JP4457165B2 - スピーカ装置 - Google Patents
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Description
詳細には、例えば図1に示すように、上記スピーカ装置の振動板21Jの振動方向に沿った大きさは、コーン形状の振動板21Jの振動方向に沿った大きさ及び振動板21Jをフレーム3Jに支持するエッジ4Jの全高(a)、振動板21Jとダンパ7Jとの接合部から磁気回路が有するプレート53Jまでの、振動方向に沿った大きさ(b)、ボイスコイル611Jの巻幅(c)、ボイスコイル611Jの下端部から磁気回路が有するヨークまでの、振動方向に沿った大きさ(d)、磁気回路のヨーク51Jの厚み(e)、スピーカ駆動時のボイスコイルボビン610Jの最大振幅、振動板21Jや磁気回路を支持するフレーム3Jの厚み等により規定される。特に、大音量対応型スピーカ装置では、振動板21Jとダンパ7Jとの接合部から磁気回路が有するプレート53Jまでの、振動方向に沿った大きさ(b)、ボイスコイル611Jの巻幅(c)、ボイスコイル611Jの下端部から磁気回路が有するヨーク51Jまでの、振動方向に沿った大きさ(d)、等を大きく設定することを要し、振動板21Jの振動方向(音響放射方向)に沿った大きさが比較的大きい。
つまり、上述したスピーカ装置では、ボイスコイルボビン610Jの振動方向と振動板21Jの振動方向とが略平行となるように形成されているので、薄型化と大音量化とを両立させることが比較的困難である。
しかし、上記コンデンサ型スピーカ装置では、比較的大振幅の音声信号が入力されると、駆動力が非線形に著しく変化して、再生音の音質が比較的低くなる場合がある。
本発明に係るスピーカ装置は、振動板と、前記振動板を振動方向に沿って振動自在に支持するフレームと、該フレームに設けられた磁気回路と、前記振動板を駆動する駆動部材とを有し、前記駆動部材は、前記磁気回路の磁気ギャップに可動自在に配置されたボイスコイルを備えるとともに、前記振動板の振動方向に対して異なる方向に沿って移動自在に形成された駆動部と、一端部が前記駆動部に角度変更自在に接合されるとともに、他端部が前記振動板に角度変更自在に接合され、前記振動板の振動方向および前記駆動部の移動方向それぞれに対して斜設された剛性の角度変換伝達部とを有することを特徴とする。
一方、本発明に係るスピーカ装置では、振動板の振動方向に対して異なる方向、好適には、振動板の振動方向に対して直交する方向に移動自在に配置された駆動部と、振動板の振動方向と駆動部の移動方向それぞれに対して斜めに設けられた角度変換伝達部とを有するので、上記一般的なスピーカ装置と比べて、音響放射方向に沿った大きさが比較的小さい。つまり、薄型スピーカ装置を提供することができる。
本発明に係るスピーカ装置は、例えば、携帯電話機、車載用スピーカ、パーソナルコンピュータ用スピーカ、テレビジョン放送受信機用スピーカ、など各種装置に採用することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るスピーカ装置について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置1を説明するための図である。詳細には、図2(A)は本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置1の正面図(振動板は図示していない)であり、図2(B)は図2(A)に示したスピーカ装置1のA−A線に沿った断面図である。図3は、図2(A),1(B)に示したスピーカ装置1の磁気回路5付近を拡大した斜視図である。図4は、図3に示したスピーカ装置1の磁気回路5の分解斜視図である。図5は、図2に示したスピーカ装置1の磁気回路5の断面図である。スピーカ装置1の振動板21による音響放射方向(SD)をZ軸方向と規定し、スピーカ装置1の長手方向(駆動部の駆動方向)をX軸方向と規定し、Z軸およびX軸に直交する方向をY軸と規定している。図2(A)において振動板1は省略されている。
以下、本実施形態に係るスピーカ装置1の各構成要素について詳細に説明する。
振動体2は、フレーム3により振動自在に支持されており、本実施形態では、振動板21、および駆動部材26を有する。
振動板21は、図2,3に示すように、振動方向(Z軸方向)に沿って振動自在にフレーム4に支持されている。振動板21は、スピーカ駆動時、音響放射方向(SD)に音波を放射する。本実施形態に係る振動板21は、エッジ4を介してフレーム3に支持されており、振動方向以外の方向、詳細にはX軸方向やY軸方向に沿った移動は、エッジ4により規制されている。このエッジ4と振動板21は、一体形成されてもよい。
振動板21の形成材料としては、例えば、樹脂系材料、金属系材料、紙系材料、セラミックス系材料、複合材料などを採用することができる。振動板21は、例えば剛性を有することが好ましい。振動板21は、例えば平板形状、ドーム形状、コーン形状などの規定形状に形成されている。本実施形態に係る振動板21は平板形状に形成されている。また、振動板21は、音響放射方向(SD)から視認した形状(平面形状)が、矩形状、楕円形状、円形状、多角形状など、規定形状に形成されている。本実施形態に係る振動板21は、平面形状が矩形状に形成されている。
振動板21は、振動自在にフレーム4に支持されており、振動板21の背面側(音響放射方向とは逆側)における、振動板21とフレーム4とで囲まれる空間を密閉しているので、振動板21の背面側から発せられる音波が音響放射方向に向けて放射されることを抑止することができる。
フレーム3は、振動板21を振動方向に沿って振動自在に支持する。本実施形態に係るフレーム3は、音響放射方向(SD)から視認すると、平面形状が矩形状に形成されており、断面形状が凹形状に形成されている。また、フレーム3は、フレーム上端部で振動板21を支持しており、磁気回路5を収容している。
図2(A),2(B)に示すように、フレーム3は、詳細には、平面形状が矩形状の平板部31と、平板部31の外周部から音響放射方向(SD)に向かって延在する矩形状の筒状部32とを有し、上部に開口部が形成されている。また、平板部31上には磁気回路5が配置され、筒状部32の上端部にはエッジ4の外周部が接着材などにより接合され、開口部にはエッジ4に支持された振動板21が配置されている。本実施形態では、筒状部32の上端部には、内側に向かって延在した上部平坦部321が形成されており、上部平坦部321にエッジ4が接合されている。フレーム3の形成材料としては、例えば樹脂、金属などの公知の材料を採用することができる。また、図2(B)に示すように、フレーム3は例えば側面部や底面部に孔部301が形成されている。この孔部301は、例えば通気孔として機能する。
また、孔部301は、例えばスピーカ装置外部に設けられた、アンプ、イコライザ、チューナ、放送受信機、テレビジョンなどの音声処理装置80と、ボイスコイル611とを電気的に接続する導電線が通る孔として用いられてもよい。また、フレーム3に端子部81を設けてもよい。この際、音声処理回路80と端子部81は導電線82により電気的に接続され、端子部81とボイスコイル611は、導電線86により電気的に接続されている。
音声処理装置80は、上記形態に限られるものではなく、例えばスピーカ装置1の内部に音声処理装置が設けられてもよい。
エッジ4は、振動板21とフレーム4と間に配置され、内周部が振動板21の外周部を支持するとともに、外周部がフレームに接合することにより、振動板21を規定位置に保持する。詳細には、エッジ4は、振動板21を振動方向(Z軸方向)に沿って振動自在に支持するとともに、振動方向に直交する方向には制動する。本実施形態に係るエッジ4は、音響放射方向から視認した場合、リング形状に形成されている。エッジ4は、図2(B)に示すように、断面形状が規定形状、例えば凸形状、凹形状、波型形状などに形成されている。本実施形態ではエッジ4は、音響方向に凹形状に形成されている。エッジ4は、例えば、皮、布、ゴム、樹脂、それらに目止め加工を施したもの、ゴムや樹脂などを規定の形状に成形された部材、等を採用することができる。
磁気回路5は、フレーム3に配置されている。本実施形態に係る磁気回路5は、図2(A),2(B)に示すように、フレーム3に収容されており、具体的にはフレーム3の平板部31上に設けられている。また、本実施形態に係る磁気回路5は、例えば図2(B)に示すように、振動板21の音響放射方向とは反対側に配置されている。磁気回路5としては、例えば、内磁型磁気回路、外磁型磁気回路、等を採用することができる。
また、本実施形態に係るボイスコイル611は、薄型の平板形状に形成されており、巻き数を比較的多くすることで、磁気ギャップ中の部分を比較的大きくすることができるので、スピーカ駆動時、比較的大きな駆動力を得ることができる。
駆動部材26は、上述したボイスコイル611を備えており、振動板21を駆動する。詳細には、駆動部材26は、音声信号が入力された際、ボイスコイル611に生じた駆動力(ローレンツ力)を振動板21に伝達し、振動板21を振動させる。
詳細には、駆動部材26は、ボイスコイル付駆動部61、および角度変換伝達部(伝達部)62、折曲部63、折曲部64を有する。
駆動部61は、磁気回路5の磁気ギャップ59に可動自在に配置されたボイスコイル611を備えるとともに、振動板21の振動方向に対して異なる方向に沿って移動自在に形成されている。
