータと通信可能な通信手段と、画像データを前記ファイルデータの管理方式とは異なる方式によって第2単位サイズであるブロック単位で記憶する第2の記憶手段とを備えたものであって、前記第2の記憶手段にブロック単位で記憶されている画像データのデータ構造を変更することなく、前記画像データを前記通信手段を介して前記コンピュータの表示手段に表示させるために、記第2の記憶手段を前記第1の記憶手段として擬制化する擬制化手段と、その擬制化手段の実行を操作者が指示する指示手段とを備え、前記コンピュータの前記第1の記憶手段は、前記ファイルデータのディレクトリ情報と、前記ファイルデータを記憶するクラスタのクラスタ識別情報を含むクラスタリンク情報とを記憶するものであり、前記第2の記憶手段は、前記画像データの名前、前記画像データを記憶する先頭ブロックのブロック識別情報および前記画像データのサイズを含むファイル情報と、前記画像データを記憶するブロックのブロック識別情報を含むブロックリンク情報とを記憶するものであり、前記指示手段によって実行が指示された場合に実行される前記擬制化手段は、前記ファイル情報に基づいて前記ディレクトリ情報に相当する擬制ディレクトリ情報を生成する第1の生成手段と、前記ファイル情報に含まれる画像データのサイズと一のクラスタのサイズとから前記画像データが占有するクラスタの個数を求め、その求められたクラスタの個数分のクラスタ識別情報を含むように前記クラスタリンク情報に相当する擬制クラスタリンク情報を生成する第2の生成手段と、前記ファイル情報と前記ブロックリンク情報とから求められる前記画像データを記憶するブロックのブロック識別情報を、前記擬制クラスタリンク情報に含まれるクラスタ識別情報に対応付けた前記対応情報を生成する第3の生成手段とを備え、その第3の生成手段によって生成された前記対応情報を利用することで、前記コンピュータによって前記第2の記憶手段が管理可能となり、前記第2の記憶手段を前記第1の記憶手段として擬制化する
請求項記載の多機能周辺装置は、請求項に記載の多機能周辺装置において、前記第2の生成手段は、前記画像データが占有するクラスタの各々が連続するように設定する。
請求項に記載の多機能周辺装置は、請求項又はに記載の多機能周辺装置において、前記ディレクトリ情報は、前記ファイルデータを記憶した記憶日時情報を含んでおり、現在日時を計時する計時手段を備え、前記第1の生成手段は、前記ディレクトリ情報に含まれる記憶日時情報を、前記計時手段によって計時される現在日時に代替して前記擬制ディレクトリ情報を生成する。
請求項記載の多機能周辺装置は、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記画像データは、外部から受信したファクシミリデータである。
請求項記載の多機能周辺装置は、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記擬制化手段は、前記第1単位サイズを前記第2単位サイズの整数倍に設定する。
請求項記載の多機能周辺装置は、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記通信手段を介して前記コンピュータから送信される前記第2の記憶手段に記憶されているデータの読み込み要求以外の要求を禁止する禁止手段を備えている。
請求項1記載の多機能周辺装置によれば、第1の生成手段によってディレクトリ情報に相当する擬制ディレクトリ情報が生成され、第2の生成手段によってクラスタリンク情報に相当する擬制クラスタリンク情報を生成され、第3の生成手段によってブロック識別情報をクラスタ識別情報に対応付けた対応情報が生成されるので、第2の記憶手段にブロック単位で記憶されている画像データのデータ構造を変更することなく、少ない消費記憶容量でデータの管理形式が異なるコンピュータに画像データを表示することができるという効果がある。また、擬制化手段は、指示手段によって擬制化手段の実行が指示された場合に実行されるので、使用者の意思によって必要な場合にだけ擬制化手段を実行させることができるという効果がある。
請求項記載の多機能周辺装置によれば、請求項に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、第2の生成手段は、画像データが占有するクラスタの各々が連続するように設定するので、擬制クラスタリンク情報を効率良く、少容量で記憶させることができるという効果がある。
請求項に記載の多機能周辺装置によれば、請求項又はに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加えて、擬制ディレクトリ情報は、ディレクトリ情報に含まれる記憶日時情報を、計時手段によって計時される現在日時に代替して生成されるので、画像データが記憶日時情報を含まない場合であっても、ディレクトリ情報に対応した擬制ディレクトリ情報を生成することができるという効果がある。
