JP4440298B2 - トナー搬送装置、画像形成装置 - Google Patents

トナー搬送装置、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4440298B2
JP4440298B2 JP2007299697A JP2007299697A JP4440298B2 JP 4440298 B2 JP4440298 B2 JP 4440298B2 JP 2007299697 A JP2007299697 A JP 2007299697A JP 2007299697 A JP2007299697 A JP 2007299697A JP 4440298 B2 JP4440298 B2 JP 4440298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
flexible sheet
opening
area
vertex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007299697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009128380A (ja
Inventor
祐典 芳本
正信 出口
雄 若林
幸一 竹ノ内
清文 森本
宏夫 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007299697A priority Critical patent/JP4440298B2/ja
Priority to US12/266,971 priority patent/US8078087B2/en
Priority to CN200810181231.1A priority patent/CN101441425B/zh
Publication of JP2009128380A publication Critical patent/JP2009128380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440298B2 publication Critical patent/JP4440298B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • G03G15/0881Sealing of developer cartridges
    • G03G15/0886Sealing of developer cartridges by mechanical means, e.g. shutter, plug
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、トナーを所定位置へ搬送する際に用いられるトナー搬送装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、高画質な画像を簡易な操作でかつ短時間にて形成でき、保守管理も容易であることから、たとえば、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、複合機などに広く普及している。電子写真方式の画像形成装置(以下単に「画像形成装置」という)は、たとえば、感光体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、転写装置と、定着装置とを含む。
感光体はその表面に感光膜が形成されたローラ状部材である。帯電装置は電圧の印加を受けて感光体表面を所定電位に帯電させる。露光装置は、帯電状態にある感光体表面に、画像情報に応じた光を照射して静電潜像を形成する。現像装置は、感光体表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像に現像する。転写装置は感光体表面のトナー像を記録媒体(用紙)に転写する。
定着装置は、たとえば、内部に加熱手段を含む定着ローラと定着ローラに圧接する加圧ローラとを含む。未定着トナー像を担持する記録媒体が定着ローラと加圧ローラとの圧接部を通過すると、トナー像は記録媒体に熱定着される。これによって、記録媒体上に画像が印刷される。
現像装置は、静電潜像が形成されて回転する感光体に対して対向配置された現像ローラと、現像剤を収容する現像槽とを備え、現像ローラによって現像槽内の現像剤を感光体側へ搬送することにより、感光体上の静電潜像を現像する。ここで、現像剤がトナーとキャリアとを含む2成分現像剤である場合は、キャリアが現像槽内に残され、トナーのみが現像に用いられて消費される。消費された分のトナーは、別途トナー補給装置によって現像槽内に補給される。
2成分現像剤を用いた現像装置では、撹拌部材によってキャリアとトナーとを混合撹拌することが必要である。前記撹拌部材は、まず、現像装置によって現像動作が行われる前に現像槽内の現像剤を一定時間撹拌して所定値以上に帯電させる、いわゆる予備撹拌を行う。そして、現像装置が現像動作を開始すると、前記撹拌部材は、槽内の現像剤を撹拌するとともに、トナーカートリッジから補給されるトナーと槽内の現像剤とを混合撹拌する。攪拌された現像剤は感光体へ供給され、静電潜像の現像に供される。
現像槽へのトナー補給は、トナーカートリッジの供給口と現像槽の補給口とを連通させ、予め定めるタイミングに応じてトナーカートリッジから現像槽へ適切な量のトナーを補給することによって実現される。前記供給口および前記補給口には、それぞれシャッタが設けられている。これらシャッタは、トナー補給時、またはトナーカートリッジおよび現像装置が画像形成装置に装着された時、前記供給口および補給口を開放する。また、トナーカートリッジまたは現像装置が画像形成装置から取り外される時、前記供給口および補給口はシャッタによって塞がれ、供給口および補給口からトナーが漏れないようになっている。
例えば、下記特許文献1に示されている画像形成装置では、トナーホッパと現像ユニットとを連通するトナー搬送路(トナー搬送パイプ)の一方の開口部を開閉自在なシャッタが設けられ、このシャッタは、現像ユニットが画像形成装置本体へ装着されると前記開口部を開放し、現像ユニットが取り外されるときに前記開口部を塞ぐようになっている。
特開2007−78848号公報(公開日:平成19年3月29日) 特開平9−230684号公報(公開日:平成9年9月5日)
