JP4461505B2 - Osd表示装置 - Google Patents

Osd表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4461505B2
JP4461505B2 JP10935199A JP10935199A JP4461505B2 JP 4461505 B2 JP4461505 B2 JP 4461505B2 JP 10935199 A JP10935199 A JP 10935199A JP 10935199 A JP10935199 A JP 10935199A JP 4461505 B2 JP4461505 B2 JP 4461505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
osd
cpu
nth
active
cws
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10935199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000305549A (ja
Inventor
浩樹 門田
禎明 長水
裕喜 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP10935199A priority Critical patent/JP4461505B2/ja
Publication of JP2000305549A publication Critical patent/JP2000305549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4461505B2 publication Critical patent/JP4461505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は動画もしくは静止画に複数のOSDを合成する際に、OSDプレーンの表示優先順位の変更などの表示制御を簡易に行い、さらにOSDウインドウ管理用メモリを使用しないOSD表示回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
OSDのマルチウインドウ表示方式としては、すでに複数の技術が開発されており、その代表的なものを以下に示U。
(1)特開平3―235993号公報
(2)特開平8―179743号公報
(3)特開昭63―188190号公報
(4)特開昭63―194293号公報
(5)特開昭63―194294号公報
(6)特開昭63―188190号公報
(7)特開昭63―188190号公報
上記の7つの従来例は、すべてマルチウインドウの表示制御を行うためにOSDウインドウ管理メモリを用いた方式となっている。ここで、マルチウインドウの表示制御を行うためのOSDウインドウ管理メモリ(以下、ウインドウメモリと記す)を用いた複数(n個)のOSDを表示するOSD表示回路を従来例として説明する。
【0003】
図14は、上記の従来例のブロック図である。図14において、55はOSD1ビットマップ入力端子、56はOSD2ビットマップ入力端子、57はOSDnビットマップ入力端子、59はOSD1用のLUT1、60はOSD2用のLUT2、61はOSDn用のLUTn、58はn個のOSDを表示するウインドウのシステム制御をするウインドウシステム、62はウインドウシステム58の制御に基づきOSD表示制御を管理するウインドウメモリ、63はLUT159の出力信号であるOSD1と、LUT260の出力信号であるOSD2と、LUTn61の出力信号であるOSDnとを入力し、ウインドウメモリ62の内容に従いOSD1とOSD2とOSDnとを切り替える切り換え回路、64は切り換え回路63の出力信号を出力する出力端子である。
【0004】
以下、図14と図15を用いて従来例の説明を行う。
【0005】
OSD1からOSDnのビットマップデータを、専用のLUT(LUT1からLUTn)でOSD色データ(OSD1からOSDn)に変換する。ここでLUT1からLUTnの色データはCPUなどの制御で任意に書き換えが可能である。
