JP4442144B2 - 演奏支援装置および演奏支援プログラム - Google Patents
演奏支援装置および演奏支援プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4442144B2 JP4442144B2 JP2003271272A JP2003271272A JP4442144B2 JP 4442144 B2 JP4442144 B2 JP 4442144B2 JP 2003271272 A JP2003271272 A JP 2003271272A JP 2003271272 A JP2003271272 A JP 2003271272A JP 4442144 B2 JP4442144 B2 JP 4442144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- performance
- support data
- area
- support
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、演奏上で注意喚起すべき内容を事前にユーザに報知することができる演奏支援装置および演奏支援プログラムを提供することを目的としている。
(1)全体構成
図1は実施例の構成を示すブロック図である。この図において、10は構成要素1〜6からなるDTM装置、20はDTM装置10とMIDI接続される電子楽器である。電子楽器20は鍵盤を備え、この鍵盤を用いたユーザの演奏操作に応じて発生する演奏データをMIDI出力する。DTM装置10は、電子楽器20側から演奏データがMIDI入力される毎に、課題曲の各音符を表す演奏情報と比較して演奏の適否を判定し、その比較結果を対応する演奏情報に関連付けて保存する。また、DTM装置10は、演奏情報に関連付けて保存された比較結果に基づき、ユーザの演奏が「完成期」、「安定期」、「向上期」および「練習初期」のいずれに該当するのかを演奏判定し、判定結果に対応した内容の支援データを選択する。
次に、図1を参照してDTM装置10の構成を説明する。図1において、1は装置各部を制御するCPUである。CPU1は、MIDI入力される演奏データと課題曲の演奏情報とを比較した比較結果に基づき、ユーザの演奏が「完成期」、「安定期」、「向上期」および「練習初期」のいずれに該当するのかを演奏判定し、判定結果に対応した内容の支援データを設定し、これに基づき演奏支援する。こうした本発明の要旨に係わるCPU1の処理動作は追って詳述する。
2はプログラムエリアおよびデータエリアを有するROMである。ROM2のプログラムエリアには、後述するメインルーチン、再生開始処理、支援開始処理、支援終了処理、演奏結果判定処理および演奏情報検索保存処理を実行する各種制御プログラムが記憶される。ROM2のデータエリアには、手本となる課題曲の演奏情報が複数曲分記憶されており、これら内から選曲指定される課題曲の演奏情報がRAM3のデータエリアに格納される。演奏情報のデータ構造については追って述べる。
MIDIインタフェース4は、CPU1の制御の下に、電子楽器20側から送出される演奏データを取り込む一方、DTM装置10側で発生したノートオンイベントを電子楽器20にMIDI出力する。キーボード5はキー入力操作に応じたイベントを発生する。キーボード5では、後述する再生開始処理の開始を指示するスタートスイッチおよび再生開始処理の停止を指示するストップスイッチが所定のキースイッチに割り当てられている。表示部6はLCDパネル等から構成され、CPU1から供給される表示制御信号に応じて、演奏情報を楽譜表示したり、支援データを画面表示する。
次に、図2〜図4を参照して、RAM3のデータエリアに格納される演奏情報playdat、エリア情報データベースarea_infoおよび停止情報nowplayのデータ構造を説明する。
各値が意味するところは次の通りである。「−1」は正しく弾けていないことを表す。「0」は演奏範囲に無いことを表す。「1」は正しく弾かれたことを表す。「2」は演奏データが課題曲のノートデータの発音タイミングより早く押鍵されたことを表す。「3」は演奏データが課題曲のノートデータの発音タイミングより遅く押鍵されたことを表す。
一つの区間のエリア情報area_info[i]はarea_info[i][0]〜area_info[i][16]を備える。area_info[i][0]はエリア固有の識別番号id、area_info[i][1]は曲頭からの経過時間で表現されるエリア開始時刻StartTick、area_info[i][2]は曲頭からの経過時間で表現されるエリア終了時刻EndTick、area_info[i][3]は本エリアが属するグループを表すグループ番号AreaGroupである。
エリア情報area_info[i]中の支援開始時刻supStartと支援終了時刻supEndとで指定される支援対象範囲に設定される支援データ(OKData、CautData、NGData)を、それに先立つ支援処理開始時刻Tickおよび支援処理終了時刻TickEndで指定されるタイミングで再生することによって、演奏に先立って注意喚起するなどの先行支援を実現している。
次に、図5〜図16を参照して実施例の動作について説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作について説明し、続いて再生開始処理、支援開始処理、支援終了処理、演奏判定保存処理および演奏結果判定処理の各動作を順番に説明して行く。
DTM装置10において、メインルーチンが実行されると、CPU1は図5に示すステップS1に進み、装置各部を初期化するイニシャライズを行った後、ステップS2に進む。ステップS2では、停止フラグTFを「1」にセットしてホルト状態に設定する。次いで、ステップS3では、スタートスイッチのオン操作の有無を判断する。スタートスイッチがオン操作されなければ、判断結果は「NO」となり、再びステップS3に処理を戻す。
一方、スタートスイッチ5がオン操作されると、判断結果が「YES」となり、ステップS4に進み、停止フラグTFをゼロリセットしてホルト状態を解除する。この後、ステップS5に進み、エリア情報area_infoおよび停止情報nowplayを参照して演奏支援を行う再生開始処理を実行した後、ステップS3に処理を戻す。
次に、図6〜図11を参照して再生開始処理、支援開始処理および支援終了処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップS5(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図6に示すステップSA1に進む。ステップSA1では現時刻をレジスタStartTickにストアし、続くステップSA2ではポインタi、iAI、iLastおよびiPDをそれぞれゼロリセットする。
そして、ステップSA3では停止フラグTFが「0」、つまりスタートスイッチ5のオン操作によりホルト状態が解除されている否かを判断する。停止フラグTFが「1」のホルト状態であると、判断結果は「NO」になり、本処理を完了させて上述のメインルーチンに処理を戻す。一方、ホルト状態が解除されていれば、判断結果が「YES」となり、ステップSA5に進む。
次に、ステップSA6では、ポインタiとポインタiLastが一致するか否かを判断する。初期化された時点では、両ポインタは一致するので、判断結果は「YES」となり、図7のステップSA13以降に処理を進める。
再生時刻NowTickが演奏情報playdatの発音タイミングTick(playdat[iPD][2])を過ぎていると、図7に示すステップSA13の判断結果が「YES」になり、ステップSA14に進む。ステップSA14では、演奏情報playdat[iPD][1](ノート番号Note#)で指定される音高の楽音を発音するよう電子楽器20側に指示するノートオン処理を実行する。これにより、発音タイミングTickを過ぎても演奏されない演奏情報playdat[iPD]を再生する演奏支援が行われる。
次に、ステップSA16に進み、処理タイプplaytype(nowplay[iSet][0])にノート出力を表す値「0」をストアする。続いて、ステップSA17では支援処理開始時刻Tick(nowplay[iSet][1])に発音タイミングTick(playdat[iPD][2])をストアする。
次いで、ステップSA20では、一つ前の停止情報nowplay[iLast][4]のポインタNextPointerにポインタiSetをストアする。この後、ステップSA21にてポインタiLastをポインタiSetに更新し、続くステップSA22ではポインタiPDを歩進させた後、後述するステップSA23(図8参照)に処理を進める。
ポインタiAIの歩進に応じてエリア情報データベースarea_infoから読み出されるエリア開始時刻StartTick(area_info[iAI][1])が、再生時刻NowTickより小の場合、つまり再生時刻NowTickがエリア開始時刻StartTickを過ぎると、図8に示すステップSA26の判断結果が「YES」になり、ステップSA27に進む。
ステップSA27では、ポインタiAIで指定されるエリア情報area_info[iAI][4](再生フラグFlug)が「0」以外であるか、つまり支援データを再生するエリアであるかどうかを判断する。支援データを再生するエリアでない場合には、判断結果が「NO」となり、図9に示すステップSA37(後述する)に処理を進めるが、支援データを再生するエリアであると、判断結果は「YES」になり、ステップSA28を介して支援開始処理を実行する。