請求項記載の多機能周辺装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、画像データは、外部から受信したファクシミリデータであるので、特に、ファクシミリデータの場合、バックアップ用のメモリが存在しない場合には、電源を落とした場合にファクシミリデータが消去されてしまうので、かかるファクシミリデータをコンピュータに表示することができれば一層効果的である。
請求項記載の多機能周辺装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、擬制化手段は、前記第1単位サイズを前記第2単位サイズの整数倍に設定するので、処理を簡略化することができるという効果がある。
請求項記載の多機能周辺装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、通信手段を介してコンピュータから送信される第2の記憶手段に記憶されているデータの読み込み要求以外の要求は禁止されているので、書き込み、消去可能に構成する場合に比べて処理を簡略化することができるという効果がある。
本発明の最適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の多機能周辺装置1を前方から見た斜視図である。多機能周辺装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えている。
図1に示すように、多機能周辺装置1におけるハウジング2の前側(図1において手前側)の開口部2aは、その内部が上下に仕切られており、開口部2aの下側には記録用紙を給紙するための差込み可能な給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、A4サイズ、レターサイズ、はがきサイズ等にカットされた記録用紙をその短辺を主走査方向(Y軸方向)に沿って複数枚堆積して収納可能に構成されている。開口部2aの上側は記録済みの記録用紙が排紙される排紙部10となっており、記録済みの記録用紙は矢印A方向に排出される。
ハウジング2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置が配置されている。この画像読取装置は図示しない枢軸部を介してハウジング2の一側端に対して上下開閉回動可能に構成され、さらに、画像読取装置の上面を覆う原稿カバー体13の後端は画像読取装置の後端に対して枢軸を中心に上下回動可能に装着されている。原稿カバー体13を上側に開けて載置用ガラス板上に原稿を載置し、載置用ガラス板の下側にて主走査方向(Y軸方向)に往復移動可能に設けられている原稿読取り用のスキャナ(例えばCIS:Contact Image Sensor)にて原稿紙面の画像を読取可能に構成されている。
原稿カバー体13の前方には、操作パネル部14が設けられており、操作パネル部14には、数値や文字などを入力する入力キー群14aと、各種コマンドを入力するコマンド入力キー群14bと、操作手順や実行中の処理の状態を表示するための液晶表示装置15(以下「LCD15」と称す)とが設けられている。コマンド入力キー群14bの1つである擬似ハードディスク機能モードキー14cは、使用者が後述する擬似ハードディスク構築処理の実行を指示するキーとして割り当てられている。
ハウジング2の前面であって、操作パネル部14の下方には、外部メモリを挿入するための外部メモリ挿入部11が備えられている。外部メモリとは、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、SDカード(登録商標)、xD(登録商標)等が該当し、外部メモリに格納されている画像データは、コピー機能によって印刷可能に構成されている。
ハウジング2の背面には、USBケーブル34の一端側が差込まれる接続口が開口ており、その接続口にUSBケーブル34の一端側が接続され、USBケーブル34の他端側がPC35に接続されると、多機能周辺装置1とPC35とはUSBケーブル34を介して通信可能に構成されている。尚、多機能周辺装置1とUSBケーブル34を介して通信可能なPC35は、文字、数字等を入力するキーボード42と、画像を表示するLCD43とを備えている。
図2は、多機能周辺装置1とPC35との電気的構成を示すブロック図である。多機能周辺装置1は、CPU12、ROM13、RAM14、EEPROM15、画像メモリ17、計時回路31、音声LSI18、ネットワーク・コントロール・ユニット19(以下単に「NCU19」と称す)、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、アンプ27、USBインターフェース30aを備え、これらはバスライン29を介して互いに接続されている。
