JP4442985B2 - ガス配管用ライザー管 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中埋設樹脂管から地上のガスメータ又はヘッダー又は給湯器等の屋外ガス機器に接続するためのガス配管用ライザー管に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のガス配管用ライザー管は、例えば、特開平9−303670号公報や特開平10−238687号公報などに公知である。そこでは、地上のガスメータ等に接続される金属製フレキシブル管または鋼管よりなる金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とをライザー管継手で接続している。そして、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は保護管で覆われている。その保護管の下端部には袋ナットを螺合し、この袋ナットの螺合により保護管の下端部との間に介在したパッキンを圧縮することにより保護管の下端部とライザー樹脂管の外面との間の隙間をシールしてある。
【0003】
このガス配管用ライザー管によれば、ガスメータ等に接続される金属管は地中から地上に立ち上げられたライザー樹脂管の上端部と接続されるので、この金属管が地中に埋設される場合に生じる腐食問題を解消できる。また地上に立ち上げられたライザー樹脂管は保護管で覆われるので、不慮の外力や火災などから防護でき、また紫外線劣化等の問題なく耐候性能も確保できる。保護管の下端部とライザー樹脂管の外面との間の隙間は袋ナットによりパッキンを介してシールしてあるので、何らかの原因によりライザー樹脂管内のガスが漏れても、保護管の外へは漏れ出さないというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、保護管の下端部とライザー樹脂管の外面との間の隙間を袋ナットによりシールするという上記ガス配管用ライザー管では、配管接続作業において袋ナットの厄介なねじ込み作業を要するばかりか、袋ナットによるねじ接続では幹線道路や地下鉄付近では絶え間ない振動にさらされたりして弛緩し、気密性、シール性を低下し、これにより地中の土砂や水が保護管の内部に侵入したり、また金属製保護管の内面の錆発生の原因になるのであり、さらに、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管に亀裂が生じた場合にライザー樹脂管からガス漏れが生じて保護管から外部へ漏れ出て爆発の危険性がある。
【0005】
本発明の目的は、このような問題を解消するためになされたもので、保護管の下端部とライザー樹脂管との間の隙間のシール手段に工夫を凝らすことによりそのシール部での袋ナットによるねじ接続を無くしてシール構造の簡素化、作業性の向上を図れ、しかもシール性の確保を図れて安全性を高めることのできるガス配管用ライザー管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、図1〜図3に例示するように、地上の屋外ガス機器に接続される金属管4の下端部と、地中埋設樹脂管5に接続されるライザー樹脂管7の上端部とを金属製のライザー管継手1で接続しており、ライザー樹脂管7は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管7の外面は金属製の保護管8で覆われているガス配管用ライザー管において、前記ライザー管継手1の下端縁は、前記保護管8の上端部が差し込まれる下方開口の環状溝26と、この環状溝26の内周側に形成した筒状の内縁27と、この環状溝26の外周側に形成した前記内縁27と対向する筒状の外縁28とを有し、前記内縁27は、前記保護管8が前記環状溝26に差し込まれたとき、前記内縁27の外径が、この内縁27の外周面と前記保護管8の内周面との間に隙間が生じるように前記保護管8の内径より小さく形成され、前記外縁28の下部28aは、前記環状溝に差し込んだ保護管の上端部外周面と前記内縁27の下部27aに向って、前記内縁27の下部27aより上側の外周面と前記保護管8の上端部の内周面との間に隙間Sを生じさせた状態で雨水侵入防止性、気密性を保つようにかしめつけられ、保護管8の下端部8bがライザー樹脂管7の外面にシールパッキン30を介して防水性、気密性を保つようかしめつけられていることに特徴を有するものである。