再生フラグFlugが「3」であると、ステップSA28−8〜SA28−10において、エリア情報データベースarea_infoから支援データNGData(area_info[i][11])および時間データNGGateTime(area_info[i][10])を読み出し、時間データNGGateTimeが指定するタイミングで支援データNGDataを再生する。
すなわち、ステップSA29では、停止情報nowplayにおける空きエリアを検索し、その空きエリアを指し示すポインタ値をポインタiSetにセットし、続くステップSA30では、処理タイプplaytype(nowplay[iSet][0])に、エリア情報area_info[iAI][4]の再生フラグFlugをストアする。
なお、本実施例では、支援データOKData再生は文字出力、支援データCautData再生は画面出力、支援データNGData再生は音声出力するようになっており、処理タイプplaytypeと再生フラグFlugとを対応付けている。
上記a項又はb項の処理にて停止情報nowplay[iSet]が更新されると、停止情報nowplayの空きエリアを指し示すポインタiSetがポインタiLastにセットされる為、図6に示すステップSA6の判断結果が「NO」となり、ステップSA7に進む。
そして、再生時刻NowTickが支援処理終了時刻TickEnd(nowplay[i][2])を過ぎると、ステップSA7の判断結果が「YES」になり、ステップSA8に進む。ステップSA8を介して支援終了処理が実行されると、CPU1は図11のステップSA8−1に処理を進め、支援データ(OKData、CautData、NGDataのいずれか)が再生中であるか否かを判断する。再生していなければ、判断結果は「NO」になり、何も行わずに支援停止処理を完了させるが、再生中であると、判断結果が「YES」になり、ステップSA8−2に進み、支援データdataの再生を強制終了してから本処理を完了させる。
演奏範囲外を表す「0」でなければ、判断結果は「NO」になり、後述のステップSA12に進むが、「0」であると、判断結果が「YES」になり、ステップSA11に進み、演奏情報playdat[tmpPD][5](比較結果Result)に、正しく弾けなかった旨を表す判定値「−1」をセットする。そして、ステップSA12に進み、次の停止情報を指し示すポインタNextPtr(nowplay[i][4])をポインタiにセットした後、上述のステップSA6に処理を戻す。
ポインタiAIの歩進に応じてエリア情報データベースarea_infoから読み出される支援終了時刻supEnd(area_info[iAI][16])が、再生時刻NowTickより小の場合、つまり再生時刻NowTickが支援終了時刻supEndを過ぎると、図8に示すステップSA23の判断結果が「YES」となり、ステップSA24に進み、演奏結果判定処理を実行する。
演奏結果判定処理では、後述するように、支援終了したエリアにおいてユーザが行った演奏を判定し、その判定結果に応じて、当該エリアと同一グループに分類されるエリアの支援内容を設定する。次いで、ステップSA25に進むと、ポインタiAIに対応したエリア情報area_info[iAI][5](ステイタスStatus)に、支援完了を表すフラグ値「2」をセットした後、前述したステップSA26に処理を進める。
ユーザの演奏操作に基づき、電子楽器20側から演奏データがMIDI入力されると、図9に示すステップSA37の判断結果が「YES」になり、ステップSA38に進み、演奏判定保存処理を実行する。
演奏判定保存処理では、後述するように、電子楽器20側から演奏データがMIDI入力される毎に、その演奏データと課題曲の各音符を表す演奏情報playdatとを比較して演奏の適否を判定すると共に、その結果を当該演奏情報playdat中の比較結果Result(playdat[tmpPD][5]として記憶する。
一方、再生時刻NowTickが曲終了時刻を過ぎていなければ、上記ステップSA39の判断結果は「NO」となり、ステップSA40に進む。ステップSA40では、ストップスイッチがオン操作されたかどうかを判断する。ストップスイッチがオン操作されていなければ、判断結果は「NO」となり、図6のステップSA3に処理を戻すが、この場合、停止フラグTFは「0」のままなので、ステップSA3の判断結果が「YES」となり、ステップSA5以降を実行する。これに対し、ストップスイッチがオン操作されると、上記ステップSA40の判断結果は「YES」となり、ステップSA41に進み、停止フラグTFを「1」にして再生開始処理を完了させる。
次に、図12〜図13を参照して演奏判定保存処理の動作を説明する。前述した再生開始処理のステップSA38(図9参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図12のステップSB1に進み、MIDI入力されたイベントがノートオンイベントであるか否かを判断する。ノートオンイベント以外のイベントであれば、判断結果は「NO」になり、本処理を完了させる。