CPU12は、NCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン29により接続された各部を制御するものである。ROM13は、多機能周辺装置1で実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリであり、擬似ハードディスク構築プログラム13aが格納されている。擬似ハードディスク構築プログラム13aは、CPU12に図5のフローチャートに示す擬似ハードディスク構築処理を実行させるプログラムである。RAM14は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。EEPROM15は、書換可能な不揮発性のメモリであり、記憶されたデータは電源オフ後も保持される。画像メモリ17は、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。受信したファクシミリデータは、一旦、画像メモリ17に格納され、プリンタ25によって記録用紙に印刷された後、この画像メモリ17から消去される。また、スキャナ22によって読み取られた読取りデータも、この画像メモリ17に記憶される。計時回路31は現在日時を計時可能な既知の回路である。
音声LSI18は、NCU19によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するとともに、この多機能周辺装置1の内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU19に出力するものである。NCU19は回線制御を行うためのものであり、多機能周辺装置1はこのNCU19を介して電話回線26に接続されている。モデム20は、画像データやメールデータを変調および復調して伝送するとともに伝送制御用の各種手順信号を送受信するものである。バッファ21は、他のファクシミリ装置との間で送受信される符号化された画像情報を含むデータを一時的に格納するものである。スキャナ22は画像を読み取るためのものである。符号化部23はスキャナ22により読み取られた原稿画像の符号化を行うものである。復号化部24は、画像メモリ17やバッファ21に記憶された画像データを読み出して、これを復合化するものであり、復合化されたデータは、プリンタ25により記録用紙に印刷される。アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音などを出力するためのものである。USBインターフェース30aは、PC35との通信を可能にする既知の回路である。
一方、PC35は、CPU36、ROM37、RAM38、ハードディスク39、入出力ポート41、USBインターフェース30bを備えている。CPU36はROM37に記憶される固定値やプログラム或いはインターフェース30bを介して送受信される各種信号に基づいて、バスライン40により接続される各部を制御するものである。ROM37は、PC35で実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリである。RAM38は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。ハードディスク39は書き換え可能な不揮発性のメモリであり、基本ソフトウェアとしてのOS(Operation System)が格納されている。USBインターフェース30bは、多機能周辺装置1を含むUSB装置との通信を可能にする既知の回路であり、USBケーブル34と接続可能に構成されている。
尚、上述したCPU36、ROM37、RAM38はバスライン40を介して互いに接続されており、そのバスライン40は入出力ポート41に接続されている。この入出力ポート41は、バスライン40の他にハードディスク39、キーボード42、LCD43、インターフェース30cに接続されている。
次に、図3を参照して、本発明の概略について説明する。図3(a)は、左側に多機能周辺装置1の画像メモリ17の構成を模式的に示し、右側にPC35のハードディスク39の構成を模式的に示す図である。図3(b)は、画像メモリ17に記憶されている2つのファイル情報66,67のデータ構造を示す図であり、図3(c)は、画像メモリ17に記憶されているブロックテーブル65を示す図である。
まず、図3(a)の右側のPC35のハードディスク39の構成について説明する。PC35にはOSとしてMS−DOSが搭載されており、ハードディスク39に格納されるファイルはFAT(File Allocation Tables)によってクラスタ単位で管理されている。
ハードディスク39は、一般的な論理フォーマットが採用されており、上方から順番に、マスターブートセクタ50と、未使用51と、パーティションブートセクタ52と、FAT領域53と、FAT領域(コピー)54と、ルートディレクトリ55と、データ領域56とを備えている。尚、ハードディスク39は16MBの記憶容量を有し、ハードディスク39の各構成の左隣に対応して付されている「0〜31999」の数字は論理セクタ番号を示している。
