JP4454547B2 - マフラー構造 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車等のマフラー構造に係り、特に排気ガスを浄化する触媒が内部に配置されるマフラー構造の改良に関する。
従来のマフラーとしては、排気管部材付きセパレータを、その外縁の全域にわたってマフラー本体に溶接し、セパレータとマフラー本体との間に未溶接部が存在しないようにしたセパレータ付きマフラーおよびその製造方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のセパレータ付きマフラーでは、セパレータが隣接する膨張室間を気密に仕切るように、マフラー本体にセパレータに沿って開口する複数の貫通孔を設け、マフラー本体の外方から貫通孔に肉盛りすることによる栓溶接と、該貫通孔同士の間の部位を溶融して溶融池をセパレータに到達させる溶接とにより、セパレータとマフラー本体とを全周溶接する。これにより、セパレータによって画成された一方の膨張室から他方の膨張室へすべての排気ガスが排気管部材を通って流れる。
特開平9−177551号公報
ところで、特許文献1に記載のセパレータ付きマフラーの溶接方法では、マフラー本体とセパレータとを正確に所定の位置に位置合わせして溶接する必要があり、該位置合わせの作業は煩雑で、製造が困難であるという課題がある。
また、テールパイプは、熱膨張による伸びを吸収するためセパレータに数箇所で溶接されて支持されているのみのため、セパレータと溶接されていないテールパイプの外周部分から未浄化の排気ガスが漏れるため、十分な排気ガスの浄化性能が得られないという課題がある。
さらに、セパレータは、マフラー本体に溶接されているため、熱膨張によるマフラー各部の伸びを吸収することができないという課題もある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、排気ガスの浄化性能を向上することができ、熱膨張によるマフラー各部の伸びを吸収可能で、且つ、容易に製造することができるマフラー構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、外筒と外筒内に配置される内筒とを有するマフラー本体と、マフラー本体に配設され、マフラー本体内を複数の膨張室に仕切るセパレータと、セパレータに支持されて排気ガスを浄化する触媒と、を備えるマフラー構造であって、セパレータの外周部には段部が形成され、内筒は、その一端がセパレータの段部に全周溶接されて密閉されると共に、他端が外筒に密閉支持され、且つ、触媒は、セパレータに全周溶接して密閉支持されており、セパレータは、複数の膨張室間を気密に仕切ると共に、外筒に対して軸方向に相対移動可能であるようにマフラー本体に支持されることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、排気管が開口する第1膨張室と第1膨張室の前方に位置する第2膨張室とを仕切る第1セパレータと、第1膨張室と第1膨張室の後方に位置する第3膨張室とを仕切る、セパレータによって構成される第2セパレータとを備え、触媒は、その一端側で第1セパレータに支持されると共に他端側で第2セパレータに全周溶接され、且つ、第2膨張室と第3膨張室とを連通し、第3膨張室を外部と連通するテールパイプは、第3膨張室を画成するマフラー本体にのみ支持されることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、請求項1の構成に加えて、排気管が開口する第1膨張室と第1膨張室の前方に位置する第2膨張室とを仕切る第1セパレータと、第1膨張室と第1膨張室の後方に位置する第3膨張室とを仕切る、セパレータによって構成される第2セパレータとを備え、排気管は、第2膨張室を画成するマフラー本体に固定され、第1セパレータを貫通して支持される第1の排気管と、第1の排気管にスライド可能に差し込み、第2セパレータに全周溶接される第2の排気管とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、セパレータの外周部には段部が形成され、内筒は、その一端がセパレータの段部に全周溶接されて密閉されると共に、他端が外筒に密閉支持され、且つ、触媒は、セパレータに全周溶接して密閉支持されているので、セパレータは、複数の膨張室間を気密に仕切ることができ、すべての排気ガスが触媒を通過して排気されるので、排気ガスの浄化性能を向上することができる。