JP4455803B2 - 環境に安定な飲料 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を含む防腐剤系により防腐される、環境に安定な飲料、特に茶系飲料に関する。
【0002】
先行技術の背景
近年、インスタント飲料でのどの渇きをいやすことを望む消費者にとっては、選択が増大している。多くの消費者は、現在、よく知られたソフトドリンクから、それが炭酸化されたものであろうと炭酸化されていないものであろうと茶系飲料、及びそれらが提供することができる「天然の」リフレッシュ物質に関心を変えている。
【0003】
茶は、酵素、生化学的中間体、及び植物の生長及び光合成に通常関連する構造的要素の複雑な組み合わせを含有する。又、独特な味、渋み、芳香及び色を茶に与える多くの天然物質が存在する。それらの多くは、紅茶製造のいわゆる発酵工程中に生じる酸化反応により生成される。茶製造は、長い間、関与する化学の基本的理解のみを有する伝統的な処理方法により行なわれてきた。その結果、製造業者は、より伝統的なソフトドリンクと競争するのに必要な大量において、環境に安定な茶系飲料を製造することは単にソフトドリンクに茶で風味付けをするという問題ではないことを見出した。
【0004】
茶系飲料の風味及びその安定性は、全体として飲料の安定性に依存する。茶系飲料及び他のソフトドリンクにおいて増殖し得る酵母菌及び糸状菌を含む真菌は、熱処理により殺菌され得るか又は保存剤の使用により少なくとも制御され得る。従って、いくつかの茶系飲料は、低温殺菌され、次にガラス又は特別な熱安定性のPET容器に詰められる。この操作は、「熱間充填」として知られている。残念なことに、この操作は、環境に良くない多量の廃棄物を生じる、高価な操作であり得る。従って、一回給与単位から多回給与パックまでの範囲を有し得て、かつ注文通りの風味剤系及び保存剤系を用いて製品の安定性を維持することができる標準PET容器にそれらの茶系製品を充填することが、製造業者にとってより魅力的になっている。この操作は「冷間充填」として知られている。この操作は、茶の濃縮体又は粉末を容易に使用することができることにおいても有用である。
【0005】
残念なことに、通常の保存剤は、茶系飲料の風味に影響を与え得る。このことは、亜硫酸塩及びソルビン酸塩では特にそうである。レモンのような強力な風味剤の添加により、保存剤の味は相殺される。しかし、消費者は、他の風味剤を経験することに対して鋭敏である。さらに、ソフトドリンクに代わる、より健康的で天然の代替物として茶系製品に引きつけられる消費者のいくらかは、保存剤を、どちらかといえば避けている合成添加剤として考える場合がある。
【0006】
多くの国は、いくつかの殺真菌剤及び防腐剤を含む特定の食品添加物の、食品及び飲料における使用を禁止する法律を有している。その法律は、広範に相違し得るが、食品に対して、化学的殺真菌剤及び防腐剤、特に合成のものをより少ない数で、より少量しか含有しないという明らかな傾向がある。
【0007】
従って、合成防腐剤を少量しか含有しない、好まれる風味付けをされた、環境に安定な飲料に対する需要が存在する。
【0008】
その需要に応じて、本願発明者らは、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を含む防腐剤系により防腐される、環境に安定な茶系飲料を開発した。果物飲料及びソフトドリンクを含む非茶系飲料も同様に安定化され得る。
【0009】
発明の記載
本発明は、広範な意味において、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を含有する防腐剤系により防腐される、茶系飲料のような、環境に安定な飲料に関する。
【0010】
本飲料は、好ましくは、1乃至175ppmの桂皮酸、1乃至500ppmのジメチルジカーボネート(DMDC)及び少なくとも1つの精油を1乃至100ppm含有する。その飲料が茶系飲料である場合、その茶系飲料は好ましくは0.01乃至3%の茶固体、特に約0.14%の茶固体を含有する。
【0011】
本発明は又、茶抽出物に、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を含有する、冷間充填に適する、環境に安定な茶系飲料を製造する方法に関する。
【0012】
本発明の目的のために、「飲料」は水以外のいずれかの飲み物を意味し、ソフトドリンク、果物飲料、コーヒー系飲料及び茶系飲料を含む。
【0013】
本発明の目的のために、「精油」は、それが抽出される植物の香り又は風味を有する植物中の揮発性油を含む。精油は、植物の香り又は風味のもとである又は植物の香り又は風味に少なくとも寄与する、前記揮発油の1つ以上の成分も含む。
【0014】
本発明の目的のために、「茶」は、Camellia sinensis var. sinensis又はCamellia sinensis var. assamicaからの葉物質を意味する。「茶」は、それらの茶の2つ以上をブレンドした生成物を含むことも意図する。
【0015】
疑義を避けるために、「含む(comprising)」という用語は、含むことを意味し、必ずしも「から成る(consisting of)」又は「から構成される(composed of)」ことを意味しない。換言すれば、挙げられた工程又は選択は、限定的である必要はない。
【0016】
操作例及び比較例中を除いて又は明らかに示されている場合を除いて、本記載における、物質の量又は濃度を示す全ての数は、「約」という用語により修飾されると理解すべきである。
【0017】
発明の詳細な記載
本発明の環境に安定な飲料は、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を含有する防腐剤系により防腐される。
【0018】
桂皮酸
桂皮酸 (3―フェニル―2−プロペン酸)は、ケーキ、飲料、チューインガム及びアイスクリーム用のよく知られた風味剤である。桂皮酸は、長い間、食品に添加されている桂皮から誘導され、ほとんどの国において、有用で無毒な風味剤と考えられている。茶系飲料中に溶解された場合、桂皮酸は、甘く、弱いスパイシーな味を有する蜂蜜及び花に似た緩和な樹脂の香りを与える。風味効果は、約10ppmより高い濃度で明らかである。30ppmより高い濃度では、風味は特に強くなる。付加的な利点は、ソルビン酸及び安息香酸のような化学物質からの望ましくない防腐剤の特徴を抑制することである。存在する2つの立体異性体のうち、トランス異性体は、風味付けにおける使用では、より通常、興味を有する。