マスターブートセクタ50は、PC35の起動時に最初に読み込まれるセクタである。ハードディスク39の先頭に置かれ、ハードディスク39内に格納されたどのOSをどのように起動するかなどの情報が記録されている。パーティションブートセクタ52は、マスターブートセクタ50に用意されたパーティション情報を記録するセクタである。FAT領域53は、ファイルがハードディスク39上のどこのセクタを使用しているか、また、そのセクタの連結状態、空きセクタの位置、不良セクタの位置などのハードディスク39の使用状態について記憶しているテーブルである。FAT領域(コピー)54は、FAT領域53をコピーした領域である。ルートディレクトリ55は、ツリー型ディレクトリ構造の最上層にあるディレクトリである。PC35上のすべてのファイルは必ずどこかのディレクトリに所属し、ルートディレクトリ以外のディレクトリは必ず他のディレクトリに所属している。尚、ハードディスク39を複数のパーティションに分割して使う場合は、パーティションごとにルートディレクトリができる。データ領域56は、ファイルデータを格納する領域である。
次に、図3(a)の左側に示す多機能周辺装置1の画像メモリ17の構成について説明する。画像メモリ17は、上方から順番に、ファイル情報およびブロックテーブルエリア60と、擬似ハードディスク用エリア61と、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62と、データ領域63と、その他のワークエリア64とを備えている。
ファイル情報およびブロックテーブルエリア60には、ファイル情報と、ブロックテーブル65とが格納されている。ファイル情報は、図3(b)に示すように、各ファイル情報毎66,67に、14バイト構成のファイル名66a,66bと、4バイト構成のスタートブロックNo.67a,67bと、4バイト構成のデータサイズ68a,68bとを備えている。尚、ファイル名66a,66bは、ピリオドと、最後にNULLデータを持ち、NULLデータまでをファイル名として構成されている。
ブロックテーブル65には、図3(c)に示すように、各ファイル情報のデータが格納されているブロックNo.のリンク情報が格納されている。尚、各ブロックNo.は4バイト構成で、使用中のブロックの場合は次のブロックNo.が格納され、終了或いは未使用の場合にはFFが格納されている。例えば、上段左端のブロックNo.0は未使用、その右隣のブロックNo.1はブロックNo.3に繋がり、その右隣のブロックNo.2は未使用、その右隣のブロックNo.3はブロックNo.4に繋がることを示している。
このブロックデーブル65から、ファイル情報66のデータは、スタートブロックとしてのブロックNo.1から順番にブロックNo.3、ブロックNo.4、ブロックNo.5、ブロックNo.6、ブロックNo.7、ブロックNo.8と繋がる7つのブロックに格納されていることが分かる。一方、ファイル情報67のデータは、ブロックテーブル65から、スタートブロックとしてのブロックNo.BからブロックNo.Dと繋がる2つのブロックに格納されていることが分かる。
擬似ハードディスク用エリア61は、図3(a)の右側に示すハードディスク39の構成のうちデータ領域56を除く部分(マスターブートセクタ50からルートディレクトリ55まで)に相当するサイズで、マスターブートセクタ50からルートディレクトリ55までの各構成に相当するデータを格納する。
クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62は、ハードディスク39上におけるクラスタNo.から画像メモリ17上のブロックNo.を特定するテーブルを格納する。
データ領域63は、各ファイル情報66,67に対応する画像データが、複数のブロック毎に区分けして格納され、各ブロックは16Kバイトで構成されている。
本発明によれば、データ領域63にブロック単位で記憶されているデータ構造は変更されることなく、データ領域63にブロック単位で記憶されているデータは、擬似ハードディスク用エリア61と、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62とに格納されるデータを利用して、データの管理形式が異なるPC35によって管理可能な構造とされる。よって、データ領域63にブロック単位で記憶されているデータを含めてPC35によって管理可能な構造に変換する場合に比べて、少ない消費記憶容量でデータの管理形式が異なるPC35にデータを表示することができる。
具体的には、ハードディスク39の容量を16Mバイト、1つのクラスタのサイズを16Kバイト、1つのブロックNo.の格納エリアサイズを4バイトとした場合、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62は、約1000(全クラスタ数)×4バイト(1つのブロックNo.の格納エリアサイズ)=約4Kバイト程度のサイズを確保しておけば足り、15.6Mバイトの大きさのデータ領域56を確保する場合に比べ、少ない消費記憶容量でPC35にデータを表示することができる。
