JP4455428B2 - 電力供給装置およびその組立方法 - Google Patents

電力供給装置およびその組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4455428B2
JP4455428B2 JP2005190484A JP2005190484A JP4455428B2 JP 4455428 B2 JP4455428 B2 JP 4455428B2 JP 2005190484 A JP2005190484 A JP 2005190484A JP 2005190484 A JP2005190484 A JP 2005190484A JP 4455428 B2 JP4455428 B2 JP 4455428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
transformer
power
output device
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005190484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007014099A (ja
Inventor
俊之 小城
隆 薮谷
晃一 宮崎
美彦 西條
弘ニ 鈴木
勝男 福田
定夫 須藤
保之 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005190484A priority Critical patent/JP4455428B2/ja
Priority to PCT/JP2006/312897 priority patent/WO2007001024A1/ja
Priority to CN2006800222621A priority patent/CN101238622B/zh
Publication of JP2007014099A publication Critical patent/JP2007014099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455428B2 publication Critical patent/JP4455428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers

Description

本発明は、インバータ盤を備えた電力供給装置およびその組立方法に関する。
電動機をインバータ盤によって可変速制御駆動する方式があらゆるところで採用されている。インバータ盤による電動機駆動方式は、他の可変速駆動方式にない多くの特徴を持っており、家庭用のエアコンから産業用機器まで、幅広く使用されている。インバータ盤を適用することによって、多くの用途で適用効果を期待することができる。例えば、ポンプ、ファンなどの送風機、冷凍機などの圧縮機に適用して省エネルギーが期待でき、搬送機、工作機械に適用して、省力化、効率化が期待できる。
インバータ盤に入力変圧器と出力変圧器とを組み合わせることにより、小型で高電圧出力を得ると共に、負荷側への高調波を低減し、また電源系統の高調波電流を低減するようにした電力供給装置がある。特許文献1には、インバータ部(1),コンバータ部(2),負荷(3),電源(4),出力変圧器(5),入力変圧器(6)および平滑エンデンサ(C)を組み合わせたインバータ装置が記載されている。
特許文献2には、複数の2次巻線を持つ入力変圧器と、単位インバータセルを複数個n段直列接続して各相を構成し、前記入力変圧器と組み合わせて多相負荷に電力を供給する多重インバータ装置において、前記入力変圧器は3n組の3相巻線を2次側に有し、n段目の各相の単位インバータセルには各相で位相がずれた前記変圧器の2次巻線を接続して構成した多重インバータ装置が記載されている。
特許文献3には、直流電源と、この直流電源からの直流電力を交流電力に変換する複数のインバータユニットと、前記各インバータユニットを構成するスイッチング素子の制御信号を得る制御回路と、前記各インバータユニットの出力側に設けられ、各々の二次側を直列に接続した出力変圧器とからなる例が記載されている。
特開平8−84482号公報 特開平11−122943号公報 特開平8−202461号公報
モータドライブ用省エネルギーサービスが提案されるようになった。このモータドライブ用省エネルギーサービスは、(1)ユーザーの設備投資なしで、ファン・ブロア,ポンプ設備の省エネルギーを実現し、(2)毎月の省エネルギー実績を原資として、その中から一定割合を使用料として支払い、省エネルギーという機能をサービスするものである。
モータドライブ用省エネルギーサービスで対象とされる高圧誘導電動機の標準容量範囲は、250〜900kW(インバータ容量範囲は400〜1200kVA)であり、これを超える容量についても対応が可能とされている。
インバータ化のための電気室又はスペースがない場合、動く電気室やプレハブ電気室建築オプションなどにより、インバータ用電気室が確保される。
上述のように、モータドライブ用省エネルギーサービスは、毎月の省エネルギー実績を原資としてその中の一定割合を使用料として支払うサービスシステムであるから、インバータ化のための電気室のコスト低減および厳密な計測が極めて重要な課題となる。また、動く電気室として構成し、計測対象の動力源、例えば高圧誘導電動機の制御装置を配設する場合に動く電気室の組み立てが簡便になされ、運搬に便になる構成とされることが重要である。