また、セパレータは、外筒に対して軸方向に相対移動可能であるようにマフラー本体に支持されるので、熱膨張による各構成部材の伸びを吸収することができる。さらに、従来のマフラーのような溶接の際の煩雑な位置合わせの作業を行う必要がなく、容易に製造することができる。
請求項2の発明によれば、排気管が開口する第1膨張室と第1膨張室の前方に位置する第2膨張室とを仕切る第1セパレータと、第1膨張室と第1膨張室の後方に位置する第3膨張室とを仕切る、セパレータによって構成される第2セパレータとを備え、触媒は、その一端側で第1セパレータに支持されると共に他端側で第2セパレータに全周溶接され、且つ、第2膨張室と第3膨張室とを連通し、第3膨張室を外部と連通するテールパイプは、第3膨張室を画成するマフラー本体にのみ支持されるので、触媒やテールパイプが熱膨張する場合であっても、第2セパレータは、第1及び第3膨張室間を気密に仕切ることができるので、排気ガスの浄化性能を向上することができる。
また、請求項3の発明によれば、排気管は、第2膨張室を画成するマフラー本体に固定され、第1セパレータを貫通して支持される第1の排気管と、第1の排気管にスライド可能に差し込み、第2セパレータに全周溶接される第2の排気管とを備えるので、排気管の長さを長く取ってエンジン出力特性を最適にすると共に、排気管を支持する第2セパレータは第1及び第3膨張室間を気密に仕切ることができ、且つ、熱膨張する排気管の伸びを吸収することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るマフラー構造の横断面図、図2は図1のマフラー構造の縦断面図、図3は図2のIII−III線に沿った断面図、図4は図2のIV−IV線に沿った断面図、図5は第1内筒の正面図、図6は第2内筒の正面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係るマフラー構造10は、マフラー本体11と、マフラー本体11内に配置される第1セパレータ12及び第2セパレータ13とを備えており、マフラー本体11内は第1及び第2セパレータ12,13によって、軸方向中間部の第1膨張室14、第1膨張室14の前方に位置する第2膨張室15、及び第1膨張室14の後方に位置する第3膨張室16の3室に仕切られている。また、マフラー構造10は、エンジンの排気口(図示せず)と連通する排気管17と、第1及び第2膨張室14,15間を連通する連通管18と、第3膨張室16と外部を連通するテールパイプ19と、第1及び第2セパレータ12,13に支持される主触媒20と、排気管17の端部開口部17aに設けられる副触媒21と、を備える。
マフラー本体11は、外筒22と外筒22内に配置される内筒23とを備える二重構造の筒体と、この筒体の前方に取り付けられ、第2膨張室15を画成するためのフロントキャップ24と、筒体の後方に取り付けられ、第3膨張室16を画成するためのエンドキャップ25とを有する。
外筒22は、略一様径を有し、マフラー構造10の外観を構成するステンレス鋼製等の円筒部材である。内筒23は、外筒22に内嵌して配設されており、外筒22の前部に設けられる第1内筒26と、外筒22の後部に設けられる第2内筒27とを有する。
第1内筒26は、図5に示すように、多数の孔26aが明けられたステンレス鋼製パンチングメタルを円筒形状に巻き、突き合わせた端部同士を溶接し、更に、両端を拡径して形成される。前端拡径部26bの外径は、外筒22の内径と略同一であり、後端拡径部26cの外径は、第2セパレータ13の内径と略同一径となっている。
一方、第2内筒27は、図6に示すように、ステンレス鋼板を円筒形状に巻き、突き合わせた端部同士を軸方向に亘って溶接する。更に、第2内筒27は、前端部27aから中間部にかけて略一様径を有するストレート形状とし、後端部27bを外筒22の内径と略同一径に拡径して形成する。
