JP4460029B2 - 車両型描画装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば道路の路面などの描画対象に線や図柄を描画するための描画装置に関するものであり、特に塗装前の所謂墨入れを行うのに好適な車両型描画装置に好適なものである。
一般に、道路の路面に描かれているレーンマーカや路面標示は、墨入れと呼ばれる下書きを行ってから塗装を行って表示されている。そこで、下記特許文献1では、小型トラックに道路標示塗布システムを搭載し、この小型トラックで道路標示塗布システムを搬送しながら、塗布装置に設けられた左右一列の塗料吐出孔をパターンに応じて開閉し、路面に道路標示を描画する技術が開示されている。また、下記特許文献2には、無線操縦式道路区画線施工機を無線操作によって走行させながら塗料を路面に吐出することにより、作業者の安全を確保する技術が開示されている。
特開平7−34414号公報 特開平5−214711号公報
前記特許文献1によれば、極めて正確な小型トラックの運転と、その小型トラックの移動状態にリンクした極めて高精度な塗料吐出を行うことを前提として、下書きすることなく、直接、路面に塗料を吐出する路面描画の自動化が可能となるが、極めて正確な小型トラックの運転そのものが困難であるし、それにリンクした極めて高精度な塗料吐出も困難であることからして、どちらの前提も現実的でない。一方、前記特許文献2では、無線操縦式道路区画線施工機を無線によって遠隔操作するため、作業者の安全は確保されるが、前述した墨入れと呼ばれる下書きは、依然として作業者が行わなければならない。実は、レーンマーカや路面標示などの路面描画で最も作業時間と経験を必要とするのは、墨入れと呼ばれる下書きであり、路面描画作業の全作業時間の実に6割以上を占める。しかしながら、この路面描画の墨入れと呼ばれる下書き作業を効率化する方法は全く開発されていない。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、例えば路面描画の墨入れと呼ばれる下書き作業を著しく効率化することが可能な車両型描画装置を提供することを目的とするものである。
上記諸問題を解決するため、本発明の車両型描画装置は、比較的平坦な描画対象に線や図柄を描画するための車両型描画装置であって、同一車軸上に設けられ且つ互いに同方向にも逆方向にも回転可能で且つ互いに独自に駆動される2つの駆動輪と、前記2つの駆動輪の中間部から当該駆動輪の車軸と交差する方向に所定距離だけ離して配設され且つ描画対象に対して自在な方向に回転し得る1つの従動輪と、前記2つの駆動輪の中間部に設けられ且つ描画対象にマーキングを行うことが可能なマーキング装置と、前記2つの駆動輪の駆動状態を制御しながら前記マーキング装置で描画対象にマーキングを行うことで描画対象に線や図柄を描画する制御装置とを備えたことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、径の小さな円弧から直線まで、如何様な線も図柄も描画することができ、例えば路面描画の下書き作業を著しく効率化することが可能となる。
また、本発明の車両型描画装置は、全体の重心を、平面視で、前記2つの駆動輪の中間部から従動輪側に所定距離だけ離れた位置で且つ駆動輪の車軸より低い位置とすることを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、2つの駆動輪と1つの従動輪とで描画対象に正確に追従しながら2つの駆動輪の中間部に配設されているマーキング装置によるマーキングを阻害しない。また、重心を駆動輪の車軸より低い位置に設定することで、急制動時の従動輪の浮き上がりを防止することができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記2つの駆動輪の駆動状態を検出する駆動状態検出手段を備え、前記制御装置は、前記駆動状態検出手段で検出された2つの駆動輪の駆動状態から位置に関する情報を算出することを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、自車が、どの方向に向けて、どの位置にいるかを常時認識することができ、入力された描画対象の曲率又は曲率半径に応じて曲線を描いたり、入力された描画対象上の3点の位置を円弧補間して曲線を描いたり、予め入力された図柄を描いたりすることができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