【0007】
この請求項1に記載のガス配管用ライザー管によれば、金属管は地中から地上に立ち上げられたライザー樹脂管の上端部と接続されるので、この金属管が地中に埋設される場合に生じる腐食問題を解消できること、また地上に立ち上げられたライザー樹脂管は保護管で覆われるので、不慮の外力や火災などから防護でき、紫外線劣化等の問題もないことは、前述した従来のライザー管の場合と同様である。とくに、金属製の保護管の下端部をライザー樹脂管の外面にシールパッキンを介してかしめつけるというものであり、そのかしめによれば、ねじ接続することなくシール性を確保でき、また施工性も良くなる。
【0008】
請求項2に係る発明は、図5に例示するように、上記請求項1に記載の発明の、保護管の下端部のかしめつけによるシール手段に代えて、リング状のパッキン本体32aと、このパッキン本体32aに付けた鍔部32bからなるシールパッキン32を備え、このシールパッキン32のパッキン本体32aが保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間の隙間に介在されて該隙間が防水性、気密性を保つように密封されるとともに、鍔部32bが保護管8の下端面に接当係合していることに特徴を有するものである。
【0009】
この場合において、請求項3に係る発明のように、前記シールパッキン32は鍔部32bの外周端から保護管8の下端部の外周を覆う外周壁部32cを立ち上げた形に形成することができる(図5(a)参照)。また、請求項4に係る発明のように、前記シールパッキン32は鍔部32bがパッキン本体32aの下端に付けられたた形に形成することができる(図5(b)参照)。さらに、請求項5に係る発明のように、前記シールパッキン32は鍔部32bがパッキン本体32aの上下方向中間部の外周に付けられた形に形成することができる(図5(c)参照)。さらに、保護管8は金属製以外に、難燃性プラスチック、難燃性強化プラスチック、セラミックス、コンクリートなどで形成されるものであってもよい。
【0010】
この請求項2〜5に記載のガス配管用ライザー管によれば、保護管の下端部とライザー樹脂管の外面との間の隙間は、ライザー樹脂管に挿入されるシールパッキンのみで密封するので、請求項1記載のライザー管と同様に、ねじ接続することなくシール性を確保でき、またシールパッキンをライザー樹脂管に挿入するか又は保護管の下端縁に嵌着するだけの簡単な作業で足りる。さらに鍔部が保護管の下端面に接当係合しているので、土圧等によりパッキン本体が保護管の下端部とライザー樹脂管の外面との間の隙間に必要以上に深く入り込むのを防止できる。
【0011】
請求項3に係る発明は、図6に例示するように、上記請求項1に記載の発明の、保護管の下端部のかしめつけによるシール手段に代えて、伸縮自在なリング状のシールカバー33を有し、このシールカバー33が前記保護管8の下端縁の外周面とこの下方の前記ライザー樹脂管7の外面とをその収縮力で緊締状に被覆するよう嵌め合わされることにより前記保護管8の下端縁と前記ライザー樹脂管7の外面との間の隙間が防水性、気密性を保つよう密封されていることに特徴を有するものである。この場合も、保護管8は金属製以外に、難燃性プラスチック、難燃性強化プラスチック、セラミックス、コンクリートなどで形成されるものであってもよい。
【0012】
この請求項3に記載のガス配管用ライザー管によれば、保護管の下端縁とライザー樹脂管の外面との間の隙間はシールカバーの嵌め合わせのみで密封するので、これ又、請求項1記載のライザー管と同様に、ねじ接続することなくシール性を確保でき、また施工性も良くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
図1は本発明の第1実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す側面図、図2は本発明の第1実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す正面図、図3は本発明の第1実施例のガス配管用ライザー管の半欠截断面図、図4は本発明の第1実施例のガス配管用ライザー管の金属管継手の拡大断面図である。
【0014】
