JP4457093B2 - マイクロミラーデバイス及びそのアレイ - Google Patents

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Description

本発明はマイクロミラーデバイス及びそのアレイに関する。
最近、光素子技術の発展に伴って光を使用する多様な技術が開発されている。
バーコードスキャナ(barcodescanner)やスキャニングレーザディスプレイなどは光源から出てくるビームを走査する光スキャニング技術を使用する。
かかる光スキャニング技術は適用事例により多様な走査速度と走査範囲が求められる。
既存の光スキャニングは主にガルバノミラー(Galvanic mirror)や回転型ポリゴンミラー(rotating polygon mirror)などのミラーの反射面と入射光とがなす入射角を調節して走査速度と走査範囲を具現する方法であった。
前記ガルバノミラーは数ないし数十Hz程度の走査速度を求める応用に適合であり、ポリゴンミラーは数kHz程度の走査速度を具現することが可能である。
近年、光スキャニング技術を新たなデバイスに適用したり、光スキャニング技術を採用しているデバイスの性能をさらに向上させようとする努力が続けられているが、レーザスキャニング(laser scanning)を使用した高解像度の投射方式ディスプレイシステム(projection display system)やHMD(Head Mounted Display)、レーザプリンタなどがその例である。
一方、高い空間分解能(highspatial resolution)が求められる光スキャニングを必要とするシステムでは速い走査速度と大きい角変位(angular displacement)を具現できるスキャニングミラーを備えるべきである。
図1は従来のポリゴンミラーを使った光走査装置の概略的な斜視図であって、光源10から出射された光は各種レンズなどの光学系11を通過してポリゴンミラー12により反射される。
すなわち、ポリゴンミラー12の下部に形成された駆動モータ13を使って前記ポリゴンミラー12を回転させることにより、入射される光をポリゴンミラー12の回転方向(A)により定義される方向に走査させられる。
しかし、従来のポリゴンミラー12は高速で回転する駆動モータ13にポリゴンミラー12が装着されている形態を取るので、走査速度は前記ポリゴンミラー12の回転角速度に比例するようになる。
前記ポリゴンミラー12の回転角速度は前記駆動モータ13の回転速度に依存するようになるが、モータ回転速度の限界によって前記ポリゴンミラー12の走査速度をアップさせるのに限界があって、高解像度のディスプレイに適用し難い。
そして、全体システムの体積と電力消耗を減少させることが難しく、駆動モータ13の機械的摩擦騒音を解決し難く、複雑な構造によりコスト節減を期し難い問題点がある。
このような問題点を解決するための対策としてマイクロミラーが提案された。
図2は従来のマイクロミラーを使った光走査装置の概略的な斜視図であって、光源20から出射された光は各種のレンズなどの光学系21を通過してマイクロミラー22により反射される。
すなわち、前記マイクロミラー22の両側に形成されたトーションビーム(torsion beam)23を軸にして前記マイクロミラー22を回転させることにより、前記マイクロミラー22に入射される光を前記マイクロミラーの回転方向(B)により定義される方向に反射させられる。
前記マイクロミラー22を使用した光走査装置の場合、両方向走査(Bidirectional sanning)が可能であり、数十kHzに至る速い走査速度を具現できて、高解像度のディスプレイに適用するのに望ましい。
しかし、マイクロミラー22が苛酷条件下で速い走査速度で駆動する場合、図3に示したように、前記マイクロミラー22がはたはたする動的変形(dynamic deflection)現象が発生して反射面を歪み、よって反射光が劣化する問題点がある。
かかるマイクロミラー22は応用に応じて多様な形態への作製及び適用が可能であるが、一般に正方形、長方形、円形、楕円形、菱形などの形態を使用する。
そして、前記マイクロミラー22の形態に応じて前記動的変形の様相も相違になる。
図5は図4に示された円形マイクロミラーの動的変形をシミュレーションして示したグラフであって、図4の円形マイクロミラー27がトーションビーム28を軸にして両方向回転運動を行なうと、図5に示したように動的変形が発生する。
本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的はミラー板と離隔された位置に外部フレームを形成することによりミラー板の動的変形を減少させることができて、ミラー板を通じて反射される反射光の劣化を防止できるマイクロミラーデバイス及びそのアレイを提供するところにある。
前述した目的を達成するための望ましい第1様態は、ミラー板と、該ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部と、前記ミラー板を基準にして対称に形成させ、前記外部フレームと一対の保持部に連結され前記ミラー板と外部フレームを下部から浮上させる一対の弾性屈伸構造物とから構成されるマイクロミラーデバイスが提供される。
前述した本発明の目的を達成するための望ましい第2様態は、ミラー板と、該ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、前記ミラー板と前記外部フレームを連結する複数個の連結部と、前記外部フレームの外郭から離隔して位置したジンバルと、該ジンバルと前記外部フレームに連結され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された一対の内部弾性屈伸構造物と、前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記ジンバルと一対の保持部に連結されて前記ミラー板、外部フレームとジンバルを下部から浮上させる一対の外部弾性屈伸構造物で構成されたマイクロミラー デバイスが提供される。
前述した本発明の目的を達成するための望ましい第3様態は、基板と、該基板の上部に行と列より配列され形成されたマイクロミラーデバイスよりなり、前記マイクロミラーデバイスは、ミラー板と、該ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部と、前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記外部フレームと前記基板の上部に形成された一対の保持部に連結され前記ミラー板と外部フレームを下部から浮上させる弾性屈伸構造物とから構成されるマイクロミラーデバイスアレイが提供される。
以上述べたように、本発明はミラー板と離隔した位置に外部フレームを形成することにより、ミラー板の動的変形を減少させることできて、ミラー板を通じて反射される反射光の劣化を防止することができ、ミラー板の扁平度を維持することができる。
また、ミラー板の薄膜を保持するフレームの構造をミラー板の中心軸から遠ざかることによって薄厚にすることにより、ミラー板の動的変形を著しく減らせ、素子の軽量化が具現できる。
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施形態を詳述する。
図6は本発明に係るマイクロミラーデバイスの一実施形態を示した斜視図であって、入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、前記薄膜の下部に置かれて前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板51と、前記ミラー板51の外郭から離隔して位置した外部フレーム52と、前記ミラー板51と前記外部フレーム52とを連結する複数個の連結部53A、53B、54と、前記ミラー板51を基準にして対称に形成され、前記外部フレーム52と一対の保持部75に連結され、前記ミラー板51と外部フレーム52を下部から浮上させる一対の弾性屈伸構造物55とから構成される。
前記ミラー板51の外郭に前記ミラー板51の動的変形を分散させるための外部フレーム52が前記ミラー板51と同一な中心を持って形成されており、前記ミラー板51と外部フレーム52は弾性屈伸構造物55を軸にして同時に回転して入力される光を一定した方向に反射させる。
ここで、前記外部フレーム52は前記ミラー板51と離隔されており、図7を参照して前記ミラー板51と前記外部フレーム52とを連結する複数個の連結部53A、53B、54は、前記一対の弾性屈伸構造物55を連結した第1上(P1)に形成され前記ミラー板51を基準にして対称に形成された第1連結部54と、前記第1上(P1)と垂直な第2上(P2)に形成され、前記ミラー板51を基準にして対称に形成された第2連結部とからなる。
この際、前記第2連結部はマイクロミラーの動的変形を最小化するため、前記第1上(P1)と垂直な第2上(P2)を中心に対称に形成され、前記ミラー板51を基準にして対称に形成された連結部53A-1、53A-2、53B-1、53B-2で構成することが望ましい。
このように前記第2連結部を前記第1上(P1)と垂直な第2上(P2)を中心に対称に形成された連結部53A-1、53A-2、53B-1、53B-2で形成することにより、前記連結部である‘53A-1、53A-2’及び‘53B-1、53B-2’により、前記ミラー板51と前記外部フレーム52との間には一定した空間91、92ができ、よって前記ミラー板51の動的変形が前記外部フレーム52に吸収される。
もし、前記第2連結部なしに、前記ミラー板51と前記外部フレーム52とを直接に連結すれば、前記外部フレーム52が動的変形を吸収できず、かえって前記ミラー板51のようにはたはたする現象が発生する場合がある。
一方、前記第1連結部54は前記一対の弾性屈伸構造物55を連結した第1上(P1)に形成しない場合もある。
しかし、この場合も第2連結部は前記第1上(P1)と垂直な第2上(P2)に形成すべきである。
前記弾性屈伸構造物55は前記外部フレーム52を一対の保持部75と連結して前記ミラー板51と前記外部フレーム52を下部から浮上させ、マイクロミラーの駆動時回転軸の役割を果たし、復元力トルク(torque)を提供する。
ここで、前記保持部75は一部分だけ概略的に示した。
このようにミラー板51の外郭に前記外部フレーム52を形成する場合、弾性屈伸構造物55を軸として回転する際、ミラー板51の動的変形が前記外部フレーム52に吸収され、前記ミラー板51は扁平度を維持するようになる。
図8は本発明に係るマイクロミラーデバイスの動的変形をシミュレーションして示したグラフであって、従来の技術のグラフである図5の場合を比較すれば、マイクロミラーの動的変形が相当に減少したことが分かる。
図9は本発明に係るマイクロミラーデバイスの他の実施形態を示した斜視図であって、入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、前記薄膜の下部に置かれて前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板51と、該ミラー板51の外郭から離隔して位置した外部フレーム52と、前記ミラー板51と前記外部フレーム52とを連結する複数個の連結部53A、53B、54と、前記外部フレーム52の外郭から離隔して位置したジンバル(gimbal)56と、前記ジンバル56と前記外部フレーム52に連結され、前記ミラー板51を基準にして対称に形成された一対の内部弾性屈伸構造物57と、前記ミラー板51を基準にして対称に形成され、前記ジンバル56と一対の保持部75に連結され前記ミラー板51、外部フレーム52とジンバル56を下部から浮上させる一対の外部弾性屈伸構造物58とから構成される。
前記ミラー板51の外郭に前記ミラー板51と同一な中心を持って前記ミラー板51と離隔して外部フレーム52が形成されており、前記外部フレーム52の外郭には前記ミラー板51と同一な中心を持って前記外部フレーム52と離隔されてジンバル56が形成されている。
ここで、前記ミラー板51と前記外部フレーム52とを連結する複数個の連結部53A、53B、54は、図10を参照して前記一対の弾性屈伸構造物55を連結した第1上(P1)に形成され、前記ミラー板51を基準にして対称に形成された第2連結部と、前記第1上(P1)と垂直な第2上(P2)に形成され、前記ミラー板51を基準にして対称に形成された第1連結部54とからなる。
前記ジンバル56は前記内部弾性屈伸構造物57により前記外部フレーム52と連結されており、前記内部弾性屈伸構造物57と垂直な線上に相互対称に形成される外部弾性屈伸構造物58により保持部75と連結される。
前記外部弾性屈伸構造物58は、前記ジンバル56を保持部75と連結して前記ミラー板51、外部フレーム52及びジンバル56を下部から浮上させる。ここで、前記保持部75は一部分だけ概略的に示した。
前記内部弾性屈伸構造物57と外部弾性屈伸構造物58はマイクロミラーの駆動時復元力トルクを提供し、回転軸として働く。
すなわち、前記外部フレーム52は内部弾性屈伸構造物57を軸(図9のようにXとX'とを連結する軸、以下、‘X軸’と称する)にして回転し、前記ジンバル56は外部弾性屈伸構造物58を軸(図9のようにYとY'を連結する軸、以下‘Y軸’と称する)にして回転する。
このような構造のマイクロミラーデバイスの場合、2軸自由度の回転運動が可能である。すなわち、前記内部弾性屈伸構造物57を軸としたX軸と前記外部弾性屈伸構造物5を軸にしたY軸方向への回転運動が可能であり、各軸方向の運動はジンバル56構造により互いに影響を与えなくなって独立的な制御が可能なので、2次元平面内で任意の角度を有するマイクロミラーを具現できるようになる。
図6及び図9において前記ミラー板51は円形、楕円形と四角形のうちいずれか一つの形状に多様に作製でき、前記ミラー板51の形態により前記外部フレーム52とジンバル56も多様な形態で作製されうる。
この際、前記ミラー板51は菱型とダイアモンド型でも形成されうる。
しかし、前記ミラー板51は動的変形を最小化するために円形または楕円形で作されることが望ましく、前記外部フレーム52及びジンバル56はリング状を有するのが望ましい。
そして、前記外部フレーム52を前記ミラー板51と連結させる第1及び第2連結部の場合、前記第1及び第2連結部の位置や形状、個数を相違にして製造することができ、このように第1及び第2連結部の位置や形状を相違にするとマイクロミラーの動的変形の様相が相違になる。
但し、前記外部フレーム52が前記ミラー板51と一つの連結部を通じてだけ連結される場合は動的変形を前記外部フレーム52が吸収できなくなり、前記第1及び第2連結部の面積が広すぎる場合は動的変形が著しく増加するので、これを考慮して作製すべきである。
また、マイクロミラーを保持部75と連結する前記弾性屈伸構造物はマイクロミラーの駆動方向または駆動方法によりトーションビーム(torsion beam)、V字形ビーム(V-shaped beam)、ミアンダ(meander)形状など多様に形成することができ、このような形状の組み合わせでも形成することができる。
図11は図6で連結部の形態を相違にした実施形態を示した斜視図であって、第1連結部54と垂直な第2連結部を図6では2領域にそれぞれ二つの連結部で連結したが、図11では2領域にそれぞれ1個の連結部‘61’で連結して構成する。
この際、図11に示したように、第2連結部を一つの連結部だけ有することにすれば作製が簡単になり、このような構造は2軸の回転軸を有するマイクロミラーデバイスにも適用することができる。
マイクロミラー デバイスのミラー板の場合、入力される光を反射させる反射面を有する薄膜(diaphragm)と該薄膜を保持しミラー板の動的変形を抑えるための保持フレームよりなっている。
ここで、前記反射面は金属膜、誘電膜とこれらの積層膜のいずれかで作られたものが望ましい。
そして、前記保持フレームは前記薄膜と同一な形状を有することができ、他の形状、例えばダイアモンドや海星状の単一構造物よりなるか、一定形状がアレイされた形態の構造でなされうる。
図12は本発明によりミラー板のフレーム形状の一実施形態を示した斜視図であって、保持フレーム59は一部がV字形に対称に除去されアレイされた鋸歯状を呈している。
このようにミラー板を円形の薄膜60に円形の保持フレームで構成することではなく、円形の薄膜60にアレイされた鋸歯状の保持フレーム59で構成する場合、保持フレーム部分の質量と慣性を減らすことができて、マイクロミラーデバイスの動的変形を減少させることができる。
すなわち、マイクロミラーデバイスの動的変形による全体変形量は回転軸からミラー板の先端までの長さ(すなわち、ミラー板の形状)とミラー板の厚さなどにより決定されるが、前記ミラー板の場合薄膜の厚さよりは前記保持フレームの厚さが大きい値を有するので、マイクロミラーの駆動時動的変形のサイズは前記保持フレームにより決定される。
従って、前記保持フレーム59の一部分を除去してアレイされた鋸歯状に構成すれば、保持フレーム部分の質量と慣性を減らすことができて、マイクロミラーデバイスの動的変形を低減させることができる。
また、保持フレームの構造を一定形状の単一構造物で形成することより図12のようにアレイされた鋸歯状に作製する場合、同一な動的変形の減少効果を得ながらミラー板薄膜の全体的な剛性を増加させられる効果がある。
マイクロミラーの駆動時、動的変形はミラー板の外郭に行くほど著しく発生するので、ミラー板の中心からミラー板の外郭に行くほど質量を小さくする場合、動的変形は減少するようになる。
従って、ミラー板の質量の殆んどを決定する保持フレームをミラー板の中心からミラー板の外郭に行くほど質量を小さくする全形態の構造を適用して動的変形を減少させることができる。
例えば、図13に示したようにアレイされた鋸歯状にミラー板の中心からミラー板の外郭に行くほど薄厚化する保持フレーム59を使用する場合、前記保持フレームの質量と慣性を著しく減少させることができ、よって動的変形を相当に抑えられる。
そして、図14に示したようにアレイされた鋸歯状の保持フレーム59に複数個の溝59-1を形成する場合、前記保持フレームの質量と慣性をさらに減少させる効果が得られる。
ここで、前記溝59-1の形状は多様な形態に形成することができるが、本発明では蜂の巣状の六角形に形成することが望ましい。
このように多様な形状の保持フレーム構造物に溝を加えたり保持フレームの位置によって厚さを相違にすれば、マイクロミラーの動的変形を低減させることができる。
マイクロミラーデバイスはスキャニング機能を具現するために駆動力または駆動トルクを加えられる駆動部をさらに必要とするが、マイクロミラーの駆動方式では静電力(Electrostatic)、電磁気力(Electromagnetic)、熱駆動(Thermal)、圧電力(Piezoelectric)などがある。
図15は本発明により電磁気力駆動方式のマイクロミラーデバイスを説明するための図であって、一対の保持部75a、75bのうち一つの保持部75aに形成されている一対の第1電極73a、73bと、前記一対の保持部75a、75bのうち他の一つの保持部75bに形成されている一対の第2電極73c、73dと、前記第1電極73a、73bから第2電極73c、73dまで連結されている一対の導線70-1、70-2がマイクロミラーデバイスに形成されている。
このように電磁気力駆動のため、弾性屈伸構造物55と外部フレーム52の上部上に第1導線70-1を形成し、弾性屈伸構造物55と前記外部フレーム52の下部上に第2導線70-2を形成した。
ここで、前記第1導線70-1及び第2導線70-2は保持部75a、75b上に形成された電極73a、73b、73c、73dと電気的に連結されている。
この際、前記第1導線70-1及び第2導線70-2に図15のように電流を流すと、フレミングの左手法則により前記外部フレーム52の上部は−z方向に力を受けるようになり、前記外部フレーム52の下部は+z方向に力を受けるようになってミラー板51が前記弾性屈伸構造物55を軸として回転するようになる。
ここで、前記第1導線70-1及び第2導線70-2は1本の導線で具現することもできるが、すなわち前記相互対称に形成された弾性屈伸構造物55のうち一側の弾性屈伸構造物上に形成され、前記外部フレーム52上で分岐されてから他側の弾性屈伸構造物上で再び合せられるように形成することもできる。
図16は本発明により電磁気力によりマイクロミラーデバイスがX軸方向に駆動される状態を示した図であって、保持部75の一定領域に第1X軸方向駆動用電極32-1、32-2が形成されており、前記第1X軸方向駆動用電極32-1、32-2と電気的に連結される第1導線40が外部弾性屈伸構造物58、ジンバル56、内部弾性屈伸構造物57、ミラー板51、外部フレーム52上に連続して形成されている。
そして、前記保持部75の他の領域には第2X軸方向駆動用電極33-1、33-2が形成されており、前記第2X軸方向駆動用電極33-1、33-2と電気的に連結される第2導線41が前記第1導線40と対称に前記外部弾性屈伸構造物58、ジンバル56、内部弾性屈伸構造物57、ミラー板51、外部フレーム52上に形成されている。
ここで、前記第1X軸方向駆動用電極32-1、32-2と前記第2X軸方向駆動用電極33-1、33-2に電圧を印加して前記第1導線40及び第2導線41に電流I22、I23を流すと、前記ミラー板51はX軸を中心に一定角度回転するようになる。
図17は本発明による電磁気力によりマイクロミラーデバイスがY軸方向に駆動される状態を示した図であって、一対の保持部75a、75bに形成された第1Y軸方向駆動用電極31-1、31-2と電気的に連結される第1導線42が外部弾性屈伸構造物58とジンバル56上に形成されている。
そして、第2Y軸方向駆動用電極34-1、34-2と電気的に連結される第2導線43が外部弾性屈伸構造物58とジンバル56上に形成されている。
従って、前記第1及び第2導線42、43は対称に形成される。
ここで、前記第1Y軸方向駆動用電極31-1、31-2と第2Y軸方向駆動用電極34-1、34-2に電圧を印加して前記第1導線42及び第2導線43に電流を流すと、前記ジンバル56がY軸を中心に一定角度回転するようになる。
図16及び図17に示したように、マイクロミラーデバイスは内部弾性屈伸構造物57を軸にするX軸と前記外部弾性屈伸構造物58を軸にするY軸方向への回転運動がそれぞれ可能であり、各軸方向の運動はジンバル56構造により互いに影響を与えなくなって独立した制御が可能なので、2次元平面内で任意の角度を有するマイクロミラーを具現できるようになる。
図18は本発明に係る静電力で駆動されるマイクロミラーデバイスを示した図であって、図7及び図18を参照して、一対の弾性屈伸構造物55を連結した第1上(P1)を基準にして、前記外部フレーム52部分に対称に第1くし形電極71が形成されている。
すなわち、静電力駆動のために弾性屈伸構造物55と垂直線上に存する前記外部フレーム52部分に相互対称に第1くし形電極71が形成されている。
この際、前記第1くし形電極71と噛合う位置の下部に、前記第1くし形電極71の下部と離隔され形成される第2くし形電極(図示せず)が形成される。
