JP4461429B2 - 画像形成システム、端末装置および白紙ページの出力管理方法 - Google Patents

画像形成システム、端末装置および白紙ページの出力管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成システムおよび印字データが存在しないページ(白紙ページ)の出力管理方法に関する。
ユーザーにとって、印字データが存在しない白紙ページは無駄なページとして出力を抑制したいものである。このページが課金対象となる場合には、そのニーズはより一層強くなる。したがって、白紙ページについてそれを出力するか否かを管理する必要があり、その出力管理については、これまで、次のような技術が提案されている。
デバイス(ページプリンタ)側で印字されようとする印字データが白紙データであるか否かを検出し、ページバッファ内に展開された1ページ分の印字データの全てが白紙データである場合にその印字データを破棄してページバッファ内に次ページの印字データを展開させ、白紙ページの印字出力を阻止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、デバイス(画像形成装置)側で、入力したデータが白紙部分のデータであることを検出したときは、画像形成動作に必要なヒータ、レーザ、コントローラへの電力供給を停止して非記録状態に制御するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、デバイス(印刷装置)側で、印刷データに印刷すべき情報が含まれているか否かをページ単位で判定し、含まれていない場合は、白紙信号を生成してページデータの作成を省略し、該当する印刷ページについては画像データの展開を省略して直ちに排紙制御を行うようにしている(例えば、特許文献3参照)。
また、白紙ページに限らず、用紙節約に関する従来技術では、ドライバ(ホストコンピュータ)からデバイス(プリンタ)に対して、両面印刷モード、縮小レイアウトモード等の紙資源を節減する1つまたは複数の異なる処理モードのうちいずれかの処理モードの実行を制御ようにしている(例えば、特許文献4参照)。
特開平04−220366号公報 特開平06−320843号公報 特開平11−001048号公報 特開平11−259264号公報
上述したように、特許文献1〜3記載の従来技術ではいずれも、印字(印刷)データに基づいて用紙に画像を形成して出力するデバイス側で、印字データの有無によって白紙ページであるか否かの判断を行うようにしているため、白紙ページの出力を100%抑制することができない。
何故ならば、例えば、用紙の印字可能エリアの周辺部に印字データが存在している場合や、白紙に白文字の印字データを印刷する場合などでは、印字データが実際に存在していることから、出力結果が白紙ページになるにも拘わらず、白紙ページでないと判定してしまうためである。
ところで、印刷(画像形成)処理の一つの機能として、いわゆる面付け機能がある。ここで、「面付け」とは、印刷を効率良く行ったり、紙資源の節約を図ったりするための作業で、折りごとに各ページがページ順に正しく列ぶように規則的に配置することをいう。すなわち、「面付け」とは、論理ページ(アプリケーションで作成される印字データのページ単位)を物理ページ(印字データが実際に印刷出力されるページ(用紙)単位)に貼り付けることである。
この面付け機能などと組み合わせることによって、論理ページで白紙ページを間引いたり、物理ページ内の面付けを保ったまま、白紙ページの出力を抑制したりすることが可能になる。
近年、高機能のデバイス(プリンタ)には、面付け機能を備えたものもあるが、面付け機能を備えていないデバイスが一般的である。面付け機能を備えたデバイスの場合には問題ないのであるが、面付け機能を備えていないデバイスの場合には、特許文献4記載の従来技術を適用しても、デバイス側では物理ページでしか処理できなく、論理ページでは処理できないため、論理ページで白紙ページを間引いたり、物理ページ内の面付けを保ったまま、白紙ページの出力を抑制したりすることができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ユーザーが意図するままに白紙ページの出力を抑制して、紙資源の節約を可能にした画像形成システムおよび当該画像形成システムにおける白紙ページの出力管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、印字データを生成して出力するデータ生成手段と、前記データ生成手段から出力される印字データを用紙に印刷して出力する出力手段とを備えた画像形成システムにおいて、白紙ページの節約モードを前記データ生成手段と前記出力手段とに対して個別に指定を行う構成を採っている。
画像形成システムにおいて、白紙ページの節約モードを、論理ページでしか処理できないデータ生成手段と、物理ページでしか処理できない出力手段とに対して個別に指定を行うことで、出力を抑制する白紙ページの指定を、論理ページと物理ページそれぞれで指定を行うことができる。これにより、白紙ページの節約指定時に、論理ページでの節約、物理ページでの節約、論理/物理ページでの節約を指定することができる。すなわち、ユーザーの意図に合致した白紙ページの節約モードの指定が可能になる。