記2つの駆動輪に滑り止めを施したことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、検出された2つの駆動輪の駆動状態から位置に関する情報を正確に算出することが可能となる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記1つの従動輪が球であることを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、2つの駆動輪の駆動状態を制御したときの余分な挙動を回避することができ、位置情報の正確な算出と正確な描画を行うことができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記マーキング装置は、回転する金属製円板を描画対象に接触させることで、その金属粉により描画対象にマーキングを行うことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、塗装後にはマーキング金属粉を比較的簡単に除去することができ、レーンマーカや路面標示の下書きに最適である。
また、本発明の車両型描画装置は、前記金属製円板をアルミニウム製とすることを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、金属製円板をアルミニウム製とすることにより、安価な金属製円板を得ることができると共に、例えば路面の損傷を抑制防止することが可能となる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記制御装置は、前記金属製円板が描画対象に接触している状態から当該金属製円板の摩耗状態を検出する描画円板状態算出部を備えたことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、金属製円板の交換時期を検出することができると共に、金属製円板の周速が一定になるように回転状態を制御することが可能となる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記描画円板状態算出部は、前記金属製円板の摩耗状態から当該金属製円板の周速が一定になるように当該金属製円板の回転状態を制御することを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、安定したマーキングが可能となると共に、金属製円板の余分な摩耗を抑制防止することができる。
また、本発明の車両型描画装置は、外部からの接触を検出する接触センサを備え、前記制御装置は、前記接触センサにより外部からの接触が検出された場合には描画を中止することを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、駆動輪の駆動状態から検出されている位置情報のズレを回避して線や図柄を間違って描画してしまうのを回避することができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記制御装置を冷却する冷却風を前記2つの駆動輪の駆動系及び前記金属製円板の駆動系に送給し、当該2つの駆動輪の車軸及び金属製円板の回転軸から外部に噴出させることを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、駆動輪の駆動系や金属製円板の駆動系を冷却することができると共に、それらの駆動系に粉塵が侵入するのを抑制防止することができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記制御装置は、描画対象に曲線を描く曲線描画部を備え、前記曲線描画部は、入力された描画対象の曲率又は曲率半径に応じて曲線を描くデータ入力曲線描画部と、入力された描画対象上の3点の位置を円弧補間して曲線を描く円弧補間曲線描画部とを備えたことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、例えば道路の曲率や曲率半径が分かっている場合も、分かっていない場合も、曲線を正確に描画することができる。
また、本発明の車両型描画装置は、前記制御装置は、描画対象に図柄を描く図柄描画部を備え、前記図柄描画部は、描画対象の直線上にマーキングした2点の位置から自車の方向を算出し且つ矯正する自車方向算出矯正部を備えたことを特徴とするものである。