本発明は、かかる点に鑑みて、動く電気室のコストを低減して設置可能とし、組み立てが簡便になされ、運搬に便とされ、厳密な計測を行うことができる電力供給装置およびその組み立て方法を提供することを目的とする。
本発明は、計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された電力を計測する計測装置を備えた電力供給装置において、規格化され、実質上同一の大きさであって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナが使用され、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置が固定して配置され、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される変圧器が固定して配置され、前記上側のコンテナおよび前記下側のコンテナが上下に配置されて固定連結され、上側のコンテナの床の一部に結線穴が、そして下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に結線穴が設けられてこれらの結線穴を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記変圧器が結線され、前記電力入出力装置から外部に導出される電力配線に接離自在の接続器が設けられる電力供給装置を提供する。
また、本発明は計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された電力を計測する計測装置を備えた電力供給装置の組み立て方法において、規格化され、実質上同一の大きさであって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナを使用し、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置を固定して配置し、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤の内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置を固定して配置し、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される変圧器を固定して配置し、前記上コンテナおよび下コンテナを上方方向に配置して固定連結し、上側コンテナの床の一部に設けた結線穴と下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に設けた結線穴とを介して、前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記変圧器を結線すると共に前記電力入出力装置から外部への配線を導出する電力供給装置の組み立て方法を提供する。
本発明にあっては、インバータ盤内にインバータ装置を備える。従って、インバータ盤はインバータ装置を備えたインバータ盤であることを意味する。
本発明によれば、規格化され、実質的に同一の大きさであって上下配設可能で運搬可能で内部温度を小さく抑えることができる2つのコンテナが使用されて、上下にコンテナが配設された動く電気室が構成され、各コンテナの構成の内部に適切に各構成部品、部分を配設するようにしたので、コストが低減され、組み立てが簡便にして運搬に便利であって厳密な計測を行うことのできる電力供給装置および/あるいはその組み立て方法が構成される。
本発明の実施例である電力供給装置は、計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された電力を計測する計測装置を備えた電力供給装置であって、規格化され、実質上同一の大きさであって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナが使用され、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置が固定して配置され、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される入力変圧器および出力変圧器が固定して配置され、前記上側のコンテナおよび前記下側のコンテナが上下に配置されて固定連結され、上側のコンテナの床の一部に結線穴が、そして下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に結線穴が設けられてこれらの結線穴を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器が結線され、前記電力入出力装置から外部に導出される電力配線に接離自在の接続器が設けられて構成される。
そして、上述の構成において、前記結線穴を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器とを結線する配線に接離自在の接続器が設けられたことを特徴とする電力供給装置が構成される。
また、計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された電力を計測する計測装置を備えた電力供給装置の組み立て方法であって、規格化され、実質上同一の大きさであって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナを使用し、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置を固定して配置し、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤の内部に前記インバータ盤、電力入出力装置および前記計測装置を固定して配置し、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される入力変圧器および出力変圧器を固定して配置し、前記上コンテナおよび下コンテナを上方方向に配置して固定連結し、上側のコンテナの床の一部に設けた結線穴と下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に設けた結線穴とを介して、前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器を結線すると共に前記電力入出力装置から外部への配線を導出する組み立て方法が構成される。
上述の構成において、前記電力入出力装置からの外部への前記配線に設けた接離自在の接続器を介して該配線を外部に導出することを特徴とする電力供給装置の組み立て方法が構成される。
そして、上述の構成において、他の接離自在の接続器を介して、前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器とを結線することを特徴とする電力供給装置の組み立て方法が構成される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1から図9までは、本実施例である電力供給装置の組み立て方法を示し、図10から図12までは組み立てられた電力供給装置を示し、図13は本実施例で用いられる各種機器についての電気配線図を示し、そして図14は組み立てられた電力供給装置の外観図を示す。図1から図12までにあっては一部断面を含む状態で図示してある。
図1は規格化され運搬可能なコンテナ1を示し、本実施例では図1に示す規格化され、実質上同一の大きさ(平面形状もしくは/および容器としての同一性を含む。)であって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナ1が使用される。運搬は組み立てられた状態であってもよいし、設置現場までそれぞれ単体で運搬されるものであってもよい。
規格化されたコンテナには一般貨物用コンテナおよび海上コンテナがある。それぞれのコンテナには多少の寸法差がある。しかし、いずれもトラック運搬が可能であるという共通性がある。そして、これらのコンテナには12フィート,20フィート,40フィート長さのものがあることがよく知られており、安価に入手し得る。そして、コンテナの性能については特許公開公報が多数発行されており、例えば特開2000−255679号,特開2002−12294号公報がある。
図2〜図4は、1つのコンテナ1Aにインバータ盤11,電力入出力装置12を組み入れるために、コンテナ1Aの加工状況,インバータ盤13,電力入出力装置14の寸法を含む形態形成状態,および組み立てステップを示し、図2は正面図であり、図3は平面(A−A断面)図であり、そして図4は側面(B−B断面)図である。
コンテナ1Aは各種製品・商品を運搬するために空調機11および換気扇(ファン)1を備えており、これらの設備は熱を発生する本実施例で使用するインバータ盤13,電力入出力装置14を含む各種の電気品の冷却のために効果的に利用される。このような冷却設備を備えていることも規格化されたコンテナを使用する理由の1つである。なお、コンテナに空調機および換気扇が付属してあることは、必須の条件ではない。
図3に示すように、インバータ盤13および電力入出力装置14は底部19に載置される。底部19の上に架台を設けるようにしてもよい。この場合、架台の上方部がインバータ室17,高圧切換室18として利用される。いずれにしても、インバータ室17,高圧切換室18が形成される。15,16はインバータ盤13,電力入力装置14の盤部である。コンテナ1Aの底部19にはインバータ室17,高圧切換室18に面して電気配線用の4つの穴(結線穴)21,22,23,24が設けてある。なお、33はインバータ入力部,34はインバータ出力部である。
コンテナ1Aの内部空間高さ約2260mm×幅2400に対して、インバータ盤13は、例えば高さ2200mm×幅2000mm×幅1000mmに形成される。電力入出力装置14はインバータ盤13よりもやや高めに形成されているが同等であってもよい。
インバータ盤13および電力入出力装置14の構成および機能については周知であり、説明しない。ここではコンテナ1A内部に設置することが重要であるのでインバータ盤13の盤部,および電力入出力装置14の外形について説明した。なお、当該電力入出力装置は直送切換機能、すなわち電力入出力切換装置としての機能を有している。
インバータ盤13,電力入出力装置14をコンテナ1Aの内部に組み入れるために底部19と同じ高さの渡しフレーム25がコンテナ1Aの長手方向に設けられる。インバータ盤13は予め架台30の上に載置される。図1に示す扉16が開放されて適当な手段によってインバータ盤13,電力入出力装置14がコンテナ1Aの内部に組み入れられる(盤挿入として示す)。
インバータ盤13および電力入出力装置14はそれぞれ底部19上に載置され、固定される。このようにして、上述したインバータ室17,高圧切換室18がコンテナ1Aの内部に形成されることになる。
