JP4450485B2 - 業務管理システムおよび業務管理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務管理システムおよび業務管理装置に関し、特に、所定業務に関し、相互に技術的知識情報の送受信を行ったり、請負側からの請負管理情報と、発注側からの発注管理情報とを一元的に受け付けることによって、当該業務について請負側と発注側にて相互に対応可能な受発注を管理する業務管理システムおよび業務管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の業務管理システムとして、例えば、電気機器製品の修理業務の受発注を管理するものが知られている。このような電気機器製品の修理業務を行なうに際しては、各メーカは、独自に、複数の修理業者と提携して修理業務の業務受発注管理システムを構築していなければならない。この構築に際して、各メーカは個別に自社の電気機器製品を修理可能な一定レベルのノウハウを有する修理業者を選定して、これらの修理業者と修理内容、修理価格を取り決めて修理業務の提携をする。そして、各メーカはこの業務受発注管理システムにて、提携した各修理業者の地域やスケジュールなどの請負管理情報を個別にデータベースに登録して管理する。ここで、ユーザからの電気機器製品の修理依頼を受け付けると、かかる修理依頼の受注管理情報(納期、金額など)に基づいて、上記データベースを検索し、適当な請負管理情報を登録している修理業者を選定する。そして、ユーザから修理にかかる電気機器製品を回収して当該修理業者に修理を委託していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の業務管理システムは、各メーカが自社の電気機器製品の修理業務を行なうために、個別にシステムを構築している。一方、多くの電気機器製品は、ハードウェアあるいはファームウェアなどが規格化がされている。そして、かかる電気機器製品の修理内容は、ほとんどがこのハードウェアやファームウェアに関するものになっている。かかる観点から、当該ハードウェアやファームウェアに関しての修理業務は、各メーカが独自に対応しなければならない状況は少ない。すなわち、各メーカごとに取り立てて独自性を有するシステムを構築する必要がない修理業務について、各メーカは個別に業務管理システムを構築しなければならない状況となっている。
【0004】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、各メーカが修理業務を一括して委託し、受託先にて修理依頼の受け付けから修理業者の選定を一元的に管理することによって、各メーカ側は、修理業務の管理業務を簡素化することが可能であるとともに、修理業者側は、請負元を一元化することになり、その管理業務を簡素化することが可能な業務管理システムおよび業務管理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、複数の端末コンピュータと、当該端末コンピュータ間での所定業務の受発注を管理する管理コンピュータとが相互に送受信可能な通信回線で接続された業務管理システムであって、上記端末コンピュータおよび管理コンピュータは、上記所定業務についての技術的知識情報を読み書き可能に個別に蓄積可能であるとともに、上記蓄積した技術的知識情報の送受信を上記通信回線を介して適宜連携して実施することによって当該所定業務の業務管理を行う構成としてもよい。
上記構成においては、複数の端末コンピュータと所定業務について端末コンピュータ間の受発注を管理する管理コンピュータとを相互に送受信可能な通信回線にて接続して構成した業務管理システムを提供する。ここで、上記端末コンピュータや管理コンピュータは、受発注にかかる当該所定業務を遂行するにあたり、技術的な知識や情報を習得する。一方で受発注した上記所定業務を行うにあたり、当該所定業務に関する技術的な知識や情報を必要とする場合がある。
そこで、上記端末コンピュータおよび管理コンピュータにて所定業務を遂行するに際して習得した技術的知識情報を適宜読み書き可能に蓄積可能にする。そして、自己のコンピュータ側にて所定の技術的知識情報を必要とする場合、あるいは、他のコンピュータ側にて所定の技術的知識情報を必要としている場合に、これらの蓄積した技術的知識情報の送受信を上記通信回線を介して適宜連携して実施する。これにより、端末コンピュータおよび管理コンピュータにおいて当該所定業務についての技術的知識情報を共有することが可能になり、業務管理システム全体で所定業務についての業務管理を行うことが可能になる。
【0006】
また、上記管理コンピュータは、受発注データベースを備え、当該受発注データベースにて上記端末コンピュータから所定業務の請負可能な条件である請負管理情報の登録を逐次受け付けるとともに、上記端末コンピュータからの同管理コンピュータに対する上記業務を発注するのに必要な情報である発注管理情報を受け付けて、同発注管理情報に対応可能な請負管理情報を上記受発注データベースから検索することによって、当該業務の受発注を管理する構成としてもよい。
【0007】
上記構成においては、相互に送受信可能な通信回線で接続された管理コンピュータと、複数の端末コンピュータとを有し、当該管理コンピュータにて各端末コンピュータ間での所定の業務についての受発注を管理する機能を実現する業務管理システムを提供する。
これらの複数の端末コンピュータは、所定の業務を発注する発注側と、当該業務を請け負う請負側に設置されることになり、管理コンピュータにて発注側と請負側とを調整して上記業務の受発注を行なう。すなわち、管理コンピュータ側は発注側から発注された発注管理情報に基づく所定の業務を受注して、この発注管理情報の条件を満足させる請負管理情報を登録した請負側に当該業務を発注する。
【0008】
かかる機能を実現するに際しては、管理コンピュータに受発注データベースを備えさせる。そして、請負側の端末コンピュータは、この管理コンピュータに対して上記業務について請負可能な条件に関する請負管理情報を逐次送信する。そして、当該管理コンピュータは、この請負管理情報を受け付けると、上記受発注データベースに登録する。一方、発注側の端末コンピュータから、管理コンピュータに対して所定の業務を発注するのに必要な情報としての発注管理情報を送信されると、管理コンピュータは、この発注管理情報を受け付けるとともに、当該発注管理情報に基づいて、相互に対応可能な請負管理情報を上記受発注データベースから検索する。検索の結果、発注管理情報に最適な請負管理情報を登録した請負側に当該業務を請け負わせることによって、発注側と請負側との間に介在し、上記業務の受発注を管理する。
【0009】
このように、発注側および請負側から独立した管理コンピュータにて所定の業務の受発注を一元的に管理することによって、発注側および請負側の業務受発注の管理を簡素化することができる。
また、これに併せて、当該業務にかかる業務関連情報(例えば、請負い側が業務を遂行するに際して取得したノウハウ情報)についても上記管理コンピュータにて一元的に管理することができると、ノウハウ情報の集積化を図ることができ好適である。
【0010】
