JP4456625B2 - 踏み台兼収納庫 - Google Patents

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本発明は、物品を収納してキャビネットの収納部に納めることができるとともに、収納部から引き出して踏み台として使用することもできる踏み台兼収納庫に関する。
流し台などの厨房装置や洗面化粧台などのキャビネットには、下部に収納部が形成され、この収納部に引き出し自在に収納庫が配設されたものが知られている。収納庫は、物品の収納空間を有する上方に開口した箱形形状の本体を有し、本体下部にキャスターが設けられている。備品などの物品を取り出し、収納する際には、本体前端部を形成する前板の上端に配設された取っ手部を握って収納庫をキャビネットの前方に引き出し、物品の取り出し、収納後には前板を後方に押し、収納庫を押し戻してキャビネット下部の収納部に納める。このような収納庫は、キャビネットの収納量を増大させるものとして有効とされている。
また、収納庫には、本体上端部に踏み板が開閉自在に設けられたものがあり、本体の上端開口を踏み板により覆うことにより、収納庫を踏み台として使用することができ、キャビネットの上部からの物品の取り出し、収納の際に、収納庫の上に乗ることができ、作業を容易にしている。
このような踏み台を兼用する踏み台兼収納庫については、本体下部にキャスターが設けられていることから、踏み台として使用する際の安全性を考慮し、本体が移動することのないように安定して配置されるような工夫がなされている。
たとえば、特許文献1には、本体は、スライドレールにより支持され、スライドレールに本体を引き出した状態に保持するロック機構を設けることが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたスライドレールによる本体の支持の場合、踏み台兼収納庫をキャビネットの前方に十分に引き出すためには、特許文献1にも記載されているように、スライドレールは、キャビネットに固定される固定レール、固定レールに引き出し可能に取り付けられる中間レールおよび中間レールに引き出し可能に取り付けられ、本体に固定される支持レールなどの一般に複数のレールから構成され、スライドレールそれ自体の構造が複雑となっているばかりでなく、複数のレールから構成されるため、レール相互間に、すなわち、特許文献1に記載されたスライドレールでは、固定レールと中間レールとの間、中間レールと支持レールとの間のそれぞれにロック機構を設ける必要があり、踏み台兼収納庫をロック状態にするための構造が複雑化している。
このようなスライドレールによる本体の支持に替わるものとして、特許文献2に記載された踏み台兼収納庫が提案されている。特許文献2に記載された踏み台兼収納庫では、本体の背面下部に左右方向に延びる凹所が形成され、凹所の左右両端部にキャスターが、本体背面から後方にわずかに突出するように固着され、踏み台として使用するとき、踏み台兼収納庫は、本体底面の略全面が床に接するように置かれ、キャスターが床との間に所要寸法の隙間が形成されるようにしている。
特許文献2に記載された踏み台兼収納庫は、スライドレールにより本体を支持しないため、その分構造が簡略化されてはいるが、床に直置きされた状態で移動しないように安定に配置されるために、本体背面に、先端部にパッドが固着されたストッパーレバーが上下に回動自在に配設されている。したがって、踏み台として使用する際には、ストッパーレバーを下方に回動させてパッドを床面に圧接させるという操作が必要であり、この操作が煩わしいものとなっている。
また、特許文献2に記載された踏み台兼収納庫は、引き出す際に、本体の正面を持ち上げ、背面下がりに傾斜させ、本体底面を床面から離し、キャスターを床面に接触させなければならない。物品が収納された状態での本体の持ち上げは、たとえ正面であっても操作する者には負担であり、しかも、キャビネットの収納部に、物品の収納に直接関係しない、本体正面を持ち上げるためだけの空間が高さ方向に必要であるという問題も指摘される。
特開2004−298433号公報 特開2007−63794号公報
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、キャビネットの収納部からの引き出しと収納とを容易に実現するとともに、踏み台として使用するときにロック状態に容易に保持される踏み台兼収納庫を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有する。
第1の発明は、物品の収納空間を有する箱形形状の本体の下部に本体から下方に突出するキャスターが設けられ、キャビネットの収納部からの引き出しと収納とが可能とされるとともに、本体上端部に踏み板が開閉自在に設けられた踏み台兼収納庫であって、下部に切欠を有するロックバーが、前記本体の後端部の左右両側のそれぞれの外側方に上下に回動自在に配設され、2つのロックバーは連結され、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の左右両側のそれぞれの内側部に前記切欠に嵌合可能なストッパーが内方に突設され、踏み台兼収納庫を引き出したときにロックバーが下方に回動し、切欠にストッパーが嵌り込み、踏み台兼収納庫がロックされた状態に保持されることを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ロックバーは下部の前後方向に複数の切欠を有し、いずれの切欠もストッパーの嵌合が可能とされていることを特徴としている。
第3の発明は、上記第1または2の発明において、本体後端部のロックバーと重ならない位置に外側方に突出するリブが設けられ、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の内側部にリブの上面に接触可能な跳ね上がり防止部材が配設され、踏み板の前端部に荷重がかかり、本体後端部が上方に跳ね上がりそうになったときに、リブの上面が跳ね上がり防止部材に接触し、跳ね上がり防止部材がリブを下方に押し戻し、本体後端部の跳ね上がりを防止することを特徴としている。
上記第1の発明によれば、物品の収納空間を有する箱形形状の本体の下部に本体から下方に突出するキャスターが設けられ、本体上端部に踏み板が開閉自在に設けられているため、スライドレールを備えていなくとも、キャビネットの収納部からそのまま前方に引き出すことができ、また、後方にそのまま押し戻してキャビネットの収納部に納めることができる。引き出しおよび収納の操作が容易であるとともに、キャビネットの収納部は、踏み台兼収納庫の高さに対応した高さに抑えることができる。
また、上記第1の発明によれば、下部に切欠を有するロックバーが、踏み台兼収納庫の本体後端部の外側方に上下に回動自在に配設され、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の内側部に切欠に嵌合可能なストッパーが内方に突設されているので、踏み台兼収納庫を引き出したとき、ロックバーが下方に回動し、切欠にストッパーが嵌り込み、踏み台兼収納庫がロックされた状態に保持される。したがって、踏み台として使用するときの踏み台兼収納庫のロック状態の保持を簡易な構造により容易に実現することができ、また、人手による操作は要しない。
さらに、上記第の発明によれば、ロックバーが、本体後端部において左右両側のそれぞれの外側方に配設され、2つのロックバーは連結され、ストッパーが、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応してキャビネットの収納部の左右両側のそれぞれの内側部に突設されているので、2つのロックバーを同時に連動させてロック解除することができ、ロック解除が容易であり、片手での操作が可能である。
上記第の発明によれば、上記第の発明の効果に加え、ロックバーは下部の前後方向に複数の切欠を有し、いずれの切欠もストッパーの嵌合が可能とされているので、踏み台兼収納庫がまっすぐではなく斜めに引き出されることがあっても、2つのロックバーにおいていずれかの一つの切欠にストッパーが嵌り込むことができるため、キャビネットに対し斜めに傾いて引き出された状態でも踏み台兼収納庫のロックは可能であり、ロック状態に保持することができる。
上記第の発明によれば、上記第1または2の発明の効果に加え、本体後端部のロックバーと重ならない位置に外側方に突出するリブが設けられ、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の内側部にリブの上面に接触可能な跳ね上がり防止部材が配設されているので、踏み板の前端部に荷重がかかり、本体後端部が上方に跳ね上がりそうになったときに、リブの上面が跳ね上がり防止部材に接触し、跳ね上がり防止部材がリブを下方に押し戻し、本体後端部の跳ね上がりを防止することができる。踏み台としての安定性が向上する。
図1、図2は、それぞれ、本発明の踏み台兼収納庫の一実施形態をキャビネットとともに示した斜視図、正面図である。
図1および図2に示した踏み台兼収納庫1は、物品の収納空間を有する箱形形状の本体2を備えている。本体2は、表面に化粧が施された前板3、背板4、左右の両側板5および底板6から上方に開口する直方体状の箱に組み上げられ、内部に収納空間が形成されている。本体2の下部には、本体2から下方に突出するキャスター7が前後左右の計4箇所に設けられ、底板6に固定されている。キャスター7は、キャビネット8の底板9および床面10上を走行可能とされている。本体2の上端部には、上端開口を開閉する踏み板11が設けられている。踏み板11は、たとえば、後端縁部においてヒンジを用いて本体2の背板4の上端縁部に接続することができ、この場合、踏み板11は、ヒンジを回動の中心として上下に回動自在となり、前端側などを持ち上げることにより踏み板11を開けることができ、本体2の収納空間から物品を取り出し、また、収納することができる。この他、踏み板11は、裏面コーナー部などにリブを突設してリブを本体2の上端内周部に係合させることにより装着することも可能であり、この場合にも踏み板11は、本体2の上端開口を開閉することができる。踏み板11の開閉には様々な方式を採用することができる。
このような踏み台兼収納庫1は、キャビネット8の下部に形成された箱状の収納部12からの引き出しと収納とが可能とされている。本体2の前板3の上端に取っ手部13が配設されている。取っ手部13を握ってそのままキャビネット8の前方に引くことによって踏み台兼収納庫1は、キャビネット8の前方に引き出される。本体2の収納空間からの物品の収納、取り出しは、この引き出した状態において行う。作業終了後には、踏み板11を閉め、取っ手部13および前板3を含めた本体2の前面部を後方に押し、踏み台兼収納庫1をそのままキャビネット8の収納部12に納める。踏み台兼収納庫1の引き出しおよび収納は、キャスター7の転動によってスムーズに行われ、キャビネット8の底板9から床面10に乗り移って引き出されるとともに、床面10から底板9に乗り上げてキャビネット8の収納部12に納められる。
このように、踏み台兼収納庫1は、スライドレールを備えてなくとも、キャビネット8の収納部12からの引き出しと収納とが可能とされ、また、引き出しおよび収納に際し、本体2の前面部を上方に持ち上げる必要がなく、そのまま前後に操作することができ、踏み台兼収納庫1の引き出しおよび収納の操作は容易である。しかも、キャビネット8の収納部12は、踏み台兼収納庫1の高さに対応した高さに抑えることができる。
また、踏み台兼収納庫1には、キャビネット8の前方に引き出し、踏み板11の上に乗ってキャビネット8の上部から物品を取り出し、収納する際に、踏み台兼収納庫1が安定して床面10上に配置されるようにロック機構が設けられ、ロック機構として、ロックバー14およびストッパー15から構成される簡易なものが採用されている。
図3<a><b><c>は、それぞれ、ロックバーを拡大して示した正面図、平面図、<a>図中のA−A断面図である。
ロックバー14は、下端に前方から後方に向かって斜め下方に傾斜する下り面16を有し、後端部下部に、斜め前方にやや傾斜し、前後に並置された2つの切欠17a、17bを有している。切欠17a、17bは、ともに、ロックバー14の後端部下端から上方に向かって形成されている。ロックバー14には、前方に位置する切欠17aの前方から前端にかけて、ロックバー14の外形にほぼ一致する形状を有する保護キャップ18が装着されている。
このようなロックバー14は、後端部において固定プレート19に連結ピン20によって回転自在に配設されている。固定プレート19は、図1に示したように、踏み台兼収納庫1の本体2の後端部において側板5にビスなどの固着具によって固定される。したがって、踏み台兼収納庫1においてロックバー14は、本体2の後端部の外側方に上下に回動自在に配設されている。図2に示したように、ロックバー14は、本体2の左右両側板5にそれぞれ配設されている。そして、ロックバー14には、図3<a><b>に示したように、保護キャップ18の真後ろの上端部に連結片21が固定プレート19側に突設され、図2に示したように、本体2の左右両側板5にそれぞれ配設された2つのロックバー14は、連結片21においてビスなどの固着具により固定される連結バー22によって連結されている。このような連結バー22の架け渡しによるロックバー14の連結を実現し、また、ロックバー14の上下の回動が自在となるように、本体2には、図1に示したように、左右両側板5の後端上部に円形でやや大きめの開口23が形成されている。開口23は、連結バー22の配設にともなう本体2の収納空間からの物品の取り出し、収納を阻害することのないように、背板4の後方に配置されている。開口23は矩形形状のものであってもよい。
ストッパー15は、キャビネット8の収納部12の内側部に配設されている。具体的には、図4に拡大して示したように、ストッパー15は、ダボ状のものであり、キャビネット8の左右両側板24の内側面部にそれぞれ配設され、収納部12において内方に突出している。ストッパー15の配置位置は、図1に示したように、踏み台兼収納庫1の引き出し位置に対応し、しかも、ロックバー14の切欠17a、17bに嵌合可能な位置とされている。
ロックバー14およびストッパー15から構成されるロック機構は、図5<a><b><c>に示したように作動する。
図5<a>に示したように、踏み台兼収納庫1がキャビネット8の収納部12に納められているときは、互いに離れて位置し、この状態はロック機構の非作動時に相当し、踏み台兼収納庫1は、前後の移動が自在とされている。なお、ロックバー14は、自重によって前端がストッパー15より下側に前傾しないように保持されている。たとえば、ロックバー14の前端部をばねなどの弾性体による弾性力の付与などにより、保持することができる。
踏み台兼収納庫1を引き出すと、ロックバー14がストッパー15に接近し、図5<b>に示したように、ストッパー15は、ロックバー14の前端側の下り面16に接触し、踏み台兼収納庫1の引き出しにつれてロックバー14を連結ピン20を回動の中心として押し上げる。このときのロックバー14の上方回動は、下り面16、さらに保護キャップ18の装着によってスムーズに行われ、また、保護キャップ18は、ロックバー14とストッパー15との接触による摩擦音を軽減させ、音鳴りを抑制する。
踏み台兼収納庫1の引き出し位置では、図5<c>に示したように、ロックバー14の下部に有する前後の切欠17a、17bのいずれか一方の下方にストッパー15が位置するため、ロックバー14は自重により下方に回動し、たとえば、切欠17aにストッパー15が嵌り込む。この状態がロック機構の作動時であり、踏み台兼収納庫1は、引き出し位置にロックされ、ロック状態に保持される。ロック状態では、図1に示したように、キャスター7が床面10上に位置していても前後左右に移動することはなく、不動状態となる。したがって、踏み板11を閉じ、その上に乗って踏み台兼収納庫1を踏み台として使用することができる。
このように、踏み台兼収納庫1は、ロックバー14およびストッパー15から構成される簡易なロック機構を採用しており、簡易なロック機構であっても、踏み台兼収納庫1を引き出し位置において確実にロックし、ロック状態に保持することができ、踏み台として使用するときの踏み台兼収納庫1のロック状態の保持を容易に実現することができる。また、ロックのために人手による操作は要しない。ロック機構は自動的に作動する。
踏み台として使用後、踏み台兼収納庫1をキャビネット8の収納部12に納める際には、図2に示したように、連結バー22を上方に持ち上げ、図5<d>に示したように、ロックバー14を上方に回動させ、切欠17aからストッパー15を抜き外す。ロックが解除される。踏み台兼収納庫1は、本体2の前面部を後方に押し込むことにより後方へ移動し、キャビネット8の収納部12に納めることができる。このように、本体2の左右両側板5に配設された2つのロックバー14は、連結バー22によって連結されているので、2つのロックバー14を個別にではなく、同時に連動させてロック解除することができ、ロック解除が容易であり、連結バー22の操作は片手でも可能である。本体2の左右両側板5とキャビネット8の左右両側板24とが接近しているような場合では、特に連結バー22によるロック解除は有効であり、ロック解除のために手を挟み込むなどの危険性はなく、子供やお年寄りなどに操作容易となる。
また、踏み台兼収納庫1が採用しているロック機構におけるロックバー14は、上記の通り、下部の前後方向に2つの切欠17a、17bを有している。このため、図6に示したように、踏み台兼収納庫1が、まっすぐではなく、やや左側に斜めに引き出されるようなことがあっても(踏み台兼収納庫1は、スライドバーなどのガイド手段を備えていないので、このような引き出し状態が起こる場合もりうる)、いずれの切欠17a、17bもストッパー15の嵌合が可能とされているので、2つのロックバー14においていずれかの切欠17a、17bにストッパー15が嵌り込むことができるため(図6に示した状態では、右側のロックバー14は前方の切欠17aにストッパー15が嵌り込み、左側のロックバー14では後方の切欠17bにストッパー15が嵌り込んでいる)、キャビネット8に対し斜めに傾いて引き出された状態でも踏み台兼収納庫1のロックは可能であり、ロック状態に保持される。踏み台として安定な使用が可能である。ロックバー14において切欠は切欠17a、17bの2つに限られず、本体2の大きさなどに応じて適宜増やすことができる。また、踏み台兼収納庫1が、やや右側に斜めに引き出されるときも、同様にロックされ、ロック状態に保持される。
さらに、図1および図2に示した踏み台兼収納庫1には、図7<a><b>にも示したように、本体2の後端部のロックバー14と重ならない位置に外側方に突出するリブ25が設けられている。リブ25は、本体2の左右いずれか一方または両方の側板5の後端部において外方に突出して配設されている。キャビネット8の収納部12には、踏み台兼収納庫1の引き出し位置に対応して本体2の側部に対向する内側部にリブ25の上面に接触可能な跳ね上がり防止部材26が配設されている。跳ね上がり防止部材26は、キャビネット8の側板24の内側面に内方に突出するように配設されている。図7<a>に示した跳ね上がり防止部材26は断面L字形形状を有し、図7<b>に示した跳ね上がり防止部材26は断面コ字形形状を有している。
このようなリブ25および跳ね上がり防止部材26の配設によって、図1に示したような踏み台兼収納庫1の引き出し位置において踏み板11の前端部に荷重がかかったとき、本体2の後端部は上方に跳ね上がりそうになるが、リブ25の上面が、跳ね上がり防止部材26の上片27の下面に接触するため、跳ね上がり防止部材26が、リブ25を下方に押し戻し、本体2の後端部の跳ね上がりを防止することができる。したがって、踏み台兼収納庫1は、踏み台としてさらに安定なものとなっている。
本発明の踏み台兼収納庫の一実施形態をキャビネットとともに示した側面図である。 図1に示した踏み台兼収納庫の正面図である。 <a><b><c>は、それぞれ、ロックバーを拡大して示した正面図、平面図、<a>図中のA−A断面図である。 ストッパーおよびその周辺を拡大して示した要部斜視図である。 <a><b><c><d>は、それぞれ、ロックバーとストッパーとから構成されるロック機構の作動およびロック解除操作を示した要部行程側面図である。 図1に示した踏み台兼収納庫の引き出し状態を例示した平面図である。 <a><b>は、それぞれ、図1に示した踏み台兼収納庫の後端部をキャビネットとともに拡大して示した要部断面図である。
符号の説明
1 踏み台兼収納庫
2 本体
7 キャスター
8 キャビネット
11 踏み板
12 収納部
14 ロックバー
15 ストッパー
17a、17b 切欠
25 リブ
26 跳ね上がり防止部材

Claims (3)

  1. 物品の収納空間を有する箱形形状の本体の下部に本体から下方に突出するキャスターが設けられ、キャビネットの収納部からの引き出しと収納とが可能とされるとともに、本体上端部に踏み板が開閉自在に設けられた踏み台兼収納庫であって、下部に切欠を有するロックバーが、前記本体の後端部の左右両側のそれぞれの外側方に上下に回動自在に配設され、2つのロックバーは連結され、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の左右両側のそれぞれの内側部に前記切欠に嵌合可能なストッパーが内方に突設され、踏み台兼収納庫を引き出したときにロックバーが下方に回動し、切欠にストッパーが嵌り込み、踏み台兼収納庫がロックされた状態に保持されることを特徴とする踏み台兼収納庫。
  2. 前記ロックバーは下部の前後方向に複数の切欠を有し、いずれの切欠もストッパーの嵌合が可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の踏み台兼収納庫。
  3. 本体後端部のロックバーと重ならない位置に外側方に突出するリブが設けられ、踏み台兼収納庫の引き出し位置に対応して本体側部に対向するキャビネットの収納部の内側部にリブの上面に接触可能な跳ね上がり防止部材が配設され、踏み板の前端部に荷重がかかり、本体後端部が上方に跳ね上がりそうになったときに、リブの上面が跳ね上がり防止部材に接触し、跳ね上がり防止部材がリブを下方に押し戻し、本体後端部の跳ね上がりを防止することを特徴とする請求項1または2に記載の踏み台兼収納庫。
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