図4は、オンラインディスク処理を示すフローチャートである。オンラインディスク処理は、多機能周辺装置1の画像メモリ17をPC35との関係でオンラインディスクとする処理であり、CPU12によって実行される処理である。
この処理では、まず、擬似ハードディスクモード機能キー14cが使用者によって押下げられたか否かを判断し(S401)、押下げられた場合には(S401:Yes)、画像メモリ17を擬似ハードディスクとして構築する擬似ハードディスク構築処理を実行する(S402)。この擬似ハードディスク構築処理によって画像メモリ17がPC35の擬似ハードディスクとして構築されると、PCプリント実行中や仮想ドライブ実行中等、USBアクセス状態でなくなるまで待ってUSBを抜いた状態にする(S403)。そして、この構築した擬似ハードディスクをオンラインディスクとし(S404)、USB接続状態にしてストレージクラスありをPCに伝え(S405)、本処理を終了する。
この処理によって、PC35からストレージクラスのコマンドが送信されるようになり、周知のリムーバルクラスのやりとりを実行することにより多機能周辺装置1の画像メモリ17をPC35のディスクドライブとして見ることができる。尚、S401の処理において、擬似ハードディスクモード機能キー14cが使用者によって押下げられていないと判断した場合には(S401:No)、その他の処理を実行し(S406)、再びS401からの処理を繰り返す。
図5は、図4のS402の処理である擬似ハードディスク構築処理を示すフローチャートである。この処理は、画像メモリ17を擬似ハードディスクとして構築する処理であり、擬似ハードディスク構築プログラム13aに従ってCPU12によって実行される処理である。
この処理では、まず、ハードディスク39の論理フォーマットとして図3(a)に示すマスターブートセクタ50からルートディレクトリセクタ55までの内容をファイル登録されていない状態で擬似ハードディスク用エリア61に作成する(S501)。この時、1つのクラスタの大きさは、画像メモリ17のデータ領域63を区分けする1つのブロックの大きさである16Kバイトに合わせるのが好ましい。1つのクラスタの大きさを1つのブロックの大きさに合わせることで処理を簡単にすることができる。
次に、画像メモリ17にファイル情報があるか見るためのポインタ、ディレクトリエントリのポインタ、FATのポインタ、カレントクラスタNo.の各々を初期化する(S502)。そして、登録されたファイル情報があるか否かを判断し(S503)、登録されたファイル情報があれば(S503:Yes)、ディレクトリエントリのポインタが指すところにディレクトリエントリをセットする(S504)。また、FATのポインタが指すところからファイルサイズ分のクラスタリンクをセットする(S505)。更に、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルをクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62にセットする(S506)。
最後に、ファイル情報があるかを見るポインタ、ディレクトリエントリのポインタ、FATのポインタ、カレントクラスタNo.を更新して(S507)、再びS503の処理に移行する。そして、登録されたファイル情報があれば(S503:Yes)、再びS504からの処理を繰り返し、登録されたファイル情報がなければ(S503:No)、本処理を終了する。この処理によって、画像メモリ14に格納されているファイルをPC35によって管理可能なハードディスクと擬制することができる。
次に、図6を参照して、図5で説明したS504の処理、S505の処理、S506の処理についてより具体的に説明する。図6(a1)は図3(b)と、図6(a2)は図3(c)と同一の図であり、図6(a1)は、画像メモリ17に記憶されている2つのファイル情報66,67のデータ構造を示す図であり、図6(a2)は、画像メモリ17に記憶されているブロックテーブル65を示す図である。即ち、本実施例では、2つのファイル情報があるので、先に、ファイル情報66について処理され、次に、ファイル情報67について処理されることになる。
まず、図5のS504の処理では、図6(b1)に示すディレクトリエントリ70をディレクトリエリア(擬似ハードディスク用エリア61の一部)の先頭にセットする。具体的には、図6(b1)に示すディレクトリエントリ70は、上段左側から11バイト構成のファイル名70aと、1バイト構成の属性70bと、2バイト構成の時刻70cと、2バイト構成の日付70dと、2バイト構成のスタートクラスタNo.70eと、4バイト構成のファイルサイズ70fとを備えている。 ここで、ファイル情報66には、時刻および日付が含まれていないので、計時回路31によって現在の時刻、日付をセットする。これによりファイル情報66に日付情報が含まれていないとしても、ディレクトリエントリ70を生成することができる。また、スタートクラスタ(カレントクラスタ)は「002」とセットする。
図5のS505の処理では、図6(b2)に示すFAT71を擬似ハードディスク用エリア61にセットする。そのためにファイル情報66から必要なクラスタ数を求める。具体的には、ファイル情報66のファイルサイズは1BFFBh(114683バイト)である。また、1つのクラスタのサイズは16Kバイト(16×1024バイト)に設定しているので、結局、ファイル情報66が必要なクラスタ数は、114683/(16×1024)=6.99・・・となり、7つ分のクラスタが必要なことが分かる。よって、その7つ分のクラスタNo.が連続して繋がるように、図6(b2)に示すようにFAT71を擬似ハードディスク用エリア61にセットする。図6(b2)に示すFAT71は、クラスタNo.2からクラスタNo.8までの7つ分のクラスタが連続して繋がるようにセットされている。このようにセットすることでFATを効率良く、少容量でセットすることができる。尚、FAT領域(コピー)も図6(b2)に示すFAT71と同じデータを格納する。
図5のS506の処理では、図6(b3)に示すクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72をクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62にセットする。図6(a1)に示すファイル情報66、図6(a2)のブロックテーブル65から図3で説明した通り、ファイル情報66のデータは、スタートブロックとしてのブロックNo.1から順番にブロックNo.3、ブロックNo.4、ブロックNo.5、ブロックNo.6、ブロックNo.7、ブロックNo.8と繋がるブロックに格納されているので、クラスタNo.2から始めるとして、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72を図6(b3)に示すようにクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62にセットする。
即ち、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72は、クラスタNo.2はブロックNo.1に、クラスタNo.3はブロックNo.3に、クラスタNo.4はブロックNo.4に、クラスタNo.5はブロックNo.5に、クラスタNo.6はブロックNo.6に、クラスタNo.7はブロックNo.7に、クラスタNo.8はブロックNo.8に対応していることを示し、クラスタNo.とブロックNo.とを対応させることができる。
一方、ファイル情報67についても、ファイル情報66と同様に処理される。図5のS504の処理では、図6(c1)に示すディレクトリエントリ80を図6(b1)に示すディレクトリエントリ70の後にセットする。ディレクトリエントリ80の内容は、ディレクトリエントリ70と同様に、上段左側から11バイト構成のファイル名80aと、1バイト構成の属性80bと、2バイト構成の時刻80cと、2バイト構成の日付80dと、2バイト構成のスタートクラスタNo.80eと、4バイト構成のファイルサイズ80fとを備えている。尚、スタートクラスタ(カレントクラスタ)は、先のファイル情報66で7つ分のクラスタを使用したので「009」とセットされることになる。
図5のS505の処理では、図6(c2)に示すFAT71を擬似ハードディスク用エリア61にセットする。そのためにファイル情報67から必要なクラスタ数を求める。具体的には、ファイル情報67のファイルサイズは7F00h(32512バイト)である。また、1つのクラスタのサイズは16Kバイト(16×1024バイト)に設定しているので、結局、ファイル情報67が必要なクラスタ数は、32512/(16×1024)=1.98・・・となり、2つ分のクラスタが必要なことが分かる。よって、その2つ分のクラスタNo.が連続して繋がるように、図6(c2)に示すようにFAT71を擬似ハードディスク用エリア61にセットする。
図5のS506の処理では、図6(c3)に示すクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72をクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62にセットする。図6(a1)に示すファイル情報67、図6(a2)のブロックテーブル65から図3で説明した通り、ファイル情報67のデータは、スタートブロックとしてのブロックNo.BからブロックNo.Dと繋がるブロックに格納されているので、クラスタNo.2に7つ分を加えたクラスタNo.9から始めるとして、図6(c3)に示すように、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72をクラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルエリア62にセットする。即ち、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブル72は、クラスタNo.9はブロックNo.Bに、クラスタNo.10はブロックNo.Dに対応していることを示し、クラスタNo.とブロックNo.とを対応させることができる。尚、ファイル情報66,67以外のファイル情報があれば、再び、同様な処理が繰り返えされることになる。