図1及び図2において、ガス配管用ライザー管Aは、下端が金属製のライザー管継手1の上端側に、上端が地上のガスメータ2にガスメータユニット3を介してそれぞれ接続された金属製フレキシブル管または鋼管よりなる金属管4と、上端がライザー管継手1の下端側に、下端が地中埋設樹脂管5に埋設継手6を介してそれぞれ接続されたポリエチレン管よりなるライザー樹脂管7とからなる。ライザー樹脂管7は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管7の外面はステンレス管等よりなる金属製の保護管8で覆われる。ガスメータ2の出口側は樹脂被覆金属製フレキシブル管9によって建物内に配管され、建物内の各ガス器具等に接続される。なお、金属管4の上端は地上のガスメータ2に接続される以外に、ヘッダー又は給湯器等の屋外ガス機器に接続される場合もある。
【0015】
図3において、金属製のライザー管継手1は筒状に形成され、その上端内周には、金属管4の下端に装着される別の金属管継手10の雄ねじ11が螺合する雌ねじ12を設けており、その下部にはライザー樹脂管7の上端部が挿入接続される受け口13を前記雌ねじ12を有する内部と連通状に形成してある。その受け口13の内周には食込歯14を設け、この食込歯14より内奥にゴム輪によるシールパッキン15が収容される環状の凹溝16を形成している。さらに受け口13内の凹溝16より内奥部には段部23を形成している。
【0016】
ライザー管継手1の上端側に接続される金属管4は図示例では樹脂被覆金属製フレキシブル管からなって、その外表面に樹脂被膜4aを被せてあり、この下端がライザー管継手1に金属管継手10を介して接続される。図4に示すように、その金属管継手10は下端外周に雄ねじ11を、上端内周に雌ねじ17を有する筒状の継手本体18と、この継手本体18の雌ねじ17にねじ込まれる押輪19と、継手本体13内の雌ねじ17より内奥に設けた受け面20に嵌め込まれたOリング21、及びその受け面20と押輪19の先端部との間に内装された断面C形で拡縮変形自在な金属製のホルダー22と、を有している。そして、樹脂被覆金属製フレキシブル管よりなる金属管4の下端部は継手本体18に軽くねじ込まれた押輪19内に、その金属管4の下端部の一山分または二山分41がホルダー22内を通過して該ホルダー22より内奥へ突出するまで差し込まれる。次いで、押輪19を更に深くねじ込んでホルダー22を押し込むと、金属管4の下端部の一山分または二山分41がホルダー22と継手本体18の受け面20との間で押し潰されて挟持され、金属管4が継手本体18から抜止め状態に接続される。押輪19の内周と金属管4の樹脂被膜4aの外周との間は防水パッキン36でシールしてある。
このように金属管4の下端に接続された金属管継手10の雄ねじ11を、ライザー管継手1の上端内周に設けた雌ねじ12に螺合することによって、金属管4がライザー管継手1の上端側に接続される。
【0017】
図3において、ライザー管継手1の下端側に接続されるライザー樹脂管7はこれの上端内周にスティフナー24を装着してある。ライザー管継手1の下端側にライザー樹脂管7を接続するにはライザー樹脂管7の上端部をライザー管継手1の受け口13内の段部23に絶縁リング25を介して当たるまで受け口13に挿入し、ライザー管継手1の上端から拡径具(図示省略)を挿入してスティフナー24を拡径し、この拡径作用によりライザー樹脂管7の上端部の外周面が受け口13の内周に押し付けられて食込歯14に食込み係合する。その際、ライザー樹脂管7の上端部の外周面によりシールパッキン15が圧縮し、ライザー樹脂管7の上端部の外周面と受け口13の内周との重合面間がシールされる。このライザー樹脂管7の下端は地中に埋設され、地中埋設樹脂管5に埋設継手6を介して接続される。
【0018】
ライザー樹脂管7の地上に立ち上げられる部分の外面は金属製の保護管8で覆われて不慮の外力や火災などから防護し、また紫外線等により劣化することのないように保護する。保護管8はライザー樹脂管7の地上部分のみならず、その地上部分から連続して地中に所定深さにまで埋設される地中部分の外面をも覆っている。つまり、保護管8の下端は地中に所定深さにまで埋設される。
【0019】
この保護管8はこれの上端部がライザー管継手1の下端縁にかしめにより接続される。このかしめに際しては、図3に示すように、予めライザー管継手1の下端縁が断面溝形に形成されて下方開口の環状溝26と、この環状溝26の内周側の筒状の内縁27、及び環状溝26の外周側で前記内縁27と対向する筒状の外縁28を有する形に形成される。この内縁27は、保護管8が環状溝26に差し込まれたとき、内縁27の外径が、この内縁27の外周面と保護管8の内周面との間に隙間が生じるように保護管8の内径より小さく形成される。そのうえで、その溝26に保護管8の上端部を差し込み、外縁28の下部28aをかしめ工具を用いて、内縁27の下部27aより上側の外周面と保護管8の上端部の内周面との間に隙間Sを生じさせた状態で保護管8の上端部外周面に隙間なく気密を保つようにかしめる。このかしめ作業によれば、ねじ込み作業に比べて簡易迅速に配管施工できる。
【0020】
このようにかしめられたライザー管継手1の下端縁と保護管8の上端部との間は気密を保ってシール性を全うすることができるので、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管7に亀裂が生じてライザー樹脂管7からガス漏れが生じても、保護管8から大気中に漏れ出るのを防止でき、また保護管8の内部に雨水が侵入するのを防止することもできる。また保護管8が振動などを受けてもライザー管継手1から離脱するようなことがなくなる。とくに、ライザー管継手1の下端縁の内外縁27,28間の環状溝26に保護管8の上端部を差し込み、外縁28をかしめるという手段を採用することにより保護管8の上端部が内外縁27,28で挟持され、確実強固な気密状態が得られる。
【0021】
その際、ライザー管継手1の下端の外縁28と保護管8の上端部外周面との間に、熱膨脹係数が高いマグネシア、アルミナ、ジルコニアなどをベースとするセラミックス接着剤(例えば、(株)オーデック製のセラマボンド571(商品名))などの耐熱性シール材29を介在させておくと、火災に遭遇した場合もかしめによる気密性保持に加えてより一層シール性を高めることができる。
【0022】
一方、保護管8の下端部8bとライザー樹脂管7の外面との間にゴムなどのシールパッキン30を介在し、該シールパッキン30の外周に相当する保護管8の下端部8bの外周をかしめ工具を用いてライザー樹脂管7の外面にかしめつけてシールパッキン30を圧縮し、これにより保護管8の下端部8bとライザー樹脂管7の外面との間の防水性、気密性を保持するようシールしている。図3中、符号Cは保護管8の下端部8bのかしめ跡の溝状部を示す。そのかしめに際し、ライザー樹脂管7がかしめ圧により変形するのを防止するためにライザー樹脂管7の内面に金属製の補強リング31を嵌め込んでおくことが好ましい。この保護管8の下端部8bのかしめ作業は、前述した従来の袋ナットのねじ込み作業に比べて簡易迅速に行える。
【0023】
このようにかしめられた保護管8の下端部8bとライザー樹脂管7の外面との間は、振動などを受けても防水性、気密性を保ってシール性を全うすることができるので、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管7に亀裂が生じてライザー樹脂管7からガス漏れが生じても、保護管8から外へ漏れ出るのを防止でき、また保護管8の内部に地中の土砂や水が侵入するのを防止することもできる。
【0024】
(第2実施例)
図5(a)(b)(c)は本発明の第2実施例のガス配管用ライザー管の要部の半欠截断面図を示している。この実施例のガス配管用ライザー管は保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間のシール手段が第1実施例のそれとは異なっており、その他の構成、例えばライザー管継手1に対する金属管4の接続手段や、ライザー管継手1に対するライザー樹脂管7及び保護管8の接続手段などは第1実施例のものと全く同じである。ただし、この実施例では保護管8が金属製以外に、難燃性プラスチック、難燃性強化プラスチック、セラミックス、コンクリートなどで形成されるものであってもよい。
【0025】
図5(a)に示す実施例では、保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間のシール手段にシールパッキン32を使用する。このシールパッキン32はゴムや合成樹脂等からなる断面溝形状に成形されてリング状のパッキン本体32aと、このパッキン本体32aの下端に付けた鍔部32b、及び鍔部32bの外周端から立ち上げた外周壁部32cとからなって、パッキン本体32aと外周壁部32cとの間に溝部32dを形成してある。外周壁部32cは、同図中に実線で示すごとくパッキン本体32aと同じ長さに形成する以外に、同図中に破線で示すごとくパッキン本体32aよりも長く形成したり或いはパッキン本体32aよりも短く形成したりすることは任意である。
