JP4462004B2 - 複合導体及びその製造方法並びにそれを用いたケーブル - Google Patents

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本発明は、複合導体及びその製造方法並びにそれを用いたケーブルに関するものである。
従来、ロボット用ケーブルに用いられる同軸ケーブルや、医療用プローブケーブル等に使用される極細同軸ケーブルには、導体であるCuまたはCu合金線にめっきを施して心線としたものが用いられてきた。
近年、これらのケーブルやプローブケーブルに対する多心化、細径化、高導電性化のニーズが高まっている。それらケーブルに用いられる同軸ケーブルも、より細径で導電性が高く、且つ十分な強度を有するものが求められるようになってきている。この同軸ケーブルに用いる導体には、高い導電性と高い屈曲特性(耐屈曲性)との両方が必要である。
しかし、上述したCuまたはCu合金線は、導電性は高いものの耐屈曲性が高くない。そこで、従来のCuまたはCu合金線を用いた導体に代わって高導電性、高耐屈曲性を持つ導体が望まれている。
従来からあるそのような高強度、高導電性の導体(材料)として、心材であるCuマトリクス全体中にAg,Nb,Cr,Fe等の金属が繊維状に分散したCu−金属繊維導体(in−situ合金導体と呼ばれる)が挙げられる。特にCu−Ag合金を用いた導体は、導電性と強度とが高いレベルで両立が可能であることが知られている。
また、そのような導体を心材とした高強度、高耐屈曲性を持つ複合導体として、Cu−Nb系合金、Cu−Fe系合金、Cu−Ag系合金からなる心材の外周にCu及び不可避不純物からなる金属層を被覆したもの(特許文献1参照)や、母相(Cu)−金属繊維導体からなる心材の外周にAu,Ag,Sn,Ni,はんだ等の耐食層を形成したもの(特許文献2参照)がある。
特開平6−290639号公報 特開2001−176332号公報
しかしながら、これらのCu−金属繊維導体や特許文献1、2記載の複合導体は、何れも耐屈曲性は高いが、純銅の代替となり得るほどの導電率を得るのは難しい。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、純銅と略同等の導電率を有し、純銅よりも優れた耐屈曲性を有する複合導体を提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1の発明は、純銅または銅合金からなる心材の外周に、母相中に金属繊維が分散した繊維分散層を、複合導体全体の外径の0.3%以上の層厚で形成したものである。
請求項2の発明は、上記繊維分散層が、Cu母相中にAg繊維が分散したCu−Ag系合金で構成されたものである。
請求項3の発明は、上記Cu−Ag系合金が、1〜99mass%のCuを含有するものである。
以上の構成によれば、外層部に強度の高い繊維分散層を有し、中心部が導電性の良好な純銅または銅合金からなり、純銅と略同等の導電率と外層部に強い強度を得ることができる。
請求項4の発明は、上記銅合金が、1.0mass%以下の微量添加物を含有し、その残部がCuであるものである。
請求項5の発明は、上記銅合金が、Ag,Sn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を、総計1.0mass%以下の濃度で含有し、その残部がCuであるものである。
以上の構成によれば、純銅と略同等の導電率と、純銅よりも強い強度とを得ることができる。
請求項6の発明は、純銅または銅合金からなる心材の外周に、AgまたはAg合金からなる被覆層を、複合導体全体の外径の0.3%以上の層厚で形成し、その被覆心材に熱処理を施した後、伸線加工を施し、被覆心材の外層部に母相中に金属繊維が分散した繊維分散層を形成するものである。
請求項7の発明は、上記熱処理を、600〜1500℃の温度で0.1〜60sec行うものである。
請求項8の発明は、上記銅合金が、1.0mass%以下の微量添加物を含有し、その残りがCuであるものである。
請求項9の発明は、上記銅合金が、Ag,Sn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を、総計1.0mass%以下の濃度で含有し、その残りがCuであるものである。
請求項10の発明は、上記AgまたはAg合金からなる被覆層を、めっきにより形成するものである。