一方、ノートオンイベントであると、判断結果が「YES」になり、次のステップSB2に進み、ノートオンイベントに含まれるノート番号をレジスタtmpPitchにストアする。続いて、ステップSB3では現時刻をレジスタNowTickにストアする。そして、ステップSB4では、MIDI入力された演奏データ(ノートオンイベント)に対応した演奏情報playdatを指し示すポインタiPDを取得する。
サーチポインタtmpPDが検索範囲を超えた場合、すなわちMIDI入力された演奏データ(ノートオンイベント)と一致する演奏情報playdatが検索範囲(iPD±iLookUp)に存在しない状況であると、上記ステップSB6の判断結果は「YES」となり、ステップSB7に進み、押鍵ミスの回数をカウントするレジスタiMissTouchCntを歩進させてから本処理を完了させる。
これに対し、早く押鍵された場合には、上記ステップSB16の判断結果が「NO」になり、ステップSB18に進み、演奏情報playdat[tmpPD][5](比較結果Result)に、課題曲のノートデータの発音タイミングより早く押鍵された旨を表す値「2」をストアして本処理を完了させる。
次に、図14〜図16を参照して演奏結果判定処理の動作を説明する。前述した再生開始処理のステップSA24(図8参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図14のステップSC1に進み、演奏結果判定の対象となるエリアを指定するポインタiAIをポインタiDBに格納し直す。次いで、ステップSC2では、ポインタiDBで指定されるエリアの支援開始時刻supStart(area_info[iAI][15])をレジスタIStに、支援終了時刻supEnd(area_info[iAI][16])をレジスタIEdにそれぞれストアする。以下、レジスタIStの内容を支援開始時刻ISt、レジスタIEdの内容を支援終了時刻IEdと記す。
この場合、ステップSC16の判断結果が「YES」になり、ステップSC17に進み、本エリアで発生したミスタッチ回数MissTCnt(area_info[iDB][14])と総数iOrgCntとから不正解率iRatio(%)を算出する。次に、ステップSC18では不正解率iRatioが判定値iMTLevelより小さいか否かを判断する。
一方、不正解率iRatioが判定値iMTLevelより大きければ、上記ステップSC18の判断結果が「NO」になり、ステップSC21に進む。ステップSC21では、本エリアの演奏結果を表す結果フラグResultとして安定期を表す値「3」を、エリア情報area_info[iDB][12]にストアし、続くステップSC22では判定結果iFlugに「1」をセットする。
この場合、ステップSC16の判断結果が「NO」になり、図16に示すステップSC23に進む。ステップSC23では、正しく弾けた演奏操作の回数iOKと、適正タイミングより早い演奏操作の回数iTMFと、適正タイミングより遅い演奏操作の回数iTMLとを加算した値を総数iOrgCntで除して、どの程度演奏操作が行われたかを表す演奏率iRatio(%)を算出する。次いで、ステップSC24では演奏率iRatioが判定値iClearLevel以上であるか否かを判断する。
一方、演奏率iRatioが判定値iClearLeveより小さければ、上記ステップSC24の判断結果が「NO」になり、ステップSC27に進む。ステップSC27では、本エリアの演奏結果を表す結果フラグResultとして練習初期を表す値「1」を、エリア情報area_info[iDB][12]にストアし、続くステップSC28では判定結果iFlugに「3」をセットする。
判定結果iFlugが「安定期」を表す「1」の場合には、本エリアと同一のグループ番号を有するエリア情報area_info[i][4](再生フラグFlug)に「1」をストアして、「安定期」と判定された本エリアと類似するエリアでは支援データOKDataを再生させる。
判定結果iFlugが「練習初期」を表す「1」の場合には、本エリアと同一のグループ番号を有するエリア情報area_info[i][4](再生フラグFlug)に「3」をストアして、「練習初期」と判定された本エリアと類似するエリアでは支援データNGDataを再生させる。
2 ROM
3 RAM
4 MIDIインタフェース
5 キーボード
6 表示部
10 DTM装置
20 電子楽器
Claims (4)
- 課題曲中の類似する類似区間同士をグループ化し、グループ化された各類似区間の支援データを記憶する区間情報記憶手段と、
演奏操作に応じて発生する演奏データと、課題曲を形成する各音符を表す演奏情報とを比較して得た比較結果を分析して演奏判定し、その判定結果に対応した種類の支援データを指定する支援データ指定手段と、
前記支援データ指定手段が演奏判定した類似区間と同一グループの他の類似区間を前記区間情報記憶手段から検索し、該当する類似区間について、前記支援データ指定手段にて指定された種類の支援データを前記区間情報記憶手段に設定する支援データ設定手段と、
演奏進行に従い、前記区間情報記憶手段から対応する類似区間の支援データを読み出し、その類似区間の演奏タイミングより早い時期に支援データを再生して演奏支援する支援手段と
を具備することを特徴とする演奏支援装置。 - 前記支援データ指定手段は、演奏区間に存在する前記課題曲の音符のうち演奏操作により正しく弾けた数と当該演奏区間に存在する前記課題曲の音符の総数との比率を表わす正解率が所定以上の場合には、前記演奏操作により入力された音符のうち前記演奏区間内の前記課題曲中に存在しない音符の数と当該演奏区間に存在する前記課題曲の音符の総数との比率を表わす不正解率に応じて完成期および安定期のいずれであるかを判定し、正解率が所定未満の場合にはどの程度演奏操作が行われたかを表す演奏率に応じて向上期および練習初期のいずれであるかを判定する判定手段と、
この判定手段によって完成期と判定された場合には支援データ再生を行なわないように指定するとともに、安定期と判定された場合には正しく弾けた旨を表す支援データを、向上期と判定された場合には演奏上で注意喚起する点を表す支援データを、練習初期と判定された場合には正しく弾けていない旨を表す支援データをそれぞれ指定する指定手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の演奏支援装置。 - 課題曲中の類似する類似区間同士をグループ化し、グループ化された各類似区間の支援データを記憶する区間情報データベースを備えた演奏支援装置として使用されるコンピュータに、
演奏操作に応じて発生する演奏データと、課題曲を形成する各音符を表す演奏情報とを比較して得た比較結果を分析して演奏判定し、その判定結果に対応した種類の支援データを指定する支援データ指定処理と、
前記支援データ指定処理にて演奏判定された類似区間と同一グループの他の類似区間を前記区間情報データベースから検索し、該当する類似区間について、前記支援データ指定処理にて指定された種類の支援データを前記区間情報データベースに設定する支援データ設定処理と、
演奏進行に従い、前記区間情報データベースから対応する類似区間の支援データを読み出し、その類似区間の演奏タイミングより早い時期に支援データを再生して演奏支援する支援処理と
を実行させることを特徴とする演奏支援プログラム。 - 前記支援データ指定処理は、演奏区間に存在する前記課題曲の音符のうち演奏操作により正しく弾けた数と当該演奏区間に存在する前記課題曲の音符の総数との比率を表わす正解率が所定以上の場合には、前記演奏操作により入力された音符のうち前記演奏区間内の前記課題曲中に存在しない音符の数と当該演奏区間に存在する前記課題曲の音符の総数との比率を表わす不正解率に応じて完成期および安定期のいずれであるかを判定し、正解率が所定未満の場合にはどの程度演奏操作が行われたかを表す演奏率に応じて向上期および練習初期のいずれであるかを判定する判定処理と、
この判定処理にて完成期と判定された場合には支援データ再生を行なわないように指定するとともに、安定期と判定された場合には正しく弾けた旨を表す支援データを、向上期と判定された場合には演奏上で注意喚起する点を表す支援データを、練習初期と判定された場合には正しく弾けていない旨を表す支援データをそれぞれ指定する指定処理と
を具備することを特徴とする請求項3に記載の演奏支援プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271272A JP4442144B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 演奏支援装置および演奏支援プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271272A JP4442144B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 演奏支援装置および演奏支援プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005031458A JP2005031458A (ja) | 2005-02-03 |
JP4442144B2 true JP4442144B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=34209204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271272A Expired - Fee Related JP4442144B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 演奏支援装置および演奏支援プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4442144B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4639983B2 (ja) * | 2005-06-20 | 2011-02-23 | カシオ計算機株式会社 | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム |
JP4646140B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2011-03-09 | 株式会社河合楽器製作所 | 練習機能付き電子楽器 |
JP4613923B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2011-01-19 | ヤマハ株式会社 | 楽音処理装置およびプログラム |
-
2003
- 2003-07-07 JP JP2003271272A patent/JP4442144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005031458A (ja) | 2005-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100429114B1 (ko) | 타이프 연습기능을 갖는 오락 시스템, 타이프 연습 시스템및 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체 | |
US7663044B2 (en) | Musical performance self-training apparatus | |
CN101777341B (zh) | 音乐演奏练习装置及方法 | |
US20040123726A1 (en) | Performance evaluation apparatus and a performance evaluation program | |
JP5983573B2 (ja) | 演奏練習装置、方法、およびプログラム | |
KR100200290B1 (ko) | 자동연주장치 | |
CN103443849A (zh) | 伴奏数据产生设备 | |
JP4442144B2 (ja) | 演奏支援装置および演奏支援プログラム | |
JP3275362B2 (ja) | 演奏練習装置 | |
CN100472528C (zh) | 信息处理装置以及卡拉ok装置 | |
JP6090644B2 (ja) | 演奏難易度評価装置、プログラム及び電子楽器 | |
JP3582315B2 (ja) | 練習支援装置、練習支援方法および記憶媒体 | |
JP4168851B2 (ja) | カラオケ装置 | |
JP2007188175A (ja) | サーバ装置、端末装置およびプログラム | |
JP3932038B2 (ja) | 演奏練習装置および演奏練習プログラム | |
JP4136556B2 (ja) | 演奏独習装置 | |
JP4743615B2 (ja) | 練習機能付き電子楽器 | |
JP4228346B2 (ja) | 演奏支援情報生成装置および演奏支援情報生成プログラム | |
JP4475383B2 (ja) | 音楽教習装置および音楽教習プログラム | |
JP3081096B2 (ja) | カラオケ装置 | |
US20040206227A1 (en) | Method of playing a game according to events in a selected track of a music file | |
JP3027898B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP6867571B2 (ja) | プログラム、ゲームの提供方法及びゲーム装置 | |
JP3110510B2 (ja) | 自動演奏型週間プログラムタイマ | |
JP4178553B2 (ja) | 音楽教習装置および音楽教習プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080326 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100104 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |