JP4441308B2 - グラウンドカバーグラスユニットおよびグラス定着法 - Google Patents
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Description
るグラウンドカバーグラスユニットおよびグラス定着法に関する。
気象緩和にも役立つと期待されている。
模索されている。
き,しかも適正な保水機能が備わった基盤を構成することが必要となる。
植え,これをグランドに並べる天然芝グランドの施工方法が記載されている。
これを用いた動植物着生法が記載されている。
たすことを目的とするものである。
本発明は校庭や構造物等の芝生化や緑化に大きく貢献することができる。
することも必要である。
を用いることができ,これによって植物の生育環境に与える影響も少なくなる。
ているために適当な間隙をもつ任意形状の立体ブロックとなり得る。
ーメン)のような麺の捲縮固化物を拡大したような立体形状を有している。
もつような硬練として線状体に押し出した場合には,曲げるとすぐに折れてしまう。
な形状の平板形の立体ブロックを作り出すことができる。
入りセメントペーストを骨材と混り混ぜる方法が好ましい。
以上行うことが好ましい。
きる。
こともできる。
細骨材を使用することもできる。
として非常に好適な材料である。
。
また本発明ではブロック2の最下面に相当する線体状1の間隙に,保水機能と透水機能とをあわせもつフィルター部材17を装填する。例えば図2に示したように,最下面に相当する線状体1とその直上に位置する線状体1との間に,そのようなフィルター部材17を介在させる。
このようなブロック2を作製するには,図3と同様に,型枠6内に植物繊維入り生モルタル3を打設するさい,最初の生モルタル3(ブロック2の最下面に該当する部分)を打設したあと,フィルター部材17として,例えば2〜3cm程度のチップ状のヤシマットを生モルタル3同士の間隙に装填されるように配置してから,続けて生モルタル3を曲げ絡み合わせながら打設する。
フィルター部材17には,ヤシマット等の有機繊維質材料だけでなく,シガラ等の樹脂メッシュや,不織布等の化学繊維質材料も使用することができる。また,これらの材料を単一でまたは複合して使用してもよい。
フィルター部材17の装填にさいして,生モルタル3の積層を阻害しない(線状体1が部分的に結着する)ように量や配置を調整することが望ましい。フィルター部材17の形状についてはとくに限定されるものではないが,作業効率の点でチップ状が好ましい。
ブロック2の最下面に相当する線状体1の間隙に,例えばチップ状のフィルター部材17を装填することにより,必ずしも図1,2のようにブロック2の間隙率を上面側と下面側とで意図的に変える必要はなく,線状体1同士の間隙を一定にしても,後述する土壌物質8の流出が防止される。またフイルター部材17は保水するので,ブロック2の保水性向上にも寄与する。
場に搬送される。
枝(ストロン),さし木等とすることも可能である。
の現場に敷き並べて芝グラウンドが造成される。図6にその状態を示した。
らなる支持基盤14が存在するので,適度な保水と適度な排水とが良好に行われる。
なことにはならない。
なるので,必ずしも植え付け部13はブロック2の上面側全面でなくてもよい。
ことになる。
響を及ぼすことがない。
の材料配合例を挙げると,例えば,
低pHセメント(商品名マグホワイト):500Kg/m3±50Kg/m3
黒土 :500Kg/m3±50Kg/m3
砂 :400Kg/m3±40Kg/m3
水 :420Kg/m3±40Kg/m3
植物繊維(綿の場合) :20Kg/m3±5Kg/m3
混和剤として,
ソイルセメント用混和剤(商品名レオソイル100A):5Kg/m3±1Kg/m3
ソイルセメント用混和剤(商品名レオソイル100B):3Kg/m3±1Kg/m3
を例示できる。これによって例えば気乾比重=1.5±0.2,湿潤比重=2.1±0.2の硬化体とすることができる。この硬化体(立体形状のブロック2を構成するための線状体1)は,例えば圧縮強度300kgf/cm2 ±50kg/m3,曲げ強度45kgf/cm2 ±10
kg/m3で,単位吸水率が30%±10%程度の保水性を示す硬化体となる。
2 立体形状のブロック
3 植物繊維入り生モルタル
4 グラウトポンプ
5 ノズル
6 型枠
7 苗床
8 土壌物質(培養土等)
9 種子
10 芝マット
11 本発明に従うグラウンドカバーグラスユニット
12 芝
13 グラス植え付け部
14 支持基盤
15 校庭等の基盤
16 敷砂
17 フィルター部材
Claims (4)
- グラス植え付け部と,このグラス植え付け部を支持する支持基盤とからなるグラウンドカバーグラスユニットにおいて,植物繊維を配合したモルタルまたはコンクリートの線状体からなり,その線状体同士が部分的に結着し且つ該線状体同士の間に間隙が形成されている立体形状のブロックによって前記の支持基盤を構成し,前記ブロックの最下面に相当する前記線状体の間隙には保水機能と透水機能とをあわせもつフィルター部材が装填されており,この支持基盤の上部または該線状体の間隙に土壌物質を装填することによって前記のグラス植え付け部を構成したことを特徴とするグラウンドカバーグラスユニット。
- モルタルまたはコンクリート中への植物繊維の配合量が10Kg/m3以上で,線状体の径が3〜30mmである請求項1に記載のグラウンドカバーグラスユニット。
- 植物繊維を配合したモルタルまたはコンクリートはMgOおよびP2O5を主成分とする低pHセメントを結合材としたものである請求項1または2に記載のグラウンドカバーグラスユニット。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のグラウンドカバーグラスユニットのグラス植え付け部にグラウンドカバーグラスの種苗を植え付け,支持基盤中の前記間隙に根が伸長した状態にまで生育させ,次いで,これをユニット設置場所の基盤の上に敷き並べることからなるグラウンドカバーグラスの定着法。
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JP2004100589A JP4441308B2 (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | グラウンドカバーグラスユニットおよびグラス定着法 |
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