この車両型描画装置によれば、例えば道路の指定された方向に正確に図柄を描画することが可能となる。
本発明の車両型描画装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の車両型描画装置のスケルトン図である。 図1の車両型描画装置の冷却風の流れの説明図である。 図1の車両型描画装置の制御装置のブロック図である。 図4の制御装置の機能部を示すブロック図である。 曲線描画の説明図である。 車体方向算出及び矯正の説明図である。 マーキング装置の他の例を示す図である。
符号の説明
1は車体、3L,3Rは左右駆動輪、4L,4Rは左右駆動輪駆動用モータ、8L,8Rは左右駆動ケース、9は滑り止め、10は従動輪、11はマーキング装置、12は描画円板、13は描画円板回転用モータ、17は描画機構ケース、18は揺動軸、19は描画機構昇降用モータ、20はクランク、21は回転角センサ、22は制御ケース、25は送風機用モータ、26は送風機、27〜30はフレキシブルダクト、31は接触センサ、32は制御装置、33はCPU、34はインタフェース、35は記憶装置、36L、36R、37〜39はドライバ、40L,40Rは駆動状態センサ、41は直線描画部、42は曲線描画部、43はデータ入力曲線描画部、44は円弧補間曲線描画部、45は図柄描画部、46は自車方向算出補正部、47は左駆動輪駆動状態算出部、48は右駆動輪駆動状態算出部、49は描画円板状態算出部
次に、本発明の車両型描画装置の一実施形態として、路面描画の墨入れに用いられたものについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の車両型描画装置の全体構成図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図を示している。また、図2は、図1の車両型描画装置のスケルトン図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図を示している。本実施形態の車両型描画装置は、自走可能な車両型であり、主要な構成は車体1の内部に配設され、それらの構成は配線接続管2を介して外部のリモートコントローラに接続されている。なお、車体1の内部構成には、外部電源から配線接続管を介して給電される。
図中の符号3L,3Rは、図1b或いは図2bの左側面図において、車体1内のやや右側に配設された左右駆動輪である。この左駆動輪3L及び右駆動輪3Rは、同一の車軸上に配設されており、夫々、個別のモータ、即ち左駆動輪駆動用モータ4L及び右駆動輪駆動用モータ4Rによって駆動される。左駆動輪駆動用モータ4L及び右駆動輪駆動用モータ4Rの回転軸には駆動プーリ5L,5Rが取付けられ、左駆動輪3L及び右駆動輪3Rの車軸には従動プーリ6L,6Rが取付けられ、夫々、駆動プーリ5L,5Rと従動プーリ6L,6Rにベルト7L,7Rが巻回されている。左駆動輪駆動用モータ4L及び右駆動輪駆動用モータ4Rは、何れもステップモータであり、入力されるステップ数分だけ、何れの方向にも回転可能である。従って、左駆動輪3L及び右駆動輪3Rは、互いに同方向にも逆方向にも回転可能である。
なお、左駆動輪駆動用モータ4Lの回転軸及び駆動プーリ5L及び従動プーリ6L及びベルト7Lは左駆動ケース8L内にほぼ気密状態に収納されており、左駆動ケース8Lの内部は左駆動輪3Lの車軸部分だけが外部に連通している。また、同様に、右駆動輪駆動用モータ4Rの回転軸及び駆動プーリ5R及び従動プーリ6R及びベルト7Rは右駆動ケース8R内にほぼ気密状態に収納されており、右駆動ケース8Rの内部は右駆動輪3Rの車軸部分だけが外部に連通している。また、左駆動輪3L及び右駆動輪3Rの外周には、ゴム製ベルトからなる滑り止め9が施されている。
前記左駆動輪3Lと右駆動輪3Rの中間部にあって、それらの車軸と直交する方向に1つの従動輪10が配設されている。この従動輪10は、路面に対して何れの方向にも自在に回転する自在輪であることが要件であり、本実施形態では、球で構成されている。自在輪としては、例えば周知のキャスターが考えられるが、本実施形態では、左駆動輪3Lと右駆動輪3Rとを逆方向に回転したり、同方向に回転したりを繰り返すため、例えば両駆動輪3L,3Rを同方向に回転している状態から逆方向に回転する場合、キャスターの車体取付点がキャスターの車軸からずれている分、車体1に余分な挙動が生じる。その点、従動輪10を球で構成すれば、球は、理論上、常に路面と点接触であり且つ回転慣性が抑えられている限り、いつでも、どの方向にも回転可能である。ちなみに、球からなる従動輪10は、3つのボールで車体1に回転自在に支持されている。
前記左駆動輪3Lと右駆動輪3Rの中間部にはマーキング装置11が配設され、ちょうど両駆動輪3L,3Rの真ん中に、路面にマーキングするための描画円板12が配設されている。この描画円板12は、アルミニウム製円板であり、描画円板回転用モータ13によって回転される。描画円板回転モータ13の回転軸には駆動プーリ14が取付けられ、描画円板12の回転軸には従動プーリ15が取付けられ、駆動プーリ14と従動プーリ15とにベルト16が巻回されている。この金属製円板からなる描画円板12を回転させながら路面に当接すると、アルミニウム製の描画円板12が削れてアルミニウムの金属粉が路面に付着する。本実施形態は、このアルミニウムの金属粉によって路面に線や図柄を描画する。なお、描画円板回転用モータ13の回転軸及び駆動プーリ14及び従動プーリ15及びベルト16は描画機構ケース17内にほぼ気密状態に収納されており、描画機構ケース17の内部は描画円板12の回転軸部分だけが外部に連通している。
描画機構ケース17は、従動輪10側に配設された揺動軸18を介して、上下方向に揺動可能なるように車体1に取付けられている。一方、描画機構ケース17を挟んで揺動軸18の反対側には描画機構昇降用モータ19が配設され、その回転軸にクランクアーム20が取付けられ、そのクランクアーム20は描画機構ケース17の下面を支持している。従って、描画機構昇降用モータ19を回転してクランクアーム20により描画機構ケース17の下面を上方に押し上げれば描画機構ケース17が揺動軸18回りに上方に回転して描画円板12は路面から離間し、描画機構昇降用モータ19を逆回転してクランクアーム20による描画機構ケース17の支持を開放すれば描画機構ケース17が揺動軸18回りに下方に回転して描画円板12は路面に当接する。即ち、本実施形態の車両型描画装置によって路面に描画しないときには描画機構昇降用モータ19を回転して描画円板12を路面から離間しておき、描画するときだけ描画機構昇降用モータ19を逆回転して描画円板12を路面に当接させる。なお、描画機構ケース17の揺動軸18には、回転角センサ21が取付けられている。
車体1内にあって、左駆動ケース8L、右駆動ケース8R、従動輪10、マーキング装置11の上方には気密な制御ケース22が配設され、内部には、CPUを搭載するメインボード23、インタフェースやドライバを備えたI/Oボード24、記憶装置を搭載するメモリボード25などが配設されている。制御ケース22の下方には、送風機用モータ26で回転駆動される送風機27が配設され、送風機27と制御ケース22とはフレキシブルダクト28で接続されている。また、制御ケース22と左駆動ケース8L及び右駆動ケース8Rとはフレキシブルダクト29で接続され、制御ケース22と描画機構ケース17とはフレキシブルダクト30で接続されている。
従って、図3に示すように、送風機27から制御ケース22内に送給された冷却風は、当該制御ケース22内を冷却した後、左駆動ケース8L及び右駆動ケース8R及び描画機構ケース17内に送給され、左駆動ケース8L内の駆動系を冷却した後、左駆動輪3Lの車軸から外部に噴出し、右駆動ケース8R内の駆動系を冷却した後、右駆動輪3Rの車軸から外部に噴出し、描画機構ケース17内の駆動系を冷却した後、描画円板12の回転軸から外部に噴出する。前述のように、本実施形態ではアルミニウム製の描画円板12のアルミニウム粉で路面に描画するため、その粉が装置の近傍に舞い上がる可能性がある。また、道路の路面には塵埃が漂っている。本実施形態では、前述のように装置の冷却風を駆動輪3L,3Rの車軸並びに描画円板12の回転軸から外部に噴出させているので、これらの塵芥が駆動系内に侵入するのを抑制防止することができる。
また、車体1の平面視四隅には、例えば圧電素子や接触スイッチなどで構成される接触センサ31が取付けられている。本実施形態では、左右駆動輪3L,3Rの駆動状態、具体的には左右駆動輪駆動用モータ4L,4Rの駆動状態から自車の位置情報を求めるので、車両型描画装置が何かに接触したり、何かが車両型描画装置に接触したりして左右駆動輪3L,3Rの駆動状態と車両型描画装置の移動状態とがズレてしまうと正しい位置情報が得られず、結果的に正確な路面描画ができなくなってしまう。そのため、接触センサ31により外部からの接触が検出されたら描画を一旦中止させるようにしている。
