JP4448601B2 - 営業車用客情報提供システム - Google Patents
営業車用客情報提供システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4448601B2 JP4448601B2 JP2000183359A JP2000183359A JP4448601B2 JP 4448601 B2 JP4448601 B2 JP 4448601B2 JP 2000183359 A JP2000183359 A JP 2000183359A JP 2000183359 A JP2000183359 A JP 2000183359A JP 4448601 B2 JP4448601 B2 JP 4448601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- customer information
- processing means
- vehicle
- customer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はタクシーやハイヤー等の営業車用客情報提供システムに関する。更に詳しくは、本発明は客情報提供する際の課金についての営業車用客情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より行われているタクシーやハイヤー等の営業車の配車方法として、客からの依頼に対して管理センタ(配車センタ、指令基地及び営業所等ともいう)が、客のいる地点へ向かうことの可能な営業車へ、無線等の通信装置により呼びかけて迎車を指示する方法がある。
このような配車方法は、配車センタ側の営業車の位置情報を把握していないことが多く、全車への通信となる。このため、実際に迎車を行うのは無線に応答した営業車となり、迎える地点との距離が最も近い営業車は常に選ばれるわけではない。このような理由により、効率のよい配車とはいえなかった。
【0003】
上記問題に対処するため近年、車速センサ及び方位センサや、GPS(Global Positioning System、汎地球側位システム)等の現在位置を決定する手段によって現在位置を求め、管理センタに現在位置を通知するとともに、目的地までの経路を表示させる誘導システムを搭載した営業車がある。また、このような誘導システムを搭載した営業車に、配車センタで受け付けた客の現在位置や目的地を表示させるシステムが、特開平7−202790号公報等に示されている。
上記システムは、管理センタで各営業車の現在位置や営業状態(実車、空車及び迎車等)等の状態を把握することができるため、客からの配車依頼に対応して、最も早く配車できる車両を迎車指示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなシステムを特定業者が所有し、任意のタクシー会社が利用する場合、使用料を徴収する必要があるが、従来はこれらについて考慮されていなかった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するものであり、営業車の運転手に、客を容易に獲得できるための情報を提供し、課金を行うための営業車用客情報提供システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本第1発明の営業車用客情報提供システムは、営業車に設けられる端末と、管理センタに設けられるホストとを備え、該端末及び該ホストは無線回線網を介して接続されており、該端末は情報要求処理手段を備え、該ホストは客情報配信手段、課金処理手段、客情報データベース及び課金情報データベースを備え、該客情報データベースは、時刻、日付及び乗降場所を含む客情報を蓄積し、上記客情報配信手段は、上記情報要求処理手段からの要求により、該客情報データベースから客情報を取り出し、その後、該情報要求処理手段に該客情報として配信し、上記情報要求処理手段は、所定条件を満たす該客情報を上記客情報配信手段に要求するとともに、該客情報配信手段より配信される該客情報を表示し、該課金処理手段は該配信される客情報に対して課金を課し、上記端末別の該課金の情報を該課金情報データベースに蓄積する営業車用客情報提供システムであって、上記課金は、上記配信される上記客情報によって、上記営業車が客を獲得できた場合に課し、上記端末は、客の乗降状態を判断する上記乗降情報処理手段と、営業車の現在位置を求める位置情報処理手段とを備え、上記獲得は、上記乗降情報処理手段によって乗車が確認された時点において、上記位置情報処理手段から得られる位置情報が、上記客情報における位置と略同一である場合とし、該獲得が生じた場合、上記端末は該獲得を上記課金処理手段に通知し、該通知を受けた該課金処理手段は、該端末に対して課金を行い、該課金の情報を上記課金情報データベースに蓄積することを特徴とする。
【0007】
上記「ホスト」を設ける場所は、配車センタ、指令基地及び営業所等の営業車の配車を行う「管理センタ」を例示することができるが、これに限らず無線回線網を介して端末と接続することができる場所であれば任意に選択することができる。
