JP4453992B2 - 曲げ加工装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は曲げ加工装置、特にワークを加工する際の標準寸法に対して公差を含んだ突当の位置を自動計算すると共に、公差を含まない元の標準寸法を残すようにして加工効率を向上させた曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
従来より、プレスブレーキ(図5)でワークを曲げ加工する場合には、よく知られているように、ワークの形状に基づいて各種のデータを入力する。
【0004】
例えば、図8に示すワークWの辺▲1▼′を最初に曲げ、次に辺▲2▼′を曲げる場合には、次のようにしてデータを入力する。
【0005】
即ち、NC画面上で(図9)ワークWの辺▲1▼′について、フランジ寸法、角度、曲げ長さなどを入力し、次にワークWの辺▲2▼′について、同様にフランジ寸法、角度、曲げ長さなどを入力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、データを入力する場合に、若し公差がある場合には、その公差を含んだ値をデータとして入力する。
【0008】
例えば、図8に示すように、辺▲1▼′と▲2▼′に関し、それぞれのフランジ寸法について、標準寸法30(単位はmm、以下同じ)の公差が−0.3、+0.2の場合には、30+{(−0.3)+(+0.2)}/2=29.95を、標準寸法20の公差が±0.3の場合には、20+{(+0.3)+(−0.3)}/2=20.0をそれぞれデータとして入力する(図9)。
【0009】
そして、この29.5や20.0の値をプレスブレーキ(図5)の後部に設けられた突当のY軸方向の位置とし、この位置に突当を位置決めした後、ワークWを突き当て曲げ加工を行う。
【0010】
しかし、このような計算を作業者が行うことは、極めて面倒であり、時間がかかり、また計算ミスなどが発生するので何度も計算のやり直しをしなければならないこともある。
【0011】
その結果、ワークWの加工前の計算作業に時間をとられてしまい、本来の加工時間がその分少なくなるなど、加工効率は明らかに低下する。
【0012】
また、このように公差を含んだデータをNC画面上で(図9)入力するので、元の公差を含まない標準寸法(例えばワークWの辺▲1▼′についてのフランジ寸法30(図8))が分からなくなってしまう。
【0013】
この結果、例えば前回と全く同じ形状のワークWを加工する場合でも、前回の加工データを再利用することができず、この点でも同様に加工効率が低下することは明らかである。
【0014】
本発明の目的は、ワークを加工する際の標準寸法に対して公差を含んだ突当の位置を自動計算すると共に、公差を含まない元の標準寸法を残すようにして加工効率を向上させた曲げ加工装置を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、図1〜図7に示すように、
(A)ストレッチ25上に取り付けられた突当5にワークWを突き当て曲げ加工する曲げ加工装置において、
(B)作業者がワークWの加工データとしての標準寸法と公差を入力する入力手段24Bと、入力された標準寸法と公差に基づいて突当5の位置を算出する突当位置算出手段24Eと、該算出された位置に基づいて突当5を移動制御する突当移動制御手段24Fと、上記入力手段24Bによる標準寸法と公差の入力状態を表示し、公差を含まない元の標準寸法が残る出力手段24Cを有することを特徴とする曲げ加工装置という技術的手段を講じている。
【0016】
上記本発明によれば、例えばワークWの辺▲1▼(図3(B))のフランジ寸法について、元の三面図(図3(A))に記載されている標準寸法30と共に公差−0.3、+0.2をキーボードなどの入力手段24B(図2)を介してNC画面24Cを見ながら入力すれば、突当位置算出手段24E(図1)により、前記公差−0.3、+0.2を含んだ突当5の前後方向の位置29.95が(図6(A))30+{(−0.3)+(+0.2)}/2=29.5に従って算出される。