詳細には、本実施形態に係る駆動部61は、X軸方向に沿ってのみ移動自在に形成されており、それ以外の方向には移動が規制されている。この駆動部61の移動範囲の規制は、本実施形態では規制部としてダンパ7を設けたが、この形態に限られるものではない。例えば、ダンパ7を例えばエッジの形状を有する溝部などの規制部にしてもよい。
また、駆動部61は、開口部615が形成されており、その開口部615の内周部にボイスコイル611が備えられている。
上記構成の駆動部61は、絶縁部材612の内部にボイスコイル611が挿入された構造を有するので、ボイスコイル611の強度を補強することができ、ボイスコイル611の歪みを低減することができる。
上記構成の駆動部61は、開口部615は、磁気回路5の支柱部513に遊嵌された構成を有するので、磁気回路5および駆動部61の設置スペースを比較的小さくすることができる。
角度変換伝達部62は、駆動部61と振動板21との間に配置され、駆動部61から振動板21に駆動力を伝達する。
詳細には、角度変換伝達部62は、一端部が駆動部61に角度変更自在に接合されているとともに、他端部が振動板21に角度変更自在に接合されている。
より詳細には、角度変換伝達部62は、一端部が駆動部61に折曲自在又は屈曲自在に接合されるとともに、他端部が振動板21に折曲自在又は屈曲自在に接合されている。
具体的には、角度変換伝達部62は、下端部は、例えば折曲部63を介して駆動部61の端部に折曲自在に接合されており、水平方向(X軸方向、駆動部61の移動方向)に沿ってのみ移動自在で、それ以外の方向、例えばZ軸方向、Y軸方向への移動は規制されている。
また、具体的には、角度変換伝達部62の上端部は、折曲部64を介して振動板21に折曲自在に接合されており、音響放射方向(Z軸方向)に沿ってのみ移動自在で、それ以外の方向、例えばY軸方向、X軸方向への移動は規制されている。
本実施形態では、角度変換伝達部62の上端部は、角度変換伝達部62の重心位置の裏面側に折曲自在に接合されている。
本実施形態に係る角度変換伝達部62は、板形状に形成されているが、この形態に限らず棒形状に形成されていてもよい。例えば、角度変換伝達部62は、スピーカ駆動時でも、駆動部61との接合部と、振動板21との接合部との間の距離が一定となるような形状で剛性を備えていればよい。角度変換伝達部62は、例えば断面形状が波形状などの規定形状であってもよい。このように、角度変換伝達部62は、剛性を有するので、スピーカ駆動時に撓むことなく、また伸縮することなく、駆動部61から振動板21に駆動力を伝達することができる。また、角度変換伝達部62は剛性を有するので、固有振動モードでの振動が発生しにくく、振動板21の振動への影響を抑止し、音響特性が低減することを抑止できる。
折曲部63は、例えば、駆動部61と角度変換伝達部62との間に形成されており、駆動部61と角度変換伝達部62とを折曲自在に接合している。この折曲部63は、機械的な構造の関節(ジョイント)で構成されていてもよいし、ポリエステルやポリアラミド等の高分子から成る繊維にて構成される部材、ポリウレタン樹脂やゴム等から成る部材、可撓性フィルムなどの可撓性部材により構成されていてもよい。また、例えば駆動部61および角度変換伝達部62が樹脂材料などの規定材料により一体形成されて、所定箇所に折り曲げ自在となるように加工処理を施して折曲部63を形成してもよい。
折曲部64は、角度変換伝達部62と振動板21の間に形成されており、角度変換伝達部62と振動板21とを折曲自在に接合している。この折曲部64は、機械的な構造の関節(ジョイント)で構成されていてもよいし、可撓性フィルムなどの可撓性部材により構成されていてもよい。
また、角度変換伝達部62の端部近傍に折曲部64を形成して、角度変換伝達部62の端部を振動板21に形成された溝部または孔部に嵌合した構造に形成して、角度変換伝達部62と振動板21を折曲自在に接合してもよい。
また、例えば振動板21および角度変換伝達部62が樹脂材料などの規定材料などにより一体形成されて、所定箇所に屈曲自在となるように加工処理を施して屈曲部を形成してもよい。
また、駆動部61と角度変換伝達部62との接合部を屈曲自在にする屈曲部へ、振動板21と角度変換伝達部62との接合部を折曲自在にする折曲部にすることで、角度変換伝達部の一端部が駆動部61に角度変更自在に接合され、他端部が振動板21に角度変更自在に接合されていても構わない。また、駆動部61と角度変換伝達部62との接合部を折曲自在にする折曲部へ、振動板21と角度変換伝達部62との接合部を屈曲自在にする屈曲部にすること、又は駆動部61と角度変換伝達部62との接合部、振動板21と角度変換伝達部62との接合部をともに屈曲自在にする屈曲部であっても構わなく、特に限定されない。
規制部(ダンパ)7は、駆動部61が磁気回路5に接触しないように、駆動部61を磁気回路5の磁気ギャップ59内の規定位置に保持するとともに、駆動部61を駆動方向(X軸方向)に沿って振動自在に支持している。この規制部7は、駆動部61の駆動方向と異なる方向、例えばZ軸方向やY軸方向には、駆動部61の移動を規制している。
本実施形態に係る規制部7は、例えば板形状に形成され可撓性を有する。また、規制部7は断面形状が、凸形状、凹形状、波型形状など、厚みが均一、不均一など各種形状に形成されていてもよい。
規制部7は、例えば一端部が駆動部61に接合し、他端部がフレーム3に接合している。規制部7は、この形態に限られるものではなく、例えば一端部が駆動部61に接合し、他端部が磁気回路5に接合した構成となっていてもよい。
図6は、本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置1の動作を説明するための図である。詳細には、図6(A)は振動板21が基準位置に位置した状態のスピーカ装置1の断面図である。図6(B)は振動板21が基準位置に対して音響放射側に変位している状態のスピーカ装置1の断面図である。図6(C)は振動板21が基準位置に対して音響放射側に対して反対方向に変位している状態のスピーカ装置1の断面図である。図6(D)はスピーカ装置1の振動板21と駆動部材26の動作を説明するための図である。
例えば、スピーカ駆動前、駆動部61、角度変換伝達部62、振動板21それぞれは、基準位置に配置されている。静止時、駆動部61と角度変換伝達部62のなす角度θ1は所定角度(約150度)であり、振動板21と角度変換伝達部62のなす角度θ2は所定角度(約30度)である。角度変換伝達部62は、駆動部61および振動板21それぞれに対して斜設されている。上記角度θ1,θ2は、上記形態に限られるものではない。また、角度θ1,θ2は0度,90度以外であることが好ましい。
音声信号が、音声処理装置80などから導電線82,端子部81,導電線86を介してボイスコイル611に入力されると、磁気回路5の磁気ギャップ59内に配置されたボイスコイル611には、X軸方向に沿ってローレンツ力が生じる。
詳細には、音声信号がボイスコイル611に入力された場合、図6(B),6(C)に示すように、ボイスコイル611に生じたローレンツ力により、駆動部61がX軸方向に沿って振動する。
そして、角度変換伝達部62は、下端部が駆動部61の移動方向(X軸方向)に沿って振動するとともに、上端部が振動板21の振動方向(Z軸方向)に沿って振動し、ボイスコイル611による移動方向に沿った駆動力の方向を、振動板21の振動方向に沿った方向に角度変換して、該駆動力を駆動部61から振動板21に伝達する。
そして、振動板21は、角度変換伝達部62から駆動力を受けて、Z軸方向に沿って振動する。
つまり、スピーカ装置1は、振動板21の振動方向に対して異なる方向、好適には、振動板の振動方向に対して直交する方向に移動自在に配置された駆動部61と、振動板21の振動方向と駆動部61の移動方向それぞれに対して斜めに設けられた角度変換伝達部62とを有するので、一般的なスピーカ装置と比べて、音響放射方向に沿った大きさ(スピーカ装置の全高)が比較的小さい。つまり、薄型スピーカ装置を提供することができる。
図7は本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置1Aを説明するための図である。詳細には、図7(A)は振動板が基準位置に対して変位0である状態のスピーカ装置の断面図である。図7(B)は振動板が基準位置に対して音響放射側に変位している状態のスピーカ装置1Aの断面図である。図7(C)は振動板の基準位置に対して音響放射側に対して反対方向に変位している状態のスピーカ装置1Aの断面図である。以下、第1実施形態と同一の構成については説明を省略する。
スピーカ装置1Aでは、駆動部61A,61Bそれぞれのボイスコイルに、音声処理装置80から端子部81A,81Bを介して同一の音声信号が入力されると、図7(A)〜7(C)に示すように、X軸方向に沿って互いに反対方向にローレンツ力(駆動力)が生じる。駆動部61A,61Bは、互いにX軸方向に沿って反対方向に振動する。そして駆動力が、角度変換伝達部62A,62Bを介して振動板21に伝達されて、振動板21がZ軸方向に沿って振動する。この際、駆動部61A,61Bは、互いにX軸方向に沿って反対方向に振動するので、不要な振動を相殺することができる。つまり第1実施形態と比べて、本実施形態に係るスピーカ装置1Aは、比較的高音質の音波を放射することができる。
図8は、本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置1Bを説明するための図である。詳細には、図8(A)は振動板が基準位置に対して変位0である状態場合のスピーカ装置1Bの断面図である。図8(B)は振動板が基準位置に対して音響放射側に変位している状態のスピーカ装置1Bの断面図である。図8(C)は振動板の基準位置に対して音響放射側に対して反対方向に変位している状態のスピーカ装置1Bの断面図である。以下、第1および第2実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図9は、本発明の第4実施形態に係るスピーカ装置1Cの斜視図である。図10は図9に示したスピーカ装置1Cの断面斜視図である。図11は、図9に示したスピーカ装置1Cの要部の上面図である。図12は、図9に示したスピーカ装置1Cの要部の上面図である。以下、第1〜第3実施形態と同じ構成については説明を省略する。図9,図10において、振動板は省略している。図10において、図に向かって右側の磁気回路5Dの一部は、省略している。
また、角度変換部621C,621Dは、振動板21の中央部(重心位置)に、折曲部641(64)を介して折曲自在に接合されている。また、この角度変換部622C,622Dは、振動板21の中央部(重心位置)より外周部側の位置にて、折曲部を介して折曲自在に接合されている。
また、本実施形態に係る角度変換部621C,622C,621D,622Dは、端部付近に折曲端部65が形成されており、折曲端部65が振動板21Cに形成された溝部214(214A〜214C)に嵌合している。
また、例えば、折曲端部65は、振動板21Cの表側面から突出した状態で固定されている。この振動板21Cは、突出部215が形成されているので比較的大きな強度を有し、振動板のたわみ等の発生を抑止することができ、振動板21C全体を略同位相にて振動させることができる。
ヨーク51Cは、例えば、平板部511Cと、平板部511C上に規定間隔で配置された平板部512Cと、平板部511CのY軸方向の両端部にZ軸方向に沿って延在した支柱部513Cとを有する。
このため、スピーカ装置1Cは、駆動部の両端部に設けられた複数の角度変換伝達部によって振動板21Cが支持されているので、振動板21Cの全体を略同位相にて駆動すること、各駆動部に発生した振動を相殺することができる。また、比較的大きな駆動力を、振動板21Cに効率よく伝達することができる。また、スピーカ装置1Cを比較的小型に形成することができる。
図13(A)は、第1変形例に係るスピーカ装置を説明するための図である。図13(B)は、第2変形例に係るスピーカ装置を説明するための図である。図13(C)は、第3変形例に係るスピーカ装置を説明するための図である。
また、図13(B)に示すように、複数のダンパ71Bそれぞれは、コルゲージョンを有し、2つの磁気回路の中心を通るY軸方向に平行な軸に対して、略対称となるように配置されてもよい。
また、図13(C)に示すように、複数のダンパ71Cそれぞれは、断面形状が複数の円弧状を合わせたような形状に形成されており、2つの磁気回路の中心を通るY軸方向に平行な軸に対して、略対称となるように配置されてもよい。
また、ダンパは、その他の形状や配置であってもよい。
図14(A)は、本発明の他の実施形態に係るスピーカ装置1Eの断面図である。
例えば、図14(A)に示すように、スピーカ装置1Eは、第3実施形態のような一対の磁気回路と駆動部材を、複数個設けられていてもよい。この構成のスピーカ装置1Eでは、スピーカの厚みが同じで、駆動力を比較的大きくすることができる。また、駆動部の両端部に設けられた複数の角度変換伝達部によって振動板21Cを支持することで、振動板21Cの全体を略同位相にて駆動すること、各駆動部に発生した振動を相殺することができる。
磁気回路は、振動体(振動板および駆動部材)の外周部近傍に設けられていてもよい。この磁気回路が外周部近傍に設けられているので、スピーカ装置を薄型に形成することができる。
また、図15に示すように、本発明に係るスピーカ装置1Hは、磁気回路5Hが、振動体(振動板および駆動部材)の外周部近傍に設けられている。
図16に示すように、折曲部63Nをフレキシブル部材により形成して、角度変換伝達部62と駆動部61とを角度変更自在に接合してもよい。詳細には、図16に示すように、折曲部63Nは、例えばポリアラミド等の高分子の繊維と、フェノール系樹脂等の樹脂などで構成される不織布67にて形成されており、このような折曲部63Nを用いて、角度変換伝達部62と駆動部61とを折り曲げ自在に接合している。また、折曲部63Nは、不織布以外に、例えば屈曲可能な樹脂フィルムなどで屈曲部として形成してもよく、特に限定はしない。
また、上記の不織布等からなる折曲部61Mを、振動板21と角度変換伝達部62Mとの接合に用いても構わない。
また、突起状部を角度変換伝達部62Mに設け、孔を振動板21に設けることで、角度変換伝達部62Mと振動板21とを折り曲げ自在に連結すること、或いは突起状部を振動板21に設け、孔を角度変換伝達部62Mに設けることで、角度変換伝達部62Mと振動板21とを折り曲げ自在に連結しても構わない。
つまり、スピーカ装置1は、振動板21の振動方向に対して異なる方向、好適には、振動板の振動方向に対して直交する方向に移動自在に配置された駆動部61と、振動板21の振動方向と駆動部61の移動方向それぞれに対して斜めに設けられた角度変換伝達部62とを有するので、一般的なスピーカ装置と比べて、音響放射方向に沿った大きさが比較的小さい。つまり、薄型スピーカ装置を提供することができる。
また、振動板と、コイル付駆動部と、角度変換伝達部とが一体形成されていてもよい。
また、上述した実施形態に係るスピーカ装置では、駆動部材26を駆動するために、磁気回路と可動型ボイスコイルを設けたが、この形態に限られるものではない。例えば、圧電素子による駆動力を駆動部材により振動板に伝達してもよい。
また、上記の実施形態に関し、第1実施形態と同様に、駆動部と角度変換伝達部との接合部を屈曲自在にする屈曲部へ、振動板と角度変換伝達部との接合部を折曲自在にする折曲部にすることで、角度変換伝達部の一端部が駆動部に角度変更自在に接合され、他端部が振動板に角度変更自在に接合されていても構わない。また、駆動部と角度変換伝達部との接合部を折曲自在にする折曲部へ、振動板と角度変換伝達部との接合部を屈曲自在にする屈曲部にすること、又は駆動部と角度変換伝達部との接合部、振動板と角度変換伝達部との接合部がともに屈曲自在にする屈曲部であっても構わなく、特に限定されない。
Claims (33)
- 振動板と、前記振動板を振動方向に沿って振動自在に支持するフレームと、該フレームに設けられた磁気回路と、前記振動板を駆動する駆動部材とを有し、
前記駆動部材は、前記磁気回路の磁気ギャップに可動自在に配置されたボイスコイルを備えるとともに、前記振動板の振動方向に対して異なる方向に沿って移動自在に形成された駆動部と、
一端部が前記駆動部に角度変更自在に接合されるとともに、他端部が前記振動板に角度変更自在に接合され、前記振動板の振動方向および前記駆動部の移動方向それぞれに対して斜設された剛性の角度変換伝達部と
を有することを特徴とするスピーカ装置。 - 前記角度変換伝達部は、前記一端部が前記駆動部に屈曲自在又は折曲自在に接合されるとともに、他端部が前記振動板に屈曲自在または折曲自在に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記角度変換伝達部は、前記一端部が前記駆動部の移動方向に沿って振動するとともに、前記他端部が前記振動板の振動方向に沿って振動し、前記ボイスコイルによる前記移動方向に沿った駆動力の方向を、前記振動板の振動方向に沿った方向に角度変換して、該駆動力を前記駆動部から前記振動板に伝達することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記駆動部は、前記振動板の振動方向に対して直交する方向に沿って移動自在に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記磁気回路および前記駆動部材を複数備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記複数の角度変換伝達部は、前記振動板に所定間隔で屈曲自在又は折曲自在に接合されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
- 前記複数の角度変換伝達部は、前記他端部が前記振動板に互いに接するように屈曲自在又は折曲自在に接合されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
- 複数の前記磁気回路と複数の前記駆動部材とを有し、
一対の前記駆動部材の駆動部は、互いに逆方向に振動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記駆動部は、前記移動方向の両端部それぞれに前記角度変換伝達部が設けられており、該角度変換伝達部の間に前記磁気回路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記駆動部は、前記移動方向の両端部それぞれに前記角度変換伝達部が設けられ、
