JP4444952B2 - ポリ(アリーレンビニレン)の合成中の分子量の制御のための方法およびそれにより製造されるポリマー - Google Patents
ポリ(アリーレンビニレン)の合成中の分子量の制御のための方法およびそれにより製造されるポリマー Download PDFInfo
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Description
Arylは、それぞれの場合に同一もしくは異なり、2〜40個の炭素原子を有し、R1 ラジカルにより置換され得るか、または置換され得ない芳香族またはヘテロ芳香族環系かまたはR1 置換されるかまたは置換されないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRは、それらの間に偶数の芳香族原子が存在するような方式で配置され、アリールおよびヘテロアリール系もまたより大きな縮合芳香族環系の部分となり得、可能な置換基R1 は、潜在的にいずれかのフリー位置に存在し得るものであり、
Rは、それぞれの場合に同一または異なり、1〜40炭素原子を有し、直鎖、分岐鎖または環状であり得、およびまた1以上のR1 ラジカルによっても置換され得るかまたは置換され得ないアルキル鎖であり、その中で、1以上の非隣接炭素原子はまた、−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−、によっても置換され得るものであり、1以上の水素原子もまた、フッ素、2〜40個の炭素原子を有し、R1 により置換され得るか置換され得ない芳香族またはヘテロ芳香族環系、R1 置換されているか置換されていないスチルベニルまたはトラニル単位、−Si(R2 )3 、−N(R2 )2 、−OR2 またはそれらの系の組み合わせであり、アリールおよびヘテロアリール系もまたより大きな縮合芳香族環系の部分でもあり得、可能な置換基は潜在的にいずれのフリー位置にも存在し得るものであり得、
Xは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネートまたはアリールスルホネートであり、
Yは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネート、アリールスルホネート、−S(O)−R2 またはR1 であり、
R1 は、それぞれの場合に同一または異なり、1個〜40個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖または環状アルキル鎖であって、その中で、1以上の非隣接炭素原子はまた−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−によってもまた置換され得るものであり、1以上の水素原子は、フッ素、2〜40個の炭素原子を有し、1以上の非芳香族R1 ラジカル、置換されているか置換されていないビニル基、またはCl、F、CN、N(R2 )2 、B(R2 )2 によってもまた置換され得る芳香族またはヘテロ芳香族環系またはそれらの系の組み合わせにより置換され得るものであり、アリールおよびヘテロアリール系もまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基は、潜在的に、いずれかフリー位置に存在し得るものであり、2以上のR1 ラジカルもまたたがいに環系を形成し得るものであり、
R2 は、それぞれの場合に同一または異なり、H、1〜22個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖または環状アルキル鎖であり、その中で1以上の非隣接炭素原子もまた−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−O−により置換され得るものであり、1以上の水素原子もまたフッ素、2〜40個の炭素原子を有し、また、1以上の非芳香族R1 により置換され得るアリールまたはヘテロアリール系である。)の1以上の化合物の存在下で実施されることを特徴とする方法を提供する。
Xは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネートまたはアリールスルホネートであり、
Zは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネート、アリールスルホネートまたはS(O)R2 である)の化合物である。
(式中、記号は、