【0017】
従って、突当移動制御手段24Fが(図1)、この算出された前後方向の位置29.95に基づいてY軸モータMyを(図4)駆動し突当5を移動制御した後、該突当5(図6(A))にワークWを突き当てパンチPとダイDの協働により曲げ加工を行う。
【0018】
このため、前記フランジ寸法について、ワークWの標準寸法30に対して公差−0.3、+0.2を含んだ突当5の位置を自動計算することができ、またフランジ寸法について、この公差−0.3、+0.2を含まない元の標準寸法30が残り(図2)、これにより加工効率を向上させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す図である。
【0020】
図1に示す曲げ加工装置は、例えばプレスブレーキである。
【0021】
このプレスブレーキは、機械本体の両側に側板30を有し、該側板30の上部には上部テーブル1が取り付けられ、該上部テーブル1には、中間板32(図5)を介してパンチPが装着されている。
【0022】
また、側板30の下方には、下部テーブル2が配置され、該下部テーブル2には、保持板33(図5)を介してダイDが装着され、下部テーブル2は、その両側の油圧シリンダ34により上下動するようになっている。
【0023】
この構成により、下部テーブル2の後方に配置された後述するバックゲージの突当5にワークWを突き当てて位置決めした後、油圧シリンダ34を作動して下部テーブル2を上昇させれば、前記パンチPとダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる。
【0024】
また、上記上部テーブル1には(図1、図5)、操作盤31が移動可能に取り付けられ、該操作盤31のキーボードなどの入力手段24Bを介して、後述するワークWの加工データとしての標準寸法と公差が入力される。
【0025】
この操作盤31には、CRTなどで形成された出力手段24CであるNC画面が(図2)設けられ、前記ワークWの加工データの入力状態が表示される。
【0026】
例えば、図3(A)に示す三面図に基づいて、図3(B)に示すワークWについて、最初に辺▲1▼を、次に辺▲2▼を加工する場合には、次のように加工データを入力する。
【0027】
この場合、三面図には(図3(A))、フランジ寸法について、標準寸法とその公差が記入されているので、これらを見ながら図2に示すように、辺▲1▼と▲2▼に関して、それぞれフランジ寸法の標準寸法30と公差−0.3、+0.2、標準寸法20と公差±0.3をキーボード24Bなどを操作して入力する。
【0028】
このように入力された加工データは、後述する突当位置算出手段24E(図1)に送信され次のような計算が行われる。
【0029】
ワークWの辺▲1▼について、突当5のY軸方向の位置は
30+{(−0.3)+(+0.2)}/2=29.95・・・・(1)
ワークWの辺▲2▼について、突当5のY軸方向の位置は
20+{(+0.3)+(−0.3)}/2=20.0・・・・・(2)
【0030】
そして、上記(1)と(2)の加工データは、突当移動制御手段24F(図1)に送信され、該突当移動制御手段24Fにより後述するY軸モータMyが(図4)駆動され、それぞれ突当5がY軸方向の29.5と(図6(A))と20.0の位置に(図6(B))移動制御される。
【0031】
従って、この所定位置に移動制御された突当5にワークWを突き当て、後述する油圧シリンダ駆動制御部24Gを介して油圧シリンダ34を(図1)駆動制御し下部テーブル2のダイDを上昇すれば、パンチPとの協働により曲げ加工が行われる。
【0032】
その他、加工データとしてのワークWの角度(図2)、曲げ長さ、片伸びなどの標準寸法を前記キーボード24Bを介してNC画面24Cを見ながら入力する。
【0033】
この場合、片伸びを考慮した突当5のY軸方向の位置については、前記突当位置算出手段24Eにより次のような計算が行われる。
【0034】
ワークWの辺▲1▼について、突当5のY軸方向の位置は
