JP4453418B2 - 位相調整方法、位相調整装置及び同相合成装置 - Google Patents

位相調整方法、位相調整装置及び同相合成装置 Download PDF

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Description

本発明は、同相合成回路に関し、特に時間軸上で位相調整される同相合成回路及びスペースダイバーシチ同相合成回路に関する。
従来のこの種のスペースダイバーシチ同相合成回路は、第1の受信信号と第2の受信信号とを第1の移相手段と第2の移相手段とでそれぞれ移相し、移相されたそれぞれの信号を同相合成するとともに、位相差検出手段により2つの信号の位相差を検出する。この2つの信号が同相状態となるよう、位相差検出手段からの検出結果に応じて、第2の受信信号の位相を移相する第2の移相手段を制御することとしている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来の構成では、位相差検出結果が三角関数で表されることから、位相差の検出範囲が信号周波数の1周期(±2分の1周期)分に制限されるという問題がある。このため、装置内で発生する遅延差を1周期分に抑えるために、ケーブル長を等しくするなどの必要があった。
特開平7−123038号公報
上述した従来のスペースダイバーシチ同相合成回路は、位相差検出結果が三角関数で表されることから、位相差の検出範囲が信号周波数の1周期(±2分の1周期)分に制限されるという欠点がある。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去するため、位相遅れを時間領域(時間軸上)で行うことにより、同相合成を行なうための位相調整範囲が広い同相合成回路及びスペースダイバーシチ同相合成回路を提供することにある。
本発明の位相調整方法は、第1の入力信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する工程と、第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで第2の入力信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する工程と、所定の時間単位で第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する工程と、時間単位で設定可能な第2の位相差で第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する工程と、第1の遅延信号と第2の遅延信号の位相差である第3の位相差を検出する工程と、第3の位相差が最小になるように第2の位相差を調整した後、第1の位相差の調整を行う工程を備えることを特徴とする。
本発明の位相調整装置は、第1の入力信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する第1のアナログ−デジタル変換器と、第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで第2の入力信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する第2のアナログ−デジタル変換器と、 所定の時間単位で第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する第1の遅延器と、時間単位で設定可能な第2の位相差で第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する第2の遅延器と、第1の遅延信号と第2の遅延信号の位相差である第3の位相差を求める位相差検出部と、第3の位相差が最小になるように第2の位相差を調整した後、第1の位相差の調整を行う制御部を備えることを特徴とする。
本発明の同相合成装置は、第1の入力信号から分岐された第1の信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する第1のアナログ−デジタル変換器と、第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで第1の入力信号から分岐された第2の信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する第2のアナログ−デジタル変換器と、所定の時間単位で第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する第1の遅延器と、時間単位で設定可能な第2の位相差で第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する第2の遅延器と、第2の入力信号から分岐された第3の信号を第1のタイミングでサンプリングし、第3のデジタル信号に変換する第3のアナログ−デジタル変換器と、第2のタイミングで第2の入力信号から分岐された第4の信号をサンプリングし、第4のデジタル信号に変換する第4のアナログ−デジタル変換器と、時間単位で第3のデジタル信号を遅延させ、第3の遅延信号を出力する第3の遅延器と、第2の位相差で第4のデジタル信号を遅延させ、第4の遅延信号を出力する第4の遅延器と、第3の遅延信号と第4の遅延信号の位相差である第3の位相差を求める位相差検出部と、第3の位相差が最小になるように第2の位相差を調整した後、第1の位相差の調整を行う制御部と、第1の遅延信号と第2の遅延信号を加算する加算器を備えることを特徴とする。


本発明の同相合成回路及びスペースダイバーシチ同相合成回路によれば、受信信号間の遅延量の差を、位相調整手段と移相手段とを用いた時間領域で調整することにより、遅延調整範囲の拡大を図ることができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態のスペースダイバーシチ同相合成回路の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態は、受信部10a、10bおよび復調部20を備えて構成されている。また、復調部(DEM)20は、乗算器(MIX)21a、21bと、A/Dコンバータ(A/D)22a、22bと、発振器23a、23bと、同相合成回路(SD COMB)24と、復調器(DEM)25とを含んで構成されている。さらに、同相合成回路24は、シフトレジスタ241、242と、セレクタ(SEL)243と、積和演算器244および加算器245と、制御部(CONT)246とを備えて構成されている。
次に、本実施の形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図1には、本発明に係わるスペースダイバーシティ形無線通信装置の受信系の概略構成が示されている。
図1において、受信部10a、10bは、RF回路11a、11bを主として構成され、2つのアンテナで受信された無線周波数帯域の2つの受信信号MAIN、SUBを入力し、中間周波帯域の信号に周波数変換する。
復調部20の乗算器21a、21bは、受信部10a、10bのそれぞれから出力された中間周波帯域の信号をベースバンド帯域に周波数変換する。
A/Dコンバータ22a、22bは、ベースバンド帯域に周波数変換された信号を、発振器23a、23bから供給されるクロックに基づきサンプリングし、ディジタル値に変換する。
発振器23aは、A/Dコンバータ22aにサンプリングクロックを供給するとともに、リファレンスクロックとして制御部246に出力する。
発振器23bは、発振器23a出力をリファレンスとして位相制御されたサンプリングクロックをA/Dコンバータ22bに出力する。
同相合成回路24のシフトレジスタ241は、ディジタル値に変換されたA/Dコンバータ22a出力をサンプリングクロック(周期τ)により、レジスタの段数(M)分遅延(Mτ)させた信号を出力する。
シフトレジスタ242は、シフトレジスタ241と同様の動作を行うが、シフトレジスタ241の2段相当のシフトレジスタ242と組み合わせて使用するセレクタ243により、シフトレジスタ242中の任意のレジスタ値(m;1≦m≦2M)が選択される。
セレクタ243は、制御部246からの制御信号により、シフトレジスタ242の段数(2M)において、1〜2Mの範囲の中の任意のレジスタ値(m)を選択して出力する。
積和演算器244は、シフトレジスタ241およびセレクタ243のそれぞれの出力を所定の周期内で積和演算を行い、結果を制御部246に出力する。
加算器245は、シフトレジスタ241出力およびセレクタ243出力を加算した同相合成信号を後段の復調器25に出力する。
制御部246は、積和演算器244で積和演算された結果より、電力値が最大となるように、A/Dコンバータ22bのサンプリングクロックである発振器23bの出力位相を制御する。また、シフトレジスタ242中の最適なレジスタ値を選択することにより、2つの信号MAIN、SUB間の遅延差を時間領域で調整する。
ここで、制御部246は、PLL回路を備え、発振器23a出力をリファレンスクロックとして、発振器23bの位相を−τ〜+τの可変範囲で制御する。すなわち、制御部246は、シフトレジスタ242のレジスタ値を選択して大まか(サンプリングクロック周期単位)に調整し、さらに、A/Dコンバータ22bのサンプリング周波数を細かく調整する。
復調部25は、同相合成された信号を復調して出力する。
以上の構成により、2つの受信信号MAIN、SUBは、その位相(遅延)差が位相調整手段と移相手段とを用いて時間領域で調整された結果、同相合成される。よって、位相差の調整範囲が拡大されることより、アンテナ端からA/Dコンバータ入力までの電気長をケーブル等で1波長以内とする制約を無くすことができる。
また、ディジタル信号処理ができるため、復調部20の多くを集積化して装置構成の小型化を図ることができる。
次に、本実施の形態のスペースダイバーシチ同相合成回路の動作について説明する。図2は、スペースダイバーシチ同相合成回路の動作を説明するためのブロック図である。
加算器245に入力されるMAIN、SUBの遅延差ΔTは、受信時点のMAIN、SUBの信号の遅延差をθ、発振器23a、23bの位相差をφ(−τ≦φ≦τ)として、ΔT=θ−φで表されるものとする。
MAIN側の信号は、シフトレジスタ241の段数分に当たる通過遅延をもって出力されるのでその遅延量はMτである。一方、SUB側の信号は、シフトレジスタ242中の任意のレジスタの値がセレクタ243により出力されるので任意のレジスタの位置をm(1〜2M)とすると、その遅延量はmτとなる。よって、加算器245に入力されるMAIN、SUB間の遅延差ΔTは、シフトレジスタ241の段数をM、セレクタ246で選択されたレジスタの位置m(1≦m≦2M)とすると、ΔT=θ−φ+(Mτ−mτ)で表される。
ここで、2つの条件、−τ≦φ≦τ、および1≦m≦2Mより、調整可能な遅延量の範囲は、−(M+1)τ〜+(M+1)τとなる。
このように、無限移相器(EPS)を用いた従来技術が、信号周波数の1周期分に制限されることに対して、調整可能な遅延量の範囲が格段に広がることが明らかである。
次に、本実施の形態の状態遷移について説明する。図3は、本実施の形態の動作を説明する状態遷移図である。
制御部246は、装置の電源が投入された初期状態(S11)では、セレクタ243によりシフトレジスタ242のレジスタ位置を1から2Mまで順にサーチして、積和演算器244出力をチェックする。そして、レジスタ位置1から2Mまで変化させ積和演算器244出力の時間平均値が最大となるレジスタ値mを求める(S12)。
mの値が決定すると、PLL部を調整することにより、A/Dコンバータ22bのサンプルタイミングの位相差φの値を−τから+τまで変化させ積和演算器244出力の時間平均値が最大となるφを求める(S13)。
以上の2つの制御を行うことにより、求めたレジスタ値mと位相差φとを固定した後、SUMの値を元に閾値を決定し(S14)、定常状態に遷移する(S15)。
これより、加算器245の出力は、遅延差ΔTが0(θ=−φ−Mτ+mτ)に収束し、加算器245の出力として同相合成された信号として出力される。
定常状態に遷移した後は、動的な位相変動に対応するため、決定した閾値を元にして、常に位相差を監視する。この定常状態において、積和演算の時間平均値SUMが閾値以上であれば、定常状態を維持する(S15)が、SUMが閾値に満たない時には、現在値φを初期値として−τ〜τの範囲でSUMが閾値以上になるφをサーチする(S16)。
閾値以上になるφが判定出来たときには状態(S15)に戻るが、判定出来なかったときには、レジスタの位置を現在のmの値を初期値として1〜2Mの範囲でSUMの値が閾値以上になるmをサーチする(S17)。その結果、閾値以上となるmが判定できた時にはS13へ遷移してφの判定を行い、定常状態に移るが、mが判定出来ないときには、S12へ遷移する。
以上のような、状態遷移を繰り返し、同相合成回路24では、セレクタ243と発振器23a、23bを制御し、MAINとSUB間の遅延差を0にした状態で、同相合成を行う。
次に、本発明の他の実施の形態についてその動作を説明する。図4は、本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図4によると、乗算器21a、21b出力は、ハイブリッド(HYB)26a、26bでそれぞれ2分岐される。2分岐された信号は、一方がA/Dコンバータ22a、22bを介して同相合成回路(SD COMB)27に入力され、他方が位相差を検出する検出部28に入力されることが図1と異なっている。
同相合成回路27および検出部28の主要部は、図1の対応するそれぞれと同じ機能、動作であるためその説明を省略し、図1の動作と異なる部分のみ説明する。
A/Dコンバータ22a、22b、281、282は、HYB26a、26bで等分配された信号を入力する。
検出部28の発振器283は、発振器23a出力をリファレンスクロックとして同期がとられた信号をA/Dコンバータ281に出力する。また、発振器284は、発振器23bと同様に、発振器23a出力をリファレンスクロックとするものの、位相調整された信号として出力する。したがって、発振器283が発振器23aと位相差ゼロベースで位相制御されるのに対して、発振器23b、284はともに最大1周期の位相差を持った信号を出力する。
シフトレジスタ271、285およびシフトレジスタ272、286は、それぞれ同一の動作を行う。したがって、加算器275および積和演算器288は、それぞれ同じ位相差(遅延差)の信号を入力することとなる。
制御部289は、加算器275の入力位相差と同じ条件で位相差を検出する積和演算器288出力に基づいて、発振器23a、23b、283、284およびセレクタ273、287を制御する。その制御する内容は、上述したA/Dコンバータ22a、22b、281、282の制御を除いて、図1の場合と同様である。
次に、図4の構成における状態遷移について説明する。図5は、図4の構成における状態遷移図である。
図5において、制御部289は、装置の電源が投入された初期状態(S21)では、セレクタ287によりシフトレジスタ286のレジスタ位置を1から2Mまで順にサーチして、積和演算器288出力をチェックする。そして、レジスタ位置1から2Mまで変化させ積和演算器288出力の時間平均値が最大となるレジスタ値mを求める(S22)。
mの値が決定すると、PLL部を調整することにより、A/Dコンバータ282のサンプルタイミングの位相差φの値を−τから+τまで変化させ積和演算器288出力の時間平均値が最大となるφを求める(S23)。
以上の2つの制御を行うことにより、求めたレジスタ値mと位相差φとを固定(決定)すると、この結果を発振器23bおよびセレクタ273に反映し、それぞれの設定値を更新する。
以上の実施例の構成によれば、信号合成に供される主系統とは異なる検出部において、位相制御を行うことができるため、主系統には瞬時の変動を抑制した、最適なm、φの値を適用することができる。
また、スペースダイバーシティを多面的に構成する場合においても、同相合成回路を復調部内に構成でき、装置構成の小型化が可能となる。
本発明の実施の形態のスペースダイバーシチ同相合成回路の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態のスペースダイバーシチ同相合成回路の動作について説明する。スペースダイバーシチ同相合成回路の動作を説明するためのブロック図である。 本実施の形態の動作を説明する状態遷移図である。スペースダイバーシチ同相合成回路の状態遷移図である。 本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図4の構成における状態遷移図である。
符号の説明
10a、10b 受信部
11a、11b RF回路
20 復調部
21a、21b 乗算器(MIX)
22a、22b A/Dコンバータ(A/D)
23a、23b 発振器
24、27 同相合成回路(SD COMB)
25 復調器(DEM)
26a、26b ハイブリッド(HYB)
28 検出部
241、242 シフトレジスタ
243 セレクタ(SEL)
244 積和演算器
245 加算器
246 制御部(CONT)
271、272 シフトレジスタ
285、286 シフトレジスタ
273、287 セレクタ
275 加算器
283、284 発振器
288 積和演算器
289 制御部

Claims (12)

  1. 第1の入力信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する工程と、
    前記第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで第2の入力信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する工程と、
    所定の時間単位で前記第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する工程と、
    前記時間単位で設定可能な第2の位相差で前記第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する工程と、
    前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号の位相差である第3の位相差を検出する工程と、
    前記第3の位相差が最小になるように前記第2の位相差を調整した後、前記第1の位相差の調整を行う工程
    を備えることを特徴とする位相調整方法。
  2. 前記第3の位相差は、前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号を所定の周期内で積和演算し、前記積和演算の結果の値の大きさに基づいて求める
    ことを特徴とする請求項1記載の位相調整方法。
  3. 前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第1の位相差又は前記第2の位相差を制御する
    ことを特徴とする請求項記載の位相調整方法。
  4. 前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第2の位相差を制御した後、前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第1の位相差を制御する
    ことを特徴とする請求項記載の位相調整方法。
  5. 前記積和演算の結果と所定の閾値の比較結果に基づいて、前記第1の位相差及び前記第2の位相差の保持、前記第1の位相差のみを制御することによる前記第3の位相差の制御、又は前記第1の位相差及び前記第2の位相差を制御することによる前記第3の位相差の制御のいずれかの制御を行う
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の位相調整方法。
  6. 第1の入力信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する第1のアナログ−デジタル変換器と、
    前記第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで第2の入力信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する第2のアナログ−デジタル変換器と、
    所定の時間単位で前記第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する第1の遅延器と、
    前記時間単位で設定可能な第2の位相差で前記第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する第2の遅延器と、
    前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号の位相差である第3の位相差を求める位相差検出部と、
    前記第3の位相差が最小になるように前記第2の位相差を調整した後、前記第1の位相差の調整を行う制御部
    を備えることを特徴とする位相調整装置。
  7. 前記位相差検出部は、前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号を所定の周期内で積和演算し、前記積和演算の結果の値の大きさに基づいて前記第3の位相差を求める
    ことを特徴とする請求項記載の位相調整装置
  8. 前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第1の位相差又は前記第2の位相差を制御する
    ことを特徴とする請求項記載の位相調整装置
  9. 前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第2の位相差を制御した後、前記積和演算の結果の値が最大になるように前記第1の位相差を制御する
    ことを特徴とする請求項記載の位相調整装置
  10. 前記制御部は、前記積和演算の結果と所定の閾値の比較結果に基づいて、前記第1の位相差及び前記第2の位相差の保持、前記第1の位相差のみを制御することによる前記第3の位相差の制御、又は前記第1の位相差及び前記第2の位相差を制御することによる前記第3の位相差の制御のいずれかの制御を行う
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の位相調整装置。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の位相調整装置と、
    前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号を加算する加算器
    を備えることを特徴とする同相合成装置
  12. 第1の入力信号から分岐された第1の信号を第1のタイミングでサンプリングし、第1のデジタル信号に変換する第1のアナログ−デジタル変換器と、
    前記第1のタイミングとの間に所定の範囲の第1の位相差を持つ第2のタイミングで前記第1の入力信号から分岐された第2の信号をサンプリングし、第2のデジタル信号に変換する第2のアナログ−デジタル変換器と、
    所定の時間単位で前記第1のデジタル信号を遅延させ、第1の遅延信号を出力する第1の遅延器と、
    前記時間単位で設定可能な第2の位相差で前記第2のデジタル信号を遅延させ、第2の遅延信号を出力する第2の遅延器と、
    第2の入力信号から分岐された第3の信号を前記第1のタイミングでサンプリングし、第3のデジタル信号に変換する第3のアナログ−デジタル変換器と、
    前記第2のタイミングで前記第2の入力信号から分岐された第4の信号をサンプリングし、第4のデジタル信号に変換する第4のアナログ−デジタル変換器と、
    前記時間単位で前記第3のデジタル信号を遅延させ、第3の遅延信号を出力する第3の遅延器と、
    前記第2の位相差で前記第4のデジタル信号を遅延させ、第4の遅延信号を出力する第4の遅延器と、
    前記第3の遅延信号と前記第4の遅延信号の位相差である第3の位相差を求める位相差検出部と、
    前記第3の位相差が最小になるように前記第2の位相差を調整した後、前記第1の位相差の調整を行う制御部と、
    前記第1の遅延信号と前記第2の遅延信号を加算する加算器
    を備えることを特徴とする同相合成装置。
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