しかしながら、特許文献1に示されるようなシャッタを用いてトナー搬送路の開口部の開閉を行うと、前記開口部を開放したときのシャッタの逃げ場(格納スペース)が必要となり、画像形成装置の省スペース化の妨げになるという問題がある。
これに対し、前記特許文献2には、本願の図11(a)(b)に示すように、フレキシブルシート120からなるシャッタを備えた現像剤補給装置が示されている。フレキシブルシート120の一部の領域にはトナー通過孔110が形成されている。なお、図11(b)は、図11(a)のフレキシブルシート120をAA線で切断した場合の断面図である。
前記現像剤補給装置によれば、トナー補給時は、トナー補給のための開口部とトナー通過孔110とを重ならせ、トナー非補給時は、フレキシブルシート120におけるトナー通過孔110の形成されていない領域100と前記開口部とを重ならせるように、フレキシブルシート120をX方向に進退移動(スライド)させるようになっている。これにより、トナー補給時は前記開口部を開放してトナー補給を行い、トナー非補給時は前記開口部を塞いでトナー補給を停止することができる。そして、フレキシブルシート120は変形し易いことからコンパクト化でき、これに伴いフレキシブルシート120の格納スペースもコンパクトにでき、画像形成装置の省スペース化に資する事が可能になる。
ところで、フレキシブルシート120に形成されているトナー通過孔110は、図11(a)に示されるように、フレキシブルシート120の移動方向Xに直交する対辺110aと移動方向Xに平行な対辺110bとからなる四角形になっている。
ここで、フレキシブルシート120は厚さ方向の剛性が低いため、トナー通過孔110を図11のような形状にした場合、移動方向Xに進退移動させるための引っ張り力(方向Xの引っ張り力)をフレキシブルシート120に与えると、図12(a)(b)に示すように、対辺110aの周縁部がシート面に垂直な方向に撓んでしまう。なお、図12(b)は、図12(a)のフレキシブルシート120をBB線で切断した場合の断面図である。
そして、図12に示される状態でフレキシブルシート120を進退移動させると、フレキシブルシート120において撓んでいる箇所が前記開口部のエッジに引っかかり、フレキシブルシート(可撓性シート)120を円滑に移動させることができないことがある。
本発明は、一部の領域にトナー通過孔が形成されている可撓性シートを移動させるトナー搬送装置において、前記可撓性シートを円滑に移動させる事を目的とするものである。
以上の目的を達成するために、本発明は、トナーを通す第1開口部が形成されているトナー搬送パイプと、一部の領域にトナー通過孔が形成されており且つ定まった経路において進退移動する可撓性シートと、前記可撓性シートを引っ張って前記進退移動させることによって、前記可撓性シートにおけるトナー通過孔の非形成領域を第1開口部に重ならせて第1開口部を塞ぐ第1状態と前記トナー通過孔を第1開口部に重ならせて第1開口部を開放する第2状態とを切り替えるシート移動機構とを有するトナー搬送装置であって、前記トナー通過孔は、前記進退移動の方向との直交方向に向けて3つの区域が並ぶように前記トナー通過孔を3つの区域に分割し、前記直交方向における一方の端部側の区域を第1区域とし、前記直交方向における他方の端部側の区域を第2区域とし、第1区域と第2区域との間の区域を第3区域とした場合、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるように形成されていることを特徴とする。
本発明のトナー搬送装置のように、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるようにトナー通過孔が形成されていると、可撓性シートに対して前記進退方向に移動させるための引っ張り力を与えても、前記トナー通過孔の周縁に撓みが生じることを抑制できる。それゆえ、可撓性シートを引っ張って前記進退移動させても、前記トナー通過孔の周縁が第1開口部の周縁に引っかかってしまうという事態の発生を抑制でき、可撓性シートを円滑に移動させることが可能になる。
また、本発明のトナー搬送装置において、前記トナー通過孔は、第1頂点と第2頂点とを結ぶ第1辺と、第2頂点と第3頂点とを結ぶ第2辺と、第3頂点と第4頂点とを結ぶ第3辺と、第4頂点と第5頂点とを結ぶ第4辺と、第5頂点と第6頂点とを結ぶ第5辺と、第6頂点と第1頂点とを結ぶ第6辺と有し、第1辺が第1区域に属し、第4辺が第2区域に属し、第3頂点と第6頂点とを結ぶ対角線が第3区域に属し、第1辺と第4辺と前記対角線とが前記進退移動の方向に平行であり、前記対角線が第1辺および第4辺よりも前記進退方向に延びている六角形であってもよい。前記トナー通過孔を以上のような六角形にした場合、前記第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるようにトナー通過孔の形状を設定することが可能になる。
さらに、本発明のトナー搬送装置において、前記可撓性シートはフッ素樹脂からなることが好ましい。この構成によれば、フッ素樹脂の摩擦抵抗は低いことから、可撓性シートの移動中において可撓性シートに作用する摩擦抵抗を低減させることができ、可撓性シートの移動をより一層円滑に行うことが可能になる。また、フッ素樹脂にはトナーが融着しにくいため、前記可撓性シートの外面にトナーが融着してしまって融着箇所の摩擦抵抗が高くなってしまうという不都合をも抑制できる。
また、本発明のトナー搬送装置において、前記可撓性シートはポリエチレンテレフタレートからなることが好ましい。この構成によれば、ポリエチレンテレフタレートは強度に優れた樹脂であることから、可撓性シートの耐久性を向上させられる。
さらに、本発明のトナー搬送装置において、前記可撓性シートはポリエチレンテレフタレートからなる基材の外面に対してフッ素樹脂を付着させたシートであることが好ましい。この構成によれば、フッ素樹脂を用いる事の利点(可撓性シートの移動の円滑化)と、ポリエチレンテレフタレートを用いる事の利点(可撓性シートの耐久性の向上)とを兼備させることができる。
また、本発明のトナー搬送装置は、前記可撓性シートを前記進退移動の方向に案内する案内経路が設定されており、前記案内経路において前記可撓性シートを案内する壁面にはモルトプレーンが設けられていることが好ましい。この構成によれば、モルトプレーンの摩擦抵抗は低いため、前記可撓性シートが前記案内経路において案内経路の壁面に接触したとしても可撓性シートに作用する摩擦抵抗を低減でき、可撓性シートの移動をより一層円滑に行うことが可能になる。
さらに、本発明のトナー搬送装置は、前記可撓性シートを前記進退移動の方向に案内する案内経路が設定されており、前記案内経路において前記可撓性シートを案内する壁面には前記トナー搬送パイプの外壁面が含まれ、前記外壁面には突起部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、前記突起部によって前記可撓性シートと前記外壁面との接触面積を減らすことができるため、前記可撓性シートと前記案内経路の壁面との間に生じる摩擦抵抗を低減でき、可撓性シートの移動をより一層円滑に行うことが可能になる。
また、本発明のトナー搬送装置において、前記進退移動の方向は、第1移動方向と、第1移動方向と逆方向の第2移動方向とであり、前記シート移動機構は、前記可撓性シートを第1移動方向に引っ張る弾性部材と、外力を受けて前記可撓性シートを第2移動方向に引っ張るレバー部材とを有することが好ましい。この構成によれば、レバー部材に与える外力を強めると前記可撓性シートを第2移動方向に移動させることができ、レバー部材に対して与える外力を弱めると弾性部材の引っ張り力によって前記可撓性シートを第2移動方向とは逆方向の第1移動方向に移動させることができる。つまり、前記構成によれば、レバー部材と弾性部材という簡易な部材だけで前記可撓性シートを進退移動させることが可能になり、前記可撓性シートを進退移動させるための複雑な駆動機構を備える必要がなく、トナー搬送装置の小型化に資することが可能になる。
さらに、本発明は、前記トナー搬送装置と現像装置とトナーカートリッジとを備えた電子写真方式の画像形成装置であって、前記トナーカートリッジ、前記トナー搬送装置、前記現像装置が、上から下に向けてこの順序で配置されており、前記トナー搬送パイプには、下端部に前記第1開口部が形成されている他、上端部に第2開口部が形成されており、前記トナーカートリッジの内部と前記トナー搬送パイプの内部とは第2開口部を挟んで連通しており、前記現像装置の内部と前記トナー搬送パイプの内部とは第1開口部を挟んで連通していることを特徴とする。本発明の画像形成装置によれば、トナーカートリッジの内部と現像装置の内部とは前記トナー搬送パイプを介して連通していることとなり、前記トナー搬送パイプを介してトナーカートリッジ内部のトナーを前記現像装置の内部に搬送することが可能になる。
本発明は、トナーを通す第1開口部が形成されているトナー搬送パイプと、一部の領域にトナー通過孔が形成されており且つ定まった経路にて進退移動する可撓性シートと、前記可撓性シートを引っ張って前記進退移動させることによって、前記可撓性シートにおけるトナー通過孔の非形成領域を第1開口部に重ならせて第1開口部を塞ぐ第1状態と前記トナー通過孔を第1開口部に重ならせて第1開口部を開放する第2状態とを切り替えるシート移動機構とを有するトナー搬送装置であって、前記トナー通過孔は、前記進退移動の方向との直交方向に向けて3つの区域が並ぶように前記トナー通過孔を3つの区域に分割し、前記直交方向における一方の端部側の区域を第1区域とし、前記直交方向における他方の端部側の区域を第2区域とし、第1区域と第2区域との間の区域を第3区域とした場合、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるように形成されていることを特徴とする。これにより、可撓性シートを引っ張って進退移動させても、可撓性シートのトナー通過孔の周縁が第1開口部の周縁に引っかかってしまうという事態の発生を抑制でき、可撓性シートを円滑に移動させることが可能になる。
〔トナー搬送装置の構成〕
本発明の実施の一形態に係るトナー搬送装置(トナー搬送ユニット)について図1〜図5、図10を用いて以下詳細に説明する。
図1および図2は、本実施形態のトナー搬送装置1の内部を示す模式図である。図3(a)および図3(b)は、トナー搬送装置1の開口部2bとフレキシブルシート3との位置関係を説明するための説明図である。図4は、トナー搬送装置1の外観を示す斜視図である。図5は、トナー搬送装置1を分解した様子を示す図である。
図1、図4、図5に示すように、トナー搬送装置1は、外形が四角柱状のトナー搬送パイプ2と、フレキシブルシート(可撓性シート)3と、レバー4と、牽引部5と、押圧ガイド部材6とを有している。なお、図4および図5では、トナー搬送パイプ2の外観を明確に示すために、フレキシブルシート3を省略して図示している。
トナー搬送パイプ2は、一方の端部に形成されている開口部2a(第2開口部)と他方の端部に形成されている開口部2b(第1開口部)とを連通する管であって、開口部2aから開口部2bへ向かう方向が鉛直方向となるトナー搬送路である。つまり、開口部2aから供給されたトナーは自由落下によって開口部2bから放出されるようになっている。
なお、トナー搬送パイプ2は外形が四角柱状であることから外壁面(側面)を四つ有していることになるが、図1に示すように、牽引部5が形成されている外壁面を「外壁面2c」とし、外壁面2cと平行な関係にある外壁面を「外壁面2d」とする。
フレキシブルシート3は、図3(a)および図3(b)に示すように、開口部2bを塞ぐためのシール領域3aと、開口部2bを開放してトナー搬送パイプ2内のトナーを開口部2bから外部へ放出するためのトナー通過孔3bとが形成されている長尺状のシートである。そして、フレキシブルシート3は、図1および図2に示されるように、シートの一方の端部3cが外壁面2dに面し、シートの他方の端部3dが外壁面2cに面し、シートの中央部がトナー搬送パイプ2の開口部2bに面するように配置される。
フレキシブルシート3は、柔軟性の有る材質からなるシートであれば特に材質に制限はないが、本実施形態では、フッ素樹脂(たとえばテフロン(登録商標))からなるシートがフレキシブルシート3として使用される。
レバー(シート移動機構)4は、図4および図5に示すように、支持軸10を中心に回転可能にトナー搬送装置1に取り付けられるL字状のレバーである。また、図1および図2に示すように、レバー4の一方の端部4aが外壁面2d側に配され、レバー4の他方の端部4bが外壁面2c側に配されるように、レバー4はトナー搬送パイプ2に嵌めこまれる。
さらに、レバー4の端部4aにはフレキシブルシート3の端部3cが固定具8によって固定されている。そして、図1および図2に示すように、レバー4の端部4bを外壁面2cに近づけるようにレバー4に外力を与えると(図1のZ方向の外力を与えると)、外壁面2d側において、レバー4の端部4aが鉛直方向と逆方向に引き上げられる。これに伴い、外壁面2d側においては、フレキシブルシート3が鉛直方向とは逆方向に移動し、開口部2b側においては、フレキシブルシート3が外壁面2cから外壁面2dへ向かう方向に移動し、外壁面2c側においては、フレキシブルシート3が鉛直方向に移動する。
牽引部(シート移動機構)5は、図1に示すように、固定具5aとバネ部材(シート移動機構,弾性部材)5bとフック5cとを有する。牽引部5において、バネ部材5bの一方の端部はフック5cに架けられ、バネ部材5bの他方の端部は固定具5aによってフレキシブルシート3の端部3dに固定されている。そして、バネ部材5bは、鉛直方向とは逆方向にフレキシブルシート3を牽引するように復元力を発生する。それゆえ、図1および図2に示すように、レバー4に与えられているZ方向の外力を弱めると、外壁面2c側においては、フレキシブルシート3が鉛直方向とは逆方向に牽引され(移動し)、開口部2b側においては、フレキシブルシート3が外壁面2dから外壁面2cへ向かう方向に移動し、外壁面2d側においては、フレキシブルシート3が鉛直方向に移動する。なお、図1は、バネ部材5bが復元した状態を示しており、図2は、バネ部材5bが伸びている状態を示している。
押圧ガイド部材6は、フレキシブルシート3を挟んでトナー搬送パイプ2と対向するようにトナー搬送パイプ2の端部に嵌められている。また、図1および図5に示すように、押圧ガイド部材6には開口部2bと略同一面積の開口部6aが形成されており、開口部2bと開口部6aとがフレキシブルシート3を挟んで対向するように、押圧ガイド部材6がトナー搬送パイプ2に嵌められている。これにより、フレキシブルシート3は、開口部2bの周縁において、押圧ガイド部材6とトナー搬送パイプ2とに挟まれつつスライド移動可能になっている。
また、図1に示すように、トナー搬送パイプ2の開口部2bとトナー搬送パイプ2の外壁面2c・2dとの間は曲面状になっており(アール状になっている)、これにより、フレキシブルシート3は滑らかに移動できるようになっている。
さらに、図1に示すように、押圧ガイド部材6とトナー搬送パイプ2との間にはモルトプレーン12が配されており、このモルトプレーン(ポリウレタン,緩衝材)12によってフレキシブルシート3の移動時の摩擦を低減するようにしている。なお、図1の構成では、モルトプレーン12は押圧ガイド部材6の内側面(トナー搬送パイプ2側の面)に両面テープで貼り付けられているが、押圧ガイド部材6の内側面ではなく、トナー搬送パイプ2の開口部2bの周縁に貼り付けられてもよい。
以上にて説明したトナー搬送装置1において、バネ部材5bが復元している状態では、図1および図3(a)に示されるように、フレキシブルシート3のトナー通過孔3bが外壁面2cに面し、フレキシブルシート3のシール領域3aが開口部2bに面している。つまり、バネ部材5bが復元している状態では、開口部2bはシール領域3aによって塞がれており、トナー搬送パイプ2内のトナーが開口部2bから外部に向けて漏れることはない。
そして、図1の状態においてレバー4の端部4bに対してZ方向への外力を与えると、レバー4の端部4aがフレキシブルシート3を鉛直方向と逆向きに引き上げる。これにより、外壁面2d側においてはフレキシブルシート3が鉛直方向とは逆方向にスライドし、開口部2b側においてはフレキシブルシート3が外壁面2cから外壁面2dへ向かう方向にスライドし、外壁面2c側においてはフレキシブルシート3が鉛直方向にスライドする。その結果、図2および図3(b)に示されるように、フレキシブルシート3のシール領域3aは外壁面2dに面する位置へ移動し、フレキシブルシート3のトナー通過孔3bが開口部2bに面する位置へ移動する。これにより、トナー搬送パイプ2の開口部2bは外部に向けて開放され、トナー搬送パイプ2内のトナーを外部へ放出できるようになる。
さらに、図2の状態においてレバー4の端部4bに対して与えられているZ方向の外力を弱めると、バネ部材5bが復元する(図1の状態に戻る)。このとき、外壁面2c側においてフレキシブルシート3が鉛直方向とは逆方向にスライドし、開口部2b側においてフレキシブルシート3が外壁面2dから外壁面2cへ向かう方向にスライドし、外壁面2d側においてフレキシブルシート3が鉛直方向にスライドする。その結果、図1および図3(a)に示されるように、フレキシブルシート3のシール領域3aは開口部2bに面する位置へ移動し、フレキシブルシート3のトナー通過孔3bは外壁面2cに面する位置へ移動する。これにより、フレキシブルシート3のシール領域3aによって開口部2bが塞がれ、トナー搬送パイプ2内のトナーが開口部2bから外部に向けて漏れることはない。
つまり、本実施形態のトナー搬送装置1は、トナーを通す開口部(第1開口部)2bが形成されているトナー搬送パイプ2と、一部の領域にトナー通過孔3bが形成されており且つ定まった経路において進退移動するフレキシブルシート(可撓性シート)3と、フレキシブルシート3を引っ張って前記進退移動させるシート移動機構(レバー4および牽引部5)とを有する構成である。
このような本実施形態のトナー搬送装置1によれば、シート移動機構がフレキシブルシート3を進退移動させることによって、図3に示すように、フレキシブルシート3におけるトナー通過孔3bの非形成領域(シール領域3a)を開口部2bに重ならせて開口部2bを塞ぐ第1状態とトナー通過孔3bを開口部2bに重ならせて開口部2bを開放する第2状態とを切り替えることが可能になる。
さらに、本実施形態のトナー搬送装置1では、トナー搬送パイプ2の開口部2bのシャッタとして変形自在のフレキシブルシート3を用いることから、シャッタの逃げ場(格納スペース)を自由にレイアウトすることができる。それゆえ、トナー搬送装置1を小型化でき、トナー搬送装置1を装着する画像形成装置の省スペース化を図ることができる。また、フレキシブルシート3は柔軟な素材からなるため、トナー搬送パイプ2の開口部2bの周縁にフレキシブルシート3を密着させることが可能であり、すきまからのトナー漏れを防ぐことができる。
また、トナー通過孔3bは、図10(a)に示すように、フレキシブルシート3の進退移動の方向との直交方向に向けて3つの区域が並ぶようにトナー通過孔3bを3つの区域に分割し、前記直交方向における一方の端部側の区域を第1区域とし、前記直交方向における他方の端部側の区域を第2区域とし、第1区域と第2区域との間の区域を第3区域とした場合、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるように形成されている。なお、フレキシブルシート3の進退移動の方向とは、図1〜図3、図10に示される第1移動方向および第2移動方向である。
図10(a)のように、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるようにトナー通過孔3bが形成されていると、フレキシブルシート3に対して前記進退方向に移動させるための引っ張り力を与えても、トナー通過孔3bの周縁に撓みが生じることを抑制できる。それゆえ、フレキシブルシート3を引っ張って前記進退移動させても、トナー通過孔3bの周縁が開口部2bの周縁に引っかかってしまうという事態の発生を抑制でき、フレキシブルシート3を円滑に移動させることが可能になる。
なお、本実施形態では、トナー通過孔3bは、図10(a)に示すように、第1頂点aと第2頂点bとを結ぶ第1辺と、第2頂点bと第3頂点cとを結ぶ第2辺と、第3頂点cと第4頂点dとを結ぶ第3辺と、第4頂点dと第5頂点eとを結ぶ第4辺と、第5頂点eと第6頂点fとを結ぶ第5辺と、第6頂点fと第1頂点aとを結ぶ第6辺と有し、第1辺が第1区域に属し、第4辺が第2区域に属し、第3頂点と第6頂点とを結ぶ対角線が第3区域に属し、第1辺と第4辺と前記対角線とが前記進退移動の方向に平行であり、前記対角線が第1辺および第4辺よりも前記進退方向に延びている六角形になっている。つまり、図10(a)のトナー通過孔3bは、鈍角の2つの頂点(第3頂点cと第6頂点f)がフレキシブルシート3の進退移動の方向(第1移動方向,第2移動方向)に向いている多角形になっている。
但し、トナー通過孔3bの形状は図10(a)のような六角形状に限定されるものではなく、例えば、図10(b)に示されるように、フレキシブルシート3の進退移動の方向と平行な長軸と前記直交方向と平行な短軸とを有する楕円のトナー通過孔3gであってもよいし、図10(c)に示されるように、前記進退移動の方向に平行な対角線と前記直交方向に平行な対角線とを有するひし形のトナー通過孔3hであってもよい。要は、第3区域が第1区域および第2区域よりもフレキシブルシート3の進退移動の方向に拡がるようにトナー通過孔3bの形状が定められていればよいのである。
なお、本実施の形態では、フレキシブルシート3としてフッ素樹脂が用いられている。ここで、フッ素樹脂を用いる利点としては、(a)フッ素樹脂は摩擦抵抗が低く、フレキシブルシート3とトナー搬送パイプ2あるいは押圧ガイド部材6との間の摩擦抵抗を下げられるため、フレキシブルシート3を円滑にスライドさせることが可能になる事、(b)フッ素樹脂は表面エネルギーが低いため、フレキシブルシート3にトナー成分が融着しにくくなり、フレキシブルシート3を円滑にスライドさせることが可能になる事、が挙げられる。
また、フッ素樹脂ではなく、PET(ポリエチレンテレフタレート)をフレキシブルシート3としても構わない。PETを用いる利点としてはフレキシブルシート3の耐久性を向上させられる事が挙げられる。但し、フレキシブルシート3として最も理想的なシートは、PETからなる基材の外面にフッ素樹脂を塗布または貼り付けてなるシートである。このようなシートであれば、フッ素樹脂を用いる事の利点(フレキシブルシート3のスライドの高円滑性)とPETを用いる事の利点(高耐久性)とを兼ね備えているからである。
さらに、本実施の形態のトナー搬送装置1によれば、フレキシブルシート3を第1移動方向または第2移動方向(進退移動の方向)に案内する案内経路が設定されていることになるが、この案内経路においてフレキシブルシート3を案内する壁面の一部(押圧ガイド部材6の内側面)にはモルトプレーン12が設けられていることになる。これにより、フレキシブルシート3に作用する摩擦抵抗を低減でき、フレキシブルシート3の移動をより一層円滑に行うことが可能になる。
また、本実施形態のトナー搬送装置1によれば、前記案内経路においてフレキシブルシート3を案内する壁面にはトナー搬送パイプ2の外壁面2c・2dが含まれているが、図1に示すように、外壁面2c・2dには突起部11が形成されている。これにより、外壁面2c・2dとフレキシブルシート3との接触面積を減少させることができ、外壁面2c・2dとフレキシブルシート3との間に発生する摩擦を低減させることができる。
さらに、本実施形態によれば、図1に示すように、フレキシブルシート3を進退移動させるためのシート移動機構は、フレキシブルシート3を第1移動方向に引っ張るバネ部材5bを含む牽引部5と、外力を受けてフレキシブルシート3を第2移動方向(第1移動方向と逆方向)に引っ張るレバー4とを有する構成である。この構成によれば、図1および図2に示すように、レバー4に与える外力を強めるとフレキシブルシート3を第2移動方向に移動させることができ、レバー4に対して与える外力を弱めるとバネ部材5bの引っ張り力によってフレキシブルシート3を第1移動方向に移動させることができる。つまり、前記構成によれば、レバー4とバネ部材5bという簡易な部材だけでフレキシブルシート3を進退移動させることができ、フレキシブルシート3を進退移動させるための複雑な駆動機構を備える必要がなく、トナー搬送装置1の小型化に資することが可能になる。
〔画像形成装置の構成〕
以下では、図1〜図5に示したトナー搬送装置1を備える本実施形態の画像形成装置について説明する。図6は、本実施形態の画像形成装置20の内部構成を示した模式図であり、図7は、画像形成装置20の外観を示す斜視図である。
図7に示されるように、画像形成装置20は、コンパクト設計のプリンタであり、装置の上面部分に排紙トレー21が設けられている構成である。また、図6に示されるように、画像形成装置20は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)の4色トナーを組み合わせたフルカラー画像を形成可能であり、各色の感光体ユニットがCMYKの順に配置され、現像された各色のトナー像を中間転写ベルトに順次転写していくタンデム型の中間転写方式を採用している。