35−1.6+{(−0.3)+(+0.2)}/2=28.35・・・(3)
ワークWの辺▲2▼について、突当5のY軸方向の位置は
20−1.6+{(+0.3)+(−0.3)}/2=18.4・・・・(4)
【0035】
そして、上記(3)と(4)の加工データは、同様に突当移動制御手段24F(図1)に送信され、該突当移動制御手段24FによりY軸モータMyが(図4)駆動され、それぞれ突当5がY軸方向の28.35と(図7(A))と18.4の位置に(図7(B))移動制御される。
【0036】
このように、本発明によれば、NC画面24C上に(図2)、加工データの標準寸法と公差を入力する欄を設け、三面図(図3(A))を見ながらキーボード24Bなどを操作して前記した所定の数値を入力すれば、突当位置算出手段24Eを介して突当5の位置が自動計算され、また前記したフランジ寸法などの元の標準寸法がNC画面上に残る。
【0037】
一方、前記下部テーブル2の後方には、突当5を有するバックゲージが設けられ、該バックゲージは、後述するリンク機構B(図4)を介して下部テーブル2に支持されている。
【0038】
下部テーブル2の両側のリンク機構BのZ軸駆動機構C間には、ストレッチ25が左右方向(X軸方向)に設けられ、該ストレッチ25には、前部に突当5を有する突当本体26が取り付けられている。
【0039】
上記突当本体26は、X軸ガイド29を介してストレッチ25に滑り結合していると共に、X軸モータMxを有し、該X軸モータMxで回転するピニオン27がストレッチ25側のラック28と噛み合っている。
【0040】
この構成により、前記キーボード24Bを介して入力された曲げ長さに基づいて、突当移動制御手段24F(図1)がX軸モータMxを駆動すれば、突当本体26を介して突当5が上記曲げ長さ分だけストレッチ25上をX軸方向に移動して位置決めされるようになっている。
【0041】
上記突当本体26は(図4)、既述したように、その前部に突当5を有し、該突当5の先端にワークWを突き当てて位置決めするようになっている。
【0042】
上記ストレッチ25の両端は、旋回軸23を介してリンク機構BのZ軸駆動機構Cに取り付けられている。
【0043】
即ち、Z軸駆動機構Cを構成する支持部材12の外側には、旋回軸23が軸受22に旋回自在に支承され、該旋回軸23には、旋回板21がそれと一体的に設けられている。
【0044】
また、上記旋回板24には、ガイド20が取り付けられ、該ガイド20を介して前記ストレッチ25がX軸方向に案内されるようになっている。
【0045】
この構成により、よく知られているように、ストレッチ25を斜めに傾斜させることにより、ワークWの斜め突き当てが可能となる。
【0046】
更に、上記ストレッチ20が取り付けられているZ軸駆動機構Cは、リンク機構Bの上端に枢着している。
【0047】
即ち、リンク機構Bは、リンク3、4の中央部を交差させてピン34により連結したもので、その上端がヒンジ15A、16AによりZ軸駆動機構CのZ軸駆動ブロック15、Z軸固定ブロック16に枢着され、該Z軸駆動機構Cの支持部材12の外側には、前記したように、旋回軸23を介してストレッチ25が取り付けられている。
【0048】
この場合、Z軸駆動機構Cは、よく知られているように、支持部材12の内側に固定されたZ軸モータMzと、該Z軸モータMzに結合しZ軸固定ブロック16を貫通しているボールねじ14と、該ボールねじ14に螺合しZ軸ガイド13に沿って移動するZ軸駆動ブロック15を有している。
【0049】
また、リンク機構Bは、その下端がヒンジ9A、10AによりY軸駆動機構AのY軸従動ブロック9、Y軸駆動ブロック10に枢着され、該Y軸駆動機構Aは、その支持部材6を介して下部テーブル2の両側に取り付けられている。
【0050】
この場合、Y軸駆動機構Aは、よく知られているように、支持部材6の内側に固定されたY軸モータMyと、該Y軸モータMyに結合したボールねじ8と、該ボールねじ8に螺合しY軸ガイド7に沿って移動するY軸駆動ブロック10と、リンク機構Bを介してY軸駆動ブロック10と結合され該Y軸駆動ブロック10の移動に従ってY軸ガイド7に沿って移動するY軸従動ブロック9を有している。
【0051】
この構成により、Y軸駆動機構AのY軸モータMyを駆動すればボールねじ8が回転し、該ボールねじ8に螺合したY軸駆動ブロック10を、またY軸駆動ブロック10にリンク機構Bを介して結合したY軸従動ブロック9をそれぞれY軸ガイド7に沿ってY軸方向に移動させることができる。
【0052】
これにより、バックゲージをY軸方向に移動させ、例えば前記したように図6(A)、図6(B)に示すように、辺▲1▼、▲2▼に関して、突当5をY軸方向の位置である29.95、20.0にそれぞれ位置決めすることができる。
【0053】
また、Z軸駆動機構CのZ軸モータMzを駆動すればボールねじ14が回転し、該ボールねじ14に螺合したZ軸駆動ブロック15をZ軸ガイド13に沿ってZ軸固定ブロック16に対して接近・離反させリンク機構Bを伸縮させることができる。
【0054】
これにより、バックゲージをZ軸方向に移動させ、突当5を上下動させることができる。
【0055】
このような構成を有するプレスブレーキのNC装置24は(図1)、CPU24Aと、入力手段24Bと、出力手段24Cと、記憶手段24Dと、突当位置算出手段24Eと、突当移動制御手段24Fと、油圧シリンダ駆動制御部24Gにより構成されている。
【0056】
CPU24Aは、本発明を実施するための動作手順に従って突当位置算出手段24Eや突当移動制御手段24Fなど図1に示す装置全体を制御する。
【0057】
入力手段24Bは、例えばキーボードなど(図2)で構成され、既述したように、ワークWの加工データとして標準寸法と公差を入力し、それらは、前記したように突当位置算出手段24Eによる突当5位置の算出に使用される(例えば図6(A))。
【0058】
出力手段24Cは、例えばCRTなどのNC画面であり、前記入力手段24Bによる標準寸法と公差の入力状態を表示する(図2)。
【0059】
記憶手段24Dは、前記パンチPの先端RやダイD肩Rなどの金型情報を予め記憶しておき、前記片伸び(図2)などを自動決定する場合に使用される。
【0060】
突当位置算出手段24Eは、前記突当5の位置を算出する。
【0061】
例えば、前記したように、上記ワークW(図3)のフランジ寸法(図2)について、標準寸法と公差が入力手段24Bを介して入力されると、突当位置算出手段24Eは、前記(1)式や(2)式に従って突当5のY軸方向の位置を(図6)算出する。
【0062】
突当移動制御手段24Fは、前記突当位置算出手段24Eにより算出された突当5の位置に基づいて、既述したX軸モータMxとY軸モータMyとZ軸モータMzを駆動し、突当5を所定の位置に移動制御する。
【0063】
以下、上記構成を有する本発明の動作を説明する。
【0064】
(1)標準寸法と公差の入力動作。
【0065】
この場合、加工対象であるワークWについては、図3(A)に示す三面図が用意され、これに基づいて図3(B)に示すワークWを辺▲1▼→辺▲2▼の順序で加工するものとする。
【0066】
そして、作業者は、前記ワークWの辺▲1▼と▲2▼に関して、図2に示すように、それぞれフランジ寸法の標準寸法30と公差−0.3、+0.2、標準寸法20と公差±0.3を、キーボード24Bを操作してNC画面24C上で入力する。
【0067】
その他、ワークWの角度(図2)、曲げ長さ、片伸び、更には板厚、材質など全ての加工データを同様にNC画面24C上で入力する。
【0068】
(2)突当5の位置の算出動作。
【0069】
作業者が上記したように加工データを入力すると、そのデータは、突当位置算出手段24Eに(図1)送信され、該突当位置算出手段24Eにより突当5の位置が算出される。
【0070】
例えば、片伸び(図2)を考慮しない場合には、ワークWの辺▲1▼、▲2▼について、前記(1)式と(2)式に従って突当5のY軸方向の位置が算出される。
【0071】
また、片伸び(図2)を考慮した場合には、ワークWの辺▲1▼、▲2▼について、前記(3)式と(4)式に従って突当5のY軸方向の位置が算出される。
【0072】
その他、所定の加工データに基づいて、突当5のX軸方向とZ軸方向の位置が、突当位置算出手段24Eを介して算出される。
【0073】
(3)突当5の移動制御動作。
【0074】
前記突当位置算出手段24Eで算出された突当5の位置は(例えば(1)式、(2)式)、突当移動制御手段24Fに送信され、Y軸モータMy(図4)が駆動されることにより、ワークWの辺▲1▼、▲2▼について、例えば突当5がY軸方向の位置29.95、20.0に移動制御される(図6(A)、図6(B))。
【0075】
また、片伸び(図2)を考慮する場合には、同様に突当位置算出手段24Eで算出された突当5の位置は(例えば(3)式、(4)式)、突当移動制御手段24Fに送信され、Y軸モータMy(図4)が駆動されることにより、ワークWの辺▲1▼、▲2▼について、例えば突当5がY軸方向の位置28.35、18.4に移動制御される(図7(A)、図7(B))。
【0076】
その他、突当位置算出手段24Eで算出された突当5のX軸方向とZ軸方向の位置も突当移動制御手段24Fに送信され、同様にX軸モータMxとZ軸モータMzが駆動されることにより、ワークWの辺▲1▼、▲2▼について、突当5がX軸方向の位置とZ軸方向の位置に移動制御される。
【0077】
(4)ワークWの突き当てと曲げ加工動作。
【0078】
次いで、前記所定位置に移動制御された突当5に、ワークWを突き当て、油圧シリンダ駆動制御部24Gを作動して下部テーブル2を介してダイDを上昇させれば、パンチPとの協働により、最初にワークWの辺▲1▼について、次にワークWを180°反転し辺▲2▼について、それぞれ曲げ加工が行われる。
【0079】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、ワークを加工する際の標準寸法に対して公差を含んだ突当の位置を自動計算すると共に、公差を含まない元の標準寸法を残すようにして加工効率を向上させた曲げ加工装置を提供するという技術的効果を奏することとなった。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明による加工データの入力状態を示す図である。
【図3】本発明による加工対象であるワークWを示す図である。
【図4】本発明を構成する突当5の詳細図である。
【図5】本発明による曲げ加工装置の例を示す図である。
【図6】本発明を構成する突当位置算出手段24Eを介して算出された突当5のY軸方向位置の第1実施形態を示す図である。
【図7】本発明を構成する突当位置算出手段24Eを介して算出された突当5のY軸方向位置の第2実施形態を示す図である。
【図8】従来技術における加工対象であるワークWを示す図である。
【図9】従来技術の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル
2 下部テーブル
3、4 リンク
5 突当
20 ガイド
21 旋回板
22 軸受
23 旋回軸
24 NC装置
24A CPU
24B 入力手段
24C 出力手段
24D 記憶手段
24E 突当位置算出手段
24F 突当移動制御手段
24G 油圧シリンダ駆動制御部
25 ストレッチ
26 突当本体
27 ピニオン
28 ラック
29 X軸ガイド
30 側板
31 操作盤
32 中間板
33 保持板
34 油圧シリンダ
A Y軸駆動機構
B リンク機構
C Z軸駆動機構
D ダイ
P パンチ

Claims (1)

  1. ストレッチ上に取り付けられた突当にワークを突き当て曲げ加工する曲げ加工装置において、
    作業者がワークの加工データとしての標準寸法と公差を入力する入力手段と、入力された標準寸法と公差に基づいて突当の位置を算出する突当位置算出手段と、該算出された位置に基づいて突当を移動制御する突当移動制御手段と、上記入力手段による標準寸法と公差の入力状態を表示し、公差を含まない元の標準寸法が残る出力手段を有することを特徴とする曲げ加工装置。
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