【0019】
桂皮酸は、1965年に、FEMA(Flavouring Extract Manufacturers Association)により、GRAS[すなわち、安全であると一般的に認識される(Generally Recognised as Safe)]の資格が与えられた。欧州連合では、食品及び飲料における桂皮酸の使用を禁止する又は制限する法律はないが、産業界で以前、合意された通常使用最大濃度は31ppmである。より最近では、非アルコール飲料では、174.9ppmが許可されている。
【0020】
食品業界において、多くの桂皮酸誘導体が知られており、用いられている。それらには、p−ジメチルアミノシンナメート、シンナムアルデヒド、シンナミルアセテート、シンナミルアルコール、シンナミルベンゾエート、シンナミルシンナメート、シンナミルホルメート、シンナミルイソブチレート、シンナミルイソバレレート及びシンナミルフエニルアセテートが含まれる。本発明の目的では、芳香及び味に影響を与える望ましい結果を達成するのに必要な濃度を考える必要があるが、桂皮酸を1つ以上の桂皮酸誘導体で置換でき又は桂皮酸誘導体と組み合わせて用いることができる。
【0021】
理論に縛られることを欲しないが、本願発明者らは、桂皮酸は、低pHにおいて、膜溶解性桂皮酸の濃度を増大する、膜活性化合物として作用する、すなわち、古典的な弱酸の防腐剤として機能するのではないと考える。
【0022】
本発明の飲料は、1乃至175ppm、より好ましくは1乃至60ppm、さらに特定すると1乃至30ppmの桂皮酸を含有する。
【0023】
ジメチルジカーボネート
ジメチルジカーボネートは、飲料用のよく知られた滅菌剤である。ジメチルジカーボネートは、又、ジメチルピロカーボネート又はDMDCとしても知られており、VELCORIN(商標)でBayer AGにより販売されている。DMDCは、添加すると迅速に微生物を殺すので、有用な滅菌剤である。DMDCは、水性環境において迅速に分解し、従って、消費者には危険がない。しかし、ジメチルジカーボネートは、長期の防腐作用を与えない。DMDCは、1988年、10月21日に、米国の食品医薬品局により、ビン詰めの時点でワインにおける酵母菌阻止剤としての使用が認可された。EUは、1989年に、DMDCを低温滅菌剤として認可を認めている。
【0024】
DMDCは、糸状菌汚染に対して効果がないことが知られている。
【0025】
本発明の目的では、防腐剤系は、好ましくは、1乃至500ppmのジメチルジカーボネート、より好ましくは1乃至250ppmのジメチルジカーボネートを含有すべきである。
【0026】
精油
本願発明者らは、多くの抗細菌剤を試験し、下記の化合物が本発明の防腐剤系における使用に適することを見出した。各化合物について最小阻止濃度(MIC)が記載されている。
【0027】
【表1】
Figure 0004455803
Figure 0004455803
【0028】
防腐剤系は、好ましくは少なくとも1つの精油を1乃至100ppm含有する。より好ましくは、防腐剤系は、少なくとも1つの精油を1乃至50ppm、特に1乃至32.5ppmの少なくとも1つの精油を含有する。
【0029】
先の記載した精油のいくつかは、それらを含有する茶系飲料の味への効果に関して特に好ましいことが見出された。それらは、表IIに挙げられている。各々の場合において、それぞれの最小阻止濃度(MIC)及びそれらの特定の好ましい濃度も記載されている。
【0030】
【表2】
Figure 0004455803
【0031】
茶抽出物
茶抽出物は、適する手段により得られる。好ましくは、茶葉を湯中、20分乃至5時間にわたり抽出する。その抽出物は、乾燥されて、粉末を形成するか、再構成されて酸性飲料を生成するか、又は濃縮されてシロップを生成し、それから茶系飲料が製造される。
【0032】
茶は、それ自体、ある抗菌性及び抗ウィルス性を有することが知られている。茶が酵母菌及び糸状菌の増殖を抑制し始めることを証明するためには約3%の濃度を超えなければならない。茶系飲料について典型的な、これより低い濃度において、茶は、微生物損傷に対する潜在力を増大する栄養分として作用する。従って、本飲料は、0.01乃至3%の茶固体を含有しなくてはならず、約0.14%が特に好ましい。
【0033】
他の因子
水質は、飲料の安定性を非常に低下し得る。水質は、冷間充填用の茶系飲料を製造するときに重要な因子である。そのために、生産のすべての工程において、用いられる水の酵母菌含量を最少にすることはしばしば重要である。技術が知られた方法には、塩素化/脱塩素化及び紫外線照射が含まれる。
【0034】
本発明の環境に安定な飲料は、炭酸化されていないものであるか又は炭酸化されたものであり得る。炭酸化は、それ自体、防腐効果を与えるようであり、従って、炭酸化製品の配合は、炭酸化製品でないものと同じである必要はない。
【0035】
茶系飲料は、通常、時々の茶の渋み味を抑えるために糖又はいくつかの他の甘味料を含有している。茶系飲料中で典型的に増殖し得るほとんどの微生物は、糖、窒素源、酸素、亜鉛、マグネシウム、カリウム、リン酸塩およびビタミン類で増殖する。従って、糖含量を8乃至10ブリックス度に制限することは有利であるが、しかし、その製品が茶配合物である場合は、糖を60ブリックス度まで使用することができた。
【0036】
酸素含量は、予備低温殺菌又はある熱処理又は窒素散布により最小にされ得る。茶系飲料の無機質含量は、EDTA、クエン酸塩、又は硬水軟化剤を用いて最小にされ得る。例えば、マグネシウムイオンの濃度が0.2ppmを超える場合、微生物は、茶中で増殖し得て、亜鉛は痕跡量しか必要でない。
【0037】
望ましい場合、防腐剤系は又、ビタミンCとして最も知られている、食品用のよく知られた防腐剤であるアスコルビン酸を含有することができる。
【0038】
本発明は又、冷間充填に適する、環境に安定な茶系飲料を製造する方法に関する。本方法は、茶抽出物に、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの精油を添加することを含む。