以上の方法によれば、純銅または銅合金からなる心材の外周に、母相中に金属繊維が分散した繊維分散層を容易に形成することができる。
請求項11の発明は、心線の周りに外部導体が配置されたケーブルにおいて、請求項1から5いずれかに記載の複合導体を用いて、上記心線を形成したものである。
本発明によれば、純銅と略同等の導電率と、純銅よりも優れた耐屈曲性とが得られるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
[第一の実施形態]
本実施形態の複合導体の横断面図を図1に示す。
図1に示すように、本実施形態の複合導体1は、純銅からなる心材2の外周に、母相中に金属繊維が分散した繊維分散層3を形成したものである。
心材2を構成する純銅は、Cuと不可避不純物とから構成された純度の高い銅である。不可避不純物は、0.1mass%以下であることが好ましい。例えば、心材2に99.9999%の高純度銅を使用した場合には、複合導体1は高い導電率を得ることが可能である。
繊維分散層3は、複合導体1の直径(図1中Dで示す)の0.3%以上、好ましくは、0.5%〜8%、より好ましくは1%〜5%、の層厚(図1中tで示す)を有する。例えば、直径φ0.1mmの複合導体1に対して、繊維分散層3が0.5μm以上の層厚で形成され、その層厚は、細径化や高導電率を図る観点から8μm以下が好ましい。
繊維分散層3は、母相−金属繊維複合材から構成される。その母相−金属繊維複合材の組織は、金属からなる母相中に、繊維状の金属(金属繊維)が分散してなるものである。より具体的には、繊維分散層3は、Cu母相中にAg繊維が分散したCu−Ag系合金で構成される。そのCu−Ag系合金は、1〜99mass%のCuを含有する。ここで、Cu−Ag系合金とは、Cu−Ag合金、及びSn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を含有するCu−Ag合金のことをいう。Ag繊維が強化材として働き、繊維分散層3は強度が高く耐屈曲性に優れたものとなる。
さらに、本実施形態の繊維分散層3は、径方向内側ほど金属繊維の濃度(体積率)が低い。具体的には、繊維分散層3の最外周部でAg(Ag繊維)の濃度が最も高く、半径方向内側にいくほどAgの濃度が低下し、相対的にCuの濃度が高くなる。
繊維分散層3の厚さを0.3%以上としたのは、0.3%未満では繊維分散層による強度増加が十分でないためである。
繊維分散層3の組成をAg−1〜99mass%Cuとしたのは、Cu濃度が1mass%Cu未満やCu濃度が99mass%Cuを超えると、十分な強度増加が得られないからである。
本実施形態に係る複合導体1は、導電率90%IACS以上、好ましくは93%IACS以上、より好ましくは95%IACS以上の導電率を有する。
本実施形態に係る複合導体1は、断面円状の線材に限定するものではなく、断面矩形状、例えば断面平角状であってもよい。この場合、複合導体全体の外径は、平角材の全幅または全高に対応する。
次に、本実施形態の複合導体の製造方法を説明する。
まず、心材として、純銅からなる線材を形成する。
次に、その心材(線材)の外周に、Ag(またはAg合金)からなる被覆層を、最終的に形成する繊維分散層よりも厚い層厚で形成する。具体的には、被覆層を複合導体全体の外径の0.3%以上の層厚で形成する。被覆層の形成方法としては、電気めっき法、溶解めっき法などが挙げられる。
次に、その被覆された心材(以下、被覆心材)に熱処理を施す。熱処理は、600〜1500℃の温度で0.1〜60sec行う。この熱処理は、例えば、走行する被覆心材を600〜1500℃に調節された均熱帯(均熱ゾーン)を通過させることで行う。加熱時間は、被覆心材の走行速度及び/又は均熱帯の長さを調節することで、自在に調整可能である。
この熱処理により、被覆層のAgと心材のCuが相互に拡散する。被覆層と心材との境界面付近では、Ag原子と比べてCu原子の方が圧倒的に多いため、Cuリッチ固相中にAg原子が拡散するようになる。その後、Cuリッチ固相中に固溶できなかったAgリッチ固相が晶出される。一方、表面付近では、Cu原子と比べてAg原子の方が多いため、Agリッチ固相中にCu原子が拡散し、Agリッチ固相中にCuリッチ固相が晶出される。以上により、繊維分散層の元となる共晶相が被覆心材の外層部に形成される。