画像形成装置20は、補給用のトナーを貯蔵するトナーカートリッジ25と、感光体表面の静電潜像を現像する現像装置(現像ユニット)26と、トナーカートリッジ25から現像装置26へトナーを補給するためのトナー搬送装置1と、感光体を有する感光ユニット27と、各色トナーのトナー像を一時的に積層して転写するための中間転写ベルト28と、記録用紙を収納する給紙カセット22と、給紙カセット22から給紙される記録用紙に対して中間転写ベルト28上の積層トナー像を転写する転写ユニット29と、転写されたトナー像を記録用紙に定着させる定着ユニット30とを備える。
つまり、図1〜図5に示されるトナー搬送装置1は、トナーカートリッジ25と現像装置26との間に配置される。より具体的に説明すると、図8に示されるように、トナーカートリッジ25、トナー搬送装置1、現像装置26が上から下に向けてこの順序で配置され、押圧ガイド部材6の開口部6aの周縁が現像装置26のトナー補給口26aの周縁に接続し、トナー搬送装置1の開口部2aの周縁がトナーカートリッジ25のトナー供給口25aの周縁に接続している。
これにより、トナーカートリッジ25の内部とトナー搬送パイプ2の内部とはトナー搬送パイプ2の上端部の開口部2a(第2開口部)を挟んで連通しており、現像装置26の内部とトナー搬送パイプ2の内部とはトナー搬送パイプ2の下端部の開口部2b(第1開口部)を挟んで連通することになる。それゆえ、トナーカートリッジ25のトナーは、開口部2aからトナー搬送パイプ2の内部に落下し、トナー搬送パイプ2の内部から開口部2b・6aを経由して現像装置26に落下する。
また、画像形成装置20において現像装置26は交換可能な部材であり、図9に示されるように、現像装置支持台20aの上面において現像装置26をスライドさせることによって現像装置26を画像形成装置20から取り外すことができる。
ここで、図9に示すように、現像装置26が画像形成装置20から取り外されている場合、トナー搬送装置1においては、レバー4の端部4bに対して外力が与えられておらず、バネ部材5bが復元している状態である。それゆえ、現像装置26が画像形成装置20から取り外されている場合、トナー搬送パイプ2の開口部2bは塞がれており、トナーカートリッジ25のトナーがトナー搬送パイプ2の開口部2bから漏れることはない。
これに対し、現像装置26が画像形成装置20に装着されると、図8に示されるように、現像装置26の外壁がレバー4の端部4bに当接して、端部4bに対してZ方向の外力が与えられるようになっている。これにより、現像装置26が画像形成装置20に装着された場合、トナー搬送パイプ2の開口部2bは開放され、トナーカートリッジ25のトナーがトナー搬送パイプ2を経由して現像装置26に落下するようになっている。
なお、図8、図9には示されていないが、トナーカートリッジ25のトナー供給口25aの開閉を切り替えるシャッタが設けられており、トナーカートリッジ25または現像装置26が画像形成装置20から取り外される場合はシャッタによってトナー供給口25aは塞がれ、トナーカートリッジ25または現像装置26が画像形成装置20に装着されるとシャッタが移動してトナー供給口25aは開放されるようになっている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のトナー搬送装置は電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
本実施形態のトナー搬送装置の内部を示す図であり、トナー搬送パイプの開口部がフレキシブルシートによって閉鎖されている様子を示した模式図である。 本実施形態のトナー搬送装置の内部を示す図であり、トナー搬送パイプの開口部が開放されている様子を示した模式図である。 (a)は、トナー搬送パイプの開口部が閉鎖されている状態においての当該開口部とフレキシブルシートとの位置関係を説明するための説明図であり、(b)は、トナー搬送パイプの開口部が開放されている状態においての当該開口部とフレキシブルシートとの位置関係を説明するための説明図である。 図1および図2のトナー搬送装置の外観を示した斜視図である。 図4のトナー搬送装置の分解図である。 本実施形態の画像形成装置の内部構成を示す模式図である。 図6に示す画像形成装置の外観を示した斜視図である。 図6に示される画像形成装置において現像装置が嵌めこまれた様子を示した模式図である。 図6に示した画像形成装置において現像装置が取り外された様子を示した模式図である。 (a)は、図1に示されるフレキシブルシートに形成されるトナー通過孔を示した説明図であり、(b)は、トナー通過孔の第1の変形例を示した説明図であり、(c)は、トナー通過孔の第2の変形例を示した説明図である。 (a)は従来の可撓性シートを示した図であり、(b)は(a)に示す可撓性シートをAA線で切断した場合の断面を示す図である。 (a)は図11の可撓性シートが撓んだ場合の形態を示した図であり、(b)は(a)に示す可撓性シートをAA線で切断した場合の断面を示す図である。
符号の説明
1 トナー搬送装置
2 トナー搬送パイプ
2a 開口部(第2開口部)
2b 開口部(第1開口部)
3 フレキシブルシート(可撓性シート)
3b トナー通過孔
3g トナー通過孔
3h トナー通過孔
4 レバー(シート移動機構)
5 牽引部(シート移動機構)
5b バネ部材(シート移動機構,弾性部材)
11 突起部
12 モルトプレーン
20 画像形成装置
25 トナーカートリッジ
26 現像装置
a 第1頂点
b 第2頂点
c 第3頂点
d 第4頂点
e 第5頂点
f 第6頂点

Claims (9)

  1. トナーを通す第1開口部が形成されているトナー搬送パイプと、
    一部の領域にトナー通過孔が形成されており且つ定まった経路において進退移動する可撓性シートと、
    前記可撓性シートを引っ張って前記進退移動させることによって、前記可撓性シートにおけるトナー通過孔の非形成領域を第1開口部に重ならせて第1開口部を塞ぐ第1状態と前記トナー通過孔を第1開口部に重ならせて第1開口部を開放する第2状態とを切り替えるシート移動機構とを有するトナー搬送装置であって、
    前記トナー通過孔は、前記進退移動の方向との直交方向に向けて3つの区域が並ぶように前記トナー通過孔を3つの区域に分割し、前記直交方向における一方の端部側の区域を第1区域とし、前記直交方向における他方の端部側の区域を第2区域とし、第1区域と第2区域との間の区域を第3区域とした場合、第3区域が第1区域および第2区域よりも前記進退移動の方向に拡がるように形成されていることを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記トナー通過孔は、
    第1頂点と第2頂点とを結ぶ第1辺と、第2頂点と第3頂点とを結ぶ第2辺と、第3頂点と第4頂点とを結ぶ第3辺と、第4頂点と第5頂点とを結ぶ第4辺と、第5頂点と第6頂点とを結ぶ第5辺と、第6頂点と第1頂点とを結ぶ第6辺と有し、
    第1辺が第1区域に属し、第4辺が第2区域に属し、第3頂点と第6頂点とを結ぶ対角線が第3区域に属し、
    第1辺と第4辺と前記対角線とが前記進退移動の方向に平行であり、前記対角線が第1辺および第4辺よりも前記進退方向に延びている六角形であることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記可撓性シートはフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー搬送装置。
  4. 前記可撓性シートはポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー搬送装置。
  5. 前記可撓性シートは、ポリエチレンテレフタレートからなる基材の外面に対してフッ素樹脂を付着させたシートであることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー搬送装置。
  6. 前記可撓性シートを前記進退移動の方向に案内する案内経路が設定されており、前記案内経路において前記可撓性シートを案内する壁面にはモルトプレーンが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  7. 前記可撓性シートを前記進退移動の方向に案内する案内経路が設定されており、前記案内経路において前記可撓性シートを案内する壁面には前記トナー搬送パイプの外壁面が含まれ、前記外壁面には突起部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  8. 前記進退移動の方向は、第1移動方向と、第1移動方向とは逆方向の第2移動方向とであり、
    前記シート移動機構は、前記可撓性シートを第1移動方向に引っ張る弾性部材と、外力を受けて前記可撓性シートを第2移動方向に引っ張るレバー部材とを有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のトナー搬送装置と現像装置とトナーカートリッジとを備えた電子写真方式の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジ、前記トナー搬送装置、前記現像装置が、上から下に向けてこの順序で配置されており、
    前記トナー搬送パイプには、下端部に前記第1開口部が形成されている他、上端部に第2開口部が形成されており、
    前記トナーカートリッジの内部と前記トナー搬送パイプの内部とは第2開口部を挟んで連通しており、前記現像装置の内部と前記トナー搬送パイプの内部とは第1開口部を挟んで連通していることを特徴とする画像形成装置。
JP2007299697A 2007-11-19 2007-11-19 トナー搬送装置、画像形成装置 Active JP4440298B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299697A JP4440298B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 トナー搬送装置、画像形成装置
US12/266,971 US8078087B2 (en) 2007-11-19 2008-11-07 Toner carrying device and image forming apparatus
CN200810181231.1A CN101441425B (zh) 2007-11-19 2008-11-18 调色剂传送装置、图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299697A JP4440298B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 トナー搬送装置、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009128380A JP2009128380A (ja) 2009-06-11
JP4440298B2 true JP4440298B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=40642103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007299697A Active JP4440298B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 トナー搬送装置、画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8078087B2 (ja)
JP (1) JP4440298B2 (ja)
CN (1) CN101441425B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5527018B2 (ja) * 2009-09-04 2014-06-18 株式会社リコー トナー容器及び画像形成装置
JP6066281B2 (ja) * 2012-12-04 2017-01-25 株式会社リコー 粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5836289B2 (ja) * 2013-02-01 2015-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー補給装置及び画像形成装置
KR20150098421A (ko) 2014-02-20 2015-08-28 삼성전자주식회사 카트리지 유닛 및 이를 구비하는 전자사진방식 화상형성장치
JP6866745B2 (ja) * 2017-04-19 2021-04-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤搬送機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置
JP7414596B2 (ja) * 2020-03-12 2024-01-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5030998A (en) * 1989-05-31 1991-07-09 Mita Industrial Co., Ltd. Toner cartridge having easily removable toner supply opening seal member
JP2565575B2 (ja) * 1989-12-08 1996-12-18 三田工業株式会社 トナーカートリッジ
JP3320300B2 (ja) 1996-02-20 2002-09-03 キヤノン株式会社 現像剤補給容器
JPH11143202A (ja) 1997-11-14 1999-05-28 Canon Inc トナー供給容器
JP4054521B2 (ja) * 1999-11-29 2008-02-27 キヤノン株式会社 現像剤補給カートリッジ及び現像剤補給システム
KR100621404B1 (ko) * 2004-09-23 2006-09-19 삼성전자주식회사 현상카트리지 및 습식 화상형성장치
JP4824980B2 (ja) * 2005-09-12 2011-11-30 シャープ株式会社 現像装置および画像形成装置
JP2007279532A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Murata Mach Ltd 画像形成装置
KR101347158B1 (ko) * 2007-01-29 2014-01-03 삼성전자주식회사 유로 개폐장치를 구비한 화상형성장치
JP5595642B2 (ja) * 2008-04-18 2014-09-24 シャープ株式会社 トナー搬送装置、画像形成装置
JP2010054755A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Sharp Corp トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101441425A (zh) 2009-05-27
US8078087B2 (en) 2011-12-13
CN101441425B (zh) 2011-07-27
JP2009128380A (ja) 2009-06-11
US20090129824A1 (en) 2009-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4437476B2 (ja) トナー補給装置、画像形成装置及びトナー補給方法
US7561835B2 (en) Developing device, and image forming apparatus and process cartridge using the developing device
US8953974B2 (en) Image forming apparatus
JP4208905B2 (ja) 画像形成装置
JP4440298B2 (ja) トナー搬送装置、画像形成装置
JP5205422B2 (ja) トナーカートリッジおよびこれを用いる画像形成装置
US9436125B2 (en) Powder container and image forming apparatus incorporating same
JP4679360B2 (ja) トナー補給装置およびこれを用いた現像装置
JP2008129288A (ja) トナー搬送装置および画像形成装置
JP5932304B2 (ja) カートリッジおよび画像形成装置
JP5595642B2 (ja) トナー搬送装置、画像形成装置
JP4244217B2 (ja) 現像装置、トナーカートリッジ、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2010054755A (ja) トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5412475B2 (ja) トナー排出装置、トナーカートリッジおよび画像形成装置
JP2011158509A (ja) トナー補給装置
JP4647382B2 (ja) 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2010072275A (ja) トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5331741B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを備えた画像形成装置
JP4897292B2 (ja) トナー補給装置およびこれを用いた現像装置
JP2006268013A (ja) 現像装置
JP4230472B2 (ja) 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP6406980B2 (ja) 現像装置およびプロセスカートリッジ
JP4926693B2 (ja) 現像装置、現像ユニット、画像形成装置
JP4344774B2 (ja) 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2012073386A (ja) 現像剤搬送装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4440298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3