図7は、データ送信処理を示すフローチャートである。この処理は、使用者の要求に応じて画像メモリ17内に格納されているファイル情報のデータをPC35に送信する処理であり、CPU12によって実行される処理である。
この処理の前提として、図4のオンラインディスク処理によって、画像メモリ17がオンラインディスクとなっており、また、使用者がPC35上のマイコンピュータでリムーバルディスクをダブルクリックしたり、ファイルをダブルクリックするとPC35からUSB経由でストレージクラスの各種コマンドが送信される状態にあるとする。
この処理では、まず、PC35からコマンドを受信したか否かを判断し(S701)、受信していれば(S701:Yes)、その受信したコマンドがデータリードコマンドか否かを判断し(S702)、データリードコマンドでなければ(S702:No)、各種コマンド処理を実行して(S703)、本処理を終了する。各種コマンド処理では(S703)、例えば、コマンドがモードセンスコマンドであった場合には、ライトプロテクト状態という情報をPC35に送信し、画像メモリ17への書き込みを禁止するようにPC35に送信する。即ち、リードオンリーに設定することでPC35から書き込みや削除が可能にするよりも処理を簡略化することができる。
一方、データリードコマンドであれば(S702:Yes)、データ領域以降のセクタのリードか否かを判断し(S704)、データ領域以降のセクタのリードでなければ(S704:No)、構築した擬似ハードディスクの対応するブロックNoのデータをそのままPC35へ送信し(S705)、本処理を終了する。
一方、データ領域以降のセクタのリードであれば(S704:Yes)、指定されたリード開始セクタが、構築した擬似ハードディスクのどのクラスタNo.に対応するか、終了セクタがどのクラスタNo.までかとスタートオフセットと、エンドオフセットを算出する(S706)。そして、算出したデータを全てPC35に送信するまで、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルのブロックNo,からブロックのアドレスを求め、そのブロックNo.のエンドオフセットをプラスしたアドレスから必要なサイズのデータをPC35へ送信する処理を繰り返し(S707)、本処理を終了する。
以上実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施例では、クラスタのサイズはブロックサイズ(16Kバイト)に合わせる場合について説明したが、クラスタのサイズはブロックサイズに必ずしも合わせる必要はなく、整数倍であっても良い。整数倍であればテーブルを整数倍用意すれば容易に管理が可能である。
また、上記実施例では、クラスタNo.→ブロックNo.変換テーブルでは、クラスタNo.とブロックNo.とを対応させる場合について説明したが、所定のクラスタや所定のブロックを特定可能な情報であれば、例えば、ハードディスク39中のアドレスと画像メモリ17中のアドレスとを対応させるようにしても良い。
また、上記実施例では、16Mバイトのハードディスク39でルートディレクトリの個数が256となっており、画像メモリ17で登録できるファイル数の最大が256より大きい場合には、画像メモリ17のファイル全てを取り出すことができない。このような場合には、サブディレクトリエントリと最大ファイルが登録できるだけのクラスタとを先頭から取っておいて、そのクラスタ数×1クラスタのサイズ分のエリアを画像メモリ17内に確保しておく必要がある。1ディレクトリのエントリで32バイト消費するので1クラスタが16Kバイトとすれば、1024/32×16=512−2(親ディレクトリ登録とカレントディレクトリ登録の2エントリが必要)ファイルが登録可能となる。よって、ルートディレクトリに255(256−1(サブディレクトリ分))登録可能なので、サブディレクトリの使用クラスタをnクラスタ分(クラスタNo.2からnクラスタ)を確保すると255+512×n−2のファイルが格納可能となる。nは画像メモリ17の最大格納可能ファイル数によって決まる。但し、16kバイト×nのメモリエリアを画像メモリ17のルートディレクトリの後ろに確保しておく必要がある。
また、上記実施例では、画像メモリ17に格納されるデータとしは、受信したファクシミリデータや、スキャナ22によって読み取られた読取りデータである場合について説明したが、この画像メモリ17に記憶されるデータとしては、かかるデータに限られず、メディアに記憶されたTIFデータ、J−PEGデータであっても良い。但し、ファクシミリデータの場合、バックアップ用のメモリが存在しない場合には、電源を落とした場合にファクシミリデータが消去されてしまうので、かかるファクシミリデータをPC35に表示することができれば効果的である。