そして、本実施形態では、装置全体の重心が、図2aに示す平面視で、左右駆動輪3L,3Rの中間部から従動輪10側に所定距離だけ離れた位置(図の白黒の○)になるように重量バランスしている。本実施形態の車両型描画装置では、マーキング装置11の描画円板12を回転させながら路面に当接した状態で、例えば左右駆動輪3L,3Rを僅かな速度差で逆方向に回転させれば、極めて径の小さな円弧を路面に描くこともできるし、左右駆動輪3L,3Rを同期させて同方向に回転させれば、ほぼ完璧な直線を路面に描くこともできる。また、左右駆動輪3L,3Rに位相差をつけて同方向に回転させれば、曲率の小さな、即ち曲率半径の大きな円弧を描くことも可能である。また、それらの組合せによって所定の図柄を路面に描くことも可能である。例えば、速度規制のための数字の路面標示や、進行方向を規制する矢印の路面標示は、法規によってサイズが決まっている。これらの図柄のサイズに応じた走行軌跡、具体的には左右駆動輪3L,3Rの駆動状態を予め記憶しておき、その駆動状態通りに左右駆動輪3L,3R、つまり左右駆動輪駆動用モータ4L,4Rを駆動すれば、所定の図柄を路面に描くことが可能となる。
2つの左右駆動輪3L,3Rと1つの従動輪10で路面に追従するためには、それらの車輪の接触点を結ぶ三角形の内側に重心があることが必須である。しかしながら、装置全体の重心が従動輪10側に寄りすぎてしまうと、従動輪10の荷重が大きくなりすぎてしまう。本実施形態の従動輪10は球であり、路面の何れの方向にも転がりやすくしてあるものの、従動輪10の荷重が大きくなりすぎると摩擦抵抗が増大するため、例えば左右駆動輪3L,3Rに位相差を付けて回転させる場合や逆方向に回転させる場合、従動輪10の摩擦抵抗によって車体1の挙動が阻害され、マーキング装置11によるマーキングが阻害される恐れがある。一方、装置全体の重心を左右駆動輪3L,3Rの車軸側に寄せすぎてしまうと、例えば左右駆動輪3L,3R側が下になる坂道で従動輪10の荷重が抜けてしまい、路面に正確に追従できなくなる。そこで、装置全体の重心を、平面視で、左右駆動輪3L,3Rの中間部から従動輪10側に所定距離だけ離れた位置とした。
制御ケース22内に配設されたメインボード23、I/Oボード24、メモリボード25によって本実施形態の車両型描画装置の制御装置が構成される。制御装置の概要を図4のブロック図に示す。制御装置32は、演算処理を司るCPU33、各種センサやデータの入出力を適合化するインタフェース34、各種プログラムや演算処理の結果を記憶する記憶装置35、CPU33からの制御信号をアクチュエータの駆動信号に変換するドライバ36L,36R,37〜39を備えて構成される。また、ステップモータで構成される左右駆動輪駆動用モータ4L,4Rの駆動状態は駆動状態センサ40L,40Rによってモニタされる。なお、データ入力部101、データ出力部102、表示部103は、リモートコントローラに設けられている。
実際には、プログラムに従った演算処理で制御装置32内に構築される機能部を図6にブロック図化して示す。本実施形態では、制御装置32内に、機能部として、直線描画部41、曲線描画部42、図柄描画部45、左駆動輪駆動状態算出部47、右駆動輪駆動状態算出部48、描画円板状態算出部49を備え、曲線描画部42内には、データ入力曲線描画部43と円弧補間曲線描画部44とが構築され、図柄描画部45内には、自車方向算出矯正部46が構築されている。直線描画部41は、例えば直線を描画する方向に自車が向いている状態で、左右駆動輪3L,3Rを同期して同方向に回転駆動することで路面に直線を描画する。
曲線描画部42内のデータ入力曲線描画部43は、データ入力部101から入力された道路の曲率又は曲率半径に応じて、路面に円弧曲線を描画する。具体的には、例えば図6aに示すように、道路端から所定の距離の位置に外側線を構成するレーンマーカを塗装する場合、その下書きである墨入れ時に、直線路から曲線路への移行位置にあって且つ描くべき円弧曲線の描画開始方向、即ち円弧曲線の接線方向に車体1が向いている状態で、データ入力部101から、例えば円弧の内側における道路端の円弧曲率半径を入力すると、それに、外側線の離すべき距離を加算した半径でマーキング装置11の描画円板12が移動する軌跡を設定し、その軌跡を移動するために必要な左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡を設定する。
曲線描画部42内の円弧補間曲線描画部は、リモートコントローラで装置そのものを移動することにより入力された3点の位置データを円弧補間し、そこから描くべき円弧曲線の曲率又は曲率半径を算出して、路面に円弧曲線を描画する。具体的には、例えば図6bに示すように、道路端から所定の距離の位置に外側線を構成するレーンマーカを塗装する場合、その下書きである墨入れ時に、下書き用円弧曲線の開始点に車体1をリモートコントローラで移動して、その位置を記憶させ、次いで下書き用円弧曲線の中間点(開始点及び終了点を除いて、どの位置でも構わない)に車体1をリモートコントローラで移動して、その位置を記憶させ、次いで下書き用円弧曲線の終了点に車体1をリモートコントローラで移動して、その位置を記憶させる。その間、車体1はどちらに向いていても良い。制御装置32内では、左右駆動輪駆動用モータ4L,4Rの駆動状態を駆動状態センサ40L,40Rでモニタしているので、車体1がどちらに向いているかもモニタでき、その分を差し引いて、インプットされた3点の位置データだけを抽出することが可能となる。この3点の位置データを抽出したら、円弧曲線の開始点、中間点、終了点を通る円弧が1つだけ決まるので、その円弧曲線の曲率又は曲率半径でマーキング装置11の描画円板12が移動する軌跡を設定し、その軌跡を移動するために必要な左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡を設定する。
図柄描画部45は、前述したように法規で定められたサイズの道路標示については、その道路標示を描画するために必要な左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡を予め記憶しておく。また、サイズの決められていない道路標示については、その道路標示のサイズをインプットすると、その道路標示そのものがマーキング装置11の描画円板12の移動軌跡になるので、その軌跡を移動するために必要な左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡を設定する。
このように図柄を描画するための左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡が設定されても、実際の道路路面上に図柄を正しく描画するためには、自車が、図柄を描画するために必要な方向に向いている必要がある。そこで、図柄描画部45内に設けられた自車方向算出矯正部46は、例えば以下のようにして自車の方向を算出し、その方向を矯正する。即ち、例えば図7cに二点鎖線で示す道路標示を直線道路の道路端に対して平行に描画する場合にあって描画開始点を通る当該道路端と平行な基準線と平行な方向に自車が向いている必要がある場合には、自車が描画開始点の近傍ではあっても描画開始点にはなく、且つ基準線と平行な方向に向いていない状態で1点をマーキングし、自車が向いている方向に向けて距離L0直線移動動してその地点にもマーキングする。例えば、道路の幅方向をX軸、長手方向をY軸としたとき、描画基準点と最初にマーキングした地点のX軸座標X1及びY軸座標Y1を測定してインプットし、次に基準線(又は描画開始点)と2点目のマーキング地点のX軸座標X2を測定してインプットする。これらの座標が分かれば、基準線に対する自車の方向が分かるし、例えば最初の1点目のマーキング位置と描画開始点とのズレも分かるので、それらから自車両の位置を描画開始点とし且つ向きを基準線方向に矯正することができる。
左駆動輪駆動状態算出部47及び右駆動輪駆動状態算出部48では、前記直線描画部41、曲線描画部42、図柄描画部45で設定された左右駆動輪3L,3Rの移動軌跡を達成ために必要な左右駆動輪3L,3Rの駆動状態を算出設定し、駆動状態センサ40L,40Rで左右駆動輪駆動用モータ4L,4Rの駆動状態をモニタしながら、制御信号をドライバ36L,36Rに出力する。
描画円板状態算出部49では、描画機構ケース17の揺動軸18に設けられた回転角センサ21に基づいて、描画円板12の摩耗状態を算出する。本実施形態では、前述のように、描画円板12のアルミニウム粉で描画するので、描画円板12は次第に径が小さくなる。描画円板12の径が次第に小さくなると、当該描画円板12の外周が路面に当接しているときの描画機構ケース17は次第に下向きになり、揺動軸18回りの描画機構ケース17の回転角が変化する。そこで、描画円板状態算出部49では、前記回転角センサ21で検出される描画円板12路面当接時の描画機構ケース17の回転角から描画円板12の外径を求めて、その摩耗状態を算出する。
そして、算出された描画円板12の摩耗状態、つまり外径変化に応じ、マーキング時の描画円板12の外周速が常時一定になるようにドライバ37に制御信号を出力して描画円板回転用モータ13の駆動状態を制御する。また、算出された描画円板12の摩耗状態が限界又は限界に近い状態になったら、その旨をデータ出力部102に出力し、表示部103に表示する。
なお、前記実施形態では、描画円板12を回転させる描画円板回転用モータと描画機構ケース17を昇降する描画機構昇降用モータを個別に設けた例について説明したが、以下のようにすれば2つのモータを1つのモータで兼用できる。即ち、図8に示すように、描画機構ケース17を上下に揺動させる揺動軸21を当該描画機構ケース17内に貫通し、揺動軸と描画機構ケース17との間に、描画機構ケース17を上方に回転するときにだけ、つまりステップモータで構成される描画機構用モータ52が図8bで反時計方向に回転するときにだけ締結するワンウエイクラッチ51を介装する。揺動軸21は、プーリ53やベルト54により描画機構用モータ52で正逆方向に回転可能とし、揺動軸21と描画円板12の回転軸とをプーリ55やベルト56で連結する。描画機構ケース17の上方回転限界位置には近接スイッチ57を配設する。
例えば図8bで描画機構用モータ52を時計方向に回転すると揺動軸21が同方向に回転して描画機構ケース17が下方に回転するが、図8dのように描画円板12が路面に当接するとワンウエイクラッチ51が締結しなくなって描画機構ケース17はそれ以上下方に回転せず、一方、描画円板12は描画機構用モータ52に連結されているので回転し続けるので、路面に描画することができる。この状態から、描画機構用モータ52を反時計方向に回転すると揺動軸21が同方向に回転し、ワンウエイクラッチ51が締結して描画機構ケース17も上方に回転する。描画機構ケース17が上方回転限界位置に達すると近接スイッチ57が作動するので、その作動をもって描画機構用モータ52を停止する。
この場合、前記実施形態と同様に、揺動軸51の付近に回転角センサを配設し、描画機構ケース17の回転角から描画円板12の摩耗状態を検出しても良いが、例えば描画機構用モータ52を反時計方向に回転させ始めるとすぐに描画機構ケース17が上方に回転し始めることから、ステップモータからなる描画機構用モータ52を反時計方向に回転させ始めたときから近接スイッチ57の作動によって描画機構用モータ52を停止するまでのステップ数を用いれば、描画機構ケース17の回転角を求めることができ、その回転角から描画円板12の摩耗状態を検出することができる。この場合も、結果的に、描画円板12が路面に接触している状態から当該描画円板12の摩耗状態を検出することになる。
また、マーキング装置11による路面マーキングの方法は、前記に限定されるものではなく、例えば現在用いている酸化チタンの粉末を路面に付着させる方法や、或いは酸化チタン溶液を路面に噴射する方法などが挙げられる。更には、インクや塗料などの液体を噴射するもの、炭酸カルシウムなどの粉体を噴射するもの、或いは、それら液体や粉体を塗布するものも適用可能である。
そして、これらのマーキング装置を用いれば、本発明の車両型描画装置の描画対象は、道路の路面以外に、比較的平坦な描画対象であれば、如何様なものであっても適用可能である。例えば、公園や敷地内の広場、建物の屋上、部屋の床面、水の入っていないプールの底面、氷の張っていないスケートリンクの底面、氷上、雪原なども描画対象となる。更に、装置の小型化に伴って、例えばテーブルや机の表面にも描画することができる。本発明の車両型描画装置の美点は、描画領域の大きさに規制されないことであり、比較的平坦である限り、如何様に広い描画領域にも描画することができる。
ちなみに、描画対象にガタ付きや傾斜があると、車両型描画装置自身の位置がずれて、正確な描画ができない恐れがある。そのような場合には、例えば道路路面のような描画対象上に基準点を設定し、その基準点を、例えばレーザレーダなどの検出装置で検出するとか、傾斜センサで傾斜を検出するなどしながら、自身の位置修正をすれば、正確な描画を継続することが可能となる。

Claims (12)

  1. 比較的平坦な描画対象に線や図柄を描画するための車両型描画装置であって、同一車軸上に設けられ且つ互いに同方向にも逆方向にも回転可能で且つ互いに独自に駆動される2つの駆動輪と、前記2つの駆動輪の中間部から当該駆動輪の車軸と交差する方向に所定距離だけ離して配設され且つ描画対象に対して自在な方向に回転し得る1つの従動輪と、前記2つの駆動輪の中間部に設けられ且つ描画対象にマーキングを行うことが可能なマーキング装置と、前記2つの駆動輪の駆動状態を制御しながら前記マーキング装置で描画対象にマーキングを行うことで描画対象に線や図柄を描画する制御装置とを備え、前記マーキング装置は、回転する金属製円板を描画対象に接触させることで、その金属粉により描画対象にマーキングを行うことを特徴とする車両型描画装置。
  2. 前記金属製円板をアルミニウム製とすることを特徴とする請求項に記載の車両型描画装置。
  3. 前記制御装置は、前記金属製円板が描画対象に接触している状態から当該金属製円板の摩耗状態を検出する描画円板状態算出部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両型描画装置。
  4. 前記描画円板状態算出部は、前記金属製円板の摩耗状態から当該金属製円板の周速が一定になるように当該金属製円板の回転状態を制御することを特徴とする請求項に記載の車両型描画装置。
  5. 前記制御装置を冷却する冷却風を前記2つの駆動輪の駆動系及び前記金属製円板の駆動系に送給し、当該2つの駆動輪の車軸及び金属製円板の回転軸から外部に噴出させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の車両型描画装置。
  6. 比較的平坦な描画対象に線や図柄を描画するための車両型描画装置であって、同一車軸上に設けられ且つ互いに同方向にも逆方向にも回転可能で且つ互いに独自に駆動される2つの駆動輪と、前記2つの駆動輪の中間部から当該駆動輪の車軸と交差する方向に所定距離だけ離して配設され且つ描画対象に対して自在な方向に回転し得る1つの従動輪と、前記2つの駆動輪の中間部に設けられ且つ描画対象にマーキングを行うことが可能なマーキング装置と、前記2つの駆動輪の駆動状態を制御しながら前記マーキング装置で描画対象にマーキングを行うことで描画対象に線や図柄を描画する制御装置とを備え、前記制御装置は、描画対象に曲線を描く曲線描画部を備え、前記曲線描画部は、入力された描画対象の曲率又は曲率半径に応じて曲線を描くデータ入力曲線描画部と、入力された描画対象上の3点の位置を円弧補間して曲線を描く円弧補間曲線描画部とを備えたことを特徴とする車両型描画装置。
  7. 比較的平坦な描画対象に線や図柄を描画するための車両型描画装置であって、同一車軸上に設けられ且つ互いに同方向にも逆方向にも回転可能で且つ互いに独自に駆動される2つの駆動輪と、前記2つの駆動輪の中間部から当該駆動輪の車軸と交差する方向に所定距離だけ離して配設され且つ描画対象に対して自在な方向に回転し得る1つの従動輪と、前記2つの駆動輪の中間部に設けられ且つ描画対象にマーキングを行うことが可能なマーキング装置と、前記2つの駆動輪の駆動状態を制御しながら前記マーキング装置で描画対象にマーキングを行うことで描画対象に線や図柄を描画する制御装置とを備え、前記制御装置は、描画対象に図柄を描く図柄描画部を備え、前記図柄描画部は、描画対象の直線上にマーキングした2点の位置から自車の方向を算出し且つ矯正する自車方向算出矯正部を備えたことを特徴とする車両型描画装置。
  8. 全体の重心を、平面視で、前記2つの駆動輪の中間部から従動輪側に所定距離だけ離れた位置で且つ駆動輪の車軸より低い位置とすることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の車両型描画装置。
  9. 前記2つの駆動輪の駆動状態を検出する駆動状態検出手段を備え、前記制御装置は、前記駆動状態検出手段で検出された2つの駆動輪の駆動状態から位置に関する情報を算出することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の車両型描画装置。
  10. 前記2つの駆動輪に滑り止めを施したことを特徴とする請求項に記載の車両型描画装置。
  11. 前記1つの従動輪が球であることを特徴とする請求項9又は10に記載の車両型描画装置。
  12. 外部からの接触を検出する接触センサを備え、前記制御装置は、前記接触センサにより外部からの接触が検出された場合には描画を中止することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の車両型描画装置。
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