JP4461928B2 - Firフィルタ - Google Patents

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本発明は、入力信号に対してフィルタ出力の遅延時間を可変にすることができるFIR(Finite Impulse Response)フィルタに関し、特に、オーバサンプリングクロック周期よりもきめ細かい単位で遅延時間を可変にすることができるFIRフィルタに関する。
従来から無線通信の分野では、種々の回路にFIRフィルタが使用されている。FIRフィルタは、入力信号と出力信号が次式(1)に示す関係を有し、その構成としては、例えば、図8に示すものが知られている(例えば、特許文献1,非特許文献1参照)。
y(n)=h(0)x(n)
+h(1)x(n−1)
+h(2)x(n−2)
……
+h(N−1)x(n−N+1) … (1)
なお、式(1)において、x(n)は入力信号、x(n−1),x(n−2),…,x(n−N+1)は入力信号x(n)を遅延させた信号、y(n)は出力信号、h(0)〜h(N−1)はフィルタ係数を表している。
図8を参照すると、従来のFIRフィルタは、入力信号x(n)が入力される入力端子100と、クロックCLKが入力されるクロック端子101と、シフトレジスタとして機能する(N−1)個のレジスタ102-1〜102-(N-1)と、N個の乗算器103-0〜103-(N-1)と、加算器104と、DFF(Delay Flip Flop)105と、出力信号y(n)が出力される出力端子106とから構成されている。
各レジスタ102-1〜102-(N-1)には、入力信号x(n)のシンボルレートに応じたクロックCLKが入力されている。各レジスタ102-1〜102-(N-1)は、クロックCLKに従って入力された信号を保持し、保持した信号を後段に出力する。
乗算器103-0は、入力信号x(n)とフィルタ係数h(0)を乗算し、他の乗算器103-1〜103-(N-1)は、それぞれレジスタ102-1〜102-(N-1)の出力信号とフィルタ係数h(1)〜h(N−1)とを乗算する。
加算器104は、各乗算器103-0〜103-(N-1)の出力信号を加算し、DFF105は、クロックCLKに従って加算器104の出力信号を保持する。
以上の動作により、出力端子106から前出の式(1)の関係を満たす出力信号y(n)が出力される。
ところで、FIRフィルタの利用形態によっては、入力信号に対してフィルタ出力の遅延時間を可変にすることが必要になる場合がある。例えば、TDMA(Time Division Multiple Access)において、基地局が、端末内のFIRフィルタから出力された上り信号を固定のタイミングで受信している場合、上り信号の基地局への到達タイミングを基地局における登り信号の受信タイミングに合わせるため、フィルタ出力の遅延時間を可変にすることが必要になる。
フィルタ出力の遅延時間を可変にするFIRフィルタとしては、例えば、図9に示すような構成を有するFIRフィルタが考えられる。
図8に示したFIRフィルタとの相違点は、クロックCLKを反転した反転クロックを出力する反転回路107、DFF105の出力信号を反転クロックに従って保持するDFF108及びセレクト信号SELに従ってDFF105,108の出力信号の内の何れか一方を選択するセレクタ109が追加されている点である。なお、図9において、他の図8と同一符号は同一部分を表している。
DFF108は、クロックCLKを反転した反転クロックに従ってDFF105の出力信号を保持しているので、クロックCLKのデューティ比が50%であれば、DFF108の出力信号はDFF105の出力信号に対してクロックCLKの周期の1/2だけ遅延したものとなる。従って、図9に示したFIRフィルタでは、セレクタ109においてDFF105の出力信号を選択した場合には、遅延無しの信号が出力端子106から出力され、DFF108の出力信号を選択した場合には、クロックCLKの周期の1/2だけ遅延した信号が出力端子106から出力される。
特開2001−285030号公報 辻井重男監修,「ディジタル信号処理の基礎」,初版第7刷,社団法人 電子情報通信学会,平成9年6月1日,p51〜p52
しかし、図9に示したFIRフィルタは、サンプリングに使用するクロックの周期の1/2単位でしか遅延時間を変更できないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、サンプリングに使用するクロックの周期の1/2単位よりも細かな単位で遅延時間を設定できるようにすることにある。
本発明にかかる第1のFIRフィルタは、
タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタのフィルタ応答波形データが格納されたフィルタパターン格納メモリであって、jビット構成の信号が取り得る各パターン毎に、オーバサンプリング周期の1/2ずつサンプリングタイミングをずらしたフィルタ応答波形データが格納されたフィルタパターン格納メモリと、
kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
jビット構成のタップ出力と、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とによって特定されるフィルタ応答波形データを、前記フィルタパターン格納メモリから読み出す読み出し手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2のFIRフィルタは、
タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタの出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリであって、jビット構成の信号が取り得る各パターン毎に、位相がオーバサンプリング周期の1/2ずつ異なる2種類のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行ったときそれぞれのフィルタ出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリと、
kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
jビット構成のタップ出力と、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とによって特定される、前記フィルタパターン格納メモリに格納されている2個のフィルタ出力値を、オーバサンプリング周期で順次読み出す読み出し手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第3のFIRフィルタは、
シリアル入力データのシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックをカウントし、iビット構成のカウント値を出力するカウンタと、
kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
前記シリアル入力データをjビット構成のパラレルデータに変換するシリアルパラレル変換器と、
タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタの出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリであって、前記カウンタから出力されるiビット構成のカウント値と、前記シリアルパラレル変換器から出力されるjビット構成のパラレルデータと、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とを連結することにより生成される(i+j+k)ビット構成のリードアドレスが入力され、且つ各メモリ領域には、アドレス中のパラレルデータ対応部分のビットパターンについてのフィルタ出力値であって、位相がオーバサンプリング周期の1/2ずつ異なる2種類のオーバサンプリングクロックの内の、遅延時間設定信号対応部分によって示される種類のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行ったときの、カウント値対応部分のビットパターンによって示されるサンプリングタイミングにおけるフィルタ出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリとを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第4のFIRフィルタは、
請求項3記載のFIRフィルタにおいて、
前記カウント値対応部分が最下位ビット側に配置され、前記遅延時間設定信号対応部分が最上位ビット側に配置され、前記パラレルデータ対応部分が前記カウント値対応部分と前記遅延時間設定信号対応部分との間に配置されたことを特徴とする。
本発明のFIRフィルタによれば、サンプリングに使用するクロックの周期の1/2単位よりも細かな単位で、フィルタ出力の遅延時間を設定することが可能になる。その理由は、オーバサンプリング周期の1/2ずつサンプリングタイミングをずらしたフィルタ応答波形データが格納されたフィルタパターン格納メモリを備え、遅延時間設定信号により、サンプリングタイミングをずらしたフィルタ応答波形データの内の何れか1つを選択するようにしているからである。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明にかかるFIRフィルタの実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示したFIRフィルタは、jタップ、2オーバサンプリングのFIRフィルタであり、入力端子1と、クロック端子2と、オーバサンプリングクロック端子3と、遅延時間設定手段4と、カウンタ5と、シリアルパラレル(S/P)変換器6と、フィルタパターン格納メモリ7と、レジスタ8と、出力端子9とから構成されている。
入力端子1には、シリアル入力データx(n)が入力される。クロック端子2には、シリアル入力データx(n)のシンボルレートに等しい周期(Tとする)のクロックCLKが入力される。オーバサンプリングクロック端子3には、オーバサンプリングクロックMCLKが入力される。オーバサンプリングクロックMCLKの周期は、クロックCLKの周期Tの1/2、即ちT/2である。
遅延時間設定手段4は、kビット構成の遅延時間設定信号を出力する。本実施の形態のFIRフィルタでは、遅延時間設定信号のビットパターンに応じて、2種類の遅延時間を設定できるようになっている。
カウンタ5はオーバサンプリングクロックMCLKをカウントし、iビット構成のカウント値を出力する。従って、カウンタ5からは、カウント値0,1,…,(2−1)が循環的に出力される。
シリアルパラレル変換器6は、シリアル入力データx(n)をクロックCLKに従ってjビット構成のパラレルデータに変換する。
フィルタパターン格納メモリ7は、(i+j+k)ビットのアドレス入力を有し、最下位ビット(第1ビット)〜第iビットには、カウンタ5から出力されるiビット構成のカウント値が入力され、第(i+1)〜第(i+j)ビットには、シリアルパラレル変換器6から出力されるjビット構成のパラレルデータが入力され、第(i+j+1)ビット〜第(i+j+k)ビットには、遅延時間設定手段4から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号が入力される。なお、以下の説明では、フィルタパターン格納メモリ7のアドレスの内、カウンタ5から出力されるカウント値に対応する部分、シリアルパラレル変換器6から出力されるパラレルデータに対応する部分および遅延時間設定手段4から出力される遅延時間設定信号に対応する部分を、それぞれカウント値対応部分、パラレルデータ対応部分および遅延時間設定信号対応部分と呼ぶ。
また、フィルタパターン格納メモリ7の各メモリ領域には、FIRフィルタの時間応答関数をF(t)とすると、次のようなデータが格納されている。遅延時間設定信号対応部分=0(ビットパターンがオール“0”)のメモリ領域には、パターンデータ対応部分のビットパターンを入力とし、2オーバサンプリングを行ったときのF(t)の応答波形が、遅延時間設定信号対応部分=1(ビットパターンの最下位ビットのみが“1”)のメモリ領域には、パターンデータ対応部分のビットパターンを入力とし、2オーバサンプリングを行ったときのF(t−1/(2×2))の応答波形が、…、遅延時間設定信号対応部分=2−1(ビットパターンがオール“1”)のメモリ領域には、パターンデータ対応部分のビットパターンを入力とし、2オーバサンプリングを行ったときのF(t−(2−1)/(2×2))の応答波形が格納される。
別の言い方をすれば、フィルタパターン格納メモリ7の各メモリ領域には、そのメモリ領域を特定するアドレス中のパラレルデータ対応部分のビットパターンについてのフィルタ出力値であって、位相がオーバサンプリング周期の1/2ずつ異なる2種類のオーバサンプリングクロックの内の、遅延時間設定信号対応部分によって示される種類のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行ったときの、カウント値対応部分のビットパターンによって示されるサンプリングタイミングにおけるフィルタ出力値が格納されている。
例えば、i=2,j=5,k=2とした場合、フィルタパターン格納メモリ7の各メモリ領域には、そのメモリ領域を特定する9ビット構成のアドレスの内の、パラレルデータ対応部分のビットパターン(第3ビット〜第7ビットのビットパターン)を入力としたフィルタ出力値であって、位相がオーバサンプリング周期T/4の1/2=1/4ずつ異なる、図2(A)〜(D)に示す2=4種類のオーバサンプリングクロックの内の、遅延時間設定信号対応部分(第8,第9ビット)によって示される種類のオーバサンプリングでサンプリングを行ったときの、カウント値対応部分(第1,第2ビット)によって示されるサンプリング順におけるフィルタ出力値が格納される。
図3はi=2,j=5,k=2とした場合のフィルタパターン格納メモリ7の内容例を示した図である。なお、図3では、パラレルデータ対応部分のビットパターンが“00100”のメモリ領域についてのみ、その内容例を示している。同図を参照するとアドレス“000010000”〜“000010011”には、シリアルパラレル変換器6の出力が“00100”の時の、遅延時間「0周期」のフィルタ出力値が格納されている。また、アドレス“010010000”〜“010010011”には、シリアルパラレル変換器6の出力が“00100”の時の、遅延時間「T/16周期」のフィルタ出力値、アドレス“100010000”〜“100010011”には、シリアルパラレル変換器6の出力が“00100”の時の、遅延時間「2T/16周期」のフィルタ出力値、アドレス“110010000”〜“110010011”には、シリアルパラレル変換器6の出力が“00100”の時の、遅延時間「3T/16周期」のフィルタ出力値が格納されている。
レジスタ8は、フィルタパターン格納メモリ7から出力されるmビット構成のフィルタ出力値をオーバサンプリングクロックMCLKで保持する。
出力端子9からは、2階調のフィルタ出力値が出力される。
〔実施の形態の動作の説明〕
次に本実施の形態の動作について詳細に説明する。なお、以下の説明では、i=2(4倍サンプリング),j=5(5タップ)、k=2とする。
シリアルパラレル変換器6は、シリアル入力データx(n)を、周期TのクロックCLKに従って5ビット構成のパラレルデータに変換する。カウンタ5は、クロックCLKの1/4の周期T/4のオーバサンプリングクロックMCLKをカウントし、2ビット構成のカウント値“00”〜“11”を循環的に出力する。遅延時間設定手段4は、2ビット構成の遅延時間設定信号を出力する。
フィルタパターン格納メモリ7のアドレス入力の内の、第1,第2ビットにはカウンタ5から出力されるカウント値が入力され、第3ビット〜第7ビットにはシリアルパラレル変換器6から出力されるパラレルデータが入力され、第8,第9ビットには遅延時間設定手段4から出力される遅延時間設定信号が入力される。フィルタパターン格納メモリ7は、入力されたアドレスによって特定されるメモリ領域に格納されているフィルタ出力値を出力する。
今、例えば、シリアルパラレル変換器6からパラレルデータ“00100”が出力され、遅延時間設定手段4から遅延時間設定信号として遅延時間「0周期」を示すビットパターン“00”が出力されているとすると、フィルタパターン格納メモリ7のアドレス“000010000”,“000010001”,“000010010”,“000010011”に格納されているフィルタ出力値a,b,c,dが順次読み出され、出力端子9には、図4に示すようなフィルタ出力波形が現れる。
また、例えば、シリアルパラレル変換器6から上記したパラレルデータ“00100”と同一のパラレルデータが出力され、遅延時間設定手段4から遅延時間設定信号として遅延時間「T/16周期」を示すビットパターン“01”が出力されているとすると、フィルタパターン格納メモリ7のアドレス“010010000”,“010010001”,“010010010”,“010010011”に格納されているフィルタ出力値a,b,c,dが順次読み出され、出力端子9には、図5に示すようなフィルタ出力波形が現れる。
また、シリアルパラレル変換器6から上記したパラレルデータ“00100”が出力され、遅延時間設定手段4から遅延時間設定信号として遅延時間「2T/16周期」を示すビットパターン“10”が出力されているとすると、フィルタパターン格納メモリ7のアドレス“100010000”,“100010001”,“100010010”,“100010011”に格納されているフィルタ出力値a,b,c,dが順次読み出され、出力端子9には、図6に示すようなフィルタ出力波形が現れる。
更に、シリアルパラレル変換器6から上記したパラレルデータ“00100”と同一のパラレルデータが出力され、遅延時間設定手段4から遅延時間設定信号として遅延時間「3T/16周期」を示すビットパターン“11”が出力されているとすると、フィルタパターン格納メモリ7のアドレス“110010000”,“110010001”,“110010010”,“10010011”に格納されているフィルタ出力値a,b,c,dが順次読み出され、出力端子9には、図7に示すようなフィルタ出力波形が現れる。
このように、本実施の形態によれば、遅延時間設定信号のビットパターンを“00”,“01”,“10”,“11”と切り替えることにより、フィルタ出力の入力信号に対する遅延時間を「0周期」,「T/16周期」,「2T/16周期」,「3T/16周期」に切り替えることが可能になる。
本発明にかかるFIRフィルタの実施の形態の構成例を示すブロック図である。 遅延時間をT/16ずつずらした4種類のオーバサンプリングクロックを示す図である。 フィルタパターン格納メモリ7の内容例を示す図である。 遅延時間を「0周期」としたときのフィルタ出力波形を示す図である。 遅延時間を「T/16周期」としたときのフィルタ出力波形を示す図である。 遅延時間を「2T/16周期」としたときのフィルタ出力波形を示す図である。 遅延時間を「3T/16周期」としたときのフィルタ出力波形を示す図である。 従来のFIRフィルタの構成例を示すブロック図である。 図8のFIRフィルタにおいて、遅延時間を変更可能にした場合の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…入力端子
2…クロック端子
3…オーバサンプリングクロック端子
4…遅延時間設定手段
5…カウンタ
6…シリアルパラレル変換器
7…フィルタパターン格納メモリ
8…バッファ
9…出力端子

Claims (4)

  1. タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタのフィルタ応答波形データが格納されたフィルタパターン格納メモリであって、jビット構成の信号が取り得る各パターン毎に、オーバサンプリング周期の1/2ずつサンプリングタイミングをずらしたフィルタ応答波形データが格納されたフィルタパターン格納メモリと、
    kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
    jビット構成のタップ出力と、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とによって特定されるフィルタ応答波形データを、前記フィルタパターン格納メモリから読み出す読み出し手段とを備えたことを特徴とするFIRフィルタ。
  2. タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタの出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリであって、jビット構成の信号が取り得る各パターン毎に、位相がオーバサンプリング周期の1/2ずつ異なる2種類のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行ったときそれぞれのフィルタ出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリと、
    kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
    jビット構成のタップ出力と、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とによって特定される、前記フィルタパターン格納メモリに格納されている2個のフィルタ出力値を、オーバサンプリング周期で順次読み出す読み出し手段とを備えたことを特徴とするFIRフィルタ。
  3. シリアル入力データのシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックをカウントし、iビット構成のカウント値を出力するカウンタと、
    kビット構成の遅延時間設定信号を出力する遅延時間設定手段と、
    前記シリアル入力データをjビット構成のパラレルデータに変換するシリアルパラレル変換器と、
    タップ数がjで且つシンボルレートの1/2の周期のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行うFIRフィルタの出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリであって、前記カウンタから出力されるiビット構成のカウント値と、前記シリアルパラレル変換器から出力されるjビット構成のパラレルデータと、前記遅延時間設定手段から出力されるkビット構成の遅延時間設定信号とを連結することにより生成される(i+j+k)ビット構成のリードアドレスが入力され、且つ各メモリ領域には、アドレス中のパラレルデータ対応部分のビットパターンについてのフィルタ出力値であって、位相がオーバサンプリング周期の1/2ずつ異なる2種類のオーバサンプリングクロックの内の、遅延時間設定信号対応部分によって示される種類のオーバサンプリングクロックでサンプリングを行ったときの、カウント値対応部分のビットパターンによって示されるサンプリングタイミングにおけるフィルタ出力値が格納されたフィルタパターン格納メモリとを備えたことを特徴とするFIRフィルタ。
  4. 請求項3記載のFIRフィルタにおいて、
    前記カウント値対応部分が最下位ビット側に配置され、前記遅延時間設定信号対応部分が最上位ビット側に配置され、前記パラレルデータ対応部分が前記カウント値対応部分と前記遅延時間設定信号対応部分との間に配置されたことを特徴とするFIRフィルタ。
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