図1に戻って、フロントキャップ24は第1内筒26の前端拡径部26bに内嵌して配設され、外筒22、第1内筒26およびフロントキャップ24の端部同士が重ね合わされて一体に溶接される。また、エンドキャップ25も第2内筒27の後端部27bに内嵌して配設され、外筒22、第2内筒27およびエンドキャップ25の端部同士が重ね合わされて一体に溶接される。
また、フロントキャップ24およびエンドキャップ25の内側には、それぞれ端板28,29が配置されている。外筒22と第1内筒26および第2内筒27の間、フロントキャップ24と端板28の間、およびエンドキャップ25と端板29の間には、それぞれグラスウールなどの吸音材30が充填されている。
第1セパレータ12は、円形底板部12aの外周縁から筒状リブ部12bが形成される有底筒状部材であり、筒状リブ部12bが第1内筒26の略中央に内嵌して配置されており、マフラー本体11内を第1膨張室14と第2膨張室15とに区画する。また、第2セパレータ13は、円形底板部13aの外周縁から小径筒部13bおよび大径筒部13cが屈曲して形成された段部13dを持った有底筒状部材であり、大径筒部13cが、第1セパレータ12の後方で外筒22に内嵌され、マフラー本体11内を第1膨張室14と第3膨張室16とに区画する。
このように形成される第2セパレータ13の段部13dには、第1内筒26と第2内筒27が嵌合される。具体的に、第2セパレータ13の大径筒部13cには、第1内筒26の後端拡径部26cが内嵌される。また、第2セパレータ13の小径筒部13bの外周には、第2内筒27の前端部27aが外嵌して全周溶接される。
排気管17は、フロントキャップ24に溶接され、第1セパレータ12および第2セパレータ13を貫いた後、第3膨張室16内でUターンして前方に延び、第2セパレータ13および第1セパレータ12を再び貫き、更に第2膨張室15内で再びUターンして第1セパレータ12を貫いて第1膨張室14内に開口している。
具体的に、図1及び図2に示すように、排気管17は、フロントキャップ24に溶接され、第1セパレータ12を貫通して支持される第1の排気管31と、第1の排気管31の拡径された先端部31aにスライド可能に差し込み、第2セパレータ13を貫通して第3膨張室16内でUターンし、第2セパレータ13および第1セパレータ12を貫通する第2の排気管32と、第2の排気管32の先端部と一端で溶接固定され、第2膨張室15内に配置される略U字状の第1のジョイント33と、第1のジョイント33の他端に溶接固定され、第1セパレータ12を貫通し、副触媒21が取り付けられる第2のジョイント34が溶接固定される第3の排気管35と、を備える。
また、第2の排気管32の第1膨張室14内の側壁には、浄化性能を確保しつつ、各触媒の温度バランス及びエンジン出力特性の調整を可能とする調整孔32aが設けられている。
図3に示すように、第1セパレータ12とこれを貫通する排気管17は、強度保持のために必要な部分のみが溶接されている。即ち、第1の排気管31の第1セパレータ12を貫通する部分は、第1セパレータ12に溶接されずに支持されており、第2の排気管32の第1セパレータ12を貫通する部分は、その外周面の一部分が第1セパレータ12に溶接されている。また、第3の排気管35の第1セパレータ12を貫通する部分は、強度を保持するため第1セパレータ12に全周溶接されている。
一方、図4に示すように、第2の排気管32の第2セパレータ13を貫通する2箇所の部分は、第2セパレータ13に全周溶接されている。
また、主触媒20は、その両端側において、第1セパレータ12および第2セパレータ13に貫通して支持されており、第2膨張室15と第3膨張室16とを連通する。主触媒20の一端側は、図3に示すように、第1セパレータに溶接されずに支持されており、主触媒20の他端側は、図4に示すように、第2セパレータ13に全周溶接されて密閉支持されている。
なお、主触媒20および副触媒21は、例えば、Pt,Rh,Pdのような貴金属触媒を担持するステンレス等の担体を連通管に収容して構成されるもので、貴金属含有量を変えて、ハニカム構造等種々の形状にそれぞれ構成される。
また、第1膨張室14と第2膨張室15を連通する連通管18は、図3に示すように、第1セパレータ12に部分的に溶接されて配設されている。さらに、第3膨張室16と外部とを連通するテールパイプ19は、図2に示すように、エンドキャップ25にのみ溶接支持されている。
次に、上記の構成を備えた本実施形態のマフラー構造10の作用について説明する。本実施形態のマフラー構造10は、図2に示すように、エンジン(図示せず)から排気される排気ガスが、排気管17によってマフラー本体11内に導かれ、排気管17の経路に沿って2回Uターンして副触媒21から第1膨張室14内に流入する。第1膨張室14内の排気ガスは、連通管18を介して第2膨張室15に流入し、更に主触媒20内を通過して第3膨張室16に流入する。この過程で排気ガスは膨張すると共に、吸音材30によって吸音されて消音し、テールパイプ19から外部に排気される。
また、排気管17および主触媒20の第2セパレータ13を貫通する部分は、第2セパレータ13に全周溶接され、更に、第2セパレータ13と第2内筒27とが全周溶接されているので、第1膨張室14および第2膨張室15内の排気ガスが、第3膨張室16に漏れることはなく、排気ガスのすべてが主触媒20を通過して浄化されて第3膨張室16に導かれ、第3膨張室16からテールパイプ19を介して外部に排気される。従って、優れた浄化性能が得られる。
また、着火、熱分散を主目的とする副触媒21は、2次エア流量を十分確保することができる排気管17の後端開口部17aに配設されており、また、主触媒20は、第2膨張室15と第3膨張室とを連通して配置されているので、主触媒20による排気ガスの排気抵抗を低減させることができ、主触媒20の反応温度が上がり過ぎることを抑制することができる。
また、排気管17の途中に第1膨張室14に開口する調整孔32aを設けることにより、浄化性能を維持しながら副触媒21の温度を下げて各触媒の温度バランスを調整し、且つエンジン出力特性を調整することができる。
さらに、第1及び第2セパレータ12,13に支持される排気管17は、第1の排気管31に第2の排気管32をスライド可能に差し込んだ差込み構造を有し、また、第1及び第2セパレータ13に支持される主触媒20は、第1セパレータ12を貫通する部分を溶接せずに嵌合支持されるので、優れた浄化性能を維持しながら、熱膨張による各部材の伸びを吸収することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るマフラー構造10によれば、第2セパレータ13の外周部には段部13dが形成され、第2内筒27は、その一端27aがセパレータの段部13dに全周溶接されて密閉されると共に、他端27bが外筒22に密閉支持され、且つ、主触媒20は、第2セパレータ13に全周溶接して密閉支持されている。これにより、第2セパレータ13は、第1及び第3膨張室14,16間を気密に仕切ることができ、すべての排気ガスが主触媒20を通過して排気されるので、排気ガスの浄化性能を向上することができる。また、第2セパレータ13は、外筒22に対して軸方向に相対移動可能であるようにマフラー本体11に支持されるので、熱膨張による各構成部材の伸びを吸収することができる。さらに、従来のマフラーのような溶接の際の煩雑な位置合わせの作業を行う必要がなく、容易に製造することができる。
また、マフラー構造10は、排気管17が開口する第1膨張室14と第1膨張室14の前方に位置する第2膨張室15とを仕切る第1セパレータ12と、第1膨張室14と第1膨張室14の後方に位置する第3膨張室16とを仕切る第2セパレータ13とを備え、主触媒20は、その一端側で第1セパレータ12に支持されると共に他端側で第2セパレータ13に全周溶接され、且つ、第2膨張室15と第3膨張室16とを連通し、第3膨張室16を外部と連通するテールパイプ19は、第3膨張室16を画成するマフラー本体11にのみ支持される。これにより、主触媒20やテールパイプ19が熱膨張する場合であっても、第2セパレータ13は、第1及び第3膨張室14,16間を気密に仕切ることができるので、排気ガスの浄化性能を向上することができる。
さらに、排気管17は、第2膨張室15を画成するマフラー本体11に固定され、第1セパレータ12を貫通して支持される第1の排気管31と、第1の排気管31にスライド可能に差し込まれ、第2セパレータ13に全周溶接される第2の排気管32とを備えるので、排気管17の長さを長く取ってエンジン出力特性を最適にすると共に、排気管17を支持する第2セパレータ13は第1及び第3膨張室14,16間を気密に仕切ることができ、且つ、熱膨張する排気管17の伸びを吸収することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
なお、本実施形態では、排気管17の調整孔32aを第1膨張室14内に設けているが、第2膨張室15内に設けるようにしても同様の効果を奏する事ができる。
本発明に係るマフラー構造の横断面図である。 図1のマフラー構造の縦断面図である。 図2におけるIII−III線に沿った断面図である。 図2におけるIV−IV線に沿った断面図である。 第1内筒の正面図である。 第2内筒の正面図である。
符号の説明
10 マフラー構造
11 マフラー本体
12 第1セパレータ
13 第2セパレータ
14 第1膨張室
15 第2膨張室
16 第3膨張室
17 排気管
18 連通管
19 テールパイプ
20 主触媒
21 副触媒
22 外筒
23 内筒
26 第1内筒
27 第2内筒

Claims (3)

  1. 外筒(22)と該外筒(22)内に配置される内筒(27)とを有するマフラー本体(11)と、該マフラー本体(11)に配設され、前記マフラー本体(11)内を複数の膨張室(14,16)に仕切るセパレータ(13)と、前記セパレータ(13)に支持されて排気ガスを浄化する触媒(20)と、を備えるマフラー構造であって、
    前記セパレータ(13)の外周部には段部(13d)が形成され、前記内筒(27)は、その一端(27a)が前記セパレータ(13)の段部(13d)に全周溶接されて密閉されると共に、他端(27b)が前記外筒(22)に密閉支持され、且つ、前記触媒(20)は、前記セパレータ(13)に全周溶接して密閉支持されており、
    前記セパレータ(13)は、前記複数の膨張室(14,16)間を気密に仕切ると共に、前記外筒(22)に対して軸方向に相対移動可能であるように前記マフラー本体(11)に支持されることを特徴とするマフラー構造。
  2. 排気管(17)が開口する第1膨張室(14)と該第1膨張室(14)の前方に位置する第2膨張室(15)とを仕切る第1セパレータ(12)と、前記第1膨張室(14)と前記第1膨張室(14)の後方に位置する第3膨張室(16)とを仕切る、前記セパレータ(13)によって構成される第2セパレータ(13)とを備え、
    前記触媒(20)は、その一端側で前記第1セパレータ(12)に支持されると共に他端側で前記第2セパレータ(13)に全周溶接され、且つ、前記第2膨張室(15)と前記第3膨張室(16)とを連通し、
    前記第3膨張室(16)を外部と連通するテールパイプ(19)は、前記第3膨張室(16)を画成する前記マフラー本体(11)にのみ支持されることを特徴とする請求項1に記載のマフラー構造。
  3. 排気管(17)が開口する第1膨張室(14)と該第1膨張室(14)の前方に位置する第2膨張室(15)とを仕切る第1セパレータ(12)と、前記第1膨張室(14)と前記第1膨張室(14)の後方に位置する第3膨張室(16)とを仕切る、前記セパレータ(13)によって構成される第2セパレータ(13)とを備え、
    前記排気管(17)は、前記第1膨張室(14)を画成する前記マフラー本体(11)に固定され、前記第1セパレータ(12)を貫通して支持される第1の排気管(31)と、該第1の排気管(31)にスライド可能に差し込み、前記第2セパレータ(13)に全周溶接される第2の排気管(32)とを備えることを特徴とする請求項1に記載のマフラー構造。
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