【0039】
桂皮酸は、精油、ベンゼン、エーテル、アセトン、氷酢酸及び二硫化炭素中に多量に可溶性である。しかし、桂皮酸は、茶中に容易に溶解できず、先に記載した化学物質で茶系飲料を汚染したくない。本発明の防腐剤系には、1つ以上の精油を含有するが、桂皮酸を茶溶液に添加する前に、溶解度増大工程を含むことが必要であり得る。それは、桂皮酸をキャリアー粉末(任意に砂糖に基いた)上に噴霧乾燥し、その粉末を茶に添加し、桂皮酸をその塩に変換するか、又は桂皮酸を、少量の、エタノールのような有機溶媒又はプロピレングリコール中に溶解させることにより、達成され得る。
【0040】
本発明の環境に安定な飲料は、添付の図を参照して以下の実施例に記載される。
【0041】
実施例1
インスタント茶飲料実験
図1は、茶0.14%のインスタント茶飲料(Ready to Drink tea)のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖の対照実験の結果を示す。マトリックスの30mlの管の各々が、1乃至175ppmの桂皮酸を含有する10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0042】
図2は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラールジメチルアセタール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのシトラールジメチルアセタール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0043】
図2の図1との比較は、精油成分であるシトラールジメチルアセタールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことを示す。
【0044】
図3は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるクミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのクミンアルコール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0045】
図3の図1との比較は、精油成分であるクミンアルコールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0046】
図4は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのシトラール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0047】
図4の図1との比較は、精油成分であるシトラールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0048】
図5は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖における3,7−ジメチルオクタノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが50ppmの3,7-ジメチルオクタノール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0049】
図5の図1との比較は、精油成分である3,7-ジメチルオクタノールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0050】
図6は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるミルテノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのミルテノール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0051】
図6の図1との比較は、精油成分であるミルテノールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0052】
図7は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖における酢酸ピペロニル、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmの酢酸ピペロニル及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0053】
図7の図1との比較は、精油成分である酢酸ピペロニルの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0054】
図8は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるtrans,trans−2,4−デカジエナール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが15ppmのtrans,trans−2,4−デカジエナール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0055】
図8の図1との比較は、精油成分であるtrans,trans−2,4−デカジエナールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0056】
図9は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるδ−デカノラクトン、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのδ−デカノラクトン及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0057】
図9の図1との比較は、精油成分であるδ−デカノラクトンの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0058】
図10は、茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラールジメチルアセタール、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。各々が10mlのインスタント茶飲料、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが25ppmのシトラールジメチルアセタール、35ppmのクミンアルコール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0059】
図10の図1との比較は、精油成分であるシトラールジメチルアセタール及びクミンアルコールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0060】
実施例2
合成ソフトドリンク実験
図11は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖の対照実験の結果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。マトリックスの30mlの管の各々が、1乃至175ppmの桂皮酸を含有する10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0061】
図12は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラールジメチルアセタール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのシトラールジメチルアセタール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0062】
図12の図11との比較は、精油成分であるシトラールジメチルアセタールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0063】
図13は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるクミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのクミンアルコール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0064】
図13の図11との比較は、精油成分であるクミンアルコールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0065】
図14は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのシトラール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0066】
図14の図11との比較は、精油成分であるシトラールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0067】
図15は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖における3,7-ジメチルオクタノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが50ppmの3,7-ジメチルオクタノール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0068】
図15の図11との比較は、精油成分である3,7-ジメチルオクタノールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0069】
図16は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるミルテノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのミルテノール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0070】
図16の図11との比較は、精油成分であるミルテノールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0071】
図17は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖における酢酸ピペロニル、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmの酢酸ピペロニル及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0072】
図17の図11との比較は、精油成分である酢酸ピペロニルの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0073】
図18は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるtrans,trans−2,4−デカジエナール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが15ppmのtrans,trans−2,4−デカジエナール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0074】
図18の図11との比較は、精油成分であるtrans,trans−2,4−デカジエナールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0075】
図19は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるδ−デカノラクトン、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが100ppmのδ−デカノラクトン及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0076】
図19の図11との比較は、精油成分であるδ−デカノラクトンの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0077】
図20は、茶0%の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中の酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの増殖におけるシトラールジメチルアセタール、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。合成ソフトドリンクは、グルコースを8%w/v、クエン酸を3g/l、オルト燐酸カリウムを1g/l、塩化マグネシウムを0.1g/l及び酵母菌抽出物を0.1g/l含有した。各々が10mlの合成ソフトドリンク、pH3.4を含有する、マトリックスの30mlの管のすべてが25ppmのシトラールジメチルアセタール、35ppmのクミンアルコール及び1乃至175ppmの桂皮酸を含有した。それらの管に、酵母菌、Saccaromyces cerevisiae X2180−1Bの10細胞/mlを接種した。接種の直後に、ジメチルジカーボネート、DMDCを、1乃至250ppmの範囲の濃度で添加した。次に、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0078】
図20の図11との比較は、精油成分であるシトラールジメチルアセタール及びクミンアルコールの存在下では実質的に非常に、より少ない管しか酵母菌の増殖を支持しないことが示す。
【0079】
実施例3
精油の有効な濃度
図21は、trans,trans−2,4−デカジエナールの有効な量を示す。0、15ppm又は30ppmの桂皮酸を含有する、茶0.14%のインスタント茶飲料を含有する30mlの瓶中の、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖を示す。管の列は又、trans,trans−2,4−デカジエナールを0乃至16ppmの範囲の濃度で含有した。酵母菌の10細胞/mlを接種した後、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【0080】
図21は、シトラールの有効な量を示す。0、15ppm又は30ppmの桂皮酸を含有する、茶0.14%のインスタント茶飲料を含有する30mlの瓶中の、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖を示す。管の列は又、シトラールを0乃至120ppmの範囲の濃度で含有した。酵母菌の10細胞/mlを接種した後、それらの管を25℃において14日間、インキュベーションし、生存している酵母菌を増殖させた。14日目に、x11の稀釈試料において600nmでの光学濃度により増殖を測定し、ブランク値を引いた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 茶0.14%のインスタント茶飲料(Ready to Drink tea)のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖の対照実験の結果を示す。
【図2】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラールジメチルアセタール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図3】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図4】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図5】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、3,7−ジメチルオクタノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図6】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、ミルテノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図7】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、酢酸ピペロニル、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図8】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、trans,trans−2,4−デカジエナール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図9】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、δ−デカノラクトン (δ−デカラクトン)、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図10】 茶0.14%のインスタント茶飲料のマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラールジメチルアセタール、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図11】 茶含量0の合成ソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖の対照実験の結果を示す。