本発明によれば、ユーザーの意図に合致した白紙ページの節約モードの指定が可能になるため、ユーザーが意図するままに白紙ページの出力を抑制して、紙資源の節約を図ることができることになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成の概略を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、ホストPC(パーソナルコンピュータ)11と、画像形成装置であるプリンタ装置12とがネットワーク13を介して相互に接続された構成となっている。
ホストPC11は、CRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置と、キーボードやマウス等の入力装置と、CPU等の演算装置と、メモリやハードディスクドライブ等の記憶装置を備えている。
このホストPC11には、OS(オペレーティングシステム)などの基本ソフトウェアの下で、印字データ(文書データ)の生成など、特定のジョブのために使用するアプリケーション(プログラム)111と、生成した印字データをネットワーク13に接続されたプリンタ装置12で用紙に印刷するためのドライバ(プリント・ドライバ)112とがソフトウェア・モジュールとして組み込まれている。
プリンタ装置12は、ホストPC11からネットワーク13を介して供給される印字データを例えばゼログラフィ技術によって用紙に印刷して出力する。ただし、用紙への印刷方法としては、ゼログラフィ技術に限られるものではなく、インクジェット技術等を用いた方法であっても良い。
ネットワーク13による接続形態としては、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネットや電話回線網、専用線を用いる形態や、相互に直結する形態など、種々の接続形態を採ることができる。
上記構成の本実施形態に係る画像形成システムにおいて、ホストPC11のアプリケーション111およびドライバ112が、印字データを生成して出力するデータ生成手段に相当し、プリンタ装置12が当該データ生成手段から出力される印字データを用紙に印刷して出力する出力手段に相当する。
また、ホストPC11のキーボードやマウス等の入力装置が、白紙ページの節約モードを指定する指定手段に相当する。すなわち、本画像形成システムにおいて、紙資源の節約を目的として、白紙ページの節約モードを指定する際に、ホストPCのドライバ112とプリンタ装置12とに対して個別に行う白紙ページの節約モードの指定は、ユーザーによるキーボードやマウスの操作によって可能な構成となっている。
続いて、本画像形成システムにおいて、ユーザーによる指定の下に、紙資源の節約を目的として実行される白紙ページの節約モードについて説明する。
先ず、論理ページを物理ページに貼り付ける面付け処理が無い場合について、図2を用いて説明する。ここで、論理ページとは、アプリケーション111で作成される印字データのページ単位をいう。また、物理ページとは、プリンタ装置12で印字データが実際に印刷出力されるページ(用紙)単位をいう。
図2に示すように、3ページ目と6ページ目が白紙ページとなる計7ページ分の印字データがアプリケーション111で作成され、これら印字データをプリンタ装置12で用紙に印刷して出力する際に、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)には、アプリケーション111で作成された通りに、1ページ目、2ページ目、白紙ページ、4ページ目、5ページ目、白紙ページ、7ページ目の順で出力され、2枚の白紙ページが無駄に出力されることになる。
これに対して、ドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(B)には、ドライバ112は、論理ページでの白紙節約の処理により、3ページ目と6ページ目の白紙データを削除し、1,2,4,5,7ページの印字データのみをプリンタ装置12に対して出力する。したがって、プリンタ装置12からは、3ページ目と6ページ目の白紙ページが出力されることなく、1,2,4,5,7ページのみが順番に印刷出力されることになる。
また、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(C)には、ドライバ112からプリンタ装置12に対して3ページ目と6ページ目の白紙ページを含む全ページの印字データが出力されるが、プリンタ装置12は、物理ページでの白紙節約の処理により、3ページ目と6ページ目の白紙ページについては出力せず、1,2,4,5,7ページのみを順番に印刷出力する。
すなわち、面付け処理が無い場合には、ドライバ112による論理ページでの白紙節約も、プリンタ装置12による物理ページでの白紙節約も結果は同じとなる。したがって、ユーザーは、面付け処理が無い場合には、ドライバ112による論理ページでの白紙節約モードと、プリンタ装置12による物理ページでの白紙節約モードのいずれを指定しても良いことになる。
ところで、面付け機能には、例えば、Nページ(Nは2以上の整数)のドキュメントを1枚の用紙にまとめて印刷するNアップ機能と、2分割両面印刷により中央で二つ折りにして綴じる形の週刊誌形式の小冊子を作る小冊子印刷機能などがある。なお、本例では、面付け機能については、ドライバ112のみが持つものとする。
最初に、Nアップ機能、例えば2ページのドキュメントを1枚の用紙にまとめて印刷する2アップを実現する場合について説明する。Nアップ機能では、論理ページでの白紙節約で効果があるケースと、論理ページと物理ページの双方で効果があるケースの2通りがある。