多機能周辺装置にPCが接続されている状態を示す外観斜視図である。 多機能周辺装置とPCとの電気的構成を示すブロック図である。 (a)は、左側に多機能周辺装置の画像メモリの構成を模式的に示し、右側 にPCのハードディスクの構成を模式的に示す図である。(b)は、画像メモリに記 憶されている2つのファイル情報のデータ構造を示す図であり、(c)は、画像メモ リに記憶されているブロックテーブルを示す図である。 オンラインディスク処理を示すフローチャートである。 擬似ハードディスク構築処理を示すフローチャートである。 図5で説明したS504の処理、S505の処理、S506の処理について より具体的に説明するための図である。 データ送信処理を示すフローチャートである。
1 多機能周辺装置
14c 擬似ハードディスク機能モードキー(指示手段)
17 画像メモリ(第2の記憶手段)
30a USBインターフェース(通信手段)
31 計時回路(計時手段)
35 PC(コンピュータ)
39 ハードディスク(第1の記憶手段)
43 LCD(表示手段)
S402 擬制化手段
S504 第1の生成手段
S505 第2の生成手段
S506 第3の生成手段
S702 禁止手段

Claims (6)

  1. 第1単位サイズのクラスタ単位でファイルデータを記憶する第1の記憶手段と、その第1の記憶手段に記憶される前記ファイルデータを表示可能な表示手段とを備えたコンピュータと通信可能な通信手段と、画像データを前記ファイルデータの管理方式とは異なる方式によって第2単位サイズであるブロック単位で記憶する第2の記憶手段とを備えた多機能周辺装置において、
    前記第2の記憶手段にブロック単位で記憶されている画像データのデータ構造を変更することなく、前記画像データを前記通信手段を介して前記コンピュータの表示手段に表示させるために、記第2の記憶手段を前記第1の記憶手段として擬制化する擬制化手段と、
    その擬制化手段の実行を操作者が指示する指示手段とを備え、
    前記コンピュータの前記第1の記憶手段は、前記ファイルデータのディレクトリ情報と、前記ファイルデータを記憶するクラスタのクラスタ識別情報を含むクラスタリンク情報とを記憶するものであり、
    前記第2の記憶手段は、前記画像データの名前、前記画像データを記憶する先頭ブロックのブロック識別情報および前記画像データのサイズを含むファイル情報と、前記画像データを記憶するブロックのブロック識別情報を含むブロックリンク情報とを記憶するものであり、
    前記指示手段によって実行が指示された場合に実行される前記擬制化手段は、
    前記ファイル情報に基づいて前記ディレクトリ情報に相当する擬制ディレクトリ情報を生成する第1の生成手段と、
    前記ファイル情報に含まれる画像データのサイズと一のクラスタのサイズとから前記画像データが占有するクラスタの個数を求め、その求められたクラスタの個数分のクラスタ識別情報を含むように前記クラスタリンク情報に相当する擬制クラスタリンク情報を生成する第2の生成手段と、
    前記ファイル情報と前記ブロックリンク情報とから求められる前記画像データを記憶するブロックのブロック識別情報を、前記擬制クラスタリンク情報に含まれるクラスタ識別情報に対応付けた前記対応情報を生成する第3の生成手段とを備え、
    その第3の生成手段によって生成された前記対応情報を利用することで、前記コンピュータによって前記第2の記憶手段が管理可能となり、前記第2の記憶手段を前記第1の記憶手段として擬制化することを特徴とする請求項1に記載の多機能周辺装置。
  2. 前記第2の生成手段は、前記画像データが占有するクラスタの各々が連続するように設定することを特徴とする請求項に記載の多機能周辺装置。
  3. 前記ディレクトリ情報は、前記ファイルデータを記憶した記憶日時情報を含んでおり、
    現在日時を計時する計時手段を備え、
    前記第1の生成手段は、前記ディレクトリ情報に含まれる記憶日時情報を、前記計時手段によって計時される現在日時に代替して前記擬制ディレクトリ情報を生成することを特徴とする請求項又はに記載の多機能周辺装置。
  4. 前記画像データは、外部から受信したファクシミリデータであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置。
  5. 前記擬制化手段は、前記第1単位サイズを前記第2単位サイズの整数倍に設定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置。
  6. 前記通信手段を介して前記コンピュータから送信される前記第2の記憶手段に記憶されているデータの読み込み要求以外の要求を禁止する禁止手段を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の多機能周辺装置。
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