前記駆動部に設けられた2つの角度変換伝達部は、略対称となるように前記振動板に屈曲自在又は折曲自在に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記複数の前記角度変換伝達部は、前記振動板または前記駆動部となす角度が略同じであることを特徴とする請求項9に記載のスピーカ装置。
- 前記磁気回路は、前記振動板と前記駆動部材とを有する振動体の外周部近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記角度変換伝達部は、平板形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記駆動部は、平板形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記駆動部は、前記磁気回路の磁気ギャップ内に前記ボイスコイルが配置されるとともに、該ボイスコイルから前記移動方向に沿って前記磁気ギャップ外まで延出した形状の絶縁部材を有し、
前記角度変換伝達部は、前記絶縁部材の前記移動方向に沿った端部に折曲部又は屈曲部を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記駆動部は、開口部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記磁気回路は、ヨーク、および磁石を有し、
前記ヨークは、平坦部と、該平坦部に略直交する方向へ延在する支柱とを有し、
前記駆動部は、前記移動方向に移動自在となるように、前記開口部が前記支柱に遊嵌されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記駆動部は、前記開口部が前記支柱に遊嵌した状態で移動範囲が規制されていることを特徴とする請求項17に記載のスピーカ装置。
- 前記磁気回路は、ヨーク、磁石、およびプレートを有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記磁石は、前記ヨークの平坦部に配置されていることを特徴とする請求項19に記載のスピーカ装置。
- 前記角度変換伝達部は、通気孔を備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記振動板は、エッジを介して前記フレームに振動方向に沿って振動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記駆動部を前記移動方向に沿って移動自在に支持し、且つそれ以外の方向への移動を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記フレームは、通気孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記振動板は、平板形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記振動板は、突起状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記角度変換伝達部と前記駆動部は折曲部又は屈曲部を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記角度変換伝達部と前記駆動部は、フレキシブル部材または関節部により角度変更自在に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 前記複数の駆動部材のボイスコイルには、略同一の音声信号が入力されることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ装置。
- 前記ボイスコイルは略矩形状に形成されており、
前記ボイスコイルの直線部の長手方向と、駆動部の移動方向に対して直交する方向とが略一致するように規定されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 - 前記振動板は、エッジを介して前記フレームに振動方向に沿って振動自在に支持されており、前記エッジは前記振動板の背面側及び前記フレームの内側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
- 請求項1に記載されるスピーカ装置を備えることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載されるスピーカ装置を備えることを特徴とする自動車。
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