【図12】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラールジメチルアセタール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図13】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図14】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図15】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、3,7−ジメチルオクタノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図16】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、ミルテノール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図17】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、酢酸ピペロニル、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図18】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、trans,trans−2,4−デカジエナール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図19】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、δ−デカノラクトン、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図20】 茶含量0のソフトドリンクのマトリックスの管中での、酵母菌、Saccharomyces cerevissiae X2180−1Bの増殖における、シトラールジメチルアセタール、クミンアルコール、桂皮酸及びDMDCの組み合わされた効果を示す。
【図21】 trans,trans−2,4−デカジエナールの有効濃度を示す。
【図22】 シトラールの有効濃度を示す。

Claims (10)

  1. 桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの化合物を含有する防腐剤系を含有する、環境に安定な飲料であって、
    前記化合物が、ベンジル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−tert−ブチルシクロヘキサノン、カルボン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトロネロール、クミンアルコール、シクロヘキサン酪酸、2−シクロヘキシルエチルアセテート、trans,trans−2,4−デカジエナール、デカナール、デカノール、ジヒドロカルベオール、3,7−ジメチル−1−オクタノール、エチルシクロヘキサンプロピオネート、ピルビン酸エチル、エチルバニリン、ジャスモン、アントラニル酸メチル、ノナン酸メチル、2−メチル−2−ペンテナール、5−メチル−2−フェニル−2−ヘキサナール、サリチル酸メチル、4−メチル−5−チアゾールエタノールアセテート、ミルテノール、ネオメントール、ノナン酸、γ−ノナンラクトン (γ−nonanoic lactone)、δ−オクタラクトン、オクタン酸 (カプリル酸)、1−オクタノール、1−フェニル−1,2−プロパンジオン、酢酸ピペロニル、安息香酸プロピル、プレゴン、ソルビンアルデヒド (2,4−ヘキサジエナール)、テルピネン−4−オール、トルアルデヒド、γ−ウンデカラクトン、ウンデカナール、1−ウンデカノール及びバニリンから成る群から選ばれる、飲料。
  2. 飲料が1乃至175ppmの桂皮酸を含有する、請求項1に記載の飲料。
  3. 飲料が1乃至60ppmの桂皮酸を含有する、請求項1又は請求項2に記載の飲料。
  4. 飲料が、1乃至500ppmのジメチルジカーボネートを含有する、請求項1乃至3のいずれか1請求項に記載の飲料。
  5. 飲料が、1乃至250ppmのジメチルジカーボネートを含有する、請求項4に記載の飲料。
  6. 前記化合物が、シトラール、シトラールジメチルアセタール、クミンアルコール (イソプロピルベンジルアルコール)、trans,trans−2,4−デカジエナール、3,7−ジメチル−1−オクタノール、ピルビン酸エチル、ミルテノール及び酢酸ピペロニルから成る群から選ばれる、請求項1乃至5のいずれか1請求項に記載の飲料。
  7. 飲料が、1つ以上の前記化合物を1乃至100ppm含有する、請求項1乃至6のいずれか1請求項に記載の飲料。
  8. 飲料が茶系飲料である、請求項1乃至7のいずれか1請求項に記載の飲料。
  9. 飲料が0.01乃至3%の茶固体を含有する、請求項8に記載の飲料。
  10. 茶抽出物に、桂皮酸、ジメチルジカーボネート及び少なくとも1つの化合物を含有する、冷間充填に適する、環境に安定な茶系飲料を製造する方法であって、
    前記化合物が、ベンジル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−tert−ブチルシクロヘキサノン、カルボン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトロネロール、クミンアルコール、シクロヘキサン酪酸、2−シクロヘキシルエチルアセテート、trans,trans−2,4−デカジエナール、デカナール、デカノール、ジヒドロカルベオール、3,7−ジメチル−1−オクタノール、エチルシクロヘキサンプロピオネート、ピルビン酸エチル、エチルバニリン、ジャスモン、アントラニル酸メチル、ノナン酸メチル、2−メチル−2−ペンテナール、5−メチル−2−フェニル−2−ヘキサナール、サリチル酸メチル、4−メチル−5−チアゾールエタノールアセテート、ミルテノール、ネオメントール、ノナン酸、γ−ノナンラクトン (γ−nonanoic lactone)、δ−オクタラクトン、オクタン酸 (カプリル酸)、1−オクタノール、1−フェニル−1,2−プロパンジオン、酢酸ピペロニル、安息香酸プロピル、プレゴン、ソルビンアルデヒド (2,4−ヘキサジエナール)、テルピネン−4−オール、トルアルデヒド、γ−ウンデカラクトン、ウンデカナール、1−ウンデカノール及びバニリンから成る群から選ばれる、方法。
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