上記「無線回線網」は、端末及びホスト間で情報のやり取りが可能となる媒体であればよく、タクシー無線等の業務無線の他、特定小電力無線、携帯電話回線網、PHS(Personal Handy phone System)回線網、及び衛星回線網等を例示することができる。また、電波に限らず、磁気、可視光、及び赤外光等を用いた無線回線網とすることができる。
【0008】
上記「課金」は、上記配信される上記客情報によって、上記営業車が客を獲得できた場合に課する。また、上記課金は、上記配信される全ての上記客情報に課すことができる。更に、上記配信される全ての上記客情報に課金を課し、そのうち客を獲得することができた客情報に対して、追加の課金を課すことができる。
【0009】
また、課金の徴収方法は任意に選択することができ、人手による徴収方法や、金融機関等にオンライン接続を行い、口座から自動引落を行う等の方法を例示することができる。
【0010】
上記「客情報」は、予め登録した客が容易に獲得可能な位置、時刻等である。また、所定条件を満たす、1以上の営業車情報とすることができる。更に、客情報は、各営業車情報の一部のみ(例えば、客の乗車地点)であってもよいし、各営業車情報の全てとすることもできる。また、少なくとも上記所定条件を満たす客の乗車地点を含むことができる。
【0011】
上記「営業車情報」は、現在時刻、乗客の乗降状態及び現在位置とすることができる。また、天候、乗車料金、乗車距離及びコメント等の付加情報を含めることができる。
【0012】
上記「所定条件」は任意に選択することができ、特定の時刻、日付、曜日、乗降場所、天候及び季節等を例示することができる。このうち、「時刻」による選択は、現在時刻の営業車情報の他、ラッシュアワー(通勤、通学等)等の特定時間(1点でもよいし、範囲があってもよい)における過去の営業車情報を選択することができる。また、「日付」についても、給料日や、催し日等の過去の営業車情報を選択することができる。
【0013】
上記「情報要求処理手段」による客情報の表示は任意に選択することができ、文字、図及び音声等のいずれかを例示できる。また、これらの組合わせであってもよい。更に、客情報以外の情報を組合わせて表示することができる。
このうち、上記客情報を周辺の地図と共に表示することができる。客情報を地図上に表示することで集客が容易な地点を容易に判別することができるからである。
【0015】
上記「乗降情報処理手段」は、客の乗降状態を判別することができる手段であればよい。この例として、上記営業車に設けられる料金メータによって乗客の乗降状態を求めることを挙げることができる。また、乗客が座席に座っているかどうかを判別する座席センサ等を設けることを例示できる。
更に、上記「位置情報処理手段」は営業車の現在位置がわかればよく、例えば、車速計等と、磁石及びジャイロスコープ等とを用いて求めることができる。また、上記営業車に設けるGPS受信機によって、現在位置を求める又は補正することができる。
【0016】
更に、上記客情報によって客が獲得できたかどうかの判断に、時刻を用いることができる。この場合、客情報が想定する期間内に客が乗車した場合に、客が獲得できたと判断する。また、営業車に時刻情報処理手段を設け、該時刻情報処理手段と該乗降情報処理手段とから上記判断を自動で行うことができる。
更に、この時刻情報処理手段は、上記営業車に設けられるGPS受信機によって、それぞれ現在時刻を求める又は補正することができる。
【0017】
また、第3発明に示すように、該端末は営業車情報処理手段、時刻情報処理手段、乗降情報処理手段及び位置情報処理手段を備え、該ホストは客情報処理手段、を備え、上記営業車情報処理手段は、少なくとも該時刻情報処理手段、乗降情報処理手段及び該位置情報処理手段によって得られる、現在時刻、乗客の乗降状態及び現在位置を営業車情報として上記客情報処理手段に送信し、上記客情報処理手段は、受信する該営業車情報を客情報データベース内に随時蓄積することができる。
このような営業車用客情報提供システムは、客情報データベース内の情報を常に最新にし、得られる客情報の精度を高め、より容易に客を獲得することができる。また、本システムの利用率を高め、より課金を課すことができる。
【0018】
また、第4発明に示すように、上記ホストは配車処理手段を備え、上記端末は配車受付手段を具備し、該配車処理手段は空車である営業車を上記客情報データベースより検索して、該営業車の配車受付手段に該配車地点を送信するとともに課金を行い、該配車受付手段は受信した該配車地点を表示することができる。
【0019】
更に、営業車用客情報提供システムの客情報データベース及び課金情報データベースに蓄積される各情報は、各発明に示した用途以外に用いることができる。例えば、営業車情報は、業務日報を作成するための業務情報として任意項目を利用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を用いて本発明の営業車用客情報提供システムを実施例により説明する。
