JP4446505B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体集積回路装置に関し、特に動作モードの変更機能を備えた半導体集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、一般に生産される半導体集積回路装置においては、動作電源電圧における+5V/+3.3Vの選択や、ページモードの設定におけるファーストページモード(First Pageモード、以下FPモードという)/ハイパーページモード(Extend Data Outputモード、以下EDOモードという)の選択に代表される、選択的にいずれか一方が決定される動作モードの設定が行なわれる。
【0003】
出荷される際には、製品仕様に基づいていずれか一方の動作モードが設定されるが、動作モードは生産状況あるいは市場の需要動向等に応じて柔軟に変更できることが望ましい。
【0004】
このような状況の変化に応じて半導体集積回路装置の動作モードを切替えることが可能な技術として、たとえば特開平4−199541号公報に記載されたモード切替回路が開示されている。
【0005】
図17は、従来の技術のモード切替回路500の回路図である。
図17を参照して、モード切替回路500は、モードの切替を行なうために外部から電圧が印加される外部入力端子201と、外部入力端子201に接続される外部入力パッド202と、モードを切換えるための制御信号が出力されるモード制御用ノード220と、電源電圧Vccを供給する電源配線204と、接地電位Vssを供給する接地配線205と、電源配線204とモード制御用ノード220との間に直列に接続される電気ヒューズ210および抵抗素子206と、接地配線205とモード制御用ノード220との間に接続される抵抗素子207とを備える。
【0006】
モード切替回路500は、モード制御用ノード220に接続されたゲートを有し外部入力パッド202とモード制御用ノード220とを接続するNチャネルMOSトランジスタ203をさらに備える。
【0007】
モード切替回路500において、通常時にはモード制御用ノード220の電位が“H”レベル(Vcc)となるように、抵抗素子206と207との比が決定される。このとき、NチャネルMOSトランジスタ203は、外部入力端子201がVssレベルであってもオフ状態を維持するようなしきい値を有するように設計される。これにより、通常時においては外部入力端子201および外部入力パッド202とモード制御用ノード220とは切離された状態となる。
【0008】
モードを切替える場合においては、外部入力端子201にVccと十分な電位差を有する電位を与え、電気ヒューズ210を溶断する。電気ヒューズ210を溶断することにより、モード制御用ノード220の電位を抵抗素子207により“L”レベル(Vss)とすることができ、モードの切替が行なわれる。
【0009】
モード切替回路500は、プロセス完了後のメモリ装置に対し、外部より電圧を印加して電気ヒューズを溶断することによって、モードの切替を可能とするモード切替回路である。
【0010】
すなわち、従来の技術のモード切替回路500を備える半導体集積回路装置においては、プロセス完了後においても、外部からの作業によってそのモードを切替えることが可能であるという効果がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術のモード切替回路500は、製造プロセス完了後に動作モードを切替えることができる一方で、動作モードの切替えにはヒューズ溶断という新たな作業工程の付加が必要であるため、製造プロセス開始前の回路設計段階において一旦決定された動作モードの変更は、例えば対象の製品数が大量である場合等において、生産性に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0012】
また、従来の技術のモード切替回路500においては、電気ヒューズをMOSトランジスタを流れる電流によって溶断している点および、ヒューズを溶断するために外部より印加される電位がモード制御用ノードにも供給される点において、ヒューズの溶断の確実性や内部回路への悪影響の可能性等、動作の信頼性の点で問題が生ずる可能性も残る。
【0013】
さらに、上記MOSトランジスタは、通常時におけるオフ状態の維持および、モード切替時におけるヒューズ溶断電流の通過を可能とするために、他のトランジスタと特性の異なるものが必要になる可能性もあり、レイアウト設計の自由度を損なうおそれもある。
【0014】
この発明の目的は、上記のような問題点を解決することであって、具体的には、より柔軟かつ確実に動作モードを設定することが可能な半導体集積回路装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の半導体集積回路装置は、動作条件設定信号によって2つの動作条件のいずれかに基づいて動作する内部回路と、動作条件設定信号を発生する動作条件設定手段とを備え、動作条件設定手段は、第1の外部入力端子と、第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無に応じて、2つの動作条件のいずれか一方を選択する動作条件設定信号を生成する内部制御信号生成手段と、第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無とは独立して外部から与えられる電気信号により、動作条件の変更を選択的かつ不揮発的に設定可能な動作条件変更手段とを含む。動作条件変更手段は、外部より印加される電気信号の電位によって溶断可能なヒューズ素子と、ヒューズ素子を溶断するための電気信号が印加される第2の外部入力端子と、ヒューズが溶断された場合に、内部制御信号生成手段の生成する動作条件設定信号の状態を反転するレベル反転手段とをさらに有する。第1の外部入力端子と所定の電位との結合は、ワイヤボンディングによって行われる。
【0018】
請求項2記載の半導体集積回路装置は、請求項1記載の半導体集積回路装置であって、動作条件設定信号は、第1の外部入力端子と所定の電位とが結合している場合に対応する第1の状態と、第1の状態の反転状態である第2の状態とを有し、内部制御信号生成手段は、所定の電位が供給される前の状態においては、動作条件設定信号を第2の状態に固定する。
【0019】
請求項3記載の半導体集積回路装置は、請求項1または2記載の半導体集積回路装置であって、ヒューズ素子は、第1の外部入力端子と所定の電位とが結合されている場合に対応する第1の状態と、第1の状態の反転状態である第2の状態とを有し、動作条件変更手段は、第1の外部入力端子と所定の電位とが結合されている場合に、動作条件設定信号を第1の状態から第2の状態に変更するための第1の設定変更用ヒューズ素子と、第1の外部入力端子と所定の電位とが非結合である場合に、動作条件設定信号を第2の状態から第1の状態に変更するための第2の設定変更用ヒューズ素子とを含む。
【0020】