固定手段31の詳細を図5に示す。固定手段31はインバータ盤13,電力入出力装置14の内外の複数箇所に図2示すようにして設けられる。図5において、27,28,29は盤部の一部である。3個のボルト・ナットの組み合わせ32によってインバータ盤13,電力入出力装置14は底部19に固定される。
図6〜図8は、他のコンテナ1Bに入力変圧器41,出力変圧器42を組み入れるために、コンテナ1Bの加圧状況,入力変圧器41,出力変圧器42の寸法を含む形態形成状態,および組み立てステップを示し、図6は正面であり、図7は平面(C−C断面)図であり、そして図8は側面(D−D断面)図である。
図7に示すように、入力変圧器41,出力変圧器42は、底部49に載置され、その上方部が変圧室45,46として使用される。
コンテナ1Bの天井部47には、変圧室45,46に面して、電気配線用の穴(結線穴)21A〜24Aが設けてある。穴21A〜24Aは、前述の穴21〜24に対応する位置に設けてある。従って、穴21〜24と表現したときに、連通する構成の穴21と21A、22と22A、23と23Aおよび24と24Aを意味する場合がある。
入力変圧器41,出力変圧器42の高さは、インバータ盤13と同等に、そして幅900mm×幅700mmに作られる。
入力変圧器41,出力変圧器42の構成および機能については周知であり、説明しない。そして、入力変圧器41および出力変圧器42に代えて1つの変圧器で代行することも可能であり、このような技術についても周知である。入力変圧器41,出力変圧器42をコンテナ1Bの内部に組み入れるために底部49と同じ高さの渡しフレーム兼架台55がコンテナ1Bの長手方向に設けられる。図1に示す扉25が開放されて適当な手段によって入力変圧器41,出力変圧器42がコンテナ1Bの内部に組み入れられる(TR挿入として示す)。入力変圧器41および出力変圧器42はそれぞれ、底部49上に載置され、固定される。このようにして、上述した変圧室45,46がコンテナ1Bの内部に形成されることになる。
固定手段61の詳細を図9に示す。固定手段61は、入力変圧器41,出力変圧器42の内部の複数箇所に設けられる。図9において56は、出力変圧器42の一部である。ボルト・ナットの組み合わせ56によって、入力変圧器41,出力変圧器42は底部49に固定される。
以上のようにして、インバータ盤13,電力入出力装置14を内部に配置,固定したコンテナ1Aと、入力変圧器41,出力変圧器42を内部に配置,固定したコンテナ1Bとを上下に配置する。両コンテナを固定手段によって固定してもよい。配置後に運搬する場合には、固定は必須である。コンテナ1Aとコンテナ1Bとを上下に配置した状態で配線作業を行う。
配線ケーブルは、電源(電源から主入力)と電力入出力装置14とを結ぶ配線61が、穴23を介して、電力入出力装置14と入力変圧器41とを結ぶ配線62が穴23を介して、入力変圧器41とインバータ盤13とを結ぶ配線63が穴21を介して、インバータ盤13と出力変圧器42とを結ぶ配線64が穴22を介して、出力変圧器42と電力入出力装置14とを結ぶ配線65が穴24を介して、そして電力入出力装置14と動力(例えばIMへ主出力)とを結ぶ配線が穴24を介してなされる。この配線によって、電力入出力装置14は入力電圧器(入力TR)41の奥側端子52に、インバータ入力は入力変圧器41の手前側端子51に、インバータ出力は出力変圧器(出力TR)42の手前側端子53に、そして出力変圧器42の出力側と電力入出力装置14とは奥側端子54に結線される。各線は、U,V,Wの3相をなす。U,V,Wはインバータ入力側を、そして、U,V,Wはインバータ出力側を示す。配線61および配線66のコンテナ1Bからの出口部には電源からの主出力およびIMへ主出力に結線するために接離自在の接続器を設けることができる。すなわち、電力入出力装置14から外部に導出される電力配線(配線61,配線66)に接離自在の接続器を設けることが組み立てられたコンテナ1Bを運搬するのに便利である。また、他の各配線62〜65にも接離自在の接続器を設けておくと、コンテナ1Aをコンテナ1Bに載置し、インバータ盤13,電力入出力装置14と、入力変圧器41,出力変圧器42との結線作業が楽になり、また各個の運搬に便利である。図13は接続器70の1例を示し、図13(a)は接続前を、そして図13(b)は接続した状態を示す。図13(a)において、左側が挿入端子71であり、右側が受け入れ端子72である。図13(b)に示すように挿入端子71を受け入れ端子72に挿入することによって接続が完了する。なお、66A,66Bによって配線66が形成され、配線66の一部に接続器70が設けられる。そして、ナット73の回転によって緊着、開放がなされることになる。
このようにして、規格化され、実質上同一の大きさであって上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナ1A,1Bを使用し、上側のコンテナ1Aの内部にインバータ盤1Aおよび電力入出力装置1Bを固定して配置し、下側のコンテナ1Bの内部にインバータ盤13および電力入出力装置14に結線される変圧器41,42を固定して配置し、上側のコンテナ1Aおよび下側のコンテナ1Bを上方方向に配置し、上側コンテナ1Aの床19の一部に設けた結線穴21〜24と下側のコンテナ1Bの天井47の一部であって、床19に対向する箇所に設けた結線穴21A〜24Aとを介して、インバータ盤13および電力入出力装置14と変圧器41,42を結線すると共に、電力入出力装置42から外部への配線66を導出するようにした電力供給装置100の組み立て方法が構成される。
図12において、インバータ盤13の扉61,61Aおよび電力入出力装置14の扉62,62Aは、図に示すようにしてコンテナ1A,コンテナ1B内において、開放が可能とされる。開放に便利なように、インバータ盤13および電力入出力装置14はコンテナ内部の長手方向の側方(図において上側)に寄せて配置してある。
図13は電気配線を示す。前述したように、電源71と電力入出力装置14とは、配線61で、電力入出力装置14と入力変圧器41とは配線62で、入力変圧器41とインバータ盤13とは配線63で、インバータ盤13と出力変圧器42とは配線64で、出力変圧器42と電力入出力装置14とは配線65で、そして電力入出力装置14と動力源としてのIM72とは配線66で結線され、各配線には接離自在の接続器が設けられる。入力変圧器41は,例えば電圧を3Kv〜6kVから400Vに落とす。これはインバータ出力仕様400V,IMのモータ仕様が6kVのためである。出力変圧器42は、電圧を400Vから6kVにあげる。電力入出力装置14はインバータ故障時、あるいはインバータメンテナンス時のIMへの電力切換を行う。IM72は負荷側として、例えばペトロコークスミル73が接続される。
インバータ制御されて前記動力源に供給された電力およびインバータ出力周波数を計測する計測装置は、計測部35およびこの計測部35に接続された電流計A、電圧計Vを含んで構成され、実施例の場合、インバータ盤13に内蔵され、インバータ盤13の出力周波数ならびに電力入出力装置14の電流信号および電圧信号から計測される電力を計測し、計測装置35に内蔵したデータ通信端末およびそのアンテナ36を介してデータ通信することにより計測データを管理コンピュータ(図示せず)へ送信する。
電力供給装置100は、このように計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤13を備え、インバータ制御されて動力源に供給される電力を計測する計測装置35および通信手段を備える。実施例では計測装置3は電力を計測しているが、回転数,流量,風量,圧力,蒸気量などを計測しても良い。
図15は、コンテナ1Aをコンテナ1B上に配置した状態を示す。このように、インバータ盤13,電力入出力装置14,入力変圧器41,出力変圧器42は、コンテナ1内に完全に格納される。
コンテナの外観を示す図。 コンテナの内部にインバータ盤および電力入出力装置を搬入する状態を示す正面一部断面図。 図2の平面一部断面図(A−A断面図)。 図2の側面一部断面図(B−B断面図)。 A部詳細図。 コンテナの内部に入力変圧器および出力変圧器を搬入する状態を示す正面一部断面図。 図6の平面一部断面図(C−C断面図)。 図6の側面一部断面図(D−D断面図)。 B部詳細図。 2つのコンテナを上下に組み立てて配線を行う状態を示す正面一部断面図。 図10のE−E断面図。 図10のF−F断面図。 接続器の構成図。 電気配線図。 組立外観図。
符号の説明
1,1A,1B…コンテナ、13…インバータ盤、14…電力入出力装置、17…インバータ室、18…高圧切換室、19…底部、21〜24,24A〜24B…穴(結線穴)、31…固定手段、33…インバータ入力部、34…インバータ出力部、35…計測部、41…入力変圧器、42…出力変圧器、45,46…変圧室、47…天井部、100…電力供給装置。

Claims (6)

  1. 計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された動力を計測する計測装置を備えた電力供給装置において、
    規格化され、上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナが使用され、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤および電力入出力装置が固定して配置され、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される変圧器が固定して配置され、前記上側のコンテナおよび前記下側のコンテナが上下に配置されて、上側のコンテナの床の一部に結線穴が、そして下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に結線穴が設けられてこれらの結線穴を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記変圧器が結線され、前記電力入出力装置から外部に導出される電力配線に接離自在の接続器が設けられること
    を特徴とする電力供給装置。
  2. 請求項1において、前記結線穴を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器とを結線する配線に接離自在の接続器が設けられたことを特徴とする電力供給装置。
  3. 請求項1において、前記計測装置は電力を計測し、上側のコンテナの内部に配設されていることを特徴とする電力供給装置。
  4. 計測対象の動力源をインバータ制御するインバータ盤を備え、インバータ制御されて前記動力源に供給された電力を計測する計測装置を備えた電力供給装置の組み立て方法において、
    規格化され、上下に配設可能で運搬可能な2つのコンテナを使用し、上側のコンテナの内部に前記インバータ盤および電力入出力装置を固定して配置し、下側のコンテナの内部に前記インバータ盤および前記電力入出力装置に結線される変圧器を固定して配置し、前記上コンテナおよび下コンテナを上方方向に配置し、上側コンテナの床の一部に設けた結線穴と下側のコンテナの天井の一部であって前記床に対向する箇所に設けた結線穴とを介して、前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記変圧器を結線すると共に前記電力入出力装置から外部への配線を導出するようにしたこと
    を特徴とする電力供給装置の組み立て方法。
  5. 請求項4において、前記電力入出力装置からの外部への前記配線に設けた接離自在の接続器を介して該配線を外部に導出することを特徴とする電力供給装置の組み立て方法。
  6. 請求項5において、他の接離自在の接続器を介して前記インバータ盤および前記電力入出力装置と前記入力変圧器および前記出力変圧器とを結線することを特徴とする電力供給装置の組み立て方法。
JP2005190484A 2005-06-29 2005-06-29 電力供給装置およびその組立方法 Active JP4455428B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005190484A JP4455428B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 電力供給装置およびその組立方法
PCT/JP2006/312897 WO2007001024A1 (ja) 2005-06-29 2006-06-28 電力供給装置およびその組立方法
CN2006800222621A CN101238622B (zh) 2005-06-29 2006-06-28 电力供给装置及其组装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005190484A JP4455428B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 電力供給装置およびその組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007014099A JP2007014099A (ja) 2007-01-18
JP4455428B2 true JP4455428B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=37595273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005190484A Active JP4455428B2 (ja) 2005-06-29 2005-06-29 電力供給装置およびその組立方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4455428B2 (ja)
CN (1) CN101238622B (ja)
WO (1) WO2007001024A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019088550A1 (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 엘에스산전 주식회사 일체형 전력변환 및 계통연계 시스템

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5438646B2 (ja) * 2010-09-27 2014-03-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 変圧器装置
FR2972576B1 (fr) * 2011-03-11 2014-04-11 Schneider Electric Ind Sas Procede de realisation d'une installation de conversion d'energie electrique et installation obtenue par un tel procede
EP2590278A1 (de) * 2011-11-02 2013-05-08 ABB Technology AG Hochleistungprüffeldmodul
JP6097140B2 (ja) * 2013-05-07 2017-03-15 上新電機株式会社 変電設備
EP2853908B1 (de) * 2013-09-25 2021-03-31 ABB Power Grids Switzerland AG Prüfsystem für Hochspannungskomponenten
NO3026758T3 (ja) * 2014-11-25 2018-06-30
JP6411189B2 (ja) * 2014-11-27 2018-10-24 株式会社ダイヘン パワーコンディショナ
CN104577780B (zh) * 2015-02-04 2015-10-28 桐庐电力开发有限公司 一种具有限位功能的电力装置安装柜设备及其使用方法
GB2556604B (en) 2015-09-11 2022-04-27 Aggreko Llc Modular energy storage system
KR101592315B1 (ko) * 2015-10-07 2016-02-11 주식회사 동지하이텍 옥외형 모듈 컨테이너 배전반
JP6175734B2 (ja) * 2016-01-05 2017-08-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 設備