先ず、論理ページでの白紙節約で効果があるケースについて図3を用いて説明する。アプリケーション111で作成された3ページ目と6ページ目が白紙ページとなる計7ページ分の印字データに対して、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)には、1ページ目、2ページ目の印字データが1ページ目の用紙に、3ページ目の白紙データと4ページ目の印字データが2ページ目の用紙に、5ページ目の印字データと6ページ目の白紙データが3ページ目の用紙に、7ページ目の印字データのみが4ページ目の用紙にそれぞれ印刷されて出力されることになる。
これに対して、ドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(B)には、ドライバ112は、論理ページでの白紙節約の処理により、1ページ目、2ページ目の印字データを1ページ目の用紙の印字データとし、4ページ目、5ページ目の印字データを2ページ目の用紙の印字データとし、7ページ目の印字データのみを3ページ目の用紙の印字データとしてプリンタ装置12に対して出力する。その結果、プリンタ装置12からは用紙が3ページ分印刷出力されることになり、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)に比べて用紙を1枚節約できる。
一方、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(C)には、面付け機能を持たないプリンタ装置12では、論理ページでの処理を行うことができなく、物理ページでの処理しか行うことができないため、出力結果は白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)と同じとなり、用紙節約の効果が得られないことになる。
したがって、ドライバ112のみが面付け機能を持つ画像形成システムにおいて、Nアップ機能を実現する際に、ユーザーはドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定することで、白紙ページの出力の抑制による紙資源の節約効果を得ることができる。
続いて、論理ページと物理ページの双方で効果があるケースについて図4を用いて説明する。ここでは、アプリケーション111において、3ページ目と4ページ目と6ページ目が白紙ページとなる計7ページ分の印字データが生成されている場合を例に挙げて説明するものとする。
白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)には、1ページ目、2ページ目の印字データが1ページ目の用紙に、3ページ目の白紙データと4ページ目の白紙データが2ページ目の用紙に、5ページ目の印字データと6ページ目の白紙データが3ページ目の用紙に、7ページ目の印字データのみが4ページ目の用紙にそれぞれ印刷されて出力されることになる。
これに対して、ドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(B)には、ドライバ112は、論理ページでの白紙節約の処理により、1ページ目、2ページ目の印字データを1ページ目の用紙の印字データとし、5ページ目、7ページ目の印字データを2ページ目の用紙の印字データとしてプリンタ装置12に対して出力する。その結果、プリンタ装置12からは用紙が2ページ分印刷出力されることになり、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)に比べて用紙を2枚節約できる。
一方、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(C)には、面付け機能を持たないプリンタ装置12では、論理ページでの処理を行うことができないものの、物理ページでの処理により、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)における3ページ目、4ページ目の白紙データが印刷される2ページ目の用紙の出力が抑制されることになり、用紙を1枚節約できる。
したがって、ドライバ112のみが面付け機能を持つ画像形成システムにおいて、Nアップ機能を実現する際に、上記の印字データの例では、ユーザーはドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定することで用紙を2枚節約でき、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約モードを指定することで用紙を1枚節約でき、いずれの節約モードを指定した場合にも白紙ページの出力の抑制による紙資源の節約効果を得ることができる。
ただし、上述した説明から明らかなように、例えば2アップ機能を実現する場合、アプリケーション111で生成される白紙データのページ和や印字データに対する位置関係などにより、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約モードを指定した際の節約できる用紙の枚数などが決まることになり、またその効果を期待できない場合もあり得る。
次に、小冊子印刷機能を実現する場合について図5を用いて説明する。なお、小冊子印刷の場合は、理論的に、プリンタ装置12による物理ページでの白紙ページの節約は不可能である。したがって、ユーザーは、小冊子印刷において紙資源を節約する場合は、ドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定することになる。
ここでは、例えば左とじの小冊子印刷に際して、アプリケーション111において、3ページ目、4ページ目、6ページ目、9ページ目、12〜14ページ目が白紙ページとなる計7ページ分の印字データが生成されている場合を例に挙げて説明するものとする。
