JP4445649B2 - 復調方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は復調方式、特にスペクトラム拡散通信に用いられ、CW等のプリアンブルデータを含む連続フレームを用いる通信路で、FFT回路を任意のタイミングで使用する復調方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
斯かる復調方式の技術分野における従来の技術は、例えば特開平3−240317号公報の「デジタルPLL回路」(以下、第1従来技術という)および特開平5−227235号公報の「再同期復調装置」(以下、第2従来技術という)に開示されている。第1従来技術によると、入力信号を高速フーリエ変換(以下、FFTという)し、その周波数誤差を求め、PLL(位相ロックループ)のローパスフィルタの積分器にオフセットを加えることにより、入力信号の周波数が未知又は低S/N(信号対ノイズ比)の場合においても、PLLのプルインレンジを広げることができると記載されている。
【0003】
他方、第2従来技術によると、周期的に同期語を含むフレームを持つ通信路において、シャドウイング等のために瞬断し、その間に周波数が変動した場合でも、同期語が受信されるべき時刻において受信信号と同期語の相互相関を求める。その電力がある閾値を超えたとき、受信が回復したものとし、受信信号を逓倍した後フーリエ変換して得られる周波数スペクトラム中のピークを検出することにより周波数誤差を求める。これを搬送波再生器に設定し、更に相関器出力の位相から位相誤差を求める。これも搬送波再生器に設定することにより、同期の取れた出力を直ちに得ることができると記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術には、次の如き課題を有する。第1に、図1のフレームフォーマット例に示す如きCW(Carrier Wave:搬送波)、データおよびUWを含む連続フレームを、任意のタイミングでデータサンプリングし、FFTによって周波数軸へ変換する。そして、周波数スペクトラムの最大値から周波数誤差を求めた場合には、誤った周波数誤差情報を得ることがあった。その理由は、データ区間で入力信号をサンプリングした場合には、FFTで得られる周波数スペクトラムは拡散されているため、周波数スペクトラムの最大値からでは正確な受信周波数を求めることができないためである。また、得られた周波数誤差情報からは、どの区間でデータがサンプリングされたものであるか判別がつかないからである。
【0005】
第2に、CWおよびデータを含む連続フレームを用いる通信路において、任意のタイミングでデータサンプリングし、FFTを演算しようとする場合には、一般的にN逓倍回路やフレームパルス等の付加が必要となり、回路規模が増加することである。その理由は、CW区間とデータ区間両方でFFTを実行できるようにするためには、N逓倍回路等によりキャリアを再生する必要がある。また、別の方式としては、CW区間の位置が判るようにフレームに同期したパルスを出力し、そのタイミングに基づきCW区間のデータをサンプリングしなければならないためである。
【0006】
【発明の目的】
従って、本発明の目的は、上述した従来技術の課題を解消又は軽減する復調方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の復調方式は、無変調の搬送波(CW)およびデータを含む連続フレームを任意のタイミングでサンプリングし、高速フーリエ変換(FFT)で得た電力最大値から受信周波数誤差を求めるスペクトラム拡散通信の復調方式であって、 FFTで得た電力最大値とスレッショルドとの差分を求めることにより、CW区間で得られた周波数誤差情報のみを抜き出し、
スレッショルドは、逆拡散用相関器で得た相関値を電力に変換して求めた最大相関値に係数を乗算して求める。
【0008】
また、本発明の復調方式によると、受信IF信号を受けるバンドパスフィルタ(BPF)と、該BPFの出力およびシンセサイザの出力を受け、PchおよびQchベースバンド信号を再生する準同期検波器と、搬送周波数検出部と、PSK復調器とを備え、該PSK復調器から復調データを得る復調方式であって、
搬送周波数検出部は、PSK変調波を逆拡散された信号を記憶保持しFFTを行った後、電力へ変換して周波数スペクトラムの最大値を求め、受信信号の周波数誤差を検出するFFT回路と、相関器で得られた相関値を電力に変換し、最大値を得る最大値検出部と、この最大値に利得Kをかける乗算器と、この乗算器およびFFT回路の出力の差分を求める減算器とを備える。好適実施形態では、BPFおよび準同期検波器間にBPF帯域内のトータルパワーで利得制御するAGC回路を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による復調方式の好適実施形態の構成および動作を、添付図を参照して詳細に説明する。
【0010】
先ず、図1は、本発明による復調方式の好適実施形態の構成を示すブロック図である。この復調方式は、バンドパスフィルタ(BPF)1、AGC(自動利得制御回路)2、シンセサイザ3、準同期検波器4、相関器5、搬送周波数検出部12およびPSK(Phase Shift Keying:位相偏移)復調器6より構成される。BPF1に受信信号が入力され、PSK復調器6から復調データが出力される。また、搬送周波数検出部12は、FFT7、最大値検出器8、乗算器9、減算器10および利得制御器(利得K)11を含んでいる。
【0011】
次に、図1中の各構成要素の機能を説明する。BPF1は、受信信号入力として受信されたIF(中間周波数)信号を帯域制限する。AGC回路2は、BPF1の帯域内のキャリア(搬送波)とノイズを足し合わせた電力、即ちトータルパワーで自動利得制御を行う。シンセサイザ3は、受信IFの概略周波数を出力する。準同期検波器4は、シンセサイザ3の出力とAGC2の出力を複素演算し、準同期検波する。相関器5は、準同期検波器4の出力であるスペクトラム拡散されたPSK変調波を逆拡散し、各チップタイミング毎の相関値が得られる。PSK復調器6は、逆拡散された信号を復調する。FFT7は、逆拡散された信号をメモリーへ保持し、FFTを行った後、電力へ変換して最大値を求めることにより、受信信号の周波数誤差を検出する。最大値検出部8は、相関器5で得られた各チップタイミング毎の相関値を電力に変換し、その最大値を得る。乗算器9は、最大値検出部8で得られた最大値に利得制御器11の利得Kを掛ける。減算器10は、乗算器9の出力とFFT7の出力とを比較し差分を出力することにより、FFT7で得た周波数誤差情報が正しいか否か判断する。
【0012】
本発明の復調方式において、図7に示すフレームフォーマットのCW/データ区間をサンプリングし、FFT7によりFFT演算して求めた周波数スペクトラムは、CW区間の電力最大値がデータ区間の電力最大値より大きくなる性質を持つ。そこで、最大値検出器8で得られた最大相関値に基づき、予想されるCW電力最大値と変調波電力最大値との間に閾値を設定し、FFT7で得た電力最大値と閾値の差分を取ることにより、CW区間でサンプリングされた正確な周波数誤差情報のみを得ることができる。図2は、CW/データで得られるスペクトラム(固定閾値)を、C/N(Carrier to Noise Ratio)が高い場合(実線)および低い場合(点線)について示す。
【0013】
次に、図3および図4は、それぞれ図1に示すAGC回路2および準同期検波器(又は直交復調器)4の詳細構成を示すブロック図である。先ず、AGC回路2は、利得可変増幅器21、電力検出器22、減算器23、基準電力発生器24および積分器25により構成される。利得可変増幅器21には、図1に示すBPF1からの信号入力を受け、その出力が準同期検波器(又は直交復調器)4に入力され、更にその準同期検波出力が電力検出器22に入力される。電力検出器22は、準同期検波器4から得られるPchおよびQchのベースバンド信号の振幅を2乗して加算することにより電力を求める。この電力検出器22の出力電力と基準電力24とを減算器23で減算して、差信号を積分器25に入力し、その出力により利得可変増幅器21の利得を制御する。
【0014】
一方、図4に示す準同期検出器4は、図1に示すシンセサイザ3から入力信号を受ける90度位相シフタ42、それぞれこの90度位相シフタ42からの0度および+90度出力が入力され、AGC回路2の出力と乗算される1対の乗算器(ミキサ)41Aおよび41Bより構成される。これら乗算器41Aおよび41Bは、それぞれQchおよびPchそれぞれのベースバンド信号を再生する。
【0015】
入力された受信IF信号は、BPF1で帯域制限された後、AGC回路2にてBPF1の帯域内のトータルパワーでAGCを実施することにより準同期検波器4入力レベルの安定化を図る。図4に詳細構成を示す準同期検波器4で準同期検波されたベースバンド信号は、相関器5へ入力されると共に図3に示すAGC回路2の電力検出器22へ入力される。電力検出器22は、準同期検波器4からのPchおよびQch出力振幅を2乗し加算するにより電力を求める。求められた電力は、減算器23に入力され、基準電力24との差分を求める。基準電力24との差分は、積分器25で平滑化され、可変利得増幅器21にて利得の制御を行い、信号電力の安定化を図る。準同期検波器4では、受信周波数を発生するシンセサイザ3と受信IF信号を乗算器(ミキサ)41A、41Bでミキシング(混合)することにより準同期検波を行う。
【0016】
図4に示す準同期検波器4は、1対の乗算器(ミキサ)41A、41Bと90度位相シフタ42にて構成される。シンセサイザ3の出力は、90度位相シフタ42にて90度位相がずらされ、COS(余弦)又は+90度成分およびSIN(正弦)又は0度(同相)成分を生成する。これらの信号をAGC回路2の出力に乗算することによりPch、Qchそれぞれのベースバンド信号を再生する。
【0017】
次に、相関器5で逆拡散された信号は、PSK復調器6、最大値検出器8およびFFT7へ入力される。最大値検出器8は、相関器5で得られた各チップタイミング毎の相関値を、電力に変換し最大値を得る。PSK復調器6は、復調信号にてAGCを実行しつつ、クロック再生PLLの引き込み処理を行い、引き込み処理終了後キャリア再生を行うべくFFT7へ動作開始を命令する。FFT7は、それを受けて相関器5の出力をN個サンプリングしてメモリ(図示せず)にストアし、そのデータでFFT演算を行う。
【0018】
次に、図6のフローチャートを参照して説明する。受信信号と受信PNコードの相関を相関器5で計算する(ステップS1)。相関最大値を最大値検出器8で検出しメモリに保持する(ステップS2)。相関最大値XK(閾値又はスレッショルド)を算出する(ステップS3)。CLK(クロック)引き込み開始AGC動作を開始する(ステップS4)。CLK引き込み終了を判断する(ステップS5)。次に、FFT用データサンプリングを行う(ステップS6)。FFT7により後述の如くFFT演算を行う(ステップS7)。電力スペクトラムへ変換する(ステップS8)。電力スペクトラムの最大値を検出する(ステップS9)。次に、この最大値を減算器10により閾値(スレッショルド)と減算する(ステップS10)。この減算結果が正であれば、PSK復調器6へ周波数誤差を指示する(ステップS11)。そして、PSK復調器6でキャリア再生する(ステップS12)。もし、ステップS10減算結果が負であれば、上述したステップS6へ戻る。
【0019】
FFT演算は、離散フーリエ変換を高速に行うための計算アルゴリズムであり、定義式は離散フーリエ変換(DFT)と同じである。つまりFFT7は、DFT定義式の特性を利用し、計算回数を減らすよう工夫を行ったものであり、DFTとFFT7で求まる周波数スペクトラムは全く同じである。以下、FFT7の基本であるDFTの定義式および若干の説明を行う。N個サンプリングされた離散信号をXn(n=1、2、3、4、…、N)とすると、離散フーリエ変換は、次の(1)で定義される。
【数1】
Figure 0004445649
【0020】
また、DFTの周波数分解能Δfは、次の(2)で表される。
Δf=1/(Δt*N) [Hz] (2)
( 但しΔt:標本化間隔[S] )
1例として、サンプル数:N=128および標本化間隔:Δt=1/4800[S]のデータに対しDFTを行うとき、周波数分解能は、次の(3)で表される。
Δf=1/(Δt*N)
=1/(1/4800*128)
=37.5 [Hz] (3)
【0021】
このとき、離散フーリエ変換Xkのkと周波数の関係は、次の通りである。
kの値 周波数
k=0 0[Hz] (直流成分)
k=1 37.5[Hz]
k=2 75[Hz]
k=3 112.5[Hz]



【0022】
CW区間でサンプリングされた信号は、FFT7で周波数領域に変換し電力へ変換すると、正のライン成分となる。この場合には、最大電力を持つスペクトラムが受信信号の周波数となる。FFT7では、受信信号をN個サンプリングし、FFTを行うことにより、得られたスペクトラムを電力スペクトラムへ変換し、その最大値から周波数誤差を求めると共に最大電力を保持する。減算器10は、FFT7で得られた最大電力と、最大値検出器8で得られた最大値に乗算器9で利得制御器11の利得Kを掛けた値との差分を求める。
【0023】
図5の周波数(横軸)対電力(縦軸)のスペクトラム特性図に示す如く、変調波で得られる周波数スペクトラムは、CW(キャリア)を符号により拡散するため、変調波の最大電力はCWのそれに対し小さくなる性質がある。この性質を利用し、FFT7でサンプリングしたデータが、CW区間であるかデータ区間であるかを判別するために、CW電力最大値と変調波電力最大値との間に閾値を設ける。そして、減算器10にてFFT最大値と閾値との減算を行う。減算器10で得られた差分が正であるなら有効な周波数誤差データであり、負であるなら無効なデータとすることにより、CW区間でサンプルされたデータであるか否かを判別する。
【0024】
本発明で使用するAGC回路2を低C/Nで動作させ、C/Nを若干可変させた場合には、トータルパワーの大部分を占める雑音電力は略一定となり、キャリア電力のみC/Nに応じレベルが変動する。高C/Nにおいて、閾値が固定で周波数誤差情報の判別を行うと、図2に示す如く変調波も閾値を超えることがある。そこで、最大相関値に基づき閾値を計算し可変することにより、幅広い入力ダイナミックレンジを実現する(図5参照)。
【0025】
閾値は、最大値検出器8で得た最大電力に乗算器9により利得制御器11の利得Kを乗算して求める。閾値をCW最大値と変調波最大値との中間電力とすると、利得Kは次の(4)で求めることができる。
【数2】
Figure 0004445649
ここで、MAXfft:FFTで得られる最大値
MAXcorr:最大値検出器で得られる最大値
PWRcw:PWRcw=MAXfft
PWRden:PWRcw/SYMBOL RATE
である。
【0026】
以上より、FFT7で得られた電力最大値と閾値の差分を求めることにより、閾値固定では得られない幅広いC/Nで判別を行うことが可能となる。その後、得られた周波数誤差情報は、PSK復調器6に入力され、キャリア再生および復調を開始する。
【0027】
実施形態の構成に基づき上述した如く、相関器5の最大値を用い、FFT7で得られた最大電力に閾値を持たせることにより、図7に示すフレームフォーマットのCWおよびデータ区間を持つ連続なフレーム構成において、任意のタイミングでデータをサンプリングし、FFTを実施しても、正確に周波数誤差を求めることができる。
【0028】
以上、本発明による復調方式の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如く、本発明の復調方式によると、次の如き実用上顕著な効果が得られる。先ず、正確に周波数誤差を求めることができることである。 その理由は、相関器で得られた最大値を用いて、FFTで得られたピーク電力に閾値を設けることにより、CW区間から得られた結果であるか又はデータ区間から得られた結果であるかを判別できるからである。また、閾値を相関最大値から設定することにより、周波数誤差情報を幅広いC/Nで正確に求めることができるからである。
【0030】
次に、回路構成が非常に簡単である。その理由は、逓倍器やフレームパルスを必要とせず、自パネル内の簡単な回路構成により実現できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による復調方式の好適実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の復調方式におけるCW/データで得られるスペクトラム(閾値固定)を示す図である。
【図3】図1中のAGC回路の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】図1中の準同期検波器の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の復調方式におけるCW/データで得られるスペクトラム(閾値可変)を示す図である。
【図6】本発明による復調方式の動作を説明するフローチャートである。
【図7】フレームフォーマットの1例を示す図である。
【符号の説明】
1 BPF(帯域フィルタ)
2 AGC回路
21 利得可変増幅器
22 電力検出器
23、10 減算器
24 基準電力
25 積分器
3 シンセサイザ
4 準同期検波器
9、41A、41B 乗算器(ミキサ)
42 90度シフタ
5 相関器
6 PSK復調器
7 FFT(高速フーリエ変換)回路
8 最大値検出器
11 利得制御器
12 搬送周波数検出部

Claims (3)

  1. 無変調の搬送波(CW)およびデータを含む連続フレームを任意のタイミングでサンプリングし、高速フーリエ変換(FFT)で得た電力最大値から受信周波数誤差を求めるスペクトラム拡散通信の復調方式において、
    前記FFTで得た電力最大値とスレッショルドとの差分を求めることにより、前記CW区間で得られた周波数誤差情報のみを抜き出し、
    前記スレッショルドは、逆拡散用相関器で得た相関値を電力に変換して求めた最大相関値に係数を乗算して求める
    ことを特徴とする復調方式。
  2. 受信IF信号を受けるバンドパスフィルタ(BPF)と、該BPFの出力およびシンセサイザの出力を受け、PchおよびQchベースバンド信号を再生する準同期検波器と、搬送周波数検出部と、PSK復調器とを備え、該PSK復調器から復調データを得る復調方式において、
    前記搬送周波数検出部は、PSK変調波を逆拡散された信号を記憶保持しFFTを行った後、電力へ変換して周波数スペクトラムの最大値を求め、前記受信信号の周波数誤差を検出するFFT回路と、相関器で得られた相関値を電力に変換し、最大値を得る最大値検出部と、前記最大値に利得Kをかける乗算器と、該乗算器および前記FFT回路の出力の差分を求める減算器とを備えることを特徴とする復調方式。
  3. 前記BPFおよび前記準同期検波器間に前記BPF帯域内のトータルパワーで利得制御するAGC回路を含むことを特徴とする請求項に記載の復調方式。
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