Arylは、それぞれの場合に同一または異なり、2〜40炭素原子を有し、4までの置換基R1 により置換されてもよいかもしくは置換されない二価芳香族環系、またはR1 置換されているか置換されていないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRは、それらの間に偶数の芳香族原子が存在するような方式で配列され、アリール系は、より大きな縮合芳香族環系の部分でもあり得、可能な置換基R1 は、潜在的にはいずれかフリー位置に存在し得るものであり、
Rは、上記定義の通りであり、
Xは、それぞれの場合に同一かまたは異なり、Cl、Br、Iであり、
Yは、上記定義の通りであり、
R1 、R2 はそれぞれ上記定義の通りである)の化合物を選択することが好ましい。
Arylは、同一または異なり、2〜20炭素原子を有し、0〜4置換基R1 により置換されていてもよいか、もしくは置換されない二価芳香族環系、またはR1 置換されているかまたは置換されていないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRは、それらの間のアリール単位の芳香族原子の数が4の倍数であるような方式で配列され、Aryl系は、より大きな縮合芳香族環系の部分でもあり得、可能な置換基R1 は、潜在的にいずれかフリー位置に存在し得るものであり、
Rは、それぞれの場合に同一または異なり、1〜20炭素原子を有するアルキル鎖であり、ここで、それがCHX基またはCHY基に結合する炭素原子は、水素原子を有さず、それは、直鎖、分岐鎖または環状であり、また、R1 により置換されてもよいかまたは置換されず、ここで、1以上の非隣接炭素原子は、また−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−によっても置換されていてもよく、1以上の水素原子はまたフッ素により置換されてもよく、または2〜20個の炭素原子を有し、1以上の非芳香族R1 基によって置換されていてもよい芳香族またはヘテロ芳香族環系、または−Si(R3 )3 、−N(R2 )2 、−OR2であり、アリールおよびヘテロアリール系はまた、より大きな縮合芳香族環系の部分でもあり得、可能な置換基は、潜在的には、いずれかフリー位置に存在し得るものであり、
Xは、それぞれの場合に同一または異なり、ClまたはBrであり、
Yは、それぞれの場合に、同一または異なり、Cl、Brまたは−S(O)R2 であり、
R1 、R2 はそれぞれ上記定義の通りである)が特に好ましい。
式(I)の本発明の添加物(IA)の合成
化合物の確認は、 1H NMR分光分析により行った。純度は、HPLC測定によりチェックした。
初めに、コンデンサー、内部の温度計およびマグネティックスターラーを備えた4リットル四つ首フラスコに、窒素の下で、233.3g(2.85mol)の酢酸ナトリウム、145.5g(1.43mol)の無水酢酸および2000mlの氷酢酸と混合された324.6g(0.95mol)の2,5−ビス(クロロメチル)−1−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−4−メトキシベンゼンを装填する。その白色懸濁液を90℃に加熱した。まず、透明な溶液が生成し、次いで、白色沈殿が生成した。90℃で2時間後、1500mlの酢酸をロータリーエバポレーターにより除去した。残渣を1500mlの水と混合した。獲得されたワックス状生成物を1000mlのヘキサンを加えることにより溶解した。その相を分離し、水相を2×300mlのヘキサンにより抽出した。いっしょにされた有機相を、1×500mlの水により洗浄し、Na2 SO4 により乾燥させ、溶媒を減圧下で除去した。370g(理論値の96%)の黄色のオイルを獲得し、それは、冷凍庫の中でワックス状の固体となった。粗生成物を、更なる精製または特徴決定をすることなく次の段階のために直接用いた。
コンデンサーおよび高精度ガラス攪拌子を備える3リットル四つ首フラスコ中で、144.9g(3.62mol)の水酸化ナトリウムを1800mlのエタノール中に溶解した。370g(0.91mol)の2,5−ビス(アセトキシメチル)−1−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−4−メチルベンゼンの添加後、混合物を室温で3時間、そして45℃で2.5時間攪拌した。混合物を2000mlの水に注ぎ、形成された固体をろ過し、水で3時間攪拌し、再びろ過した。母液から第2の画分を獲得し、それを同様に水で3回攪拌した。2つの組み合わせられた画分を0.5時間室温でヘキサンにより攪拌し、ろ過し、乾燥した。183.8gの白色粉末を獲得し、それを、更なるワークアップおよび更なる特徴決定なしに次の段階で直接用いた。
まず、コンデンサー、高精度ガラス攪拌子、内部温度計および滴下ろうとを備える4リットル四つ首フラスコに176.8g(1.39mol)の塩化オキサリルおよび450mlのジクロロメタンを装填し、−50℃に冷却した。これに、450mlのジクロロメタン中の253.5g(3.43mol)のDMSOの溶液を45分以内で滴下して加えた。混合物をさらに30分間攪拌した。次いで、500mlのジクロロメタン中の183.8g(0.57mol)の2,5−ビス(ヒドロキシメチル)−1−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−4−メトキシベンゼンの溶液を2.5時間にわたって滴下して加えた。100mlの添加後、白色沈殿が形成された。400mlの溶液の添加後、さらに、500mlのジクロロメタンを添加した。添加を完了させた後、混合物をさらに15分間攪拌し、次いで、151.8g(1.5mol)のトリエチルアミンを1時間以内に滴下して加えた。混合物を、夜間をかけて室温となるようにさせ、次いで、1500mlの水を加え、混合物を0.5時間攪拌した。相を分離し、水相を2×300mlの水により抽出した。いっしょにされた有機相を1×500mlの水により洗浄し、Na2 SO4 により乾燥させ、溶媒を減圧下で除去した。175.6g(理論値の58%)の生成物を獲得し、それを更なる精製および更なる特徴決定なしに次の段階のために用いた。
高精度ガラス攪拌子、還流コンデンサーおよび2つの滴下ろうとを備える6リットル四つ首フラスコに、まず、26.7g(1.1mol)のマグネシウム粉砕物(turning)を装填した。装置をアルゴンの下でベークアウト(bake out)した。室温で、10mlの無水THFおよび数個のヨウ素結晶を加え、混合物を簡潔に攪拌した。続いて、数mlのブロモベンゼンを攪拌されていない溶液に滴下して加え、滴下により添加している部分に温熱空気ブロワーにより簡潔に加熱する。反応の開始の後、215g(1.37mol)のブロモベンゼンの全体(すでに加えられた量を含む)を45分以内で滴下して加えた。同時に、490mlの無水THFを加えた。滴下による添加の後、混合物を1.5時間還流下で攪拌した。続いて、600mlの無水THF中の175.6g(0.55mol)の2−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−5−メトキシテレフタルアルデヒドの溶液を氷冷しながら滴下して加えた。半分を添加して後、生成したゲルを3000mlの蒸留されたトルエンと混合し、70℃に加熱して溶解した。室温に冷却した後、テレフタルアルデヒドの残留溶液を滴下して加え、粘性のある溶液を70℃でさらに4時間攪拌した。反応混合物を、40mlの濃H2 SO4 を有する4000mlの氷水に攪拌しながら入れた。相を分離し、水相を1×500mlの酢酸エチルにより抽出した。いっしょにされた有機相を1×300mlの水により洗浄し、Na2 SO4 により乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を室温で2回、50℃で1回、n−ヘキサンにより攪拌し、ろ過した。更なる精製を、65℃でヘキサン中で、粗生成物を溶融することによりもたらした。この操作がさらに3回行われ、157.1g(理論値の60%)を超える生成物を95%純度で獲得し、それが更なる合成のために直接用いられた。NMR(CDCl3 ):7.38−7.44(m,4H)、7.24−7.35(m,6H)、7.09−9.12(m,1H)、7.04−7.07(m,1H)、6.54−6.57(m,2H,C(OH)H)、3.85−3.95(m,2H,OCH2 )、3.76+3.77(2×s,3H,OCH3 )、0.83−1.69(m,19H)。