ウインドウシステム58では、プログラムに応じてOSD1からOSDnの表示ウインドウを生成する。またウインドウシステム58では、図15のようにOSD1からOSDnをそれぞれ表示する場合に、ディスプレイ上にOSD1からOSDnをどのように重ねあわせて表示するかの制御を行い、この重ね合わせの情報をウインドウメモリ62に書き込む。例えば図15に示すように表示の優先順位をOSDnを一番高くしOSD1を一番低くするようにウインドウメモリ62に画素単位に書き込む。切り換え回路63では画素単位でこのウインドウメモリ62の内容に従いOSD1からOSDnを切り換えて出力し、図15に示すようにディスプレイに表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の回路構成では、画素単位で極め細やかにOSDの切り換えができる反面、近年のOSDの高精細化が進みOSDプレーンの画素数が急増、また色数の増大傾向に対してOSDウインドウ管理メモリ62の容量が膨大になるという問題と、OSDの重ね合わせの状態を変更する場合、例えばOSD1とOSDnを入れ換えると言う制御を行う場合に、OSDウインドウ管理メモリ62へのデータの書き換えなどのアクセスが膨大になり、表示制御がスムーズにできないという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために本発明では、第1の発明として、各OSDプレーンに対してLUTを持ち、各LUTの出力をCPUの制御で表示優先順位に並び換える回路と、各OSDの矩形領域の表示ウインドウをCPUの制御で表示優先順位に並び換える回路とを有し、前者の並び換え回路で表示優先順位に並び換えたOSDデータをの出力を後者並び換え回路で表示優先順位に並び換えたOSD表示ウインドウで切り換え合成することで、CPUでこれらの優先順位制御を行うことのみで容易にOSD面の入れ換えができるOSD表示回路を提供します。また第2の発明として、第1の発明の表示優先順位にならび換えた各OSDのLUT出力と矩形領域表示ウインドウを用いて、表示優先順位の低いOSDプレーンより順に優先順位の高いものまでOSDプレーンを切り換え合成する回路構成にすることで、OSDウインドウ管理メモリを必用としないOSD表示回路提供します。
また第3の発明として、動画/静止画にOSDの合成手法として日本のディジタル放送で使用されるαブレンドを用い複数のOSDの切り換え合成を行うに際し、表示優先順位にならび換えた表示ウインドウに基づき、表示優先順位の低いOSDプレーンより順に優先順位の高いものまでOSDプレーンをαブレンドし、さらに表示ウインドウの外側のα値(OSDの不透明度)をCPUで任意に設定できる回路構成にすることでOSDの重ね合わせ制御が容易になるOSD表示回路を提供します。
【0008】
また第4の発明として、OSDの合成手法として日本のディジタル放送で使用されるαブレンドを用い複数のOSDの切り換え合成をしてディスプレイに表示するに際し、表示優先順位にならび換えた表示ウインドウに基づき、表示優先順位の低いOSDプレーンより順に優先順位の高いものまでOSDプレーンをαブレンドし、さらに重なりあうOSD間の境界部のα値とLUT変換後OSDデータをCPUで任意の値に設定できる回路構成にすることで、OSDウインドウ管理メモリなしで各OSD面の境界部に枠をつけることができOSDの表示が見やすくなるOSD表示回路を提供します。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるOSD表示回路の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係わるOSD表示回路のブロック図である。図1において、1は水平同期信号Hの入力端子、2は垂直同期信号Vの入力端子、7は本OSD表示回路の制御を行うCPU,3は入力されたVとHとCPU7の制御によりn個のOSDを表示する矩形領域のウインドウ(CW1〜CWn)を生成するウインドウ生成回路、4はCPU7の制御でCW1〜CWnより最も表示優先順位の高いものを選択するスイッチ1A、5はCPU7の制御でCW1〜CWnより2番目に表示優先順位の高いものを選択するスイッチ2A、6はCPU7の制御でCW1〜CWnより最も表示優先順位の低いものを選択するスイッチnAである。
8はOSD1のビットマップデータの入力端子、9はOSD2のビットマップデータの入力端子、10はOSDnのビットマップデータ入力端子、12はOSD1のビットマップデータをOSD1色データに変換するLUT1、13はOSD2のビットマップデータをOSD2色データに変換するLUT2、14はOSDnのビットマップデータをOSDn色データに変換するLUTn、15はCPU7の制御でOSD1の色データとOSD2の色データとOSDnの色データより最も表示優先順位の高いものを選択するスイッチ1B、16はCPU7の制御でOSD1の色データとOSD2の色データとOSDnの色データより2番目に表示優先順位の高いものを選択するスイッチ2B、17はCPU7の制御でOSD1の色データとOSD2の色データとOSDnの色データより最も表示優先順位の低いものを選択するスイッチnBである。
