JP4445143B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アナログ複写機、デジタル複写機、アナログカラー複写機、デジタルカラー複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
用紙などの記録材を搬送して電子写真方式などにより記録を行う画像形成装置の給紙搬送系は、一般的に以下に述べるような構成のものが知られている。
すなわち、積載された用紙を1枚ずつ送り出すための給紙手段と、該給紙手段から送り出された用紙をレジストローラ対まで搬送するためのレジ前搬送部と、レジストローラ対から送り出された用紙を画像転写部まで搬送し、画像を用紙上に転写するための転写ドラムと、用紙上に記録された画像を定着するための定着手段と、これらの装置内の全動作を制御するための制御手段等から構成されている。
【0003】
給紙手段の給紙トレイに積載された用紙が給紙ローラによって最上のものから順に1枚ずつ給紙され、レジストローラ対まで送られる。このときレジストローラ対はニップ部を形成した状態で停止されており、用紙先端が該レジストローラ対のニップ部に突き当たった後も僅かな時間だけ給紙ローラは搬送を継続する。この過剰送りにより用紙先端部にループ(以下、レジ前ループという)が形成され、該レジ前ループの圧力により用紙先端がニップラインに沿って揃えられる。これにより用紙の斜行が修正される。
かかる状態で、画像記録開始信号に同期してレジストローラ対が回転し、用紙を画像転写部へ送り出す。この所定のタイミング動作によって用紙の所定位置に画像を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、停止しているレジストローラ対に用紙先端が突き当たった後僅かな時間だけ給紙ローラを回転させ続け、用紙がレジ前ループを形成した状態から画像記録信号に同期してレジストローラ対を回転させるのであるが、用紙先端が毎回レジストローラ対の同じ位置に突き当たり、同じ圧力のレジ前ループが形成されるとは限らない。
また、レジストローラ対が回転を開始する際の用紙先端のスリップ量が毎回同じとは限らない。レジ前ループの形成状態によっては回転に伴って用紙先端がうまく挟持されない場合も起こり得る。
従って、バラツキの無い正確なレジスト合わせは困難であり、画像の位置ずれ等を来す場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、毎回の給紙動作においてバラツキの無い正確なレジスト合わせができ、画像品質の向上に寄与できる画像形成装置の提供を、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、記録材供給装置から搬送・供給された記録材をレジストローラ対により所定のタイミングで画像転写部へ送り、像担持体上に形成された可視像を上記画像転写部で記録材に転写する画像形成装置において、
上記レジストローラ対の記録材搬送方向下流に設けられ記録材を検知する記録材検知手段と、上記レジストローラ対のニップ圧を解除してニップ部を離間させるニップ圧解除手段と、上記記録材検知手段のさらに下流に設けられ、記録材の先端が突き当たる突き当て面を有するとともに該突き当て面が記録材の搬送路から退避可能な先端揃え手段と、上記レジストローラ対の記録材搬送方向上流に始端を有し上記突き当て面近傍に終端を有する搬送ガイド対と、を有し上記搬送ガイド対の上記始端側は間口が広くなるように設けられ、且つ、上記終端側は弾性力で接触し、ニップ圧解除中に、供給された記録材の先端が上記レジストローラ対を通過して上記記録材検知手段で検知されてから一定時間後に記録材の搬送を停止して上記突き当て面に上記先端を突き当て、その後上記レジストローラ対を加圧し、上記突き当て面を搬送路から退避させた後に、記録材を上記レジストローラ対により上記所定のタイミングで上記画像転写部へ送る、という構成を採っている。
【0007】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記先端揃え手段が、記録材の搬送方向と直交する幅方向に延びる回転軸と、該回転軸に一体に設けられ上記突き当て面を有する突き当て板と、上記回転軸を駆動する駆動手段とを有する、という構成を採っている。
【0008】
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記搬送ガイド対が、上記記録材の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて複数設けられている、という構成を採っている。
【0009】
請求項4記載の発明では、請求項3記載の画像形成装置において、上記搬送ガイド対の夫々の間に上記先端揃え手段が設けられている、という構成を採っている。
【0010】
請求項5記載の発明では、請求項1乃至4のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記レジストローラ対が、上記記録材の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて設けられた複数のローラから構成されている、という構成を採っている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて画像形成装置としてのデジタルカラー複写機の概略構成及び動作を説明する。該複写機は、記録材としての用紙上に、像担持体としての4つの感光体ドラムから複数の異なる色の画像を重ね合わせて転写することによりカラー画像を得るものである。
図示しない電源スイッチがオンされ、且つ、コンタクトガラス1上に原稿2がセットされた状態でコピースタートキー3が押下されると、コピー動作がスタートする。このコピー動作においては、まず、読み取り光Lを発する2つのランプ4が、移動ミラー5及び2つの反射器6と共に、図示しない駆動系によって駆動され、図中右方向への移動を開始する。また、図示しない駆動系によって、移動ミラー7、8が駆動されて移動ミラー5の1/2の速度で動方向への移動を開始する。
【0015】
2つのランプ4から発せられた読み取り光Lは、直接あるいは2つの反射器6を介してコンタクトガラス1上の原稿2を照射しながら図中右方向に移動する。そして、原稿2、移動ミラー5、7、8上で順次反射してレンズ9を透過する。さらに、ダイクロイックミラー10内に進入して3原色毎に分解される。この色分解によって得られたブルー光、グリーン光、レッド光は、それぞれCCD11B,11G,11R上で青分解画像、緑分解画像、赤分解画像を結像する。
CCD11B,11G,11Rは、それぞれ結像された分解画像の光量に応じた電圧値の信号を出力する。
【0016】
図2は、該複写機の画像信号の流れを示すブロック図である。図において、CCD11B,11G,11Rからの微小な出力信号は、それぞれ増幅・A/D変換回路12B、12G、12R内で1画素毎に増幅された後、アナログ信号から例えば8ビットのデジタル信号に変換される。これらデジタル信号は、それぞれブロック発生回路13からのクロック信号14に同期して、同期メモリー15B、15G、15Rに一時的に格納されて画像信号となる。同期メモリー15B、15G、15Rに格納されたこれら青、緑、赤の画像信号は、それぞれ同じ領域の画像を合成し得るようなタイミングで画像処理ユニット16に送られる。
【0017】
画像処理ユニット16は、送られてくるこれら青、緑、赤の画像信号に対して、公知のγ補正回路、マスキング処理回路、UCR処理回路によって、γ補正、色濁り除去、下色除去補正、ブラック信号取り出し等の処理を施して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号を得る。そして、これらイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、これらを各色ともいう)の画像信号を、レーザードライバー回路18Y,18M,18C,18Kに送る。
これらレーザードライバー回路18Y,18M,18C,18Kは、受信した各色の画像信号の大きさに応じて、これらに1画素毎の時間変調処理を施して、半導体レーザーをそれぞれ出射する画像露光用レーザー出射装置19Y,19M,19C,19Kを駆動する。この駆動により、画像露光用レーザー出射装置19Y,19M,19C,19Kからレーザー光20Y,20M,20C,20Kが発せられ、図1に示す、後述する画像形成手段としての画像形成部33Y,33M,33C,33Kに送られる。
【0018】
上記4つの画像形成部33Y,33M,33C,33Kにおいて、使用されるトナーの色以外の構成についてはほぼ同様であるので、図中最も右側に位置するイエロー画像形成部33Yを例にして該構成を説明する。なお、他の画像形成部の構造については、対応する部材の符号として、イエロー画像形成部33Yにおける符号と同じ数字にM,C,Kの添字を付した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0019】
図1に示すように、イエロー画像形成部33Yにおいて、上述のレーザー光20Yは、スキャナーモータ25Yによって回転駆動されているポリゴンミラー24Y上で反射する。反射したレーザー光20Yは等速で走査し得るような光学的補正処理がf・θレンズ77Yによって施される。
この光学的補正処理によって変調された書き込み光26Yは、図示しない駆動系によって図中時計回り方向に回転駆動される像担持体としての感光体ドラム27Yの表面をこの回転方向と直交する方向に走査する。
感光体ドラム27Y上の光書き込み開始位置よりもポリゴンミラー24Yの回転方向の約11mm上流側には、図示しないB.Dセンサ(フォトセンサ)が配設されており、ポリゴンミラー24Yの回転に伴って書き込み光26Yを検知すると、図示しない制御回路に向けてB.D信号を発信する。
【0020】
感光体ドラム27Yの周囲には、該感光体ドラム27Yの表面を一様に帯電する帯電装置28Y、現像装置29Y、除電ランプ30Y、転写電極31Y、クリーニング装置32Y等が配設されている。上述の画像露光用レーザー出射装置19Y、帯電装置28Y、現像装置29Yにより、感光体ドラム27Y上にトナー像を形成するトナー像形成手段が構成されている。
回転駆動に伴って帯電装置28Yとの対向位置まで移動した感光体ドラム27Yの表面は、この帯電装置28Yによって一様に帯電された後、ポリゴンミラー24Yとの対向位置まで移動する。この対向位置で上述の書き込み光26Yが照射され、書き込み光26Yの表面にイエローの静電潜像が形成される。このイエローの静電潜像には、感光体ドラム27Yの回転に伴って現像装置29Yとの対向位置である現像位置まで移動すると、現像装置29Yから移動してくるイエロートナーが付着し、イエロートナー像として可視像化(現像)される。なお、現像剤としてイエロートナーを使用する現像装置29Yは、いわゆる磁気ブレード方式によってイエロートナーをイエローの静電潜像に付着させる。
【0021】
イエロートナー像に現像された感光体ドラム27Yの表面は、除電ランプ30Yとの対向位置を通過する際に上記イエローの静電潜像の電荷がディスチャージされた後、転写電極31Yとの対向位置である転写位置(画像転写部)まで移動する。
複写機本体の下側には、モータ52(図3参照)によって反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ35と従動ローラ34とに張架された搬送ベルト36が配設されている。図中反時計回り方向に回転するこの搬送ベルト36は、その回転経路が各色の画像形成部33Y,33M,33C,33Kの各転写位置を経由するようになっている。
【0022】
図1に示すように、搬送ベルト36の右方には、記録材供給装置としての給紙装置54と、該給紙装置54から給紙された用紙50を所定のタイミングで上記転写位置へ送るレジストローラ対38と、用紙50を検知する記録材検知手段としてのレジストセンサ39と、用紙50の先端を揃える先端揃え手段56等が設けられている(請求項2)。
【0023】
該搬送ベルト36の右方構成を、図4及び図5に基づいて詳細に説明する。給紙装置54は、用紙50が積載状態に収容される給紙カセット44と、用紙50をその最上のものから順に1枚ずつ給紙する給紙ローラ43等を有している。
レジストローラ対38はニップ圧解除手段58によりニップ圧を解除してニップ部を離間できるようになっている。ニップ圧解除手段58は、図示しない装置側板に固定された支軸42と、該支軸42に中央部を回動自在に支持されるとともに一端側がレジストローラ対38の上部回転軸38aに回転自在に支持されたレバー41と、該レバー41の他端側にその可動ロッドが係止された駆動手段としてのソレノイド40を有している。
レジストローラ対38は、図5に示すように、モータ60によって回転駆動される。モータ60の回転軸には駆動ギヤ62が固定されており、該駆動ギヤ62はレジストローラ対38の下部回転軸38bの端部に固定されたギヤ64に噛み合っている。ギヤ64は上部回転軸38aの端部に固定されたギヤ66に噛み合っており、モータ60の回転力が伝達される。
【0024】
また、レジストローラ対38は、上下共に、用紙50の搬送方向と直交する用紙幅方向に間隔をおいて設けられた複数の小幅のローラ38cから構成されている。
図5では省略しているが、ニップ圧解除手段58はレジストローラ対38の両側に設けられており、ソレノイド40がオンの場合にはレジストローラ対38はニップ部が離間するように開く。オフの場合には図示しないスプリングと自重によって加圧状態となり、ニップ部が形成される。
レジストセンサ39は、レジストローラ対38の用紙搬送方向下流に設けられており、発光ダイオード39aと、受光素子39bを有している。
【0025】
先端揃え手段56は、用紙50の搬送方向と直交する用紙幅方向に延びる回転軸70と、該回転軸70に一体に設けられた2枚のL字状の突き当て板49,49と、該回転軸70を駆動する駆動手段としてのソレノイド46を有している。
回転軸70にはレバー47の一端部が固定されており、該レバー47の他端部にはソレノイド46の可動ロッドが係止されている。図5では省略しているが、該回転軸70の駆動構成も回転軸70の両側に設けられている。
突き当て板49は、一端側を回転軸70に固定されたベース49aと、該ベース49aの用紙搬送方向先端から上方に立ち上がる突き当て面49bを有している。突き当て面49bは、レジストセンサ39のさらに下流側に位置している。
ソレノイド46がオフの場合には突き当て面49bが用紙50の搬送路を塞ぎ、オンの場合には突き当て面49bが搬送路から退避する。
【0026】
また、用紙の搬送方向と直交する用紙幅方向に間隔をおいて、3つの搬送ガイド対48が設けられている。各搬送ガイド対48は、上部ガイド48aと下部ガイド48bを有しており、レジストローラ対38の用紙搬送方向上流に始端を有し突き当て面49b近傍に終端を有するように構成されている。また、各搬送ガイド対48は、始端側の間口が広く且つ終端側の間口が狭くなるように設けられている。
さらに具体的に説明すると、上部ガイド48aと下部ガイド48bは、終端側に向かって弾性力で接触するように設けられており、用紙50をその表裏両面側から挟み込んで搬送の際に該用紙50に制動作用(ブレーキ作用)を与えるようになっている。
【0027】
次に、上記構成における給紙動作を説明する。
図6は給紙前の状態を示している。この状態では、ニップ圧解除手段58のソレノイド40はオンでレジストローラ対38はそのニップ部が開いている。また、先端揃え手段56のソレノイド46はオフで突き当て面49bが用紙50の搬送路を塞いでいる。
図示しない制御手段により給紙指令が出されると、図7に示すように、給紙ローラ43が図示しないモータで回転駆動され、最上の用紙50が1枚分離給紙される。送り出された用紙50は、ニップ部が開いた状態にあるレジストローラ対38の間を通り、搬送ガイド対48を押し分けながら通過する。用紙50の先端がレジストセンサ39で検知されてから一定時間後に給紙ローラ43が停止される。
【0028】
ここでの「一定時間」は、用紙50の先端の一部のみが突き当て面49bに突き当たる時間ではなく、用紙50の先端がその幅方向全体に亘って突き当て面49bに沿う状態となるまでの時間である。従来と同様に、過剰送りを行う。
レジストローラ対38から突き当て面49bまでの間において、用紙50は搬送ガイド対48により挟まれるので、ほぼ直線状に保持される。
従って、従来における過剰送りによるループは、従来と同様に、レジストローラ対38の用紙搬送方向上流にレジ前ループ50aとして形成される。換言すれば、レジストローラ対38の用紙搬送方向下流では用紙50の斜行が修正された状態となる。
【0029】
上記一定時間が経過すると、図8に示すように、ニップ圧解除手段58のソレノイド40がオフし、図示しないスプリングと自重によってレジストローラ対38は加圧状態となる。
レジストローラ対38が用紙50を挟持した後、図9に示すように、先端揃え手段56のソレノイド46がオンし、突き当て面49bが用紙50の搬送路から退避する。
【0030】
転写位置近くまで移動した感光体ドラム27Y上のイエロートナー像は、図4に示すように、該トナー像とタイミングを合わせてレジストローラ対38により搬送された用紙50と接触し、転写電極31Yにより搬送ベルト36に印加された高電圧の転写バイアスにより、用紙50上に転写される。
転写位置を通過した感光体ドラム27Yの表面は、クリーニング装置32Yとの対向位置を通過する際に、用紙50上に転写されなかった残留トナーが掻き落とされる。そして再び帯電装置28Yとの対向位置まで移動し、一様に帯電されて次の画像形成工程に移行する。
【0031】
他の画像形成部33M,33C,33Kは、上記画像形成部33Yと同様に作像動作を行うことによって各感光体ドラム27M,27C,27K上にマゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が形成され、搬送ベルト36上の用紙50に転写電極31M,31C,31Kにより、イエロートナー像とともに互いに重ねあわせるように転写され、フルカラー画像となる。また、搬送ベルト36上の用紙50は、トナー像の転写後に、定着装置37内の加圧ローラ37aと加熱ローラ37bとの間に搬送されて該フルカラー画像の定着処理がなされた後、機外へと排出される。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、レジストローラ対の回転開始時のスリップが無く、画像転写部へ向けたバラツキの無い送り出しを得ることができる。
【0033】
本発明によれば、レジストローラ対の回転開始時のスリップが無く、バラツキの無い正確なレジスト合わせができ、画像品質の向上に寄与できる。
【0034】
本発明によれば、簡易な構成及び小さな駆動力で記録材の先端の突き合わせ修正(斜めずれ修正)ができる。
【0035】
本発明によれば、過剰送りによるループがレジストローラ対の下流側にできることを回避することができる。
【0037】
本発明によれば、過剰送りによるループがレジストローラ対の下流側にできることを高精度に回避することができる。
【0038】
本発明によれば、単板の対で構成する場合に比べて、過剰送りによるループがレジストローラ対の下流側にできることを回避することを、低い材料コストで効率的にできる。
【0039】
本発明によれば、一連の単ローラ構成に比べて、所定のタイミングに基づいた記録材の挟持・搬送機能を低い材料コストで効率的にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのカラー複写機の概要正面図である。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】画像形成部の斜視図である。
【図4】記録材供給装置としての給紙装置周辺の概要正面図である。
【図5】レジストローラ対周辺の概要斜視図である。
【図6】レジストローラ対周辺の概要正面図で、給紙前の状態を示す図である。
【図7】レジストローラ対周辺の概要正面図で、給紙して記録材の先端合わせをしている状態を示す図である。
【図8】レジストローラ対周辺の概要正面図で、給紙して記録材の先端合わせをした後、レジストローラ対を加圧した状態を示す図である。
【図9】レジストローラ対周辺の概要正面図で、給紙して記録材の先端合わせをした後、レジストローラ対を加圧し、その後突き当て面を記録材の搬送路から退避させた状態を示す図である。
【符号の説明】
27Y,27M,27C,27K 像担持体としての感光体ドラム
38 レジストローラ対
39 記録材検知手段
46 駆動手段としてのソレノイド
48 搬送ガイド対
49a 突き当て板
49b 突き当て面
50 記録材としての用紙
54 記録材供給装置としての給紙装置
56 先端揃え手段
58 ニップ圧解除手段
70 回転軸
Claims (5)
- 記録材供給装置から搬送・供給された記録材をレジストローラ対により所定のタイミングで画像転写部へ送り、像担持体上に形成された可視像を上記画像転写部で記録材に転写する画像形成装置において、
上記レジストローラ対の記録材搬送方向下流に設けられ記録材を検知する記録材検知手段と、上記レジストローラ対のニップ圧を解除してニップ部を離間させるニップ圧解除手段と、上記記録材検知手段のさらに下流に設けられ、記録材の先端が突き当たる突き当て面を有するとともに該突き当て面が記録材の搬送路から退避可能な先端揃え手段と、上記レジストローラ対の記録材搬送方向上流に始端を有し上記突き当て面近傍に終端を有する搬送ガイド対と、を有し
上記搬送ガイド対の上記始端側は間口が広くなるように設けられ、且つ、上記終端側は弾性力で接触し、
ニップ圧解除中に、供給された記録材の先端が上記レジストローラ対を通過して上記記録材検知手段で検知されてから一定時間後に記録材の搬送を停止して上記突き当て面に上記先端を突き当て、その後上記レジストローラ対を加圧し、上記突き当て面を搬送路から退避させた後に、記録材を上記レジストローラ対により上記所定のタイミングで上記画像転写部へ送ることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記先端揃え手段が、記録材の搬送方向と直交する幅方向に延びる回転軸と、該回転軸に一体に設けられ上記突き当て面を有する突き当て板と、上記回転軸を駆動する駆動手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記搬送ガイド対が、上記記録材の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
上記搬送ガイド対の夫々の間に上記先端揃え手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のうちの一つに記載の画像形成装置において、
上記レジストローラ対が、上記記録材の搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて設けられた複数のローラから構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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