JP6378217B2 (ja) * 2016-01-06 2018-08-22 ファナック株式会社 制御盤の密閉監視機能を有する工作機械
CN106765740A (zh) * 2016-11-12 2017-05-31 上海天灵开关厂有限公司 一种用于箱式变电站的暖通系统
US10541535B2 (en) * 2017-04-18 2020-01-21 Kilowatt Labs, Inc. Apparatus and method for aggregating and supplying energy to a load
JP6429972B1 (ja) * 2017-10-23 2018-11-28 東伸電機株式会社 給電システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892804U (ja) * 1981-12-17 1983-06-23 株式会社明電舎 全装可搬形電気装置
IT1184858B (it) * 1985-01-29 1987-10-28 Brown Boveri Tecnomasio Ital Sottostazione elettrica
JPS62191302U (ja) * 1986-05-23 1987-12-05
JPH088782B2 (ja) * 1986-06-09 1996-01-29 株式会社明電舎 電動機の制御装置
JP2578641Y2 (ja) * 1993-03-23 1998-08-13 東洋運搬機株式会社 コンテナ
JP4395326B2 (ja) * 2003-05-29 2010-01-06 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019088550A1 (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 엘에스산전 주식회사 일체형 전력변환 및 계통연계 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
CN101238622A (zh) 2008-08-06
WO2007001024A1 (ja) 2007-01-04
CN101238622B (zh) 2011-04-13
JP2007014099A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455428B2 (ja) 電力供給装置およびその組立方法
US11434737B2 (en) High horsepower pumping configuration for an electric hydraulic fracturing system
CN103138184B (zh) 机车变流柜
US8427005B1 (en) Generator power module
US20110122669A1 (en) Modularly Constructed Power Converter Arrangement
CN1533688A (zh) 模块结构的变流器单元
KR20140023296A (ko) 공간절약 고밀도 모듈식 데이터 포드 시스템들 및 에너지 효율 냉각 시스템들
US20140247539A1 (en) Enclosure for electrical distribution equipment and electrical distribution apparatus employing the same
CN110268618B (zh) 电源基板、电源单元以及制冷装置
CN101331059A (zh) 模块化航行器地面支持车
WO2011051655A2 (en) A data centre
US10756642B2 (en) Reconfigurable power converter
JP6005995B2 (ja) 変電設備ユニット
JP4887739B2 (ja) 高圧インバータ装置
US20190199238A1 (en) Power Conversion Device, Cooling Structure, Power Conversion System, and Power Supply Device
US20070283708A1 (en) Low voltage variable speed drive for application on medium/high voltage mains
CN107436024A (zh) 电控箱组件和空调系统
RU2239267C2 (ru) Шкаф для станции управления электродвигателями
CN211119902U (zh) 分体挂壁式空调室内机控制器
JP4330349B2 (ja) 空気調和機
RU44768U1 (ru) Станция управления погружными электродвигателями
KR20170117766A (ko) 측방향으로 상 배열이 나란히 배치되는 수배전반
CN206022981U (zh) 一种防潮开关柜
CN218570099U (zh) 变频器
CN211630066U (zh) 一种高压变频装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4455428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350