本発明は、複数の端末コンピュータと、当該端末コンピュータ間での所定業務の受発注を管理する管理コンピュータとが相互に送受信可能な通信回線で接続された業務管理システムであって、上記複数の端末コンピュータは、所定業務の発注を行なう複数の発注側端末コンピュータと、当該業務を請け負う複数の請負側端末コンピュータとからなり、上記管理コンピュータは、上記発注側端末コンピュータから、発注にかかる製品の分類、製品の機種名、業務の作業場所指定、除外すべき請負先、希望納期、の各情報を含む発注管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた発注管理情報を発注管理データベースに登録し、上記請負側端末コンピュータから、請け負いを希望する製品の分類、製品の機種名、請け負い可能な期間、の情報を含む請負管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた請負管理情報を請負管理データベースに登録し、上記登録された発注管理情報に基づいて請負管理情報を上記請負管理データベースから検索することにより請け負い先の請負側端末コンピュータを決定する場合に、当該発注管理情報における上記分類、機種名および希望納期の各条件を請負管理情報において満たす請負側端末コンピュータが存在するか否か判定し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが存在しない場合には、所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが一つ存在する場合には、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当すれば上記所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当しなければ当該一つの請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが複数存在する場合には、当該複数の請負側端末コンピュータの中から、当該発注管理情報における上記作業場所指定および請負側端末コンピュータ毎の各情報を予め登録した会員管理データベースに記録されている請負側端末コンピュータ毎の得意分野の情報に基づいて請負側端末コンピュータを選別し、当該選別された請負側端末コンピュータの中に当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当するものがある場合には該当する請負側端末コンピュータを除外した上で選別された請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知する、構成としてある。
また本発明は、業務管理システムにおいて、上記管理コンピュータは、業務関連情報データベースを備え、上記請負側端末コンピュータは、上記管理コンピュータに上記業務に関する業務関連情報を送信するとともに、当該管理コンピュータは、この送信された業務関連情報を上記業務関連情報データベースに登録する構成としてある。
上記構成においては、管理コンピュータに業務関連情報データベースを備えさせる。この業務関連情報データベースは、請け負い側が所定の業務を遂行するに際して取得したノウハウ情報などを逐次格納し一元的に管理可能にするものである。具体的には、請負側端末コンピュータが管理コンピュータに上記業務に関する業務関連情報を送信する。そして、管理コンピュータは、この送信された業務関連情報を業務関連情報データベースに順次登録する。これにより業務関連情報の一元化を図ることができる。
【0011】
このように集積化された業務関連情報に対して請け負い側の端末コンピュータから適宜アクセス可能にすると、請け負い側の業務に関連するスキルの向上を図ることが可能になる。そこで、発明は、業務管理システムにおいて、上記請負側端末コンピュータは、上記業務関連情報データベースに登録された業務関連情報にアクセスする構成としてある。
上記構成においては、請負側端末コンピュータから業務関連情報データベースにアクセス可能にして、請け負い側は、登録された業務関連情報を逐次取得することによって、業務に関連する情報に基づいて自己のスキルを向上させる。
【0012】
業務関連情報が一元化されると、情報量は膨大なものになっていく。かかる場合に、適切な業務関連情報を検索して取得することは困難ではないものの、煩雑なものになる。この時、アクセス側は、取得したい業務関連情報を関するキーワードを入力するだけで良いと好適である。
そこで、発明は、業務管理システムにおいて、上記請負側端末コンピュータは、上記業務関連情報にアクセスするに際して、当該業務関連情報を連想可能な所定のキーワードを送信するとともに、上記管理コンピュータは、上記キーワードを受信し、当該受信したキーワードに基づいて上記業務関連情報データベースを検索し、適切な業務関連情報を抽出して請負側端末コンピュータに提供する構成としてある。
【0013】
上記構成においては、請負側端末コンピュータから業務関連情報データベースに登録された業務関連情報にアクセスするに際して、取得したい業務関連情報に関し、当該業務関連情報を連想可能な所定のキーワードを送信する。そして、管理コンピュータは、当該キーワードを受信すると、受信したキーワードに基づいて業務関連情報データベースを検索するとともに、適切な業務関連情報を抽出して請負側端末コンピュータに提供する。
【0014】
発注側が管理コンピュータに送信する発注情報管理情報の構成と、その構成を利用した具体的な態様の一例として、上記発注管理情報は、適宜優先度が設定された複数の管理項目を備え、上記管理コンピュータは、当該優先度に基づいて上記受発注データベースから相互に対応可能な請負管理情報を検索する構成としてもよい。
上記構成においては、発注管理情報を適宜優先度が設定された複数の管理項目にて構成する。そして、管理コンピュータは、当該優先度に基づいて、受発注データベースから相互に対応可能な請負管理情報を検索する。
【0015】
請け負い側が管理コンピュータに送信する請負管理情報の構成と、その構成を利用した具体的な態様の一例として、上記請負管理情報は、適宜優先度が付与された複数の管理項目を備え、上記管理コンピュータは、当該優先度に基づいて上記受発注データベースから相互に対応可能な請負管理情報を検索する構成としてある。
上記構成においては、請負管理情報を適宜優先度が付与された複数の管理項目にて構成する。そして、管理コンピュータは、当該優先度に基づいて上記受発注データベースから相互に対応可能な請負管理情報を検索する。
【0016】
上述してきた端末コンピュータ間での所定業務の受発注を管理する管理コンピュータは単体装置としても利用可能であることは言うまでもない。従って、所定業務の発注を行なう複数の発注側端末コンピュータと当該業務を請け負う複数の請負側端末コンピュータとからなる複数の端末コンピュータと相互に送受信可能な通信回線にて接続され、当該端末コンピュータ間における所定業務の受発注を管理する業務管理装置であって、当該業務管理装置は、上記発注側端末コンピュータから、発注にかかる製品の分類、製品の機種名、業務の作業場所指定、除外すべき請負先、希望納期、の各情報を含む発注管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた発注管理情報を発注管理データベースに登録し、上記請負側端末コンピュータから、請け負いを希望する製品の分類、製品の機種名、請け負い可能な期間、の情報を含む請負管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた請負管理情報を請負管理データベースに登録し、上記登録された発注管理情報に基づいて請負管理情報を上記請負管理データベースから検索することにより請け負い先の請負側端末コンピュータを決定する場合に、当該発注管理情報における上記分類、機種名および希望納期の各条件を請負管理情報において満たす請負側端末コンピュータが存在するか否か判定し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが存在しない場合には、所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが一つ存在する場合には、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当すれば上記所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当しなければ当該一つの請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが複数存在する場合には、当該複数の請負側端末コンピュータの中から、当該発注管理情報における上記作業場所指定および請負側端末コンピュータ毎の各情報を予め登録した会員管理データベースに記録されている請負側端末コンピュータ毎の得意分野の情報に基づいて請負側端末コンピュータを選別し、当該選別された請負側端末コンピュータの中に当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当するものがある場合には該当する請負側端末コンピュータを除外した上で選別された請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知する、構成としてもよい。すなわち、本発明は端末コンピュータ間の所定業務の受発注を管理する業務管理装置としても有効である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、複数の端末コンピュータと管理コンピュータ間において受発注対象の所定業務に関する技術的知識情報を共有することによって当該所定業務の業務管理を行うことが可能な業務管理システムを提供することが可能になる。
また、発明によれば、発注側が所定の業務を一括して管理コンピュータを有する管理側に委託し、管理先にて修理依頼を受け付け、請け負い側の選定を一元的に管理することによって、発注側は、当該業務の管理業務を簡素化することが可能であるとともに、請け負い側は、請負元を管理側に一元化することになり、その管理業務を簡素化することが可能になる。
さらに、発明によれば、業務に関連する情報についても一元的に管理することが可能になる。
さらに、発明によれば、蓄積された業務関連情報にアクセス可能することによって、当該業務についてのスキルを向上させることが可能になる。
さらに、発明によれば、簡易に業務関連情報にアクセスすることが可能になる。
らに、発明によれば、発注側が所定の業務を一括して業務管理装置を有する管理側に委託し、管理先にて修理依頼を受け付け、請け負い側の選定を一元的に管理することによって、発注側は、当該業務の管理業務を簡素化することが可能であるとともに、請け負い側は、請負元を管理側に一元化することになり、その管理業務を簡素化することが可能な業務管理装置を提供することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる業務管理システムのクレーム対応を示すクレーム対応図である。
同図において、本業務管理システムは、管理コンピュータC1と、当該管理コンピュータC1と双方向通信可能な通信回線C2にて接続された複数の端末コンピュータC3とを備える構成となっている。また、端末コンピュータC3は所定の業務を発注する発注側Aと当該業務を請け負う請負側Bとに分けられている。請負側Bの端末コンピュータC3が所定の業務の請負可能な条件に関する情報としての請負管理情報C31を管理コンピュータC1に送信すると、管理コンピュータC1はこの請負管理情報C31を受付C110にて受け付ける。そして、当該受け付けた請負管理情報C31を受発注データベースC12に登録する。この請負管理情報C31は、例えば、請負側Bの得意分野や作業可能スケジュールなどにより構成されている。
【0019】
発注側Aの端末コンピュータC3が上記業務を発注するのに必要な情報としての発注管理情報C32を管理コンピュータC1に送信すると、管理コンピュータC1はこの発注管理情報C32を受付C130にて受け付ける。この発注管理情報C32には少なくとも上記請負管理情報C31に対応した内容が含まれており、当該受け付けられた発注管理情報C32に基づいて、受発注データベースC120を検索し、発注管理情報C32の条件を満たす請負管理情報C31を検索C140にて検索する。そして、検索C140にて検索された請負管理情報C31を送信した端末コンピュータC3に対して発注C150にて発注C33を掛ける。このように所定の請負側Bに発注が掛けられると、発注側Aの端末コンピュータC3に対しては発注確認C34が送信され、発注側Aにて所定の請負側Bに業務が請け負われたこと、あるいは、この請負に関する条件等(納期や金額など)を確認することが可能になっている。
【0020】
さらに、管理コンピュータC1には業務関連情報データベースC160が備えられている。請負側Bの端末コンピュータC3は所定の業務を請け負った際に、取得した業務に関連する情報(業務関連情報C35)を管理コンピュータC1に対して送信する。このとき管理コンピュータC1側では受付C170にて当該業務関連情報C35を受け付けるとともに、業務関連情報データベースC160に登録する。この業務関連情報C35は、例えば、業務を実施するにあたり必要となるノウハウ情報などである。従って、この業務関連情報データベースC160に登録された業務関連情報を各請負側Bにて共有することができると請負側Bのスキルを向上させることができて好適である。かかる場合、請負側Bの端末コンピュータC3から業務関連情報質問C36として管理コンピュータC1に対して要求を発する。管理コンピュータC1はこの業務関連情報質問C36を受付C200にて受け付け、検索C190は当該業務関連情報質問C36の内容に従って業務関連情報データベースC160を検索する。そして、適当な業務関連情報を抽出すると、回答C180にて要求を発した端末コンピュータC30に対し、業務関連情報回答C37を送信する。
【0021】
図2は本発明の一実施形態にかかる業務管理システムの構成を示したシステム構成の構成図である。
同図において、インターネット網10にはプロバイダサーバ20が接続されている。ここにおいて、プロバイダサーバ20は、公衆回線50を介して利用者のパーソナルコンピュータ(PC)60等をインターネット網10にダイヤルアップ接続するためのものであり、PC60は同プロバイダサーバ20を経由してインターネット網10にアクセス可能となっている。
【0022】
一方、インターネット網10には、本業務管理システムを運営するシステム運営会社70の所有するWebサーバ71が接続されている。そして、当該Webサーバ71は、システム運営会社70の社内LAN75により、会員管理サーバ72と、受発注管理サーバ73と、ノウハウ情報管理サーバ74とに接続されており、外部のPC60からは、Webサーバ71を介在して、同会員管理サーバ72と、同受発注管理サーバ73と、同ノウハウ情報管理サーバ74とにアクセスが可能になっている。
【0023】
次に、上記Webサーバ71と会員管理サーバ72と受発注管理サーバ73とノウハウ情報管理サーバ74との構成を図3の構成図に示す。
同図において、Webサーバ71には複数のCGIプログラムで構成されるCGIプログラム群71aと、各CGIプログラムから適宜呼び出される複数のAPIから構成される画面表示ライブラリ71bとが備えられている。そして、この画面表示ライブラリ71bを構成する各APIによって、PC60上の画面表示にて入力された事項に基づき、会員管理サーバ72の会員管理データベース72aや受発注管理サーバ73の受発注管理データベース73aやノウハウ情報管理サーバ74のノウハウ情報管理データベース74aにアクセスするなどの処理が実行される。なお、図示しないが、これらの会員管理サーバ72、受発注管理サーバ73およびノウハウ情報管理サーバ74は、それぞれ所定のDBMSを備えて各データベースを管理している。
【0024】
本実施形態におけるシステム運営会社70は、上記CGIプログラム群71aにてPC60から利用可能な画面表示および入力インターフェースを提供しており、PC60からHTTPプロトコルに従ってWebサーバ71に所望のCGIプログラムに対するURLをリクエストすると、Webサーバ71側で所定のCGIプログラムが実行されてるとともに、所定のAPIが呼び出され、当該APIによって、上記会員管理データベース72a、受発注管理データベース73a、ノウハウ情報管理データベース74aにアクセスするなどの処理が実行される。
【0025】
図4は、本業務管理システムを利用して実施される電気機器製品の修理業務の業務フローを示した概略業務フロー図である。
同図において、本実施形態における業務管理システムは、電気機器製品を利用しているユーザ100と、電気機器製品の製造会社200と、当該製造会社200との間で電気機器製品のメンテナンス管理を提携し、修理作業にかかる業務管理システムを運営するシステム運営会社300と、このシステム運営会社300と契約し、上記電気機器製品の修理の業務を請け負い、実際に修理作業を行なうメンテナンス会社400とによって構成されている。
【0026】
かかる場合、ユーザ100が利用中の電気機器製品に不具合が発生すると、ユーザ100は、この電気機器製品を製造した製造会社200に修理依頼を連絡する。この修理依頼を受けた製造会社200は、電気機器製品のメンテナンス管理を提携しているシステム運営会社300に当該修理依頼を発注し、システム運営会社300は当該修理依頼を受注する。システム運営会社300は、修理依頼の内容と、会員管理データベース72aや受発注管理データベース73aの内容とに基づいて複数のメンテナンス会社400の中から所定のメンテナンス会社400を選定し、修理依頼を発注する。そして、メンテナンス会社400が修理依頼を受注して上記電気機器製品の修理作業を実施する。
【0027】
上述したように、製造会社200とシステム運営会社300とは電気機器製品にかかるメンテナンス管理を提携するに際して、メンテナンス運営会社300の会員管理サーバ72に設置されている会員管理データベース72aに会員情報を登録する。また、メンテナンス会社400についても、システム運営会社300から修理依頼にかかる発注を受ける前提として、会員情報を上記会員管理データベース72aに登録する。
図5および図6は、かかる会員管理データベース72aの構成を示した構成図である。ここで、図5は製造会社200を登録した会員管理データベース72a1を示しており、図6はメンテナンス会社400を登録した会員管理データベース72a2を示している。図において、会員管理データベース72a1のデータフィールドは、「会社名」DT1と、「住所」DT2と、「電話番号」DT3と、「担当者」DT4と、Webサーバ70にログインするための「ID」DT5および「パスワード」DT6とから構成されており、システム運営会社300は、製造会社200と提携するごとに、本会員管理データベース72a1に逐次上記データを登録していく。
【0028】
一方、会員管理データベース72a2のデータフィールドは、「会社名」DT7と、「住所」DT8と、「電話番号」DT9と、「担当者」DT10と、電気機器製品の修理にあたり得意にしている分野があればその得意分野、例えば、製品分類や特定の製品などを表示する「得意分野」DT11と、Webサーバ70にログインするための「ID」DT12および「パスワード」DT13とから構成されており、システム運営会社300は、メンテナンス会社400と提携するごとに、本会員管理データベース72a2に逐次上記データを登録していく。
【0029】
このようにしてシステム運営会社300に修理依頼を発注する製造会社200と、システム運営会社300から修理依頼を請け負うメンテナンス会社400が会員管理データベース72a1および会員管理データベース72a2に登録されると、ユーザ100からの修理依頼をシステム運営会社300が一括して管理して電気機器製品の修理業務に関する発注/受注の業務をネットワークを介して実施する取引手法を提供することが可能になる。
このとき、システム運営会社300を中心にして考えると、製造会社200が発注側となり、当該製造会社200のPC60から修理依頼に必要な発注管理情報をシステム運営会社300に送信することになる。一方、メンテナンス会社400が請負側となり、当該メンテナンス会社400のPC60から修理業務を請負可能な条件を示す請負管理情報をシステム運営会社300に送信することになる。そして、システム運営会社300はこの発注管理情報と請負管理情報とに基づいて電気機器製品の修理業務の受発注を管理する。
【0030】
次に、発注側のPC60にて上記発注管理情報を生成し、システム運営会社300に対して送信するまでの操作手順を製造会社200のPC60のCRTに表示される画面を使用して説明する。最初に、製造会社200のPC60はプロバイダサーバ20を介してインターネット網10に接続し、Webサーバ71に接続する。すると、PC60からWebサーバ71の所定のCGIプログラムに対するURLがリクエストされ、その後に、Webサーバ71からPC60にデータが転送されてPC60のCRTに、図7に示す画面M1が表示される。同図において、画面M1には「ID」M11、「パスワード」M12および「ログイン」M13の三項目が表示されている。
【0031】
ここにおいて各項目は選択入力可能に表示されており、製造会社200の作業者は、会員管理データベース72a1に登録した際の「ID」DT5を「ID」M11に設定するとともに、同様に「パスワード」DT6を「パスワード」M12に入力する。そして、かかる入力が終了したら「ログイン」M13を選択する。すると、ここで設定された「ID」M11および「パスワード」M12の内容を入力としてWebサーバ71にて所定のCGIプログラムが実行される。
【0032】
このCGIプログラムは、入力されたIDとパスワードを用いてユーザ認証処理を行うものである。具体的には、会員管理サーバ72の会員管理データベース72a1にて製造会社200のIDやパスワードなどの情報が管理されているので、当該CGIプログラムによって同会員管理データベース72a1を検索し、入力されたIDとパスワードに整合性があるか否かを判定する。ここにおいて、入力されたIDとパスワードに整合性が認められる場合にはログインを許可する。むろん、入力されたIDとパスワードに整合性が認められない場合にはログインは許可されない。
【0033】
このようにしてユーザ認証処理が完了したら、同様にしてWebサーバ71からPC60にデータが転送されて、図8に示す「発注画面トップページ」M2が表示される。同図において、ユーザ100からの修理依頼にかかる電気機器製品の分類を選択するための「分類一覧表」M21が表示されており、これらの各分類について当該電気機器製品に該当するチェックボックスをクリックすることによって選択入力可能になっている。
【0034】
本実施形態においては、「MOドライブ」M21aの分類が選択されたことを示している。むろん、分類一覧表は、図8に示したものに限定されるものではなく、「次ページ」M22を選択すれば、他の分類一覧表が表示されることは言うまでもない。次に、この「MOドライブ」M21aの具体的な機種名を選択するために「項目表示」M23を選択する。すると、所定のCGIプログラムが起動され、図9に示す「項目表示画面」M3が表示される。
【0035】
同図において、「項目表示画面」M3には、図8の「分類一覧表」M21にて選択した電気機器製品の分類の項目、すなわち、機種名、製品番号等を選択するための「項目」M31が表示される。本実施形態においては「MOドライブ」M21aの「項目」M31が表示される。本実施形態においては、システム運営会社300自身も電気機器製品を製造販売している態様を採用しているため、本「項目」M31においては、当該システム運営会社300が製造販売する電気機器製品については具体的な製品名を表示し、他の製造会社の電気機器製品について修理を発注する場合は、「その他」を選択し、個別具体的なメーカ名と、機種名等を入力することになる。また、上述と同様に項目は図9に示したものに限定されるものではなく、「次ページ」M32を選択すれば、他の項目が表示されることは言うまでもない。
【0036】
次に、ユーザ100の所在地や製造会社200の所在地を考慮して、修理をして欲しい地域を選択するために「作業場所」M33を選択する。すると、さらに、所定のCGIプログラムが起動され、図10に示す「作業場所指定画面」M4が表示される。同図において、「作業場所指定画面」M4は、都道府県名を指定可能な「県名」M41と、市町村名を指定可能な「市町村」M42とを備えており、「県名」M41は、「指定ボタン」M41aをクリックすることにより、都道府県名が表示されるので、適宜所望の都道府県名を選択する。本実施形態においては「愛知」を選択した態様を示している。一方、「市町村」M42は、個別具体的に所望の市町村名を書き込む。
【0037】
このように「作業場所指定」M4の設定が完了すると、次に、修理作業を希望する所望のメンテナンス会社400がある場合は、その選定を行なうとともに、修理における納期の指定を行なうために、「メンテナンス会社選定/納期」M43を選択する。すると、さらに、所定のCGIプログラムが起動され、図11に示す「メンテナンス会社選定/納期指定画面」M5が表示される。
【0038】
同図において、「メンテナンス会社選定/納期指定画面」M5は、メンテナンス会社400の選定を行う場合は、「メンテナンス会社選定」M51にて、「する」M51aをクリックする。このとき、「会社名」M51bを選択すると、会員管理データベース72a2に登録されている「会社名」DT7の一覧が表示され、その中から所望の会社を選択する。この選定は特に修理依頼を希望しないメンテナンス会社400を選定し指定するために行われる。
一方、メンテナンス会社400の選定を行わない場合は、「しない」M51bをクリックする。次に、修理完了を希望する納期を指定するために「納期」M52の「年」M52aと、「月」M52bと、「日」M52cとにより所望の年月日を書き込む。
【0039】
以上により、発注に際して必要となる事項の入力は完了するため、「完了」M53を選択する。すると、所定のCGIプログラムが起動され、図12に示す「発注内容確認画面」M6が表示される。同図において、「発注内容確認画面」M6には、「発注内容確認」M61として上述してきた各画面にて入力,選択した「内容」M62が表示される。この「内容」M62が発注管理情報を構成する。ここで、この「内容」M62に誤りがなく、発注を行う場合は、「発注する」M63を選択する。一方、内容に誤りがあったり、発注を取りやめる場合は「キャンセル」M64を選択する。
【0040】
製造会社200からの発注作業が終了すると、メンテナンス運営会社300では、受発注管理サーバ73にて当該発注管理情報を受発注管理データベース73aに格納する。この受発注管理データベース73aは製造会社200からの受注管理情報を格納するために、受注管理データベース73a1を備えており、上記受注管理情報の内容は、この受注管理データベース73a1に格納されることになる。図13は受注管理データベース73a1の構成を示したデータベース構成図である。同図においては、上記受注管理情報の内容が適宜、データフィールドの「会社名」DT20、「分類」DT21、「項目」DT22、「場所」DT23、「選定」DT24、「納期」DT25に格納され、受注管理データベース73a1が構成される。以上にて製造会社200およびシステム運営会社300にて相互に実施される発注作業は完了する。
【0041】
次に、請負側、すなわち、メンテナンス会社400がシステム運営会社300に対して、修理を請け負う際の作業内容を説明する。最初に、メンテナンス会社400のPC60からプロバイダサーバ20を介してインターネット網10に接続する。すると、PC60からWebサーバ71の所定のCGIプログラムに対するURLがリクエストされ、その後にWebサーバ71からPC60にデータが転送されてPC60のCRTに図14に示す画面M7が表示される。同図において、画面M7には「ID」M71、「パスワード」M72および「ログイン」M73の三項目が表示されている。
【0042】
ここにおいて各項目は選択入力可能に表示されており、メンテナンス会社200の作業者は、会員管理データベース72a2に登録した際の「ID」DT12を「ID」M71に設定するとともに、同様に「パスワード」DT13を「パスワード」M72に入力する。そして、かかる入力が終了したら「ログイン」M73を選択する。すると、ここで設定された「ID」M71および「パスワード」M72の内容を入力としてWebサーバ71にて所定のCGIプログラムが実行される。
【0043】
このCGIプログラムは、入力されたIDとパスワードを用いてユーザ認証処理を行うものである。具体的には、会員管理サーバ72の会員管理データベース72a2にてメンテナンス会社400のIDやパスワードなどの情報が管理されており、当該CGIプログラムによって同会員管理データベース72a2を検索し、入力されたIDとパスワードに整合性があるか否かを判定する。ここにおいて、入力されたIDとパスワードに整合性が認められる場合にはログインを許可する。むろん、入力されたIDとパスワードに整合性が認められない場合にはログインは許可されない。
【0044】
このようにしてユーザ認証処理が完了したら、同様にしてWebサーバ71からPC60にデータが転送されて、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8が表示される。同図において、メンテナンス会社400にて修理依頼を請負可能な条件を入力する場合には、「請負画面」M81を選択する。また、この「コンテンツ選択トップページ」M8には「ノウハウ情報登録画面」M82、「ノウハウ情報閲覧画面」M83、「ノウハウ情報Q&A画面」M84についても選択可能になっている。この「ノウハウ情報登録画面」M82を選択すると、メンテナンス会社400にて電気機器製品の修理を行った際に知り得たノウハウ情報をシステム運営会社300のノウハウ情報管理サーバ74にあるノウハウ情報管理データベース73aに登録する作業画面に移行する。また、「ノウハウ情報閲覧画面」M83を選択すると、このノウハウ情報管理データベース73aに登録された情報を閲覧できる画面に移行する。そして、「ノウハウ情報Q&A画面」M84を選択すると、簡単なキーワードに基づいてノウハウ情報を取得可能な作業を行い得る画面に移行する。これらの「ノウハウ情報登録画面」M82等についての詳細は後述する。
【0045】
ここで、「請負画面」M81が選択されると、図16に示す「請負画面」M9が表示される。同図において、修理作業の請け負いを希望する電気機器製品の分類を選択可能に「分類一覧表」M91が表示されており、これらの各分類について、当該電気機器製品に該当するチェックボックスをクリックすることによって選択入力する。本実施形態においては、「MOドライブ」M91aの分類が選択されたことを示している。むろん、分類一覧表は、図16に示したものに限定されるものではなく、「次ページ」M92を選択すれば、他の分類一覧表が表示されることは言うまでもない。次に、この「MOドライブ」M91aの具体的な機種名を選択するために「項目表示」M93を選択する。すると、所定のCGIプログラムが起動され、図17に示す「項目表示画面」M10が表示される。
【0046】
同図において、「項目表示画面」M10には、図16の「分類一覧表」M91にて選択した電気機器製品の分類の項目、すなわち、機種名、製品番号等を選択するための「項目」M101が表示される。本実施形態においては「MOドライブ」M91aの「項目」M101が表示される。本実施形態においては、システム運営会社300自身も電気機器製品を製造販売している態様を採用するため、本「項目」M101においては、当該システム運営会社300が製造販売する電気機器製品については具体的な製品名を表示し、他の製造会社の電気機器製品について修理を発注する場合は、「その他」を選択し、個別具体的なメーカ名と、機種名等を入力することになる。また、上述と同様に項目は図17に示したものに限定されるものではなく、「次ページ」M102を選択すれば、他の項目が表示されることは言うまでもない。
【0047】
このように「分類一覧表」M9および「項目」M10の設定が完了すると、次に、修理作業可能なスケジュール指定を行なうために、「スケジュール」M103を選択する。すると、さらに、所定のCGIプログラムが起動され、図18に示す「スケジュール指定画面」M11が表示される。同図において、修理可能なスケジュールを指定するために「スケジュール」M111の「年」M11aと、「月」M11bと、「日」M11cとに修理作業開始可能な年月日を書き込むとともに、「年」M11dと、「月」M11eと、「日」M11fとに修理作業可能な期限の年月日を書き込む。
【0048】
以上により、請け負いに際して必要となる事項の入力は完了するため、「完了」M112を選択する。すると、所定のCGIプログラムが起動され、図19に示す「請負内容確認画面」M12が表示される。同図において、「請負内容確認画面」M12には、「請負内容確認」M121として上述してきた各画面にて入力,選択した「内容」M122が表示される。この「内容」M122が請負管理情報を構成する。また、画面下部にはこの入力作業を行ったメンテナンス会社400の「会社名等」M123が確認のため、会員管理データベース72a2より抽出されて表示される。ここで、この「内容」M122に誤りがなく、請負を行う場合は、「請負する」M124を選択する。一方、内容に誤りがあったり、請け負いを取りやめる場合は「キャンセル」M125を選択する。
【0049】
メンテナンス会社400からの請負作業が終了すると、システム運営会社300では、受発注管理サーバ73にて当該請負管理情報を受発注管理データベース73aに格納する。この受発注管理データベース73aはメンテナンス会社400からの請負管理情報を格納するために、請負管理データベース73a2を備えており、上記請負管理情報の内容は、この請負管理データベース73a2に格納されることになる。図20は、請負管理データベース73a2の構成を示したデータベース構成図である。同図においては、上記請負管理情報の内容が適宜、データフィールド「会社名」DT30、「分類」DT31、「項目」DT32、「スケジュール」DT33に格納され、請負管理データベース73a2が構成される。以上にてメンテナンス会社400およびシステム運営会社300にて相互に実施される請負作業は完了する。
【0050】
次に、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「ノウハウ情報登録画面」M82を選択した場合について説明する。この「ノウハウ情報登録画面」M82は、上述したようにメンテナンス会社400にて電気機器製品の修理を行った際に知り得たノウハウ情報をシステム運営会社300のノウハウ情報管理サーバ74にあるノウハウ情報管理データベース73aに登録するためのものであり、選択により図21に示す「ノウハウ情報登録画面」M13が表示される。同図において、まず、登録する電気機器製品のメーカ名を「メーカ名」M131に入力する。続いて、「機種名」M132を入力する。そして、かかる機種を修理するにあたり知り得たノウハウ情報を「コメント」M133に記入する。記入が終わると、「登録」M134を選択する。一方、登録を行わない場合、入力事項を誤った場合などは「キャンセル」M135を選択する。
【0051】
このように、メンテナンス会社400から登録されたノウハウ情報は、システム運営会社300のノウハウ情報管理サーバ74にて処理されノウハウ情報管理データベース74aに逐次格納される。図22はこのノウハウ情報管理データベース74aの構成を示したデータベース構成図である。同図において、当該ノウハウ情報管理データベース74aは、データフィールドとして、上記「ノウハウ情報登録」M13に表示された項目に対応した「メーカ名」DT40と、「機種名」DT41と、「コメント」DT42とを備えるとともに、図14に示した画面M7にて入力された「ID」M71および「パスワード」M72に基づいて会員管理データベース72a2を検索して抽出された登録作業を実施したメンテナンス会社400を格納する「登録会社」DT43を備える構成になっている。
【0052】
次に、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「ノウハウ情報閲覧画面」M83を選択した場合について説明する。この「ノウハウ情報閲覧画面」M83は、会員登録しているメンテナンス会社400が上述のように形成されたノウハウ情報管理データベース74aにWebサーバ71およびノウハウ情報管理サーバ74を介してアクセスし、格納されたノウハウ情報を適宜参照可能にするものである。図23はこの「ノウハウ情報閲覧画面」M83が選択された場合に表示される「ノウハウ情報閲覧」M14を示している。同図において、「ノウハウ情報閲覧」M14は、ノウハウ情報管理データベース74aの内容に対応した「ノウハウ情報」M141を表示する。従って、この「ノウハウ情報閲覧」M14を選択した作業者は、「メーカ名」M142および「機種名」M143を参照しつつ、手作業にて所望の電気機器製品を検索し、その「コメント」M144を取得する。
【0053】
上述したように、「ノウハウ情報閲覧」M14を選択すると、作業者は「メーカ名」M142および「機種名」M143に基づいて所望の「コメント」M144を探し出さなければならない。かかる場合、ノウハウ情報管理データベース74aのレコード量が膨大になってくると、この検索する作業が煩雑になるとともに、この膨大なレコードを表示させるための表示時間が長時間となり、操作性が悪くなる。従って、簡易にノウハウ情報を取得したい場合は、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「ノウハウ情報Q&A画面」M84を選択する。かかる「ノウハウ情報Q&A画面」M84を選択した場合について説明する。「ノウハウ情報登録画面」M84を選択すると図24に示す「ノウハウ情報Q&A」M15が表示される。同図において、「ノウハウ情報Q&A」M15には、質問内容M151として、「メーカ名」M151と、「機種名」M153と、「キーワード」M154とを備えている。
【0054】
作業者は、ノウハウ情報を取得したい電気機器製品のメーカ名を「メーカ名」M152に入力するとともに、機種名を「機種名」M153に入力する。そして、この取得したいノウハウ情報に関する「キーワード」M154を記入する。ここで、「質問する」M155を選択すると、この「質問内容」M151がWebサーバ71を介して、ノウハウ情報管理サーバ74に送信され、当該ノウハウ情報管理サーバ74にてこの「質問内容」M151に従ってノウハウ情報管理データ74aを検索し、該当するノウハウ情報を抽出し、質問に対する回答としてメンテナンス会社400のPC60に表示させる。一方、「質問内容」M151をキャンセルしたい場合は「キャンセル」M156を選択すれば良い。また、特に「メーカ名」M152や「機種名」M153を限定したくない場合には、「キーワード」M154のみを記入するようにしてもよい。図25は、PC60に表示される「回答」M16を示している。同図において、「回答欄」M161〜M163の複数があるが、これは「キーワード」M154に基づいてノウハウ情報管理データベース74aを検索した結果、複数のノウハウ情報が抽出された場合を示している。
【0055】
次に、上述してきた各作業手順についてその処理内容をフローチャートに基づいて説明する。図26は、製造会社200がユーザ100から修理依頼を受けた場合に上記発注画面にてシステム運営会社300に修理作業を発注する場合に実行される発注処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、最初に、図7に示す発注画面M1にて「ID」M11と「パスワード」M12を入力し、Webサーバ71にログインする(ステップS100)。そして、このIDとパスワードがWebサーバ71にて認証されると(ステップS105)、Webサーバ71に接続されている各サーバ72〜74にアクセス可能になる。ここで、Webサーバ71は図8に示す「分類一覧表」M2を製造会社200のPC60に表示させる(ステップS110)。そして、製造会社200側は所望の分類を選択する(ステップS115)。次に、Webサーバ71は図9に示す「項目」M3を表示させる(ステップS120)。そして、製造会社200側は所望の項目を選択する(ステップS125)。
【0056】
次に、Webサーバ71は図10に示す「作業場所指定」M4を表示させる(ステップS130)。指定入力があると、次に、Webサーバ71は図11に示す「メンテナンス会社選定/納期」M5を表示させる、製造会社200は修理依頼をしたくないメンテナンス会社400を選定するとともに(ステップS135)、修理の完了希望の納期を指定する(ステップS140)。ここで、発注の入力を受けると(ステップS145)、Webサーバ71は受発注管理サーバ72を作動させて、当該製造会社200から入力された受注管理情報を受注管理データベース72a1に登録する(ステップS150)。
【0057】
図27はメンテナンス会社200が修理作業の請け負いを希望する場合に上記請負画面にてシステム運営会社300に修理作業を請け負う場合に実行される請負処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、最初に、図14に示す画面M7にて「ID」M71と「パスワード」M72を入力し、Webサーバ71にログインする(ステップS200)。そして、このIDとパスワードがWebサーバ71にて認証されると(ステップS205)、Webサーバ71に接続されている各サーバ72〜74にアクセス可能になる。
【0058】
ここで、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「請負画面」M81が選択されると(ステップS210)、Webサーバ71は図16に示す「分類一覧表」M9をメンテナンス会社400のPC60に表示させる(ステップS215)。そして、メンテナンス会社400側は所望の分類を選択する(ステップS220)。次に、Webサーバ71は図17に示す「項目」M10を表示させる(ステップS225)。そして、メンテナンス会社400側は所望の項目を選択する(ステップS230)。次に、Webサーバ71は図10に示す「スケジュール指定」M11を表示させる(ステップS235)。ここで、請負の入力を受けると(ステップS240)、Webサーバ71は受発注管理サーバ72を作動させて、当該メンテナンス会社400から入力された請負管理情報を請負管理データベース72a2に登録する(ステップS245)。
【0059】
図28はシステム運営会社300の受発注管理サーバ72にて受注管理情報と請負管理情報に基づいて実行される請負先決定処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、発注管理データベース73a1に製造会社200から発注管理情報の登録があると(ステップS300)、当該発注管理情報を取得する(ステップS305)。そして、この発注管理情報に基づいて請負管理データベース73a2を検索する(ステップS310)。最初に、一致する分類があるか否かを判別する(ステップS315)。一致する分類があれば、一致する機種名があるか否かを判別する(ステップS320)。そして、次に、納期が満たされるものがあるか否かを判別する(ステップS325)。以上の判別によって、複数のメンテナンス会社400が選別された場合(ステップS330)、その中に作業場所を満たすメンテナンス会社400があるか否かを判別する(ステップS335)。この判別においても、複数のメンテナンス会社400が選別された場合には(ステップS340)、会員管理データベース72aに登録された得意分野に基づいて判別する(ステップS345)。
【0060】
さらに、複数のメンテナンス会社400が選別された場合には(ステップS350)、メンテナンス会社選定にて指定されたメンテナンス会社400が含まれているか否かを判別する(ステップS355)。含まれていれば、該当するメンテナンス会社400を除外する(ステップS360)。ここで選別されたメンテナンス会社400に対して修理業務が請負われたことを通知する(ステップS365)。唯一のメンテナンス会社400が選別されれば、当該メンテナンス会社400に決定するが、複数の場合には各メンテナンス会社400にて業務の請け負いを調整する必要が生じる。一方、ステップS330、S340、S350にて一つのメンテナンス会社400が選別されれば、そのメンテナンス会社400がメンテナンス会社選定にて指定されたものであるか否かを判別し(ステップS370)、指定されていなければ業務の請け負いを当該メンテナンス会社400に決定しステップS365にて通知するし、ステップS370にて当該メンテナンス会社400が除外の対象となっている場合には、請け負い先を決定することができないため、Webサーバ71上に当該修理業務を掲示して、各メンテナンス会社400からの請け負いを募る(ステップS375)。また、ステップS315、320、S325にて一致する請負管理情報がないと判別された場合も上記と同様にWebサーバ71上に掲示する(ステップS380)。
【0061】
図29はメンテナンス会社400から登録されたノウハウ情報をノウハウ情報管理データベース73aに登録する場合に実行されるノウハウ情報登録処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、最初に、図14に示す画面M7にて「ID」M71と「パスワード」M72を入力し、Webサーバ71にログインする(ステップS400)。そして、このIDとパスワードがWebサーバ71にて認証されると(ステップS405)、Webサーバ71に接続されている各サーバ72〜74にアクセス可能になる。
【0062】
ここで、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「ノウハウ情報登録画面」M82が選択されると、Webサーバ71は図21に示す「ノウハウ情報登録」M13をメンテナンス会社400のPC60に表示させる(ステップS410)。そして、メンテナンス会社400側は所望の登録事項を入力する(ステップS415)。ここで、登録の入力を受けると(ステップS420)、Webサーバ71はノウハウ情報管理サーバ74を作動させて、当該メンテナンス会社400から入力されたノウハウ情報をノウハウ情報管理データベース74aに登録する(ステップS425)。
【0063】
図30はメンテナンス会社400からノウハウ情報管理データベース74aにアクセスし、Q&A操作を実施する場合にノウハウ情報管理サーバ74にて実行されるノウハウ情報応答処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、最初に、図14に示す画面M7にて「ID」M71と「パスワード」M72を入力し、Webサーバ71にログインする(ステップS500)。そして、このIDとパスワードがWebサーバ71にて認証されると(ステップS505)、Webサーバ71に接続されている各サーバ72〜74にアクセス可能になる。
【0064】
ここで、図15に示す「コンテンツ選択トップページ」M8にて「ノウハウ情報Q&A画面」M84が選択されると、Webサーバ71は図24に示す「ノウハウ情報登録」M13をメンテナンス会社400のPC60に表示させる(ステップS510)。そして、メンテナンス会社400側は所望の質問内容を入力する(ステップS515)。ここで、質問の入力を受けると(ステップS520)、Webサーバ71はノウハウ情報管理サーバ74を作動させて、当該メンテナンス会社400から入力された質問内容に基づいてノウハウ情報管理データベース74aを検索する(ステップS525)。そして、検索結果をメンテナンス会社400のPC60に表示させる(ステップS530)。メンテナンス会社400の作業者がこの回答に満足して「OK」M164を選択すれば、当該処理を終了させ、満足しないで「もう一度」M165を選択すれば、ステップS510に戻り、メンテナンス会社400の作業者は、質問内容を適宜変更して作業を続ける。
【0065】
このように、電気機器製品の修理に関わる一連の業務を実施する業務管理システムを提供するシステム運営会社300を介在して、このシステム運営会社300が電気機器製品の修理を依頼する製造会社200と、実際に修理を行うメンテナンス会社400と業務を提携し、当該電気機器製品の修理の受発注を管理することによって、製造会社200およびメンテナンス会社400において修理受発注に関する業務を簡素化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる業務管理システムのクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる業務管理システムのシステム構成の概略を示したシステム構成図である。
【図3】システム運営会社のシステム構成を示した構成図である。
【図4】本実施形態において業務管理システムを導入した場合の業務フローの概略を示した図である。
【図5】会員管理データベース72aのデータベース構成を示した構成図である。
【図6】会員管理データベース72aのデータベース構成を示した構成図である。
【図7】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図8】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図9】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図10】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図11】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図12】製造会社側に表示される発注作業時の画面を示した画面図である。
【図13】発注管理データベースのデータベース構成を示した構成図である。
【図14】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図15】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図16】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図17】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図18】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図19】メンテナンス会社側に表示される請負作業時の画面を示した画面図である。
【図20】請負管理データベースのデータベース構成を示した構成図である。
【図21】メンテナンス会社側に表示されるノウハウ情報登録作業時の画面を示した画面図である。
【図22】ノウハウ情報管理データベースのデータベース構成を示した構成図である。
【図23】メンテナンス会社側に表示されるノウハウ情報閲覧作業時の画面を示した画面図である。
【図24】メンテナンス会社側に表示されるノウハウ情報Q&A作業時の画面を示した画面図である。
【図25】メンテナンス会社側に表示されるノウハウ情報Q&A作業時の画面を示した画面図である。
【図26】発注処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図27】請負処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図28】請負先決定処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図29】ノウハウ情報登録処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図30】ノウハウ情報Q&A処理の処理内容を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…インターネット網
20…プロバイダサーバ
50…公衆回線
60…パーソナルコンピュータ
70…システム運営会社
71…Webサーバ
72…会員管理サーバ
73…受発注管理サーバ
74…ノウハウ情報管理サーバ

Claims (5)

  1. 複数の端末コンピュータと、当該端末コンピュータ間での所定業務の受発注を管理する管理コンピュータとが相互に送受信可能な通信回線で接続された業務管理システムであって、
    上記複数の端末コンピュータは、所定業務の発注を行なう複数の発注側端末コンピュータと、当該業務を請け負う複数の請負側端末コンピュータとからなり、
    上記管理コンピュータは、
    上記発注側端末コンピュータから、発注にかかる製品の分類、製品の機種名、業務の作業場所指定、除外すべき請負先、希望納期、の各情報を含む発注管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた発注管理情報を発注管理データベースに登録し、
    上記請負側端末コンピュータから、請け負いを希望する製品の分類、製品の機種名、請け負い可能な期間、の情報を含む請負管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた請負管理情報を請負管理データベースに登録し、
    上記登録された発注管理情報に基づいて請負管理情報を上記請負管理データベースから検索することにより請け負い先の請負側端末コンピュータを決定する場合に、当該発注管理情報における上記分類、機種名および希望納期の各条件を請負管理情報において満たす請負側端末コンピュータが存在するか否か判定し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが存在しない場合には、所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが一つ存在する場合には、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当すれば上記所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当しなければ当該一つの請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが複数存在する場合には、当該複数の請負側端末コンピュータの中から、当該発注管理情報における上記作業場所指定および請負側端末コンピュータ毎の各情報を予め登録した会員管理データベースに記録されている請負側端末コンピュータ毎の得意分野の情報に基づいて請負側端末コンピュータを選別し、当該選別された請負側端末コンピュータの中に当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当するものがある場合には該当する請負側端末コンピュータを除外した上で選別された請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知する、ことを特徴とする業務管理システム。
  2. 上記請求項1に記載の業務管理システムにおいて、
    上記管理コンピュータは、業務関連情報データベースを備え、上記請負側端末コンピュータは、上記管理コンピュータに上記業務に関する業務関連情報を送信するとともに、上記管理コンピュータは、この送信された業務関連情報を上記業務関連情報データベースに登録することを特徴とする業務管理システム。
  3. 上記請求項2に記載の業務管理システムにおいて、
    上記請負側端末コンピュータは、上記業務関連情報データベースに登録された業務関連情報にアクセスすることを特徴とする業務管理システム。
  4. 上記請求項3に記載の業務管理システムにおいて、
    上記請負側端末コンピュータは、上記業務関連情報にアクセスするに際して、当該業務関連情報を連想可能な所定のキーワードを送信するとともに、上記管理コンピュータは、上記キーワードを受信し、当該受信したキーワードに基づいて上記業務関連情報データベースを検索し、適切な業務関連情報を抽出して請負側端末コンピュータに提供することを特徴とする業務管理システム。
  5. 所定業務の発注を行なう複数の発注側端末コンピュータと当該業務を請け負う複数の請負側端末コンピュータとからなる複数の端末コンピュータと相互に送受信可能な通信回線にて接続され、当該端末コンピュータ間における所定業務の受発注を管理する業務管理装置であって、
    当該業務管理装置は、
    上記発注側端末コンピュータから、発注にかかる製品の分類、製品の機種名、業務の作業場所指定、除外すべき請負先、希望納期、の各情報を含む発注管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた発注管理情報を発注管理データベースに登録し、
    上記請負側端末コンピュータから、請け負いを希望する製品の分類、製品の機種名、請け負い可能な期間、の情報を含む請負管理情報の送信を受け付け、当該受け付けた請負管理情報を請負管理データベースに登録し、
    上記登録された発注管理情報に基づいて請負管理情報を上記請負管理データベースから検索することにより請け負い先の請負側端末コンピュータを決定する場合に、当該発注管理情報における上記分類、機種名および希望納期の各条件を請負管理情報において満たす請負側端末コンピュータが存在するか否か判定し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが存在しない場合には、所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが一つ存在する場合には、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当すれば上記所定のサーバ上に当該業務を掲示して各請負側端末コンピュータからの請け負いを募り、当該一つの請負側端末コンピュータが当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当しなければ当該一つの請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知し、当該各条件を満たす請負側端末コンピュータが複数存在する場合には、当該複数の請負側端末コンピュータの中から、当該発注管理情報における上記作業場所指定および請負側端末コンピュータ毎の各情報を予め登録した会員管理データベースに記録されている請負側端末コンピュータ毎の得意分野の情報に基づいて請負側端末コンピュータを選別し、当該選別された請負側端末コンピュータの中に当該発注管理情報における上記除外すべき請負先に該当するものがある場合には該当する請負側端末コンピュータを除外した上で選別された請負側端末コンピュータに当該業務の請け負いを通知する、ことを特徴とする業務管理装置。
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