本実施例の営業車用客情報提供システムは、図1に示すタクシー等の複数の営業車に設けられる端末1と、図2に示す管理センタに設けられるホスト2とから構成される。また、端末1とホスト2間は無線回線網によって各種情報の送受信を行う。
尚、上記無線回線網は任意に選択することができ、タクシー無線等の業務無線の他、特定小電力無線、携帯電話回線網、PHS回線網、及び衛星回線網等を例示することができる。また、伝達手段は電波に限らず、磁気や可視光、赤外光等を用いた無線回線網とすることができる。
【0021】
1.端末の構成
本営業車用客情報提供システムを構成する端末1は、図1に示すように、端末処理装置11、入力装置12、表示装置13、外部記憶装置14、通信装置15、料金メータ16、GPS受信機17及び座席センサ18を備える。このうち、端末処理装置11は、請求項1に記載の発明でいう「営業車情報処理手段」、「時刻情報処理手段」、「情報要求処理手段」及び「配車受付手段」でもある。更に、料金メータ16及び座席センサ18は「乗降情報処理手段」であり、GPS受信機17は「位置情報処理手段」である。
以下、端末1の各要素を詳細に説明する。
【0022】
(1)端末処理装置11
端末処理装置11はマイクロコンピュータ等によって構成されており、営業車情報処理手段111、時刻情報処理手段112及び情報要求処理手段113に相当するソフトウェアを実行することができる。
(a)営業車情報処理手段111
営業車情報処理手段111は、入力装置12、料金メータ16、GPS受信機17等の装置や、時刻情報処理手段112によって得られる、乗車時刻、降車時刻、現在時刻、乗車距離、車両状態(営業、非営業、空車、実車及び迎車等)、乗車地点、降車地点、現在地点及び付加情報を営業車情報としてまとめ、ホスト2の客情報処理手段に送信する。
尚、上記の乗車時刻、降車時刻、乗車距離、乗車地点及び降車地点は、料金メータ16等から得ることができる。また、現在時刻及び現在地点と、車両状態とから算出することができる。例えば、乗車時刻及び乗車地点は、乗車した時点の現在時刻及び現在地点である。
【0023】
(b)時刻情報処理手段112
時刻情報処理手段112は基準時計を備え、現在時刻を営業車情報処理手段111に送信する。また、GPS受信機17によって得られるGPS時刻によって基準時計を補正する。
(c)情報要求処理手段113
情報要求処理手段113は、入力装置12により入力される条件を、要求条件としてホスト2の客情報配信手段212へ送信する。また、客情報配信手段212より配信される客情報を受信し、表示装置13へ送信する。
【0024】
(d)配車受付手段116
配車受付手段116は、ホスト2の配車処理手段213により送信される配車地点を含む配車信号を通信装置15によって受信し、表示装置13に配車の依頼を表示する。また、外部記憶装置14内に格納される地図情報を参照し、表示装置13に配車地点の周辺地図を表示する。
【0025】
(2)入力装置12
入力装置12は、ボタン、キーボード、タッチパネル、音声認識装置等から構成されており、客情報を入手するための条件を入力し、端末処理装置11の情報要求処理手段113に送信することができる。また、営業車情報の1項目である付加情報を入力することができる。更に、端末処理装置11の任意の制御を行うことができる。
(3)表示装置13
表示装置13は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイ等のディスプレイから構成されており、客情報や自社の営業車情報等を表示することができる。また、営業車情報等の編集等にも使用される。更に、音声出力装置等を備えることもできる。
【0026】
(4)外部記憶装置14
外部記憶装置14は、端末処理装置11のソフトウェアや地図情報等が保存されており、端末処理装置11の要求に応じて任意のデータを出力することができる。また、外部記憶装置14は大容量の記憶媒体であれば任意に選択することができ、CD−ROM、DVD−ROM等の光記憶媒体とそのドライブ、磁気ディスク(ハードディスク等を含む)等の磁気記録装置、MO等の光磁気記録装置、及びEEP−ROM(フラッシュメモリ等を含む)等の半導体メモリ等を例示することができる。
(5)通信装置15
通信装置15は、無線回線網によってホスト2と営業車情報や客情報等を送受信することができる任意の無線装置である。
【0027】
(6)料金メータ16
料金メータ16は実車時の運賃を算出するものであり、客の乗車時には、乗車信号を端末処理装置11に送信することができる、乗降情報処理手段114を備える。また、降車時には、降車信号及び乗車料金を送信することができる。更に、迎車や空車時等においてもそれぞれに対応した信号を送信することができる。(7)GPS受信機17
GPS受信機は、GPS衛星から発せられるGPS電波を受信することにより、現在位置及び標準時刻を算出することができる、位置情報処理手段を備える。また、算出した現在位置及び標準時刻を端末処理装置11に送信する。
(8)座席センサ18
