JP4454066B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置の製造方法、特に、半導体装置の素子分離領域の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シリコン(Si)を主要な構成材料とする半導体装置、例えばDRAM( ダイナミック ランダム アクセス メモリ:Dynamic Ramdom Access Memory) においては、素子分離領域の形成を、STI(Shallow Trench Isolation) 技術を用いて行っていた。
【0003】
図8を参照して、STI技術を用いた素子分離領域の形成につき、簡単に説明する。図8は、従来の素子分離領域の形成工程のうち、主要な工程を段階的に示した工程図であり、各図は構造体の断面の切り口を示している。素子分離領域の形成は、まず、Si基板100上にパッド酸化膜102xを形成し、このパッド酸化膜102x上にシリコン窒化(Si3 N4 )膜104xを形成する(図8(A))。次に、素子分離領域が形成される領域上のSi3 N4 膜104xをエッチングにより除去し、さらにこの領域のパッド酸化膜102xおよびSi基板100をエッチングして、Si基板100に素子分離領域用溝(トレンチ)106を形成する(図8(B))。その後、溝106の内部および残存するSi3 N4 膜104上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)によって厚い絶縁膜(酸化膜)108を堆積する(図8(C))。その後、CMP(Chemical Mechanical Polish )によって酸化膜108の表面を平坦化する。酸化膜108の表面は研磨されて、そのうち残存するSi3 N4 膜104の表面が露出する。残存するSi3 N4 膜104はCMPのストッパーとして機能する。残存するSi3 N4 膜104の表面が露出した時点で研磨を終了する。その後、Si3 N4 膜104およびパッド酸化膜102を除去する。これにより、素子分離領域108xが形成される(図8(D))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記STIによる素子分離領域の形成工程において、CMPによって酸化膜を平坦化する際、CMPを行う領域内の各素子分離領域の幅によって、研磨特性は部分的に大きく変化してしまう。
【0005】
CMPは、定盤上の研磨布に被研磨面(ここでは、酸化膜の表面)を、研磨剤を流しながら擦り合わせて研磨加工を行う平坦化方法である。CMPにより被研磨面にSi3 N4 膜が露出したとき、素子分離領域の幅が広い部分と狭い部分との研磨状態を比較すると、幅の広い部分の方がSi3 N4 膜の表面より深く研磨が進行してしまう。CMPに用いられる研磨布は可撓性を有する材料で構成されているため、幅の広い部分の略中央では、幅の狭い部分よりも研磨布の撓みが大きくなる。よって研磨布の撓みが生じている部分では、Si3 N4 膜の表面よりも深く研磨が進行してしまう。
【0006】
このように、素子分離領域の幅の広さに依存して研磨レートに分布が生じてしまうと、素子分離領域の形状にばらつきが生じる。そしてこのばらつきは、素子分離能やトランジスタ特性のばらつきの原因となる。
【0007】
よって、素子分離領域の幅に依存する研磨レートの分布が生じないように、従来、素子分離領域にダミーアクティブ領域(ダミーAC)を形成して、CMPを行うことが考え出された。
【0008】
ダミーアクティブ領域は、実際に素子のアクティブ領域として使用されるものではない。素子分離領域の幅の広い領域内に、例えば島状に基板、パッド酸化膜およびSi3 N4 膜をダミーACとして残しておく。これにより、CMPによりSi3 N4 膜が露出したときに、幅の広い素子分離領域内ではダミーACが研磨布を支えるために、研磨布が撓むおそれはなくなる。
【0009】
しかしながら、ダミーACは、製造後の素子分離領域内にも電気的に活性な領域として存在し続けてしまう。このため、特に近年の半導体素子の微細化に伴って、配線容量を増加させる原因となるおそれがある。
【0010】
このため、ダミーACを用いずに、素子分離領域の幅に依存する酸化膜の研磨レートの分布を抑制して素子分離領域を形成できる半導体装置の製造方法の出現が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、この発明の半導体装置の製造方法によれば、基板上にマスク層を形成する工程と、このマスク層およびマスク層の下に位置する基板に対して所望の深さの素子分離領域用溝を形成する溝形成工程と、この溝およびマスク層の残存する領域上に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜をマスク層の残存する領域の表面が露出するまで研磨する平坦化工程と、マスク層の残存する領域を除去する工程とを含み、絶縁膜を形成する工程と平坦化工程との間に、溝のうち、最小幅が所定の幅以上である溝の上側に、窒化膜パターンを形成する工程を含んでいることを特徴とする。
【0012】
素子分離領域用溝は、製造する半導体装置の構成によって幅の広い溝や幅の狭い溝が同じ基板内に存在している。これらの溝に絶縁膜を埋め込んで素子分離領域を形成するためには、絶縁膜を埋め込んだ後、絶縁膜の表面を研磨して平坦化する必要がある。また、研磨を行う前に予め溝以外の基板の領域には絶縁膜よりも研磨レートの低い材料で形成されたマスク層を設けておく。そして、研磨はこのマスク層の表面が露出した時点で終了させる。研磨終了時、マスク層が密に設けられている領域、すなわち幅の狭い溝上の絶縁膜と、マスク層が粗に設けられている領域、すなわち幅の広い溝上の絶縁膜との研磨レートにはばらつきが生じる。幅の広い溝上の絶縁膜は、より速く研磨が進行してしまう。これは、幅の広い溝上にある研磨布に撓みが生じること等が原因となる。従って、幅の広い溝の上側の絶縁膜上に、絶縁膜よりも研磨レートの低い窒化膜パターンを設けておくことによって、幅の広い溝上の絶縁膜と幅の狭い溝上の絶縁膜とを同時に研磨しても、幅の広い溝上の絶縁膜が研磨終了時に研磨されすぎるのを防ぐことができる。
【0013】
また、素子分離領域用溝の上側に窒化膜パターンを設ける基準となる、溝の所定の幅は、好ましくは、前記平坦化工程において、前記マスク層の残存する領域の表面に研磨布が到達したときに、該研磨布に撓みが生じる限界の幅であるのがよい。
【0014】
この幅は、研磨に用いる研磨布の柔らかさ、研磨布の研磨表面への押圧力、研磨の速さおよび研磨剤の種類等に依存する値であるが、研磨布が撓む限界の幅とする。例えば、半導体装置の素子分離領域の形成に係る溝であれば、幅10μmが限界の幅である。
【0015】
また、窒化膜パターンは、好ましくは平坦化工程中に研磨によって消滅するような厚さおよび形状を有しているのがよい。
【0016】
これにより、幅の広い溝上の絶縁膜の研磨レートを、幅の狭い溝上の絶縁膜の研磨レートよりも遅らせることができる。また、この窒化膜パターンは研磨により消滅するような厚さおよび形状にしてあるために、研磨終了後に取り除く手間が省ける。
【0017】
また、窒化膜パターンは、溝上に堆積された絶縁膜部分に、窒化膜パターン形成用溝を形成した後、この窒化膜パターン形成用溝内に窒化膜を埋め込むことにより形成されるのがよい。
【0018】
これによれば、窒化膜パターン形成用溝の形状および深さによって、窒化膜パターンの形状および厚さが決定される。よって、素子分離領域用溝の最小幅に応じて、窒化膜形成用溝の深さおよび形状を設定すればよい。このため、幅の狭い溝上の絶縁膜と幅の広い溝上の絶縁膜との研磨レートを、研磨終了時には同等に調整することができる。従って、幅の広い溝上の絶縁膜が研磨されすぎるのを防ぐことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照してこの発明の実施の形態につき説明する。なお、各図は発明を理解できる程度に各構成成分の形状、大きさおよび配置関係を概略的に示してあるに過ぎず、したがってこの発明を図示例に限定するものではない。
【0025】
図1および図2は、半導体装置の製造方法の、特に素子分離領域の形成工程を示した図である。図1(A)〜図2(C)は、主要な工程での構造体の断面の切り口を順に示している。
【0026】
まず、基板10上にマスク層12xを形成する(図1(A))。ここでは、基板10をSi基板とし、マスク層12xを例えばパッド酸化膜14xとSi3 N4 膜16xとで構成する。
【0027】
次に、マスク層12xおよびマスク層12xの下に位置する基板10に対して、所望の深さの素子分離領域用溝18を形成する(図1(B))。ここでは、図1(B)に示すように、幅の狭い溝(例えば幅10μm未満の溝)18aと幅の広い溝(例えば幅10μm以上の溝)18bとを形成する。また、この溝18には後に絶縁膜が形成されて、この絶縁膜を素子分離領域として機能させる。溝18の形成は、例えばホトリソグラフィ技術を用いてエッチングマスクを形成した後、エッチングマスクから露出しているマスク層12xおよびその下の基板10に対してエッチングを行うことによって行う。溝18の深さは、絶縁膜が埋め込まれた溝18が、隣接する素子間を電気的に分離することができるような深さとする。また、エッチング終了後、残存するマスク層12の下に位置する基板10の領域は、後に、活性領域として使用される。
【0028】
次に、素子分離領域用溝18およびマスク層の残存する領域12上に絶縁膜20を形成する(図1(C))。この絶縁膜20は、例えば通常のCVD(化学気相成長法:Chemical Vapor Deposition )やHDP(高密度プラズマ:High Density Plasma )を用いて形成する。図1(C)では、通常のCVDで形成された絶縁膜20を示している。ここでは、絶縁膜20を例えばSiO2 膜とする。
【0029】
次に、素子分離領域用溝18のうち、最小幅が所定の幅以上である溝18bの上側に、絶縁膜20よりも研磨レートの低い窒化膜パターン22を設ける(図2(A))。所定の幅とは、後に行う絶縁膜20の平坦化工程に、残存しているマスク層12の表面に研磨布が到達したときに、この研磨布に撓みが生じる限界の幅とする。この幅は、実験等により決定される。ここでは、この幅を10μmとする。よって、幅10μm以上の溝18bの上側に窒化膜パターン22を形成する。窒化膜パターン22の形成は、例えば、まず、絶縁膜20の表面に窒化膜(Si3 N4 膜)をCVDにより形成する(図示せず。)。その後、この窒化膜に対して、ホトリソグラフィおよびこれに続くドライエッチングを行うことによって、幅10μm以上の溝18bの上側にのみ窒化膜パターン22を形成する。
【0030】
その後、絶縁膜20をマスク層の残存する領域12の表面が露出するまで研磨する(図2(B))。ここでは、CMP(化学機械研磨:Chemical Mechanical Polish)によって研磨を行う。Si3 N4 膜の研磨レートは、SiO2 膜の研磨レートよりも50μm/分以上遅い。このため、窒化膜パターン22を設けてある領域は、研磨レートが遅くなる。窒化膜パターン22の膜厚や形状によって、窒化膜パターン22を研磨ストッパーとして機能させたり、研磨する領域の研磨レートを調整したりする目的で用いることができる。図2(A)では、幅の広い溝18b上の絶縁膜20の部分と幅の狭い溝18a上の絶縁膜20の部分との研磨レートを調整する目的で、窒化膜パターン22が設けられている。このため、研磨終了時に、研磨によって、幅の広い溝18b上の絶縁膜20xの部分が、マスク層の残存する領域12の表面の高さよりも深く削られてしまうおそれはなくなる。この実施の形態では、まず、幅の狭い溝18a上の絶縁膜20と幅の広い溝18b上の窒化膜パターン22が研磨される。そして、窒化膜パターン22が研磨によって消滅してから、その下の絶縁膜20が研磨される。これにより、研磨終了時の絶縁膜20xの研磨レートを調整することができる。
【0031】
その後、マスク層の残存する領域12を除去する(図2(C))。この実施の形態では、マスク層12をパッド酸化膜14とSi3 N4 膜16とで構成している。このため、まず、Si3 N4 膜16を、例えばウェットエッチングにより除去した後、パッド酸化膜14をHFを用いたウェットエッチングあるいはドライエッチングにより除去する。
【0032】
これにより、マスク層の残存する領域12の下に位置していた島状のSi基板10の部分を、活性領域として用いることができる。また、溝18内にのみ絶縁膜22xを素子分離領域として残存させることができるため、隣接する活性領域間を好ましく分離することができる。
【0033】
【実施例】
以下、図を参照して、この発明の半導体装置の製造方法のいくつかの実施例についてより詳細に説明する。しかしながら、以下の説明中で挙げる使用材料、構成成分の大きさ、膜厚、溝の深さなどの数値的条件はこれら発明の範囲内の一例にすぎない。
【0034】
<第1の参考例>
第1の参考例として、図1、図3および図4を参照して、窒化膜パターンを研磨ストッパーとして用いて、素子分離領域を形成する例につき説明する。図3および図4は、第1の参考例の説明に供する工程図であり、形成途中の構造体の断面の切り口で示してある。
【0035】
まず、基板10上にマスク層12xを形成する(図1(A))。従来と同様に、基板10としてのSi基板上にパッド酸化膜14xを形成する。この例では、850℃のウェットのO2 雰囲気内で形成する。その後、このパッド酸化膜14x上にSi3 N4 膜16xを形成する。ここでは、LPCVD法を用いてSi3 N4 膜16xを150〜200nmの厚さに形成する。これにより、パッド酸化膜14xおよびSi3 N4 膜16xからなるマスク層12xが得られる。その後、マスク層12xおよびその下に位置する基板10に対して、所望の深さの素子分離領域用溝18を形成する(図1(B))。ここでは、まず、ホトリソグラフィ技術およびRIE(リアクティブイオンエッチング:Reactive Ion Etching)によってSi3 N4 膜16xの素子分離領域用溝となる領域をエッチングする。その後、このSi3 N4 膜の残存する領域16をエッチングマスクとして用いて、Si基板10に0.2〜0.6μmの深さの溝(トレンチ)18を、RIEによって形成する。そして、この例では、幅10μm未満の溝18aと幅10μm以上の溝18bとが形成される。その後、溝18の内壁を酸化させる。これにより、内壁酸化膜30が形成される(図3(A))。
【0036】
その後、溝18およびマスク層の残存する領域12上に絶縁膜20を形成する。ここでは、HDPによって、SiO2 膜20をほぼ溝18の深さと同等の厚さに形成する。これにより、溝18は残存するマスク層12の表面付近の高さまでSiO2 膜20で埋め込まれる。また、SiO2 膜20はSi3 N4 膜16上にも堆積する(図3(B))。
【0037】
次に、この例では、幅10μm以上の溝18bの上側に、窒化膜パターンを設ける。まず、SiO2 膜20の表面全面にわたって、Si3 N4 膜22xをCVD法を用いて50nm〜200nmの厚さに堆積する(図3(C))。その後、ホトリソグラフィおよびこれに続くエッチング処理を行って、幅10μm以上の溝18bの上側にのみSi3 N4 膜22xが残存するように、他の領域上のSi3 N4 膜22xを除去する(図4(A))。これにより、窒化膜パターン22が形成される。また、ホトリソグラフィの合わせ余裕を考慮して、幅の広い(幅10μm以上)の溝18bの上面の領域より0.5μm程度内側の領域に窒化膜パターン22としてのSi3 N4 膜を残すようにする。
【0038】
この後、絶縁膜20をマスク層の残存する領域12の表面が露出するまで研磨する(図4(B))。この例では、CMPにより従来と同様にしてSiO2 膜20に対して研磨を行う。これにより、マスク層の残存する領域12の表面が露出した時点で、幅10μm以上の溝18b内の絶縁膜(SiO2 膜)20xは、窒化膜パターン22が研磨ストッパーとなるため、研磨されない。
【0039】
その後、マスク層の残存する領域12を除去する。この例では、マスク層12を構成するSi3 N4 膜16を除去する際に、同時に窒化膜パターン22を除去する(図4(C))。その後、パッド酸化膜14を除去する(図4(D))。Si3 N4 膜16および窒化膜パターン22の除去は、例えばリン酸等の薬品を用いたウェットエッチングによって行う。また、パッド酸化膜14の除去はHFによるウェットエッチング、あるいはドライエッチングによって行う。
【0040】
これにより、ダミーACを用いることなく、好ましいトレンチアイソレーション20xを形成することができる。
【0041】
また、第1の参考例の変形例として、まず、第1の参考例と同様に、素子分離領域用溝18内にHDPによりSiO2 膜(第1絶縁膜)20をマスク層12の表面の高さと同程度の高さで埋め込み、幅10μm以上の溝18bの上側に窒化膜パターン22としてのSi3N4 膜を形成する。
【0042】
その後、窒化膜パターン22を覆うように、SiO2 膜20上に、さらにSiO2 膜(第2絶縁膜)を、CVD法を用いて300nm〜400nmの膜厚で形成してもよい。
【0043】
その後、第1の参考例と同様にCMPにより平坦化工程を行った後、マスク層を除去する。
【0044】
このようにして、素子分離領域を形成してもよい。
【0045】
<第2の参考例>
第2の参考例として、図5を参照して、窒化膜パターンが、研磨により消滅する例につき説明する。図5は、第2の参考例の説明に供する、主要な形成工程を示す概略図である。
【0046】
以下、第1の参考例と相違する点につき説明し、第1の参考例と同様の点についてはその詳細な説明を省略する。
【0047】
第1の参考例と同様にして、基板10上にマスク層12xを形成した後、素子分離領域用溝18を形成する。この例でも、第1の参考例と同様に、幅10μm未満の溝18aと幅10μm以上の溝18bとを形成する。
【0048】
その後、溝18の内壁を酸化した後、HDPによって、各溝18を絶縁膜(SiO2 膜)20で埋め込んでいく。この例では、第1の参考例よりも厚く、(溝18の深さ+50nm)以上、(溝18の深さ+マスク層12の厚さ)以下の厚さに、SiO2膜を堆積させる(図5(A))。
【0049】
次に、幅10μm以上の溝18bの上側に、窒化膜パターン22を設ける。この例では、SiO2 膜20の表面全面に、Si3 N4 膜22xをCVDにより20〜50nmの厚さに形成する(図5(B))。その後、ホトリソグラフィおよびこれに続くエッチング処理を行って、幅10μm以上の溝18bの上側にのみ窒化膜パターン22としてのSi3 N4 膜を残存させる(図5(C))。
【0050】
次に、SiO2 膜20を、マスク層の残存する領域12の表面が露出するまで、研磨する。この例でも、CMPにより研磨を行う。ここでは、窒化膜パターン22の厚さが、20〜50nmと薄いために、窒化膜パターン22は研磨によって徐々に削られていく。しかしながら、SiO2 膜20よりは研磨レートが低いため、マスク層の残存する領域12の表面が露出する時点でようやく消失する。これにより、幅10μm以上の溝18b内のSiO2 膜20は研磨によって過剰に削られるおそれはなくなる(図5(D))。
【0051】
その後、第1の参考例と同様にしてマスク層12としてのSi3 N4 膜16およびパッド酸化膜14を除去する(図4(C)および図4(D)参照。)。
【0052】
これにより、この例では、窒化膜パターン22を研磨レートを調節する目的で用いて、幅の広い溝18b上の絶縁膜20と幅の狭い溝18a上の絶縁膜20を実質的に同程度の研磨レートで研磨することができる。また、研磨によって、窒化膜パターン22を消失させることができるため、窒化膜パターン22を研磨終了後に除去する手間が省ける。
【0053】
また、窒化膜パターン22は、マスク層の残存する領域12の表面が露出するまでに消失すれば、どのような形状であってもよい。
【0054】
<第1の実施例>
第1の実施例として、図6を参照して、素子分離領域用溝の上側に堆積される絶縁膜内に窒化膜パターンを形成する例につき説明する。図6は、第1の実施例の説明に供する、主要な工程を示す概略図である。
【0055】
以下、第1および第2の参考例と相違する点につき説明し、同様の点については、その詳しい説明を省略する。
【0056】
第1の参考例と同様にして、基板10上にマスク層12xを形成した後、素子分離領域用溝18を形成する。この例でも、同じ基板10内に、幅10μm未満の溝18aおよび幅10μm以上の溝18bをそれぞれ形成する。その後、溝18の内壁を酸化処理した後、通常のCVD法を用いてSiO2 膜20を形成する。このSiO2 膜20は、溝18を埋め込んで、表面が平坦になるような厚さに形成する。この場合の表面の平坦性は、例えば、電子顕微鏡でSiO2膜20の表面を観察した場合に、くぼみが見つけられない程度の平坦性とする。この例では、SiO2 膜の膜厚を700〜900nmとする(図6(A))。
【0057】
その後、幅10μm以上の溝18bの上側のSiO2 膜20の部分に、窒化膜パターン形成用溝40を形成する。この例では、ホトリソグラフィおよびこれに続くエッチング処理によって、窒化膜パターン形成用溝40を形成する。この後行われるCMPを用いた平坦化工程において、幅10μm未満の溝18aの上側のSiO2 膜20と、幅10μm以上の溝18bの上側のSiO2 膜20との研磨レートの調整は、窒化膜パターン形成用溝40の深さ、溝40の口と底部の面積、および溝40同士の間隔によってなされる。よって、この溝40の深さは、実験により決定される。この実験において、溝40内に窒化膜を埋め込んで、窒化膜が埋め込まれたSiO2 の領域と埋め込まれていないSiO2 の領域とに対して同時に研磨を行って、研磨終了後に電子顕微鏡で観察して、両領域の表面の高さが同等となればよい。但し、この溝40は、マスク層12の表面よりも深くは形成しないようにする(図6(B))。
【0058】
この後、窒化膜パターン形成用溝40内に窒化膜22xを埋め込む。この例では、窒化膜22xとしてSi3 N4 膜をCVD法を用いて窒化膜パターン形成用溝40内を埋め込む。この溝内に埋め込まれた窒化膜22xの部分を窒化膜パターン22とする(図6(C))。
【0059】
その後、窒化膜22xおよびSiO2 膜20を、マスク層の残存する領域12の表面が露出するまでCMPにより研磨する。この例では、窒化膜パターン22の領域では、窒化膜パターン22以外の領域よりも研磨レートが遅くなる。しかしながら、研磨終了時、すなわちマスク層の残存する領域12の表面が露出した時点では、窒化膜パターン22は消失している。また、幅の広い溝18b上のSiO2 膜20(窒化膜パターンの領域)と幅の狭い溝18a上のSiO2 膜20(窒化膜パターン以外の領域)との最終的な研磨レートは実質的に同等となる。よって、幅の広い溝18b上のSiO2 膜20は、研磨によってSi3 N4 膜16の表面よりも深く削られるおそれはない(図6(D))。
【0060】
その後、第1の参考例と同様にしてマスク層12としてのSi3 N4 膜16およびパッド酸化膜14を除去する(図4(C)および図4(D)参照。)。
【0061】
これにより、この例では、窒化膜パターン22を研磨レートを調節する目的で用いて、幅の広い溝18b上の絶縁膜20と幅の狭い溝18a上の絶縁膜20を実質的に同程度の研磨レートで研磨することができる。また、研磨によって、窒化膜パターン22を消失させることができるため、窒化膜パターン22を研磨終了後に除去する手間が省ける。
【0062】
<第3の参考例>
第3の参考例として、図7を参照して、絶縁膜の平坦化工程の途中で、窒化膜パターンを幅の広い素子分離領域用溝上に設ける例につき説明する。図7は、第3の参考例の説明に供する、主要な工程を示す概略図である。
【0063】
以下、第1の参考例、第2の参考例、及び第1の実施例と相違する点につき説明し、同様の点についてはその詳細な説明を省略する。
【0064】
まず、第1の参考例と同様にして、基板10上にマスク層12x(パッド酸化膜14xおよびSi3 N4 膜16x)を形成した後、素子分離領域用溝18を形成する。この例においても第1の参考例と同様、幅10μm未満の溝18aと幅10μm以上の溝18bとを形成する。
【0065】
その後、形成された溝18の内壁を酸化した後、第1の実施例と同様に通常のCVD法を用いて、絶縁膜20として膜厚700〜900nmのSiO2 膜を形成する(図7(A))。
【0066】
その後、この絶縁膜20を、マスク層の残存する領域12の表面を露出させない程度に研磨する(これを、第1平坦化工程とする。)。
【0067】
この例では、CMPにより、残存するマスク層12の表面から50〜100nmの膜厚になるまでSiO2 膜20を研磨する。第1平坦化工程終了後の時点では、SiO2 膜20の表面は平坦となっている(図7(B))。
【0068】
次に、素子分離領域用溝18のうち、幅10μm以上の溝18bの上側の絶縁膜20上に、窒化膜パターン22を形成する。
【0069】
この例では、まず、残存するSiO2 膜20の表面に、全面にわたってSi3 N4 膜をLPCVD法により形成する(図示せず。)。このSi3 N4 膜の厚さは、50〜100nmとする。この例では、膜厚700nmとする。その後、ホトリソグラフィおよびこれに続くエッチング処理によって、幅10μm以上の溝18bの上側にのみ窒化膜パターン22を形成する。窒化膜パターン22は、この後に行う第2平坦化工程によって消失し、第2平坦化工程終了時に、幅10μm未満の溝18a上のSiO2 膜の領域と幅10μm以上の溝18b上のSiO2 膜の領域との研磨レートが実質的に同じとなるような形状および大きさのパターン22とする(図7(C))。
【0070】
次に、残存する絶縁膜20を、マスク層の残存する領域12の表面が露出するまで研磨する(これを第2平坦化工程とする。)この例では、CMPによりSiO2 膜20の研磨を行う。幅の広い溝18b上には研磨レートの低い窒化膜パターン22が形成されているため、第2の平坦化工程によって幅の広い溝18b上のSiO2 膜20が、研磨終了時にSi3 N4 膜16の表面よりも深く削られるおそれはない(図7(D))。
【0071】
その後、第1の参考例と同様にして、マスク層12としてのSi3 N4 膜16およびパッド酸化膜14を除去する(図4(C)および図4(D)参照。)。
【0072】
これにより、この例では、窒化膜パターン22を研磨レートを調節する目的で用いて、幅の広い溝18b上の絶縁膜20と幅の狭い溝18a上の絶縁膜20を実質的に同程度の研磨レートで研磨することができる。また、研磨によって、窒化膜パターン22を消失させることができるため、窒化膜パターン22を研磨終了後に除去する手間が省ける。
【0073】
また、上述した第1の実施例、及び第1〜第3の参考例では、半導体装置となる1チップ内でのCMPによる研磨ばらつきによる問題を解決することができる。CMPは、もっと広い領域の研磨も行うことができるため、例えば、1ウェハの表面を研磨する場合、研磨の際に研磨布の圧力分布や速度分布により、研磨が過剰に行われてしまう領域が生じる。このとき、研磨が過剰に行われてしまう領域に、この発明で用いられるような窒化膜パターンを設けることによって、ウェハ内での研磨レートの均一化を図ることも可能である。
【0074】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、この発明の半導体装置の製造方法によれば、基板上にマスク層を形成する工程と、このマスク層およびマスク層の下に位置する基板に対して所望の深さの素子分離領域用溝を形成する溝形成工程と、この溝およびマスク層の残存する領域上に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜をマスク層の残存する領域の表面が露出するまで研磨する平坦化工程と、マスク層の残存する領域を除去する工程とを含み、絶縁膜を形成する工程と平坦化工程との間に、溝のうち、最小幅が所定の幅以上である溝の上側に、窒化膜パターンを形成する工程を含んでいることを特徴とする。素子分離領域用溝は、製造する半導体装置の構成によって幅の広い溝や幅の狭い溝が同じ基板内に存在している。これらの溝に絶縁膜を埋め込んで素子分離領域を形成するためには、絶縁膜を埋め込んだ後、絶縁膜の表面を研磨して平坦化する必要がある。また、研磨を行う前に予め溝以外の基板の領域には絶縁膜よりも研磨レートの低い材料で形成されたマスク層を設けておく。そして、研磨はこのマスク層の表面が露出した時点で終了させる。研磨終了時、マスク層が密に設けられている領域、すなわち幅の狭い溝上の絶縁膜と、マスク層が粗に設けられている領域、すなわち幅の広い溝上の絶縁膜との研磨レートにはばらつきが生じる。幅の広い溝上の絶縁膜は、より速く研磨が進行してしまう。これは、幅の広い溝上にある研磨布に撓みが生じること等が原因となる。従って、幅の広い溝の上側の絶縁膜上に、絶縁膜よりも研磨レートの低い窒化膜パターンを設けておくことによって、幅の広い溝上の絶縁膜と幅の狭い溝上の絶縁膜とを同時に研磨しても、幅の広い溝上の絶縁膜が研磨終了時に研磨されすぎるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)〜(C)は、この発明の実施の形態の説明に供する、半導体装置の製造工程を示す主要工程図である。
【図2】 (A)〜(C)は、実施の形態の説明に供する、図1に続く主要工程図である。
【図3】 (A)〜(C)は、第1の参考例の説明に供する、主要な工程を示す概略図であり、構造体の断面の切り口で示してある。
【図4】 (A)〜(D)は、第1の参考例の説明に供する、図3に続く主要工程図である。
【図5】 (A)〜(D)は、第2の参考例の説明に供する、主要工程図である。
【図6】 (A)〜(D)は、第1の実施例の説明に供する、主要工程図である。
【図7】 (A)〜(D)は、第3の参考例の説明に供する、主要工程図である。
【図8】 (A)〜(D)は、従来の素子分離領域の形成工程を概略的に示す工程図であり、構造体の断面の切り口で示してある。
【符号の説明】
10,100:基板(Si基板)
12x:マスク層
12:マスク層の残存する領域(残存するマスク層)
14x,102x:パッド酸化膜
14,102:パッド酸化膜(の残存する領域)
16x,104x:Si3 N4 膜
16,104:Si3 N4 膜(の残存する領域)
18,106:素子分離領域用溝(溝、トレンチ)
18a:幅の狭い溝(幅10μm未満の溝)
18b:幅の広い溝(幅10μm以上の溝、最小幅が所定の幅以上である溝)
20,108:絶縁膜(SiO2 膜,酸化膜)
20x,108x:素子分離領域(トレンチアイソレーション)
22:窒化膜パターン
22x:Si3 N4 膜(窒化膜)
30:内壁酸化膜
40:窒化膜パターン形成用溝
Claims (3)
- 基板上にマスク層を形成する工程と、該マスク層および該マスク層の下に位置する前記基板に対して、所望の深さの素子分離領域用溝を形成する溝形成工程と、該溝および前記マスク層の残存する領域上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜を前記マスク層の残存する領域の表面が露出するまで研磨する平坦化工程と、前記マスク層の残存する領域を除去する工程とを含む半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜を形成する工程と前記平坦化工程との間に、前記溝のうち、最小幅が所定の幅以上である溝の上側に、前記絶縁膜よりも研磨レートの低い窒化膜パターンを設ける工程を含み、
前記窒化膜パターンは、前記溝の上側の絶縁膜部分に、窒化膜パターン形成用溝を設け、その後、該窒化膜パターン形成用溝内に窒化膜を埋め込むことにより形成される
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記所定の幅は、前記平坦化工程において、前記マスク層の残存する領域の表面に研磨布が到達したときに、該研磨布に撓みが生じる限界の幅である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記窒化膜パターンは、前記平坦化工程中に研磨によって消滅するような厚さおよび形状を有している
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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