そして、このシールパッキン32は溝部32dを保護管8の下端部に圧入し嵌着し、そのパッキン本体32aを保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間の隙間に介在させて該隙間を防水性、気密性を保つよう密封してある。この場合、シールパッキン32の鍔部32bは保護管8の下端面に接当係合し、また外周壁部32cは保護管8の下端部外周を覆っている。
【0026】
しかるときは、第1実施例の場合と同様に、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管7に亀裂が生じてライザー樹脂管7からガス漏れが生じても、保護管8から外へ漏れ出るのを防止でき、また保護管8の内部に地中の土砂や水が侵入するのを防止することもできる。しかもシールパッキン32を保護管8の下端部に嵌着するだけの簡単な作業で足り、施工性に優れる。また保護管8の下端部に圧入嵌着されたシールパッキン32は土圧や振動を受けても外れることなく、シール性を確保する。さらに、ライザー樹脂管7の外面を保護管8で覆う状態を得るにあたって、予め保護管8の下端部にシールパッキン32を嵌着しておいて、保護管8の下端部をライザー樹脂管7にこの上端部から挿入するか、逆にライザー樹脂管7の上端部を保護管8にこれの下端部から挿入するが、このとき保護管8の下端部に嵌着されているシールパッキン32はライザー樹脂管7の外面と保護管8の内面との間の隙間に必要以上に深く入り込むようなこともないため、組み付け面においても有利である。
【0027】
上記シールパッキン32は、図5(b)に示すごとくゴムや合成樹脂等からなる断面L形状に成形されてリング状のパッキン本体32aと、このパッキン本体32aの下端に付けた鍔部32bからなるものとしたうえで、このシールパッキン32のパッキン本体32aをライザー樹脂管7に挿入してから、保護管8をライザー樹脂管7にこれの上端部から差し込むことによりパッキン本体32aが保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間の隙間を防水性、気密性を保つよう密封するとともに、鍔部32bが保護管8の下端面に接当係合するようにしてある。
【0028】
また、上記シールパッキン32は、図5(c)に示すごとくゴムや合成樹脂等でリング状のパッキン本体32aと、このパッキン本体32aの上下方向中途部の外周から鍔部32bを張出し形成した形に成形したうえで、このシールパッキン32をライザー樹脂管7に挿入してから、保護管8をライザー樹脂管7にこれの上端部から差し込むことによりパッキン本体32aが保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間の隙間を防水性、気密性を保つよう密封するとともに、鍔部32bが保護管8の下端面に接当係合するようにしてある。
【0029】
(第3実施例)
図6は本発明の第3実施例のガス配管用ライザー管の要部の半欠截断面図を示している。この実施例のガス配管用ライザー管は保護管8の下端部とライザー樹脂管7の外面との間のシール手段が第1実施例のそれとは異なっており、その他の構成、例えばライザー管継手1に対する金属管4の接続手段や、ライザー管継手1に対するライザー樹脂管7及び保護管8の接続手段などは第1実施例のものと全く同じである。ただし、この実施例では保護管8が金属製以外に、難燃性プラスチック、難燃性強化プラスチック、セラミックス、コンクリートなどで形成されるものであってもよい。
【0030】
第3実施例では、ゴムや合成樹脂等からなる伸縮自在なリング状のシールカバー33を用意し、このシールカバー33は一旦拡径状に伸ばして保護管8の下端縁の外周面とこの下方のライザー樹脂管7の外面とにわたって通し、しかる後その収縮力で緊締状にぴったりと被覆するよう嵌め合わすことによって保護管8の下端縁とライザー樹脂管7の外面との間が該シールカバー33で防水性、気密性を保つ状態に密封される。
【0031】