高精度ガラス攪拌子、コンデンサー、滴下ろうと、温度計および2つの洗浄ビン(一方は空であり、一方は15%水酸化ナトリウム溶液を含む)を備える2リットル四つ首フラスコの中に、156g(0,327mol)の2,5−ビス(フェニルヒドロキシメチル)−1−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−4−メトキシベンゼンを600mlのヘキサン中でスラリー化し、1mlのピリジンと混合した。これに、室温で155.7g(1.31mol)の塩化チオニルを滴下してゆっくり加えた。混合物を室温で15時間、還流下で2.5時間攪拌した。ワークアップのために、反応混合物を室温で攪拌し、400mlの飽和NaHCO3 溶液とともに攪拌し、夜間攪拌した。相を分離し、水相を1×200mlのヘキサンにより抽出した。いっしょにされた有機相を1×200mlの水により洗浄し、Na2 SO4 により乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物を2回(1.140〜195℃、40℃冷却、<10-3mbar、2.185℃、40℃冷却、<10-3mbar)実施された短経路蒸留により精製した。121g(理論値の72%)を獲得した。NMR(CDCl3 ):7.34−7.40(m,4H)、7.20−7.34(m,6H)、6.88(s,1H)、6.84(s,1H)、5.98−6.02(m,2H,CHCl)、3.79−3.92(m,2H,OCH2 )、3.71(s,3H,OCH3 )、0.80−1.72(m,19H)。
機械的攪拌子、還流コンデンサー、滴下ろうと、温度計および2本の洗浄ビン(一方は空であり、一方は15%水酸化ナトリウム溶液を含む)を備える1リットル四つ首フラスコの中で、61.31g(0.2mol)の1,4−ビス(1−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼンを32g(0.41mol、33ml)のピリジンおよび100mlのヘキサン中に懸濁した。これに、攪拌しながら、内部の温度が50℃を超えないような速度で48.4g(0.41mol、30ml)の塩化チオニルを滴下してゆっくり加えた。次いで、混合物を、5時間還流下で加熱した。冷却後、反応溶液を、攪拌とともに、200mlの氷水と注意深く混合した。次いで、400mlの酢酸エチルを加え、相を分離した。水相を2×100mlの酢酸エチルにより抽出した。いっしょにされた有機相を、100mlのNaHCO3 溶液および3×100mlの水により洗浄し、MgSO4 により乾燥した。生成物を、酢酸エチル/ヘキサンからの反復再結晶により精製した。収率:20.98g(理論値の61%)。
GILCHによる重合のための可能なモノマーの合成が、特許出願刊行物WO01/34722(EP1232225)およびWO99/24526においてすでに示されている。スルフィニル前駆体ルートによる重合のための可能なモノマーの合成は、A.J.バン・ブレーメンら(J.Org.Chem.1999、64、3106)により刊行された。それゆえ、この点において、単にそれらの文献に参照がなされる。
以下において、本発明の添加物(IA1、IA2およびIA3)のパーセンテージモル量は、それぞれの場合に、用いられるモノマーの全モル量に対して基礎付けられている。
10mol%のIA1を添加した場合の50%M4、40%M1および10%M5のコポリマー:
機械的テフロン(登録商標)スターラー、還流コンデンサー、温度計および滴下ろうとを備えた乾燥1リットル四つ首フラスコの中で、570mlの乾燥無酸素1,4−ジオキサンを99℃に加熱した。次いで、30mlの乾燥1,4−ジオキサン中の2.687g(4mmol)のM4、1.265g(3.2mmol)のM1、0.307g(0.8mmol)のM5および0.411g(0.8mmol)のIA1の溶液を加えた。次いで、21mlの乾燥1,4−ジオキサン中の2.36g(21mmol)のカリウムtert−ブトキシドの溶液を、強く攪拌された混合物に5分以内で滴下して加えた。このことは、色を、無色から緑色を経由して黄緑色に変化させる。5分後、さらに、16mlの乾燥1,4−ジオキサン中の1.79g(16mmol)のカリウムtert−ブトキシドを加えた。98〜100℃で2時間の攪拌後、混合物を55℃に冷却し、4mlの酢酸および4mlの1,4−ジオキサンの混合物を加えた。この黄色溶液を、850mlの強く攪拌された水に注いだ。沈殿したポリマーをポリプロピレンフィルターを通してのろ過により単離し、メタノールで洗浄し、減圧下で乾燥した。粗生成物のポリマーを、60℃で250mlのTHF中に溶解し、40℃の250mlのメタノールの添加により沈殿させた。減圧下での乾燥後、この工程をもう1回実施した。減圧下での乾燥後、1.65g(理論値の41%)のポリマーP1を、光沢のある黄色繊維として獲得した。
10mol%のIA2を有する50%M1、35%M2および15%M3のコポリマー:
機械的テフロン攪拌子、還流コンデンサー、温度計および滴下ろうとを備える乾燥3リットル四つ首フラスコの中で、1700mlの乾燥無酸素1,4−ジオキサンを99℃に加熱した。次いで、25mlの乾燥1,4−ジオキサン中の5.63g(14.25mmol)のM1、4.24g(9.98mmol)のM2、1.32g(4.28mmol)のM3および0.98g(2.85mmol)のIA2の溶液を加えた。次いで、74mlの乾燥1,4−ジオキサン中の8.30g(74mmol)のカリウムtert−ブトキシドの溶液を、強く攪拌された混合物に5分以内で滴下して加えた。このことは、色を、無色から黄色を通してイエロー−オレンジ色に変えた。5分後、さらに、70mlの乾燥1,4−ジオキサン中の7.7g(68.5mmol)のカリウムtert−ブトキシドを加えた。98〜100℃で2時間の攪拌後、その混合物を50℃に冷却し、17mlの酢酸および18mlの1,4−ジオキサンの混合物を加えた。このオレンジ色の溶液を、1900mlの強く攪拌された水に注いだ。沈殿したポリマーを、ポリプロピレンフィルターを通してろ過により単離し、メタノールで洗浄し、減圧下で乾燥した。粗生成物のポリマーを、60℃で750mlのTHFに溶解し、40℃で750mlのメタノールの添加により沈殿させた。メタノールによる洗浄と減圧下での乾燥の後、この工程は、500mlのTHFおよび500mlのメタノールによりもう1回実施された。減圧下での乾燥の後、3.40g(理論値の43%)のポリマーP2(3)を、イエロー−オレンジ色の繊維として獲得した。
10mol%のIA1を添加した100%M6で構成されたホモポリマー:
機械的テフロン攪拌子、温度計および滴下ろうとを備える乾燥500ml四つ首フラスコの中で、140mlの乾燥THF中で6.0g(20mmol)のM6および1.03g(2mmol)のIA1の溶液を、溶液に窒素流を通過させることにより30℃で1時間脱ガスした。これに、1部分からなる60mlの乾燥無酸素THF中の2.36g(21mmol)のカリウムtert−ブトキシドの脱ガス溶液を加え、混合物を30℃で1時間攪拌した。次いで、反応混合物を1000mlの強く攪拌された氷水に注ぎ、沈殿したポリマーをポリプロピレンフィルターを通してのろ過により単離し、メタノールで洗浄し、減圧下で乾燥させた。粗生成物のポリマーを、60℃で500mlのTHFの中で溶解し、750mlのメタノールへの添加により沈殿させ、ろ過し、乾燥させた。この工程をさらにもう一度反復した。減圧下での乾燥後、3.61g(理論値の58%)のポリマーP3を無色の繊維として獲得した。
10mol%のIA3が添加された50%M4、40%M1および10%M5のコポリマー:
P4の合成は、ここでは、添加物IA3(0.518g、0.8mmol)が19F NMR分光分析によるポリマーへの組み込みを研究するために用いられたことを除いてP1に対して類似する方法で実施された。そのエレクトロルミネッセンス分析はなされなかった。このポリマーについて、Mw=382kおよびMn=84kの分子量が、内ポリスチレン標準を用いるGPCにより定量された。
LEDは、以下に概説される一般的方法により製造された。これは、特定の環境(例えば、溶液粘度およびデバイスの中の化合物の最適層厚さ)に対して個々の場合に適合させられねばならない。以下に記載されるLEDは、それぞれの場合に、2層系、すなわち、基板//ITO//PEDOT//ポリマー//カソードであった。PEDOTは、ポリチオフェン誘導体である。
ITO被覆基板(例えば、ガラス支持体、PETフィルム)を正確なサイズに切断した後、それらをいくつかの洗浄工程(例えば、石鹸溶液、ミリポア水、イソプロパノール)で超音波浴の中で洗浄する。乾燥のために、それらは、N2 ガンにより吹き付けられ、乾燥器の中に貯蔵される。それらがポリ(アリーレンビニレン)により被覆される前に、それらは、ほぼ20分間オゾンプラズマユニットにより処理される。特定のポリ(アリーレンビニレン)の溶液(一般的に、例えば、トルエン、クロロベンゼン、キシレン:シクロヘキサノン(4:1)の中で4〜25mg/mlの濃度を有する)が調製され、攪拌しながら室温で溶解される。化合物によっては、ある程度の時間50〜70℃で攪拌することもまた有利であり得る。化合物が完全に溶解したとき、それは5μmフィルターを通してろ過され、可変速度(400〜6000)でスピンコーターによりスピンコーティングすることにより付与される。したがって、ほぼ50〜300nmの範囲で層厚さを変化させることが可能である。これまで、導電性ポリマー、好ましくはドープされたPEDOTまたはPANIは、通常(構築された)ITOに付与されている。電極もまたこのように得られたポリマーフィルムに付与される。これは、一般的に、熱蒸着によりもたらされる(バルザーBA360またはファイファーPL S 500)。続いて、透明なITO電極がアノードとして接触され、金属電極(例えば、Ba、Yb、Ca)がカソードとして接触され、デバイスパラメーターが測定される。
Claims (16)
- 塩基誘導脱ハロゲン化水素によりビス(ハロメチル)アリーレンまたはハロメチルスルフィニルメチルアリーレンからポリ(アリーレンビニレン)を調製するための方法であって、0.1〜80mol%の1以上の式(I):
(式中、記号は以下のように定義される:
Arylは、それぞれの場合に同一もしくは異なり、2〜40個の炭素原子を有し、R1 ラジカルにより置換されていてもよいか、または置換されない二価の芳香族またはヘテロ芳香族環系であるか、またはR1 置換されるか置換されないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRはそれらの間に偶数の芳香族原子が存在するような方式で配置され、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基R1 は、潜在的にいずれかのフリー位置に存在し得、
Rは、それぞれの場合に同一または異なり、1〜40個の炭素原子を有し、直鎖、分岐鎖または環状であり得、1以上のR1 ラジカルによって置換されていてもよいかまたは置換されないアルキル鎖であって、ここで、1以上の非隣接炭素原子は、また、−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−により置換されていてもよく、1以上の水素原子は、また、フッ素により置換されてもよいものであり、または2〜40個の炭素原子を有し、R1 により置換されていてもよいか置換されない芳香族またはヘテロ芳香族環系であり、またはR1 置換されているか置換されていないスチルベニルまたはトラニル単位、−Si(R2 )3 、−N(R2 )2 、−OR2 またはそれらの系の組み合わせであり、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基は潜在的にいずれかフリー位置に存在し得、
Xは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネートまたはアリールスルホネートであり、
Yは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリスルホロメタンスルホネート、アリールスルホネート、−S(O)−R2 またはR1 であり、
R1 はそれぞれの場合に同一または異なり、1個〜40個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖または環状アルキル鎖であって、ここで、1以上の非隣接炭素原子はまた−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−によっても置換されてもよく、1以上の水素原子は、フッ素により置換されてもよいものであり、または2〜40個の炭素原子を有し、1以上の非芳香族R1 ラジカルによって置換されもよい芳香族またはヘテロ芳香族環系、または置換されているか置換されていないビニル基またはCl、F、CN、N(R2 )2 、B(R2 )2であり、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基は、潜在的に、いずれかフリー位置に存在し得、2以上のR1 ラジカルもまたともに環系を形成していてもよく、
R2 は、それぞれの場合に同一または異なり、Hまたは1〜22個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖もしくは環状アルキルであり、ここで1以上の隣接炭素原子はまた−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−O−により置換されていてもよく、1以上の水素原子もまたフッ素により置換されてもよく、または2個〜40個の炭素原子を有し、また、1以上の非芳香族R1 により置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール系である。)の化合物の存在下で反応を行うことを特徴とする方法。 - ビス(ハロメチル)アリーレンモノマーまたはハロメチルスルフィニルメチルアリーレンモノマー中のハロゲン原子が同一または異なり、それぞれCl、BrまたはIであることを特徴とする請求項1記載の方法。
- ビス(ハロメチル)アリーレンモノマーを用いるとき、エーテル、芳香族炭化水素、塩素化された芳香族化合物またはそれらの溶媒の混合物中で重合を行い、ハロメチルスルフィニルメチルアリーレンモノマーを用いられるとき、エーテル、芳香族炭化水素、塩素化された芳香族または非芳香族化合物、DMSO、アルコールまたはそれらの溶媒の混合物中で重合を行うことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- 0.005〜5mol/l(モノマー/溶液体積)の濃度範囲で反応を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の方法。
- 用いる溶媒がDMSO、アルコールまたは塩素化された溶媒ではないことを条件として、用いる塩基が水酸化アルカリ金属、アルカリ金属アルコキシドまたは有機アミンもしくはアミド、または水素化アルカリ金属または金属オルガニル(metal organyl)であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の方法。
- 用いる塩基の量は、用いるモノマーがビス(ハロメチルアリール)化合物であるとき(1当量のモノマーに基づいて)2〜10当量の範囲にあり、用いるモノマーがハロメチルスルフィニルメチルアリール化合物であるとき(1当量のモノマーに基づいて)1〜10当量の範囲にあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の方法。
- 2〜40mol%(残留モノマーの総量に基づく)の式(I)の1以上の化合物を添加することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の方法。
- 式(I)の化合物について、
Arylがそれぞれの場合に同一もしくは異なり、2〜40個の炭素原子を有し、4までの置換基R1 により置換され得るかまたは置換され得ない二価芳香族環系またはR1 置換されているか置換されていないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRは、それらの間に偶数の芳香族原子が存在するような方式で配置され、該アリール系もまたより大きな融合された芳香族環系の部分であり得、可能な置換基R1 は潜在的にいずれかフリー位置に存在し得、
Rは、請求項1に定義された通りであり、
Xはそれぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、Iであり、
Yは請求項1に定義された通りであり、
R1 、R2 はそれぞれ請求項1に定義された通りである
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。 - 用いるモノマーがハロメチルスルフィニルメチルアリール化合物であるとき得られるポリ(アリーレンエチレン)前駆体ポリマーを熱処理により共役ポリ(アリーレンビニレン)に変換することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項記載の方法。
- 塩基誘導脱ハロゲン化水素によりビス(ハロメチル)アリーレンまたはハロメチルスルフィニルメチルアリーレンから得ることができる、式(Ia)および/または(Ib)
の単位を少なくとも0.1mol%含むポリ(アリーレンビニレン)であって、反応を、0.1〜80mol%の1以上の式(I):
(式中、記号は以下のように定義される:
Arylは、それぞれの場合に同一もしくは異なり、2〜40個の炭素原子を有し、R1 ラジカルにより置換されていてもよいか、または置換されない二価の芳香族またはヘテロ芳香族環系であるか、またはR1 置換されるか置換されないスチルベニレン単位であり、2つの置換基CHXRおよびCHYRはそれらの間に偶数の芳香族原子が存在するような方式で配置され、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基R1 は、潜在的にいずれかのフリー位置に存在し得、
Rは、それぞれの場合に同一または異なり、1〜40個の炭素原子を有し、直鎖、分岐鎖または環状であり得、1以上のR1 ラジカルによって置換されていてもよいかまたは置換されないアルキル鎖であって、ここで、1以上の非隣接炭素原子は、また、−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−により置換されていてもよく、1以上の水素原子は、また、フッ素により置換されてもよいものであり、または2〜40個の炭素原子を有し、R1 により置換されていてもよいか置換されない芳香族またはヘテロ芳香族環系であり、またはR1 置換されているか置換されていないスチルベニルまたはトラニル単位、−Si(R2 )3 、−N(R2 )2 、−OR2 またはそれらの系の組み合わせであり、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基は潜在的にいずれかフリー位置に存在し得、
Xは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリフルオロメタンスルホネートまたはアリールスルホネートであり、
Yは、それぞれの場合に同一または異なり、Cl、Br、I、トリスルホロメタンスルホネート、アリールスルホネート、−S(O)−R2 またはR1 であり、
R1 はそれぞれの場合に同一または異なり、1個〜40個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖または環状アルキル鎖であって、ここで、1以上の非隣接炭素原子はまた−CR2 =CR2 −、−C≡C−、−NR2 −、−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−CONR2 −、−O−CO−O−によっても置換されてもよく、1以上の水素原子は、フッ素により置換されてもよいものであり、または2〜40個の炭素原子を有し、1以上の非芳香族R1 ラジカルによって置換されもよい芳香族またはヘテロ芳香族環系、または置換されているか置換されていないビニル基またはCl、F、CN、N(R2 )2 、B(R2 )2であり、該アリールおよびヘテロアリール系はまたより大きな縮合芳香族環系の部分であり得、可能な置換基は、潜在的に、いずれかフリー位置に存在し得、2以上のR1 ラジカルもまたともに環系を形成していてもよく、
R2 は、それぞれの場合に同一または異なり、Hまたは1〜22個の炭素原子を有する直鎖、分岐鎖もしくは環状アルキルであり、ここで1以上の隣接炭素原子はまた−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−O−により置換されていてもよく、1以上の水素原子もまたフッ素により置換されてもよく、または2個〜40個の炭素原子を有し、また、1以上の非芳香族R1 により置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール系であり、
Polyは、ポリ(アリーレンビニレン)主鎖への結合を表す)の存在下で行うことを特徴とするポリ(アリーレンビニレン)。 - Polyラジカルが1以上のポリ(アリーレンビニレン)を表すことを特徴とする請求項11記載のポリ(アリーレンビニレン)。
- Polyラジカルが任意的に置換されていてもよいポリ(アリーレンビニレン)ホモまたはコポリマーであることを特徴とする請求項11および/または12記載のポリ(アリーレンビニレン)。
- ポリマー発光ダイオード(PLEDs)、有機集積回路(O−ICs)、有機電界効果トランジスタ(OFETs)、有機薄膜トランジスタ(OTFTs)、光屈折素子、有機太陽電池(O−SCs)、有機発光ダイオード(OLEDs)または有機レーザーダイオード(O−レーザー)中のエレクトロルミネッセント材料としての請求項11、12または13記載のポリ(アリーレンビニレン)の使用。
- カソード、アノードおよび1以上の活性層を備える電子部品であって、少なくとも1つのそれらの活性層が請求項11、12および/または13に記載される1以上のポリ(アリーレンビニレン)を含む電子部品。
- ポリマー発光ダイオード(PLEDs)、有機集積回路(O−ICs)、有機電界効果トランジスタ(OFETs)、有機薄膜トランジスタ(OTFTs)、有機太陽電池(O−SCs)、有機光屈折素子、有機発光ダイオード(OLEDs)または有機レーザーダイオード(O−laser)を含むことを特徴とする請求項15記載の電子部品。
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