ここで、熱処理を600〜1500℃の温度で0.1〜60sec行うとしたのは、温度が600℃未満の場合や処理時間が0.1sec未満の場合には、AgとCuとが十分に拡散せず共晶相を得ることができないためである。また、温度が1500℃を超える場合には、被覆層や心材が溶解するおそれがあるためである。
次に、熱処理後の被覆心材に伸線加工を施す。この伸線加工により、Cu固相中に晶出したAgが、被覆心材の長手方向に繊維状に延伸され、Cu母相(マトリックス)中に金属繊維(強化材)として分散される。
以上により、被覆心材の外層部に、Cu母相中にAg繊維が分散した繊維分散層が形成され、本実施形態の複合導体1を得る。
次に本実施形態の複合導体の作用を説明する。
複合導体1が屈曲された場合、屈曲による歪みは径方向外側ほど大きく、複合導体1の外層部には、中心部に比べ大きな負荷がかかる。本実施形態では、その大きな負荷が屈曲特性は高いものの導電率に劣る繊維分散層3にかかり、導電率は高いものの屈曲特性に劣る心材2にはほとんど負荷がかからない。
また、繊維分散層3は層厚が薄く、複合導体1の断面積中に占める繊維分散層3の割合は心材2に比べるとごく僅かである。そのため、繊維分散層3による複合導体1の導電性の低下はほとんどない。
このように、本実施形態の複合導体1は、心材2の外層部に繊維分散層3を形成することで、高い耐屈曲性と高い導電率とを得ることができる。
つまり、複合導体1は、外層部の強度を繊維分散層3により高めることで、純銅と略同等の導電率を保ちつつ、純銅(心材)のみで導体を構成する場合に比べ大幅に高い耐屈曲性を実現することができる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の他の好適一実施形態について説明する。本実施形態は、主に心材が第一の実施形態と異なる以外、第一の実施形態と同様の概略構造を有する。
本実施形態の心材は、銅合金からなる。その銅合金は、1.0mass%以下の微量添加物を含有し、その残部がCuである。より具体的には、銅合金は、Ag,Sn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を、総計1.0mass%以下の濃度で含有し、その残部がCuである。銅合金は、例えば、純銅からなる母材に1.0mass%以下の微量添加物を添加することで形成される。
銅合金の微量添加物を1.0mass%以下としたのは、1.0mass%を超える微量添加物の添加を行うと導電率の低下が大きく、本発明の趣旨から外れるためである。
本実施形態でも、上述の第一の実施形態と同様の効果が得られ、さらに、心材を銅合金から構成したので、心材の導電率を純銅と略同等に保ちつつ、心材の強度を純銅以上に高めることができる。それにより、複合導体の導電率を過度に低下させることなく、さらに高い強度及び耐屈曲性を得ることができる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の別の好適一実施形態を説明する。本実施形態は、第一または第二の実施形態の複合導体を用いてケーブルを構成したものである。
図2に示すように、本実施形態に係るケーブル21は、図1に示す複合導体1から形成された心線22と、その心線22の周りに配置された外部導体23とを備える。さらに、ケーブル21は、心線22の外周に形成された樹脂層24と、外部導体23の外周に形成されたジャケット層25とを備える。
外部導体23は、心線22を中心としてより合わされた複数本(図2中では15本)の線材23aからなる。その線材23aの構成材としては、Cu合金(例えば、Cu−0.15mass%Sn合金)などが挙げられ、図1に示す複合導体1を用いることも考えられる。
本実施形態のケーブル21は、心線22を図1に示した複合導体1で形成しているため、細径でありながら高い導電率と高い耐屈曲性とを得ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、繊維分散層をCu−Cr系合金、Cu−Nb系合金、又はCu−Fe系合金などで構成することが考えられる。
本発明に係る複合導体を実際に製造し、その特性を調べた結果について、比較例と比較する。
(実施例1)
心材としてTPC(タフピッチ銅)からなるφ2mmの線材を用意した。その心材にAgめっきを施し、心材の外周にAgの被覆層(めっき層)を10μmの層厚で形成した。
次に、その被覆心材に1100℃×1secで走行熱処理を行った。次に、熱処理後の被覆心材を冷間伸線加工して、外周に層厚0.5μmの繊維分散層を有するφ0.1mmの線材を作製した。
(実施例2)
心材としてφ2mmのCu−0.6mass%Ag合金線を用意した。その後は、実施例1と同様にして、外周に層厚0.5μmの繊維分散層を有するφ0.1mmの線材を作製した。
(比較例1)
TPCからなるφ0.1mmの線材を作製した。
(比較例2)
Cu−10mass%Agからなるφ0.1mmの線材を作製した。この線材は、Cuマトリックス中にAgが繊維状に分散したin−situ合金導体である。
(比較例3)
Cu−10mass%Crからなるφ0.1mmの線材を作製した。この線材は、Cuマトリックス中にCrが繊維状に分散したin−situ合金導体である。
これらの実施例1、2及び比較例1〜3を使用して、導電率測定、屈曲試験及び総合評価を行った。屈曲試験は、実施例1、2及び比較例1〜3の線材に左右90°の屈曲を曲げ歪1%で繰り返すことにより行った。
表1に、実施例1、2及び比較例1〜3について、心材の組成、繊維分散層の組成、導電率(%IACS)、屈曲寿命(回)および総合評価を示す。総合評価は、優良を○、良くないものを×とした。
Figure 0004462004
表1に示すように、実施例1および実施例2の線材は、心材が含有する添加物の濃度が低いため、導電率が95%IACS以上と良好であった。また、繊維分散層が設けられているため、屈曲寿命が4000回以上と良好であった。以上から総合評価は優良であった。つまり、純銅と略同等の導電率と、十分な屈曲寿命とを備えていた。
これに対して、比較例1の線材は、導電率(100.2%IACS)が良好であった。しかし、比較例1の線材はTPCからなるため、屈曲寿命が1000回と低く十分でなかった。その結果、総合評価も良くない。
また、比較例2の線材は、屈曲寿命が6000回と良好であった。しかし、比較例2の線材は、10mass%のAgを含有するため導電率が75%IACSと低く十分でなかった。その結果、総合評価も良くない。
また、比較例3の線材も、比較例2の線材と同様に、屈曲寿命(5000回)は良好であるが、導電率(70%IACS)が低く十分でなかった。その結果、総合評価も良くない。
本発明の好適一実施形態に係る複合導体の横断面図である。 本発明の別の好適一実施形態に係るケーブルの横断面図である。
符号の説明
1 複合導体
2 心材
3 繊維分散層

Claims (11)

  1. 純銅または銅合金からなる心材の外周に、母相中に金属繊維が分散した繊維分散層を、複合導体全体の外径の0.3%以上の層厚で形成したことを特徴とする複合導体。
  2. 上記繊維分散層が、Cu母相中にAg繊維が分散したCu−Ag系合金で構成された請求項1記載の複合導体。
  3. 上記Cu−Ag系合金が、1〜99mass%のCuを含有する請求項2記載の複合導体。
  4. 上記銅合金が、1.0mass%以下の微量添加物を含有し、その残部がCuである請求項1から3いずれかに記載の複合導体。
  5. 上記銅合金が、Ag,Sn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を、総計1.0mass%以下の濃度で含有し、その残部がCuである請求項4記載の複合導体。
  6. 純銅または銅合金からなる心材の外周に、AgまたはAg合金からなる被覆層を、複合導体全体の外径の0.3%以上の層厚で形成し、その被覆心材に熱処理を施した後、伸線加工を施し、被覆心材の外層部に母相中に金属繊維が分散した繊維分散層を形成することを特徴とする複合導体の製造方法。
  7. 上記熱処理を、600〜1500℃の温度で0.1〜60sec行う請求項6記載の複合導体の製造方法。
  8. 上記銅合金が、1.0mass%以下の微量添加物を含有し、その残りがCuである請求項6または7に記載の複合導体の製造方法。
  9. 上記銅合金が、Ag,Sn,In,Nb,Cr,Fe,PまたはBから選択される1種或いは2種以上を、総計1.0mass%以下の濃度で含有し、その残りがCuである請求項8記載の複合導体の製造方法。
  10. 上記AgまたはAg合金からなる被覆層を、めっきにより形成する請求項6から9いずれかに記載の複合導体の製造方法。
  11. 心線の周りに外部導体が配置されたケーブルにおいて、
    請求項1から5いずれかに記載の複合導体を用いて、上記心線を形成したことを特徴とするケーブル。
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