JP4461237B2 - 電子機器のキーボード装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作性及び視認性を向上させた電子機器のキーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来液晶表示部を有する電子機器においては、電子機器を操作する操作ボタンを液晶表示部の外側近傍に設けたものや、液晶表示部に表示された操作ボタンを指などでタッチするタッチパネルを採用したものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし液晶表示部の外側近傍に操作ボタンを設けたもので、操作ボタンが多数ある場合、操作ボタンを設置するのに多くのスペースを必要とするため、電子機器が大型になるなどの問題がある。
【0004】
また予め大きさが決まっている電子機器に多数の操作ボタンを設ける場合は、操作ボタンの大きさを小さくしたり、液晶表示部の大きさを小さくしなければならないため、操作ボタンの操作性が低下したり、液晶表示部の視認性が悪化するなどの問題がある。
【0005】
一方液晶表示部にタッチパネルを採用したものでは、前記のような問題は生じないが、液晶表示部に表示された操作ボタンを指で触れた際、液晶表示部に脂や汚れが付着して、液晶表示部が見にくくなると共に、液晶表示部に表示された操作ボタンを指で触れた際にクリック感が得られないため、操作性が悪いなどの問題がある。
【0006】
本発明はかかる従来の問題点を改善するためになされたもので、操作ボタンの操作性及び液晶表示部の視認性を向上させた電子機器のキーボード装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の電子機器のキーボード装置は、複数のボタン孔が形成されたパネルと、ボタン孔に嵌挿された複数の操作ボタンと、パネルの下側に設けられ、かつ操作ボタンを付勢する付勢部及び可動接点が操作ボタン毎に設けられた導電接点ゴムと、導電接点ゴムの下側に設けられ、かつ操作ボタンを押圧することにより、可動接点に接触される固定接点を有するプリント基板とによりなる電子機器のキーボード装置であって、プリント基板の下側に、操作ボタンの情報などを表示する液晶表示部を有する液晶表示器を設けると共に、パネルのボタン孔近傍に、液晶表示部に表示された情報を表出させる開口部を設け、更に、プリント基板と前記液晶表示器の間に、透明なガラス板を設けると共に、液晶表示器とガラス板の間に隙間を形成して構成したものである。
【0008】
前記構成により、電子機器を操作すべく操作ボタンを押圧すると、導電接点ゴムの付勢部が弾性変形する際クリック感が得られるため、操作ボタンの操作性が向上する。
【0009】
また液晶表示部の上側に操作ボタンを設けたことから、多数の操作ボタンを設ける場合でも、電子機器が大型化することがないと共に、決められた大きさの電子機器に多数の操作ボタンを設ける場合でも、操作ボタンを小さくしたり、液晶表示部を小さくする必要がないので、操作ボタンの操作性が低下したり、液晶表示部の視認性が悪化することがない。
【0011】
また、前記構成により、電子機器を操作すべく操作ボタンを押圧すると、操作ボタンに加えられた押圧力はプリント基板に設けられたガラス板に支持されるため、プリント基板が押圧力で変形しないように補強金具などでプリント基板を補強する必要がないので、キーボードの構造を簡単化することができる。
【0012】
またガラス板と液晶表示部の間に設けられた隙間によって、操作ボタンに加えられた押圧力が直接液晶表示部に作用することがないので、操作ボタンの操作時液晶表示部にニュートンリングが発生することがないと共に、液晶表示部に指の脂や汚れなどが付着することがないので、長期間に亘って良好な視認性が得られるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1ないし図5に示す図面を参照して詳述する。
【0014】
図1はキーボード装置が設けられた電子機器を示すもので、偏平な箱形のケース1の前面に前面パネル2が、そして後面にケース1を任意な角度で起立させるチルト手段3が設けられている。
【0015】
前面パネル2には、中央部にキーボード本体5が設けられており、キーボード本体5の両側には、ハンドセット制御ボタンなどの複数の機能ボタン6と、LEDやランプよりなる表示部7及び図示しないハンドセットを接続するコネクタ8が設けられている。
【0016】
またキーボード本体5の上方には、両側にスピーカ9が、そしてこれらスピーカ9の間に複数の上部ボタン10及び表示部11が設けられており、キーボード本体5の下方には、ほぼ中央部にマイクロホン12が設けられている。
【0017】
一方キーボード本体5は図2に示すように、上面に液晶表示部14aが設けられた液晶表示器14を有しており、この液晶表示器14の上面にほぼ同じ大きさの透明なガラス板15が載置されている。
【0018】
ガラス板15と液晶表示部14aの間には、図4及び図5に示すように隙間aが設けられていると共に、ガラス板15上には、プリント基板16と導電接点ゴム17及びパネル18が下から順に重ねられた状態で載置されている。
【0019】
パネル18には操作ボタン20を設ける位置に、操作ボタン20よりやや大きい複数のボタン孔18aが縦横に整列されて形成されていて、これらボタン孔18aにパネル18の下方より操作ボタン20が嵌挿されていると共に、各ボタン孔18aの間及び上段のボタン孔18aの上側には、横方向に細長い開口部18bが開口されていて、これら開口部18bより液晶表示部14aに表示された情報が見られるようになっている。
【0020】
各操作ボタン20は、例えば横方向に細長い長方形に形成されていて、両端側下部に突設され係止爪20aが、ボタン孔18aの下側開口縁に形成された段部18cに下方より係合することにより、ボタン孔18aより各操作ボタン20が上方へ抜け出さないようになっており、各操作ボタン20の内底面には、長手方向に間隔を存して一対の突起20bが突設されていて、これら突起20bの先端に、導電接点ゴム17の可動接点17aが下方より当接されている。
【0021】
導電接点ゴム17は図4及び図5に示すように、各操作ボタン20毎に例えば一対の可動接点17aを有していて、これら可動接点17aは、テーパ状に形成された付勢部17bの上部に一体に設けられており、これによって各操作ボタン20は付勢部17bにより可動接点17aを介して上方へ付勢されている。
【0022】
また導電接点ゴム17には、パネル18に開口部18bと合致する位置に、開口部18bよりやや大きい開口部17cが開口されていると共に、導電接点ゴム17の下側に設けられたプリント基板16の上面には、各可動接点17a毎に固定接点16aが設けられている。
【0023】
これら固定接点16aは銅箔をエッチング処理することにより形成されていて、操作ボタン20を上方へ付勢する導電接点ゴム17の付勢部17bに抗して押しボタン20を押圧することにより、導電接点ゴム17の可動接点17aがプリント基板16の固定接点16aに接触されるようになっており、このとき操作ボタン20の係止爪20aがプリント基板16に干渉しないよう、プリント基板16には図4に示すように逃し孔16bが各係止爪20a毎に形成されている。
【0024】
次に前記構成されたキーボード装置の作用を説明する。
【0025】
電子機器を操作するに当っては、まずチルト手段3によりケース1を使用しやすい角度に調整する。
【0026】
また電子機器の使用時には、各操作ボタン20毎に液晶表示部14aにそのボタンの種類や機能などが情報として表示されるので、情報を基に操作ボタン20を押圧して、電子機器を操作する。
【0027】
操作ボタン20が押圧されると、導電接点ゴム17の付勢部17bが弾性変形して、導電接点ゴム17の可動接点17aがプリント基板16上の固定接点16aに接触され、両接点17a,16aが導通されると共に、操作ボタン20へ加えられた押圧力はプリント基板16へ伝達されるが、プリント基板16の下側にはガラス板17が設けられていて、このガラス板17により押圧力が支持されるため、操作ボタン20に加えられた押圧力でプリント基板16が変形することがない。
【0028】
一方液晶表示器14の液晶表示部14aに外力が作用すると、液晶表示部14aにニュートンリングと称する渦状の波紋が発生して、液晶表示部14aに表示された情報が見にくくなることがあるが、操作ボタン20に加えられた押圧力は、ガラス板15に支持されて、直接液晶表示部14aに加わることがないので、液晶表示部14aにニュートンリングが発生するのを防止することができると共に、タッチパネルのように液晶表示部14aに指の脂や汚れが付着することがないため、視認性が悪化することもない。
【0029】
またガラス板15の上面にプリント基板16を載置したことにより、プリント基板16が湾曲していても、ガラス板15により湾曲を修正することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、電子機器を操作すべくパネルに設けられた操作ボタンを押圧すると、操作ボタンを付勢する導電接点ゴムの付勢部が弾性変形する際クリック感が得られるため、操作ボタンの操作性が向上すると共に、液晶表示部の上側に操作ボタンを設けたことから、多数の操作ボタンを設ける場合でも、電子機器が大型化することがない上、予め大きさの決められた電子器に多数の操作ボタンを設ける場合でも、操作ボタンを小さくしたり、液晶表示部を小さくする必要がないので、操作ボタンの操作性が低下したり、液晶表示部の視認性が悪化することがない。
【0031】
またプリント基板と液晶表示器の間に、透明なガラス板を設けると共に、液晶表示部とガラス板の間に隙間を形成したことから、電子機器を操作すべく操作ボタンを押圧した際操作ボタンに加えられた押圧力は、プリント基板の下側に設けられたガラス板に支持されるため、プリント基板が押圧力で変形しないように補強金具などでプリント基板を補強する必要がないので、キーボードの構造を簡素化することができる。
【0032】
さらにガラス板と液晶表示部の間に設けられた隙間によって、操作ボタンに加えられた押圧力が直接液晶表示部に作用することがないので、操作ボタンの操作時液晶表示部にニュートンリングが発生するのを防止することができると共に、液晶表示部に指の脂や汚れなどが付着することがないので、長期間に亘って良好な視認性が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になるキーボード装置を実装した電子機器の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態になる電子機器のキーボード装置を示す斜視図である。
【図3】図2のA円内の拡大平面図である。
【図4】図3のB―B線に沿う断面図である。
【図5】図3のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
14 液晶表示器
14a 液晶表示部
15 ガラス板
16 プリント基板
16a 固定接点
17 導電接点ゴム
17a 可動接点
17b 付勢部
18 パネル
18a ボタン孔
18b 開口部
20 操作ボタン
a 隙間

Claims (1)

  1. 複数のボタン孔が形成されたパネルと、前記ボタン孔に嵌挿された複数の操作ボタンと、前記パネルの下側に設けられ、かつ前記操作ボタンを付勢する付勢部及び可動接点が前記操作ボタン毎に設けられた導電接点ゴムと、前記導電接点ゴムの下側に設けられ、かつ前記操作ボタンを押圧することにより、前記可動接点に接触される固定接点を有するプリント基板とによりなる電子機器のキーボード装置であって、前記プリント基板の下側に、前記操作ボタンの情報などを表示する液晶表示部を有する液晶表示器を設けると共に、前記パネルのボタン孔近傍に、前記液晶表示部に表示された情報を表出させる開口部を設け、更に、前記プリント基板と前記液晶表示器の間に、透明なガラス板を設けると共に、前記液晶表示器と前記ガラス板の間に隙間を形成して構成したことを特徴とする電子機器のキーボード装置。
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