JP4457222B2 - チャネル特性解析装置及び方法 - Google Patents
チャネル特性解析装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4457222B2 JP4457222B2 JP2006308448A JP2006308448A JP4457222B2 JP 4457222 B2 JP4457222 B2 JP 4457222B2 JP 2006308448 A JP2006308448 A JP 2006308448A JP 2006308448 A JP2006308448 A JP 2006308448A JP 4457222 B2 JP4457222 B2 JP 4457222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- cluster
- antenna
- receiving antenna
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 title claims description 39
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 77
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 76
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 61
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 60
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 42
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 claims description 31
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 13
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 12
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 11
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- AGOYDEPGAOXOCK-KCBOHYOISA-N clarithromycin Chemical compound O([C@@H]1[C@@H](C)C(=O)O[C@@H]([C@@]([C@H](O)[C@@H](C)C(=O)[C@H](C)C[C@](C)([C@H](O[C@H]2[C@@H]([C@H](C[C@@H](C)O2)N(C)C)O)[C@H]1C)OC)(C)O)CC)[C@H]1C[C@@](C)(OC)[C@@H](O)[C@H](C)O1 AGOYDEPGAOXOCK-KCBOHYOISA-N 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/30—Monitoring; Testing of propagation channels
- H04B17/391—Modelling the propagation channel
- H04B17/3912—Simulation models, e.g. distribution of spectral power density or received signal strength indicator [RSSI] for a given geographic region
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/30—Monitoring; Testing of propagation channels
- H04B17/309—Measuring or estimating channel quality parameters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
Adel A.M.Saleh, Reinaldo A.Valenzuela,IEEE Journal on selected areas in communications.Vol.SAC-5,No.2,February 1987. Quentin H.Spencer,Brian D.Jeffs,etc IEEE Journal on selected areas in communications.Vol.18,No.3,March 2000 Chia-Chin Chong, Su Khiong Yong, IEEE Transactions on Antennas and Propagation,Vol.53,No.8,August 2005
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
を特徴とする。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
を特徴とする。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
を特徴とする。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波) D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
を特徴とするデータ伝送特性解析方法。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
を特徴とする。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
を特徴とする。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
をコンピュータに実行させる。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
を特徴とする。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
をコンピュータに実行させる。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:送信装置11aにおける送信アンテナ13aの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:受信装置11bにおける受信アンテナ13bの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信装置11aと受信装置11bとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナ13aの高さ
h2:受信アンテナ13bの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:Rician factor ちなみに、このRician factorは、各クラスタ内の1番目の遅延波と2番目の遅延波の振幅の差を表したものである。この係数を導入することにより、生成すべきチャネル応答をより実測値に近づけることが可能となる。
また、この(3)式で表されるチャネル応答特性の式を用いることにより、直接波成分の電力がある閾値を下回る確率や、見通し波とその他のマルチパス波成分の電力比(Kファクタ)がある閾値を下回る値等を検討することも可能となる。
式(4)は、2波モデルのピークをより厳密に反映させた式である。
更にレスポンスのみ考慮してGt1、Gr1≒1と仮定すれば、
と表すことも可能となる。
5 伝搬路シミュレーター
11 端末装置
11a 送信装置
11b 受信装置
12 机
13a 送信アンテナ
13b 受信アンテナ
16 表示制御部
21 内部バス
22 ROM
23 RAM
24 CPU
25 操作部
26 表示部
27 記憶部
28 通信I/F
Claims (11)
- 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性を考慮した、ミリ波データ伝送特性解析装置において 、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(1)式で表されるh(t)を演算する演算手段を備えること
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
を特徴とするデータ伝送特性解析装置。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 上記演算手段は、伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(3)式で表されるh(t)を演算すること
を特徴とする請求項1記載のデータ伝送特性解析装置。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
- 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性を考慮した、ミリ波データ伝送特性解析装置において、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(4)式で表されるh(t)を演算する演算手段を備えること
を特徴とするデータ伝送特性解析装置。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 請求項1〜3のうち何れか1項記載のミリ波データ伝送特性解析装置による演算結果に基づいて、上記送信装置又は受信装置の物理的構成もしくはソフトウェア的制御機構が調整または設計されていることを特徴とするミリ波無線通信システム。
- 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性を考慮した、データ伝送特性解析方法において、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(1)式で表されるh(t)を演算する演算ステップを有すること
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
を特徴とするデータ伝送特性解析方法。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 上記演算ステップでは、上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(3)式で表されるh(t)を演算すること
を特徴とする請求項5記載のデータ伝送特性解析方法。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
- 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性を考慮した、データ伝送特性解析方法において、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(4)式で表されるh(t)を演算する演算ステップを有すること
を特徴とするデータ伝送特性解析方法。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性のシミュレーションもしくはエミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(1)式で表されるh(t)を演算する演算ステップ
h(t)=βδ(t)・・・・・・・・・・・(1)
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
ちなみにβは、以下の式(2)で表される複素振幅であり、δ(t)はディラックのデルタ関数である。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Ploss:自由空間におけるパスロス
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 上記演算ステップでは、伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(3)式で表されるh(t)を演算すること
を特徴とする請求項8記載のプログラム。
ここで
l:l番目のクラスタ
m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波
L:総クラスタ数
Ml:l番目のクラスタにおける遅延波の総数
Tl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の送信装置から受信装置までの到着時間
τl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波のTlに対する相対的な遅れ時間
Ω0:1番目のクラスタにおける1番目の遅延波の信号強度の平均値
Ψl:l番目のクラスタにおける1番目の遅延波の受信アンテナへの到達角度(0〜2πの範囲において一様分布の確率で何れかの値をとる)
Ψl,m:l番目のクラスタにおけるm番目の遅延波の受信アンテナへのΨlに対する相対的な到達角度
Γ:クラスタの減衰係数
γ:遅延波の減衰係数
k:各クラスタにおけるRician factorを表現する係数
- 送信装置の送信アンテナから送信されたミリ波帯の無線信号を受信装置が受信アンテナを介して受信した場合の伝搬チャネル特性のシミュレーションもしくはエミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
上記伝搬チャネル特性のチャネル応答として、以下の(4)式で表されるh(t)を演算する演算ステップ
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Gti:上記送信装置における送信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
Gri:上記受信装置における受信アンテナの利得(i=1;直接波、i=2;反射波)
D:チャネル応答生成時の送信アンテナと受信アンテナとの距離
μD:Dの平均値
h1:送信アンテナの高さ
h2:受信アンテナの高さ
Γ0:複素反射係数
λf:無線信号の波長
D、h1、h2は、それぞれ互いに独立な一様分布または正規分布に従う確率変数として取り扱われるものとし、その分布範囲、中央値、平均、分散などのパラメータは対象とする無線システムの利用形態に即して決定されるものとする。 - 請求項8〜10に記載のプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308448A JP4457222B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | チャネル特性解析装置及び方法 |
US12/312,485 US8306496B2 (en) | 2006-11-14 | 2007-05-10 | Channel characteristic analyzing apparatus and method |
PCT/JP2007/059636 WO2008059629A1 (fr) | 2006-11-14 | 2007-05-10 | Appareil et méthode d'analyse d'une caractéristique d'un canal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308448A JP4457222B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | チャネル特性解析装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008124938A JP2008124938A (ja) | 2008-05-29 |
JP4457222B2 true JP4457222B2 (ja) | 2010-04-28 |
Family
ID=39401443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006308448A Expired - Fee Related JP4457222B2 (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | チャネル特性解析装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8306496B2 (ja) |
JP (1) | JP4457222B2 (ja) |
WO (1) | WO2008059629A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10055525B2 (en) * | 2013-04-05 | 2018-08-21 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy | Multi agent radio frequency propagation simulator |
KR20150027912A (ko) * | 2013-09-04 | 2015-03-13 | 한국전자통신연구원 | 간이 망 관리 프로토콜을 이용한 밀리미터파의 실시간 전파 특성 자동 측정 및 데이터 획득 방법 |
US9641357B1 (en) * | 2016-01-22 | 2017-05-02 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | System and method for mmWave channel estimation |
US11369730B2 (en) | 2016-09-29 | 2022-06-28 | Smith & Nephew, Inc. | Construction and protection of components in negative pressure wound therapy systems |
CN110545766A (zh) | 2017-03-07 | 2019-12-06 | 史密夫和内修有限公司 | 包括天线的减压治疗系统和方法 |
CN108540248B (zh) * | 2018-03-16 | 2021-06-11 | 西安电子科技大学 | 海上无线通信动态多径信道模型及构建方法 |
KR102458308B1 (ko) | 2018-05-31 | 2022-10-24 | 삼성전자주식회사 | 완화된 임피던스 매칭을 제공하는 송신 장치 및 수신 장치 |
CN110971318B (zh) * | 2018-09-29 | 2022-05-03 | 大唐移动通信设备有限公司 | 一种确定传播时延的方法及设备 |
KR102656704B1 (ko) * | 2018-11-27 | 2024-04-12 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신에 대한 노출을 제어하기 위한 방법 및 장치 |
DE102019124713A1 (de) * | 2018-11-27 | 2020-05-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Vorrichtungen und Verfahren zur Steuerung einer Exposition gegenüber drahtloser Kommunikation |
CN113810138B (zh) * | 2021-09-24 | 2023-06-30 | 重庆邮电大学 | 一种无线体域网中动态体上信道的多径信道建模方法 |
CN113949475B (zh) * | 2021-10-22 | 2024-03-12 | 东南大学 | 一种描述无线信道近场特性的多模波导建模方法 |
CN114337799B (zh) * | 2021-12-27 | 2024-03-29 | 北京邮电大学 | 一种室内太赫兹信道的建模方法 |
CN114598408B (zh) * | 2022-03-10 | 2024-02-27 | 东南大学 | 一种适用于全频段全场景的6g普适信道建模方法 |
CN116896419B (zh) * | 2023-09-11 | 2023-11-14 | 荣耀终端有限公司 | 性能测试方法、系统、终端及存储介质 |
CN117914434A (zh) * | 2024-01-22 | 2024-04-19 | 武汉理工大学 | 海上救援通信信道衰减模型的信道衰减补偿方法及装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996023363A1 (fr) * | 1995-01-23 | 1996-08-01 | Advantest Corporation | Procedes de simulation de la propagation d'ondes radio, d'estimation de l'intensite d'un champ d'onde et d'estimation d'une dispersion de retard a trois dimensions |
JPH08204590A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-09 | Advantest Corp | 電波伝搬シミュレート方法 |
JP4087023B2 (ja) * | 1998-09-22 | 2008-05-14 | シャープ株式会社 | ミリ波帯信号送受信システムおよびミリ波帯信号送受信システムを具備した家屋 |
DE19961777A1 (de) * | 1999-12-21 | 2001-07-12 | Rudolf Bannasch | Verfahren und Vorrichtungen zur Informationsübertragung |
KR100571862B1 (ko) * | 2003-02-17 | 2006-04-17 | 삼성전자주식회사 | 다중 안테나를 포함하는 이동통신 시스템 및 그 방법 |
US7885228B2 (en) * | 2003-03-20 | 2011-02-08 | Qualcomm Incorporated | Transmission mode selection for data transmission in a multi-channel communication system |
US6922549B2 (en) * | 2003-10-31 | 2005-07-26 | Cisco Technology, Inc. | Error vector magnitude selection diversity metric for OFDM |
JP4595509B2 (ja) * | 2004-11-26 | 2010-12-08 | ソニー株式会社 | 無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US9031613B2 (en) * | 2007-12-21 | 2015-05-12 | University Of New Brunswick | Joint communication and electromagnetic optimization of a multiple-input multiple-output ultra wideband base station antenna |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006308448A patent/JP4457222B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-05-10 WO PCT/JP2007/059636 patent/WO2008059629A1/ja active Application Filing
- 2007-05-10 US US12/312,485 patent/US8306496B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8306496B2 (en) | 2012-11-06 |
US20100130151A1 (en) | 2010-05-27 |
JP2008124938A (ja) | 2008-05-29 |
WO2008059629A1 (fr) | 2008-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4457222B2 (ja) | チャネル特性解析装置及び方法 | |
CN107656264A (zh) | 杂波环境下的机会阵雷达多目标跟踪的功率资源管理方法 | |
CN115053498B (zh) | 预测信道状态信息的方法及装置 | |
CN113219461A (zh) | 基于最大化信噪比毫米波雷达稀疏阵列设计方法 | |
KR20220149228A (ko) | 강화 학습 기반의 빔 훈련 방법 및 이를 수행하는 무선 통신 장치 | |
Papasotiriou et al. | Outdoor THz fading modeling by means of gaussian and gamma mixture distributions | |
US20200295972A1 (en) | Adaptive ota leakage cancellation for mmwave radar | |
CN111835443A (zh) | 大气波导干扰的抑制方法及装置 | |
Sheikh et al. | Atmospheric attenuation analysis in indoor THz communication channels | |
CN115270590A (zh) | 一种对抗仿真中通信系统多粒度建模实时仿真方法 | |
EP3193455A1 (en) | Distortion cancel device and distortion cancel method | |
CN117296259A (zh) | 无线网络中的自适应波束成形的装置、系统和方法 | |
CN116527174B (zh) | 智能反射面信道状态估计方法、相位调整方法、系统 | |
JP5500630B2 (ja) | 地上−衛星周波数共用通信システムの干渉評価方法 | |
CN107371228B (zh) | 调整无线路由设备的发射参数的方法和电子设备 | |
CN116545504A (zh) | 基于反射面的卫星通信方法、系统及电子设备 | |
JP2007078482A (ja) | アダプティブアレーアンテナの特性評価方法及び装置 | |
CN112152689B (zh) | 波束发送控制方法、装置及发送端 | |
JP7491368B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及び通信装置 | |
CN115175309A (zh) | 无线传感器定位方法、装置、设备、介质和程序产品 | |
KR102131688B1 (ko) | 확장된 타원체 맞춤을 이용한 분산 mimo 레이더를 위한 표적위치 추정방법 | |
CN109803309B (zh) | 通信方法及装置 | |
CN113329416A (zh) | 无人机载天线阵列的波束对准方法、系统 | |
JP7121951B2 (ja) | 通信品質評価装置、通信品質評価方法及びプログラム | |
Singh et al. | Rotational motion-aware beam refinement for high-throughput mmWave communications |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |