JP4443950B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
また、押しボタンの一端は、不使用時にはケースの表面から突出しているため見映えが悪く、意匠的に好ましくない等の問題がある。
また、面圧押圧部は、弾性小片部を支点として回動するため、この部分に負荷が集中し、長期の使用により弾性小片部が破損したり折損したりするおそれがある。
図において、1は住宅情報盤で、2はベース3と周壁を有するカバー4とからなる筐体である。カバー4の前面側中央部の上下方向には、モニタ5、スピーカ6及び後述の押しボタンである通話ボタン20を有する通話用のスイッチ装置10が設けられており、モニタ5の両側には各種の操作用ボタン7が設けられている。8は非常用の押しボタンである。
カバー4の表面の中央部下部には、図2、図4に示すように、スイッチ装置10の取付部を構成する四角形状の凹部11が設けられており、その下部はカバー4の下壁4aに開口している。そして、凹部11の上端部の左右方向には、両端部が側壁との間にすき間を隔てて底部12より高い第1の段部13が設けられており、凹部11の下端部の左右方向には、底部12より低く、後述の通話ボタン20の可動範囲を規制する第2の段部14が設けられている。なお、第1の段部13は、取付部である凹部11の底部12と一体に成型した場合を示したが、凹部11に別部材として設けてもよい。
16は底部12のほぼ中央部に設けられた貫通孔で、図には四角形の場合を示してあるが、これに限定するものではない。なお、この貫通孔16の内側(ベース3側)には貫通孔16と対向してスイッチ40(以下、通話スイッチという)が設置されており、また、図示してないが、筐体2内には通話スイッチ40を駆動することにより、相手方機器との通話状態を形成し又は遮断する通話回路が設けられている。
そして、図2、図5、図6に示すように、上壁22aは先端部が半円状に形成されており、通話ボタン20を凹部11にセットしたときに、先端部が第1の段部13の上面に当接するストッパ部23を構成している。24a,24bは通話ボタン20の上部角部において、スリットにより上壁22a及び側壁22c,22dから切り離され、独立して弾性が付与された接片で、その先端部には外側に突出する支持軸25a,25bが設けられている。
このストッパ部23により、押しボタン20の押圧時に、支持軸25a,25b及び軸受穴15a,15bに過負荷をかけない過負荷防止手段が構成されている。また、ほぼ小判状に形成された軸受穴15a,15bも、過負荷防止手段の一例である。なお、このストッパ部23は、ストッパとしての機能だけでなく、押しボタン20の押圧時に回動する回転軸としての機能も併せ持つ。このため以下の説明において、ストッパ部23を、回転軸部と呼ぶ場合がある。また、過負荷防止手段は、負荷をかけすぎないだけでなく、全く負荷をかけない場合も含まれる。
通話を行うときは、通話ボタン20の押圧部21を圧下する。これにより、通話ボタン20は回転軸部23を支点として、その先端部が第1の段部13の上面に摺接しながら矢印a方向に回動し、図3に示すように、その下壁22bの先端部が第2の段部14に当って停止する。このとき、係止片29a,29bは係止穴18a,18b内を下降し、操作部26が通話スイッチ40のアクチュエータを圧下してONし、通話回路を閉成してスピーカ6及び図示しないマイクにより通話が可能になる。なお、回転軸部23の先端部は断面が半円状に形成されているので、通話ボタン20を押す際になめらかに通話ボタン20が動くようになっている。
また、通話ボタン20の表面は、緩やかな円弧状に形成されてカバー4の表面より膨出しているため、例えば暗いときでも容易に通話ボタン20の位置を確認することができ、その上意匠性を高めことができる。
さらに、凹部11と通話ボタン20との間にコイルばね、板ばね等の弾性体を介装し、通話ボタン20を表面側に付勢するようにしてもよい。
Claims (2)
- 押しボタンの取付部を有するカバーと、前記取付部の上端部の両側に設けられた軸受穴と、該軸受穴に挿入される一対の支持軸を両側部に有し前記取付部にセットされる押しボタンとからなるスイッチ装置において、
前記押しボタンの一対の支持軸は、前記押しボタンの上壁および側壁からスリットにより切り離されて弾性が付与された接片の先端部であって、前記両側壁から外側に突出するように設けられ、
前記一対の支持軸の間にある前記押しボタンの前記上壁の先端部を半円状に形成すると共に、前記押しボタンの幅方向の長さとほぼ同じ長さの回転軸部として形成し、
前記カバーの取付部の前記一対の軸受穴の間であって、前記押しボタンの前記取付部への取付時に前記回転軸部と対向する位置に、前記回転軸部の長さとほぼ等しい長さの段部が形成され、
前記カバーの取付部の下部に係止部を設け、前記押しボタンの下部側に前記係止部に係止する係止片を設けるとともに、前記押しボタンの背面に該押しボタンと一体に形成されて先端部が前記カバーの取付部に当接し、該押しボタンを表面側に付勢する弾性片を設け、
該弾性片は、前記上壁及び側壁によって箱状に形成された前記押しボタンの内側に収納されて、前記押しボタンの背面部中央に突設されたスイッチの操作部の先端部と前記上壁の先端部とを結んだ線内に位置しており、
前記押しボタンの押圧時において、前記回転軸部は、前記段部の上面の長手方向にわたって摺接して回動し、前記回転軸部が、前記支持軸に過負荷をかけないストッパ部となることを特徴とするスイッチ装置。 - 前記軸受穴は、前記支持軸に過負荷をかけないように奥行方向に長いほぼ小判状に形成され、前記押しボタンの押圧時において、前記一対の支持軸が前記軸受穴の奥側内周面に当たらないようにしたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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JP2004035928A JP4443950B2 (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | スイッチ装置 |
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JP2004035928A JP4443950B2 (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | スイッチ装置 |
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