ここで、前記第1くし形電極71及び第2くし形電極に電圧を印加する場合、第1くし形電極と第2くし形電極の間に静電力が発生して互いに引っ張る力が発生し、よってマイクロミラーが駆動するようになる。
すなわち、図19に示したように、第1くし形電極71-1と第2くし形電極71-2は離隔されており、前記第2くし形電極71-2は前記第1くし形電極71-1と噛み合う位置の下部に形成されている。
ここで、前記第1くし形電極71-1に(+)電圧を印加し、前記第2くし形電極71-2に(−)電圧を印加すれば、前記第1と第2くし形電極71-1、71-2の間に互いに引っ張る力が発生してマイクロミラーが駆動するようになる。
このように本発明のマイクロミラーデバイスは電磁気力や静電力を用いた駆動方式の以外、マイクロミラーの一側に圧電体薄膜を形成して駆動したり、構造物の熱変形を用いて駆動することもできる。
そして、本発明のマイクロミラーデバイスは前記マイクロミラーデバイスをM個の行とN個の列より構成されたアレイで配列して、M×Nマイクロミラーアレイを具現することができる。
すなわち、本発明のマイクロミラーデバイスアレイは、基板と、該基板の上部に行と列で配列されて形成されたマイクロミラーデバイスよりなり、前記マイクロミラーデバイスは、入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、前記薄膜の下部に位置して前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板と、該ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部、及び前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記外部フレームと前記基板の上部に形成された一対の保持部に連結されて前記ミラー板と外部フレームを下部から浮上させる一対の弾性屈伸構造物で構成する。
また、本発明の他のマイクロミラーデバイスアレイは、基板と、前記基板の上部に行と列で配列され形成されたマイクロミラー デバイスよりなり、前記マイクロミラーデバイスは、入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、前記薄膜の下部に置かれて前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板と、前記ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、前記ミラー板と前記外部フレームを連結する複数個の連結部と、前記外部フレームの外郭から離隔して位置したジンバルと、前記ジンバルと前記外部フレームに連結され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された一対の内部弾性屈伸構造物、及び前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記ジンバルと前記基板の上部に形成された一対の保持部に連結されて前記ミラー板、外部フレームとジンバルを下部から浮上させる一対の外部弾性屈伸構造物で構成される。
従って、本発明では基板上にマイクロミラーデバイスがM個の行とN個の列で配列され、M×Nマイクロミラー デバイスアレイを具現することができる。
本発明は具体的な例についてだけ詳述されたが、本発明の技術思想の範囲内で多様な変形及び修正が可能なことは当業者にとって明らかであり、このような変形及び修正が特許請求の範囲に属することは当然である。
従来のポリゴンミラーを使用した光走査装置の概略的な斜視図である。 従来のマイクロミラーを使用した光走査装置の概略的な斜視図である。 マイクロミラーの動的変形現象を説明するための図である。 従来の技術に係る円形マイクロミラーを示した斜視図である。 図4に示された円形マイクロミラーの動的変形をシミュレーションして示したグラフである。 本発明に係るマイクロミラーデバイスの一実施形態を示した斜視図である。 本発明に係るマイクロミラーデバイスの連結部を説明するための概略的な概念図である。 本発明に係るマイクロミラーデバイスの動的変形をシミュレーションして示したグラフである。 本発明に係るマイクロミラーデバイスの他の実施形態を示した斜視図である。 図9のマイクロミラーデバイスにおいて連結部が形成された状態を説明するための概略的な概念図である。 図6において連結部の形態を相違にした実施形態を示した斜視図である。 本発明によりミラー板のフレーム形状の一実施形態を示した斜視図である。 本発明によりミラー板のフレーム形状の他の実施形態を示した斜視図である。 本発明によりミラー板のフレーム形状のさらに他の実施形態を示した斜視図である。 本発明により電磁気力駆動方式のマイクロミラーデバイスを説明するための図である。 本発明により電磁気力によりマイクロミラーデバイスがX軸方向に駆動される状態を示す図である。 本発明により電磁気力によりマイクロミラーデバイスがY軸方向に駆動される状態を示した図である。 本発明により静電力で駆動されるマイクロミラーデバイスを示した図である。 図18に示されたマイクロミラーデバイスのくし形電極の間に発生する静電力を説明するための図である。
符号の説明
31-1、31-2、32-1、32-2、33-1、33-2、34-1、34-2、73a、73b、73c、73d…電極
40、41、70-1、70-2… 導線
51…ミラー板
52…外部フレーム
53A、53A-1、53A-2、53B、53B-1、53B-2、54…連結部
55、57、58…弾性屈伸構造物
56…ジンバル(Gimbal)
59…保持フレーム
59-1…溝
60…薄膜
71、71-1、71-2…くし形電極
91、92…空間

Claims (15)

  1. 入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、該薄膜の下部に位置して前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板と、
    前記ミラー板の外郭から離隔して置かれた外部フレームと、
    前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部と、
    前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記外部フレームと一対の保持部に連結され前記ミラー板と外部フレームを下部から浮上させる一対の弾性屈伸構造物と
    から構成され、
    前記複数個の連結部は、
    前記一対の弾性屈伸構造物を連結した第1軸(P1)上に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第1連結部と、
    前記第1軸(P1)と垂直な第2軸(P2)を中心に対称に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第2連結部と
    から構成され、
    前記第2連結部により前記ミラー板と前記外部フレームとの間に空間が形成されており、
    前記保持フレームは、中心点から遠ざかるほど薄厚にすることを特徴とするマイクロミラーデバイス。
  2. 前記ミラー板は、
    円形、楕円形と四角形のいずれか一つの形状であることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  3. 前記外部フレームは、
    リング状であることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  4. 前記一対の弾性屈伸構造物は、
    トーションビーム、V字形ビーム、ミアンダ状のいずれか一つの形態よりなるか、あるいはこれらを組み合わせた形態よりなることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  5. 前記反射面は、金属膜、誘電膜とこれらの積層膜のうちいずれか一つで作られることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  6. 前記保持フレームの一部領域には、
    アレイされた鋸歯状が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  7. 前記一対の保持部のうち一つの保持部に形成されている一対の第1電極と、
    前記一対の保持部のうちもう一つの保持部に形成されている一対の第2電極と、
    前記第1電極から第2電極まで連結されるように、前記一対の弾性屈伸構造物と前記外部フレームに形成されている一対の導線と
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  8. 前記一対の弾性屈伸構造物を連結した第1線上を基準にして、前記外部フレーム部分に対称に形成される第1くし形電極と、
    前記第1くし形電極と噛合う位置の下部に、前記第1くし形電極の下部と離隔して形成される第2くし形電極と
    をさらに具備していることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロミラーデバイス。
  9. 入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、該薄膜の下部に位置して前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板と、
    前記ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、
    前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部と、
    前記外部フレームの外郭から離隔して位置するジンバルと、
    前記ジンバルと前記外部フレームに連結され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された一対の内部弾性屈伸構造物と、
    前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記ジンバルと一対の保持部に連結され前記ミラー板、外部フレームとジンバルを下部から浮上させる一対の外部弾性屈伸構造物とから構成され、
    前記一対の外部弾性屈伸構造物は、第1軸(P1)上に配列されており、
    前記一対の内部弾性屈伸構造物は、前記第1軸(P1)と垂直な第2軸(P2)上に配列されており、
    前記複数個の連結部は、
    前記第1軸(P1)上に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第2連結部と、
    前記第2軸(P2)上に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第1連結部と
    から構成され、
    前記第2連結部により前記ミラー板と前記外部フレームとの間に空間が形成されており、
    前記保持フレームは、中心点から遠ざかるほど薄厚にすることを特徴とするマイクロミラーデバイス。
  10. 前記ミラー板は、
    円形、楕円形と四角形のいずれか一つの形状であることを特徴とする、請求項9に記載のマイクロミラーデバイス。
  11. 前記反射面は、
    金属膜、誘電膜とこれらの積層膜のうちいずれか一つで作られることを特徴とする、請求項9に記載のマイクロミラーデバイス。
  12. 前記保持フレームの一部領域には、
    アレイされた鋸歯状が形成されていることを特徴とする、請求項9に記載のマイクロミラーデバイス。
  13. 前記一対の保持部のうち一つの保持部に形成されている一対の第1電極と、
    前記一対の保持部のうちもう一つの保持部に形成されている一対の第2電極と、
    前記第1電極から第2電極まで連結されるように、前記一対の弾性屈伸構造物と前記外部フレームに形成されている一対の導線と
    をさらに備えることを特徴とする、請求項9に記載のマイクロミラーデバイス。
  14. 前記一対の弾性屈伸構造物を連結した第1線上を基準にして、前記外部フレーム部に対称に形成される第1くし形電極と、
    前記第1くし形電極と噛合う位置の下部に、前記第1くし形電極の下部と離隔して形成される第2くし形電極と
    をさらに備えていることを特徴とする、請求項9に記載のマイクロミラーデバイス。
  15. 基板と、
    前記基板の上部に行と列で配列され形成されたマイクロミラーデバイスと
    よりなり、
    前記マイクロミラーデバイスは、
    入力される光を反射させる反射面が形成された薄膜と、該薄膜の下部に位置して前記薄膜を保持する保持フレームよりなるミラー板と、
    前記ミラー板の外郭から離隔して位置した外部フレームと、
    前記ミラー板と前記外部フレームとを連結する複数個の連結部と、
    前記ミラー板を基準にして対称に形成され、前記外部フレームと前記基板の上部に形成された一対の保持部に連結され前記ミラー板と外部フレームを下部から浮上させる弾性屈伸構造物と
    から構成され、
    前記複数個の連結部は、
    前記一対の弾性屈伸構造物を連結した第1軸(P1)上に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第1連結部と、
    前記第1軸(P1)と垂直な第2軸(P2)を中心に対称に形成され、前記ミラー板を基準にして対称に形成された第2連結部と、
    から構成され、
    前記第2連結部により前記ミラー板と前記外部フレームとの間に空間が形成されており、
    前記保持フレームは、中心点から遠ざかるほど薄厚にすることを特徴とするマイクロミラーデバイスアレイ。
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