11は動画もしくは静止画の入力端子、72は動画/静止画ウインドウの入力端子、18はスイッチ1A4とスイッチ2AとスイッチnAの出力信号に基づきスイッチ1Bとスイッチ2BとスイッチnBの出力信号を切り換えてOSDを合成し、動画/静止画の上に合成後のOSDを重ねあわせて出力する切り換え回路、19は切り換え回路19の出力信号の出力端子である。
【0011】
以下、図2と図3を用いて本発明1のOSD表示回路の動作を説明する。
【0012】
図2は、OSDを表示する矩形領域ウインドウを生成する動作の説明図である。入力されたVよりHをカウントアップし、このカウントアップ値がCPU7で設定したVSTARTとVSTOPの間にある領域(CW_VG=1)をVゲートとし、HよりOSD表示クロックをカウントアップし、このカウントアップ値がCPU7で設定したHSTARTとHSTOPの間にある領域(CW_HG=1)をHゲートとし、CW_VG=1でCW_HG=1の領域をOSDを表示する矩形領域ウインドウCWとする。このCWはn個OSDがある場合はCW1〜CWnのn個を生成する。このようにして生成したCW1からCWnは、スイッチ1A4、スイッチ2A5、スイッチnA6に入力されCPU7の制御で表示優先順に並び換えられる。
【0013】
またn個のOSD色データ(LUT1からLUTnの出力信号)は、スイッチ1B15とスイッチ2B16とスイッチnB17に入力されCPU7の制御で表示優先順に並び換えられる。このようにして表示優先順で並び換えられたn個のOSD色データとCW1からCWnは、切り換え回路18で図3のようにディスプレイ表示される。従って本発明では、CPU7でスイッチ1A4、スイッチ2A5、スイッチnA6、スイッチ1B15、スイッチ2B16、スイッチnB17の2n個のスイッチを設定を換えることのみで、任意のOSDの入れ換えを行うことができる。
【0014】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係わるOSD表示回路の切り換え回路のブロック図である。図4において、20は表示優先順位が最も高いOSDの表示ウインド(CWS1)の入力端子、21は表示優先順位が2番目に高いOSDの表示ウインド(CWS2)の入力端子、22は表示優先順位が最も低いOSDの表示ウインド(CWSn)の入力端子、23は表示優先順位が最も高いOSDの色データ(OSDT1)の入力端子、24は表示優先順位が2番目に高いOSDの色データ(OSDT2)の入力端子、25は表示優先順位が最も低いOSDの色データ(OSDTn)の入力端子、26は動画もしくは静止画の入力端子、27はCPUからのデータ入力端子、72は動画/静止画ウインドウの入力端子である。28は動画/静止画領域の外をCPUで設定したラスター色にするラスター合成回路、29はCWSnに基づきラスター合成回路の出力と表示優先順位が最も低いOSDTnを合成する合成回路n、30はCWS2に基づき合成回路3の出力と表示優先順位が2番目に高いOSDT2を合成する合成回路2、31はCWS1に基づき合成回路2の出力と表示優先順位が最も高いOSDT1を合成する合成回路1、32は合成回路1の出力信号の出力端子である。
【0015】
以下、図5を用いて本発明2のOSD表示回路の切り換え回路について説明する。
【0016】
動画/静止画にラスターを合成した映像の上に、まずCWSnがアクティブ(CWSn=1)なとき、OSDTnを合成する。次にその上に次に優先順位が低いものを合成し、以下同様にしてOSDT2を合成した映像の上に最も表示優先順位が高いOSDT1を合成する。
【0017】
この回路構成にすることでOSdウインドウ管理メモリを必要とせずにn個のOSDの表示を行うことができる。さらに本発明2は、本発明1との組み合わせでウインドウメモリを必要とせず、n個のOSDを任意に表示することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係わるOSD表示回路の切り換え回路のブロック図である。図6において、20は表示優先順位が最も高いOSDの表示ウインド(CWS1)の入力端子、21は表示優先順位が2番目に高いOSDの表示ウインド(CWS2)の入力端子、22は表示優先順位が最も低いOSDの表示ウインド(CWSn)の入力端子、33は表示優先順位が最も高いOSDの色データ(OSDT1)と不透明度α(α1)の入力端子、34は表示優先順位が2番目に高いOSDの色データ(OSDT2)と不透明度α(α2)の入力端子、35は表示優先順位が最も低いOSDの色データ(OSDTn)と不透明度α(αn)の入力端子、26は動画もしくは静止画の入力端子、27はCPUからのデータ入力端子、72は動画/静止画ウインドウの入力端子である。
28は動画/静止画領域の外をCPUで設定したラスター色にするラスター合成回路、36はCWSnに基づきラスター合成回路の出力と表示優先順位が最も低いOSDTnをαブレンド合成するαブレンドn、37はCWS2に基づきαブレンド3の出力と表示優先順位が2番目に高いOSDT2を合成するαブレンド2、38はCWS1に基づきαブレンド237の出力と表示優先順位が最も高いOSDT1を合成するαブレンド1、39はαブレンド138の出力信号の出力端子である。
【0018】
以下、図7と図8を用いて本発明2のOSD表示回路の切り換え回路について説明する。
【0019】
動画/静止画にラスターを合成した映像の上に、まずCWSnがアクティブ(CWSn=1)なとき、OSDTnをαブレンド合成する。次にその上に次に優先順位が低いものをαブレンド合成し、以下同様にしてOSDT2をαブレンド合成した映像の上に最も表示優先順位が高いOSDT1をαブレンド合成する。図7に本発明3のαブレンド回路(αブレンドn)のブロック図を示す。図7において、40はOSD色データ(OSDTn)とα(αn)の入力端子、41は動画もしくは静止画の入力端子、42はCPUデータの入力端子、43はOSD表示ウインド(CSWn)の入力端子、68はCSWnに基づきOSDTn領域外のαをCPUからの設定値に切り換えるスイッチ、45は動画/静止画を(N−α)/N倍する乗算器B、44はOSDTnをα/N倍する乗算器A、46は乗算器A44の出力と乗算器B45の出力を加算する加算器、47は加算器46の出力信号の出力端子である。
【0020】
入力されたαnをOSDTn領域外ではCPUで設定したα値に置換えることで、例えばα=0とすると図8に示すようにOSDTnは透明色となりCWSnの外側では動画/静止画/ラスターが表示される。同様に他のn―1個のOSDに対しても領域外をCPUで設定した値、例えばα=0(透明色)にすることで、n個のOSDを重ねあわせ表示する場合に領域外は全て透明色となり動画/静止画/ラスターか表示優先順位の低いOSDが表示されるので合成時に各OSDの表示ウインドウ外を特別処理する必要がなく、OSDの合成制御を容易にすることができる。ただしMHEGなどのように、重ねあわせが固定されておりOSDのα値を変更できない表示にも対応できるように、このα値の置換え回路はオフできる構成とする。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4に係わるOSD表示回路の切り換え回路のブロック図である。図9において、20は表示優先順位が最も高いOSDの表示ウインド(CWS1)の入力端子、21は表示優先順位が2番目に高いOSDの表示ウインド(CWS2)の入力端子、22は表示優先順位が最も低いOSDの表示ウインド(CWSn)の入力端子、33は表示優先順位が最も高いOSDの色データ(OSDT1)と不透明度α(α1)の入力端子、34は表示優先順位が2番目に高いOSDの色データ(OSDT2)と不透明度α(α2)の入力端子、35は表示優先順位が最も低いOSDの色データ(OSDTn)と不透明度α(αn)の入力端子、26は動画もしくは静止画の入力端子、27はCPUからのデータ入力端子、72は動画/静止画ウインドウの入力端子である。
28は動画/静止画領域の外をCPUで設定したラスター色にするラスター合成回路、51はCWS1がアクティブ(CWS1=1)なときに表示優先順位が最も高いOSDT1とα1をCPUで設定した値にマスクして出力(MOSDT1とMα1)するマスク回路1、52はCWS2がアクティブ(CWS2=1)なときに表示優先順位が2番目に高いOSDT2とα2をCPUで設定した値にマスクして出力(MOSDT2とα2)するマスク回路2、53はCWSnがアクティブ(CWSn=1)なときに表示優先順位が最も低いOSDTnとαnをCPUで設定した値にマスクして出力(MOSDTnとαn)するマスク回路nである。
48はCWS1よりOSDT1の境界枠(CWD1)を生成する境界枠生成回路1、49はCWS2よりOSDT2の境界枠(CWD2)を生成する境界枠生成回路2、50はCWSnよりOSDTnの境界枠(CWDn)を生成する境界枠生成回路n、65はCDSnに基づきαnをCPUで設定した値に置換えた後、ラスター合成回路28の出力とマスク回路n53の出力信号(MOSDTn)とをαブレンド合成するαブレンドn、66はCWS2に基づきα2をCPUで設定した値に置換えた後、αブレンド3の出力とマスク回路252の出力信号(MOSDT2)とをαブレンド合成するαブレンド2、67はCWS1に基づきαブレンド266の出力とマスク回路151の出力信号(MOSDT1)とをαブレンド合成するαブレンド1、54はαブレンド167の出力信号の出力端子である。
【0021】
以下、図10と図11と図12と図13とを用いて本発明4のOSD表示回路の切り換え回路について説明する。
【0022】
OSDT1とα1はマスク回路1 51でCWS1がアクティブでない(CWS1=0)ときにCPUで設定したデータ置換え、OSDT2とα2はマスク回路252でCWS2がアクティブでない(CWS2=0)ときにCPUで設定したデータ置換え、残りのn―2個のOSDに対しても同様の処理を行う。このマスク処理によりn個のOSDの表示ウインドウ外はCPUで設定した色データとα値を持つことになる。また境界枠生成回路n 50ではOSDTnの境界枠を生成する。図11と図12を用いて境界枠の生成法の説明を行う。
【0023】
図11はV(垂直)方向の境界枠を生成するものでCWSnのVゲートをCWSn_Vとすると、CWSn_Vより上下に広いウインドウを生成し、これを境界枠のVゲート(CWDnT_V)とする。CWSn_V=0でかつCWDnT_V=1のとき1となるCWDn_Vを生成しこれをV境界線とする。以下同様にn−1個のOSDTのV境界線を生成する。図12はH(水平)方向の境界枠を生成するものでCWSnのHゲートをCWSn_Hとすると、CWSn_Hより左右に広いウインドウを生成し、これを境界枠のHゲート(CWDnT_H)とする。CWSn_H=0でかつCWDnT_H=1のとき1となるCWDn_Hを生成しこれをH境界線とする。以下同様にn−1個のOSDTのH境界線を生成する。
【0024】
以上のようにして生成したn個のV境界線とn個のH境界線よりn個の境界枠(CWD1〜CWDn)を生成する。本発明の切り換え回路では、動画/静止画にラスターをラスター合成回路28で合成した信号に表示優先順位の低いOSDから順にαブレンド合成して行き、ここでn個の境界枠上ではα値をCPUで設定した値に置換えることで、図13に示すようにn個のOSDの境界部に境界枠ができOSDが見易くなる。図10にαブレンドnのブロック図を示します。
【0025】
図10において、40はOSD色データ(OSDTn)とα(αn)の入力端子、41は動画もしくは静止画の入力端子、42はCPUデータの入力端子、69はOSDTnの境界枠(CSDn)の入力端子、70はCSWnに基づきOSDTn境界枠部のみα値をCPUからの設定値に切り換えるスイッチ、45は動画/静止画を(N−α)/N倍する乗算器B、44はOSDTnをα/N倍する乗算器A、46は乗算器A44の出力と乗算器B45の出力を加算する加算器、71は加算器46の出力信号の出力端子である。
【0026】
入力されたMαnをMOSDTnの境界部のみCPUで設定したα値に置換えることで、例えばα=N(不透明度100%)とすると動画/静止画が透明色なりMOSDTnが表示される。ここで前段のマスク回路で境界枠部は、CWSnの外側であるのでMOSDTnとMαnはCPUで設定した値となっている。例えば、MOSDTnを灰色、Mαn=0とすると図11と図12のMIXnのようになる。以下同様にしてMOSDT1まで合成すると図11のMIX1_Vと図12のMIX1_Hのようになります(図13参照)。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係わるOSD表示回路によれば、表示する複数(n個)のOSD色データとそれぞれのOSDに対応した矩形型の表示ウインドウをCPUで設定した表示優先順位に並び換えるスイッチを備えることで、表示優先順位を切り換える場合にCPUで上記のスイッチの設定を変更することだけで行うことができる。またn個のOSDを切り換え合成する場合に上記のスイッチで表示の優先順位にOSD色データと表示ウインドウが並び換えられているので表示優先順位の低いものから順に切り換え合成することができ、OSDウインドウ管理メモリを必要とせず複数のOSDの表示制御を行うことができる。さらにαブレンドで動画/静止画に複数のOSDプレーンを合成する場合に、それぞれのOSD表示領域外のα値をCPUで任意に設定できるようにすることで、複数のOSDプレーンの表示優先順位を換えて合成する場合に表示領域外に特別な制御が不要となり制御が容易になる。
【0028】
また各OSDプレーンの表示領域外をCPUで設定した色に置換え、さらに境界枠を生成し境界枠上のα値を任意にCPUで設定できる構成にすることでOSDプレーンの周りに枠ができOSDが見易くなり、さらにOSDプレーンの優先順位を切り換える場合でもこの枠はOSDに追従して動くのでOSDウインドウ管理メモリで枠を付けて表示するに比べメモリアクセスがないのでスムーズに行うことができる。
【0029】
以上本発明は、今後のOSDプレーンの高精細化において、OSDウインドウ管理メモリを必要しない点で、OSDプレーンの入れ換えなどの制御においてOSDウインドウ管理メモリを書き換える必要がなくスムーズにOSD表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるOSD表示回路のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるウインドウ生成回路の説明図
【図3】本発明の第1の実施例におけるウインドウ表示の説明図
【図4】本発明の第2の実施例における切り換え回路のブロック図
【図5】本発明の第2の実施例における切り換え回路の説明図
【図6】本発明の第3の実施例における切り換え回路のブロック図
【図7】本発明の第3の実施例におけるαブレンド回路のブロック図
【図8】本発明の第3の実施例における切り換え回路の説明図
【図9】本発明の第4の実施例における切り換え回路のブロック図
【図10】本発明の第4の実施例におけるαブレンド回路のブロック図
【図11】本発明の第4の実施例における切り換え回路の説明図
【図12】本発明の第4の実施例における切り換え回路の説明図
【図13】本発明の第4の実施例におけるウインドウ表示の説明図
【図14】従来例のOSD表示回路の一例のブロック図
【図15】従来例のOSD表示回路の一例の説明図
【符号の説明】
1 水平同期信号H入力端子
2 垂直同期信号V入力端子
3 ウインドウ生成回路
4 スイッチ1A
5 スイッチ2A
6 スイッチnA
7 CPU
8 OSD1ビットマップ入力端子
9 OSD2ビットマップ入力端子
10 OSDnビットマップ入力端子
11 動画/静止画入力端子
12 LUT1
13 LUT2
14 LUTn
15 スイッチ1B
16 スイッチ2B
17 スイッチnB
18 切り換え回路
19 合成信号出力端子
20 CWS1入力端子
21 CWS2入力端子
22 CWS3入力端子
23 OSDT1入力端子
24 OSDT2入力端子
25 OSDTn入力端子
26 動画/静止画入力端子
27 CPUデータ入力端子
28 ラスター合成回路
29 合成回路n
30 合成回路2
31 合成回路1
32 合成信号出力端子
33 OSDT1とα1の入力端子
34 OSDT2とα2の入力端子
35 OSDTnとαnの入力端子
36 αブレンドn
37 αブレンド2
38 αブレンド1
39 合成信号出力端子
40 OSDTnとαnの入力端子
41 動画/静止画入力端子
42 CPUデータ入力端子
43 CWSn入力端子
44 乗算器A
45 乗算器B
46 加算器
47 合成信号出力端子
48 境界枠生成回路1
49 境界枠生成回路2
50 境界枠生成回路n
51 マスク回路1
52 マスク回路2
53 マスク回路n
54 合成信号出力端子
55 OSD1ビットマップ入力端子
56 OSD2ビットマップ入力端子
57 OSDnビットマップ入力端子
58 ウインドウシステム
59 LUT1
60 LUT2
61 LUTn
62 ウインドウメモリ
63 切り換え回路
64 合成信号出力端子
65 αブレンドn
66 αブレンド2
67 αブレンド1
68 スイッチ
69 CWDn入力端子
70 スイッチ
71 合成信号出力端子
72 動画/静止画ウインドウ入力端子

Claims (3)

  1. 1以上であり整数n以下である全ての整数kについて第kのOSDビットマップデータを第kのOSD色データに変換する第kのLUT手段と、
    CPUで指定したOSD色データの表示優先順位に基いて前記第1〜第nのOSD色データを並び換えて第1〜第nのOSDTを選択し出力する第1〜第nのスイッチ手段Bと、
    入力された動画もしくは静止画に同期した垂直同期信号と水平同期信号に基いてOSD表示期間をアクティブとする第1〜第nのOSD表示ウインドウCWを生成するウインドウ生成手段と、
    前記CPUで指定したOSD表示ウインドウの表示優先順位に基いて前記第1〜第nのOSD表示ウインドウCWを並び換えて第1〜第nのCWSを選択し出力する第1〜第nのスイッチ手段Aと、
    前記第kのCWSに基いて第kの境界枠CWDを生成する第kの境界枠生成部と、
    動画/静止画との合成を行う際のOSDの不透明度を示す0以上であり整数N以下である整数αについて、前記第kのCWSがアクティブな場合は第kのαと第kのOSDTをそのまま第kのMαと第kのMOSDTとして出力し、アクティブでない場合は前記CPUで設定した値に置換えて出力する第kのマスク部と、
    入力された動画もしくは静止画のアクティブでない部分を前記CPUより設定したラスターデータに設定するラスター合成部と、
    前記ラスター合成部の出力と前記第nの境界枠CWDと前記第nのマスク部の出力である第nのMαと第nのMOSDTを入力し、前記第nの境界枠CWDがアクティブな場合は、第nのマスク部の出力である第nのMαを前記CPUで設定した値に置換え、アクティブでない場合は前記第nのMαを使用してαブレンドを行う第nのαブレンド部と、
    2以上であり整数n以下である全ての整数mについて第mのαブレンド部の出力と前記第(m−1)の境界枠CWDと前記第(m−1)のマスク部の出力である第(m−1)のMαと第(m−1)のMOSDTを入力し、前記第(m−1)の境界枠CWDがアクティブな場合は、第(m−1)のマスク部の出力である第(m−1)のMαを前記CPUで設定した値に置換え、アクティブでない場合は前記第(m−1)のMαを使用してαブレンドを行う第(m−1)のαブレンド部と、
    を備え、前記第1のαブレンド部の出力を合成信号とする切り換え手段と、
    を有するOSD表示装置。
  2. 前記第(m−1)のαブレンド部が、
    第(m−1)の境界枠CWDがアクティブでない場合は第(m−1)のMαを、アクティブである場合は前記CPUからの設定値をα値として選択するスイッチと、
    第(m−1)のMOSDTを(α値)/N倍する乗算器Aと、
    入力された静止画もしくは動画を(N−(α値))/N倍する乗算器Bと、
    前記乗算器Aの出力と前記乗算器Bの出力を加算し合成出力とする加算器と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のOSD表示装置。
  3. 前記第kの境界枠生成部が、
    第kのCWSに基いてV方向には第kのCWSのVゲートより上下にCPUで設定した幅だけアクティブ領域を広げた第kのCWS_Vを生成し、
    H方向には第kのCWSのHゲートより左右にCPUで設定した幅だけアクティブ領域を広げた第kのCWS_Hを生成し、
    前記第kのCWS_Vと前記第kのCWS_Hが共にアクティブとなる領域であって前記第kのCWSがアクティブでない領域を第kの境界枠CWDとして生成することを特徴とする請求項1記載のOSD表示装置。
JP10935199A 1999-04-16 1999-04-16 Osd表示装置 Expired - Fee Related JP4461505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10935199A JP4461505B2 (ja) 1999-04-16 1999-04-16 Osd表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10935199A JP4461505B2 (ja) 1999-04-16 1999-04-16 Osd表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000305549A JP2000305549A (ja) 2000-11-02
JP4461505B2 true JP4461505B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=14508033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10935199A Expired - Fee Related JP4461505B2 (ja) 1999-04-16 1999-04-16 Osd表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4461505B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581601B1 (ko) * 1999-11-02 2006-05-22 삼성전자주식회사 가변 스캔순서를 이용한 블럭간 블랜딩을 지원하는블럭복사의 구현방법 및 그 장치
AU2005214571B2 (en) 2004-02-23 2009-10-01 Panasonic Corporation Display processing device
KR100615676B1 (ko) 2005-01-11 2006-08-25 삼성전자주식회사 콘텐츠 재생장치 및 그의 gui화면 디스플레이방법
JP4775255B2 (ja) * 2006-12-27 2011-09-21 株式会社デンソー 気象情報表示装置、プログラム
JP5108362B2 (ja) * 2007-04-20 2012-12-26 パナソニック株式会社 画像制御装置
JPWO2009037818A1 (ja) * 2007-09-19 2011-01-06 パナソニック株式会社 デジタル画像処理装置
JP5430083B2 (ja) * 2008-06-12 2014-02-26 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
KR101565620B1 (ko) * 2009-09-22 2015-11-03 엘지전자 주식회사 Osd 처리 방법, 그를 이용한 방송 송신 장치, 방송 수신 장치 및 디스플레이 장치
JP2011070450A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Corp 三次元画像処理装置およびその制御方法
US8711170B2 (en) * 2011-02-14 2014-04-29 Apple Inc. Edge alphas for image translation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000305549A (ja) 2000-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4105769B2 (ja) 多画像表示装置および方法
JP4646446B2 (ja) 映像信号処理装置
JP4461505B2 (ja) Osd表示装置
US6107984A (en) Processor of video signal and display unit using the same
JP2880168B2 (ja) 拡大表示可能な映像信号処理回路
WO2006063978A1 (en) Method and apparatus for processing video image signals
JP2771809B2 (ja) 特殊効果装置
US6091459A (en) On-screen-display circuit
JP3685668B2 (ja) マルチスクリーン用画面合成装置
JPH11146275A (ja) 画像処理表示装置
JP2006303631A (ja) オンスクリーン表示装置及びオンスクリーンディスプレイ生成方法
JP2001218128A (ja) マルチ画面合成装置
JP3250468B2 (ja) Osd回路
JPH02137070A (ja) 画像処理装置
JPH06343142A (ja) 画像表示装置
JPH11338454A (ja) オンスクリーンディスプレイ回路
JPH03136480A (ja) 静止画用映像演出装置
JPH10322619A (ja) 映像表示装置
JP2002014667A (ja) 画像合成処理装置
JPH08328519A (ja) マルチディスプレイ用画像出力装置
JP3061851B2 (ja) 表示装置
JPS63142793A (ja) 複数画面合成機能付磁気記録再生装置
JPH04180377A (ja) 表示装置
JP2004252009A (ja) 表示制御方法、表示制御装置及び表示装置
JP2601138B2 (ja) ビデオ表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060412

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees