JP4456001B2 - ガス及び/または液体の形の媒体を、回転する圧力流体系統に供給するための装置 - Google Patents

ガス及び/または液体の形の媒体を、回転する圧力流体系統に供給するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガス及び/または液体(ガス及び液体の少なくとも一方、以下同様)の形の媒体を、回転する圧力流体系統(pressure system;圧縮空気系統、圧力油系統その他を含む)に供給するための装置に関する。
詳しくは、固定して配置される密閉ヘッドケーシングと、密閉ヘッドケーシングの内部を延びる連通導路に接続される、該媒体のための少なくとも一つの接続開口と、密閉ヘッドケーシングの内部に配置され、圧力流体系統と連通する円筒状のローターと、連通導路の末端及びローターの末端にそれぞれ配置され、ローターに共軸に配置され、かつ互いに当接する固定子シール部及び回転子シール部とからなる装置に関する。
このような装置は、例えば、固定の機械部材から回転する機械部材へと、またはその逆へと流体を送り渡すための密閉ヘッドまたは回転導管部の形態で用いられる。技術の発展により、回転導管部に対する要求は高まる一方である。特に、工作機械のスピンドル回転数は、近年、4000〜6000回転/分から、20,000〜50,000回転/分に増大した。また、流体媒体の圧力も増大する一方である。最小限の量の潤滑油の使用、及び新たな用途により、例えば、グラファイト切削の際に圧縮空気を用いて切削かすを吹き飛ばすべく該媒体を工具に供給するといったことにより、特には回転導管部の密閉について極度の要求がなされる。
回転導管部の寿命に対する増大する要求にとって特に決定的なものは、軸受け中、またはスピンドル中にまで達するリーク流れ、及び、シールの過負荷であることが知られた。シール部の過負荷は、例えば、エラーにより、流体媒体が排出されずに加圧されることで起こる。
さらには、不適切であって、しばしばそれ以上には理解できないところの、従来の回転導管部の寿命を大きく減少させる動作条件がある。
シールの負荷について精細に調べた結果、以下の要因が、大きな影響を及ぼすことが知られた。
・流体媒体の圧力、及び、これによるシール面への圧力
・流体媒体の種類、及び、該流体媒体の潤滑作用
・回転数及び径、及び摩擦の速度
・通過する流れの速度、及び、流体媒体の種類、及びこれによる冷却作用
これら全ての要因が、直接、シールの温度上昇に影響を及ぼす。温度が低いと、負荷が小さくなり、温度が高いとシールの負荷が大きくなる。シール部の負荷の調整にとって決定的であるのは温度であることが知られた。制御工学の言葉で言うならば、温度が主たる変数である。
ドイツ特許公開DE4203954C1によると、ローターが固定子に対して、手動で、または熱的に作動するバイメタルの作用により、温度依存的に軸方向に位置をシフトさせる回転導管部が既に知られている。しかし、このような解決方式であると、制御システムによる依存性と、圧力及びシフト力の制御挙動による依存性が大きい。また、全てのシールの締め付けが、それぞれの負荷とは無関係に、同程度に変化してしまう。
ドイツ特許公開DE4203954C 米国特許US4355827 ヨーロッパ特許公開EP0547729A
本発明の根底をなす課題は、回転導管部の形式についての導入部で説明したような種類の装置について、種々の応用例において長い寿命が得られ、また、これについての本来的な確実性を付与することができるものを提供することである。したがって、駆動状態、媒体及び外部条件に依存せずに、長寿命を確実に得られるものを提供することである。また、このために、可能な限りリーク流れを小さくした際に、シール及び軸受けの負荷を小さくすることが重要である。
本発明によると、上記課題は、固定子シール部及び回転子シール部の領域に、熱的な影響を受けて伸縮作動する伸縮スペーサー部材が配置され、この伸縮スペーサー部材が、固定子シール部及び回転子シール部の相互の位置・姿勢についての温度依存的な変化、及び/または、固定子シール部と回転子シール部との間の応力を決定することにより解決される。
本発明により得られる基本的な利点は、制御・調整のための時間が非常に短くなることである。一方では、長さのシフトについての非常に微妙な制御・調整が達成される。他方では、長さのシフトにより生じる大きな応力が、制御・調整挙動に対する広範な影響を与え、しかも、媒体の圧力に依存しない。これによる有利な点は、熱的に決定される長さ変化のプロセスが、ほぼ無制限で疲労挙動のない再現性を有することである。
本発明の好ましい実施形態によると、伸縮スペーサー部材は、合目的には、筒状部材からなり、圧力流体系統の側の端部が密閉ヘッドケーシングに固定され、固定子シール部の側の端部が、固定子シール部と同軸に位置決めされたカップリングリングに当接している。伸縮スペーサー部材が、温度上昇の点で決定的な領域を完全に取り囲んでいるので、温度上昇を、迅速かつ定量的に制御変数へと変換することができ、これにより、シールの負荷を軽減することができる。
このような配置構成にて感度をさらに高めるためには、伸縮スペーサー部材が、少なくともその内周面に、赤外線吸収性のコーティング層を備える。
遊びのない配列構成を確実に得るためには、さらに、カップリングリングが伸縮スペーサー部材にバネの力を受けて当接する。
さらに他の本発明の好ましい実施形態によると、カップリングリングが、固定子シール部を保持する、軸方向に可動のシール保持具を取り囲んでいる。そして、このシール保持具が、固定子バネの力を受けて、固定子シール部を、軸方向に固定された回転子シール部に押し付けている。また、シール保持具が、カップリングリングに向かって放射方向に突き出すリング状膨出部を備えるのが好都合である。
本発明についての重要で好ましい改良実施形態として、次のものが知られた。カップリングリングが熱膨張係数の小さい材料からなり、シール保持具が、カップリングリングよりも熱膨張係数の大きい材料からなる。ここで、通常の作動温度、すなわち典型的な作動状態での温度では、カップリングリングとシーリングリングとの間に、狭小な、リング状に延びる間隙が存在する。このようであると、固定子シール部は、通常の作動温度にて、固定子バネの作用を受けて回転子シール部に当接している。このような係合状態において、まず、カップリングリングとシール保持具との間で、制御・調整作動に所要の温度上昇が生じる。すると、これにより伸縮スペーサー部材は、カップリングリング及びシール保持具を通じて、固定子シール部に対して、シール面の負荷を軽減または解除するものの、間隙を生じさせないようにする作用を行うことができる。該間隙は微細な粒子の進入に関連し、このような進入により生じる摩耗は望ましくない。
熱の伝達の理由から、シール保持具のリング状膨出部は、固定子シール部の側の端部が、テーパー状にすぼまるならば好ましい。
制御・調整機構に対する不所望の干渉を除くためには、すなわち、流体媒体の圧力によって発生し該圧力に依存して回転子シール部及び固定子シール部に軸方向に作用する力の影響を除くためには、次のようであるなら好ましい。シール保持具における密閉ヘッドケーシング中に組み付けられた部分の外径が、ローターを受け入れるローター孔の径に見合ったものである。また、回転子シール部の孔の直径が、固定子シール部の孔の直径に等しい。これにより、軸方向に作用する力が互いに打ち消される。
固定子シール部が制御・調整によって条件付けられつつ復帰する際に、回転子シール部が追随しないように、回転子シール部は、フランジにより軸方向に固定されており、バネ部材の作用により、該固定箇所に位置決めされている。
このようなことから、次のようであるならば好ましいことが知られた。最初のころがり軸受け(玉軸受け及びころ軸受けを含む)の前方、及び、最後のころがり軸受けの後方には、密閉間隙とリング状の導路とが配置され、該リング状導路には、圧縮空気またはその他のシール用媒体が導かれ、また、該リング状導路は、リーク用接続口に少なくとも部分的に導通しているならば好ましいことが知られた。
本発明のさらなる好ましい実施形態によると、伸縮スペーサー部材と可動に配置されたシール保持具との間に、長さについて、回転してシフト可能で、熱により作動するカップリングが配置される。
好ましくは、カップリングが、相互の位置・姿勢をシフト可能な2つのカップリング用部材からなり、これらのうちの少なくとも一方が、周方向に延びるコッター面を有するコッター部材として形成されている。また、スパイラル状(渦巻状またはらせん状)のバイメタル部材の両端が、2つのカップリング用部材にそれぞれ接続され、これらカップリング用部材は、該バイメタル部材の作用を受けて、回転方向に位置・姿勢のシフトを行う。
非作動の室温の状態では、2つのカップリング用部材は、軸方向高さ寸法がなるべく小さくなるように位置決めされている。一方の(第1の)カップリング用部材が伸縮スペーサー部材に当接して回転可能であり、第2のカップリング用部材は第1のカップリング用部材に接触している。バイメタル部材は、第2のカップリング用部材に接続しており、該第2のカップリング用部材を、次のような位置・姿勢となるまで回転させる。すなわち、カップリングの長さ寸法が最小となり、第2のカップリング用部材が、軸方向に可動のシール部、または、これに対応するシール保持具とは接触しない位置・姿勢をとるまで回転させる。
例えば摩擦熱により、摺動リング密閉間隙に直接に配置されたバイメタル部材が加熱されると、第2のカップリング用部材は、軸方向に可動のシール、及び、これに対応するシール保持具と接触するまで、コッター面に沿って回転する。自動停止が生じる領域ではコッター面の傾斜角度が小さいので、軸方向に大きな荷重を受けても、さらなる位置・姿勢のずれが生じることはない。熱伸縮スペーサー部材の長さ寸法の変化は、直接に、シール部の位置・姿勢及びシール部における応力の低減に影響を与える。
本発明のさらに他の実施形態によると、第2のカップリング用部材とシール保持具との間に負荷解除リングが配置されている。
カップリングリングが熱膨張係数の小さい材料からなり、負荷解除リングが熱膨張係数の、より大きい材料からなっており、通常の作動温度では、カップリングリングと負荷解除リングとの間にリング状の間隙が存在するならば好ましい。
また、負荷解除リングは、特定の形状に設けられたリングフランジのところが、バネの作用を受けて、常時、シール保持具に当接しており、金属接触及び熱放射により、シール保持具の温度レベルが、負荷解除リングに伝えられるならば好都合である。
負荷解除リングは、シール保持具に常時軽く押し付けられる。加熱の結果、負荷解除リングとカップリングリングとの間の狭小な間隙が消滅し、これにより摩擦による接続が生じるとともに、これに加えて、伸縮スペーサー部材の長さの変化が生じたならば、初めて、固定子及び回転子シール部の間の負荷についての温度依存的な制御・調整が行われる。この実施形態は、カップリングないし連動のための作用面と負荷解除のための作用面とが分離しているという点で、前述のものとは異なっている。前述の実施形態では、カップリングと負荷解除とが、隣接する作用面で行われる。
本変形実施形態では、カップリングリングと負荷解除リングとの連結が想定されており、シール保持具と、負荷解除リングのリング状膨出部との間で負荷を除去する作用が行われる。これは、シール保持具の可動性を向上し、シールの駆動性を向上する。
以下に、図面に描かれた本発明の実施例について詳細に説明する。
図面に描かれた装置は、ガス及び/または液体の形の媒体を、回転する圧力流体系統に供給するためのものである。この圧力流体系統は、基本的に、定置される密閉ヘッドケーシング1からなり、密閉ヘッドケーシング1は、該媒体のための接続開口2を有する。この接続開口2には、密閉ヘッドケーシング1の内部を延びる連通導路2.1が接続する。圧力流体系統は、さらに、円筒状のローター3を備える。ローター3は、連通導路2.1と同様に密閉ヘッドケーシング1の内部に配置されて、圧力流体系統に接続されており、2つのころがり軸受け4を介して、定置される密閉ヘッドケーシング1に、組み付けられている。
連通導路2.1の端には、固定子シール部5が配置されており、ローター3の端には、回転子シール部6が備えられている。固定子シール部5及び回転子シール部6は、ローター3に対して共軸に組み付けられており、互いに先端面同士が当接する。これら先端面は、実施例におけるように平坦な面として設けることもでき、また、テーパー面または類似の適当な形状とすることができる。
固定子及び回転子シール部5,6の領域には、熱により位置・姿勢をシフト可能な熱膨張スペーサー7が配置されている。この熱膨張スペーサー7は、固定子及び回転子シール部5,6の軸方向の相互の位置を温度依存的に直接シフトさせる。このことから、このようなシフトは、シール5,6の領域での温度上昇に引き続いて起こる。このようなシフトによって磨耗の増大が防止されるのであり、相互の間隔を最小限だけ増大させることにより、磨耗は、固定子及び回転子シール部5,6を分離させることなく、軽減される。このような軽減は、マイクロメーターの分野で、実際に行われている。
熱膨張スペーサー7は、筒状の部材からなり、この筒状部材は、圧力流体系統の側の端部にて密閉ヘッドケーシング1に固定されている。密閉ヘッドケーシング1における固定子シール部5の側の端部とともに、熱膨張スペーサー7は、固定子シール部5に接続するカップリングリング8に当接している。このような接続様式であると、熱的に決定付けられた長さ変化と、これによる、シール5,6の位置・姿勢のシフトを行うにあたり、熱膨張スペーサー7の全長を、最大限、動員することができる。
熱膨張スペーサー7は、少なくともその内周面に、赤外線を吸収するための表面コーティングを、さらに備えることができる。この表面コーティングによって、より迅速な熱の吸収と、これによる、より迅速な調整機構とを達成することができる。
カップリングリング8は、バネ9の作用の下で、熱膨張スペーサー7に、遊びなしに当接する。また、カップリングリング8には、軸方向にシフト可能に組み付けられたシール保持具10が接続している。シール保持具10は、先端側にてその内部に、固定子シール部5を受け入れており、固定子バネ11の応力の下で、該固定子シール部5は、軸方向に固定された回転子シール部6に押し付けられている。
シール保持具10は、さらに、カップリングリング8へと突き出すリング状膨出部10.1を備える。カップリングリング8及びシール保持具のリング状膨出部10.1は、詳細には、標準的な作動温度において、これらの間にリング状に延びる間隙が介在するように形成されている。
カップリングリング8は熱膨張係数が小さい材料からなり、シール保持具10は、これよりも熱膨張係数の大きい材料からなる。そのため、加熱が行われると、好ましくはシール保持具10が、特には半径方向へと膨張する。これにより、リング状間隙は、シール保持具10と、カップリングリング8との間に、摩擦による接続が生じるところにまで小さくなる。この時点から、シール保持具10は、カップリングリング8を通じて、長さの増大した熱膨張スペーサー7に連動することとなる。そのため、固定子シール部5は、回転子シール部6から解かれる。しかしながら、この際、圧力流体系統は、2つのシール5,6の間に間隙が生じないように調整されている。これにより、シール5,6の間の摩耗を促進する粒子が、固定子シール部5と回転子シール部6との間に入り込むことが、確実に防止されている。
結果として、温度が再び引き下げられるので、熱膨張スペーサー7の長さが減少するとともに、シール保持具10とカップリングリング8との間の摩擦による接続も解消する。再度温度が上昇すると、既に述べた具合に、通常の機構が再び決定的な役割を果たすこととなる。
さらには、熱媒体によって引き起こされる液圧(水圧または油圧)力がシール5,6に作用するのを排除するために、シール保持具10における密閉ヘッドケーシング1中に組み付けられた部分の外径が、ローター3を受け入れるローター孔の直径に対応する。また、固定子シール部5及び回転子シール部6の孔の直径が、同一である。これにより、例えば圧力が変動した際、本来の通常の機構を阻害する余分な力が影響を及ぼすのを排除する。
最後に、第1の軸受け4の前方、及び、第2の軸受け4の後方に、密閉間隙12及びリング状導路が形成されており、これらには、シール媒体、例えば圧縮空気が導入されている。また、これらは、少なくとも部分的に、リーク経路と導通している。
図3には、本発明の他の実施例が描かれている。熱膨張スペーサーと、可動に組み付けられたシール保持具10との間には、熱的に作動可能なカップリングが配置されており、このカップリングは、回転により長さを調節可能である。このカップリングは、回転により互いの位置・姿勢をシフト可能な2つのカップリング用リング部材16,17からなる。これらのうちの一方は、周方向に延びるコッター面17.1(周方向に傾斜する傾斜面)を有するコッター状リング部材として設けられている。第2のカップリング用リング部材17は、軸方向に突き出す不図示のカム部を有しており、このカム部がコッター面17.1と当接するようになっている。カップリング用リング部材16,17は、スパイラル状のバイメタル部材18によって回転方向に位置・姿勢をシフトする。バイメタル部材18は、各端部がそれぞれカップリング用リング部材16,17に接続されている。
カップリング用リング部材16,17は、非作動の状態すなわち室温の状態にて、可能な限り小さい、軸方向の高さ寸法をとるように調整されている。一方のカップリング用リング部材17は、熱膨張スペーサー7に支持されており、回転可能である。バイメタル部材18は、室温にて、第2のカップリング用リング部材17を、次のような位置・姿勢にて保持する。カップリング全体の長さが最小となり、軸方向に可動のシール、または、これに対応するシール保持具10とは接触しないような位置・姿勢にて保持する。
摺動シール用間隙に配置されたバイメタル部材18の箇所での温度が直接上昇したならば、例えば、摩擦熱により上昇したならば、カップリング用リング部材17は、コッター面に沿って、軸方向に可動のシール部、または、これに対応するシール保持具10に接触するまで回転する。コッター面の傾斜角は、自動的な停止作用が行われる領域にて小さいため、さらなる回転方向への位置・姿勢のシフトは、軸方向の荷重が大きい場合にも生じない。
図4には、さらに他の実施例を示す。ここでは、カップリングリングとシール保持具10との間に負荷解除リング14が配置されている。
ここで、カップリングリング8は熱膨張係数の小さい材料からなり、負荷解除リング14は、熱膨張係数の大きい材料からなる。また、通常の作動温度では、カップリングリング8と負荷解除リング14との間に、狭小なリング状の間隙が存在する。
負荷解除リング14は、特定の形状に設けられたリングフランジ14.1のところが、バネ15の作用を受けて、常時、シール保持具10に当接している。金属接触及び熱放射により、シール保持具10の温度レベルは、負荷解除リング14に伝えられる。
負荷解除リング14は、常時、シール保持具10に、軽く押さえ付けられている。温度依存的な、固定子シール部と回転子シール部との間の荷重のコントロールは、負荷解除リング14とカップリングリング8との間にて、加熱の結果、狭小なリング状の間隙が消滅したときに、はじめて作動状態となる。このようにして、摩擦による接続が生じ、さらには、熱膨張スペーサー7の長さに変化が生じる。既に述べた解決方法(実施例)との相違は、カップリング及び解除のための各作用面が、分離されている点にある。これに対して、既に述べた実施例においては、カップリング及び解除が、カップリングリング8及びシール保持具10との隣接した面で行われる。
一方、本変形例においては、カップリングリング8と負荷解除リング14との連結が想定されている。解除は、シール保持具10と、負荷解除リング14のリングフランジ14.1との間で行われる。このようであると、シール保持具10の可動性を向上させることができ、これにより、シールの作動の確実性について、より好ましいものとすることができる。
本発明の装置の断面図である。 固定子が機械のスピンドルに装着された場合の図1の装置の断面図である。 他の実施例についての図1と同様の断面図について、部分的にのみ示す図である。 さらに他の実施例についての図1と同様の断面図である。
符号の説明
1 密閉ヘッドケーシング 2 接続開口 2.1 連通導路
3 ローター 4 ころがり軸受け 5 固定子シール部
6 回転子シール部 7 熱膨張スペーサー 8 カップリングリング
9 バネ 10 シール保持具 10.1 リング状膨出部
11 固定子バネ 12 密閉間隙 14 負荷解除リング
14.1 リングフランジ 15 バネ
16,17 カップリング用リング部材 18 バイメタル部材

Claims (17)

  1. ガス及び/または液体の状態の媒体を、回転する圧力流体系統へと供給するための装置であって、
    固定して配置される密閉ヘッドケーシング(1)と、
    密閉ヘッドケーシング(1)の内部を延びる連通導路(2.1)に接続される、該媒体のための少なくとも一つの接続開口(2)と、
    密閉ヘッドケーシング(1)の内部に配置され、圧力流体系統と連通する円筒状のローター(3)と、
    連通導路(2.1)の末端及びローター(3)の末端にそれぞれ配置され、ローター(3)に共軸に配置され、かつ互いに当接する固定子シール部(5)及び回転子シール部(6)とからなる装置において、
    固定子シール部(5)及び回転子シール部(6)の領域に、熱的な影響を受けて伸縮作動する伸縮スペーサー部材(7)が配置され、この伸縮スペーサー部材(7)が、固定子シール部(5)及び回転子シール部(6)の相互の位置・姿勢についての温度依存的な変化、及び/または、固定子シール部(5)と回転子シール部(6)との間の力を決定することを特徴とする装置。
  2. 伸縮スペーサー部材(7)は、筒状部材からなり、圧力流体系統の側の端部が圧力ヘッドケーシング(1)に対して固定され、固定子シール部(5)の側の端部が、温度の上昇した際に固定子シール部(5)に連結するカップリングリング(8)に当接していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 伸縮スペーサー部材(7)は、少なくともその内周面に、赤外線吸収性のコーティング層及び/または、表面積を増大させる構造を備えることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. カップリングリング(8)が、バネ力を受けて伸縮スペーサー部材に当接していることを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. カップリングリング(8)には、固定子シール部(5)を保持し軸方向可動に組み付けられたシール保持具(10)が接続していることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の装置。
  6. シール保持具(10)が、カップリングリング(8)に向かって放射方向に突き出るリング状膨出部(10.1)を備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. カップリングリング(8)が熱膨張係数の小さい材料からなり、シール保持具(10)が熱膨張係数の、より大きい材料からなっており、通常の作動温度では、カップリングリング(8)とシール保持具(10)との間にリング状の間隙が存在することを特徴とする請求項5または6に記載の装置。
  8. シール保持具(10)のリング状膨出部(10.1)は、その固定子シール部(5)の側の端部へと向かって、テーパー状にすぼまっていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の装置。
  9. シール保持具(10)における密閉ヘッドケーシング(1)中に組み付けられた部分の外径、すなわち最も広がった部分の外径が、密閉ヘッドケーシング(1)におけるローター(3)を受け入れるローター孔における、ローター(3)のフランジ部(12)を受け入れる部分の径と、同一または実質的同一であり、回転子シール部(6)と固定子シール部(5)とは孔の径が同寸法であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
  10. 最初のころがり軸受け(4)の前方、及び、最後のころがり軸受け(4)の後方には、密閉間隙(12)とリング状の導路とが配置され、該リング状導路には、圧縮空気またはその他のシール用媒体が導かれ、また、該リング状導路は、リーク用接続口に少なくとも部分的に導通していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 回転子シール部は、フランジにより軸方向に固定され、このような固定箇所へと向かうバネ部材の作用を受けて位置決めされていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  12. 伸縮スペーサー部材(7)と、これに対して可動に組み付けられたシール保持具(10)との間には、長さ方向の回りに回転して位置・姿勢をシフト可能であって、熱的に作動されるカップリングが配置されていることを特徴とする請求項5〜11のいずれかに記載の装置。
  13. カップリングが、相互の位置・姿勢をシフト可能な2つのカップリング用部材(16,17)からなり、これらのうちの少なくとも一方が、周方向に延びるコッター面(17.1)を有するコッター部材として形成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. スパイラル状のバイメタル部材(18)の両端が、2つのカップリング用部材(16,17)にそれぞれ接続され、これらカップリング用部材(16,17)は、該バイメタル部材(18)の作用を受けて、回転方向に位置・姿勢のシフトを行うことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. カップリングリング(8)とシール保持具(10)との間に、負荷解除リング(14)が配置されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  16. カップリングリング(8)が熱膨張係数の小さい材料からなり、負荷解除リング(14)が熱膨張係数の、より大きい材料からなっており、通常の作動温度では、カップリングリング(8)と負荷解除リング(14)との間にリング状の間隙が存在することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 負荷解除リング(14)は、特定の形状に設けられたリングフランジ(14.1)のところが、バネ(15)の作用を受けて、常時、シール保持具(10)に当接しており、金属接触及び熱放射により、シール保持具(10)の温度レベルが、負荷解除リング(14)に伝えられることを特徴とする請求項16に記載の装置。
JP2004556040A 2002-12-04 2003-12-04 ガス及び/または液体の形の媒体を、回転する圧力流体系統に供給するための装置 Expired - Fee Related JP4456001B2 (ja)

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