座席センサ18は、座席上に掛かる荷重を測定するためのセンサであり、荷重がある場合は、この座席に乗客が座っているとみなすことで、着席と判別するセンサである。また、座席センサ18は、料金メータ16に接続され、乗降情報処理手段114へ乗客の乗降情報を提供する。
【0028】
2.ホストの構成
本営業車用客情報提供システムを構成するホスト2は、図2に示すように、ホスト処理装置21、入力装置22、表示装置23、外部記憶装置24及び通信装置25を備える。このうち、ホスト処理装置21は、請求項1に記載の発明でいう「客情報処理手段」、「客情報配信手段」、「配車処理手段」及び「課金処理手段」を具備する。
【0029】
また、ホスト2を設ける場所は、配車センタ、指令基地及び営業所等の営業車の配車を行う「管理センタ」を例示することができるが、これに限らず無線回線網を介して端末と接続することができる場所であれば任意に選択することができる。更に、複数のタクシー会社や個人タクシー等に、情報提供サービス業として独立して集客情報を販売提供する、会社(法人組織)に設置して運用することができる。
以下、ホスト2の各要素を詳細に説明する。
【0030】
(1)ホスト処理装置21
ホスト処理装置21はマイクロコンピュータ等によって構成されており、客情報処理手段211、客情報配信手段212、配車処理手段213及び課金手段214に相当するソフトウェアを実行することができる。
(a)客情報処理手段211
客情報処理手段211は、営業車の営業車情報処理手段111から通信装置15、25経由で送信される営業車情報を受信し、外部記憶装置24内に客情報データベース241として蓄積を行う。
【0031】
(b)客情報配信手段212
客情報配信手段212は、営業車の情報要求処理手段113から送信される要求条件を受信し、この要求条件を満たす営業車情報を客情報データベース241より検索する。次いで、該当する営業車情報を客情報として、要求条件を送信した営業車へ配信を行う。この客情報は、営業車情報の全ての項目とすることができる。また、要求条件に応じた必要な項目のみとすることもできる。
【0032】
(c)配車処理手段213
配車処理手段213は、配車を依頼した客の希望する配車地点や配車時刻等を入力装置22によって取得する。また、配車処理手段213は、空車で且つ、配車地点に最も早く到達可能な営業車を外部記憶装置24内の客情報データベース241を検索する。更に、検索した営業車の配車受付手段116に、配車地点や配車時刻等を送信する。
【0033】
(d)課金処理手段214
課金処理手段214は、本実施例の営業車用客情報提供システムを利用する営業車に対し、使用料金を課すための手段である。この課金処理手段214は、次に例示する条件が生じたときに、対象となる営業車に対する使用料金を求め、課金情報データベース242内に蓄積される営業車別の課金を加算する。
また、各条件は、全てを適用することができるし、一部のみ適用することもできる。更に、営業車毎に一部条件を選択して適用することができるし、一定期間(繁忙期や深夜等を例示することができる)のみに限定して適用される条件を設けることができる。
【0034】
(i)月別基本料金
この月別基本料金とは、毎月各営業車に必ず課せられる料金である。
(ii)検索基本料金
この検索基本料金とは、営業車が端末1の情報要求処理手段113を用いて客情報を検索するたびに生じる料金である。
【0035】
(iii)客情報使用料金
この客情報使用料金とは、端末1の情報要求処理手段113を用いて得た客情報を使用することで、乗客を獲得できた場合に適用される料金である。
乗客を獲得できたかどうかの判断は、営業車の運転手による自己申告としてもよいが、本実施例では次に記す方法を用いることで自動化している。
【0036】
端末1が客情報をホスト2から受信したときに、営業車情報処理手段111は、受信した客情報が適用可能な適用地点及び適用期間を記憶する。また、乗降情報処理手段114は、料金メータ16及び座席センサ8を監視し、客が乗車するまで監視を行う。
次いで、料金メータ16が実車の状態となったり、座席センサ8が着席を感知した時点で客を獲得したと判断し、位置情報処理手段115から得られる現在位置、及び時刻情報処理手段112から得られる現在時刻が、適用地点及び適用期間と一致するか判断を行う。この判断で、現在位置及び現在時刻が、適用地点及び適用期間と略一致した場合、客情報を用いて客を獲得したと判断する。
【0037】
客情報を用いて客を獲得したと判断した場合、営業車情報処理手段111は、ホスト2の課金処理手段214に対して、客獲得の通知を行う。また、通知を受けた課金処理手段214は、該当する営業車に客情報使用料金を加算し、課金情報データベース242に蓄積を行う。
【0038】
(iv)配信情報料金
客情報配信手段212によって配車依頼を受け付け、営業車の配車受付手段116に配車の情報を送信した場合に生じる料金である。
【0039】
(2)入力装置22
入力装置22は、ボタン、キーボード、タッチパネル及び音声認識装置等から構成されており、ホスト処理装置21に送信することができる。また、ホスト処理装置21の任意の制御を行うことができる。
(3)表示装置23
表示装置23は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ及びCRTディスプレイ等のディスプレイから構成されており、ホスト処理装置21の状態等を表示することができる。また、音声出力装置等を備えることもできる。
【0040】
(4)外部記憶装置24
外部記憶装置24は、ホスト処理装置21のソフトウェアや客情報データベース241及び課金情報データベース242、地図情報等が保存されており、ホスト処理装置21の要求に応じて任意のデータを出力することができる。また、外部記憶装置24は大容量の記憶媒体であれば任意に選択することができ、CD−ROM、DVD−ROM等の光記憶媒体とそのドライブ、磁気ディスク(ハードディスク等を含む)、磁気ドラム等の磁気記録装置、MO等の光磁気記録装置、及びEEP−ROM(フラッシュメモリ等を含む)等の半導体メモリ等を例示することができる。
【0041】
客情報データベース241は、図3に示すような項目を備え、営業車情報処理手段111より送信される客情報を蓄積している。また、課金情報データベース242は、営業車別の課金状態を表わす情報を蓄積している。
【0042】
(5)通信装置25
通信装置25は、無線回線網によって端末1と営業車情報や客情報等を送受信することができる任意の装置である。
ホスト処理装置21はマイクロコンピュータ等によって構成されており、客情報処理手段211、客情報配信手段212、配車処理手段213及び課金処理手段214に相当するソフトウェアを実行することができる。
【0043】
3.営業車用客情報提供システムの処理動作
本営業車用客情報提供システムの処理動作は、客情報処理,客情報取得処理、配車処理、及び課金処理に大別することができる。以下、これらの処理を説明する。
(1)客情報処理
客情報処理は、営業車の営業車情報を客情報データベース241として蓄積する処理である。
まず、図1に示す端末処理装置11の営業車情報処理手段111によって営業車情報を求める。この営業車情報は、時刻情報処理手段112、乗降情報処理手段114及び位置情報処理手段115によって得られる(又は算出する)、乗車時刻、降車時刻、現在時刻、乗車距離、車両状態(営業、非営業、空車、実車、及び迎車等)、乗車地点、降車地点、現在地点等の項目を備える。また、営業車の運転手が入力装置22によって付加情報を加える。この付加情報としては、天候、出来事(催し物、給料日等)、及び乗車待ちの客数等とすることができる。
次いで、得られた営業車情報は端末1の通信装置15によって、ホスト2へ送信される。その後、ホスト2の通信装置15によって営業車情報が受信される。次いで、営業車情報は、客情報処理手段211によって客情報データベース241に蓄積される。
【0044】
尚、客情報データベース241の蓄積形式は任意に選択することができる。例えば、加工をせず線形構造で蓄積することができる。また、検索を容易にするために検索項目からなるテーブルとなるように蓄積することができるし、インデックスを付加して蓄積することができる。特に、頻繁に利用される検索項目(ラッシュアワー時、雨天時等)を備えるテーブルやインデックスを用意することで、検索を迅速に行うことができる。
【0045】
例えば、図3に示すようなテーブルを挙げることができる。このようなテーブルに、2000年1月1日の12:00にA市で客を乗車し、B市で客を降車した場合、行項目における「月」の「1月」、「日」の「1日」、「曜日」の「土曜」、「祭日」、「時間帯」の「昼」、及び「季節」の「冬」に、運賃、移動距離、乗車位置、降車位置、営業回数等の行項目(営業車情報)をそれぞれ蓄積する。これによって、営業車情報がテーブルに沿って分類され、蓄積することができる。
【0046】
(2)客情報取得処理
客情報取得処理は、営業車の運転手の要求により客情報データベース241から客情報を参照する処理である。
まず、営業車の運転手は入力装置12を用い、求める客情報の条件を入力する。この条件は情報要求処理手段113が、要求条件として通信装置15を介してホスト2に送信される。次いで、客情報配信手段212は、ホスト2の通信装置25によって受信された要求条件に該当する営業車情報を、客情報データベース241から検索する。その後、検索された営業車情報は、客情報としてまとめられ、通信装置25によって営業車に送信される。
【0047】
要求条件を送信した営業車の端末1の情報要求処理手段113は、送信された客情報を通信装置15により受信し、表示装置13によって表示する。また、客情報に含まれる位置情報を表示する場合は、外部記憶装置14内に格納される地図情報を取り出し、位置情報が示す位置の周辺地図を同時に表示する。
【0048】
本客情報取得処理の具体例として、図3のテーブルを用いた例を示す。
例えば、営業車の運転手が、A市で1月1日にどの程度の運賃収入が見込めるか調べようとした場合、入力装置12により「1月」「1日」「乗車位置がA市」等の条件を入力する。
この条件は要求条件として、客情報配信手段212に送信される。また、客情報配信手段212は図3に示すような客情報データベース241から、要求条件に一致する行項目を検索し、各列項目に蓄積された営業車情報を集計することで客情報を得る。その後、客情報は、情報要求処理手段113に送信され、運賃等を表示装置13に出力される。
これにより、表示装置13に運転手が要求した客情報である、A市での1月1日の運賃が表示され、運転手はこの日の売り上げを予測することができる。
尚、これらの情報以外にも、年、月単位や季節ごと、天候別などの運賃収入予測、移動距離、時間、方向、営業回数などの予測値も、過去の集客情報を基に予測値を提供することができる。
【0049】
(3)配車処理
営業車の利用を希望する客が、管理センタへ配車を依頼する際は、希望する乗車位置である配車地点、及び希望する時刻である配車時刻を連絡する。この連絡手段、並びに配車地点及び配車時刻の入力方法としては任意に選択することができる。例えば、口頭、電話及びファクシミリによって受領したものを入力装置22によって入力する方法を挙げることができる。
【0050】
また、客が配車地点及び配車時刻を、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の文字情報が入力可能な端末を用いて入力し、任意の通信回線網を介して管理センタへ接続し、入力した配車地点及び配車時刻を転送することもできる。これら配車地点及び配車時刻は、配車処理手段213へ送信する。
配車処理手段213は、現在空車で且つ、配車地点に最も早く到達可能な営業車を外部記憶装置24内の客情報データベース241を検索する。その後、検索した営業車の配車受付手段116に、配車地点や配車時刻等を送信する。
【0051】
営業車端末1の配車受付手段116は、ホスト2の配車処理手段213により送信される配車地点や配車時刻を通信装置15によって受信し、表示装置13に配車の依頼を表示する。また、外部記憶装置14内に格納される地図情報を参照し、表示装置13に配車地点の周辺地図を表示する。
【0052】
(4)課金処理
この課金処理は、課金処理手段214によって行われ、上記2.(4).(d)の(i)〜(iv)に示した条件が生じたとき、該当する営業車に対し料金を課し、課金情報データベース242に蓄積を行う。
例えば、ある営業車が、一月の間に20回客情報を調べ、そのうち12件の客情報によって客を獲得することができた場合、課金された金額は、「(月別基本料金)+(検索基本料金)×20+(客情報使用料金)×12」となる。
この課金の徴収は、ホスト処理装置21を金融機関のコンピュータに接続し、それぞれの営業車の口座から引き落とすことによって行われる。
【0053】
4.営業車用客情報提供システムの効果
以上により、営業車用客情報提供システムを用いることで営業車の運転手は、集客のために必要な客情報を、端末1を操作することで容易に得ることができる。また、客情報は複数の営業車から送信される営業車情報によって、常時更新及び蓄積されるため、有用で最新の情報といえる。
【0054】
更に、営業車の運転手はこのような客情報を各種条件(特定地域、営業回数、運賃収入、移動距離、移動時間)によって得ることで、運行計画等を立てたり、立てた運行計画によって得られる収入の予測を行うことができる。
【0055】
また、本営業車用客情報提供システムは、配車を希望する客の配車地点へ短時間で到達できる営業車を検索し、通知することができる。更に、客情報処理によって得られる客情報データベース241を用いることで、容易に検索を行うことができる。
【0056】
また、任意の条件で課金を行う課金処理手段214を備えるため、本システムの利用状況に応じた使用料金を徴収することができる。更に、本システムによって得た客情報によって客を獲得できた場合に、追加の課金を行うようにしたため、一件当りの客情報の検索料金を安く設定することができ、本システムを利用し易くすることができる。
【0057】
尚、本発明においては、上記実施例に限らず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、客情報の検索及び表示は営業車のみに限らず、ホスト処理装置21に情報要求処理手段を設けることで、管理センタ側でも行うことができる。また、端末1を設けていない営業車に対してもタクシー無線等の無線連絡を介してホスト2側で客情報の検索し、結果を連絡することができる。
【0058】
更に、営業車情報を客情報データベースに蓄積する際に、ホスト2側で情報を付加して蓄積することができる。例えば、営業車情報の1項目である現在地点を参照し、外部のデータベースより現在地点における天候を求め、ホスト2による付加情報として、営業車情報と共に蓄積することができる。このような付加処理を行うことで、営業車側の入力負担を軽減することができる。
【0059】
また、位置情報処理手段(GPS受信機)から得られる現在地点と、外部記憶装置内の地図情報を共に表示されて、カーナビゲーションシステムとして利用することができる。更に、位置情報処理手段は、GPS受信機に限らず、車速センサや方位センサ等を用いた現在位置決定手段等とすることができる。また、GPS受信機と上記現在位置決定手段を併用することもできる。
【0060】
更に、配車の希望した客の連絡に用いた端末が、PHS電話機等の通話位置を送信可能であるものである場合、ホストはこの通話位置を受信して配車地点とすることができる。これによって、客が配車地点を通話する必要がなくなるとともに、配車地点の聞き取り間違いや、入力間違いを防ぐことができる。
【0061】
【発明の効果】
本各発明の営業車用客情報提供システムによれば、集客のために必要な客情報を、営業車の運転手に容易に提供し、その客情報に対して任意方法の課金を課することができる。また、第4発明の営業車用客情報提供システムは、客情報を複数の営業車から送信される営業車情報によって、常時更新及び蓄積されるため、有用で最新の情報とすることができる。
更に、営業車の運転手はこのような客情報を各種条件(特定地域、営業回数、運賃収入、移動距離、移動時間)によって得ることで、運行計画等を立てたり、立てた運行計画によって得られる収入の予測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末構成を説明するためのブロック図である。
【図2】ホスト構成を説明するためのブロック図である。
【図3】客情報データベースのテーブル構造例を説明するための表である。
【符号の説明】
1;端末、11;端末処理装置、111;営業車情報処理手段、112;時刻情報処理手段、113;情報要求処理手段、114;乗降情報処理手段、115;位置情報処理手段、116;配車受付手段、12;入力装置、13;表示装置、14;外部記憶装置、15;通信装置、16;料金メータ(乗降情報処理手段)、17;GPS受信機(位置情報処理手段)、18;乗車センサ(乗降情報処理手段)、
2;ホスト、21;ホスト処理装置、211;客情報処理手段、212;客情報配信手段、213;配車処理手段、214;課金処理手段、22;入力装置、23;表示装置、24;外部記憶装置、241;客情報データベース、242;課金情報データベース、
25;通信装置。
Claims (4)
- 営業車に設けられる端末と、管理センタに設けられるホストとを備え、該端末及び該ホストは無線回線網を介して接続されており、
該端末は情報要求処理手段を備え、該ホストは客情報配信手段、課金処理手段、客情報データベース及び課金情報データベースを備え、
該客情報データベースは、時刻、日付及び乗降場所を含む客情報を蓄積し、
上記客情報配信手段は、上記情報要求処理手段からの要求により、該客情報データベースから客情報を取り出し、その後、該情報要求処理手段に該客情報として配信し、
上記情報要求処理手段は、所定条件を満たす該客情報を上記客情報配信手段に要求するとともに、該客情報配信手段より配信される該客情報を表示し、
該課金処理手段は該配信される客情報に対して課金を課し、上記端末別の該課金の情報を該課金情報データベースに蓄積する営業車用客情報提供システムであって、
上記課金は、上記配信される上記客情報によって、上記営業車が客を獲得できた場合に課し、
上記端末は、客の乗降状態を判断する上記乗降情報処理手段と、営業車の現在位置を求める位置情報処理手段とを備え、
上記獲得は、上記乗降情報処理手段によって乗車が確認された時点において、上記位置情報処理手段から得られる位置情報が、上記客情報における位置と略同一である場合とし、
該獲得が生じた場合、上記端末は該獲得を上記課金処理手段に通知し、該通知を受けた該課金処理手段は、該端末に対して課金を行い、該課金の情報を上記課金情報データベースに蓄積することを特徴とする営業車用客情報提供システム。 - 上記客情報は、天候、乗車料金及び乗車距離のいずれか1つ又は複数を更に含む請求項1記載の営業車用客情報提供システム。
- 該端末は営業車情報処理手段、時刻情報処理手段、乗降情報処理手段及び位置情報処理手段を備え、該ホストは客情報処理手段、を備え、
上記営業車情報処理手段は、少なくとも該時刻情報処理手段、乗降情報処理手段及び該位置情報処理手段によって得られる、現在時刻、乗客の乗降状態及び現在位置を営業車情報として上記客情報処理手段に送信し、
上記客情報処理手段は、受信する該営業車情報を客情報データベース内に随時蓄積する請求項1又は2記載の営業車用客情報提供システム。 - 上記ホストは配車処理手段を備え、上記端末は配車受付手段を具備し、
該配車処理手段は空車である営業車を上記客情報データベースより検索して、該営業車の配車受付手段に該配車地点を送信するとともに課金を行い、
該配車受付手段は受信した該配車地点を表示する請求項3に記載の営業車用客情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183359A JP4448601B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 営業車用客情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183359A JP4448601B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 営業車用客情報提供システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008193A JP2002008193A (ja) | 2002-01-11 |
JP4448601B2 true JP4448601B2 (ja) | 2010-04-14 |
Family
ID=18683959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000183359A Expired - Fee Related JP4448601B2 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 営業車用客情報提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4448601B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003346291A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Mars:Kk | タクシー走行ルート指示システム及びタクシー走行ルート指示方法 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183359A patent/JP4448601B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002008193A (ja) | 2002-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6062641B2 (ja) | タクシー運用システムおよびサーバ装置 | |
JP5934893B2 (ja) | タクシーの最適配置システム | |
US20040219933A1 (en) | Transportation ordering system | |
US6732080B1 (en) | System and method of providing personal calendar services | |
US20060059023A1 (en) | Method system and apparatus for providing transportation services | |
CN111731143B (zh) | 信息管理系统、信息管理方法及信息管理装置 | |
Casey et al. | Advanced public transportation systems: the state of the art | |
JPH11283190A (ja) | 配車管理システム | |
JP3781013B2 (ja) | 営業区域を考慮した移動車両配車プログラム、移動車両配車方法 | |
US20040117332A1 (en) | Method and system for providing a combined metering and dispatching service with advertising | |
JP2007052729A (ja) | タクシー配車システム | |
JP2001222798A (ja) | 営業車用客情報提供システム | |
CN113989946A (zh) | 一种afc系统的移动终端 | |
JP4578020B2 (ja) | 営業車用客情報提供システム | |
JP4448601B2 (ja) | 営業車用客情報提供システム | |
JP2002163335A (ja) | タクシー業務運営システム | |
JP2007207077A (ja) | 配車情報提供システム及び配車予約サーバ | |
JP4443704B2 (ja) | 営業車用客情報提供システム | |
JP2002074119A (ja) | 配車予約システム | |
JP2003036498A (ja) | タクシー管理システム | |
JP2005190078A (ja) | 移動履歴情報利用システム、装置および方法 | |
JP2002334396A (ja) | タクシー事業支援システム | |
JPH11283186A (ja) | 配車管理システム | |
JPH11283191A (ja) | 配車管理システム | |
JP2003196355A (ja) | 運行日報自動作成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100125 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4448601 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |