JP4446258B2 - 遊技球計数装置 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技盤の前面に取付けられ、遊技球の通過を検出する入賞スイッチを有する入賞装置を介して、遊技球が遊技盤の背面側から通出されるか否かを検査する遊技球計数装置に関するものである。
遊技機の製造ラインにおいて、遊技盤に取付けられた複数の入賞装置に夫々設けられた入賞スイッチや各種演出または遊技球の案内等を行なう可動体等の各種部品が正常に動作するか否かを検査する検査工程が、品質管理上必須となっている。例えば、遊技盤の前面における遊技領域に配設した入賞装置は、入賞口から受入れた遊技球を入賞スイッチが適切に検出するか否かや、遊技中に全ての入賞装置に遊技球が入るか等が検査される。そこで、入賞スイッチを備えていない入賞装置を備える遊技機では、特許文献1の如く、球検出スイッチを必要に応じて当該入賞装置に取付けることで、遊技球の入賞の有無を検出し得るものが提案されている。
前記入賞装置では、遊技盤の前面側に開口する入賞口から入った遊技球が、入賞装置に設けた通路や、この通路の終端に連通して遊技盤に開設された通孔や、この通孔に接続して遊技盤の背面側に配設した裏樋等の各種部材や部分を介して遊技盤の背面側に放出されるようになっている。すなわち、これら各種部材や部分の成形不良、遊技球が通過する経路への電気配線やバリ等の突出またはゴミ等異物の存在に起因して、遊技球が詰まる可能性がある。従って、前述した入賞スイッチの動作確認と併せて、入賞装置から遊技盤の背面側へ遊技球が適切に通出されるかどうかの通出検査も実施される。
特開平10−286357号公報
前記遊技球の通出検査は、検査員が入賞装置毎に遊技球を投入して、(A)対応の通孔や裏樋等を流下する遊技球を目視により確認する方法や、(B)遊技盤の背面側から通出された遊技球を回収して、これら遊技球を検査員が数えて投入した遊技球数と比較する方法等が用いられている。(A)の方法では、検査員が遊技盤の前面から遊技球を投入した後、遊技盤を反転させて背面側を確認するために作業が煩雑である。しかも、入賞装置の通孔や裏樋等は、遊技盤の背面に配設される制御基板やリアパック等により覆われるため、背面側を流下する遊技球の確認は困難である等の不都合が指摘される。また(B)の方法では、通出された遊技球を数えるため、検査員に負担を強いると共に、数え間違え等により検査のやり直しが発生するので手間がかかり、検査効率が低い問題があった。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技球計数装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技盤および遊技機の検査工程において、入賞装置についての遊技球の通出検査を容易に実施し得る遊技球計数装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の遊技球計数装置は、
遊技盤(10)の前面に取付けられ、遊技球(Y)の通過を検出する入賞スイッチ(15)を有する入賞装置(14)を介して、遊技球(Y)が遊技盤(10)の背面側から通出されるか否かを検査する遊技球計数装置において、
前記遊技盤(10)または遊技盤(10)を組込んだ遊技機(P)を、該遊技盤(10)の前面が前向きとなる起立姿勢で保持する支持手段(32,62)と、
前記遊技盤(10)の背面側より通出する遊技球(Y)を受容し、当該遊技球(Y)を一方向に向けて誘導する傾斜部(40,68)を有する受容手段(38,66)と、
前記傾斜部(40,68)における傾斜下端部に設けられ、当該傾斜下端部を通過する遊技球(Y)の有無を検出する検出手段(46,70)と、
前側から視認可能な位置に設けられ、前記検出手段(46,70)による遊技球(Y)の検出結果に基づいて生成される遊技球数の情報を含む検査情報を報知する報知手段(48,72)とから構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、入賞装置を介して遊技盤の背面側に通出した遊技球を受容手段で受けて、傾斜部により検出手段へ案内する構成であるから、検査員が遊技球を回収する手間を省くことができる。また、検出手段において遊技球が検出されて、検出した遊技球の数や検査の適否等の各種情報が、前側から視認可能な報知手段により検査員に報知されるから、検査員が遊技球の通出状態を目視で確認したり、回収した遊技球を数える煩雑な作業はなく、目視に頼らず入賞装置における遊技球の通出検査を実施し得る。すなわち、遊技球の数え間違いも回避し得るので、正確に検査を行なうことができる。しかも、遊技盤の背面側に各種構成部材を取付けた状態であっても検査を実施し得るから、検査の自由度を高くし得ると共に、検査効率を向上し得る。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の遊技球計数装置において、前記遊技盤(10)の背面側に、前記入賞装置(14)に通入された遊技球(Y)を案内する誘導部材(22,82)が設けられ、
前記誘導部材(22,82)における排出口(23a,82b)の下方に、該排出口(23a,82b)から通出する遊技球(Y)を受容する前記受容手段(66)が、前記遊技盤(10)の左右方向に直線的に延在するように設けられると共に、該受容手段(66)の前後方向の幅は、遊技球(Y)1個分より広い間隔に設定され、
前記傾斜部(68)は、前記受容手段(66)における左右方向の一端部から他端部に向けて傾斜するように形成され、
前記排出口(23a,82b)が、前記検出手段(70)の配設位置より前記傾斜部(68)の傾斜上端側に位置するように、前記遊技盤(10)または前記遊技機(P)が支持手段(62)に保持される。
請求項2に係る発明によれば、誘導部材により遊技球の通出位置が規定されるので、受容手段の幅を比較的小さくでき、全体として小型化を図り得る。すなわち、遊技盤の入賞装置に遊技球を投入してから検出手段により検出されるまでの距離を短くすることができ、検査時間を短縮して検査効率を向上し得る。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の遊技球計数装置において、前記支持手段(62)を、前記遊技盤(10)または前記遊技機(P)の搬送方向に所要間隔離間して配設された複数のローラ(64)からなるローラコンベアで構成し、
前記受容手段(66)における遊技球(Y)の排出部(66a)を、搬送方向に隣り合うローラ(64,64)間の隙間(S)に配置し、
前記支持手段(62)の下方に配設した回収手段(74)に、前記受容手段(66)の排出部(66a)より排出されて前記隙間(S)から落下する遊技球(Y)を回収するようにした。
請求項3に係る発明によれば、支持手段が遊技盤または遊技機を搬送する手段を兼ねているので、検査位置への搬入および搬出を簡単に行なうことができる。また、受容手段における遊技球の排出部を、隣り合うローラ間の隙間に配置して、受容手段から落下する遊技球を回収手段に回収するよう構成したから、検出手段の周りに遊技球が滞留することはなく、更に正確に検査を実施し得る。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れかに記載の遊技球計数装置において、前側から視認可能な位置に設けられ、前記入賞スイッチ(15)による遊技球(Y)の検出に応じて賞球数を算出する賞球算出手段(PC)からの入賞情報を報知する第2報知手段(24)を備えている。
請求項4に係る発明によれば、入賞装置の通出検査のみでなく、入賞装置に受入れた遊技球について、入賞スイッチが適切に検出するか否かも同時に検査を行なうことができる。
本発明に係る遊技球計数装置によれば、入賞装置を介して遊技球が遊技盤の背面側から通出されるか否かの通出検査を、効率よく実施し得る。
次に、本発明に係る遊技球計数装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない限り、図1,図5または図8に示す矢印方向である遊技球計数装置を正面側から見た場合において指称するものとする。また、本発明に係る遊技球計数装置は、パチンコ機やアレンジボール機やパチンコ式スロットマシン等に代表される遊技機に組込まれた遊技盤または組込み前の遊技盤を対象とし、当該装置の前側から検査員が通出検査を行なう。
先ず、本発明に係る遊技球計数装置の理解に資するため、該遊技球計数装置の検査対象である遊技盤および遊技盤を組込んだ遊技機について簡単に説明する。図2に示すように、遊技盤10は、後述する前枠Bへの取付け時に客側(前側)に臨む盤面10aに、略円形状に湾曲形成したレール11が配設され、該レール11に囲まれて遊技領域12が画成されている。この遊技盤10の遊技領域12には、遊技球Yが入賞する複数の入賞装置14と、略中央部に配置されて図柄透視並びに遊技球案内をなす遊技部品16と、遊技球Yの流下方向を任意に変向する風車18と、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置20等の各種装置・部材が配設されている。例えば遊技盤10は、入賞装置14として、遊技領域12の縦央やや下部に配設された始動入賞装置14Aと、この始動入賞装置14Aの直下方に設置された大型電動式の特別入賞装置14Bと、遊技領域12における左右両脇に配設された一対の普通入賞装置14C,14Cとを備えている。
前記始動入賞装置14Aは、遊技領域12に開口する入賞口14aの開口領域を拡開変化可能な可変式のものが採用されている。また特別入賞装置14Bは、一般にアタッカー式の特別電動役物とも呼ばれているもので、その基本的な構成として、入賞口14aに対設された扉状の開閉板13が、裏側の電磁ソレノイドおよび開閉機構を利用して設定開放パターンに基づいて開閉し得るようになっている。普通入賞装置14Cも同様に、遊技領域12に開口して入賞口14aが設けられている。そして、何れの入賞装置14A,14B,14Cについても、入賞口14aから通入した遊技球Yを検出し得る入賞スイッチ15を備えている(図4参照)。
図7に示すように、遊技盤10の背面には、各入賞装置14の入賞口14aに入った遊技球Yを、適宜位置に案内する球案内部材22が取着されると共に、遊技部品16の窓部16aの裏側に合わせて液晶式の図柄表示装置Hが取付けられる。球案内部材22には、各入賞装置14に対応して遊技盤10の台板に開設された通孔14cに始端が接続されると共に、該遊技盤10下方の所要位置に開口する排出口23aに連通する案内通路23が内部画成されている。すなわち、遊技盤10の前面側に開口する入賞口14aから入った遊技球Yが、入賞装置14に設けた通路14bから通孔14cを経由して案内通路23に至り、この案内通路23に案内されて下方へ流下して排出口23aから遊技盤10の背面側に通出されるようになっている(図4または図6参照)。なお、遊技盤10の前面右下側には、賞球数を表示する賞球残数表示部24が設けられ、後述する制御手段PC等の制御下に、入賞装置14への遊技球Yの通入により入賞スイッチ15が遊技球Yを検出すると、獲得した所定の賞球数等が賞球残数表示部24に加算表示されるようになっている。
図9に示すように、遊技機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段(何れも図示せず)を利用して着脱および開放可能に組付けられている。また、前枠Bの内外部分に、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eと、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Gと、裏側に位置する機構セット盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、前枠B裏側の収容枠体の正面内部に遊技盤10が着脱交換可能にセットされる。また、前枠Bの裏側には、図柄表示装置H等の各種装置の制御を行なう制御手段PCが配設されている。
なお、後述する実施例1または実施例2では、遊技球計数装置30による通出検査を、入賞装置14や球案内部材22等の各種部材が取付けられて遊技盤10としておおよそ完成した状態で行なう場合で説明するが、必ずしも遊技盤10が完成していることは求められず、当該通出検査は少なくとも入賞装置14が遊技領域12に取付けられた状態であれば実施されることがある。
図1は、実施例1に係る遊技球計数装置30を示す概略斜視図である。この遊技球計数装置30は、遊技盤10を保持する支持手段32と、遊技盤10の背面側より通出する遊技球Yを受容し、当該遊技球Yを一方向に向けて誘導する傾斜部40を有する受容手段38と、傾斜部40の傾斜下端部を通過する遊技球Yの有無を検出する検出手段46と、この検出手段46からの情報を報知する報知手段48とから基本的に構成されている。なお遊技盤10は、遊技球計数装置30の支持手段32に対し、人手または図示しない移送手段により搬入され、遊技球計数装置30における通出検査後に、同様に人手または移送手段により次の工程へ搬出される。
前記支持手段32は、遊技盤10の盤面(前面)10aが前向きとなる起立姿勢で当該遊技盤10の下端を保持し、遊技球計数装置30の前側に居る検査員に向けて、遊技領域12に配設した各入賞装置14の入賞口14aを臨ませている。この支持手段32は、遊技機Pに組付けた際に遊技盤10がなす組付け姿勢で当該遊技盤10を保持するように構成される。すなわち、遊技盤10は、前枠Bに対し起立姿勢で組付けられるので、支持手段32に保持した遊技盤10もこれと同様の起立姿勢に設定され、遊技球Yの通出検査を遊技盤10の使用状態と同じ条件で実施し得るようになっている。
また支持手段32は、受容手段38の上方に、遊技盤10の下端を握脱可能に保持するチャック等の把持構造または当該下端が着脱可能に嵌り込む溝等の嵌合構造からなる支持部34を備えている。実施例1の支持部34は、遊技盤10の下端の形状に合わせて形成した溝34aに嵌め込む構成であって、受容手段38における底面を構成する後述の傾斜部40における略中央部に配設した台座36に回転可能に保持された回転軸36aの上端に連結されている。すなわち支持部34は、必要に応じて回転させることで、保持した遊技盤10を前後に反転することができる。なお台座36は、傾斜部40に案内される遊技球Yの一方向への流下を妨げない側面形状とされ、例えば円形(図3参照)や傾斜部40の傾斜上端に頂角が臨む三角形等に形成される。
前記受容手段38は、実施例1の遊技球計数装置30の本体部分を構成するものであって、支持手段32の下方に配設されている。この受容手段38は、4辺に立設する仕切り壁38a,38b,38c,38dにより囲われた上方に開口する箱状に形成され、その底面が、支持手段32に保持された遊技盤10における遊技球Yの通出位置に臨み、遊技盤10の背面側から落下する遊技球Yを受容するよう構成される。また、受容手段38の底面は、遊技盤10から通出した遊技球Yの有無を検出する検出手段46が配設された前側(一方)へ向けて、当該遊技球Yを誘導する傾斜部40の一部(後述する傾斜面41)としても機能する。そして、受容手段38には、傾斜部40における遊技球誘導側となる前側に、傾斜部40の一部をなす底面より階段状に凹んで、検出手段46を通過した遊技球Yを回収する回収路50が形成されている(図1または図4参照)。
前記傾斜部40は、受容手段38の底面に形成されて、後側から前側へ向けて下方傾斜する傾斜面41と、この傾斜面41の傾斜下端側において左右方向に延在するように受容手段38の底面に立設され、左右方向の右側(一方)から左側(他方)に向けて前側に傾斜するように延在するガイド部材42と、このガイド部材42の左側(他方側)に位置して傾斜面41の傾斜下端に接続するように受容手段38の底面に形成され、左右方向の右側(一方側)に向けて下方傾斜する傾斜路43とから構成される(図3参照)。すなわち、実施例1の傾斜部40は、受容した遊技球Yを、検査員側となる受容手段38における前側左隅部に誘導するように設定される。なお、傾斜面41は、自身の傾斜により一方向へ遊技球Yを誘導すると云う目的を達するものであれば、傾斜面を捩ったり、一の傾斜角度による傾斜で構成するだけでなく、異なる傾斜角度を組合わせた複合的な傾斜で構成してもよい。
前記ガイド部材42は、その一端が受容手段38の右仕切り壁38aにおける中間部に連設すると共に、他端が左仕切り壁38bから所定間隔離間して傾斜面41の傾斜下端に位置するよう配置される(図3参照)。そして、傾斜面41に沿って誘導された遊技球Yが、斜めに延在するガイド部材42に沿って左隅部に向けて案内されるようにしてある。
前記傾斜路43は、受容手段38の前側左部に、前述した回収路50の上方を覆うように配設され、該傾斜路43において傾斜面41の傾斜下端に連設する傾斜上端が左仕切り壁38bに接続されると共に、傾斜下端に遊技球Yの落下を阻む仕切り43aが立設されている。また傾斜路43は、その前後方向の幅が、少なくとも遊技球Y1個分より広く設定され、実施例1ではこれに加えて遊技球Y2個分より狭い間隔に設定され、遊技球Yが1個ずつ傾斜路43の傾斜により誘導されるようになっている。そして、傾斜路43の傾斜下端部には、遊技球Yの直径より大きく、かつ2個分以下の径寸法に設定した貫通孔43bが開設され、貫通孔43bを遊技球Yが1個ずつ通過して、下方に位置する回収路50に落下するようになっている。ここで、実施例1の傾斜路43では、前後方向の幅が遊技球Yの直径1個分より広く、かつ2個分より狭い間隔に設定された回収路50を画成する前後の壁部(前仕切り壁38dと受容手段38の段部)が傾斜路43の前後を画成して、当該傾斜路43の前後の幅を規定する壁面を構成している。なお、傾斜路43の前後方向の幅を、遊技球Y2個分の寸法より狭くするように設定したが、必ずしもこの寸法に限定されず、遊技球Yを適切に誘導し得るのであれば、遊技球Y2個分より幅広に設定してもよい。
前記検出手段46は、傾斜部40の傾斜下端部となる傾斜路43の傾斜下端部に設けられ、該傾斜路43の貫通孔43bから落下する遊技球Yを検出するよう構成される。ここで、検出手段46としては、マイクロ(リミット)スイッチタイプ、リードスイッチタイプ、ホール素子タイプ、フォトセンサタイプ、画像処理等、適宜に遊技球Yを検出し得るものであれば何れの手段も用いることができるが、実施例1ではマイクロスイッチが採用されている。具体的には検出手段46は、傾斜路43における回収路50に臨む下面に、検出手段46に設けた孔部46aを貫通孔43bに整合させた状態で配設されている。また、検出手段46の孔部46aには、内方に向けて往復動可能なスイッチ片(図示せず)が弾性付勢下に常には突出され、遊技球Yの通過に伴って当該スイッチ片が外方へ向けて押動されることで、遊技球Yを検出するよう構成される。そして検出手段46は、図示しない配線を介して制御装置(図示せず)または報知手段48に電気的に接続され、検出手段46による遊技球Yの検出信号は、直接または制御装置を介して報知手段48へ入力される。
前記報知手段48は、例えば受容手段38の背面側を画成している後仕切り壁38cの上端部に配設され、支持手段32に遊技盤10を保持していても、検査員が前側から視認し得る位置に配置されている。報知手段48は、ディスプレイや7セグメント等の表示装置を少なくとも備え、この表示装置とスピーカ等の音声出力装置またはランプ等の発光装置とを組合わせる構成も採用し得る。制御装置または報知手段48において、検出手段46による遊技球Yの検出結果に基づいて生成される検査情報が、報知手段48の表示装置により図または文字として表示され、または音声出力装置により音声や警告音等の音や発光装置の発光若しくは点滅等により検査員に報知される。ここで、検査情報とは、遊技盤10の通出検査を開始してからの検出手段46で検出した遊技球Yの総数や、予め定められた遊技球数を検出したことによる検査の適否等の必要に応じた各種情報を指す。なお報知手段48は、検査情報だけでなく、通出検査の手順等の必要な情報を表示させてもよい。そして報知手段48は、図示しないスイッチの操作や、支持手段32から遊技盤10を取外したり、新たな遊技盤10を支持手段32に保持させることに連動して、表示した検査情報がリセットされて、次の遊技盤10の通出検査に備えるようになっている。
前記回収路50は、左側から右側へ向かうにつれて下方傾斜が付され、その傾斜下端部に、通出検査で使用した遊技球Yを回収する回収タンク52に連通する開口50aが開設されている(図2参照)。すなわち、検出手段46を通過して回収路50に受容した遊技球Yは、該回収路50の傾斜に従って案内されて、開口50aから回収タンク52に落下するようになっている。
(実施例1の作用)
次に、実施例1に係る遊技球計数装置30の作用について、当該遊技球計数装置30による通出検査の手順に沿って説明する。先ず遊技盤10を、その盤面10aを前側に向けた起立姿勢で、支持手段32における支持部34の溝34aに下端を嵌合わせて、人手または移送手段によりセットする。ここで、遊技盤10の背面を前側に向けた状態で支持部34にセットしたとしても、支持部34を台座36に対して回転することで、遊技盤10の盤面10aを簡単に前側へ向けることができるので、遊技球計数装置30は支持手段32に対する遊技盤10のセットについての自由度が高い。なお、遊技盤10のセットに先立って、あるいは遊技盤10のセットにより報知手段48の表示はリセットされて、初期状態(検査開始状態)に戻っている。
前記遊技盤10において、前側に臨む入賞装置14の入賞口14aに対して、検査員は手作業あるいは図示しない供給手段から所定数の遊技球Yを、予め定められた順序に従って通入させる。各入賞装置14に通入した遊技球Yは、入賞装置14の通路14b、通孔14cおよび球案内部材22の案内通路23を経由して、遊技盤10の背面側に開口する排出口23aから通出されて、下方に延在する傾斜面41上に落下する。このとき、入賞スイッチ15が遊技球Yの有無を適切に検出するか否かを検査してもよい。
前記傾斜部40の傾斜面41上に落下した遊技球Yは、該傾斜面41の傾斜に誘導されて前側へ向けて流下し、ガイド部材42に阻まれると、当該ガイド部材42の延在方向に沿って誘導されつつ傾斜面41の傾斜により前側に流下し、傾斜面41の前側左部に至る。ここで受容手段38は、その4方に仕切り壁38a,38b,38c,38dが立設する箱状であるから、遊技盤10から通出した遊技球Yがバウンドしても、仕切り壁38a,38b,38c,38dに阻まれて外部に飛び出すことはない。そして遊技球Yは、傾斜面41における一箇所に集合されて、傾斜面41の傾斜下端から傾斜路43に受渡され、検出手段46へ向けて案内される。このように遊技球計数装置30は、入賞装置14を介して遊技盤10の背面側に通出した遊技球Yを受容手段38で受けて、傾斜部40により検出手段46へ案内する構成であるから、検査員が遊技球Yを回収する手間を省くことができる。また遊技球計数装置30は、検査員が居る前側に向けて遊技球Yを集めるよう構成したから、検査員の目視による確認も併せて可能である。
前記傾斜路43は、傾斜面41およびガイド部材42によって集合する遊技球Yを、その前後幅により1個ずつの流下だけを許容するように設定してあるので、当該傾斜路43の傾斜に従って誘導される遊技球Yは、左右方向に沿って一列に整列した状態で流下する。そして、遊技球Yは、傾斜路43の貫通孔43bから1個ずつ落下すると共に、この過程で検出手段46が1個ずつ遊技球Yの通過を検出する。このように、傾斜路43において、遊技球Yを1列に整列するようにしたから、貫通孔43bおよび検出手段46を遊技球Yが1個ずつ通過し、貫通孔43bおよび検出手段46において詰まり難く、滞ることなく遊技球Yの迅速な検出を行ない得る。また、検出手段46において、遊技球Yを多重に検出したり、または検出しない誤検出を起こすことはなく、正確な通出検査を実施し得る。
前記検出手段46において遊技球Yが検出されると、これが検出信号として出力され、この情報に基づいて報知手段48に所定の情報が表示される。例えば、報知手段48に検出手段46で検出した遊技球Yの総数を表示するようにした場合は、各入賞装置14から通入した遊技球Yが全て通出されると、通入した遊技球Yの総数と報知手段48に表示された遊技球数とが一致する。これにより、入賞装置14に設けられた通路14bや、遊技盤10の通孔14cや、球案内部材22の案内通路23等の遊技球Yが通過する経路について、成形不良、電気配線やバリ等の突出またはゴミ等異物などの遊技球Yの詰まりの原因が存在していないことが確認できる。これに対して、入賞装置14に通入した遊技球数と報知手段48に表示された遊技球数が異なる場合は、何れかの入賞装置14およびこの入賞装置14に対応する遊技球Yが通過する経路において遊技球Yが詰まっていることを判断し得る。そして、遊技球Yの詰まりを検出した場合は、遊技盤10を簡単に反転させることができるので、詰まりの原因を直し易い。
前記検出手段46において、検出した遊技球Yの数や検査の適否等の各種情報が、前側から視認可能な報知手段48により検査員に報知されるから、検査員が遊技球Yの通出状態を目視で確認したり、回収した遊技球Yを数える煩雑な作業はなく、目視に頼らず入賞装置14における遊技球Yの通出検査を実施し得る。すなわち、遊技球Yの数え間違いも回避し得るので、より正確に通出検査を行ない得る。しかも、遊技盤10の背面側に、制御基板やリアパック等の各種構成部材を取付けた状態であっても通出検査を実施し得るから、検査の自由度を高くし得る。このように、遊技球計数装置30によれば、検査員に負担をかけることなく、通出検査を効率よく実施し得る。
前記検出手段46を通過した遊技球Yは、回収路50に落下して該回収路50の傾斜に従って開口50aに至り、この開口50aから流下して回収タンク52に回収される。そして、次の遊技盤10の通出検査に供される。すなわち、検出手段46により検出された遊技球Yは、回収路50の傾斜により誘導されて移動するので、当該検出手段46の周辺で滞ることはない。従って、検出手段46を通過して回収路50に落下した遊技球Yが、次に検出手段46を通過する遊技球Yの邪魔とならず、検出手段46を遊技球Yが順次通過するから、検出手段46の誤検出を回避して正確、かつ迅速な検査の実施を補助し得る。
図5は、実施例2に係る遊技球計数装置60を示す概略斜視図である。実施例2の遊技球計数装置60は、遊技盤10または遊技機Pを保持する支持手段62と、傾斜部68を設けた受容手段66と、遊技球Yを検出する検出手段70と、この検出手段70からの情報を報知する報知手段72とからなり、実施例1の構成と基本的な要素は同じである。但し、実施例2の遊技球計数装置60は、遊技盤10の背面側に位置する誘導部材により、通出検査における遊技球Yの通出位置を規定することで、受容手段66の小型化を図った構成である。また、支持手段62としてローラコンベアを採用することで、遊技盤10または遊技機Pの搬出入の容易化も図られている。
ここで誘導部材とは、前述の如く入賞装置14に通入した遊技球Yの遊技盤10背面における通出位置を規定する部材であって、遊技盤10の背面に予め取付けた球案内部材22を誘導部材として利用する構成や、支持手段62または受容手段66に誘導部材を設けて、支持手段62に保持した遊技盤10における入賞装置14の通孔14cあるいは球案内部材22の排出口23aに当該誘導部材の導入口が整合する構成が採用される。また、誘導部材において、遊技球Yが通出される排出口は、遊技盤10の左右方向に沿って直線的に延在する受容手段に対応して形成され、排出口が左右方向に複数開設される場合は、左右方向に沿って一列に並ぶように前後方向の位置が設定される。なお、実施例2では、遊技盤10の背面に取付けられた球案内部材22が誘導部材として機能する態様について説明する(図6または図7参照)。
実施例2の支持手段62は、前後方向に離間する一対のフレーム62a,62aの間に、複数のローラ64を、搬送方向に並列させると共に所要間隔離間して回動自在に配置したローラコンベアで構成されている。これらローラ64に遊技盤10が、通出検査を行なう側である前側に遊技盤10の盤面10aを向けた略垂直な起立姿勢で載置される。全てのローラ64は、図示しない駆動手段により同一方向に回転され、ローラ64に載置した起立姿勢の遊技盤10を、実施例では遊技盤10の右側を搬送方向前側として搬送するよう構成される。なお、支持手段62において、後述する受容手段66が配設されて、遊技盤10の検査が行なわれる位置を検査位置と云う。
各ローラ64は、遊技盤10の下面が当接するローラ本体64aと、該ローラ本体64aの外周面に着脱自在に外嵌された鍔部材65とで構成される。検査位置に配置されるローラ64では、前側にのみ鍔部材65を備え(図6参照)、その他の位置に配置されるローラ64では、前後方向に離間して一対の鍔部材65,65を備えている(図5参照)。検査位置以外のローラ64では、一対の鍔部材65,65が遊技盤10の厚み寸法(前後方向の寸法)と略同一寸法だけローラ本体64aの軸方向に離間して配置されて、両鍔部材65,65の間に遊技盤10の下部が臨み、前後方向の位置規制がなされる。鍔部材65は、全体として略リング状に形成されると共に、その内径寸法が、ローラ本体64aの外径寸法に略一致するよう設定され、ローラ本体64aの軸方向へずらして位置調整可能となっている。また、鍔部材65における遊技盤10の前面または背面と対向する面には、ローラ本体64aの外周面から径方向外方に向かうにつれて遊技盤10の対応する面から離間するテーパ部65aが形成され、遊技盤10への傷付けを防止している。なお、支持手段62に載置された遊技盤10の上部は、図示しないが、ガイドレールあるいは支持手段であるローラコンベヤと同様のローラ群により支持される。更に、全てのローラ64を自由回転するもので構成し、検査員が手で押すことで搬入または搬出することも可能である。
前記支持手段62には、検査位置に保持した遊技盤10の背面側に配置され、遊技盤10に取付けた球案内部材22における排出口23aの下方に位置して、該排出口23aから通出する遊技球Yを受容する受容手段66を備えている。この受容手段66は、支持手段62における後側のフレーム62aにローラ64の上方に位置して固定され、検査位置に到来した遊技盤10の左右方向(搬送方向)に沿って直線的に延在するように形成されている。実施例2の受容手段66は、球案内部材22の排出口23aに臨む底面を構成する傾斜部68と、この傾斜部68における左右方向に延在する前後の縁辺から夫々立設する前壁部68aおよび後壁部68bとから左右方向に延在する誘導通路69が形成される樋状の部材である。また傾斜部68は、遊技盤10の背面側において左右方向に一列に並ぶ排出口23aの開口位置に対応して、これら全ての排出口23aの下方に臨むように左右方向および前後方向の寸法が設定される。
前記受容手段66の前面(前壁部68aの前面)は、検査位置以外の部位に配置したローラ64における後側の鍔部材65の前後位置と同一直線上に位置するよう配設され、当該前面と前側の鍔部材65との前後方向の離間間隔が、遊技盤10の厚み寸法と略同一に設定されている。すなわち、前後一対の鍔部材65,65により前後方向の位置規制をされた状態で搬送された遊技盤10は、検査位置に到来すると受容手段66の前面と前側の鍔部材65とで前後方向の位置決めがなされるよう構成される。なお、受容手段66の後壁部68bは、球案内部材22の後側に位置すると共に、その上端が排出口23aの高さより上方に位置するように設定され、排出口23aから通出した遊技球Yが後側に流出しないようになっている。また、受容手段66の前壁部68aは、前側に遊技盤10が配置される都合上、後壁部68bより低く設定してもよく、しかも独立した前壁部68aは必須の構成ではなく、傾斜部68の前端縁を遊技盤10の背面に当接させて、当該遊技盤10の背面を誘導通路69を画成する前壁部として利用する構成であってもよい。
前記傾斜部68は、その前後幅、すなわち前壁部68aと後壁部68bとの前後の離間幅が、少なくとも遊技球Y1個分の寸法より広く設定され、これに加えて実施例2では、遊技球Y2個分より狭い寸法に設定されている。また傾斜部68は、受容手段66における左右方向の右端部(一端部)から左端部(他端部)に向けて下方傾斜するように形成され、受容手段66に受入れた遊技球Yは、遊技盤10の搬送方向前側から搬送方向後側へ向けて誘導される。すなわち、誘導通路69において遊技球Yは、前後の壁部68a,68bで規定されて複数個前後に並んで流下することはできないので、一列に整列した状態で当該誘導通路69を傾斜部68の傾斜により流下するよう構成される。なお、傾斜部68の前後方向の幅を、遊技球Y2個分の寸法より狭くするように設定したが、必ずしもこの寸法に限定されず、遊技球Yを適切に誘導し得るのであれば、遊技球Y2個分より幅広に設定してもよい。
前記受容手段66は、傾斜部68の傾斜上端に側壁部68cを立設して誘導通路69からの遊技球Yの流出が防止される一方、傾斜部68の傾斜下端が開放されて、傾斜部68の傾斜により誘導通路69に沿って案内された遊技球Yの受容手段66からの流出を許容する排出部66aが設けられている。この排出部66aは、検出手段70の配設位置より傾斜部68における傾斜下端側(図7参照)または検出手段70の遊技球検出位置に設けられ、検出手段70により検出した後の遊技球Yを、受容手段66から排出するようになっている。また、排出部66aは、搬送方向に隣り合う一対のローラ64,64間に空いた隙間Sに臨むように配置され、排出部66aから落下する遊技球Yが隙間Sを介して支持手段62の下方へ落下するよう構成される。
前記検出手段70は、受容手段66における傾斜部68の傾斜下端部であって、少なくとも球案内部材22における搬送方向最後部に位置する排出口23aより傾斜部68における傾斜下端側に設けられ、排出口23aから通出された全ての遊技球Yを検出し得るようになっている。すなわち全ての排出口23aが、検出手段70の配設位置より傾斜部68の傾斜上端側に位置するように、搬送されてきた遊技盤10が受容手段66の前側に配置された状態で支持手段62に保持される。具体的に検出手段70は、受容手段66の後壁部68bに、誘導通路69に臨んで配設され、実施例1と同様に種々の手段を用いることができるが、実施例2ではフォトセンサが採用されている。そして、誘導通路69に規制されて一列に並んで流下する遊技球Yが、検出手段70の前側を通過することで、検出手段70が1個ずつの遊技球Yを検出して、この検出信号が制御装置または報知手段72へ出力される。
前記報知手段72は、検査員が前側から視認可能な位置に設けられ、具体的には受容手段66における後壁部68bの左隅上方に立設されている。そして、検出手段70の検出結果に応じて、入力される情報または検出信号から生成される検出情報を報知するよう構成される。なお、実施例2の報知手段72において、表示項目や表示態様は実施例1と同様であるので、説明を省略する。また報知手段72は、図示しないスイッチの操作や、支持手段62により遊技盤10が検査位置から搬出されたり、新たな遊技盤10が検査位置に到来することに連動して、表示した情報がリセットされるようになっている。
前記支持手段62の下方には、受容手段66の排出部66aから落下する遊技球Yを回収する回収手段74が配設されている。この回収手段74は、所要量の遊技球Yを貯留し得るように設定された箱状体であって、少なくとも排出部66aに臨むローラ64,64間の隙間Sに対応して上方に開放する開口部が開設されている。
(実施例2の作用)
次に、実施例2に係る遊技球計数装置60の作用について、当該遊技球計数装置60による通出検査の手順に沿って説明する。なお、遊技盤10が検査位置に到来するに先立って、あるいは遊技盤10の検査位置への到来により報知手段72の表示はリセットされて、初期状態(検査開始状態)に戻っている。
前記支持手段62のローラ64に、遊技盤10を略垂直な起立姿勢で載置する。遊技盤10の下面は、ローラ64における一対の鍔部材65,65の間に臨むローラ本体64aに載置されると共に、遊技盤10の厚み寸法で離間する一対の鍔部材65,65により、該遊技盤10の下部が前後方向へ移動するのは規制される。ローラ64が回転駆動することで、遊技盤10は前後一対の鍔部材65,65により受容手段66に対する前後方向の位置を合わせたままで搬送される。そして、支持手段62の検査位置に到来すると遊技盤10が受容手段66の前面に整合した状態で停止されて、当該遊技盤10の下部が、背面側に位置する受容手段66により後側への移動が規制されると共に、ローラ64の前側に位置する鍔部材65により前側への移動が規制され、受容手段66に対する前後方向の位置決めがなされる。すなわち、支持手段62に載置された起立姿勢の遊技盤10は、搬送時または通出検査に際して前後方向に力が加わっても、前後の鍔部材65,65または受容手段66の前面と前側の鍔部材65とにより前後方向への移動が規制され、遊技盤10が倒れるのを防止して安定して支持し得る。
このように、遊技盤10を保持する支持手段62としてローラコンベアを採用することで、支持手段62が遊技盤10を搬入または搬出する移送手段としての役割を兼ねるから、検査位置への遊技盤10の搬入または搬出を簡単に行なうことができる。すなわち、手作業により遊技盤10を検査位置に取付けまたは取外す手間を省くことができ、検査員の負担を軽減し得ると共に、他に移送手段を設ける必要がないので、装置の省スペース化を図ることもできる。また、ローラ64の一対の鍔部材65,65および受容手段66の前面とこれに対応する前側の鍔部材65とにより、遊技盤10の搬入と共に検査位置における前後方向の位置決めがなされるので、遊技盤10の位置決めの手間を省くことができる。
前記検査位置の遊技盤10は、誘導部材としての球案内部材22における複数の排出口23aを、その前後位置が一直線上に左右方向に並んで開口するよう形成したから、通出される遊技球Yの前後の位置も規定されて、球案内部材22の排出口23aが受容手段66の直線的に延在する傾斜部68の上方に位置する。そして、遊技盤10における前側に臨む入賞装置14の入賞口14aに対して、検査員の手作業あるいは図示しない供給手段から所定数の遊技球Yを、予め定められた順序に従って通入させる。各入賞装置14に通入した遊技球Yは、入賞装置14の通路14b、通孔14cおよび案内通路23を経由して、遊技盤10の背面側に開口する排出口23aから通出されて、下方に延在する傾斜部68に落下する。
前記傾斜部68に落下した遊技球Yは、該傾斜部68の傾斜に誘導されて誘導通路69に沿って検出手段70へ向けて流下する。ここで受容手段66は、傾斜部68の前後に壁部68a,68bが立設しているから、遊技盤10から通出した遊技球Yがバウンドしても、壁部68a,68bに阻まれて外部に飛び出すことはない。このように遊技球計数装置60は、入賞装置14を介して遊技盤10の背面側に通出した遊技球Yを傾斜部68で受けると共に検出手段70へ向けて案内する構成であるから、検査員が遊技球Yを回収する手間を省くことができる。
前記前後の壁部68a,68bの離間幅を、遊技球Yが前後方向に2個並ばない寸法に設定してあるので、当該誘導通路69を流下する遊技球Yは、左右方向に沿って一列に整列した状態で流下する。そして遊技球Yは、傾斜部68の傾斜下端部に位置する検出手段70の前側を通過することで、当該検出手段70が1個ずつ遊技球Yの通過を検出する。このように、傾斜部68において、遊技球Yを1列に整列するようにしたから、検出手段70を遊技球Yが1個ずつ順次通過するので、傾斜部68における検出手段70近傍において詰まり難く、滞ることなく遊技球Yの迅速な検出を行ない得る。また、検出手段70において、遊技球Yを多重に検出したり、または検出しない誤検出を起こすことはなく、正確な通出検査を実施し得る。なお、検出手段70による遊技球Yの検出に基づく報知手段72の検出情報の報知態様は、実施例1と同様である。
前記検出手段70において、検出した遊技球Yの数や検査の適否等の各種情報が、前側から視認可能な報知手段72により検査員に報知されるから、検査員が遊技球Yの通出状態を目視で確認したり、回収した遊技球Yを数える煩雑な作業はなく、目視に頼らず入賞装置14における遊技球Yの通出検査を実施し得る。すなわち、遊技球Yの数え間違いも回避し得るので、より正確に通出検査を行ない得る。また、通出検査において異常を認めた場合は、支持手段62による遊技盤10の搬出を停止するよう設定することで、異常のある遊技盤10を見逃すことはない。しかも、遊技盤10の背面側に、制御基板やリアパック等の各種構成部材を取付けた状態であっても通出検査を実施し得るから、検査の自由度を高くし得る。このように、実施例2の遊技球計数装置60によれば、実施例1の遊技球計数装置30と同様に、検査員に負担をかけることなく、通出検査を効率よく実施し得る。
また、実施例2の遊技球計数装置60は、球案内部材22により遊技球Yの通出位置を規定したから、傾斜部68は少なくとも遊技球Y1個以上の前後幅を有していればよいので、受容手段66の小型化を図り得ると共に、傾斜部68における遊技球Yの流下経路を短くすることができ、検出手段70で遊技球が検出されるまでの時間を短縮し得る。すなわち、通出検査の更なる効率化を図ることができる。
前記検出手段70の前側を通過した遊技球Yは、受容手段66の排出部66aから放出され、隣り合うローラ64,64の隙間Sから下方へ落下して回収手段74に回収される。すなわち、検出手段70による検出を終えた遊技球Yは、回収手段74に回収されて、検出手段70の周辺で滞ることはなく、迅速に検査結果を得ることができる。また、検出された遊技球Yが、次に検出手段70を通過する遊技球Yの邪魔とならないので、検出手段70の誤検出を回避して正確な検査を実施し得る。しかも回収手段74は、支持手段62の下方に設けられるから、支持手段62に保持した遊技盤10や受容手段66等の他の部材と干渉することはなく、比較的大きく設定し得るから、回収する遊技球Yの許容数も大きく設定することができる。なお、受容手段66の排出部66aを、前側から視認し得る位置に配置すれば、検査員の目視による確認も併せて可能である。
(変更例)
実施例1または2では、遊技球計数装置30,60において遊技盤10を検査する場合について説明したが、変更例の遊技球計数装置80では、遊技盤10を組込んだ遊技機Pを検査する例を示す(図8参照)。また、変更例の遊技球計数装置80では、入賞装置14の入賞スイッチ15の動作確認も併せて実施し得るように構成される。なお、変更例の遊技球計数装置80の基本的な構成は、前述した実施例2と同様であるから、同一の部位または部材は同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。
変更例の誘導部材82は、縦樋状の部材であって、支持手段62の検査位置に保持した遊技盤10の背面側に設けられるようになっている。誘導部材82は、その下部が受容手段66の後壁部68bに固定され、その上部に設けた導入口82aが、検査位置に到来した遊技機Pにおける遊技盤10の入賞装置14に対応する通孔14cまたは球案内部材22の排出口23aに整合するよう構成される。また、誘導部材82には、導入口82aから通入した遊技球Yを通出する排出口82bが、その下端部に開設されている。この誘導部材82の排出口82bは、遊技盤10の左右方向に一直線上に並んで配置され、前後方向の位置が左右方向に直線的に延在する受容手段66の傾斜部68に臨む位置に開設されている。すなわち誘導部材82は、前後方向の異なる位置に開口する遊技盤10の通孔14cや球案内部材22の排出口23aから受入れた遊技球Yを、前後方向における略同一直線上から通出するように案内する。このように、受容手段66に誘導部材82を設けることで、遊技盤10の球案内部材22を受容手段66に合わせて形成する必要はなく、遊技盤10における設計の自由度が高くなる。
変更例の遊技球計数装置80は、通出検査を行なうのと同時に、入賞スイッチ15による遊技球Yの検出の適否を検査するための手段(入賞検査手段)として、賞球算出手段と第2報知手段とを備えている。ここで、賞球算出手段としては、遊技機Pに組付けられて、図柄表示装置等の各種装置を制御する前記制御手段PCが用いられ、電気的に接続された入賞スイッチ15が遊技球Yを検出すると、これに応じて所定数の賞球数を算出し得るように構成されている。また、第2報知手段としては、遊技盤10の前面側に設けた賞球残数表示部24が用いられ、制御手段PCの制御下に、各入賞装置14の賞球数や、全ての入賞装置14の総入賞数や検査の適否等の入賞情報を報知し得るようになっている。なお、賞球算出手段は、制御手段PCに限定されるものでなく、別に設けた手段を採用することができる。第2報知手段としても賞球残数表示部24ではなく、通出検査の検出情報を報知する報知手段72で兼用してもよく、この場合、検査員が報知手段72を参照するだけで、通出検査の検出情報および入賞検査情報の何れも確認することができる利点がある。
変更例に係る遊技球計数装置80による通出検査の手順は基本的に実施例2と同じであるから、入賞検査手段による入賞スイッチ15の検査についての手順および入賞検査手段の作用についてのみ説明する。各入賞装置14に入賞口14aから所定数の遊技球Yを通入すると、入賞装置14に設けられた入賞スイッチ15が遊技球Yを検出して、この検出信号が制御手段PCに入力される。制御手段PCは、入賞した入賞装置14の種類(始動入賞装置14A,特別入賞装置14B,普通入賞装置14C)等に応じた賞球数を算出し、この算出した賞球数等の入賞情報を、直接または払出制御手段(図示せず)を介して賞球残数表示部24に表示させる。そして検査員は、遊技機Pのスペックに応じた対応表を参照しながら、表示された入賞球数と、表示されるべき賞球数を対比し、これらが一致する場合は、入賞スイッチ15が適切に入賞装置14に通入した遊技球Yの通過を検出していることを確認し得る。これに対して、これらが一致しない場合には、入賞装置14の入賞スイッチ15が遊技球Yを検出していない、または検出していても検出信号が出力されていない等の不具合が発生していることを判断し得る。なお、入賞検査手段による検査は、入賞装置14毎に賞球数を確認しても、全ての入賞装置14に遊技球Yを通入した後に、合計の賞球数を確認しても、または適宜の入賞装置14のグループ毎に行なってもよい。
変更例の遊技球計数装置80は、入賞装置14の通出検査のみでなく、入賞装置14に受入れた遊技球Yについて、入賞スイッチ15が適切に検出するか否かも同時に検査を行なうことができ、検査工程全体として効率化を図ることができる。また、遊技機Pに取付けられている制御手段PCおよび賞球残数表示部24を、賞球算出手段および第2報知手段として利用する構成であるから、別にこれらの手段を設ける必要はなく、構成を簡易とすることができる。
(別の変更例)
前述した実施例1、実施例2および変更例は、以下の如く更に変更することも可能である。
(1)誘導部材として機能する球案内部材または誘導部材について、入賞装置に対応する複数の排出口から遊技球を夫々通出する構成を説明したが、誘導部材における複数の案内通路を1本に纏めることで、1箇所の排出口から各入賞装置に通入した遊技球を共通的に通出させる構成であってもよい。
(2)実施例1の支持手段は、受容手段の底面に設けて遊技盤または遊技機の下端を保持する構成を挙げたが、遊技盤または遊技機の上端を保持する移送手段を兼ねる構成であってもよい。この場合、傾斜部に支持手段が存在しないので、遊技球の誘導をより迅速に実施し得る。
(3)実施例1の傾斜部は、受容手段に受入れた遊技球を検出手段が設けられた一方向へ誘導し得る構成であれば、例えば受容手段の底面にすりばち状に傾斜部が設けられ、このすりばちの底部に検出手段を設ける構成や、一方に傾いて延在する溝に向けて傾斜が設けられる構成等の他の構成も採用し得る。
(4)実施例2の遊技球計数装置は、搬送手段でもある支持手段上に1つの受容手段を設ける構成であるが、搬送方向に複数の受容手段を設け、複数台の遊技盤または遊技機毎に通出検査を行なう構成も採用し得る。
(5)上端を背面側に偏倚するように若干の傾斜を付した状態で前枠に対し取付けられる遊技盤について通出検査を行なう場合は、当該遊技盤を支持手段において前枠への取付け時と同様に傾斜を付した状態で保持するようにしてもよい。これにより、遊技球計数装置による遊技球の通出検査を、遊技盤の使用状態と同じ条件で実施し得る。
(6)実施例1の傾斜路、実施例2および変更例の傾斜部について、その前後幅を傾斜上端部では遊技球2個分より幅広に設定すると共に、傾斜上端側から下端側に向かうにつれて徐々に狭くする構成あるいは検出手段の配設位置より傾斜上端側で前後幅を狭くする構成も採用し得る。このように、傾斜路および傾斜部における傾斜上端側を比較的幅広に設定することで、遊技球の更なる円滑な誘導を図り得る。また、傾斜路および傾斜部を、例えば検出手段の配設位置より傾斜上端側で遊技球1個ずつの通過を許容する前後幅に設定することで、検出手段へ向けて誘導する遊技球を1列に整列し得るから、検出手段において遊技球を正確に検出し得ると云う前述した作用効果も奏する。
(7)変更例の遊技球計数装置は、遊技盤に設けられた賞球残数表示部を第2報知手段として利用したが、遊技機の前枠等に設けた賞球残数表示部あるいは他の表示手段を、第2報知手段として用いてもよい。
なお、本発明に係る遊技球計数装置の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
(付記1)
前記受容手段(38)を、上方に開口する箱状に形成し、
前記傾斜部(40)を、
前記受容手段(38)の底面に形成されて、後側から前側へ向けて傾斜する傾斜面(41)と、
前記傾斜面(41)の傾斜下端側において左右方向に延在するように前記受容手段(38)の底面に立設され、左右方向の一方から他方に向けて前側に傾斜するガイド部材(42)と、
前記ガイド部材(42)の他方側に位置して前記傾斜面(41)の傾斜下端に接続するように前記受容手段(38)の底面に形成され、左右方向の一方に向けて下方傾斜する傾斜路(43)とから構成し、
前記傾斜路(43)における前後方向の幅を、遊技球(Y)1個分より広く、かつ2個分より狭い寸法に設定すると共に、該傾斜路(43)の傾斜下端部に、前記検出手段(46)を設けた請求項1記載の遊技球計数装置。
この構成によれば、受容手段に落下した遊技球を、傾斜面およびガイド部材により適切に誘導し得ると共に、傾斜路により一列に整列させて検出手段に導くから、検出手段において正確に遊技球を検出し得る。
(付記2)
前記ローラ(64)は、その外周面に径方向に突出して、該ローラ(64)の軸方向への前記遊技盤(10)または前記遊技機(P)の移動を規制する鍔部材(65)を備え、
前記支持手段(62)により搬送される前記遊技盤(10)または前記遊技機(P)が、前記受容手段(66)の前面と前記鍔部材(65)との間に位置決めされる請求項3記載の遊技球計数装置。
この構成によれば、支持手段により搬送されてきた遊技盤または遊技機は、受容手段の前面に位置決めされるので、検査における手間をより低減し得る。
本発明の好適な実施例1に係る遊技球計数装置を一部破断して示す概略斜視図である。 実施例1の遊技球計数装置を一部破断して示す正面図である。 実施例1の遊技球計数装置を示す平面図である。 実施例1の遊技球計数装置を示す縦断面図である。 実施例2に係る遊技球計数装置を示す概略斜視図である。 実施例2の遊技球計数装置を示す縦断面図である。 実施例2の遊技球計数装置を破断して示す背面図である。 変更例に係る遊技球計数装置を示す概略斜視図である。 遊技盤を組込んだ遊技機の一例を示す正面図である。
符号の説明
10 遊技盤
10a 盤面
14 入賞装置
15 入賞スイッチ
22 球案内部材(誘導部材)
23a 排出口
24 賞球残数表示部(第2報知手段)
32 支持手段
38 受容手段
40 傾斜部
46 検出手段
48 報知手段
62 支持手段
64 ローラ
66 受容手段
66a 排出部
68 傾斜部
70 検出手段
72 報知手段
74 回収手段
82 誘導部材
82b 排出口
P 遊技機
S 隙間
Y 遊技球
PC 制御手段(賞球算出手段)

Claims (4)

  1. 遊技盤の前面に取付けられ、遊技球の通過を検出する入賞スイッチを有する入賞装置を介して、遊技球が遊技盤の背面側から通出されるか否かを検査する遊技球計数装置において、
    前記遊技盤または遊技盤を組込んだ遊技機を、該遊技盤の前面が前向きとなる起立姿勢で保持する支持手段と、
    前記遊技盤の背面側より通出する遊技球を受容し、当該遊技球を一方向に向けて誘導する傾斜部を有する受容手段と、
    前記傾斜部における傾斜下端部に設けられ、当該傾斜下端部を通過する遊技球の有無を検出する検出手段と、
    前側から視認可能な位置に設けられ、前記検出手段による遊技球の検出結果に基づいて生成される遊技球数の情報を含む検査情報を報知する報知手段とから構成した
    ことを特徴とする遊技球計数装置。
  2. 前記遊技盤の背面側に、前記入賞装置に通入された遊技球を案内する誘導部材が設けられ、
    前記誘導部材における排出口の下方に、該排出口から通出する遊技球を受容する前記受容手段が、前記遊技盤の左右方向に直線的に延在するように設けられると共に、該受容手段の前後方向の幅は、遊技球1個分より広い間隔に設定され、
    前記傾斜部は、前記受容手段における左右方向の一端部から他端部に向けて傾斜するように形成され、
    前記排出口が、前記検出手段の配設位置より前記傾斜部の傾斜上端側に位置するように、前記遊技盤または前記遊技機が支持手段に保持される請求項1記載の遊技球計数装置。
  3. 前記支持手段を、前記遊技盤または前記遊技機の搬送方向に所要間隔離間して配設された複数のローラからなるローラコンベアで構成し、
    前記受容手段における遊技球の排出部を、搬送方向に隣り合うローラ間の隙間に配置し、
    前記支持手段の下方に配設した回収手段に、前記受容手段の排出部より排出されて前記隙間から落下する遊技球を回収するようにした請求項2記載の遊技球計数装置。
  4. 前側から視認可能な位置に設けられ、前記入賞スイッチによる遊技球の検出に応じて賞球数を算出する賞球算出手段からの入賞情報を報知する第2報知手段を備えている請求項1〜3の何れかに記載の遊技球計数装置。
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