しかるときは、第1,2実施例の場合と同様に、万一、火災に遭遇したり、ライザー樹脂管7に亀裂が生じてライザー樹脂管7からガス漏れが生じても、保護管8から外へ漏れ出るのを防止でき、また保護管8の内部に地中の土砂や水が侵入するのを防止することもできる。しかもシールカバー33を保護管8及びライザー樹脂管7に嵌め合わせるだけの簡単な作業で足り、施工性に優れる。また緊締状に嵌め合わされたシールカバー33は振動を受けてもずれるようなことはなく、シール性を確保する。
【0032】
各実施例では、ライザー管継手1に対し保護管8の上端部をかしめにより接合してあるが、これに代えて、図7に示すようにライザー管継手1に対し保護管8の上端部を接合するものであってもよい。そこでは、ライザー管継手1は筒状に形成してその外面の上下方向中間部に鍔34を形成し、この鍔34より下方の外周に保護管受け面35を形成し、さらに該保護管受け面35より下方の外周に、保護管受け面35の外径よりも径小の樹脂管受け面37を形成している。その樹脂管受け面37には環状の凹凸38を形成している。ライザー管継手1の上端内周に、金属管4の下端に装着される金属管継手10の雄ねじ11が螺合する雌ねじ12を設けることは、第1実施例のライザー管継手1と同じである。
【0033】
かくして、ライザー管継手1の樹脂管受け面37の全周にはライザー樹脂管7の上端部が圧入嵌合される。この樹脂管受け面37とライザー樹脂管7の上端部の内面との間には、必要に応じて、Oリング39を介在させる。樹脂管受け面37に外嵌されたライザー樹脂管7の上端部の外周面とライザー管継手1の保護管受け面35とはほぼ面一に揃えられる。そして、ライザー樹脂管7の外面を覆う保護管8の上端部は保護管受け面35の全周に圧入嵌合する。この場合、保護管8の上端部に外向きの鍔8aを付けてあり、この鍔8aがライザー管継手1の鍔34の下面に当接するようにしてある。さらに、保護管8の上端部の外周にステンレス等の金属製の補強リング40を嵌合してかしめることによりこの補強リング40で保護管8の上端部全周、とくに保護管受け面35上に対応する箇所の全周を強く締め付ける。
【0034】
このように保護管8の上端部がライザー管継手1の外周の保護管受け面35に圧入嵌合されるとともに、補強リング40で強く締め付けられると、第1実施例の保護管8と同様にライザー管継手1との気密を保つ状態に容易に接続することができてシール性を確保でき、また保護管8が振動等を受けてもライザー管継手1から離脱するのを防止できる。
【0035】
ライザー管継手1の保護管受け面35と保護管8の上端部内周面との間には、上記実施例の場合と同様な耐熱性シール材(図示せず)を介在させておくと、火災に遭遇した場合も保護管8の圧入および補強リング40のかしめによる気密性保持と相俟ってより一層シール性を高めることができる。
【0036】
なお、ライザー管継手1に対する保護管8の上端部の接合手段としては、そのほかに、ライザー管継手1の下端に保護管8の上端部を溶接あるいはねじ接合などにより接合することもできる。
【0037】
【発明の効果】
本発明のガス配管用ライザー管によれば、ライザー樹脂管の外面に対し保護管の下端部をシールパッキンの単一部材を用いるだけで簡易迅速にシールできて作業性に優れ、しかも振動などを受けてもシール性を確保できて安全性の向上を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す側面図である。
【図2】 第1実施例のガス配管用ライザー管を配管した状態を示す正面図である。
【図3】 第1実施例のガス配管用ライザー管の半欠截断面図である。
【図4】 第1実施例のガス配管用ライザー管の金属管継手の拡大断面図である。
【図5】 (a)、(b)、(c)はいずれも第2実施例のガス配管用ライザー管の要部の半欠截断面図である。
【図6】 第3実施例のガス配管用ライザー管の要部の半欠截断面図である。
【図7】 ガス配管用ライザー管のライザー管継手に対する保護管の接合部分の変形例を示す半欠截断面図である。
【符号の説明】
A ガス配管用ライザー管
1 ライザー管継手
2 ガスメータ
4 金属管
5 地中埋設樹脂管
7 ライザー樹脂管
8 保護管
26 環状溝
27 内縁
27a 内縁の下部
28 外縁
28a 外縁の下部
30,32,33 シールパッキン
隙間

Claims (6)

  1. 地上の屋外ガス機器に接続される金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とを金属製のライザー管継手で接続しており、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は金属製の保護管で覆われているガス配管用ライザー管において、
    前記ライザー管継手の下端縁は、前記保護管の上端部が差し込まれる下方開口の環状溝と、この環状溝の内周側に形成した筒状の内縁と、この環状溝の外周側に形成した前記内縁と対向する筒状の外縁とを有し、前記内縁は、前記保護管が前記環状溝に差し込まれたとき、前記内縁の外径が、この内縁の外周面と前記保護管の内周面との間に隙間が生じるように前記保護管の内径より小さく形成され、前記外縁の下部は、前記環状溝に差し込んだ保護管の上端部外周面と前記内縁の下部に向って、前記内縁の下部より上側の外周面と前記保護管の上端部の内周面との間に隙間を生じさせた状態で雨水侵入防止性、気密性を保つようにかしめつけられ、
    前記保護管の下端部が前記ライザー樹脂管の外面にシールパッキンを介して防水性、気密性を保つようかしめつけられていることを特徴とするガス配管用ライザー管。
  2. 地上の屋外ガス機器に接続される金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とを金属製のライザー管継手で接続しており、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は保護管で覆われているガス配管用ライザー管において、
    前記ライザー管継手の下端縁は、前記保護管の上端部が差し込まれる下方開口の環状溝と、この環状溝の内周側に形成した筒状の内縁と、この環状溝の外周側に形成した前記内縁と対向する筒状の外縁とを有し、前記内縁は、前記保護管が前記環状溝に差し込まれたとき、前記内縁の外径が、この内縁の外周面と前記保護管の内周面との間に隙間が生じるように前記保護管の内径より小さく形成され、前記外縁の下部は、前記環状溝に差し込んだ保護管の上端部外周面と前記内縁の下部に向って、前記内縁の下部より上側の外周面と前記保護管の上端部の内周面との間に隙間を生じさせた状態で雨水侵入防止性、気密性を保つようにかしめつけられ、
    リング状のパッキン本体と、このパッキン本体に付けた鍔部からなるシールパッキンを備え、このシールパッキンの前記パッキン本体が前記保護管の下端部と前記ライザー樹脂管の外面との間の隙間に介在されて該隙間が防水性、気密性を保つように密封されるとともに、鍔部が前記保護管の下端面に接当係合していることを特徴とするガス配管用ライザー管。
  3. 前記シールパッキンは鍔部の外周端から保護管の下端部の外周を覆う外周壁部を立ち上げた形に形成している請求項2記載のガス配管用ライザー管。
  4. 前記シールパッキンは鍔部がパッキン本体の下端に付けられた形に形成している請求項2記載のガス配管用ライザー管。
  5. 前記シールパッキンは鍔部がパッキン本体の上下方向中間部に付けられた形に形成している請求項2記載のガス配管用ライザー管。
  6. 地上の屋外ガス機器に接続される金属管の下端部と、地中埋設樹脂管に接続されるライザー樹脂管の上端部とを金属製のライザー管継手で接続しており、前記ライザー樹脂管は地中から地上に立ち上げられ、この地上に立ち上げられたライザー樹脂管の外面は保護管で覆われているガス配管用ライザー管において、
    前記ライザー管継手の下端縁は、前記保護管の上端部が差し込まれる下方開口の環状溝と、この環状溝の内周側に形成した筒状の内縁と、この環状溝の外周側に形成した前記内縁と対向する筒状の外縁とを有し、前記内縁は、前記保護管が前記環状溝に差し込まれたとき、前記内縁の外径が、この内縁の外周面と前記保護管の内周面との間に隙間が生じるように前記保護管の内径より小さく形成され、前記外縁の下部は、前記環状溝に差し込んだ保護管の上端部外周面と前記内縁の下部に向って、前記内縁の下部より上側の外周面と前記保護管の上端部の内周面との間に隙間を生じさせた状態で雨水侵入防止性、気密性を保つようにかしめつけられ、
    伸縮自在なリング状のシールカバーを有し、このシールカバーが前記保護管の下端縁の外周面とこの下方の前記ライザー樹脂管の外面とをその収縮力で緊締状に被覆するよう嵌め合わされることにより前記保護管の下端縁と前記ライザー樹脂管の外面との間の隙間が防水性、気密性を保つよう密封されていることを特徴とするガス配管用ライザー管。
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