請求項4記載の半導体集積回路装置は、請求項3記載の半導体集積回路装置であって、レベル反転手段は、第1もしくは第2の設定変更用ヒューズ素子の少なくとも一方が溶断された場合において、第1の外部入力端子と動作条件設定信号を出力する出力ノードとの間を遮断する第1のスイッチ手段と、第1の設定変更用ヒューズ素子が溶断されたときに、第2の状態に対応する第2の電位を供給する第2の電源配線と出力ノードとを接続する第2のスイッチ手段と、第2の設定変更用ヒューズ素子が溶断されたときに、第1の状態に対応する第1の電位を供給する第1の電源配線と出力ノードとを接続する第3のスイッチ手段とを含む。
【0021】
請求項5記載の半導体集積回路装置は、請求項2または4記載の半導体集積回路装置であって、半導体集積回路装置は、半導体集積回路装置への電源投入時に活性化されるとともに電源投入中に活性状態に維持される起動検出信号を発生する起動検出手段をさらに備える。内部制御信号生成手段は、起動検出信号が非活性状態である場合に、第2の状態に対応する第2の電位を供給する第2の電源配線と動作条件設定信号を出力する出力ノードとを接続する第4のスイッチ手段を含む。
【0022】
請求項6記載の半導体集積回路装置は、動作条件設定信号によって2つの動作条件のいずれかに基づいて動作する内部回路を備え、内部回路は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、メモリセルの行および列を選択するための複数のアドレス信号を受けるアドレス信号端子と、半導体集積回路装置の動作を制御するための複数の制御信号を受ける制御信号端子とを含み、動作条件設定信号を発生する動作条件設定手段をさらに備え、動作条件設定手段は、第1の外部入力端子と、第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無に応じて、2つの動作条件のいずれか一方を選択する動作条件設定信号を生成する内部制御信号生成手段と、第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無とは独立して、外部から与えられる複数のアドレス信号と制御信号との組合せにより動作条件の変更を選択的に設定可能な試験動作条件設定手段とを含む。第1の外部入力端子と所定の電位との結合は、ワイヤボンディングによって行われ、動作条件設定信号は、外部入力端子と所定の電位とがワイヤボンディングにより接続されている場合に対応する第1の状態と、第1の状態の反転状態である第2の状態とを有する。試験動作条件設定手段は、複数の制御信号の状態の組合せに応答して、試験評価への移行を指示するテストモード信号を活性化するテストモード信号発生手段と、テストモード信号が活性化された場合において、複数のアドレス信号の状態の組合せに応じて試験モード信号を発生する試験モード信号発生手段とを含む。試験モード信号は、第1の外部入力端子と所定の電位とが接続されている場合に、動作条件設定信号を第1の状態から第2の状態に変更するために活性化される第1の試験モード補助信号と、第1の外部入力端子と所定の電位とが非接続である場合に、動作条件設定信号を第2の状態から第1の状態に変更するために活性化される第2の試験モード補助信号とを有する。試験動作条件設定手段は、第1もしくは第2の試験モード補助信号が活性化された場合に、内部制御信号生成手段の生成する動作条件設定信号の状態を反転するレベル反転手段をさらに有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0025】
[実施の形態1]
[ボンディングによる動作モードの設定]
図1は本発明の実施の形態1の半導体集積回路装置を説明するための、ボンディングによって動作モードを設定する半導体集積回路装置1000の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0026】
図1を参照して、半導体集積回路装置1000は、制御信号、入出力データおよび動作電源電圧等を受ける入力パッド11〜17を備える。入力パッド11〜17は、行アドレスストローブ信号/RAS,列アドレスストローブ信号/CAS,ライトイネーブル信号/WE、アドレス信号A0〜Ai(i:自然数)、入出力データD0〜Dj(j:自然数)、アウトプットイネーブル信号OE、動作電源電圧Vccをそれぞれ受ける。
【0027】
行アドレスストローブ信号/RASは、半導体集積回路装置1000の内部動作を開始させ、かつメモリセルアレイ50の行を選択する動作に関連する回路を活性状態とする信号であり、コラムアドレスストローブ信号/CASは、メモリセルアレイ50における列を選択する回路を活性状態とする信号であり、ライトイネーブル信号/WEは、半導体集積回路装置1000への書込動作を指示する信号であり、アウトプットイネーブル信号OEは、半導体集積回路装置1000からの読出動作を指示する信号である。
【0028】
半導体集積回路装置1000は、動作電源電圧を受けて起動信号/PORを発生する起動回路25と、制御信号を受けて半導体集積回路装置全体の動作を制御するコントロール回路30と、アドレス信号A0〜Aiを受けて内部アドレス信号を発生するアドレスバッファ40と、行列状に配置された複数のメモリセルMCを有するメモリセルアレイ50とをさらに備える。メモリセルMCは、データを保持するためのキャパシタと、メモリセルの各行に対応するワード線に接続されたゲートを有するアクセストランジスタとによって構成される。
【0029】
メモリセルアレイ50において、メモリセルの各行に対してワード線WLが用いられ、メモリセルの各列に対してビット線BLが設けられる。アドレスバッファ40よりアドレス信号配線93によって伝達される内部アドレス信号に基づいて、行デコーダ42および列デコーダ44によってメモリセルの行および列が選択される。
【0030】
行デコーダ42の出力に応じて、アドレス信号に対応するワード線WLが選択的に活性化され、ワード線WLの活性化によってビット線BLに読出されたデータはセンスアンプ52で増幅される。
【0031】
列デコーダ44の出力に基づいて、I/Oゲート回路54が制御され、センスアンプ52およびデータバス94を介してメモリセルMCと入力バッファ60もしくは出力バッファ70との間でデータの授受が行なわれる。
【0032】
入力バッファ60および出力バッファ70は、データ入出力用パッド15−1〜15−jによって取り扱われる入出力データの緩衝回路として設けられる。
【0033】
半導体集積回路1000は、さらに、モード設定回路100を備える。モード設定回路100は、外部より制御信号を受ける外部入力パッドPAD1〜PADn(n:自然数)と、動作モード制御回路110とを含む。動作モード制御回路110は、外部入力パッドPAD1〜PADnへの入力と、起動回路によって生成される起動信号/PORとに応じて動作モード設定信号を出力する。
【0034】
起動信号/PORは、電源投入時において非活性状態(“L”レベル)から活性状態(“H”レベル)に立ち上がり、電源投入中において活性状態が維持される信号である。
【0035】
動作モード設定信号は、動作モード設定信号配線90によってコントロール回路30に伝達され、半導体集積回路装置全体は動作モード設定信号に応じて動作する。
【0036】
半導体集積回路装置1000においては、動作モードを最終的に設定するための信号を、半導体集積回路装置の製造工程の最終プロセスにあたるアセンブリ工程において、ワイヤボンディングによって外部入力パッドPAD1〜PADnに与え、動作モード制御回路110によって外部入力パッドへの入力に応じた動作モードを決定する。
【0037】
これにより、同一の設計仕様に基づいて製造された半導体集積回路装置に対して、新たな処理プロセスを付加することなくプロセスの最終段階において動作モードを選択できることとして動作モード決定の自由度を確保するものである。
【0038】
図2は、半導体集積回路装置1000の動作モード制御回路110の構成を示す回路図である。図2においては外部入力パッドPAD1に対応する動作モード制御回路110−1の構成が示される。
【0039】
動作モード制御回路110−1は、外部入力パッドPAD1の設定に応じて、ページモードの設定をFPモードとEDOモードとのいずれとするかを決定する動作モード設定信号MHPを出力する。ページモードの設定において、動作モード設定信号MHPの“H”レベルはEDOモードに対応し、動作モード設定信号MHPの“L”レベルはFPモードに対応づけられる。
【0040】
すなわち、EDOモードを設定する場合には、外部入力パッドPAD1は電源電圧Vccを供給する配線とワイヤボンディングを施され、FPモードを設定する場合には、外部入力パッドPAD1に対してワイヤボンディングを施されない状態(以下、フローティング状態という)とされる。
【0041】
動作モード制御回路110−1は、中間ノードMと、中間ノードMと接地配線92との間に接続されたNチャネルトランジスタTN1およびTN2と、起動信号/PORを反転してトランジスタTN1のゲートに与えるインバータIV1と、中間ノードMの状態を反転するIV2と、IV2の出力をさらに反転し信号MHPを出力するインバータIV3とを含む。インバータIV2の出力はトランジスタTN2のゲートに与えられる。
【0042】
次に、動作モード制御回路110−1の動作を各信号の動作波形に基づいて説明する。図3は、外部入力パッドPAD1にワイヤボンディングが施されている場合における、動作モード制御回路101−1の各部の動作波形を示すタイムチャートである。
【0043】
図3を参照して、電源が投入される時刻t0より前においては、起動信号/PORは非活性状態(“L”レベル)であるので、インバータIV1の出力は“H”レベルとなり、トランジスタTN1がオン状態となる。これにより中間ノードMの電位は“L”レベルとなり、インバータIV2の出力によってTN2がオンするとともに信号MHPは“L”レベルとなる。
【0044】
時刻t0において電源が投入されると、ワイヤボンディングを施されたPAD1の電位がVcc(“H”レベル)に立上がり、起動信号/PORも活性化(“H”レベル)される。これに応じてトランジスタTN1はオフ状態となり、中間ノードMの電位はPAD1の電位と等しくVcc(“H”レベル)となる。これによりインバータIV2の出力は“L”レベルとなり、トランジスタTN2はオフされるとともに、インバータIV3の出力すなわち信号MHPの状態は“H”レベルとなる。信号MHPがコントロール回路30に伝達されることにより、半導体集積回路装置1000は、EDOモードによって動作する。
【0045】
一方、外部入力パッドPAD1にワイヤボンディングが施されていない場合、すなわちEDOモードが設定されていない場合においては、信号/POR活性化後においても、トランジスタTN2によって中間ノードは“L”レベルに維持され、信号MHPも“L”レベルとなるので、半導体集積回路装置1000は、FPモードによって動作する。
【0046】
このような構成とすることにより、半導体集積回路装置1000においては、共通に設計された回路を用いて、製造工程の最終段階においてワイヤボンディングを施すことにより動作モードを決定することができる。
【0047】
これにより新たな処理プロセスを付加することなく、すなわち生産性に影響を与えることなく、従来の技術とほぼ同等の動作モード決定の自由度を確保することができる。
【0048】
また、トランジスタTN1,TN2および起動信号/PORによって中間ノードの状態を設定しているため、外部入力パッドがフローティング状態のときにおいても動作モード設定信号の状態が不定となるケースを確実に回避することによって動作モードの設定を確実に行なうことができ、半導体記憶装置全体の信頼性を向上させることができる。
【0049】
次に、本発明の実施の形態1の半導体集積回路装置1100について説明する。
図4は本発明の実施の形態1の半導体集積回路装置1100の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0050】
半導体記憶装置1000においては、製造プロセスの最終工程であるアセンブリ工程においてパッドへのワイヤボンディングの実施の有無を選択することによって動作モードを設定していたが、半導体記憶装置1100は、半導体記憶装置1000の効果に加えて、製造プロセスが完了して製品化されたもの、すなわちモールド封止してしまった後においても、外部から入出力ピンを介して電気的にヒューズカットを施すことにより、動作モードの変更を可能とすることを目的とするものである。
【0051】
図4を参照して、半導体集積回路装置1100は、図1の半導体集積回路装置1000と比較して、モード設定回路101の構成が異なる。
【0052】
具体的には、モード設定回路101は、モード設定回路100と比較して、一旦外部入力パッドへのボンディング処置の有無に応じて決定された動作モードを変更するためのヒューズを含む動作モード変更回路120を備える。
【0053】
動作モード変更回路120は、ヒューズ回路122と、製造プロセス完了後においてヒューズ回路内のヒューズ素子を溶断するためのヒューズ入力パッドFPD1〜FPDm(m:自然数)と、ヒューズ素子が溶断された場合に動作モード信号を反転する動作モード反転回路121を含む。
【0054】
図5は、ヒューズ回路122の構成を示す回路図であり、図5(a)は、ヒューズ入力パッドFPD1に対するヒューズ回路122−1の構成を示し、図5(b)は、ヒューズ入力パッドFPD2に対応するヒューズ回路122−2の構成を示す回路図である。
【0055】
図5(a)を参照して、ヒューズ回路122−1は、電気ヒューズ125−1が溶断された場合に、ワイヤーボンディングによって決定された動作モードをEDOモードからFPモードに変更するためのモード変更信号FPMを出力する。信号FPMは通常時においてはVss(“L”レベル)に設定される。FPD1に高電圧が印加されて電気ヒューズ125−1が溶断された場合においては、信号FPMはVcc(“H”レベル)となる。
【0056】
図5(b)を参照して、同様に、ヒューズ回路122−2は、電気ヒューズ125−2が溶断された場合に、動作モードをFPモードからEDOモードに変更するためのモード変更出力信号EDOMを出力する。信号EDOMも通常の場合はVss(“L”レベル)であり、電気ヒューズ125−2がヒューズ入力パッドFPD2への高電圧印加により溶断された場合においてVcc(“H”レベル)とされる信号である。
【0057】
モード変更信号信号FPMおよび信号EDOMは、動作モード反転回路121に伝達される。
【0058】
図6は、半導体集積回路装置1000の動作モード制御回路110−1に対応する動作モード反転回路121−1の構成を示す回路図である。
【0059】
動作モード制御回路110−1は、動作モードのうちページモードの設定を決定するための信号MHPを発生する。信号MHPは、入力パッドPAD1および信号FPM,EDOMの状態によって決定される。信号MHPと動作モードとの関係は、図2で説明したとおりである。
【0060】
図6を参照して、入力パッドPAD1は、図2の場合と同様にページモードをEDOモードに設定する場合にVcc電源配線との間にワイヤボンディングを施される入力パッドである。
【0061】
動作モード反転回路121−1は、入力パッドPAD1と動作モード制御回路110−1との間に接続される。動作モード反転回路121−1と動作モード制御回路110−1とは、中間ノードM′を共有する。
【0062】
動作モード反転回路121−1は、入力パッドPAD1と中間ノードM′とを接続するトランジスタTP11と、中間ノードM′と接地配線92とを接続するNチャネルトランジスタTN12と、中間ノードM′と電源配線91と接続するNチャネルトランジスタTN13と、信号FPMを遅延させてトランジスタTN12のゲートに与えるためのインバータIV14,IV15と、同様に信号EDOMを遅延させてトランジスタTN13のゲートに与えるためのインバータIV16,IV17とを含む。
【0063】
動作モード反転回路121−1は、信号FPMおよびEDOMの論理和演算を行なって信号FPEDOMを出力する論理ゲートOG11をさらに含む。論理ゲートOG11の出力FPEDOMはトランジスタTP11のゲートに与えられる。信号FPEDOMは、ヒューズ回路122−1,122−2の少なくとも一方の電気ヒューズが溶断された場合に“L”レベルから“H”レベルへ変化する信号である。
【0064】
動作モード制御回路110−1は、中間ノードM′の出力を反転するインバータIV11と、インバータIV11の出力を反転して信号MHPを出力するインバータIV12と、起動信号/PORを反転してトランジスタTN14のゲートに与えるインバータIV13と、中間ノードM′と接地配線92との間を接続するNチャネルトランジスタTN14,TN15とを含む。
【0065】
インバータIV13およびトランジスタTN14は、すでに説明したようにに、電源起動前において中間ノードM′および信号MHPを“L”レベルに固定する働きを有する。
【0066】
動作モード制御回路110−1においては、電気ヒューズ125−1,125−2のいずれもが溶断されていない場合においては、トランジスタTP11はオン状態であるので、インバータIV11,IV12により、信号MHPの状態と入力パッドPAD1の状態とは等しい。
【0067】
一方、ヒューズ回路122−1,122−2のいずれかにおいて電気ヒューズが溶断された場合においては、信号FPEDOMが“H”レベルとなることに応じて、動作モード反転回路121−1は、入力パッドPAD1と中間ノードM′とを切離す。
【0068】
さらに、動作モード反転回路121−1は、ヒューズ回路122の出力信号であるFPMおよびEDOMの状態に応じてトランジスタTN12もしくはTN13の導通させることにより、中間ノードM′の電位を決定する。これに応じて信号MHPの電位が定められる。
【0069】
上記のように、動作モードを設定する回路と電気ヒューズを溶断する回路とを独立して設けることにより、電気ヒューズの溶断をMOSトランジスタを含まない電流経路によって行なうことができるとともに、ヒューズの溶断電圧が直接動作モードを設定する回路に印加されることもないため、従来の技術と比較して、ヒューズ溶断の確実性の向上や内部回路への悪影響の排除によって動作信頼性を高めることができる。
【0070】
次に、実際の動作モード反転回路121および動作モード制御回路110の動作を各部の動作信号の波形によって説明する。図7は、実施の形態1の半導体集積回路装置1100において、ページモードの設定をEDOモードからFPモードに切換える場合の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0071】
図7を参照して、時刻t11において、動作電源が起動されVccパッドの電位がVccに立ちあがる。ページモードの設定はEDOモードが選択されているためPAD1にはワイヤボンディングが施されておりPAD1の電位もVcc(“H”レベル)に立上がる。既に説明したのと同様の動作により動作電源電圧の起動前において信号MHPは“L”レベルに固定される。
【0072】
この時点においては、電気ヒューズは溶断されていないため、信号FPMおよびEDOMはいずれも“L”レベルであり、信号FPEDOMも“L”レベルとなる。よってトランジスタTP1はオン状態であるため中間ノードM′の電位はPAD1の電位に応じて“H”レベルとなり、信号MHPの状態も“H”レベルとなってページモードはEDOモードに設定される。
【0073】
次に時刻t12において、動作モードを変更するために電気ヒューズ125−1を溶断するに十分な電位SVccがパルス状に与えられる。これに伴い、電気ヒューズ125−1は溶断されて、信号FPMが“H”レベルに立上がり、信号FPEDOMも“H”レベルに変化する。
【0074】
信号FPMおよびFPEDOMの変化に伴って、トランジスタTN12がオフ状態からオン状態に変化するとともに、トランジスタTP11がオン状態からオフ状態に変化する。これにより、中間ノードM′の電位は“L”レベルとなり、出力信号MHPは“H”レベルから“L”レベルに変化する。
【0075】
以上のように、ヒューズ入力パッドに高電圧を印加し電気ヒューズを溶断することにより、ワイヤボンディングによってEDOモードが設定された場合においても、動作モードをFPモードに変更することができる。
【0076】
次に、ページモードの設定をFPモードとした場合において、制御プロセス完了後にEDOモードに変更する場合の動作について説明する。
【0077】
図8は、半導体集積回路装置1100においてページモードの設定をFPモードからEDOモードに切換える場合における各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【0078】
図8を参照して、まず時刻t21において、動作電源が起動されVccパッドの電位がVccに立ちあがる。この時点においては、電気ヒューズは溶断されていないため、信号FPEDOMは“L”レベルであり、トランジスタTP11はオン状態である。
【0079】
ページモードの設定はFPモードが選択されているためPAD1はフローティング状態であり、PAD1の電位はVcc(“H”レベル)に立上がらないため、トランジスタTP1によってPAD1と接続される中間ノードM′の電位の電位も“H”レベルとはならず、インバータIV11の出力は“H”レベルのままであるので、トランジスタTN15のオン状態は維持され、信号MHPの状態は、動作電源の起動前と同様に“L”レベルを保持しページモードはFPモードに設定される。
【0080】
次に時刻t22においてヒューズ回路122−2の電気ヒューズ125−2を溶断するためにヒューズ入力パッドFPD2にパルス状の高電圧SVccが印加される。電気ヒューズ125−2の溶断により、信号EDOMおよび信号FPEDOMが“H”レベルに変化する。
【0081】
信号FPMおよびFPEDOMの変化に伴うトランジスタTP11のオフおよびトランジスタTN13のオンによって信号MHPが“H”レベルに設定される。これにより、中間ノードM′の電位は“H”レベルとなり、出力信号MHPは“L”レベルから“H”レベルに変化する。
【0082】
以上のように、ヒューズ入力パッドに高電圧を印加し電気ヒューズを溶断することにより、ワイヤボンディングによってFPモードが設定された場合においても、その後のヒューズの溶断処置により動作モードをEDOモードに変更することができる。
【0083】
[動作電源電圧の動作モード変更]
次に、実施の形態1の半導体記憶装置1100における動作モードの変更のもう一つの例として、動作電源電圧の設定を変更する場合について説明する。
【0084】
図9は、半導体集積回路装置1000の動作モード制御回路110−2および動作モード反転回路121−2の構成を示す回路図である。動作モード制御回路110−2は、動作モードのうち動作電源電圧を+5Vと+3.3Vとのいずれか一方に設定するための信号DCKを発生する。動作電源電圧の設定において、動作モード設定信号DCKの“H”レベルは+3.3Vに対応し、動作モード設定信号DCKの“L”レベルは+5Vに対応づけられる。動作電源電圧を+3.3Vとする場合には、外部入力パッドPAD2は電源電圧Vccを供給する配線とワイヤボンディングを施され、動作電源電圧を+5Vとする場合FPモードを設定する場合には、外部入力パッドPAD2に対してワイヤボンディングを施されずフローティング状態とされる。
【0085】
図9を参照して、動作モード制御回路110−2は、入力パッドPAD2およびモード変更信号VDCON,VDCOFFの状態に応じて信号DCKを発生する。動作モード制御回路110−2および動作モード反転回路121−2においては、外部入力パッド、トランジスタ、インバータ等の接続については、動作モード制御回路110−1および動作モード反転回路121−1と同様であるが、各部に与えられる信号が異なる。
【0086】
すなわち、動作モード制御回路110−1における信号MHPは、信号DCKに対応し、同様に動作モード反転回路121−1における信号FPM,EDOM,FPEDOMは、信号VDCON,VDCOFF,VDCORにそれぞれ対応づけられる。
【0087】
図10は、動作電源電圧の設定に関連するヒューズ回路122の構成を示す回路図であり、図10(a)は、ヒューズ入力パッドFPD3に対応するヒューズ回路122−3の構成を示し、図10(b)は、ヒューズ入力パッドFPD4に対応するヒューズ回路122−4の構成を示す回路図である。
【0088】
図10(a)を参照して、ヒューズ回路122−3は、電気ヒューズ125−3が溶断された場合に、ワイヤーボンディングによって決定された動作電源電圧を+3.3Vから+5Vに変更するためのモード変更信号VDCONを出力する。信号FPMは通常時においてはVss(“L”レベル)に設定される。FPD3に高電圧が印加されて電気ヒューズ125−3が溶断された場合においては、信号VDCONはVcc(“H”レベル)となる。
【0089】
同様に、ヒューズ回路122−4は、電気ヒューズ125−4が溶断された場合にワイヤーボンディングによって決定された動作電源電圧を+5Vから+3.3Vに変更するためのモード変更信号VDCOFFを出力する。信号VDCOFFも通常の場合はVss(“L”レベル)であり、電気ヒューズ125−4がヒューズ入力パッドFPD4への高電圧印加により溶断された場合においてVcc(“H”レベル)とされる信号である。
【0090】
モード変更信号VDCONおよびVDCOFFは動作信号反転回路121−2に与えられる。
【0091】
次に、動作モード制御回路110−2および動作信号反転回路121−2の動作を各部の動作信号の波形によって説明する。図11は、半導体集積回路装置1100において、動作電源電圧を+3.3Vから+5Vに切換える場合の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0092】
図11を参照して、時刻t31において、動作電源が起動されVccパッドの電位がVccに立ちあがる。動作電源電圧は+3.3Vが選択されているためPAD2にはワイヤボンディングが施されておりPAD2の電位もVcc(“H”レベル)に立上がる。既に説明したのと同様の動作により動作電源電圧の起動前において信号DCKは“L”レベルに固定される。
【0093】
この時点においては、電気ヒューズは溶断されていないため、信号VDCONおよびVDCOFFはいずれも“L”レベルであり、信号VDCORも“L”レベルとなる。よってトランジスタTP21はオン状態であるため中間ノードM′の電位はPAD2の電位に応じて“H”レベルとなり、信号DCKの状態も“H”レベルとなってページモードは+3.3Vに設定される。
【0094】
次に時刻t32において、動作モードを変更するために電気ヒューズ125−3を溶断するのに十分な電位SVccがパルス状に与えられる。これに伴い、電気ヒューズ125−3は溶断されて、信号VDCONが“H”レベルに立上がり、信号VDCORも“H”レベルに変化する。
【0095】
信号VDCONおよびVDCORの変化に伴って、トランジスタTN22がオフ状態からオン状態に変化するとともに、トランジスタTP21がオン状態からオフ状態に変化する。これにより、中間ノードM″の電位は“L”レベルとなり、出力信号DCKは“H”レベルから“L”レベルに変化する。
【0096】
以上のように、ヒューズ入力パッドに高電圧を印加し電気ヒューズを溶断することにより、ワイヤボンディングによって+3.3Vが設定された場合においても、動作モードを+5Vに変更することができる。
【0097】
次に、動作電源電圧を+5Vとした場合において、制御プロセス完了後に+3.3Vに変更する場合の動作について説明する。
【0098】
図12は、半導体集積回路装置1100において動作電源電圧を3.3Vから5Vに変更する場合の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【0099】
図12を参照して、まず時刻t41において、動作電源が起動されVccパッドの電位がVccに立ちあがる。この時点においては、電気ヒューズは溶断されていないため、信号VDCORは“L”レベルであり、トランジスタTP21はオン状態である。
【0100】
動作電源電圧は+5Vが選択されており、PAD2はフローティング状態であるためPAD2の電位はVcc(“H”レベル)に立上がらない。よって、トランジスタTP21によってPAD2と接続される中間ノードM″の電位も“H”レベルとはならず、インバータIV21の出力は“H”レベルのままであるので、トランジスタTN25のオン状態は維持され、信号DCKの状態は、動作電源の起動前と同様に“L”レベルを保持しページモードは+5Vに設定される。
【0101】
次に時刻t42において、ヒューズ回路122−4の電気ヒューズ125−4を溶断するためにヒューズ入力パッドFPD4にパルス状の高電圧SVccが印加される。電気ヒューズ125−4の溶断により、信号VDCOFFおよび信号VDCORが“H”レベルに変化する。
【0102】
信号VDCOFFおよびVDCORの変化に伴うトランジスタTP21のオフおよびトランジスタTN23のオンによって、中間ノードM″の電位は“H”レベルとなり、出力信号DCKは“L”レベルから“H”レベルに変化する。以上のように、ヒューズ入力パッドに高電圧を印加し電気ヒューズを溶断することにより、ワイヤボンディングによって動作電源電圧が+5Vに設定された場合においても、その後のヒューズの溶断処置により動作電源電圧を+3.3Vに変更することができる。
【0103】
以上のような構成および動作とすることにより、半導体集積回路装置1100においては、共通に設計された回路に対してワイヤボンディングによってプロセスの最終工程において選択した動作モードを、さらに製造プロセス完了後にヒューズの溶断によってさらに変更することができる。
【0104】
すなわち、製品化された半導体集積回路装置に対しても、外部からの電気的入力を施すことにより、モールドパッケージに入ったままの状態で一旦設定した動作モードを変更することが可能となる。これにより、市場の需要動向や生産計画の変更といった外部事情にさらに柔軟に対応できるとともに、在庫品の救済等の効果をあげることができる。
【0105】
なお、実施の形態1においては、ページモードの設定および動作電源電圧の設定における動作モードの選択についての変更について説明したが、本願発明の適用はこれらの動作モードの設定のみに限定されるものではない。すなわち、選択的にいずれか一方が採用される動作モードの設定については同様の構成および動作をもって本願発明のモード設定回路を適用することが可能である。
【0106】
[実施の形態2]
実施の形態2においては、実施の形態1で述べたような動作モードを択一的に選択することが可能な半導体集積回路装置において、テストモード時にこれらのさまざまな動作モードに対応する動作解析を行なうことができる半導体記憶装置の構成を提供するものである。
【0107】
図13は、本発明の実施の形態2の半導体記憶装置1200の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0108】
図13を参照して、実施の形態2の半導体集積回路装置1200は、実施の形態1の半導体集積回路装置1100と比較して、動作モード設定回路101の代わりに動作モード設定回路102を備える点で異なる。
【0109】
動作モード設定回路102は、動作モード設定回路101と比較して、動作モード変更回路120の代わりにテストモード制御回路130を含む点が異なる。
【0110】
テストモード制御回路130は、テストモード信号発生回路132と、動作モード変更回路120と同様のモード変更信号を発生するための試験モード変更信号発生回路134と、動作モード反転回路121を含む。
【0111】
テストモード信号発生回路132は、制御信号/RAS,/CASおよび/WEの状態の組合せに応じて、テストモード信号TSTを活性化(“L”レベル)することによりテストモードへの移行を指示する回路である。
【0112】
試験モード変更信号発生回路134は、テストモード信号TSTが活性化(“L”レベル)された場合に、アドレス信号A0〜Aiの組合せによって、モード変更信号FPM,EDOM,VDCON,CDCOFF等を発生するための回路である。
【0113】
動作信号反転回路121および動作モード制御回路110の構成および動作については図6および図10で説明したものと同様であるの説明は繰返さない。すなわち、実施の形態1の構成と実施の形態2の構成を比較すると、実施の形態2のモード設定回路102においては、動作モード反転回路121に与えられるモード変更信号が、ヒューズ回路122ではなくテストモード制御回路130によって生成される点が異なる。
【0114】
図14は、テストモード信号発生回路132の具体的な構成例を示す回路図である。
【0115】
図14を参照して、テストモード信号発生回路132は、信号/RASの活性化(立ち下がり)タイミングにおいて活性化(“L”レベル)されるワンショットパルス信号ARSを発生するテストモードトリガ発生回路133と、電源配線91と中間ノードNとの間に直列に接続されたトランジスタTP31,TP32,TP33と、中間ノードNと接地配線92との間に直列に接続されたトランジスタTP34,TN35,TN36とを含む。
【0116】
トランジスタTP31,TN36のゲートには制御信号/CASが与えられ、同様に、トランジスタTP32,TN35のゲートには制御信号/WEが与えられる。
【0117】
トランジスタTP33,TP34のゲートにはワンショットパルス信号ARSが与えられる。すなわち、トランジスタTP33,TP34は、/RASの活性化タイミングにおいて信号ARSが活性化される一定期間のみオンする。
【0118】
これにより、中間ノードNの状態は、制御信号/RASが活性化されるタイミングにおける制御信号/CAS,/WEの組合せによって決定される。中間ノードNの状態はインバータIV31およびIV32によってラッチされ、中間ノードNの状態の反転信号がテストモード信号TSTとして出力される。
【0119】
すなわち、テストモード信号発生回路132においては、制御信号/CASおよび/WEを予め活性化(“L”レベル)とした後に/RASを活性化することによってテストモード信号TSTを活性化(“L”レベル)、すなわちテストモードに移行することができる。
【0120】
逆に、テストモードから復帰する場合には、RAS−Only−Refreshサイクルを設ける。すなわち、制御信号/CASおよび/WEが非活性状態(“H”レベル)である場合において、信号/RASを活性化(“L”レベル)する。
【0121】
図15は、試験モード変更信号発生回路134の構成を示す回路図である。
図15を参照して、試験モード変更信号発生回路134は、モード変更信号を発生するためのトランジスタ列135−0〜135−Nを含む。
【0122】
トランジスタ列135−0は、電源配線91と接地配線92との間に互いに直列に接続されたトランジスタQ0−0〜Q0−iとトランジスタQT0とを有する。同様にトランジスタ列135−Nは、電源配線91と接地配線92との間に互いに直列に接続されたトランジスタQN−0〜QN−iとQTNとを有する。
【0123】
それぞれのトランジスタ列において、トランジスタQN−iとトランジスタQTNとを接続するノードにおいて、テストモード時におけるモード変更信号が得られる。
【0124】
それぞれのトランジスタ列に含まれるトランジスタQT1〜QTNは、テストモード信号TSTが非活性状態(“H”レベル)である場合においてオンすることにより、それぞれのモード変更信号を非活性化(“L”レベル)する。
【0125】
それぞれのトランジスタ列135−0〜135−Nにおいて、予め対応づけられたアドレス信号とモード変更信号との組合せに基づいて、アドレス信号に応じたモード変更信号が活性化される。
【0126】
たとえば、トランジスタ列135−0によってモード変更信号FPMを発生させ、トランジスタ列Q0−0〜Q0−iのうちアドレス信号A0をゲートに受けるQ0−0のみをNチャネルトランジスタとして、残りのトランジスタQ0−1〜Q0−iはPチャネルトランジスタとする。このような構成とすることにより、アドレス信号A0のみを活性化することによって、モード変更信号FPMを活性化(“H”レベル)することができる。
【0127】
トランジスタ列135−0〜135−Nに共通して、トランジスタQ00〜QN−0のゲートにはアドレス信号A0が与えられ、トランジスタQ0−i〜QN−iのゲートにはアドレス信号Aiが与えられる。これにより、トランジスタ列をNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとの組合わせによって構成することにより、予め設定されたアドレス信号の組合せに対応づけて、所定のモード変更信号が活性化(“H”レベル)される。すなわち、実施の形態1において電気ヒューズが溶断されたのと同じ状態を、テストモードにおいて解析することが可能となる。
【0128】
なお、図14および図15に示した回路は、回路構成の単なる例示であって、テストモード信号発生回路132および試験モード変更信号発生回路134の回路構成を限定するものではない。すなわち、制御信号とアドレス信号との組合せによってテストモード信号およびモード変更信号が得られる構成であれば、これらの図示した回路に代えて使用することが可能である。
【0129】
次に、テストモード制御回路130の全体動作を動作波形図に基づいて説明する。
【0130】
図16は、テストモード制御回路130の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。図16においては、ページモード設定をEDOモードからFPモードに変更する場合の動作をテスト解析する目的で、モード変更信号FPMを活性化させる場合について説明する。図15に示したように、モード変更信号FPMは試験モード信号発生回路134のうちトランジスタ列135−0によって生成される。
【0131】
図16を参照して、時刻t51において制御信号/CAS,/WEが、/RASに先立って活性化(“L”レベル)される。
【0132】
次に、時刻t52においてさらに信号/RASが活性化(“L”レベル)される。これにより、テストモード信号発生回路132によってテストモード信号TSTが活性化(“L”レベル)される。
【0133】
さらに、モード変更信号FPMを活性化させるためにアドレス信号A0が活性化され、アドレス信号A1〜Aiは非活性状態とされる。
【0134】
これに応じて信号FPMが活性化(“H”レベル)され、動作モード反転回路122に与えられる。動作モード制御回路110においては、モード変更信号と外部入力パッドとの電位に応じて、既に説明した信号MHPを設定し、コントロール回路30に与える。これにより、所望のテストモード解析を半導体集積回路装置1200において実行することができる。
【0135】
なお、半導体集積回路装置1200においては、アドレス信号とモード変更信号との組合せを決定し、トランジスタ列135−0〜135−Nの構成に反映させることによって任意の試験モード変更信号を生成することによって、あらゆる動作モードの解析を行なうことが可能である。
【0136】
テスト解析の終了後、時刻t53において、RAS−Only−Refreshサイクル、すなわち制御信号/CASおよび/WEが非活性状態(“H”レベル)である場合において信号/RASを活性化(“L”レベル)することにより、テストモード信号TSTおよびモード変更信号を非活性化させて、テストモードより通常の動作へ復帰することができる。
【0137】
このような構成とすることにより、動作モードの切換が可能な半導体集積回路装置において、動作モード変更時の動作を自由にテストモード制御回路によって事前解析することが可能となる。
【0138】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0139】
【発明の効果】
請求項1,3,4記載の半導体集積回路装置は、外部入力端子と所定の電位との結合の有無によって一旦選択された動作モードを、動作条件設定信号を生成する回路と独立して設けられるヒューズ素子の溶断によって変更することができるため、半導体集積回路装置の動作モード設定の自由度を高めるとともに、ヒューズの溶断性を向上させることができる。また、外部入力端子と所定の電位との結合の有無の選択を製造プロセスの最終工程において行なうことができるので、動作モード設定の自由度をさらに高めることができる。
【0141】
請求項2,5記載の半導体集積回路装置は、外部入力端子が所定の電位と結合されない場合においても、動作条件設定信号の状態が不定となることを回避できるため、動作モードの設定をより確実に行なうことができる。
【0142】
請求項6記載の半導体集積回路装置は、制御信号とアドレス信号との組合せに応じて回路の評価および解析を自由に実行することができる。また、請求項1から5と同様の効果をあわせて享受することが可能な半導体集積回路装置を、より小さなレイアウト面積の下で実現することかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置を説明するための半導体集積回路装置1000の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 動作モード制御回路110−1の構成を示す回路図である。
【図3】 動作モード制御回路110−1の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1の半導体集積回路装置1100の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図5】 ヒューズ回路122の構成を示す回路図であり、図5(a)は、ヒューズ回路122−1の構成を示す回路図であり、図5(b)は、ヒューズ回路122−2の構成を示す回路図である。
【図6】 動作モード反転回路121−1の構成を示す回路図である。
【図7】 半導体集積回路装置1100においてページモード設定をハイパーページモードからファーストページモードに切換える場合における各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図8】 半導体集積回路装置1100においてページモードの設定をファーストページモードからハイパーページモードに切換える場合における各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図9】 動作モード反転回路121−2の構成を示す回路図である。
【図10】 ヒューズ回路122の構成を示す回路図であり、図10(a)は、ヒューズ回路122−3の構成を示す回路図であり、図10(b)は、ヒューズ回路122−4の構成を示す回路図である。
【図11】 半導体集積回路装置1100において動作電源電圧の設定を3.3Vから5Vに変更する場合の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図12】 半導体集積回路装置1100において動作電源電圧を5Vから3.3Vに変更する場合の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態2の半導体集積回路装置1200の全体構成を示す回路図である。
【図14】 テストモード信号発生回路132の構成を示す回路図である。
【図15】 試験モード信号発生回路134の構成を示す回路図である。
【図16】 テストモード制御回路130の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図17】 従来の技術とモード切替回路500の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
100 動作モード設定回路、110 動作モード制御回路、120 動作モード変更回路、121 動作モード反転回路、122 ヒューズ回路、130 テストモード制御回路、132 テストモード信号発生回路、134 試験モード信号発生回路。
Claims (6)
- 半導体集積回路装置であって、
動作条件設定信号によって2つの動作条件のいずれかに基づいて動作する内部回路と、
前記動作条件設定信号を発生する動作条件設定手段とを備え、
前記動作条件設定手段は、
第1の外部入力端子と、
前記第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無に応じて、前記2つの動作条件のいずれか一方を選択する前記動作条件設定信号を生成する内部制御信号生成手段と、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位との結合の有無とは独立して外部から与えられる電気信号により、前記動作条件の変更を選択的かつ不揮発的に設定可能な動作条件変更手段とを含み、
前記動作条件変更手段は、
外部より印加される前記電気信号の電位によって溶断可能なヒューズ素子と、
前記ヒューズ素子を溶断するための前記電気信号が印加される第2の外部入力端子と、
前記ヒューズが溶断された場合に、前記内部制御信号生成手段の生成する前記動作条件設定信号の状態を反転するレベル反転手段とをさらに有し、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位との結合は、ワイヤボンディングによって行われる、半導体集積回路装置。 - 前記動作条件設定信号は、前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが結合している場合に対応する第1の状態と、前記第1の状態の反転状態である第2の状態とを有し、
前記内部制御信号生成手段は、前記所定の電位が供給される前の状態においては、前記動作条件設定信号を前記第2の状態に固定する、請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 前記動作条件設定信号は、前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが結合されている場合に対応する第1の状態と、前記第1の状態の反転状態である第2の状態とを有し、
前記ヒューズ素子は、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが結合されている場合に、前記動作条件設定信号を前記第1の状態から前記第2の状態に変更するための第1の設定変更用ヒューズ素子と、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが非結合である場合に、前記動作条件設定信号を前記第2の状態から前記第1の状態に変更するための第2の設定変更用ヒューズ素子とを含む、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。 - 前記レベル反転手段は、
前記第1もしくは第2の設定変更用ヒューズ素子の少なくとも一方が溶断された場合において、前記第1の外部入力端子と前記動作条件設定信号を出力する出力ノードとの間を遮断する第1のスイッチ手段と、
前記第1の設定変更用ヒューズ素子が溶断されたときに、前記第2の状態に対応する第2の電位を供給する第2の電源配線と前記出力ノードとを接続する第2のスイッチ手段と、
前記第2の設定変更用ヒューズ素子が溶断されたときに、前記第1の状態に対応する第1の電位を供給する第1の電源配線と前記出力ノードとを接続する第3のスイッチ手段とを含む、請求項3記載の半導体集積回路装置。 - 前記半導体集積回路装置は、前記半導体集積回路装置への電源投入時に活性化されるとともに電源投入中に活性状態に維持される起動検出信号を発生する起動検出手段をさらに備え、
前記内部制御信号生成手段は、
前記起動検出信号が非活性状態である場合に、前記第2の状態に対応する第2の電位を供給する第2の電源配線と前記動作条件設定信号を出力する出力ノードとを接続する第4のスイッチ手段とを含む、請求項2または4記載の半導体集積回路装置。 - 半導体集積回路装置であって、
動作条件設定信号によって2つの動作条件のいずれかに基づいて動作する内部回路を備え、
前記内部回路は、
行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルの行および列を選択するための複数のアドレス信号を受けるアドレス信号端子と、
前記半導体集積回路装置の動作を制御するための複数の制御信号を受ける制御信号端子とを含み、
前記動作条件設定信号を発生する動作条件設定手段をさらに備え、
前記動作条件設定手段は、
第1の外部入力端子と、
前記第1の外部入力端子と所定の電位との結合の有無に応じて、前記2つの動作条件のいずれか一方を選択する前記動作条件設定信号を生成する内部制御信号生成手段と、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位との結合の有無とは独立して、外部から与えられる前記複数のアドレス信号と前記制御信号との組合せにより前記動作条件の変更を選択的に設定可能な試験動作条件設定手段とを含み、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位との結合は、ワイヤボンディングによって行われ、
前記動作条件設定信号は、前記外部入力端子と前記所定の電位とがワイヤボンディングにより接続されている場合に対応する第1の状態と、前記第1の状態の反転状態である第2の状態とを有し、
前記試験動作条件設定手段は、
前記複数の制御信号の状態の組合せに応答して、試験評価への移行を指示するテストモード信号を活性化するテストモード信号発生手段と、
前記テストモード信号が活性化された場合において、前記複数のアドレス信号の状態の組合せに応じて試験モード信号を発生する試験モード信号発生手段とを含み、
前記試験モード信号は、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが接続されている場合に、前記動作条件設定信号を前記第1の状態から前記第2の状態に変更するために活性化される第1の試験モード補助信号と、
前記第1の外部入力端子と前記所定の電位とが非接続である場合に、前記動作条件設定信号を前記第2の状態から前記第1の状態に変更するために活性化される第2の試験モード補助信号とを有し、
前記試験動作条件設定手段は、前記第1もしくは第2の試験モード補助信号が活性化された場合に、前記内部制御信号生成手段の生成する前記動作条件設定信号の状態を反転するレベル反転手段をさらに有する、半導体集積回路装置。
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