JP5438646B2 - 変圧器装置 - Google Patents

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本発明は、複数の変圧器を有する変圧器装置に関する。
変圧器装置は、インバータ等の電気装置と、この電気装置に接続される変圧器と、を有するものがある。電気装置が、1つの盤(電気装置収容体)内に収容されるように構成される場合、この電気装置に接続される変圧器は、変圧器専用の収容体(変圧器収容体)に収容される。
電気装置等が収容される収容体のメンテナンスは、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。
特開平9−163518号公報
複数台の変圧器および複数台の電気装置を有する変圧器装置は、変圧器収容体の出入口がある側の反対側(背面側)と、電気装置収容体の背面側と、が連結されることが多い。この場合、変圧器および電気装置の配線は、変圧器収容体および電気装置収容体の背面側同士で行う必要がある。このため、変圧器および電気装置を配線するための入出力端子は、各収容体の背面部に配置される。
当該背面部に作業者がアクセスする場合、変圧器側面と、変圧器収容体内との間隙を通る必要がある。しかし、当該間隙は狭いことが多く、アクセスが困難なことが多い。このため、変圧器装置を組み立てるときや、メンテナンスをするときの作業性が悪いことが多い。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、変圧器装置の組立て作業およびメンテナンス作業の作業効率を向上できるようにすることである。
上記目的を達成するための本発明に係る変圧器装置は、それぞれが、外部に電気的に接続可能な接続部を備え、所定の方向に配列可能に構成された複数の変圧器と、前記各変圧器の配列方向に沿って互いに平行に配列されて、それぞれが前記各接続部に電気的に接続可能に構成された複数の電気装置と、それぞれが、前記各変圧器を個別に収容可能で、前記接続部が貫通可能な第1接続部用開口部が形成されて、前記配列方向に連結可能に構成された複数の変圧器収容体と、それぞれが、前記各電気装置を個別に収容可能で、前記各変圧器収容体それぞれに対向するように配置可能で、対向配置されているときに前記第1接続部用開口部に連通するように第2接続部用開口部が形成された複数の電気装置収容体と、を有する変圧器装置において、前記複数の変圧器収容体それぞれは、前記配列方向に面する部位に通行可能な通行開口部が形成されて、当該通行開口部を閉止可能で且つ移動可能に構成された可動扉が設けられて、前記各変圧器用収容体が前記配列方向に沿って配列されて、隣接する前記変圧器収容体同士が互いに連結されているときに、隣接する前記各通行開口部それぞれを閉止している前記各可動扉が移動して、前記各通行開口部が、互いに連通するように形成されていること、を特徴とする。
本発明によれば、変圧器装置の組立て作業およびメンテナンス作業の効率を向上させることが可能になる。
本発明に係る第1の実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。 図1の第1可動扉および第2可動扉が平行移動した状態を示す概略平面図である。 図1の第1可動扉の上部を示す概略斜視図である。 図1の第1可動扉の上部係合部と、第1ガイドが係合した状態を示す一部断面の側面図である。 本発明に係る第2の実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。 本発明に係る第3の実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。 図6のVII部の拡大平面図である。 本発明に係る第4の実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。
以下、本発明に係る変圧器装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明の変圧器装置に係る第1の実施形態について、図1〜図4を用いて説明する。図1は、本実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。図2は、図1の第1可動扉10aおよび第2可動扉10bが平行移動した状態を示す概略平面図である。なお、図1および図2では、天井部60の図示は省略している。
図3は、図1の第1可動扉10aの上部を示す概略斜視図である。図4は、図1の第1可動扉10aの上部係合部51と、第1ガイド18aが係合した状態を示す一部断面の側面図である。
先ず、本実施形態の変圧器装置の構成について説明する。
当該変圧器装置は、周囲に壁70等があり、作業スペースが小さい場所に配置される。
本実施形態の変圧器装置は、2個の変圧器、すなわち第1変圧器2aおよび第2変圧器2bと、これらを個別に収容可能な2個の変圧器収容体、すなわち第1変圧器収容体1aおよび第2変圧器収容体1bと、を有する。さらに、この変圧器装置は、第1変圧器2aに電気的に接続可能な電気装置であって、当該変圧器装置の外部に配置された電気駆動装置(図示せず)に電気的に接続可能な第1インバータ3aと、この第1インバータ3aと同様の構成で第2変圧器2bに電気的に接続可能な第2インバータ3bと、これらを個別に収容する2個の電気装置(インバータ)収容体、すなわち、第1インバータ収容体4aおよび第2インバータ収容体4bと、を有する。
第1変圧器2aは、2個の接続部25を有する。これらの接続部25は、第1インバータ3aに機械的および電気的に接続可能である。第2変圧器2bは、第1変圧器2aと同様に、2個の接続部25を有する。これらの接続部25は、第2インバータ3bに機械的および電気的に接続可能である。
以下に、第1変圧器収容体1a、第2変圧器収容体1b、第1インバータ収容体4a、および第2インバータ収容体4bそれぞれの構成について説明する。先ず、第1変圧器収容体1aの構成について説明する。
第1変圧器収容体1aは、所定の設置場所に設置可能で、内部に第1変圧器2aを収容可能である。この第1変圧器収容体1aは、略直方体状の箱型で、鉛直に延びる4本の第1鉛直フレーム12aを有する。これらの第1鉛直フレーム12aは、第1変圧器収容体1aの4隅にそれぞれに配置されて、第1変圧器収容体1aの強度を保っている。
この第1変圧器収容体1aは、1つの鉛直面(図1および図2の上方の鉛直面)に、作業者が通り抜け可能な出入口17が形成される(図2)。この出入口17が形成される鉛直面に垂直な2枚の鉛直面(図1および図2の左右)それぞれに、作業者が通り抜け可能な通行開口部20が形成される。また、出入口17が形成される鉛直面に対向する鉛直面には、変圧器の接続部25が通り抜け可能な接続部送側開口部15が形成される。
また、第1変圧器収容体1aは、第1出入口扉11aと、絶縁材料で形成された2枚の第1可動扉10aと、これらの第1可動扉10aが平行移動するための4本の第1ガイド18aと、を有する。
第1出入口扉11aは、出入口17を開放および閉止可能に構成された長方形の板状である。この第1出入口扉11aは、一方の端部にヒンジ(図示せず)が取り付けられて、このヒンジの鉛直軸(図示せず)周りを回動して出入口17を開閉する。
各第1可動扉10aそれぞれは、戸板52と、戸板52の上部に取り付けられた2個の上部係合部51と、を有する(図3)。第1可動扉10aの戸板52は、通行開口部20を第1変圧器収容体1aの内側から閉止可能な長方形の板状である。1枚の戸板52に取り付けられた2個の上部係合部51は、後述する1組のガイド対に係合する。
4本の第1ガイド18aは、第1変圧器収容体1aの天井部60(図4)に固定され、2本で1組のガイド対を構成する。すなわち、第1変圧器収容体1aは、2組のガイド対を有する。
1組のガイド対を構成する2本の第1ガイド18aは、互いに平行で且つ水平に配置される。また、これらの第1ガイド18aは、それぞれ第1可動扉10aが配置される鉛直面に垂直に配置される。第1変圧器収容体1aの図1における左右それぞれに、1組ずつガイド対が配置される。1組のガイド対に、1枚の第1可動扉10aが係合する。
図示は省略しているが、第1ガイド18aの外側の端部、すなわち、第1変圧器収容体1aの外側に面する端部は、第1変圧器収容体1aの外側に露出した状態である。すなわち、当該端部が、通行開口部20が形成される鉛直面と、同じ面になるように露出される。この端部は、後述する第2ガイド18bの端部と互いに連結可能に構成される。
1本の第1ガイド18aと、1個の上部係合部51とが、互いに係合する。第1ガイド18aの長手方向に沿って、上部係合部51が平行移動可能に構成される。すなわち、1組のガイド対の長手方向(図1の左右方向)に沿って、第1可動扉10aが水平に平行移動可能である。また、第1可動扉10aは、平行移動しないときはロックされて動かないように構成される。
次に、第2変圧器収容体1bの構成について説明する。
第2変圧器収容体1bは、第1変圧器収容体1aと同様の形状で、第2変圧器2bを収容可能に構成されて、第1変圧器収容体1aに連結可能である。この第2変圧器収容体1bは、略直方体状の箱型で、鉛直に延びる4本の第2鉛直フレーム12bを有する。これらの第2鉛直フレーム12bは、第2変圧器収容体1bの4隅それぞれに取り付けられて、第2変圧器収容体1bの強度を向上させる。
第2変圧器収容体1bは、第1変圧器収容体1aと同様に、出入口17、2個の通行開口部20、接続部送側開口部15が形成され、当該出入口17を開閉する第2出入口扉11bと、絶縁材料で形成されて通行開口部20それぞれを開閉する2枚の第2可動扉10bと、4本の第2ガイド18bと、を有する。
4本の第2ガイド18bは、上述した4本の第1ガイド18aと同様に、2組のガイド対を構成する。また、第2ガイド18bの外側の端部は、第2変圧器収容体1bの外側に露出した状態である。
2組のガイド対それぞれには、第2可動扉10bの上部係合部51が係合する。各第2可動扉10bは、第1可動扉10aと同様の構成で、ガイド対の長手方向に沿って水平の平行移動可能に構成される。
また、第2変圧器収容体1bは、第1変圧器収容体1aに連結可能である。以下に、第2変圧器収容体1bが第1変圧器収容体1aに連結される状態について説明する。
第1変圧器収容体1aおよび第2変圧器収容体1bは、それぞれの第1可動扉10aおよび第2可動扉10bが対向する状態で連結される。当該連結の詳細は省略するが、ボルト等で連結固定される。
このとき、互いに対向するガイド対、すなわち第1可動扉10aに係合するガイド対および第2可動扉10bに係合するガイド対は、それぞれの端部同士が互いに連結する。すなわち、第1ガイド18aおよび第2ガイド18bそれぞれの外側に露出する端部が、互いに連結される。
次に、第1インバータ収容体4aの構成について説明する。
第1インバータ収容体4aは、第1インバータ3aを収容可能な略直方体状の箱型で、鉛直に延びる4本の第3鉛直フレーム42aを有する。これらの第3鉛直フレーム42aは、第1インバータ収容体4aの4隅それぞれに取り付けられて、第1インバータ収容体4aの強度を向上させる。
この第1インバータ収容体4aは、1つの鉛直面(図1の下方の鉛直面)に、作業者が通り抜け可能な出入口17が形成される。また、出入口17が形成される鉛直面に対向する鉛直面には、第1変圧器2aの接続部25が通り抜け可能な接続部受側開口部45が形成される。当該出入口17は、第3出入口扉47aにより開放および閉止される。
第1インバータ収容体4aは、第1変圧器収容体1aに連結可能である。第1インバータ収容体4aが第1変圧器収容体1aに連結されるときに、第1インバータ収容体4aの接続部受側開口部45が、第1変圧器収容体1aの接続部送側開口部15と連通する。
第1インバータ収容体4aに形成される出入口17は、第1出入口扉11aと同様に形成された第3出入口扉47aにより開放および閉止される。
続いて、第2インバータ収容体4bの構成について説明する。
第2インバータ収容体4bは、第2インバータ3bを収容可能な略直方体状の箱型で、鉛直に延びる4本の第4鉛直フレーム42bを有する。これらの第4鉛直フレーム42bは、第2インバータ収容体4bの4隅それぞれに取り付けられて、第2インバータ収容体4bの強度を向上させる。この第2インバータ収容体4bは、第1インバータ収容体4aと同様に、出入口17および接続部受側開口部45が形成される。当該出入口17は、第3出入口扉47aと同様に形成された第4出入口扉47bにより開放および閉止される。
第2インバータ収容体4bは、第2変圧器収容体1bおよび第1インバータ収容体4aそれぞれに、ボルト等により連結可能である。第2インバータ収容体4bが第2変圧器収容体1bに連結されるときに、第2インバータ収容体4bの接続部受側開口部45が、第2変圧器収容体1bの接続部送側開口部15と連通する。
また、詳細な図示は省略しているが、第2インバータ収容体4bは、第1インバータ収容体4aに連結されて、第1インバータ3aおよび第2インバータ3bが電気的に互いに接続可能に構成されている。
本実施形態の4個の収容体、すなわち、第1変圧器収容体1a、第2変圧器収容体1b、第1インバータ収容体4aおよび第2インバータ収容体4bは、それぞれ第1変圧器2a、第2変圧器2b、第1インバータ3aおよび第2インバータ3bが収容された状態で、個別に移送可能に構成される。
続いて、本実施形態の変圧器装置の組立て作業について説明する。
先ず、4個の収容体、すなわち、第1変圧器収容体1a、第2変圧器収容体1b、第1インバータ収容体4aおよび第2インバータ収容体4bを、それぞれ第1変圧器2a、第2変圧器2b、第1インバータ3aおよび第2インバータ3bが収容された状態で、個別に設置現場まで移送する。この後に、第1変圧器収容体1aを、所定の設置場所に設置する。
次に、第2変圧器収容体1bを、第1変圧器収容体1aの隣に、第1可動扉10aおよび第2可動扉10bが互いに対向するように配置する。このとき、第1変圧器収容体1aおよび第2変圧器収容体1bそれぞれの接続部送側開口部15は、開放されている。
この状態で、ボルト等で第1変圧器収容体1aおよび第2変圧器収容体1bを連結する。このとき、対向する第1および第2可動扉10a、10bが係合するガイド対同士が互いに連結される。
次に、第1インバータ収容体4aに形成された接続部受側開口部45が、第1変圧器収容体1aの接続部送側開口部15に連通するように、第1インバータ収容体4aを配置する。この状態で、第1インバータ収容体4aを第1変圧器収容体1aにボルト等により連結する。
続いて、第2変圧器収容体1bに第2インバータ収容体4bを連結させる。このとき、第2インバータ収容体4bに形成された接続部受側開口部45は、第2変圧器収容体1bの接続部送側開口部15に連通する。一方、第2インバータ収容体4bは、第1インバータ収容体4aにも連結され、第1および第2インバータ3a、3bが互いに連結される。
次に、対向する第1可動扉10aおよび第2可動扉10bのロックを外して、ガイド対に沿って移動可能な状態にする。この後に、第1可動扉10aおよび第2可動扉10bを、連結されたガイド対の長手方向で、第2変圧器2bがある側(図2の右方向)に水平に平行移動させる。
その結果、第1変圧器2aの接続部25を第1インバータ3aに連結するための作業スペースが広くなる。この後に、互いに連通する接続部送側開口部15および接続部受側開口部45それぞれに第1変圧器2aの接続部25を通り抜けさせて、第1変圧器2aの接続部25を第1インバータ3aの入出力端子(図示せず)等に電気的に接続する。
この後に、第1および第2可動扉10a、10bを、第1変圧器2aがある(図2の左方向)に水平に平行移動させて、第2変圧器2bの接続部25を第2インバータ3bに連結するためのスペースを広くする。この状態で、第2変圧器2bの接続部25を第2インバータ3bの入出力端子等に電気的に接続する。
以上の説明からわかるように、本実施形態によれば、変圧器およびインバータが互いに接続される場所が広くなり、容易にアクセス可能になる。これにより、変圧器装置の長大化を抑制し、且つ変圧器装置の組立て作業およびメンテナンス作業の効率を向上させることが可能になる。
また、可動扉10a、10bが絶縁材で形成されているため、変圧器2a、2bと可動扉10a、10bとの絶縁距離を考慮する必要がない。このため、作業者が通行可能なスペースを確保するだけでよいので、収容体の設計の自由度が向上する。
[第2の実施形態]
本発明に係る第2の実施形態の変圧器装置について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図4)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の第1変圧器収容体1aは、天井部60に取り付けられた第1扉送側ガイド19aを有する。この第1扉送側ガイド19aは、第1ガイド18aにより構成されるガイド対の内側の端部、すなわち、第1変圧器収容体1a内の各第1ガイド18aの端部に連結されている。第1扉送側ガイド19aは、第1ガイド18aに互いに垂直に配置され、第1可動扉10aの戸板52(図4参照)の面に沿う方向(図5の上下方向)に第1可動扉10a等が水平に平行移動可能に構成される。
第1インバータ収容体4aは、接続部受側開口部45が形成される鉛直面に、開口部が形成されている。当該開口部は、詳細な図示は省略しているが、第1変圧器収容体1aおよび第2インバータ収容体4bそれぞれに隣接する第3鉛直フレーム42aの付近に開口し、第1可動扉10aおよび第2可動扉10bが重なった状態でこれらの側面から挿入可能である。
また、第1インバータ収容体4aは、当該開口部の上方の天井部60に、第1扉受側ガイド49aが取り付けられている。この第1扉受側ガイド49aは、第1変圧器収容体1aの第1扉送側ガイド19aと合わせて1本の直線状のガイドになるように、第1扉送側ガイド19aに連結される。
第2変圧器収容体1bは、第2扉送側ガイド19bを有する。この第2扉送側ガイド19bは、第1変圧器収容体1aに配置されるものと同様に、第2ガイド18bにより構成されるガイド対の内側の端部、すなわち、第2変圧器収容体1b内の各第2ガイド18bの端部に連結されている。当該第2扉送側ガイド19bは、第2ガイド18bに互いに垂直に配置され、第2可動扉10bの戸板52の面に沿う方向(図5の上下方向)に第2可動扉10b等が水平に平行移動可能に構成される。
第1インバータ収容体4aは、接続部受側開口部45が形成される鉛直面に、第1可動扉10a等が挿入可能な開口部が形成されている。当該開口部は、詳細な図示は省略しているが、第2変圧器収容体1bおよび第1インバータ収容体4aそれぞれに隣接する第4鉛直フレーム42bの付近に開口する。
また、第2インバータ収容体4bは、第1インバータ収容体4aと同様に、当該開口部の上方の天井部60に、第2扉受側ガイド49bが取り付けられている。
本実施形態の対向する第1可動扉10aおよび第2可動扉10bは、第1の実施形態と同様に、ガイド対に沿って平行移動する。図5の例では、第2変圧器2bがある方(図5の右方)に平行移動する。この後に、第1および第2可動扉10a、10bは一体または個別に、第2インバータ3bがある方(図5の下方)に第2扉送側ガイド19bおよび第2扉受側ガイド49bに沿って移動する。
これにより、第1変圧器2aの接続部25を第1インバータ3aに連結するための作業スペースが広くなり、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
[第3の実施形態]
本発明に係る第3の実施形態の変圧器装置について、図6および図7を用いて説明する。図6は、本実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。図7は、図6のVII部の拡大平面図である。本実施形態は、第2の実施形態(図5)の変形例であって、第2の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の第1変圧器収容体1aの第1可動扉10aは、戸板52の面に沿って水平な方向に(図6における上下方向)に平行移動可能に構成されている。第2変圧器収容体1bの第2可動扉10bも、第1可動扉10aと同様に、(図6における上下方向)に平行移動可能である。
第1変圧器収容体1aに係る、第1および第2変圧器収容体1a、1bの配列方向(図6の左右方向)の寸法は、第1インバータ収容体4aの当該方向の寸法に比べて小さい。第1インバータ収容体4aおよび第1変圧器収容体1aが連結されているときに、第1インバータ収容体4aが当該方向に突出した部分で接続部受側開口部45が形成された鉛直面には、第1可動扉10aが通り抜け可能な開口部が形成されている。
当該開口部は、第1変圧器収容体1aおよび第2インバータ収容体4bそれぞれに隣接する第3鉛直フレーム42aの付近に開口する(図7)。
第2変圧器収容体1bに係る、当該方向(図6の左右方向)の寸法は、第2インバータ収容体4bの当該方向の寸法に比べて小さい。第2インバータ収容体4bおよび第2変圧器収容体1bが連結されているときに、第2インバータ収容体4bが当該方向に突出した部分で接続部受側開口部45が形成された鉛直面には、第2可動扉10bが収容可能な開口部が形成されている。
当該開口部は、第2変圧器収容体1bおよび第1インバータ収容体4aそれぞれに隣接する第4鉛直フレーム42bの付近に開口する。
第1可動扉10aおよび第2可動扉10bがそれぞれ平行移動して、第1および第2インバータ収容体4a、4bに形成された各開口部を通り抜けると、変圧器の接続部25をインバータに連結するためのスペースが広くなり、第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
[第4の実施形態]
本発明に係る第4の実施形態の変圧器装置について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態の変圧器装置の構成を示す概略平面図である。本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図4)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の第1変圧器収容体1aは、通行開口部20の水平方向(図8における上下方向)の両側それぞれの縁部に、第1ヒンジ13aが取り付けられている。各第1ヒンジ13a、すなわち、図8における上方および下方の第1ヒンジ13aそれぞれには、それぞれの軸周りを回動可能な第1開扉91aが取り付けられている。
第2変圧器収容体1bは、通行開口部20の縁部に、第2ヒンジ13bが取り付けられている。各ヒンジ、すなわち、図8における上方および下方の第2ヒンジ13bそれぞれには、それぞれの軸周りを回動可能な第2開扉91bが取り付けられている。
図8の例では、上方にある第1開扉91aおよび第2開扉91bは、それぞれ時計周りに第1変圧器2aに近づくように回動する。下方にある第1開扉91aおよび第2開扉91bは、それぞれ時計周り第2変圧器2bに近づくように回動する。
これにより、第1変圧器2aの接続部25を第1インバータ3aに連結するための作業スペースが広くなり、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、第1〜第4実施形態では、第1および第2変圧器2a、2bは、インバータに接続されているがこれに限らない。入出力端子等を有する電気装置であればよい。
また、第1、第2、および第4の実施形態の変圧器装置は、2組の変圧器およびインバータで構成されているが、これに限らず、3組以上でもよい。
1a…第1変圧器収容体、1b…第2変圧器収容体、2a…第1変圧器、2b…第2変圧器、3a…第1インバータ、3b…第2インバータ、4a…第1インバータ収容体、4b…第2インバータ収容体、10a…第1可動扉、10b…第2可動扉、11a…第1出入口扉、11b…第2出入口扉、12a…第1鉛直フレーム、12b…第2鉛直フレーム、13a…第1ヒンジ、13b…第2ヒンジ、15…接続部送側開口部、17…出入口、18a…第1ガイド、18b…第2ガイド、19a…第1扉送側ガイド、19b…第2扉送側ガイド、20…通行開口部、25…接続部、42a…第3鉛直フレーム、42b…第4鉛直フレーム、45…接続部受側開口部、47a…第3出入口扉、47b…第4出入口扉、49a…第1扉受側ガイド、49b…第2扉受側ガイド、51…上部係合部、52…戸板、60…天井部、70…壁、91a…第1開扉、91b…第2開扉

Claims (7)

  1. それぞれが、外部に電気的に接続可能な接続部を備え、所定の方向に配列可能に構成された複数の変圧器と、
    前記各変圧器の配列方向に沿って互いに平行に配列されて、それぞれが前記各接続部に電気的に接続可能に構成された複数の電気装置と、
    それぞれが、前記各変圧器を個別に収容可能で、前記接続部が貫通可能な第1接続部用開口部が形成されて、前記配列方向に連結可能に構成された複数の変圧器収容体と、
    それぞれが、前記各電気装置を個別に収容可能で、前記各変圧器収容体それぞれに対向するように配置可能で、対向配置されているときに前記第1接続部用開口部に連通するように第2接続部用開口部が形成された複数の電気装置収容体と、
    を有する変圧器装置において、
    前記複数の変圧器収容体それぞれは、前記配列方向に面する部位に通行可能な通行開口部が形成されて、当該通行開口部を閉止可能で且つ移動可能に構成された可動扉が設けられて、
    前記各変圧器用収容体が前記配列方向に沿って配列されて、隣接する前記変圧器収容体同士が互いに連結されているときに、
    隣接する前記各通行開口部それぞれを閉止している前記各可動扉が移動して、
    前記各通行開口部が、互いに連通するように形成されていること、
    を特徴とする変圧器装置。
  2. 前記可動扉は、前記配列方向に沿って平行移動可能に構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の変圧器装置。
  3. 前記可動扉は、前記配列方向に沿って平行移動した後に、前記電気装置がある方に平行移動可能に構成されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の変圧器装置。
  4. 前記可動扉は、略長方形の板状で、鉛直な辺に取り付けられた軸部材の周りを回転可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の変圧器装置。
  5. 前記可動扉は、前記電気装置がある方に平行移動可能に構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の変圧器装置。
  6. 前記各変圧器収容体それぞれは、前記変圧器を収容した状態で移送可能で、
    前記各電気装置収容体は、前記電気装置を収容した状態で移送可能に構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の変圧器装置。
  7. 前記可動扉は、絶縁体により構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の変圧器装置。
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