JP4456056B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、子機を有する電話装置に関する。
最近、複数の子機を増設することができる電話機が提供されており、電話機を購入した後で子機を買い足して増設する使用者が増えている。子機を増設する場合、親機および子機に対して、増設処理を行う必要がある。増設処理は、後で買い足した子機に、親機を識別するための識別符号(以下ID(Identification)という)を登録するとともに、親機にも子機が増えたことを登録する処理である。
具体的には、電話機の親機および子機は、増設モードつまり子機の増設を行うための専用の動作モードを有しており、親機に子機を増設するためには、親機および子機に対して特定の操作を行うことによって、親機および子機両方を増設モードにする必要がある。増設モードにした後、何番目の子機として増設するかを指示するために、子機を識別するための子機番号を親機に入力すると、親機は、子機に対して親機が記憶しているID、入力された子機番号、および増設を指示する信号を設定用のチャネルを用いて無線で子機に送信する。子機は、それらの信号を受信し、受信した信号が示すIDおよび子機番号を記憶手段に書き込む。
子機は、増設を指示する信号を受信したことを知らせる信号を、設定用のチャネルを用いて親機に送信する。親機は、この信号を受信すると増設が正しく行われた判断し、子機が増えたことを記憶手段に書き込む。このようにしてIDおよび子機番号を記憶した子機は、以後その親機と無線接続することができる。
さらに増設した子機に故障が発生するなどして、子機を使わなくなった場合、親機に記憶されている子機の情報を取り消す必要がある。子機の情報を取り消すためには、親機および子機を取り消しモードにし、使用しなくなった子機の情報を消すための操作を行う必要がある。
第1の従来の技術として、親機と無線端末装置とから構成される無線電話システムがある。この無線電話システムは、発着呼動作の開始に際して、無線電話システムを識別するための識別情報を、制御チャネルで送受信し、識別情報が一致すると通話チャンネルの接続制御に移行する。この識別情報の設定は、次のように行われる。親機は、親機に設定されている識別情報を、親機に入力された照合用情報とともに、無線端末装置に送出する。無線端末装置は、受信した照合用情報が無線端末装置に入力された照合用情報に一致すると、受信した識別情報を無線端末装置の書き換え可能なメモリに設定する。この場合、親機の読出し専用メモリに予め識別情報を設定しておけば、照合用情報を入力するだけで、無線端末装置の書き換え可能なメモリに識別情報が設定されるので、人手による識別情報の子機への設定は不要である(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術として、親機がサービスセンターと通話しながら子機の増設を行うことができるコードレス電話機がある。このコードレス電話機は、親機が電話回線を捕捉した状態もしくは電話回線を介して通話中の状態で、親機の記憶手段および子機の記憶手段に、子機を特定するための子機情報を設定する。使用者は、サービスセンターに電話をかけ、係員の説明を聞きながら子機の増設を行うことができるので、操作に不慣れな使用者でも子機増設を容易に行うことができる(たとえば特許文献2参照)。
第3の従来の技術として、複数の制御チャネルを用いる電話装置がある。この電話装置では、親機が子機を登録するために登録コマンドを子機に送信しても、子機から登録コマンドに対する応答コマンドがない場合、親機は、登録コマンドを送信する制御チャネルを切換えて、登録コマンドを再度送信する。最初登録コマンドを送信する制御チャネルが子機側と異なっていても、親機は制御チャネルを切換えて登録コマンドを送信するので、ユーザは制御チャネルがいずれに設定されているかを認識する必要がなく、人手によって制御チャネルを切換える必要がない(たとえば特許文献3参照)。
特開平1−218223号公報 特開平8−223282号公報 特開2004−120208号公報
子機を増設あるいは取り消しするためには、人手による特別の操作が必要である。特に間違って増設あるいは取り消しが行われないように設けられている増設モードあるいは取り消しモードを設定するための操作は、複雑な操作が要求されることが多く、増設あるいは取り消しのための操作を間違える使用者が多い。
さらに増設を行なう際には親機および子機間の通信で電波を使用するので、親機もしくは子機の電波制御部の故障のため、増設を行うために用いた電波の周波数が他の電話機で使用中であるため、またはノイズなどで電波状態が不安定であるために増設に失敗することがある。このように、操作ミス、電話機の故障、他の電話機との電話の競合、または電波状態など様々な要因で増設処理を失敗することがある。
第1の従来の技術は、親機の読出し専用メモリに予め識別情報を設定しておくことによって、無線端末装置の書き換え可能なメモリに識別情報が自動的に設定されるので、識別情報の設定については操作ミスをなくすことはできるが、他の要因で増設処理を失敗する可能性がある。第3の従来の技術は、登録コマンドを送信する制御チャネルを切換えることによって、制御チャネルの不一致の解消のための人手による操作を不要にしたものであるが、他の要因で増設処理を失敗する可能性がある。これらの従来の技術では、増設処理を失敗した場合、マニュアルに記載されている操作ガイドあるいは電話機の親機などの表示画面に表示される操作ガイドを見ながら、増設処理をやり直すことになる。しかしながら、マニュアルに記載されている操作ガイドあるいは電話機の親機などの表示画面に表示される操作ガイドでは、目的の操作がどこに記載されているかを見つけるのに手間取り、直ちに増設処理のやり直しを行えないことがあるという問題がある。
第2の従来の技術は、増設処理に失敗しても、サービスセンターの係員の説明を聞きながら増設処理を行うことができるので、操作ガイドの中から目的の操作を探す必要はなくなる。しかしながら、サービスセンターの係員の説明を受けるために、サービスセンターに電話をかけても、電話が込んでいるために、電話がつながらず、直ちに増設処理のやり直しを行えないことがあるという問題がある。
本発明の目的は、子機の増設に失敗したとき、直ちに適切な手順および操作で増設の再試行を行うことができる電話装置を提供することである。
本発明は、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含む親機と、
親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、親機では、記憶手段によって、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報が記憶され、表示手段によって、操作ガイド情報が表示され、子機は、無線通信によって親機に接続される。そして親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させる。
このように、親機は、増設コマンドが成功しないと記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示するので、使用者は、子機の増設に失敗したとき、直ちに適切な手順および操作で増設の再試行を行うことができる。
また本発明は、前記親機は、増設コマンドに対する成功を示す応答が予め定める回数なかったとき、前記記憶手段に記憶された操作ガイド情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明に従えば、親機は、増設コマンドが予め定める回数成功しないとき、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示するので、使用者が子機の増設に何度か失敗したときに初めて、操作ガイドを表示する。
また本発明は、前記記憶手段は、増設コマンドに対する成功を示す応答がない要因を解決するための操作方法および、その要因を解決した後の増設のための操作方法を表す要因別操作ガイド情報を記憶し、
前記親機は、増設コマンドに対して成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された要因別操作ガイド情報のうち、増設コマンドに対して成功を示す応答がなかった要因に対応する要因別操作ガイド情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明に従えば、親機は、増設コマンドが成功しないと、記憶手段に記憶された要因別操作ガイド情報のうち、増設コマンドが成功しなかった要因に対応する要因別操作ガイドを表示手段に表示するので、増設コマンドが成功しなかった要因に対応した手順および操作で増設することができる。
また本発明は、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含む親機と、
親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、親機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、親機では、記憶手段によって、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報が記憶され、表示手段によって、操作ガイド情報が表示され、子機は、無線通信によって親機に接続される。そして子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、親機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させる。
このように、増設コマンドを子機から親機に送信するので、子機主導で増設を行うことができる。
また本発明は、親機と、
子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含み、親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、子機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、子機では、記憶手段によって、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報が記憶され、表示手段によって、操作ガイド情報が表示され、無線通信によって親機に接続される。そして親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、子機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させる。
このように、親機が操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子機の表示手段に表示させるので、使用者の手元で操作ガイドを見ることができる。
また本発明は、親機と、
子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含み、親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、子機では、記憶手段によって、子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報が記憶され、表示手段によって、操作ガイド情報が表示され、無線通信によって親機に接続される。そして子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させる。
このように、子機が操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子機の表示手段に表示するので、子機主導で増設を行い、使用者の手元で操作ガイドを見ることができる。
本発明によれば、使用者は、子機の増設に失敗したとき、直ちに適切な手順および操作で増設の再試行を行うことができるので、不慣れな使用者でも容易に子機増設を行うことができる。
また本発明によれば、使用者が子機の増設に何度か失敗したときに初めて、操作ガイドを表示するので、何度も同じ間違いをする使用者に対してのみ、増設の再試行を行うための適切な手順および操作を表示することができる。
また本発明によれば、増設コマンドが成功しなかった要因に対応した手順および操作で増設することができるので、使用者は、同じ間違いをすることがなく確実に子機を増設することができる。
また本発明によれば、子機主導で増設を行うことができるので、使用者は、子機側の準備ができたときに増設を開始することができる。
また本発明によれば、使用者の手元で操作ガイドを見ることができるので、使用者の操作性を向上することができる。
また本発明によれば、子機主導で増設を行い、使用者の手元で操作ガイドを見ることができるので、使用者は、子機側の準備ができたときに増設を開始することができ、使用者の操作性を向上することができる
図1は、本発明の実施の第1の形態であるコードレス電話機1のブロック図である。電話装置は、たとえば親機および子機で構成されるコードレス電話機あるいはファクシミリ装置などの電話装置であり、以下コードレス電話機1を例に説明する。コードレス電話機1は、親機10および子機30を含む。親機10は、子機30を複数接続することができ、子機30を増設することができる。親機10は、回線インターフェース装置11、着信検出装置12、親スピーカ13、モデム装置14、親表示装置15、クロスポイントスイッチ部16、受話器17、親イヤピース18、親マイク19、親無線機20、親アンテナ21、フックスイッチ22、親キーマトリクス23、親不揮発性メモリ24、および親制御装置25を含む。
回線インターフェース装置11は、電話回線(以下回線と略す)に接続され、回線制御を行う。着信検出装置12は、回線インターフェース装置11の出力から着信信号を検出し、着信信号を検出するとその旨を親制御装置25に知らせる。親スピーカ13は、たとえば着信時などに呼び出し音などの音を出力するためのスピーカである。モデム装置14は、回線からの信号を検出、および回線へダイヤル信号を送出する。親表示装置15は、装置の状態および内容を表示するための液晶ディスプレイなどで構成される表示装置であり、親制御装置25から指示される情報を表示する。
クロスポイントスイッチ部16は、音信号を伝送する経路を切換えるクロスポイントスイッチである。受話器17は、親イヤピース18および親マイク19を内蔵する受話器であり、親イヤピース18は、たとえば音を出力するためのイヤピースであり、親マイク19は、たとえば音を入力するためのマイクロフォンである。親無線機20は、受信機および送信機からなる無線機であり、親アンテナ21は、子機30と通信するためのアンテナであり、フックスイッチ22は、受話器17を置くためのフックスイッチである。親キーマトリクス23は、たとえばダイヤル番号などの情報を入力するための入力キー、および親機10の操作を行うための操作キーを含む入力装置である。
親不揮発性メモリ24は、親機10を識別するためのID(Identification:識別符号)を記憶する親ID記憶部24aと、増設された子機を識別するための子機番号を記憶する子機番号記憶部24bとを含む不揮発性メモリである。親制御装置25は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)、およびI/O(Input/Output)などから構成され、I/Oを介して入力される情報と、ROMおよびRAMに記憶されている情報とに基づいて、CPUが親機10の各構成要素を制御する。CPUで実行されるプログラムおよび操作ガイド情報は、たとえばROMあるいはRAMに記憶されており、CPUはこのプログラムを実行することによって、親機10の各構成要素を制御する。操作ガイド情報は、たとえば子機の増設時における操作方法などの操作ガイドを表す情報である。
子機30は、子無線機31、子イヤピース32、子マイク33、子制御装置34、子不揮発性メモリ35、子キーマトリクス36、子スピーカ37、子アンテナ38、および子表示装置39を含む。
子無線機31は、受信機および送信機からなる無線機であり、子イヤピース32は、たとえば音を出力するためのイヤピースであり、子マイク33は、たとえば音を入力するためのマイクロフォンである。子制御装置34は、図示しないCPU、ROM、RAM、およびI/Oなどから構成され、子機30のI/Oを介して入力される情報と、子機30のROMおよびRAMに記憶されている情報とに基づいて、子機30のCPUが子機30の各構成要素を制御する。子機30のCPUで実行されるプログラムは、たとえば子機30のROMあるいはRAMに記憶されており、子機30のCPUはこのプログラムを実行することによって、子機30の各構成要素を制御する。
子不揮発性メモリ35は、IDを記憶するための子ID記憶部35aと、子機番号を記憶するための親機/子機情報記憶部35bとを含む不揮発性メモリである。子キーマトリクス36は、たとえばダイヤル番号などの情報を入力するための入力キー、および子機30の操作を行うための操作キーを含む入力装置である。子スピーカ37は、たとえば呼び出し音などの音を出力するためのスピーカであり、子アンテナ38は、親機10と通信するためのアンテナであり、子表示装置39は、装置の状態および内容を表示するための液晶ディスプレイなどで構成される表示装置であり、子制御装置34から指示された情報を表示する。
図2は、図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の増設工程を示すフローチャートである。コードレス電話機1の親機10の電源が投入され動作可能状態になるとステップA1に移る。
ステップA1では、親制御装置25は、増設モードつまり増設を行うための専用の動作モードに設定されたか否かを判定する。増設モードが設定されるとステップA2に進み、増設モードに設定されていないと、ステップA1に戻り、増設モードが設定されるのを監視する。増設モードの設定には、特定の操作が必要であり、たとえば親機10であれば、親キーマトリクス23の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。子機30についても、同様に子キーマトリクス36の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。
ステップA2では、増設処理を行う。増設処理は、親ID記憶部24aに記憶されているIDおよび親キーマトリクス23から入力された子機番号を、増設のための増設コマンドを用いて子不揮発性メモリ35に設定する処理であり、詳細は、図3を用いて説明する。
ステップA3では、親制御装置25は、増設処理が成功したか否かを増設コマンドが成功したか否かによって判定する。増設処理が成功したとき、終了し、増設処理が成功しないとき、ステップA4に進む。ステップA4では、親制御装置25は、増設の為の操作ガイドを親表示装置15に表示し、ステップA2に戻る。
増設の為の操作ガイドは、親制御装置25に含まれるROMあるいはRAMに記憶されている操作ガイド情報が示す操作ガイドであり、たとえば子機の増設時における操作方法を表す。親表示装置15に表示される増設の為の操作ガイドは、複数の表示画面から構成され、表示画面を順次表示する。コードレス電話機1の使用者は、表示画面毎に指示される手順に従った操作を行う。親表示装置15に表示される増設の為の操作ガイドは、図4で詳述する。
図3は、図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の増設コマンド工程を示すフローチャートである。増設コマンド工程は、図2に示したステップA2の増設処理を行う工程であり、親機10側が処理するフローチャートおよび子機30側が処理するフローチャートを対応させて表示したものである。ステップB1〜ステップB5の処理は、親機10側の処理であり、親制御装置25が実行する。親機10は、図2に示したステップA1で増設モードが設定されたと判定されたとき、ステップB1に移る。ステップC1〜ステップC6の処理は、子機30側の処理であり、子制御装置34が実行する。子機30は、増設モードを設定するための特定の操作が行われたとき、ステップC1に移る。
ステップB1では、親ID記憶部24aに記憶されているID、親キーマトリクス23から入力された子機番号、および増設を指示する信号を送信する。すなわち設定用のチャネルを用いて、増設コマンドを無線で子機に送信する。子機番号は、増設モードに設定された後、使用者が親キーマトリクス23から入力した子機番号である。ステップB2では、子機30から増設信号があるか否かを判定する。増設信号があるとステップB3に進み、増設信号がないとステップB5に進む。増設信号は、増設コマンドに対する子機30からの応答信号である。そして増設信号は、成功あるいは失敗を示す増設完了の信号であり、それぞれステップC4あるいはステップC5で送信される信号である。
ステップB3では、増設信号が成功を示しているか否かを判定する。つまり成功を示す増設完了を受信したのか失敗を示す増設完了を受信したのかを判定する。増設成功のとき、ステップB4に進み、増設成功でないときつまり増設失敗のとき、終了する。ステップB4では、子機情報つまりステップB1で送信した子機番号を、子機番号記憶部24bに書き込み、終了する。
ステップB5では、ステップB1で増設コマンドを送信してから、一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過したとき、増設成功でないとして終了し、一定時間経過していないとき、ステップB2に戻り、増設信号を監視する。一定時間は、たとえば子機側で処理する時間を勘案した時間であり、経過時間の計時は、たとえば親制御装置25のCPUを駆動するクロックを用いて計時する。
ステップC1では、増設信号つまり増設コマンドを受信したか否かを判定する。増設信号を受信したとき、ステップC2に進み、増設信号を受信していないとき、ステップC6に進む。増設信号は、ステップB1で親機10から送信された信号である。ステップC2では、受信した子機番号が、子機30側で入力された子機番号に一致するか否かを判定する。子機番号が一致するとき、ステップC3に進み、子機番号が一致しないとき、ステップC5に進む。子機30側で入力された子機番号は、たとえば子機30が増設モードに設定された後、使用者が子キーマトリクス36から入力した子機番号である。
ステップC4では、受信したIDおよび子機番号を、それぞれ子不揮発性メモリ35の子ID記憶部35aおよび親機/子機情報記憶部35bに記憶する。ステップC4では、成功を示す増設完了を送信して終了する。ステップC5では、失敗を示す増設完了を送信して終了する。ステップC6では、子機30が増設モードに設定されてから、一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過したとき、終了し、一定時間経過していないとき、ステップC1に戻り、増設信号を監視する。一定時間は、たとえば親機10側で処理する時間を勘案した時間であり、経過時間の計時は、たとえば子制御装置34のCPUを駆動するクロックを用いて計時する。
図4は、図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の操作ガイド工程を示すフローチャートである。このフローチャートでは、親表示装置15に順次表示される表示画面を示している。このフローチャートは、図2に示したフローチャートのステップA4に相当する処理を行うフローチャートであり、ステップA3の判定で、増設処理が成功しないときステップD1に移る。
ステップD1では、親制御装置25は、ステップD1に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「子機操作 子機を増設モードにしてください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、次の画面に移行するための選択肢である「次へ」が最上段に、および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が最下段に表示されている。使用者は、子機30に対して増設モードを設定するための特定の操作を行って、子機30を増設モードにした後、親キーマトリクス23によって、「次へ」を選択するか、あるいは操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。選択肢の選択は、たとえば親キーマトリクス23に含まれる入力キーを操作することによって選択される。
ステップD2では、親制御装置25は、ステップD2に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「子機操作 増設する番号を入力してください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、次の画面に移行するための選択肢である「次へ」が最上段に、および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が最下段に表示されている。使用者は、子キーマトリクス36から子機番号を入力した後、親キーマトリクス23によって、「次へ」を選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。
ステップD3では、親制御装置25は、ステップD3に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「親機操作 増設する番号を入力してください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、最上段から順に、子機番号を選択するための「1」〜「4」の子機番号および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が表示されている。使用者は、親キーマトリクス23によって、ステップD2で子機30に入力した子機番号と同じ子機番号を選択肢の中から選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。子機番号あるいは「終了」が選択されると終了する。
このように、親機10は、増設コマンドが成功しないと、親制御装置25に含まれるROMまたはRAMつまり記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段である親表示装置15に表示するので、使用者は、子機30の増設に失敗したとき、直ちに適切な手順および操作で増設の再試行を行うことができる。したがって、不慣れな使用者でも容易に子機増設を行うことができる。
図5は、本発明の実施の第2の形態であるコードレス電話機の増設工程を示すフローチャートである。第2の形態であるコードレス電話機は、図1に示したコードレス電話機1と同じ構成であり、説明は省略する。コードレス電話機1の親機10の電源が投入され動作可能状態になると、ステップE1に移る。
ステップE1では、親制御装置25は、カウンタAを「0」に初期化する。カウンタAは、たとえば親制御装置25に含まれるRAMに記憶されているカウンタである。ステップE1では、カウンタAは、電源投入直後のみ初期化され、以後電源が切断されるまで、ステップE1では、カウンタAは初期化されない。
ステップE2では、親制御装置25は、増設モードつまり増設を行うための専用の動作モードに設定されたか否かを判定する。増設モードが設定されるとステップE3に進み、増設モードに設定されていないと、ステップE2に戻り、増設モードが設定されるのを監視する。増設モードの設定には、特定の操作が必要であり、たとえば親機10であれば、親キーマトリクス23の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。子機30についても、同様に子キーマトリクス36の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。
ステップE3では、増設処理を行う。増設処理は、親ID記憶部24aに記憶されているIDおよび親キーマトリクス23から入力された子機番号を、増設のための増設コマンドを用いて不揮発性メモリ35に設定する処理であり、詳細は、図3に示した処理を行う。ステップE4では、親制御装置25は、増設処理が成功したか否かを増設コマンドが成功したか否かによって判定する。増設処理が成功したとき終了し、増設処理が成功しないとき、ステップE5に進む。
ステップE5では、親制御装置25は、カウンタAに「1」加算する。ステップE6では、親制御装置25は、カウンタAの値が所定回数たとえば回数「3」よりも大きいか否かを判定する。カウンタAの値が「3」よりも大きくないとき、終了し、カウンタAの値が「3」よりも大きいとき、ステップE7に進む。ステップE7では、親制御装置25は、カウンタAを「0」に初期化する。ステップE8では、親制御装置25は、増設の為の操作ガイドを親表示装置15に表示し、ステップE3に戻る。親表示装置15に表示される増設の為の操作ガイドは、複数の表示画面から構成され、表示画面を順次表示する。使用者は、表示画面毎に指示される手順に従った操作を行う。親表示装置15に表示される増設の為の操作ガイドは、図4に示した操作ガイドである。
このように、親機10は、増設コマンドが予め定める回数成功しないとき、親制御装置25に含まれるROMまたはRAMつまり記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段である親表示装置15に表示するので、使用者が子機30の増設に何度か失敗したときに初めて、操作ガイドを表示する。したがって、何度も同じ間違いをする使用者に対してのみ、増設の再試行を行うための適切な手順および操作を表示することができる。
図6は、本発明の実施の第3の形態であるコードレス電話機の増設工程を示すフローチャートである。第3の形態であるコードレス電話機は、図1に示したコードレス電話機1と同じ構成であり、説明は省略する。コードレス電話機1の親機10の電源が投入され動作可能状態になるとステップF1に移る。
ステップF1では、親制御装置25は、増設モードつまり増設を行うための専用の動作モードに設定されたか否かを判定する。増設モードが設定されるとステップF2に進み、増設モードに設定されていないと、ステップF1に戻り、増設モードが設定されるのを監視する。増設モードの設定には、特定の操作が必要であり、たとえば親機10であれば、親キーマトリクス23の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。子機30についても、同様に子キーマトリクス36の所定の複数のキーを同時に押すことによって、設定することができる。
ステップF2では、増設処理を行う。増設処理は、親ID記憶部24aに記憶されているIDおよび親キーマトリクス23から入力された子機番号を、増設のための増設コマンドを用いて不揮発性メモリ35に設定する処理であり、詳細は、図3に示した処理を行う。ステップF3では、親制御装置25は、増設処理が成功したか否かを増設コマンドが成功したか否かによって判定する。増設処理が成功したとき終了し、増設処理が成功しないとき、ステップF4に進む。ステップF4では、親制御装置25は、増設処理が失敗した要因つまり増設コマンドが失敗した要因を解析する。
ステップF5では、親制御装置25は、解析した失敗の要因に対応する要因説明付き増設のための操作ガイド(以下要因別操作ガイドともいう)を親表示装置15に表示し、ステップF2に戻る。要因別操作ガイドは、エラーの要因を解決するための解決方法、およびそのエラーを解決した後の子機の増設のための操作方法を表す。親表示装置15に表示される要因別操作ガイドは、複数の表示画面から構成され、表示画面を順次表示する。使用者は、表示画面毎に指示される手順に従った操作を行う。親表示装置15に表示される要因別操作ガイドは、図7で詳述する。
図7は、図6に示した第3の形態のコードレス電話機の要因別操作ガイド工程を示すフローチャートである。このフローチャートでは、親表示装置15に順次表示される表示画面を示している。このフローチャートは、図6に示したフローチャートのステップE8に相当する処理を行うフローチャートであり、ステップE7の処理が行われた後ステップG1に移る。
ステップG1では、親制御装置25は、ステップG1に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「エラー要因 子増設する番号が親機と子機で違います」という増設コマンドが失敗した要因を表すメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、次の画面に移行するための選択肢である「次へ」が最上段に、および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が最下段に表示されている。使用者は、画面下段左側に表示されたメッセージから、エラー要因が子増設する番号つまり子機番号が親機と子機で違うためであることを認識することができる。使用者は、親キーマトリクス23によって、子機30の増設を継続するために「次へ」を選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。
ステップG2では、親制御装置25は、ステップG2に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「子機操作 子機を増設モードにしてください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、次の画面に移行するための選択肢である「次へ」が最上段に、および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が最下段に表示されている。使用者は、子機30に対して増設モードを設定するための特定の操作を行って、子機30を増設モードにした後、親キーマトリクス23によって、「次へ」を選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。
ステップG3では、親制御装置25は、ステップG3に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「子機操作 増設する番号を入力してください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、次の画面に移行するための選択肢である「次へ」が最上段に、および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が最下段に表示されている。使用者は、子キーマトリクス36から子機番号を入力した後、親キーマトリクス23によって、「次へ」を選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。
ステップG4では、親制御装置25は、ステップG4に示した表示画面を親表示装置15に表示する。この表示画面には、画面上段左側に「増設モード」と表示され、増設モードであることが示されており、画面下段左側に「親機操作 増設する番号を入力してください」というメッセージが示されている。画面右側は、使用者が選択するための選択肢が表示され、最上段から順に、子機番号を選択するための「1」〜「4」の子機番号および操作ガイドを終了するための選択肢である「終了」が表示されている。使用者は、親キーマトリクス23によって、ステップG3で子機30に入力した子機番号と同じ子機番号を選択肢の中から選択するか、操作ガイドの表示を終了したいときは、「終了」を選択する。子機番号あるいは「終了」が選択されると終了する。
ステップG1では、エラー要因つまり増設処理が成功しなかった要因として、子機番号が親機と子機で違う場合を示したが、増設コマンドを送信するチャネルが親機と子機で違う場合など他の要因の場合は、その要因に応じたメッセージを表示する。
このように、親機10は、増設コマンドが成功しないと、親制御装置25に含まれるROMまたはRAMつまり記憶手段に記憶された要因別操作ガイド情報のうち、増設コマンドが成功しなかった要因に対応する要因別操作ガイドを表示手段である親表示装置15に表示するので、増設コマンドが成功しなかった要因に対応した手順および操作で増設することができる。したがって、使用者は、同じ間違いをすることがなく確実に子機を増設することができる。
上述した実施の形態では、図3に示したように増設コマンドを親機10から子機30に送信したが、増設コマンドを子機30から親機10に送信するようにしてもよい。すなわち図3に示した増設コマンド工程では、増設信号つまり増設コマンドを親機10から子機30に送信しているが、増設コマンドを子機30から親機10に送信する。
具体的には、子機30は、増設コマンドによって、子機30が増設モードに設定された後、子キーマトリクス36から入力された親機10のIDおよび子機番号を親機10に送信する。親機10は、受信したIDおよび子機番号を、それぞれ親ID記憶部24aに記憶されているID、および親機10が増設モードに設定された後、親キーマトリクス23から入力された子機番号と比較し、一致していれば、受信した子機番号を子機番号記憶部24bに登録し、増設成功を示す信号を子機30に送信する。子機30は、増設成功を示す信号を受信すると、子キーマトリクス36から入力された親機10のIDおよび子機番号を、それぞれ子ID記憶部35aおよび親機/子機情報記憶部35bに記憶する。
親機10は、受信したIDが親ID記憶部24aに記憶されているIDに一致しない、または受信した子機番号が親キーマトリクス23から入力された子機番号と一致しないと、増設失敗を示す信号を子機30に送信するとともに、操作ガイドあるいは要因別操作ガイドを親表示装置15に表示する。
このように、増設コマンドを子機30から親機10に送信するので、子機30主導で増設を行うことができる。したがって、使用者は、子機30側の準備ができたときに増設を開始することができる。
さらに上述した実施の形態では、操作ガイドを親機10の親表示装置15に表示したが、子機30の子表示装置39に表示するようにしてもよい。具体的には、操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を、予め子制御装置34に含まれるROMあるいはRAMに記憶しておく。親機10側から増設コマンドを送信する場合は、親機10は、増設処理が成功しなかったとき、操作ガイドあるいは要因別操作ガイドの表示を指示する信号を子機30に送信して、子制御装置34に含まれるROMあるいはRAMに記憶されている操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子表示装置39に表示させる。あるいは、親機10が、増設処理は成功したと判断し、増設成功を示す信号を子機30に送信しても、子機30が、増設処理は成功しなかったと判断したとき、子機30は、子制御装置34に含まれるROMあるいはRAMに記憶されている操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子表示装置39に表示する。
子機30側から増設コマンドを送信する場合は、子機30は、増設処理が成功しなかったとき、子制御装置34に含まれるROMあるいはRAMに記憶されている操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子表示装置39に表示させる。
このように、親機10側から増設コマンドを送信する場合は、親機10が操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子機30の表示手段である子表示装置39に表示させるので、使用者の手元で操作ガイドを見ることができる。したがって、使用者の操作性を向上することができる。
さらに、子機30側から増設コマンドを送信する場合は、子機30が操作ガイド情報あるいは要因別操作ガイド情報を子機30の表示手段である子表示装置39に表示するので、子機30主導で増設を行い、使用者の手元で操作ガイドを見ることができる。したがって、使用者は、子機30側の準備ができたときに増設を開始することができ、使用者の操作性を向上することができる。
本発明の実施の一形態であるコードレス電話機1のブロック図である。 図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の増設工程を示すフローチャートである。 図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の増設コマンド工程を示すフローチャートである。 図1に示した第1の形態のコードレス電話機1の操作ガイド工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態であるコードレス電話機の増設工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態であるコードレス電話機の増設工程を示すフローチャートである。 図6に示した第3の形態のコードレス電話機の要因別操作ガイド工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コードレス電話機
10 親機
11 回線インターフェース部
12 着信検出装置
13 親スピーカ
14 モデム装置
15 親表示装置
16 クロスポイントスイッチ部
17 受話器
18 親イヤピース
19 親マイク
20 親無線機
21 親アンテナ
22 フックスイッチ
23 親キーマトリクス
24 親不揮発性メモリ
25 親制御装置
30 子機
31 子無線機
32 子イヤピース
33 子マイク
34 子制御装置
35 子不揮発性メモリ
36 子キーマトリクス
37 子スピーカ
38 子アンテナ
39 子表示装置

Claims (6)

  1. 子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含む親機と、
    親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
    親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置。
  2. 前記親機は、増設コマンドに対する成功を示す応答が予め定める回数なかったとき、前記記憶手段に記憶された操作ガイド情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  3. 前記記憶手段は、増設コマンドに対する成功を示す応答がない要因を解決するための操作方法および、その要因を解決した後の増設のための操作方法を表す要因別操作ガイド情報を記憶し、
    前記親機は、増設コマンドに対して成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された要因別操作ガイド情報のうち、増設コマンドに対して成功を示す応答がなかった要因に対応する要因別操作ガイド情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。
  4. 子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含む親機と、
    親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
    子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、親機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置。
  5. 親機と、
    子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含み、親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
    親機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して子機から成功を示す応答がないと、子機によって、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置。
  6. 親機と、
    子機の増設時における操作方法を表す操作ガイド情報を記憶する記憶手段と操作ガイド情報を表示するための表示手段とを含み、親機に無線通信によって接続される子機とを含み、
    子機は、子機を増設する際、増設のための増設コマンドを送信し、送信した増設コマンドに対して親機から成功を示す応答がないと、記憶手段に記憶された操作ガイド情報を表示手段に表示させることを特徴とする電話装置。
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