JP4460371B2 - 施錠装置 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の施錠装置は、枠体13に対して進退自在に設けられた可動体15の前記枠体13との隙間21に固定板Aと揺動板Bとを挿入し、前記固定板Aに対し前記揺動板Bを開脚することで、前記隙間21内で前記固定板Aと前記揺動板Bを突っ張らせて前記枠体13からの前記可動体15の進出を阻止する施錠装置100であって、
前記固定板Aに対して直交して固定され前記可動体15およびまたは前記枠体13の前面に平行に配置されるとともに、前記固定板Aとの間で前記揺動板Bの基端を揺動自在に保持する取付ベースCと、
該取付ベースCに回転自在に取り付けられ前記揺動板Bの基端に設けられた突起29に係合する渦巻き溝67を有するとともに、該渦巻き溝67の中央部に複数のラッチ溝65を軸線を中心とした円周方向に有する摘みDと、
該摘みDを同軸で貫通して前記取付ベースCに固定されることでフランジ部との間で前記摘みDを回転自在に係着するとともに、外筒39から半径方向外側に突出させたラッチ47を前記ラッチ溝65に係止して前記摘みDの回転を阻止可能とする一方、内筒37に挿入された合鍵41の回転によって前記ラッチ47を前記ラッチ溝65から後退可能とするシリンダー錠Eと、
を具備し、
前記摘みDの回転により、前記揺動板Bの突起29を渦巻き溝67に沿わせ半径方向内側となる摘みDの中心方向に移動させて、該揺動板Bを揺動させてその先端を前記固定板Aに対して開脚させ、且つ、前記ラッチ47の前記ラッチ溝65への係合により前記摘みDの回転を阻止して閉脚の規制を行って開脚状態とし、前記隙間21内で前記固定板Aと前記揺動板Bを突っ張らせて前記枠体13からの前記可動体15の進出を阻止し、
前記シリンダー錠Eに対して合鍵41を用いることで、前記ラッチ47を後退させ前記ラッチ溝65との係止を解除して前記摘みDの回転規制を解除し、該摘みDの回転に伴い前記渦巻き溝67に係合した前記突起29が摘みDの半径方向外側に移動され、前記揺動板Bが閉脚されて前記固定板Aと平行配置となり、前記隙間21から取外し可能となることを特徴とする。
前記固定板と揺動板とが開脚状態となる施錠状態で、前記合鍵を用いて前記ラッチを前記ラッチ溝から後退させて係止を解除すると、前記突起が前記渦巻き溝に沿い、半径方向外側に移動され、前記揺動板を閉脚し前記固定板と平行配置となることを特徴とする。
図1は本発明に係る施錠装置の分解斜視図、図2はシリンダー錠及び摘みを背面側から見た分解斜視図、図3はシリンダー錠、ラッチ及び摘みの背面図、図4は机の筺体と引出しとの隙間に挿入された施錠装置の側面図である。
本実施の形態による施錠装置100は、固定板Aと、揺動板Bと、取付ベースCと、摘みDと、シリンダー錠Eとを主要な構成要素として有している。
本実施の形態では、枠体を机11の筺体13とし、可動体がその机11の引出し15である場合を例に、図4等の概略図を用いて説明する。
図5は揺動板が揺動された施錠状態の施錠装置を表す動作説明図、図6はシリンダー錠に合鍵の挿入された解錠直前の状態を表す動作説明図、図7は図1に示した施錠装置の解錠状態を(a)、施錠状態を(b)に表した動作説明図、図8はラッチによる回転規制を解除した状態の背面図である。
施錠装置100は、図4に示すように、引出し15が筺体13に閉められた状態で、筺体13と引出し15との間の隙間21に、固定板Aが挿入される。固定板Aが隙間21に挿入された施錠装置100は、取付ベースCが引出し15の正面と平行に配置される。この状態で、摘みDを図5の矢印a方向へ回転すると、ラッチ47がラッチ溝65に押圧され、圧縮バネ49の付勢力に抗して押下げられながら、摘みDが回転される。
15…可動体(引出し)
21…隙間
29…突起(係合突起)
37…内筒
39…外筒
41…合鍵
47…ラッチ
65…ラッチ溝
67…渦巻き溝
100…施錠装置
A…固定板
B…揺動板
C…取付ベース
D…摘み
E…シリンダー錠
Claims (2)
- 枠体に対して進退自在に設けられた可動体の前記枠体との隙間に固定板と揺動板とを挿入し、前記固定板に対し前記揺動板を開脚することで、前記隙間内で前記固定板と前記揺動板を突っ張らせて前記枠体からの前記可動体の進出を阻止する施錠装置であって、
前記固定板に対して直交して固定され前記可動体およびまたは前記枠体の前面に平行に配置されるとともに、前記固定板との間で前記揺動板の基端を揺動自在に保持する取付ベースと、
該取付ベースに回転自在に取り付けられ前記揺動板の基端に設けられた突起に係合する渦巻き溝を有するとともに、該渦巻き溝の中央部に複数のラッチ溝を軸線を中心とした円周方向に有する摘みと、
該摘みを同軸で貫通して前記取付ベースに固定されることでフランジ部との間で前記摘みを回転自在に係着するとともに、外筒から半径方向外側に突出させたラッチを前記ラッチ溝に係止して前記摘みの回転を阻止可能とする一方、内筒に挿入された合鍵の回転によって前記ラッチを前記ラッチ溝から後退可能とするシリンダー錠と、
を具備し、
前記摘みの回転により、前記揺動板の突起を渦巻き溝に沿わせ半径方向内側となる摘みの中心方向に移動させて、該揺動板を揺動させてその先端を前記固定板に対して開脚させ、且つ、前記ラッチの前記ラッチ溝への係合により前記摘みの回転を阻止して閉脚の規制を行って開脚状態とし、前記隙間内で前記固定板と前記揺動板を突っ張らせて前記枠体からの前記可動体の進出を阻止し、
前記シリンダー錠に対して合鍵を用いることで、前記ラッチを後退させ前記ラッチ溝との係止を解除して前記摘みの回転規制を解除し、該摘みの回転に伴い前記渦巻き溝に係合した前記突起が摘みの半径方向外側に移動され、前記揺動板が閉脚されて前記固定板と平行配置となり、前記隙間から取外し可能となることを特徴とする施錠装置。 - 前記摘みを前記渦巻き溝の渦巻き方向へ回転付勢する付勢手段を、前記摘みと前記取付ベースとに亘って設け、
前記固定板と揺動板とが開脚状態となる施錠状態で、前記合鍵を用いて前記ラッチを前記ラッチ溝から後退させて係止を解除すると、前記突起が前記渦巻き溝に沿い、半径方向外側に移動され、前記揺動板を閉脚し前記固定板と平行配置となることを特徴とする請求項1記載の施錠装置。
Priority Applications (1)
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JP2004188321A JP4460371B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004188321A JP4460371B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006009420A JP2006009420A (ja) | 2006-01-12 |
JP4460371B2 true JP4460371B2 (ja) | 2010-05-12 |
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ID=35776953
Family Applications (1)
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JP2004188321A Expired - Fee Related JP4460371B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 施錠装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4460371B2 (ja) |
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2004
- 2004-06-25 JP JP2004188321A patent/JP4460371B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2006009420A (ja) | 2006-01-12 |
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