小冊子印刷の場合は、2分割両面印刷により中央で二つ折りにして綴じる形の週刊誌形式の小冊子を作る訳であるから、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)には、1ページ目の用紙の表面右側に1ページ目の印字データが、裏面左側に2ページ目の印字データが、2ページ目の用紙の表面左側に3ページ目の白紙データが、表面右側に14ページ目の白紙データが、裏面左側に4ページ目の白紙データが、裏面右側に13ページ目の白紙データが、3ページ目の用紙の表面左側に12ページ目の白紙データが、表面右側に5ページ目の印字データが、裏面左側に6ページ目の白紙データが、裏面右側に11ページ目の印字データが、4ページ目の用紙の表面左側に10ページ目の印字データが、表面右側に7ページ目の印字データが、裏面左側に8ページ目の印字データが、裏面右側に9ページ目の白紙データがそれぞれ印刷されて出力されることになる。
これに対して、ドライバ112による論理ページでの白紙ページの節約モードを指定した場合(B)には、ドライバ112は、論理ページでの白紙節約の処理により、1ページ目の印字データを1ページ目の用紙の表面右側の印字データとし、2ページ目の印字データを1ページ目の用紙の裏面左側の印字データとし、11ページ目の印字データを1ページ目の用紙の裏面右側側の印字データとし、10ページ目の印字データを2ページ目の用紙の表面左側の印字データとし、5ページ目の印字データを2ページ目の用紙の表面右側側の印字データとし、7ページ目の印字データを2ページ目の用紙の裏面左側の印字データとし、8ページ目の印字データを2ページ目の用紙の裏面右側側の印字データとしてプリンタ装置12に対して出力する。その結果、プリンタ装置12からは用紙が2ページ分印刷出力されることになり、白紙ページの節約モードを指定しない場合(A)に比べて用紙を2枚節約できる。
上述したように、印字データを生成する手段を有し、紙資源の節約モードを含む各種の動作モードの指定がホストPC11と、印字データを用紙に印刷して出力する手段であるプリンタ装置12とがネットワーク13を介して相互に接続されてなる画像形成システムにおいて、ホストPC11の入力装置から白紙ページの節約モードを、論理ページでしか処理できないドライバ112と、物理ページでしか処理できないプリンタ装置12とに対して個別に指定を行えるようにしたことで、出力を抑制する白紙ページの指定を、論理ページと物理ページそれぞれで指定を行うことができる。
これにより、白紙ページの節約指定時に、論理ページでの節約、物理ページでの節約、論理/物理ページでの節約を指定することができる、即ちユーザーの意図に合致した白紙ページの節約モードの指定が可能になるため、ユーザーが意図するままに白紙ページの出力を抑制して、紙資源の節約を図ることができる。
特に、論理/物理ページでの節約指定は、先述したように、用紙の節約効果が大きいため、論理ページでの白紙ページ間引き処理をドライバ112で行うケースで有効である。また、ドライバ112での白紙ページの間引き処理に失敗した場合には、プリンタ装置12の物理ページでの白紙ページの間引き処理で補完することができるため、白紙ページの出力抑制(間引き処理)を確実に行うことができる。
また、物理ページでの白紙ページの節約指定時には、印字データが存在しない印刷ページ(物理ページ)を間引く処理がプリンタ装置12で行われるため、物理ページでの白紙ページ節約機能のみを選択することで、配布する資料をNアップ印刷するときに、ページ配置について意図通りに印刷することが可能になる。
なお、上記実施形態では、一般的な構成として、ドライバ112のみが面付け機能を持つ画像形成システムに適用した場合を例に挙げて説明したが、近年のプリンタ装置の高機能化に伴って面付け機能を持つプリンタ装置も増えてきている。したがって、本発明は、面付け機能を持つプリンタ装置を有する画像形成システムにも適用可能である。
面付け機能を持つプリンタ装置を有する画像形成システムを構築した場合には、当該プリンタ装置では、物理ページでの白紙ページの節約処理に加えて、論理ページでの白紙ページの節約処理も行うことができる。このように、ドライバ112とプリンタ装置12が共に面付け機能を持つ場合に、面付け処理について論理ページでの白紙ページ節約処理をドライバ112で行うか、プリンタ装置12で行うかをホストPC11の入力装置からユーザーが選択可能にすることで、白紙ページの出力抑制に関してユーザーが任意に節約モードを指定できることになる。
ここでは、論理ページでの白紙ページ節約処理をドライバ112で行うか、プリンタ装置12で行うかをユーザーが手動操作によって指定するとしたが、その選択を自動で行うようにすることも可能である。この自動的な選択処理は、ドライバ112による制御の下に実行される。
具体的には、図6のフローチャートに示すように、は、紙資源の節約モードが指定されると(ステップS11)、プリンタ装置12に対して面付け機能を持つか否かについて問い合わせ(ステップS12)、その返信を受けてプリンタ装置12が面付け機能を持つか否かを判断する(ステップS13)。
そして、プリンタ装置12が面付け機能を持つのであれば、当該プリンタ装置12に論理ページでの白紙ページの節約処理を渡し(ステップS14)、プリンタ装置12が面付け機能を持たないのであれば、ドライバ112自身が論理ページでの白紙ページの節約処理を実行する(ステップS15)。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成の概略を示すブロック図である。 面付け処理が無い場合における白紙ページの節約処理の説明図である。 Nアップ機能(論理ページのみ効果があるケース)での白紙ページの節約処理の説明図である。 Nアップ機能(物理ページでも効果があるケース)での白紙ページの節約処理の説明図である。 小冊子印刷機能での白紙ページの節約処理の説明図である。 論理ページでの白紙ページ節約処理をドライバで行うか、プリンタ装置で行うかの自動的な選択処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
11…ホストPC(パーソナルコンピュータ)、12…プリンタ装置、13…ネットワーク、111…アプリケーション、112…ドライバ

Claims (7)

  1. 印字データを生成して出力するデータ生成手段と、
    白紙ページの節約モードを指定する際に、生成した印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理、または印字データが実際に用紙に印刷出力されるページ単位である物理ページでの白紙ページの節約処理かを、指定する指定手段と、
    1ページ分の物理ページに複数の論理ページを配置する面付け処理を行う面付け手段と、
    を備え、前記データ生成手段から出力される印字データを用紙に印刷して出力するよう画像形成装置に対して指示を行うプリンタドライバを具備する端末装置であって、
    前記指定手段により論理ページでの白紙ページの節約処理が指定され、前記画像形成装置が前記面付け処理機能を有していない場合に、
    前記データ生成手段は印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理後、複数の論理ページを1ページの物理ページとして配置した印字データを生成して画像形成装置に出力することを特徴とする端末装置
  2. 前記データ生成手段は、前記指定手段により論理ページでの白紙ページの節約処理が指定され、前記画像形成装置が前記面付け処理機能を有している場合には、当該画像形成装置に対して論理ページでの白紙ページの節約処理の実行を指示する請求項1記載の端末装置
  3. 前記画像形成装置に対して面付け処理機能を有するか否かについて問い合わせる問い合わせ、当該画像形成装置からの返信に基づいて面付け処理機能を有するか否かを判定する判定手段をさらに具備する請求項1または2記載の端末装置
  4. 印字データを生成して出力するデータ生成手段と、
    白紙ページの節約モードを指定する際に、生成した印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理、または印字データが実際に用紙に印刷出力されるページ単位である物理ページでの白紙ページの節約処理かを、指定する指定手段と、
    1ページ分の物理ページに複数の論理ページを配置する面付け処理を行う面付け手段と、
    を備えたプリンタドライバを具備する端末装置と、
    前記プリンタドライバを備えた端末装置の前記データ生成手段から出力される印字データを用紙に印刷して出力する出力手段を備えた画像形成装置とで構成される画像形成システムであって、
    前記指定手段により論理ページでの白紙ページの節約処理が指定され、前記画像形成装置が前記面付け処理機能を有していない場合に、
    前記データ生成手段は印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理後、複数の論理ページを1ページの物理ページとして配置した印字データを生成して画像形成装置に出力することを特徴とする画像形成システム
  5. 前記データ生成手段は、前記指定手段により論理ページでの白紙ページの節約処理が指定され、前記画像形成装置が前記面付け処理機能を有している場合には、当該画像形成装置に対して論理ページでの白紙ページの節約処理の実行を指示する請求項4記載の画像形成システム
  6. 前記端末装置は、前記画像形成装置に対して面付け処理機能を有するか否かについて問い合わせる問い合わせ、当該画像形成装置からの返信に基づいて面付け処理機能を有するか否かを判定する判定手段をさらに具備する請求項4または5記載の画像形成システム
  7. 印字データを生成して出力するデータ生成手段と、白紙ページの節約モードを指定する際に、生成した印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理、または印字データが実際に用紙に印刷出力されるページ単位である物理ページでの白紙ページの節約処理かを、指定する指定手段と、1ページ分の物理ページに複数の論理ページを配置する面付け処理を行う面付け手段と、を備えたプリンタドライバを具備する端末装置と、前記プリンタドライバを備えた端末装置の前記データ生成手段から出力される印字データを用紙に印刷して出力する出力手段を備えた画像形成装置とで構成される画像形成システムにおける白紙ページの出力管理方法であって、
    前記指定手段により論理ページでの白紙ページの節約処理が指定され、前記画像形成装置が前記面付け処理機能を有していない場合に、
    印字データのページ単位である論理ページでの白紙ページの節約処理後、複数の論理ページを1ページの物理ページとして配置した印字データを生成して画像形成装置に出力することを特徴とする白紙ページの出力管理方法。

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